6
クラウド基盤と融合したJava ベースのアプリケーション実行基盤 120124_Oracle WebLogic Server Oracle ® WebLogic Server 代理店名 〒107-0061 東京都港区北青山2-5-8 オラクル青山センター TEL URL 0120-155-096 oracle.com/jp/direct お問い合わせ窓口 日本オラクル株式会社 oracle.com/jp 本カタログの情報は、2012年1月現在のものです。実際の製品とは内容が異なる場合があります。 *OracleとJavaは、Oracle Corporationおよびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。 文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。 Copyright © 2012, Oracle. and/or its affiliates.All rights reserved.

[製品カタログ]Oracle Weblogic Server

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: [製品カタログ]Oracle Weblogic Server

クラウド基盤と融合したJava ベースのアプリケーション実行基盤

120124_Oracle WebLogic Server

Oracle® WebLogic Server

代理店名

〒107-0061 東京都港区北青山2-5-8 オラクル青山センター

TEL

URL0120-155-096oracle.com/jp/direct

お問い合わせ窓口

日本オラクル株式会社

oracle.com/jp

本カタログの情報は、2012年1月現在のものです。実際の製品とは内容が異なる場合があります。*OracleとJavaは、Oracle Corporationおよびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。 Copyright © 2012, Oracle. and/or its affiliates.All rights reserved.

Page 2: [製品カタログ]Oracle Weblogic Server

21

グローバルで鍛えられた実績の集約と洗練:進化し続 けるミドルウェア

企業の基幹系システム、戦略的システムに求められる要件は多様化かつ複雑化しており、そして、つねに広がり、変化します。それにともない、IT 部門では業務上必要とされる性能や機能を洗い出すこと自体が大変な作業となっています。こうしたなかビジネスに優位性をもたらすためには、企業固有の差別化につながる要件に集中して人材を投入し、差別化につながらない要件には労力をかけずに、すでに実績のある機能を利用すべきです。そして、世界中のさまざまな業種・業態の企業ニーズをサポートし続けたミドルウェアこそが、それを可能にします。グローバルで試された実績の集約と洗練。それがOracle® Fusion Middleware です。どのシステムにも求められる共通要件をアプリケーション・プラットフォームとして整備し、運用性と拡張性を担保することで、多種多様な要件をカバーする豊富な機能を統合します。そして、それらを標準技術で組み上げることで、ユーザー独自のスキルに依存しないシステム構築を実現して、既存アプリケーション資産との容易な融合を可能にします。

世界中のユーザー企業が認めるアプリケーション実行基盤

オラクルのアプリケーション実行基盤は、ミッションクリティカルな

エンタープライズ・アプリケーションを迅速に構築し配備するための

機能と高い信頼性を備えており、あらゆる面で業界をリードしています。

そしてそれは、Oracle WebLogic Server、Oracle Coherence、Oracle Tuxedo、

Oracle Database を組み合わせた大規模システムによりビジネスを拡

大、成長させている世界中のユーザー企業によって証明されています。

クラウド型アプリケーション・プラットフォームへ

ハードウェアの性能の進化、ネットワーク環境の整備とそれらに伴う

ビジネスの変革は、加速度的に増加するトランザクションとデータ量

を生み出しています。企業は、現在の IT 要件を満たすことだけを

考えていては不十分です。今後のビジネスの成長を想定し、IT が

成長の足を引っ張るのではなく、成長をリードしていくことが求めら

れています。

クラウド型アーキテクチャのインフラを備えた Oracle Fusion

Middleware なら、ビジネスの成長に合わせてリニアなスケーラビ

リティを実現し、すべてのサーバーをフル活用した処理が可能にな

ります。

オラクルのクラウド実行基盤である、Cloud Application Foundationは

Oracle Fusion Middleware を構成する主要ミドルウェア製品、

Oracle WebLogic Server、Oracle Tuxedo、Oracle Coherence と

連携済であり、購入したらそのままの状態ですぐに使えます。なかでも

企業のデータセンタ内での運用からプライベートクラウド、そしてパブ

リック・クラウドへと、その適用範囲が広がっているOracle WebLogic

Serverは、Cloud Application Foundationの中核的な存在です。

素早いサービス展開と市場参入、低コストでのアプリケーション開発

とシステム運用などハイレベルで多岐にわたる要件がエンタープラ

イズ・クラウドには求められています。この要件を満たし永続的なシ

ステムの進化を実現する、それがCloud Application Foundation

です。そしてOracle WebLogic ServerはCloud Application Foundation

を支える存在として機能強化を続けています。

開発ツール Cloud ApplicationFoundation

ID管理とセキュリティ

エンタープライズマネジメント

サービス統合

ユーザーエンゲージメント

ビジネスプロセス管理 コンテンツ管理 BI

ウェブ ソーシャル モバイル

データ統合

シシ

開発ツール Cloud ApplicationFoundation

ID管理とセキュリティ

エンタープライズマネジメント

サービス統合

ユーザーエンゲージメント

ビジネスプロセス管理 コンテンツ管理 BI

ソーシャル モバイル

データ統合

開発ツール

ID管理とセキュリティ

ジメント

サービス統合

ユーザーエンゲージメント

ビジネスプロセス管理 コンテンツ管理 BI

ソーシャル モバイル

データ統合

エンタープライズマネジメント

Oracle Public Cloud

Traffic Director

Oracle Cloud Application Foundation

WebLogicServer

OracleCoherence

OracleTuxedo

Exalogic Elastic Cloud

Oracle Coherence

従来の冗長化や負荷分散ではない、リソース共有型の大規模グリッド構成を可能にするキーテクノロジー。各ノードのメモリデータを透過的に共有化してサーバーリソースを一体型で活用するパラレル処理や、サーバー障害に対してもメモリデータの信頼性、永続性を維持する仕組みによって、処理能力や同時ユーザー数を劇的に改善しながら、業務継続性の確保に貢献します。

