IoT縛りの勉強会! IoTLT vol.5 LT
Tessel・IFTTT・littleBitsを連携しつつプロトタイピングした話
20150714 IoT縛りの勉強会! IoTLT vol.5 LT 田中正吾
私の話はスライドを後ほど共有します。話す内容に注力いただいて大丈夫です!
田中正吾(たなかせいご)屋号:ワンフットシーバス
2004年よりフリーランス。以後、FLASH制作を中心にインタラクティブコンテンツを主に行い現在に至る。最近は、JavaScriptやHTML5アニメーション、スマートフォン演出制作のワークフロー改善に関わったりしていました。デジタルサイネージやアプリ制作もやります。
まず、littleBits
http://jp.littlebits.com/about/press/
磁石でくっつく小型モジュール色で役割を意識しながら電子工作できる
電源が流れてPOWER
スイッチを押すとINPUT
ライトがつくよOUTPUT
つづいて、Tessel
https://github.com/tessel/tessel-logo
JavaScriptで開発できるマイコンボードカメラやセンサーなど色々なモジュール
littleBitsはシンプルなモジュールが多くあれこれつなぎやすい。
TesselはカメラやBLEなどモジュールがlittleBitsより高度で面白い。
(例)Tesselの加速度センサーで
littleBitsのファンモジュールが連携する
(例)littleBitsのスイッチを押すとTesselのカメラが動作する
良い所を生かし合ってぜひ連携したい
両方ネットワークでつながるので、つないでみる
littleBitsはcloudBitsでつながる。
TesselもWifiでつながる。
littleBitsのスイッチでTesselのサーボが動く
littleBitsのスイッチでTesselのサーボが動く
Tesselが赤外線リモコンに反応してlittleBitsのLED点灯
OHM汎用エアコンリモコン
Tesselが赤外線リモコンに反応してlittleBitsのLED点灯
Tesselが赤外線リモコンに反応してlittleBitsのLED点灯
デモでは近距離でやっていますがもちろんもっと遠隔でも動作可能!
仕組み
littleBitsTessel Herokuサーバー
中継サーバー
連携にIFTTTというサービスのMaker Channelを使いました
「if this then that」というシンプルなコンセプトに基づく「レシピ」を作成し共有することができる。API同士を気軽につなげるサービス。
このあと、あれする。「if this then that」=IFTTT
レシピの「this」の部分は「Facebookで写真をタグ付けした時」といった「きっかけ」。
THIS=きっかけ
「that」の部分は「テキストメッセージの送信」「Twitterにツイートを投稿」といった「行動」になる。
THAT=行動
いままではサポートしてるサービス同士しか出来なかった。
(裏ワザはあったが制約があり結構に手間。)
最近IFTTTがMaker Channelを発表
Maker Channelは自作プロジェクトとIFTTTをつなぐ自由なチャンネル
WEBからの送信・受信がそろっている
IFTTTがどこかから受け付ける方
いままではサポートしてるサービス同士しか出来なかった。
サポートしてる
未サポート
MakerChannelのAPI仕様にあわせて中継サーバーで整えれば
サポートしてないサービスもイケる
中継サーバーがあれば連携できる。
littleBits→Tessel
littleBits TesselHerokuサーバー
ON/OFFを記録
定期チェック(3秒)
IFTTTでON/OFF通知
値がtrueに変わったらサーボを回す
Tessel→littleBits
littleBitsTesselHerokuサーバー
中継サーバー
リモコンが反応したら通知を送る
IFTTTで点灯通知
もう一つ連携してみた(ChatWork連携)
こんなかんじ
littleBitsTessel Herokuサーバー
中継サーバー
通知
先ほどのTessel/littleBitsのやり取りの裏でChatWorkへもメッセージを送信してました
IFTTTのチャンネル(例:Twitter)を使えば他の投稿連携も可能
littleBitsTessel Herokuサーバー
中継サーバー
通知
Twitter Facebook
➔Tessel/littleBitsがネットワークを通じて連携することが出来た。
➔プロトタイプを作るときに、IFTTT(Maker Channel)が便利。色々つなげられる。
➔Maker Channelで独自の動きにつなげたり、IFTTT内の動きにつなげたりと、あれこれ試行錯誤がしやすい。
➔いちど試してからしっかり組むと見通しが立ちやすくて良い。
ご清聴いただきましてありがとうございました!