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anubis369
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インフラエンジニア勉強会
あなたは誰?
● 特別な肩書きはない● 俗にいう”炎上火消しエンジニア”● インフラ系、ヘルプデスク系、社内SEが専門● @ITでコラム書いてます。
〜101回死んだエンジニア〜
実は今回、何話そうかネタに困っていた。
勉強会のネタに困った理由。
● 何か、みんな凄そうなこと話しそうだ。● とりあえず、凄そうな話になりそうだ。● インフラエンジニアだから凄い話しそうだ。● 焼きそばに夢中で考えてなかった。
ネタに迷っている最中、ぼくはあるブログに出会った。
そこに仁義はあるのか(仮)
http://syobochim.hatenablog.com/entry/2015/09/03/214050
このブログの記事の反響が、とてもよいのだ。
このブログに何が書いてあったか
● 誰でも知ってそうな開発環境の構築方法● 分かりやすい図解● 単純な技術の組み合わせ
そうか。高度な技術をやればいってもんじゃないんだ!
そんなことで今日は、シンプルな話をしようと思う。
とりあえず、ご静聴願う。
焼きそばかと思った?残念 ! さやかちゃんでした!!
アジェンダ
● インフラエンジニアとは何か● インフラエンジニアのスキルを差別化する● インフラエンジニアとしての力を鍛える
インフラエンジニアとは何か
とりあえず、開発やってる人と比べてみる
開発やってる人に求められるもの● コードの読みやすさ、可読性。● 何も無い所から書いていく。● 構造化によるメンテナンス性の向上。
対するインフラエンジニア● コードとか書かない。● ソフトや機材ありきが前提。● 元から構造化された製品をどうするか考える。
同じエンジニアでも全然違う。
● 開発のエンジニア→ ソフトを作るのが仕事
● インフラエンジニア→ ソフトをうまく使うのが仕事
同じやり方でスキルアップ目指してないだろか?
インフラエンジニアの動き方を考える
● 選ぶのは言語でなく機材とミドルウェア。● 成果物はコードじゃない。決断だ!● 準備は一週間、手を動かすのは10分。
インフラエンジニアには、インフラエンジニアとしての
やり方がある!
そんなことで、インフラエンジニアとしての
やり方を考えてみたい。
インフラエンジニアのスキルを差別化する
まず、前提になるスキル
● 情報の収集● 情報の整理● 状況の把握
→ ここまでは開発系と共通するスキル。→ むしろ、技術よりこちらの方が大事かも。
行動の分岐点
目的を明確にした後のアプローチが、インフラエンジニアと開発エンジニアでは大きく違う。
目的に対するアプローチ
● 開発系のエンジニア→ 課題に対して新しいものを作っていく
● インフラエンジニア→ 課題に対して手段を絞っていく
なぜ、インフラエンジニアは絞りなのか
● 導入できるソリューションに制約がある。● ソリューションにも操作の制約がある。● 方法の組み合わせで問題を解決する。
インフラエンジニアのアプローチは、チェスの手筋に似ている!
チェスで例えてみる
● 導入できるソリューションに制約がある。→ 盤上のフィールドは8×8のフィールド。
● ソリューションにも操作の制約がある。→ 各、駒の動きは決められている。
● 方法の組み合わせで問題を解決する。→ 定石や戦略の組み合わせで勝負する。
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インフラエンジニア 開発系エンジニア
同じエンジニアでもこのくらいの差が
あるんじゃないだろうか。
課題にチェックメイトをかける。それがインフラエンジニアの仕事だ!
インフラエンジニアとしての力を鍛える
具体的に何すりゃえの?
1.マニュアルをよく読む。2.実際にソフトを操作する。3.自分のやった操作を記録する。
→ 読む、やる、書くの三拍子が大事!
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書くやる
読む
三つ揃って効果的!
マニュアルを読むポイント
● 何回も読む。● 書かれていないというのも重要な情報。● とにかく情報に慣れろ。
マニュアルは事実を元に書かれている。よく読むと、思考がブレにくくなる!
高度な知識欲しさに難しい専門書ばかり読むと、
マニュアルを読んで理解できない人が
専門書を読んで理解出来る道理など
無い!
操作する時のポイント
● とにかく繰り返す。● 初期状態への戻し方は確立しておく。● 結果が怪しくなったら最初からやり直す。● 画面はよく見る。(たまにヒントが書いてある)
同じ操作で、常に同じ結果が出るようになるまで操作し続ける。
慣れは最大の武器だ!
自分のやった操作を記録する
● 操作開始時の状態を記録する。● 規則的に記録する。● 条件分岐は書かない。
インフラエンジニアの成果物は構築した環境ではなく記録だ!
記録を取らなければ、インフラエンジニアに何も残らない。
焼きそば!
インフラエンジニアならこれを心掛けよう
● 定石を知る。● いつも同じ操作ができて、
いつも同じ結果が出るようにする。● 自分の手持ちの手段を見直す。● 手段をリストアップできるようになる。
これらを実現する手段はまだまだ未着手だ!
結論。インフラエンジニアの仕事には、
体系的に整理できる余地は十分にあるのではないだろうか?
ご静聴ありがとうございました。