サーバーリソースを一体型で活用しメモリデータの信頼性を向上させるテクノロジー

Oracle Tuxedo

AT&T ベル研究所で誕生し、UNIX ベースの社内システムのオンライン基盤として利用されたソフトウェアを、汎用プロダクトとして製品化したOracle Tuxedo は、オープンシステム環境における分散TP モニターとして世界中の数多くのミッションクリティカルなシステムで採用されました。24時間365日の無停止サービスを実現するOracle Real Application Clusters (以下、Oracle RAC)連携機能、Tuxedo サービスにインターネットからアクセスするためのJava アプリケーション・サーバー連携機能などを使用することができます。

C/C++/COBOL 環境による高トランザクション処理を支える堅牢なTPモニター

さらに洗練されたミドルウェアへの進化

■Oracle Fusion Middleware

■Oracle Cloud Application Foundationクラウド環境のためのOracle Fusion Middleware の基盤

Oracle Exalogic

Oracle Exalogic は、PaaSとしてハードウェアからアプリケーション層までが統合され最適化が完了している製品です。企業内のインフラの標準化をおこなうとともに、業務の効率を劇的に改善するビジネス基盤として活用いただけます。

統合と最適化でビジネスを進化へ導く理想のミドルウェア・プラットフォーム

Oracle WebLogic Server

Java を軸とする、ミッションクリティカル・エンタープライズ・アプリケーション基盤

Oracle WebLogic Server は常に最新の Java 仕様に対応しており、それが高度で複雑なビジネスニーズへの俊敏な対応力につながっています。WebLogic Server 12cは開発生産性の向上を目指した Java EE 6 に対応しています。Java EE 6では、コードおよび設定ファイルの記述量が削減されました。また開発フレームワークを製品として提供、WebLogicと同様にメンテナンス、サポートします。これによりアブリ資産を長期に渡って活用 し続けることが可能です。さらに画面、ビジネスロジック、データベース連携などWebアプリケーション開発に必要は要素は全て統合済で、ユーザー 側で別途組み合わせ作業をおこなう必要はありません。これにより、大幅な開発生産性の向上を実現しています。さらに Java における Java VM最新標準仕様であるJava SE 7 にも対応しており、冗長な記述が解消され、多言語対応も可能となりました。これにより、開発・改修コストの大幅削減が実現しています。Java SE 7 ではマルチコア最適化が図られ、今後の HW の進化による性能向上のメリットを享受できます。Oracle WebLogic Server は今後も最新の Java仕様に継続的に対応していく予定です。Oracle WebLogic Server は、堅牢かつセキュアで高い可用性を要求されるミッションクリティカルなアプリケーションを構築するための理想的なアプリケーション・サーバーです。性能値測定の公式ベンチマークでは世界最高の処理速度を記録(2011 年度)しています。これは、複数ノード環境、CPU あたり、CPU コアあたり、すべての条件で記録したものです。また、フルレイヤ・クラスタリング、流量制御、アプリケーションの無停止更新が可能で、高い可用性を実現、世界中の企業が運用している「止められないシステム」の安定稼動に貢献しています。さらにOracle RAC との連携強化も進め、かつてない安定性を確保し、災害対策の観点からも信頼性の高い製品として注目されています。

Page 3: [製品カタログ]Oracle Weblogic Server

43

Oracle WebLogic Server Oracle WebLogic Server

Oracle Databaseとの親和性を向上させるActive GridLink for RAC

WebLogic Sevrer 12cではOracle Databaseとの高度な連携を実現

するActive GridLink for RAC の機能強化をおこないました。

Active GridLink for RAC の 最 大 の 特 長 は Oracle RAC 側 か ら

WebLogic Serverに各種情報が通知されるということです。このことで、

Oracle RAC 側のノードの負荷状態に合わせて動的に負荷分散を

おこなうことができます。1つのトランザクション内で複数の更新が

発生した際には、それらの更新リクエストをすべて同一ノードに割り

振るといったことが可能となります。

システム全体の信頼性向上

Oracle WebLogic Server では DB 接続を自律的に管理できます。

一般的なアプリケーションサーバーでは、たとえばデータベースの

ノード障害の際、無効な DB 接続が残存しエラーが頻発したり、特定

ノー ドに処理が偏り集中してしまう現象が起こりえます。これでは

システム全体の信頼性は向上しません。Oracle WebLogic Server

では、ノード障害や RAC のサービス構成変更時に、DB 接続の切り

替え、閉塞、再接続を即座に、かつ自律的におこない、サービスを

止めずに継続することができます。これにより、システム全体の信頼性を

向上することができます。

運用管理コストの削減

WebLogic Sevrer では Oracle Database との一元的な管理も実現

しています。まずEnterprise Manager JVM Diagnosis の機能として、

WebLogicとOracleDatabase を一元管理によるオンラインでの

問題解析があります。一元管理ができない状態では、運用コスト低減

にも限界が生じてしまいます。WebLogicでは処理内容をグラフ表示

(ロック待機 /CPU/DB 待機など)し、ボトルネックが発生している

ページやメソッドを特定、データベース待ちが発生している場合は、

発行しているSQL文までも特定します。また、JRockit Flight Recorder の

機能を利用することでオフラインでの一元解析も可能です。オンライン、

オフラインの両方で、一元的に問題解析できるので、解析がより容易に、

迅速になりました。

■Enterprise Manager JVM Diagnosis による一元管理

稼動状況を常に記録。記録の中から障害発生時にフォーカス

記録をさらに細かく絞り込み、ある瞬間に実行されていたSQLを特定

WebLogicの処理内容をグラフ表示(ロック待機/CPU/DB待機など)

