16
Copyright (C) Shimadzu Business Systems Corporation. All Rights Reserved 現場主導によるITS導入 ディスカッション ~ 開発現場の視点でITSの真価を問う ~ DevLove関西 2015年4月20日 株式会社島津ビジネスシステムズ 基盤技術部 赤羽根 州晴 [email protected]

現場主導によるITS導入_ディスカッション

Embed Size (px)

Citation preview

Copyright (C) Shimadzu Business Systems Corporation. All Rights Reserved

現場主導によるITS導入 ディスカッション

~ 開発現場の視点でITSの真価を問う ~ DevLove関西 2015年4月20日 

株式会社島津ビジネスシステムズ 基盤技術部 赤羽根 州晴 [email protected]

Copyright (C) Shimadzu Business Systems Corporation. All Rights Reserved

ディスカッションのテーマ

ITSの真価を見極めたい

ソフトウェア開発運用の 「現場と管理」

それぞれの要求と基準があり、簡単には答えを出すことができない。どちらの立場でもジレンマを感じるテーマ。

そこで、参加者のみなさんとの対話を通じて理解を深めたい。

2

Copyright (C) Shimadzu Business Systems Corporation. All Rights Reserved

テーマ: ITSの真価を問う 進め方  ・まず、選択的な主張A、Bをします  ・AとBのどちらかで共感できる主張に挙手してください(全員)  ・なぜ「そう思う」のかを説明して下さい(中村、前川、赤羽根)  ・自分の立ち位置を明確にして、補足/反論して下さい(全員)

まとめ  ・議論の結果はまとめません。発散するだけで終わります。  ・議論の過程から、各自で気付きを拾って下さい。

共通の背景  ・ソフトウェア開発、運用の現場  ・ITS = RedmineやJIRAと、Git, Subversionの統合 3

Copyright (C) Shimadzu Business Systems Corporation. All Rights Reserved

【質問1】使用目的

A: ITSは開発現場の便利ツールとして使った時に最も効果が発揮される。 B: ITSは開発工程や工数の管理ツールとして使った時に最も効果が発揮される。

4

Copyright (C) Shimadzu Business Systems Corporation. All Rights Reserved

【質問2】活用形態

A: ITSは進捗管理のツールとして使うと最も効果が発揮される。 B: ITSは開発関連の知識基盤として使うと最も効果が発揮される。

5

Copyright (C) Shimadzu Business Systems Corporation. All Rights Reserved

【質問3】規模

A: ITSは大規模ソフトウェアで使うと最も効果が発揮される。 B: ITSはスタートアップのような小規模少人数で使うと最も効果が発揮される。

6

Copyright (C) Shimadzu Business Systems Corporation. All Rights Reserved

【質問4】プロジェクト対象範囲

A: ITSのプロジェクトは、製品(プロダクト/サービス)の単位で作ると扱いやすい。 B: ITSのプロジェクトは、受注や開発の単位で作ると扱いやすい。

7

Copyright (C) Shimadzu Business Systems Corporation. All Rights Reserved

【質問5】情報流通

A: ITSのプロジェクトはOpen(誰でも閲覧可能)にした方が、ITS導入の効果が高まる。

B: ITSのプロジェクトはClose(特定者のみ閲覧可能)にした方が、ITS導入の効果が高まる。

8

Copyright (C) Shimadzu Business Systems Corporation. All Rights Reserved

【質問6】メトリクス

A: ITSによる計測は現場の負担になるので最低限にすべきだ。 B: ITSによる開発計測は積極的に実施すべきだ。

9

Copyright (C) Shimadzu Business Systems Corporation. All Rights Reserved

【質問7】追跡可能性

A: ITSとVCSの連携において、No Ticket, No Commit(Refs必須)は有用だ。

B: ITSとVCSの連携において、No Ticket, No Commit(Refs必須)は無用だ。

10

Copyright (C) Shimadzu Business Systems Corporation. All Rights Reserved

【質問8】情報連鎖

A: ITSのチケットは関係付ける価値はない。 B: ITSのチケットは積極的に関係付けるべきだ。

11

Copyright (C) Shimadzu Business Systems Corporation. All Rights Reserved

【質問9】分類項目

A: ITSの分類項目(カスタムフィールド)は必要なだけ作るべきだ。 B: ITSの分類項目(カスタムフィールド)は最小限にすべきだ。

12

Copyright (C) Shimadzu Business Systems Corporation. All Rights Reserved

【質問10】通知

A: ITSの通知メールは全員が受信すべきだ。 B: ITSの通知メールは必要な通知を、必要な人にだけ送るべきだ。

13

Copyright (C) Shimadzu Business Systems Corporation. All Rights Reserved

【質問11】カスタマイズ

A: Redmineのコアのコード改変は積極的にやるべきだ。 B: Redmineのコアのコード改変はできるだけ避けるべきだ。

14

Copyright (C) Shimadzu Business Systems Corporation. All Rights Reserved

【質問12】機能拡張

A: ITSのプラグインは極力使わないほうが良い。 B: ITSのプラグインは積極的に使うほうが良い。

15

Copyright (C) Shimadzu Business Systems Corporation. All Rights Reserved

ありがとう ございました