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Maori Ito 1

Cell salon vol5

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Maori Ito

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放射能ついた野菜は心配?

http://noukano-aojiru.com/

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放射線って何?

「波長が短い電磁波」及び「高速で動く粒子」のこと

放射線の種類

放射線にはアルファ(α)線、ベータ(β)線、ガンマ(γ)線などがあり、それぞれ物質を突き抜ける能力(透過力)が違う。

http://www.nirs.go.jp/rd/faq/radiology.shtml

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放射能 放射線を出す能力 (文例:この鉱石は「放射能」が高い)

放射線を出す元素及び物質 (文例:事故で「放射能」が漏れる)

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放射能をもつ核種。自然に放射線を放出して崩壊し、他の原子核に変わる原子核。

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http://www.nirs.go.jp/rd/faq/radiology.shtml6

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外部被曝は、X線やガンマー線のように透過力の強い放射線によって、体外にある線源からの照射を典型と考えている。アルファ線やベータ線は、特別に皮膚に接しているような事情がなければ、外部被曝としては通常は無視できる。

外部被曝は、生体に“一様”に“平均的”に照射されるような場合に適用される概念

内部被曝は、アルファ線やベータ線が、生体内のきわめて狭い範囲の細胞に集中的にヒットし続ける。

内部被曝はスポット的に効くので、それがガン化を誘発する可能性が高い。しかも、ある程度強い放射能の粒子であればその細胞を殺してしまうのだが(ガン化さえなされない)、非常に弱い放射能を持つ場合に細胞の遺伝子を損傷するが細胞を殺さないというガン化に都合のいい状態が出現する。その細胞が増殖する機会があれば、ガンが発現する。

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http://www.ne.jp/asahi/kibono/sumika/kibo/note/na

ibuhibaku/naibuhibaku7.htm

①放射性クリプトン、放射性キセノン

②ヨウ素131

③セシウム137

(④プルトニウム239)

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物質自体の化学毒性と,内部被曝をした場合のアルファ線被曝の二つの危険性がある。

プルトニウムを嚥下し消化管に入った場合、そのおよそ0.05%程度が吸収され、残りは排泄。

吸収された微量のプルトニウムは骨と肝臓にほぼ半々の割合で蓄積され、体外へは排出されにくい。

生物学的半減期はウランやラジウムと比べても非常に長く、骨と肝臓でそれぞれ20年と50年

最も有害な取り込み経路は、空気中に粒子状になったプルトニウムの吸入である。気道から吸入された微粒子は、大部分が気道の粘液によって食道へ送り出されるが、残り(4分の1程度)が肺に沈着する。沈着した粒子は肺に留まるか、胸のリンパ節に取り込まれるか、あるいは血管を経由して骨と肝臓に沈着→発がん性の増加

プルトニウム239は原発事故ではあまり遠方には放出されず、大部分は事故原発の敷地周辺にとどまると思われる

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半減期は約8日で,ベータ線およびガンマ線を放出

チェルノブイリ原子力発電所の事故では、核分裂生成物の131I (放射性同位体) が多量に放出されたが、これが甲状腺に蓄積したため、住民に甲状腺ガンが多発した。

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半減期30.07年の放射性同位体

体内に入ると血液の流れに乗って腸や肝臓にガンマ線を放射し、カリウムと置き換わって筋肉に蓄積したのち、腎臓を経て体外に排出される。セシウム137は、体内に取り込まれてから体外に排出されるまでの100日から200日にわたってガンマ線を放射

きのこと魚で濃縮されるらしい。

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放射線防護上関心のあるのは、一点に於ける吸収線量でなく組織・臓器にわたって平均し、線量について加重した吸収線量である。(2.2.2 等価線量)

http://www.ne.jp/asahi/kibono/sumika/kibo/note/naibuhibak

u/naibuhibaku7.htm

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放射線の被曝は,人体に悪影響をおよぼす可能性

細胞のDNAなど,重要な生体分子を傷つけることがある

間接的な影響の方が一般的には大きいという。放射線が水分子を分解し,「活性酸素」を生じさせ,この活性酸素が生体分子を傷つける。

とくに放射線の影響を受けやすいのは,活発に分裂する細胞である。がん細胞は活発に分裂するので,正常細胞にくらべて放射線の影響を受けやすい。

http://blog.livedoor.jp/jazzim/archives/2728921.html

http://www.newtonpress.co.jp/newton/radiation/html/radiation.html14

研究者はデータありき。

今日本にあるデータは原爆の時のらしい。

組織ごとにデータを取る必要があるけど、あんまり頻繁にすると被験者のストレスになって良くないとのこと。

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プルトニウムを呼吸で取り込んだ場合、肺中でどのように挙動するかについては、モデルを決めて予測する以外にないが、国際放射線防護委員会が採用してきた呼吸器系モデルを例に示す。

分布割合(上段の括弧の中)と、半減期(下段)

http://www.rri.kyoto-

u.ac.jp/NSRG/kouen/Pu-risk.pdf

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何のための研究か。

何のために研究するのか。

知ることは本当に幸せなのか。

何のために生きるのか。

皆にとってのQOLって何?

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