ミッションクリティカル・システムを支える、製品の特長とは

WebLogicだけが実現するOracle Databaseとの連携オラクルデータベースをもっとも有効活用できる、その理由

■Oracle Weblogic Server 製品ラインナップ

■複数ノードを効率的に利用して負荷分散

システム全体の性能向上

WebLogic Server 12c から強化された Active GridLink for RAC

を活用して、負荷分散を最適化できます。複数ノードを効率的に使い、

OracleDatabaseの性能拡張性をシステム全体で享受することが可能

です。特定ノードに処理が偏る、追加ノードが使われない、といった

ことはありません。Oracle WebLogic Serverでは、常時セルフチェック

を実施し、各ノードの負荷情報を定期的に検知、低負荷のノードを

優先的に利用するよう動的に負荷分散します。これによりスループット

の向上を実現します。

■障害が発生しても残存ノードでサービス継続

ノード マネージャ

サーバー B

サーバーA

クラスタドメイン

Oracle WebLogic Server

管理対象サーバー 1

管理対象サーバー 2

管理対象サーバー 3

管理サーバー

管理ツール/ コンソール

■ Oracle WebLogic Serverの仕組み

Oracle Databaseとの高度な連携「JavaEE6」「JavaSE7」対応

無停止+高性能&高ROI

高い信頼性

・信頼性とサービスレベルの向上・高いROI・ハードウェアを効率利用、 大規模集約基盤の実現

・開発生産性および保守効率の向上・アプリ資産の長期保護・標準技術利用による製品ロックインの回避

・DB負荷に合わせた動的負荷分散・DB接続の自律管理(接続/閉塞 /再接続)・アプリケーションサーバーとデータベースとの 一元的な管理/監視、問題解析

・DBソリューションと連携した災害対策機能の拡張・運用停止を最小化する運用管理機能・障害の影響を最小限に留めるリソース管理機構

・Oracle Databaseとの親和性 ・一元管理、監視 ・ドリルダウンでの性能解析Oracle Enterprise Manager

Oracle WebLogic ServerStandard Edition

Oracle WebLogic ServerEnterprise Edition

Oracle WebLogicSuite

・Java EE 6 フル機能・実稼動に基づく動的スレッド配分による自動チューニング、アプリ暴走からの保護・無停止でのアプリ更新、および本番環境でのテスト対応機能・Oracle Databaseとの高度な連携機能・WLST: 定常作業のスクリプト化

・拡張性、負荷分散・遠隔地レプリケーション・ローリング・アップグレード・運用管理/障害解析機能 (JRockit Mission Control /JRockit Flight Recorder)・WebLogicおよびJVMの挙動を自動記録し解析。迅速な障害対応

・インメモリ・データグリッド製品を同梱・クラスタリング性能の劇的向上・WebLogicの安定稼動・リアルタイムJVMによる性能/安定性強化(JRockit Real Time)・GCによる性能遅延の回避・Oracle RACとの連携強化(Active GridLink for RAC) - システム全体の信頼性、性能、稼動効率の向上

WebLogic Server コア機能WebLogic Server SE

+クラスタリング&高度な運用管理機能

WebLogic Server EE+

インメモリ製品による性能/安定性強化 (Oracle Coherence)

ミッションクリティカル・システム向けの基盤のために

複数サーバー構成のために

サーバー1台の環境のために

No problem

OracleWebLogic 12c

障害

CPU利用:

20%

CPU利用:

80%

残存ノードでサービス継続

信頼性向上

OracleWebLogic 12c

低負担ノードを優先利用

性能向上

DB待ちが発生している場合、発行しているSQL文まで特定

ボトルネックが発生しているページやメソッドを特定

Page 4: [製品カタログ]Oracle Weblogic Server

65

これからのアプリケーション開発

従来のJava EEアプリケーションサーバーでのアプリケーション開発では、

Java EEアプリケーションサーバーに不足していた部分を、OSSや自社製

フレームワークを使って必要な機能を埋めてきたという実情がありました。

この状態では開発スピードの向上にも限界があり、ユーザーからの要請

に応えることができないというケースが発生していました。「Java EE 6」

では、不足分を埋める必要がほぼなくなっています。

開発/生産性が向上

最新 Java 標準に対応しているOracle WebLogic Server 12cは、開発 /

改修コストの大幅な削減を実現します。これは「Java EE6」に対応する

ことで、開発しなければいけないコード量、設定ファイル量が激減し、

OSSやフレームワークのメンテナンス作業が不要となったからです。

Java EE 6 / SE7 未対応製品では、開発/改修するコードや設定ファイル

量が多く、さまざまなメンテナンス作業がつねに必要だったため、開発

スタッフの自社システムに対する熟練度の維持に必要以上の労力が

かかっていました。しかし、Oracle WebLogic Server 12cでは、最新の

標準技術への対応を継続的におこなっているので、技術者の調達や

教育が容易になり、属人的な開発体制を放置し続けることもなくなり

ました。こうしたメリットも生産性の向上に大きく寄与しています。また

Oracle WebLogic Server 12cは「Java SE 7」にも対応しており、冗長な

記述の解消も実現しました。多言語対応も可能となっており、最新の

開発言語(動的型付言語 : JRuby, JavaScript ,etc)を高速で活用でき

ます。このことで、既存 Java資産を活用しつつ、最新の開発言語による

生産性向上メリットを享受できます。

■Java EEとJava EE 6 の開発作業の違い

■冗長な記述の解消

アプリ資産の長期保護

Java EE 6 対応により、Oracle WebLogic Server 12cとともに提供

する統合開発フレームワークは、WebLogicとともに継続的に保守、

更新、メンテナンスし提供します。Java EE 6 を利用することで、OSS

開発フレームワークが内包する開発 / 保守停止のリスクや、自社製

フレームワークの保守、メンテナンスに伴うコスト増を抑制する こと

が可能です。またバージョンアップも含めてサポート対象ですので、

アプリケーションを常に最新の状態に保ち、結果としてアプリ資産の

維持と長 期利用を実現することが出来ます。

標準技術利用による製品ロックインの回避

最新 Java 標準「Java EE 6」「Java SE 7」は標準技術であり、特定の製品

にロックインしません。「Java EE 6」が提供するオールインワンの開発

フレームワークを利用することで、一元的かつ長期的なサポートが

可能です。もう、多種類のOSSもしくは自社製フレームワークを活用して

システム改修などを実施する必要はありません。これにより、効率的で

ビジネスニーズにマッチした開発が可能となっています。

Oracle WebLogic Server Oracle WebLogic Server

最新 Java標準「Java EE 6」「Java SE 7」にいち早く対応。塩漬け→作り直し、からの脱却、アプリ資産の長期保護

最新Java標準対応によるメリット

Oracle WebLogic Server はその進化の中で、「最新の Java SE/EE 標準に常に対応」「Java SE/EE 標準を超える、ミッションクリティカル環境のための付加価値機能の提供」の2つを常に高いレベルで実現してきました。Oracle WebLogic Server は今後の Javaの進化にも追随し、未来に向けて更に革新を遂げていきます。

