Oracle Developer Cloudで実践する効率的なDevOps [Oracle Cloud Days Tokyo 2016]

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効率的なDevOps実践は可能か – 必要なノウハウを集約した開発者用クラウドとは！？

クラウド・テクノロジー事業統括

Fusion Middleware事業本部

担当マネージャ

伊藤敬


•以下の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです。また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。以下の事項は、マテリアルやコード、機能を提供することをコミットメント（確約）するものではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さい。オラクル製品に関して記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、弊社の裁量により決定されます。

OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。


ビジネスニーズに応じた企業システムの拡大（イメージ）

Enterprise System

Mission Critical

Microservices

DevOps

Cloud Java EE

Multi Language on JVM

SoE (Systems of

Engagement)

SoR (Systems of

Record)

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A Billion Smartphones Require New Systems Of Engagement - Ted Schadler's Blog SoE - “Systems of Engagement”とは何か

http://blogs.forrester.com/ted_schadler/12-02-14-a_billion_smartphones_require_new_systems_of_engagement


DevOps以前

いますぐ変更を反映したいのに。。

安定運用したいのに。。

開発運用


DevOps Principles テクノロジーが開発手法の進化を可能にする

Development （開発）

Operations （運用）

Devops

New Goal: 新機能の追加と平行したシステムの安定・持続運用

6


Plan

Code

Build

Test

Release

Deploy

Operate

Monitor

DevOps

• DevOpsとは、開発 (Development) と運用 (Operations) が協力し、ビジネス要求に対して、より柔軟に、スピーディに対応できるシステムを構築するための開発方法論


FASTER RELEASES

• ビジネスニーズに即した迅速性

• サービス停止少なく頻繁なリリース

SAVE MONEY

• 手作業の削減で開発コストを削減

• 自動化によるヒューマンエラーの回避

FOCUS ON BUSINESS

• 単価の高いエンジニアを利益の高い作業にフォーカスさせる

DevOps 実践で得られるメリット

8


CD CI


DevOpsの中核的方法論 CI: 継続的インテグレーション（Continuous Integration）



DEVELOP

REVISION CONTROL

Developer Cloud Service


Developer Cloud Serviceを利用したDevOps実践の特長


Developer Cloud Serviceを利用したDevOpsの実践（部分）


管理やQAテスト Web サービスコンソールを活用 • Home画面で最近のアクティビティの確認 • 課題管理 • コードレビュー • ビルド

PC/タブレット/スマートフォン

IDE、Gitコマンドライン、Mavenコマンドラインを利用 • プライベートGitリポジトリを利用して開発 • プライベートMavenリポジトリを利用して開発

開発（コーディング、ビルド、単体テスト）

PC

WebLogic Server

Oracle Java Cloud Service

•Hudson成果物をクラウド内デプロイ（自動／手動）

•Mavenダウンロード •Hudson成果物のダウンロード

アプリケーション・デプロイ

自社APサーバー

war

war

zip Tomcat, JBoss,

Node.js, etc

Oracle Application Container Cloud Service

•Hudson成果物をクラウド内デプロイ（自動／手動） CI CD


利点①：開発・テスト用サーバーを用意しなくてよい準備が速い・低リスク・身軽な開発環境

開発端末社内

ネットワーク接続

開発リソースの準備

インストールやセキュリティ設定など

(VM/OS/Tools)

