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IoT の社会応用への展望とその課題
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製造企業向けのソリューション
- 特に世界規模に展開されている企業さま –
品質と生産効率、予知保全
熟練技術者の継承問題
規模拡大による統一的な製造体制
検査ソリューションの革新
IoT, Big data 解析、 Deep learning による故障診断、予知保全ソリューション実現
製造業向け IoT とは
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ERP
MES
SCADA, PLC
生産現場
製造業
•製造業の階層は現場に近づくほどハードウェア要素が高くなる
•従来のIT化は上位層への取組が中心
•製造業の真のソリューションへの取り組みのために、装置メーカーさま、エンドユーザーさま、制御機器メーカーさまと連携したIoT 実現が期待される
製造業の生産現場を支えるシステムとは
IoT の活躍が期待される領域
ハー
ドウ
ェア
ソフ
トウ
ェア
IoT
多く
の生
産管
理ソ
リュ
ーシ
ョン
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実時間入力
センシングデバイ
ス大容量
データ
ビッグデータ解析
UIVR
機械学習 ( AI )
ディープラーニン
グAI
解析 価値創成 出力蓄積
生産地、統轄地をシームレスに結ぶネットワーク
国際的な IPv6 網、クラウドサービス網
画像処理による検査管理基盤
生産現場での余地保全に向けた機械学習基盤
生産現場の IoT 導入により生産の管理と問題発生の予測を実現
製造現場に導入可能な小型高性能スーパコンピュータ
生産品質を検知する
画像処理/画像認識熟練技術者の知恵を学ぶ機械学習
要素技術の相互関係
軽量で強固なIoT 向け
セキュリティ
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技術的課題 (ネットワーク)1. 多量の IP アドレスが必要→ IPv6 の導入と経路制御システムの導入
2. 多量のアクセスに耐える軽量強固なセキュリティ
従来の SSL 技術は鍵の処理を負荷分散できない(鍵穴は負荷分散装置(ロードバランサ)にある )
場所 人 物 とノード数が爆発的に拡大⇨ ⇨
場所 10 億
人 50 億
モノ 500 億
グローバル化パーソナル化
サーイバー化
IPv6 の課題
★IPv4 の置き換えではない!!★ → Web サービスは比較的延長線 ・ net 構築はすでに確立 ・ システムは課題を残している
→ IPv4 のように人手で管理する 範囲を超えている
場所 人 物 とノード数が爆発的に拡大⇨ ⇨
場所 10 億
人 50 億
モノ 500 億
グローバル化パーソナル化
サーイバー化
IoT セキュリティの課題
Secure Socket Layer (SSL) では多数アクセスに耐えられない
IoT に向いた軽量かつ強固なセキュリティ手段が必要
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• (かつての ) オンライン・システム– 通信は 1対 1 、接続先に集中– 能力はホストコンピュータに集中– 均一、画一的な機能
• ( 現在の ) クラウド・システム– 通信は非対称、情報はクラウド側に集中– 部分的にクラウドサーバ間は連携– 能力はクラウドサーバに集中– クラウド側が頑張れば柔軟で拡張性– クラウド側に固定の公開アドレス (IPv4)– 端末側は発信だけなのでプライベートアドレス
(内線番号)でやっていける(アドレス枯渇対策)
• (次の ) サイバー・フィジカル・システム– 通信は対称、情報は分散
(現場の情報は現場で解決)– 各端末は連携– 管理はサイバー空間で実現– 全てに広大な公のアドレス空間 (IPv6) が必要
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IPv6 なんて、先の話‥‥ と思っていませんか?
• スマホの主力通信方式 LTE ではすでにデフォルト
• IoT通信サービスとして始まる NB-IoT なども、、、
• モバイルはすでに先行
人間がアドレスを打ち込む旧来の世界だけ見てませんか?
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中国と日本間で IPv6 の通信実験を実施
・ V6 over V4 により実現・有線及びモバイルで実施
機器も仕組みも Ready!
知らず知らずに IPv6 はモバイル通信の進展と共に広がりだしている。
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技術的課題(機械学習)
製造業向け小型スパーコンピュータの登場
製造業の特徴
①データを外部に出したくない②画像データが多量に発生し 全てをクラウドに送信する ことができない 現場に持ち込める⇨ 学習エンジン
小型スーパコンピュータの課題
機械学習ソフトがブラックボックス →オープンソフトを元に並列化 独自の基盤を整備
→得て不得手の克服 CPU⇄GPU 間転送、データ型
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機械学習状の課題
• 頻度の低い不良品についての学習データの確保 頻度よりも多次元データの活用⇨
• より現場導入に適した形状、価格、能力
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ハイシンク創研
京都リサーチパーク9号館http://www.LHCC.co. jpTel: 075-322-7088
製造業向けIoT 、機械学習など最新技術を皆様と共に、