Java EE 6 への対応

Java EE 6 対応により、Oracle WebLogic Server 12c は、開発生産性の

向上、設定ファイルの記述量削減を実現しています。

Java EE 6対応により、Oracle WebLogic Server 12cではWebアプリケー

ション開発に必要なすべての要素を統合したオールインワンの開発

フレームワークを、アプリケーションサーバーとともに提供しています。

これにより、一元サポートが実現し、長期に渡って利用可能となりました。

また、開発生産性の向上も実現しています。画面系、ビジネスロジック、

データベース連携など複数のフレームワークは統合済みです。さらに

連携するための別途工数は不要です。

最新仕様Java SE 7 への対応

Java SE 7 は、コード記法の簡素化(Project Coin)、多言語対応、マルチ

コア最適化、各種ネットワークプロトコルのサポートなどの面で新たな

特長が盛り込まれています。

Java SE 7ではマルチコア最適化などの機能を活用し、ハードウェアを

より効率的に利用できるようになりました。コード記法の簡素化

(Project Coin)においては、Javaコードの記述容易性と可読性向上の

ための細かい言語仕様修正が実施され、開発生産性および保守性の

向上が実現しています。多言語対応( Invoke Dynamic)では最新の

開発言語(動的型付言語 : JRuby, JavaScript など)の高速化が実現

しました。これにより、既存 Java資産を活用しつつ、最新の開発言語に

よる生産性向上メリットを享受できるというメリットがあります。さらに、

マルチコア最適化では、マルチコア環境におけるリソース利用効率

向上、開発生産性および保守性の向上、安全性の向上(スレッドセーフ

実装)が実現しています。

Java SE 8、Java EE 7 へ

Java SE 7 の次期バージョンである Java SE 8 では、並列処理の

強化と最新の言語記法の導入とJava のライブラリのモジュール化

が予定されています。期待効果としては、並列処理の適用範囲拡大

によるリソース利用の効率と、可読性向上による開発生産性および

保守性の向上などが挙げられます。こうした機能拡張は、大規模

システムにおける性能および運用管理性の向上を実現する技術と

なるでしょう。Java EE 6 の次期バージョン Java EE 7では、クラウド、

大規模環境向け技術の標準化が予定されています。リソース設定を

アプリケーションに委譲し、プログラマブルに設定可能とします。

これにより、プロビジョニングがより簡便になり、クラウド基盤における

リソースの伸縮性(Elasticity)の向上と、マルチテナントの実現が

容易になるでしょう。今後、Oracle WebLogic Server はこうした

Java の進化を順次反映していく予定です。

・Java SE/EE標準に常に追随・Java SE/EE標準を超える、ミッションクリティカル環境のための 高い機能を併せて提供

WebLogic 8.1

■ J2EE 1.3■ J2SE 1.4.2■ コア機能強化

ミッション・クリティカルシステムJ2EE基盤としての機能を確立

WebLogic 9.x

■ J2EE1.4■ JavaSE 5■ ゼロダウンタイム

計画外停止の最小化に加えて計画停止も最小化。厳しい運用要件にも柔軟に対応

WebLogic 10.x

■ Java EE 5■ Java SE 5&6■ オラクル製品との連携

・オラクルDB連携・Enterprise Managerによる 一元管理・インメモリ技術との連携

WebLogic 11g

■ Java EE 5■ Java SE 6■ オラクル製品との統合、 サン製品との連携

・Oracle iASとの統合・Oracle RACとの親和性強化・Java技術(JRockit)の強化・Sun Javaとの連携、統合

WebLogic 12c

■ Java EE 6■ Java SE 7(Java SE 6にも対応)■ ミッション・クリティカル性 の強化

・RAC連携強化:耐障害性 およびスループット向上・更なる高速化・運用管理性の強化

現行の最新バージョンとJava EE 6 の開発作業の違い

OSS.自社製フレームワーク

従来のJava EEアプリケーションサーバー

Java EE対応アプリケーションサーバー

コードおよび設定ファイルの記述量削減

記述するコード行数

50%50%

クラスの利用

25%25%設定ファイル(XML)の量

80%80%

LessLess Less

2SE 1.4.2コア機能強化

ロダウウンタイムゼロ

品とのの連携携

ル製品との統統合、、、ン製品との連携 ササン

7((Java SE 6にも対ッション・ククリミッ強 の強

※※

※Based on a Sample POJO / JPA / REST Based Application Built for Java One

※ ※

Page 5: [製品カタログ]Oracle Weblogic Server

87

さまざまな利用シーンのご紹介

オンラインECサイトなどでのスループット最適化

大量のトランザクションが短時間に集中するオンラインECサイトなど

では、Oracle WebLogic Server の世界最高レベルの高速処理性能が

威力を発揮します。また、Oracle WebLogic Server はマルチコアに

最適化しているJava SE 7 に対応しており、今後さらなる性能向上が

期待できます。このことも、従来よりも増してECサイトでのサービス

向上を実現する要素となります。

Oracle WebLogic Server のセルフチューニング機能は、利用条件に

合わせたチューニングを自動でおこないます。これによりスループット

の最適化が実現します。オンラインECサイトでは、これまで、トランザ

クション対応のために運用負荷が高止まりしていたというケースが

よくありましたが、セルフチューニング機能によってこの運用負荷を

低減させることができます。効率的なシステム運用が実現することで、

より迅速なビジネス要件への対応が可能となります。