インターネット接続

サーバーストレージなど

調達

Oracle Public Cloud PaaS

データセンターやサーバールームの準備

開発端末開発チーム

開発チーム

PaaSクラウド利用の準備

数週間数週間

開発リソースの準備

数日

セットアップ

•すぐに開発開始 •身軽な開発環境 •開発環境の構築が低リスク後で拡張・縮退可従量課金

通常ケース

Oralce Public Cloudを利用


利点②：クラウド内にツール群が整備、開発にすぐ着手可能

• 学習コストが低い

– Developer Cloud Serviceの中の開発ツールはオープンソース開発で流行のものがベース

• プロジェクトの作成は簡単・スピーディ

– Developer Cloud Serviceのプロジェクトは1分未満でプロビジョニングされる

• 新しいメンバーも開発ツールに簡単アクセス

– プロジェクトにメンバーのメールアドレスを追加するだけ

– プロジェクト画面から、各開発ツールへはタブで選択可能。各開発ツールへの個別URLを覚える必要なし。

Developer Cloud Service ProjectA

Developer Cloud Service ProjectB

Git

Issues

Build

Review

Wiki

プロジェクトB プロジェクトA

Git

Issues

Build

Review

Wiki Deploy Deploy

• 流行の開発ツールで学習コスト低！ • プロジェクト画面から各種ツールに簡単アクセス • 接続先プロジェクトの切替だけで開発プロジェクト変更


利点③：継続的インテグレーション(CI)の導入が簡単

• Developer Cloud Serviceは継続的インテグレーションを簡単に導入するための機能を用意

– Gitブランチのレビューとマージ

– 自動ビルド

– 自動デプロイ

• ブランチ毎にアプリケーションをデプロイし、複数テストを同時実行

開発テスト用

JCSインスタンス

ブランチA

Git コミット

ビルド& Junitテスト

ジョブA

Java Cloud にデプロイ

デプロイ設定A

Java Cloudでテスト

Java Cloud にデプロイ

QA テスト用

JCSインスタンス

デプロイ設定

ブランチB ジョブB デプロイ設定B

デプロイ設定

master ブランチビルド

master ビルドジョブ

開発フロー

QAフロー

コードレビュー

ブランチA コード

ブランチB コード

ブランチマージ

ブランチA をmasterへ

ブランチB をmasterへ

master ビルドジョブ

Java Cloudでテスト

ビルド・デプロイを自動化可能

ビルド・デプロイを自動化可能

機能A完了

機能B完了

開発完了


利点④： Oracle Public Cloudで開発の実行環境をオンデマンドに拡張・縮退

• 開発フェーズに沿ってアプリケーションやデータベースの実行環境を拡張

– 開発の初期は必要最小限のリソース

– 開発・テスト人数多くなってきたら少しずつ拡張 • Java Cloud Service及びDatabase Cloud Serviceはスケールイン・スケールダウン機能でCPUやメモリの拡張・縮退が簡単

• Java Cloud Service及びDatabase Cloud Serviceはインスタンスを増やして環境面の追加が簡単

– Developer Cloud Service側はデプロイ設定の追加だけで追加対応可能

JCS01 DBCS01

プロトタイプ開発フェーズ

JCS01（開発用） DBCS01（開発用）

開発初期フェーズ

node CPU

node CPU

node CPU CPU

node CPU CPU

CPU CPU CPU CPU

開発後期フェーズ

JCS01（開発用） DBCS01（開発用）

node CPU CPU

node CPU CPU

CPU CPU CPU CPU

JCS02（QA用） DBCS02（QA用）

node CPU CPU

node CPU CPU

CPU CPU CPU CPU

Java Cloud Serviceインスタンス

ノード CPU 凡例 Database Cloud Serviceインスタンス


利点⑤：柔軟なリモートチーム型開発 Developer Cloud Serviceで必要なのは端末とインターネット接続だけ

• 場所に縛られない開発

– 一つのチームで小規模の開発プロジェクトを複数担当

– 専門技術者が複数プロジェクトを担当。例えば、

• プロダクト・マネージャーが複数プロジェクトを管理

• 自動化が得意な開発者が複数のプロジェクトの自動化を担当

• コードレビューをシステム上でリモートに実施

– レビュープロセスを全てシステム上で完結。より日常的にレビューを実施することができます。

• 進捗確認の会議を少なく

– Developer Cloud Serviceの画面で開発チームの直近のアクティビティを把握。課題の進捗を把握。

Project B Project A Project C


Plan

Code

Build

Test

Release

Deploy

Operate

Monitor

Developer Cloud Service -> “Plan”

• Agile プロジェクトマネジメント

• Wiki

• Issueトラッキング


Agile / Sprintプランニング


Agile Reports による進捗管理


Plan

Code

Build

Test

Release

Deploy

Operate

Monitor

Developer Cloud Service -> “Code”

