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Noise analysis of FCC using PSpice

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Noise analysis of FCC(Forward Coupling Converter ) using PSpice.

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Page 1: Noise analysis of FCC using PSpice

テーマ:PSPICE によるノイズ検証-FCC(Forward Coupling Converter)回路の2次側整流ノイズ-

株式会社ビー・テクノロジー 堀米 毅(Tsuyoshi Horigome)目的:FCC(Forward Coupling Converter)回路の2次側整流ノイズの検証をPSPIC

Eにて行う。

ノイズの原因の1つである整流側ダイオード及びフライホイル側ダイオードに注目し

た。

1.動作原理 FCC(Forward Coupling Converter)2次側回路

動作回路:EY128R5U (VIN 100V,VOUT 12V,8.5A,f=200kHz)

Page 2: Noise analysis of FCC using PSpice

1次側のスイッチング・トランジスタがONすると、整流側ダイオード(D11)に

電流が流れ、1次側のスイッチング・トランジスタがOFFすると、フライホイル側ダ

イオード(D12)に電流が流れる。

2.波形調査

2.1使用機器

・ FCC電源(新電元製EY128R5U)

・ 電流計

・ 電圧計

・ オシロスコープ

2.2使用ダイオード

・ D5LC20U(新電元製)

・ CTL-32S(サンケン製)

2.3トランス2次側入力波形

負荷抵抗を入れ、出力電圧12V、出力電流2Aに設定した。トランス2次側入力波形

を下記に示す。

Page 3: Noise analysis of FCC using PSpice

PHOTO1PSPICE解析時に使用する為、トランス2次側入力波形(PHOTO1)をパルス波形に置

き換える。

初期電圧(V1):-28V パルス電圧(V2):50V 遅延値(Td):0sec 立ち上がり時間(Tr):50nsec 立ち下がり時間(Tf):100nsec パルス幅(Pw):1.2usec 周期値(Per):5usec3.PSPICEによるノイズの検証

ノイズ解析用回路図を以下のように設定した。

L6:リーケージ・インダクタンス追加

20V 1μs

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C11:チョークコイル内部容量の追加

C4のESL(L4)、ESR(R6)の追加

tanδ=wCRtanδ=2πfC(測定周波数 120Hz)tanδ=0.16(電解コンデンサ 耐圧25V)でESRを計算した。また、ESLは配線長

(10nH/cm)で計算した。

D5LC20U MODEL PARAMETER

IS 7.034000E-09 N 1.51 ISR 100.000000E-12 IKF .2 BV 200 IBV 100.000000E-06 RS .0317 TT 5.000000E-09 CJO 150.800000E-12 VJ .563 M .4226

3.1整流側ダイオード(D11)、フライホイル側ダイオード(D12)

Page 5: Noise analysis of FCC using PSpice

フライホイールダイオード(D12)の逆回復時間trrの間だけ、整流側ダイオード

(D11)、フライホイル側ダイオード(D12)の経路で短絡電流 is が流れる為、ノ

イズの原因になる。よって、フライホイールダイオード(D12)の方がノイズの影響

が大きい。ノイズ解消する為には、逆回復時間trrの早い、高速のダイオードを使う必

要がある。各ダイオードの損失は以下の通りである。

Page 6: Noise analysis of FCC using PSpice

ダイオードの損失(D11+D12)=1.998W整流側ダイオードの損失(D11)=0.522Wフライホイル側ダイオードの損失(D12)=1.477W

3.2配線のライン・インピーダンス(L6)の影響

配線のライン・インピーダンス(L6)は配線の長さ(10nH/cm)に起因する。また、

D11、D12、ライン・インピーダンスが存在するので、VF、VL として電圧降下が発

生する。その為に内部損失が発生する。

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3.3配線のライン・インピーダンス(L8)の影響

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3.4出力コンデンサー(C4)のESL(L4)の影響