止められない基幹系システムでの安定稼動の確保

Oracle WebLogic Server は流量制御機能によって、アクセス集中に

よる処理の停滞を防ぎます。また、ワークマネージャー機能により、

独立したスレッド空間を保持しているので、処理の停滞や障害がアプリ

ケーションやリソース全体に一気に広がることはありません。止める

ことが許されない、あるいは万が一のトラブルの際にも迅速なトラブル

解決が求められる基幹系システムにおいて、こうした機能がトラブル

発生を低減させ、また、トラブルが発生してしまっても素早く復旧させ

ビジネスへの影響を最小限にします。

Oracle WebLogic Server はこうした基幹系システムでのアプリケー

ションの更新においても、再デプロイメント機能によってシステムを

停止させることなく更新作業を実施できます。既存のサーバーを使って

実施できるこの機能は、これまでアプリケーション更新のたびに別途

サーバーを用意せざるを得ない状況を一変させました。アプリ更新の

際にトラブルやサービスの停滞などを懸念することもありません。

信頼性とサービスレベルの向上

Oracle WebLogic Server はプロダクション再デプロイメント機能に

よって運用停止の時間の最小化を実現します。この機能により、アブリ

ケーション更新の際、新旧 2バージョンを並行稼動して無停止での

更新が可能となります。

ワークマネージャー機能はハードウェア・リソースをグループ化し、

リクエストに対する処理スレッドの割当てを自動制御します。この機能

のメリットとして①暴走からの保護②目標応答時間の設定③管理アプリ

の割当て保証の3つがあげられます。ワークマネージャー機能は特定

のアプリケーションがスレッド内のリソースを占有し、サービス停止と

なるような状況を阻止します。また、性能要求に応じて目標応答時間を

設定することで、Oracle WebLogic Server に自動チューニングを

実行させることが可能です。さらにハードウェア・リソースが枯渇して

いても、管理用アプリケーションに対し最小限の実行スレッドの割当てを

保証し緊急時に備えることができます。

WebLogic Server 12cから強化された機能として、Disaster Recovery

機能拡張があります。トランザクションログ、JMSメッセージの永続化

など、トランザクションを継続するために必要な重要データをデータ

ベースで管理できるよう機能拡張しました。これにより、耐障害性、データ

の管理性向上しました。

Oracle RACとの連携による可用性強化

外部からの大量のトランザクション処理を実行しなくてはならない

オンラインECサイト、あるいは止めることが許されない基幹系システム

の双方において、アプリケーション・サーバーに求められているのは、

データベースとの緊密な連携を安定して実施することです。

Oracle WebLogic Server は Oracle RACとの連携を強化し、的確に

負荷分散をおこないます。Oracle RAC からの稼動状況に関する情報

取得をスムーズにできるようになったことで、障害時に対する復旧能力

をいままで以上に高めています。一般的なオンライン EC サイトや

基幹系システムでは、あるノードが不能に陥ってしまっても、アプリ

ケーションがそれを検知できないまま、アクセスをくりかえし不要な

エラー情報が大量に発生するというケースに悩まされることが多かった

わけですが、Oracle WebLogic Server では Oracle RAC からの稼動

状況に関する情報を逐次取得し、こうしたエラーの発生を自動的に防ぐ

ことが可能です。これにより、データベースでの処理が遅れる要因が

減少し、可用性がより一層高まることになりました。

■無停止でのアプリケーション更新

■耐障害性、データの管理性向上

再デプロイメント機能

高いROI。ハードウェアを効率利用、大規模集約基盤の実現

Java Enterprise Edition (Java EE)ベースのアプリケーションサーバーの

ベンチマークである「SPECjEnterprise2010」で、最新のOracle WebLogic

Server が世界記録を樹立しました。複数ノード環境での性能値、CPU

あたりの性能値、CPUコアあたりの性能値でも高い処理性能を証明して

います。こうした事実は、少ないハードウェア台数でも高い性能を発揮

することを示しており、ハードウェアの効率利用を実現します。

■新しい並列処理API の導入におけるJava SE 7 での実装例

少ないハードウェア台数でも高い性能

WebLogic Server は Java SE 7 に対応しており、マルチコアに最適化され

ているJava SE 7 の恩恵を享受できます。マルチコア環境のためのAPI

(CPU 情報取得API, 並列処理API)を提供するJava SE 7 は、マルチコア

環境におけるリソース利用効率向上、開発生産性および保守性の向上、

安全性の向上(スレッドセーフ実装)を実現します。また、Java SE 7では

冗長なコードの記述が解消されているので、並列分散処理の記述も

シンプルにおこなえます。

Java SE 7のマルチコア最適化

既に高い処理能力をもつOracle WebLogic Server ですが、大規模基盤

をより少ないハードウェアで効率的に実現したいというニーズに応える

べく、更なる進化を目指します。高いROIを実現したうえで、止められない

システムの安定的な運用を約束するOracle WebLogic Serverのこれから

にご期待ください。

大規模集約基盤の実現

ワークマネージャー機能による流量制御、過負荷保護

Disaster Recovery 機能拡張

・複数ノード環境での性能値 → 他社の2.4倍高速 ▼(環境)on SPARC T4×4 w/Oracle DB RAC

・CPUあたりの性能値 → 他社の1.5倍高速 ▼(環境)Cisco、Xeon E7

・CPUコアあたりの性能値 → 他社の1.5倍高速しかも全く同一のHWで! ▼(環境)Sun X6270、Xeno 5690See:http://www.spec.org/jAppServer2010/results/