• Gitリポジトリ

• クラウド上でのコーディング

• コードレビュー

• IDEとの連携


Gitによるソースコード開発


Gitソースコード管理

• プライベートGitリポジトリ

– Developer Cloud Serviceプロジェクト内に複数のGitリポジトリを管理可能

• ソースコード表示

– Webブラウザ上でGitリポジトリ内のコミットやファイル差分を確認

– ブランチやタグの作成もブラウザから実行可能

• 外部Gitリポジトリの管理

– GitHubなどの外部Gitリポジトリを登録し、プロジェクトのGitリポジトリと同じ様に管理可能

リビジョンの表示

ファイル差分の表示


Web上のGitリポジトリの操作

Developer Cloud Service のGitリポジトリ

プロジェクト内のGitリポジトリの表示

新規作成ではGitHubなど外部からインポート可能

ソースコード表示画面ではリポジトリやブランチの切り替えが簡単

リポジトリの追加


統合開発環境（IDE）インテグレーション • Oracle Enterprise Pack for EclipseとNetBeansには

Oracle Cloud専用のプラグインが追加

• Developer Cloud Serivceの以下の情報にアクセス可能

– Gitリポジトリ • 通常のEclipseのEGitのリポジトリとして利用可能

– Tasks • Eclipseの場合MylynでIssuesを管理

– Build • ジョブ履歴と結果表示や成果物ファイルのダウンロード

• ジョブ実行

• まとめて一つのIDEで表示・操作可能

– 複数のOracle Cloud (Identity Domain）接続

– 複数のDeveloper Cloud Serviceプロジェクト

Oracle Enterprise for EclipseのOracle Cloudビュー

Oracle Cloud 接続

Developer Cloud Serviceプロジェクト

Gitリポジトリ

Tasks(課題)

Hudson ジョブ履歴


Plan

Code

Build

Test

Release

Deploy

Operate

Monitor

Developer Cloud Service -> “Build”

• メジャーなビルド・フレームワークをサポート

• BuildレポートとNotifications


プロジェクト用Mavenリポジトリ


チーム開発に簡単利用！

• チーム内Mavenリポジトリの用途

– プロジェクト共通ライブラリの管理

– サードパーティ・ライブラリのチーム内共有

– アプリケーション成果物の管理

簡単に使えるMavenリポジトリ

アプリケーションコード

共通ライブラリコード

Developer Cloud Service Mavenリポジトリ

共通ライブラリ

外部ライブラリ

ビルドから自動アップロード(mvn deploy)

ブラウザ

手動でアップロード

ビルド

ビルド

アプリケーション

ビルドから自動アップロード(mvn deploy)


Hudsonでビルドとデプロイを自動化


Hudsonビルド • Hudsonをベースとしたビルド機能

• サポートされているビルド・ステップ

– Maven3またはMaven2の実行 / Ant実行 / シェル実行

• プライベートMavenリポジトリと連携

– ライブラリをビルドしてプライベートMavenリポジトリに登録

– プライベートMavenリポジトリ内のライブラリをダウンロードして、アプリケーションをビルド

• ビルドの例

– ソースコードをコンパイルしてアプリケーション・ファイル（jar/war/earなど）を作成（パッケージ）

– テストコードのJUnitテストを実施

– シェルからcURLを使い、Java Cloud Service REST APIで、Java Cloud Serviceの操作も可能

ビルド画面


Plan

Code

Build

Test

Release

Deploy

Operate

Monitor

Developer Cloud Service -> “Test”

• JUnit

• Selenium

• FindBugs

• QAデプロイ


Developer Cloud Serviceでテスト自動化


• Selenium IDEを使って記録したWebDriverテストスクリプト

• Developer CloudはXvfbをサポート – GUIなしのFirefoxのSelenium WebDriverテストが可能

Developer Cloudでできる自動テスト① Selenium WebDriverを利用


• Apache JMeterを使ってJava Cloud Serviceに簡易な負荷テストを実行

• Developer Cloud Serviceにテストをジョブとして登録し、いつでもテストが実施可能に

• jmeter-maven-plugin (https://github.com/jmeter-maven-plugin/jmeter-maven-plugin)を利用すればMavenから簡単にJMeterのインストールと実行が可能

• JMeterの結果ファイルをアーチファクト保存して結果を参照

Developer Cloudでできる自動テスト② jmeter-maven-plugin を利用

Java Cloud Service

WebLogic サーバー


ビルドVM

JMeter

多重 Webリクエスト

ジョブ実行

Maven Central

Repository

download


• Seleniumテストで多重度テストをしてみたい場合に利用

• JMeterのJUnitサンプラーを利用

Developer Cloudでできる自動テスト③ JMeter + Selenium


Plan

Code

Build

Test

Release

Deploy

Operate

Monitor

Oracle Cloud Services -> “Deploy”

•利用が容易なデプロイメント・プラットフォーム

• Developer Cloud Serviceから以下に直接デプロイできる – Java Cloud Service

• Java EE in the Cloud

– Application Container Cloud • Java SE, NodeJS, PHP, Ruby*, Python*

– Mobile Cloud Service

– Container Cloud Service • Docker Containers


Plan

Code

Build

Test

Release

Deploy

Operate

Monitor

Oracle Management Cloud -> “Monitor”

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END USER EXPERIENCE

APPLICATION

MIDDLE TIER

DATA TIER

VIRTUALIZATION TIER

VM CONTAINER

INFRASTRUCTURE TIER

VM CONTAINER

Real UsersSynthetic Users

Unified Platform

App metricsTransactions

Server metricsDiagnosticsLogs

Host metricsVM metricsContainer metrics

CMDBTicketsAlerts

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