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sawada-makoto
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第 4 回 PHP のおさらいAlphabetBootCamp
PHP のおさらい
PHP とは
変数
配列
制御構文 (if, for, foreach) 関数
HTML の出力
PHP とは?
Web に特化したプログラミング言語
簡単な文法、豊富なドキュメント
Yahoo! を始めとして、楽天、 Wikipedia などでの実績!
PHP 製の CMS 「 WordPress 」だけで全サイトの 25% を占める
PHP のバージョン
昨年リリースされたバージョン 7.x を使用
いままでの 5.x より 2 倍早い!!
今後覚えるなら 7.x で!
変数とは
データを一時的に入れる箱→ 数値、文字列、オブジェクトでも格納できる
PHP は変数名の最初に $( ドル記号)が付くのが特徴
「箱」のイメージ
<?php// Yamada Taro という文字列を $name に格納する
$name = "Yamada Taro";echo $name; // OutputYamada Taro
配列とは
複数の値をまとめて扱うための仕組み0 から順番に番号が振られており、番号の指定でアクセスすることができる。
「配列」のイメージ
0 1 2 3 <?php// 昔は…
$array = array(1, 2, 3);// 5.4 以降なら
$array = [1, 2, 3];
連想配列とは
配列と同じく複数の値をまとめて扱う仕組み
連番だけでなく、文字列をキーとすることもできる。
「連想配列」のイメージ
A C D F <?php// 昔は…
$array = array(‘A’ => ‘TEST’, ‘C’ => ‘TEST2’);// 5.4 以降ならシンプルに書ける!
$array = [‘A’ => ‘TEST’, ‘C’ => ‘TEST2’];
プログラムの構造
プログラムの基本制御構造は3つしかない!
1. 順次 : 処理は上から順番に進む
2. 選択 : 条件によって分岐
3. 繰り返し : 処理を繰り返し実行
プログラムの制御 - 順次
プログラムは上から下に進む
PHP の場合、アクセスしたファイルの上から順番に実行される
PHP で echo を呼び出した部分とphp タグ (<?php~?>) で囲まれていない範囲がHTML に出力される
プログラムの制御 - 選択 (if)
プログラムは条件によって分岐することができる
→20 歳以上の場合お酒を買うことができるなど
ある特定の条件の場合、処理を分岐することができる
プログラムの制御 - 選択 (if ~ else)
<?php$age = 25;if ($age >= 20) { // 年齢が 20 歳以上の場合
echo " お酒を買うことができます ";} else { // 20 歳以下の場合
echo " お酒を買うことはできません ";}
if( 条件を満たす場合 ) と
else( 条件を満たさない )で表現する。
比較演算子
例 名前 結果$a == $b 等しい 型の相互変換をした後で $a が $b に等しい時に TRUE$a === $b 等しい $a が $b に等しく、および同じ型である場合に TRUE$a != $b 等しくない 型の相互変換をした後で $a が $b に等しくない場合に TRUE
$a <> $b 等しくない 型の相互変換をした後で $a が $b に等しくない場合に TRUE$a !== $b 等しくない $a が $b と等しくないか、同じ型でない場合に TRUE$a < $b より少ない $a が $b より少ない時に TRUE$a > $b より多い $a が $b より多い時に TRUE$a <= $b より少ないか等しい $a が $b より少ないか等しい時に TRUE$a >= $b より多いか等しい $a が $b より多いか等しい時に TRUE$a <=> $b 宇宙船 $a が $b より小さいときに負の値、 $b と等しいときに 0、
$b より大きいときに正の値。 PHP 7 以降で使用可能php.net 比較演算子より引用
論理演算子
例 名前 結果
$a and $b
論理積 $a および $b が共に TRUE の場合に TRUE
$a or $b 論理和 $a または $b のどちらかが TRUE の場合に TRUE$a xor $b 排他的論理和 $a または $b のどちらかが TRUE でかつ両方と
も TRUE でない場合に TRUE! $a 否定 $a が TRUE でない場合 TRUE$a && $b 論理積 $a および $b が共に TRUE の場合に TRUE$a || $b 論理和 $a または $b のどちらかが TRUE の場合に TRUE
php.net 論理演算子より引用
プログラムの制御 – 繰り返し (for)
条件を満たすまで、
処理を繰り返す。
<?phpfor ( 初期化式 ; 条件式 ; 増加式 ) { // 処理
}
// examplefor ($i = 0; $i < 10; $i++) { echo "{$i} 回目の処理 ";}
プログラムの制御 – 繰り返し (for)
対象の配列の要素数繰り返す。
for との違い
for は条件を記述する必要があるのに対して、 foreach は不要。
全ての要素に対して、処理を行うのであれば、 foreach にする。
<?php$array = [1, 2, 3, 4, 5];foreach ($array as $value) { echo $value;}
// output12345
その他の制御構文
switch while do~while
調べてみてね!
関数 (function)
関数とは ある特定の処理をひとまとめにして、再利用できるようにする。
また、ある処理に対して名前をつけることで抽象化できる。
利用する人はただ、呼び出せばいいというメリットも。
※ プログラミングにおける抽象化とは…
機械の世界から人間の世界の言葉・考え方に近づけること
機械の世界⇔人間の世界(メンタルモデル)
関数の種類
2つの種類がある
内部(ビルトイン)関数
→PHP インストール時点で予め使える関数
ユーザ定義関数
→ プログラムを組む人が作成する関数
関数の定義の方法
function から始まり、関数名と引数を記載する。
あとは関数を呼び出す。
何回呼び出しても大丈夫
<?php// 関数を定義
function h($str) { return htmlspecialchars($str,ENT_QUOTES, 'UTF-8');}
echo h(‘test’);echo h(‘test’);// Outputtesttest
HTML の出力
HTML の出力は echo を利用する
※ echo は関数ではないため、括弧が不要なことに注意
<?phpecho ‘ ここに文字列や数値を書くと画面に出力される!’ ;// 変数でも可!
$name = ‘山田 太郎’ ;echo $name;
参考
「 php.net 」URL: http://php.net/manual/ja/
おすすめポイント
PHP の公式サイト
関数の仕様などを調べる時に読む。
初心者でも読みやすいドキュメントが豊富なのが PHP のいいところの一つ!
おすすめサイト
「ドットインストール」
URL: http://dotinstall.com/lessons/basic_php_v2
おすすめポイント
プログラミングが学べる学習サイト一回あたり3分の動画
※ PHP編は全 30 回
おすすめ本 (?)
「詳細 ! PHP7 + MySQL 」
価格 : 3,218円 (Kindle版 : 966円 )※ Amazon の販売価格
おすすめポイント
PHP7 対応!