45,000

30,000

15,000

-

500

400

200

100-

45,10445,104

World RecordSept 2011 16,646

1,500

-

3,2653,265

World RecordSept 2011 2,081

3,000

452452

World RecordAugust 2011

307

Active SiteWebLogic 12cWebL

WebLogic WWWWebLogic WWWeWebLogWebLogWebLogWebLogebLogiiicicic WebLogic

Business

Configuration

Oracle RACRACTransaction Logg

JMS Messagesg

Application Data

Standby SiteWebLogic 12cLogic 12

WebLogic WWWWebLogic WWWeWebLogWebLogWebLogWebLogebLogiiicicic WebLogic

Business

Configuration

Oracle RACOraTransaction Logg

JMS Messagesg

Application Data

ファイルレベルで2重化

DBソリューションによる2重化Active Datagrid,GoldenGateなど

他社製品:複数台+L/Bによる振り分け新サーバーL/E

旧サーバー

新サ バ

アプリケーションAバージョン1.1

旧サ バ

アプリケーションAバージョン1.0

WebLogic Server

ユーザー

アプリケーションAバージョン1.1

アプリケーションAバージョン1.0

アプリケーションAバージョン1.1

アプリケーションAバージョン1.0

一般ユーザー

管理者開発者

ユーザー

・管理モードデプロイ ▼一般ユーザーに公開する直前に  本番環境で最終確認

1サーバーで無制限にアプリ更新を実現

WebLogic Server

本番とは異なるURLID/Password要

Oracle WebLogic Server Oracle WebLogic Server

伝統の無停止+高性能、革新の高ROI大規模集約、プライベートクラウドを実現するアプリ基盤

サーバー B

独立したスレッドによる障害防止

流量制御機能

サーバーA

ユーザー

データベース

稼動情報

OracleReal ApplicationClusters

クラスタ

Oracle WebLogic Server

オンラインECサイト・基幹系システム

管理対象サーバー 1

管理対象サーバー 2

管理対象サーバー 3

管理サーバー

利用者に合わせた自動チューニング

各種サービス

大量のトランザクション

最高レベルの処理性能

スループットの適正化

利用者に合わせた

セルフチューニング機能

大きなタスク

細かいタスク

細かいタスク

細かいタスク

個別処理

個別処理 結果

個別処理

・流量制御等によるアプリケーションの保護・迅速なトラブル解決・運用停止時間の最小化

・マルチコア最適化・自動チューニング・負荷分散の最適化

・動的負荷分散・サービス継続・高速フェイルオーバー

スループット最適化 Oracle Databaseとの高度な連携

安定稼動

Page 6: [製品カタログ]Oracle Weblogic Server

109

SE EE

● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●

● ● ●

● ● ●

● ● ●

● ● ●

● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●

● ● ●

● ● ●● ● ●

● ● ●

● ● ●

● ●

● ●

● ● ●

● ●● ●● ●● ●

● ●

●● ● ●

● ● ●

● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●● ●● ●

● ● ●● ● ●

● ● ●

● ● ●

● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●

● ● ●

● ● ●

● ● ●

● ● ●

● ● ●

● ● ●

● ● ●

機能名標準のサポートJava SEJava EEServletsJSPJSFJSTLJDBCJNDIJMXJTAJ2EE connector architectureEJBJPAJMS 1.1、1.0.2bJAASJava Authorization Contract for Containers (JACC)Contexts and Dependency Injection for Java EEDependency Injection for Java EEJava Authentication Service Provider Interface for Containers (JASPIC)Java EE Application DeploymentJava EE Bean ValidationJave EE Common AnnotationsManaged BeansJave EE Interceptors開発者の 生産性Antベースの構築ツール開発者の生産性、パフォーマンス、およびスケールのためのOracle TopLink永続性ホット・デプロイメントホット・モディフィケーション:アプリケーションを再配置しないFastSwap Javaクラスオンデマンド デプロイメント 軽量インストーラHTTPパブリッシュ・サブスクライブ・サーバーClassloaderのフィルタリング共有ライブラリの利用アノテーションと依存性の注入

Apache Mavenプラグイン

クラスローダー分析ツール(CAT)Glassfishデプロイメントディスクリプタサポート可用性とスケーラビリティ

動的なマルチ データ ソース

セッションに対する同時リクエスト数の制限

MAN/WANレプリケーションとフェイルオーバー

サーバー全体の移行

プロダクション再デプロイメント

非同期HTTPセッション・レプリケーションシングルトン サービスの自動移行セッション・レプリケーションクラスタワイドのJNDIネーミング・サービス

トランザクション・リカバリ・サービス(TRS)の自動移行

Active GridLink for RACActiveCacheTopLink Grid

JDBC TLOG(トランザクションログ)保存

管理性Webベースの管理コンソールコンフィグレーションウィザードWLDF拡張コンソール/監視ダッシュボードWLSTJMXによるプログラム的な管理SNMPによる管理Oracle JRockit Mission ControlOracle JRockit フライト レコーダとの統合サーバーの自己調整ワーク・マネージャオーバーロードの保護機能セキュリティPAMすべてのプロファイルおよび権限データのために組み込まれたLDAP v3ベースのデータ・ストアロール・ベース、動的ルール駆動型のアクセス認可エンジングラフィカル・セキュリティ・ポリシー管理エディタRBAC(ロールベースアクセス制御)SAMLによるシングルサインオンクロスドメイン セキュリティコア・メッセージングコア・メッセージング機能

Message-Driven Beanを使用した非同期のデータ処理

Oracle WebLogic JMS .NETクライアント

サード・パーティのメッセージング・プロバイダとプラグ・アンド・プレイ(MQSeriesなど)送り先でのメッセージ処理の休止と再開

作業単位メッセージ グループ 順序単位による厳密なメッセージの順序付け

バージョン

663.0, 2.5, 2.4, 2.3, 2.22.2, 2.1, 2.0, 1.2, 1.12.1, 2.0, 1.2, 1.11.24.0, 3.01.21.2.1.01.2, 1.11.6(1.0 and 1.5 )3.11.0, 2.01.1, 1.0.2b1.01.31.01.01.01.21.11.01.01.1

