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dashDBのモニタリング2015年10月
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本資料掲載事項は、ある特定の環境・使用状況においての正確性がIBMによって確認されていますが、すべての環境において同様の結果が得られる保証はありません。これらの技術を自身の環境に適用する際には、自己の責任において十分な検証と確認を実施いただくことをお奨めいたします。
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目次
dashDBコンソールからのモニタリング
ワークロードのモニタリング
機密オブジェクトのモニタリング
Data Server Manager(DSM)のご紹介
Data Server Manager(DSM)とは
DSMによるデータベースのモニタリング例
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dashDBコンソールからのモニタリング
Bluemix からアクセスできる dashDB Web コンソールを使用して、 dashDB のモニタリングを行うことができます。 ワークロードのモニタリング 機密オブジェクトのモニタリング
dashDBでは、データベース内の機密オブジェクト (クレジット・カード番号および米国社会保障番号) を検出およびモニターする、 IBM InfoSphere Guardium を使用したレポート機能を備えています。
参考: https://www.ng.bluemix.net/docs/services/dashDB/index.html#console-overview
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dashDBコンソールからのモニタリング - ワークロードのモニタリング (1)
1.dashDBのコンソールメニューから「Monitor」→「Worklods」をクリックします。
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dashDBコンソールからのモニタリング - ワークロードのモニタリング (2)
2.in-flight(未完了)のステートメントを表示させることができます。
※注:2015年10月時点では、上記機能の動作確認はできておりません。
後述するData Server Managerを使用すると、リアルタイム監視にて未完了ステートメントを表示できることが確認できています。
参考: https://developer.ibm.com/bluemix/2014/12/18/dashdb-now-open-business/
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dashDBコンソールからのモニタリング - センシティブデータのモニタリング (1)
1.dashDBのコンソールメニューから「Monitor」→「Sensitive Data」をクリックします。
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dashDBコンソールからのモニタリング -センシティブデータのモニタリング (2)
2.レポートタイプを選択する画面が開きます。
レポートはいずれも、Guardiumによって自動検出される、機密オブジェクト (クレジット・カード番号
および米国社会保障番号)データに対するアクセス履歴です。
dashDB側でレポート対象をカスタマイズするための画面は準備されていません。
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dashDBコンソールからのモニタリング -センシティブデータのモニタリング (3)
2.レポート対象の時刻範囲を指定します。日付はカレンダーから選択することも可能です。
選択可能な範囲は過去2週間
レポートは8時間おきにリフレッシュ
(直近の情報は表示されないことがある)
※注:2015年10月時点では、上記機能の動作確認はできておりません。
また、センシティブデータの検出ロジックやカスタマイズについて公開されている資料はありません。
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Data Server Manager(DSM)とは
Data Server Manager(DSM)は、リアルタイムでデータベースの監視を行える統一的なツールです。
DSM Enterprise Edition は、パフォーマンスおよびデータベース管理のための拡張機能を備えています。
DSM Base は、無料版の製品として提供され、基本的な管理機能を備えています。
ソフトウェア発表レター JP15-0123
簡単な導入
• 統合的なレポジトリ
• Fatクライアンは不要
Webコンソール
• 実環境に即した視点を提供
• ワークフローと分析のガイダンス
複数Optim製品の
機能をひとつに
• パフォーマンス監視
• SQLとワークロードのチューニング
• 構成管理
当資料では、DSMの機能を網羅的にご紹介するわけではありませんが、次ページ以降にdashDBのモニター例をご紹介します。
なおDSM V1.1ではdashDBの情報が正しく表示されなかったため、V1.1.1の使用をお勧めします。
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DSMのエンタープライズ・ダッシュボード
DSMを使用すると、対象データベースの性能情報が確認できます。 リアルタイム または ヒストリカルなパフォーマンス・オーバービュー
ヒストリカルなレポートにはレポジトリDBが必要 (Enterprise Editionのみ) 特定ビューへとドリルスルーが可能
現在の状況をグラフィカルに表示
Enterprise Editionでは過去情報も表示
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DSMのインストール
DSMをクライアントDBにインストールすると、WebベースのDSMコンソールが使用できるようになります。
インストールのStep3終了画面に表示されるURLにアクセスすると、DSMのコンソールが開きます。
導入は3ステップで完了
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Data Server Managerのコンソールメニューから
「セットアップ」→「データベース接続」をクリックし、データベース接続の情報を入力します。
DSMのモニター対象DB設定
テスト接続後、「OK」を押下すると追加されます
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dashDB MPP構成の場合、DPFデータを収集するよう設定する必要があります。
Data Server Managerのコンソールメニューから「セットアップ」→「モニター・プロファイル」をクリックし、dashDBを割り当てているプロファイルの情報を設定します。
DSMのモニタープロファイル設定
このチェックボックスをONに設定
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dashDBで実行中(未完了)、あるいは実行されたSQLを確認することが可能です。
1. Data Server Managerのコンソールメニューから「モニター」→「データベース」をクリックし、対象DB接続名を選択します。
DSMによるSQLの確認 (1)
2. 「ステートメント」→「未完了ステートメント」を選択すると、実行中のSQL情報が表示されます。
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3. 「ステートメント」→「実行されたステートメント」を選択すると、SQLの履歴が表示されます。
DSMによるSQLの確認 (2)
表示順の変更が可能
SQLをクリックすると構文を表示
SQLを選択した状態で左
上の「詳細表示」を選択すると、入出力や消費時間などの情報を表示
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「ストレージ」→「表のパフォーマンス」を選択すると、表ごとのサイズや、アクセス数等の情報が表示されます。
DSMによるストレージ利用状況の確認
表を選択した状態で「詳細の表示」を選択すると、入出力や消費時間などを表示
サイズを視覚的に表現し、アクセス頻度を色で示した図(クリックすると左側のレポート内の該当表がポイントされる)
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Enterprise EditionでリポジトリDBを構成した場合は、過去のパフォーマンス状況を表示できます。
データベースで収集できるメトリックには、リアルタイムのメトリックと履歴メトリックの2タイプがあり、履歴メトリックはリポジトリDBに保存されています。
モニター対象DBが選択されている状態で、「リアルタイム」と表示されている箇所のプルダウンメニューを使用すると、履歴メトリックに切り替えることが可能です。
DSMによる過去のパフォーマンス状況の確認 (Enterprise Editionのみ)
過去の応答時間やスループットなどの推移を表示
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