------

--

----

---

-----v3--

--

-----

SE EE

● ●● ●

● ● ●

● ● ●

● ● ●

● ● ●

● ● ●

● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●

● ● ●

● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●

● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●

● ● ●● ● ●● ● ●

● ● ●● ● ●● ● ●● ● ●

● ● ●

● ● ●

● ● ●

● ● ●

機能名エンタープライズ・グリッド・メッセージングクラスタ間に分散されたJMS機能メッセージング/JMSの自動移行ストア・アンド・フォワードを使用する信頼性の高いメッセージ

Oracle Advanced Queuingとの統合

Webサービス.NET、MS Webサービス・ツールキットとの相互運用性

高可用性WebサービスWebサービスのOracle Enterprise Manager Fusion Middleware Control との統合Java API for XML-Based Web Services (JAX-WS)/JAX-BJAX-RJava EE Enterprise Web Services 1.2、1.1SOAPSOAP with Attachments API for Java(SAAJ)WSDL UDDIJAX-RPCWS-SecureConversationWS-SecurityWS-SecurityPolicy WS-PolicyWS-PolicyAttachment

WS-Addressing WS ReliableMessagingWS-TrustJAX-PJava API for RESTful Web Services (JAX-RS)システム統合J2EE Connector Architecture双方向のOracle Tuxedo統合Microsoft COM+の相互運用性IIOPによるCORBAの相互運用性組み込みWebサーバーOracle HTTP ServerApache、Microsoft IIS、Sun Java System Web Serverのためのプラグインサード・パーティのハードウェア・ロードバランサ(F5 BIG IPなど)と互換パフォーマンスExalogic Elastic Cloudソフトウェアのサポート

Oracle WebLogic Real Time

Oracle TopLink and ApplicationDevelopment FrameworkN-1-1 Oracle ToplinkN-1-2 Oracle Application Development Framework(ADF)Oracle Web Tier

N-2-1 Oracle HTTP Server

N-2-2 Oracle Web Cache

N-2-3 Oracle iPlanet Web Server (Sun Java System Web Server),

N-2-4 Oracle iPlanet Proxy Server (Sun Java System Proxy Server)

WebLogic Real Time

Internet Application Server Enterprise Edition

N-4-1 Oracle Forms

N-4-2 Oracle Reports

N-4-3 Oracle Portal

N-4-4 Oracle Discoverer

N-4-5 Oracle Advanced Security

N-4-6 Oracle Internet Directory

N-4-7 Single Sign-On

Coherence Enterprise Edition

Oracle Management Pack for Oracle Coherence

AA-1A-2A-3A-4A-5A-6A-7A-8A-9A-10A-11A-12A-13A-14A-15A-16A-17A-18A-19A-20A-21A-22A-23A-24BB-1

B-2

B-3

B-4

B-5B-6B-7B-8B-9B-10

B-11

B-12B-13C

C-1

C-2

C-3

C-4

C-5

C-6C-7C-8C-9

C-10

C-11C-12C-13

C-14

DD-1D-2D-3D-4D-5D-6D-7D-8EE-1E-2FF-1

F-2

F-3F-4F-5F-6F-7GG-1

G-2

G-3

G-4

G-5

G-6

G-7

HH-1H-2H-3

H-4

II-1

I-2

I-3

I-4I-5I-6I-7I-8I-9I-10I-11I-12I-13I-14I-15I-16

I-17

I-18I-19I-20I-21JJ-1J-2J-3J-4KK-1K-2K-3LL-1

L-2

NN-1

N-2

N-3

N-4

N-5

N-6

バージョン

---

2.2, 2.1, 2.01.01.3, 1.2, 1.11.2, 1.11.3、1.21.1×1.11.4、1.31.1、1.0 1.31.2、1.51.5、1.21.0、2004/08 Member Submission1.2、1.1、1.01.4, 1.31.3, 1.2, 1.11.1

----

---

概要

ドメイン作成、デプロイなどにAntを利用可能。

業界でもっとも進んだオブジェクト・リレーショナル永続化フレームワークに対応。

サーバーが稼動中に 新しいバージョンをデプロイ可能。アプリケーションが再デプロイするまで待機した後に作業していた Web ページ フローに戻るということをしないで済みます。最初のアクセス時に(必要なときに) 待機およびデプロイをおこなう。より速いダウンロードとインストール、ディスク上のフットプリントを縮小。Webクライアントが HTTP を介して非同期メッセージを送受信でき、Richクライアントをサポート。アプリケーションが提供する一般的なライブラリとフレームワークのバージョンを使用することが可能。複数のアプリケーション間で JARモジュールを共有。アプリケーションの開発プロセスを簡略化。Mavenを使用して構築されたアプリケーションのMaven環境からWebLogic Serverへのデプロイ、再デプロイ、更新などをおこなうことが可能。12.1.1からWLSインストール、ドメイン作成、サーバー起動などが追加クラスローダーの解析を可能とする管理コンソールからアクセスする機能一部のGlassfishのデプロイメントディスクリプタがWebLogicでそのまま利用可能。

Oracle Real Application Clusters (RAC) などの環境では、マルチ データ ソースの対象指定を解除して再デプロイすることなく、RAC ノードと対応するデータ ソースを追加および削除できるようになります。特定のセッションに対する同時リクエストの数が指定した値を超えると、サーブレットコンテナによるリクエストの拒否。データ センタの突発的な障害に対応。HTTP セッションのステートを、別の WebLogic Server クラスタ内のサーバーインスタンスにレプリケート。あるマシンから別のマシン全てのサービスを移動。クラスタ内の 1 つのサーバーインスタンス上でのみ実行されるサービス (JMS など) の可用性向上。古いバージョンのアプリケーションと一緒に、改定されたバージョンのプロダクション アプリケーションを再デプロイすることが可能。HTTPでのクライアント・レスポンスの待機時間が短縮シングルトン サービスの自動的な状態モニタと移行が可能。EJBステート、サーブレットセッションステート、ステートフルセッションのEJBフェールオーバーなどレプリケートされたり、固定されたりしている RMI オブジェクトおよび EJB オブジェクトにアクセス可能ホストサーバーで障害が発生した場合に冗長サーバー上で TRS を速やかに再開できるため、クラスタ内の JTA TRS の可用性が向上。ロードバランシング、フェイルオーバー、トランザクションを使用するOracle RACに対する接続性Oracle Coherenceを利用したスケーラビリティを有効化、高価なバックエンド・システムのオフロードOracle Coherenceを使用してJPAアプリケーションをスケール・アウト可能。JTAのトランザクションログを従来のファイルではなくデータベースに保存。トランザクションのリカバリがより強化される。

インスタンス、リソース、アプリケーションの監視と構成を提供。ドメインおよびクラスタを構成。10.3.6&12.1.1からActive Grid Linkコンフィグレーション追加診断データをチャートやグラフとしてグラフィックに提示。管理タスクを繰返し可能なスクリプトに対応。コマンド、スクリプトによるWebLogicやアプリケーションの設定、参照が可能SNMPによる統合監視への組み入れが可能メモリ・リーク検出、プロファイリング、および本番の待機時間分析(Oracle JRockit JVM本番環境)WebLogicイベントをOracle JRockit フライト レコーダで解析可能。

実行時のパフォーマンスおよびスループットに基づいて作業の優先順位を設定。システム容量に達した場合、クラスタ化された環境内の別のサーバーに作業をフェイルオーバー可能。

認証、認可、監査、PKI管理を目的とするプラガブルなセキュリティ・モジュール。

実行時にセキュリティ権限を決定。

中核的なロールまたは階層型のロールに基づく、XACML 2.0のアクセス制御プロファイル。認証情報を表現する標準のXML仕様を利用したシングルサイオンの実現。WebLogicドメイン間のセキュリティの相互利用。

ポイント・ツー・ポイント、パブリッシュとサブスクライブ、永続サブスクライバ、XA準拠、XMLメッセージングJMSメッセージにEJBを利用可能。WebLogic JMSアプリケーションおよびリソースにアクセスできる .NET クライアント アプリケーションを作成できるようにする API。

JNDIの登録のみでメッセージングプロバイダを切り替え可能。

外部リソースに障害が発生した場合に、JMS サブシステムの動作を制御するのに利用。送信メッセージの一部がグループとして識別され、コンシューマはそれらのメッセージをグループとして処理可能。順序付けされたメッセージを 1 つの単位にグループ化する。

概要

負荷分散および片系がダウンしていてもサービスの継続を実現。インスタンス再起動ではなく別のインスタンス上でサービスを実行。クライアントが接続されるまで、メッセージはクライアントの上に保存される。監査、追跡、セキュリティのためのメッセージ永続性、スケジューリング、メッセージ・メタデータ分析など、独自のメッセージ管理機能との統合

WebLogic Server を使用して作成した Web サービスと成した .NETを使用して作成した Web サービスの相互運用性ルーティングによるステートフルWebサービスのクラスタリング

Oracle WebLogic Web サービスのテストとモニタ。

フロントエンドWebサーバーとしてのサポート。

Oracle Exalogic上でのパフォーマンス最適化機能。Oracle JRockit JVMの予測可能なパフォーマンス・バージョンによる、ガベージ・コレクションの休止時間しきい値を越えないことを保証。

JPA 2.0対応のORマッピングフレームワーク。EJBをリレーショナルデータベースに保存。ドラッグ&ドロップによるWebアプリケーション開発を可能にする革新的なJ2EE開発フレームワーク。

Oracle WebLogic Server用のHTTPリスナーと、静的ページ、動的ページおよびアプリケーションをWebを介してホストするためのフレームワークを提供する、ApacheベースのWebサーバー。Oracle HTTP ServerおよびOracle WebLogic ServerなどのWebサーバーまたはアプリケーション・サーバー上で動作するWebサイトのパフォーマンス、スケーラビリティおよび可用性を向上させる、Web層向けの、コンテンツを意識したサーバー・アクセラレータ、つまりリバース・プロキシ。動的および静的なコンテンツを提供する、非常にスケーラブルでセキュアなハイパフォーマンス Web サーバー。ネットワークの輻輳の問題を解決し、レスポンス時間を短縮し、さらにエンド・ユーザーまたはネットワーク管理者に負担を掛けることなくネットワーク・リソースの制御を可能にする。Oracle JRockit JVMの予測可能なパフォーマンス・バージョンによる、ガベージ・コレクションの休止時間しきい値を越えないことを保証。※Oracle Internet Application Server Enterprise Edition を利用する場合にはOracle Database Enterprise Edition か Oracle Database Standard Edition もしくは Oracle Database Standard Ediiton One のライセンスは別途必要となります。

Oracle Databaseのパフォーマンスをフルに引き出すOracle純正のビジュアル開発環境スケーラブル、そして安全な環境で組織内外のすべてのレベルに情報をすぐにアクセスできるようにする企業レポーティングツール。Oracle WebLogic Serverと緊密に統合されたポータルを作成、デプロイ、管理するための完全なポータル・フレームワーク。Oracle Databaseに蓄積されたデータを効率的に取得。アプリケーション・サーバーとOracleデータベース間でのセキュアな通信と厳密認証に必要なクライアント・コンポーネント。Oracle Databaseのスケーラビリティ、高可用性、およびセキュリティ機能を利用したLDAP v3ディレクトリ。Oracle Portalにおけるシングルサインオン機能。データに高速アクセスするための、インメモリ・データ・グリッドによる環境全体でのメモリのプールおよび共有(ミッション・クリティカルなアプリケーションに対する完全なフェイルオーバー・サポートを含む)Oracle Coherenceの監視、管理およびプロビジョニングをおこなう管理ツール。WebLogic Suite の利用用途のみ使用可能。

SE:Standard EditionEE:Enterprise EditionSuite:WebLogic Suite

WebLogicラインセンスに付属する制限付/無償使用可能ライセンスと提供製品

SuiteSuite

Oracle WebLogic Server

諸元表:12c(12.1.1)