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プログラミング第1週
静岡大学工学部機械工学科
知能・材料コースロボット・計測情報分野
臼杵深
光電・精密コース光ナノバイオ分野
居波渉
講義アウトライン
•連絡先
•関連情報
•主題と目標
•C言語を学ぶにあたって
•C言語の基礎
•コンパイルとリンク
•printf()
•変数と代入演算子
p. 4
p. 18, p. 112
p. 31, p. 37
連絡先
•電子メールアドレス(臼杵) usuki@shizuoka.ac.jp
•電子メールアドレス(居波) inami.wataru@shizuoka.ac.jp
•ホームページ http://optsci.eng.shizuoka.ac.jp/
•電話とFAX(臼杵) 053-478-1372
•電話とFAX(居波) 053-478-1371
•授業用ホームページ
http://optsci.eng.shizuoka.ac.jp/class/class.html
関連情報 (資料)
<参考書、資料>
参考書:「明快入門 C」林晴比古,ソフトバンク
プログラミングでは第1章〜第6章までを学ぶ。
資料: 授業用ホームページ授業で使用するパワーポイント資料をダウンロードできるhttp://optsci.eng.shizuoka.ac.jp/class/class.html
(トップページからもリンクあり)
関連情報 (授業)
<授業進行>金曜日1・2時限(5-24)講義 配布資料なし
ノートをとってください(時間を与えます)授業の最後に時間に余裕があれば小テストを行う
金曜日1・2時限(5号館計算機室)演習 5号館(システム棟)3F計算機室にて演習課題の提出・自分のアカウントにログインできるようにしておくこと。・座席が決まっているので確認しておくこと(コンピュータについている番号)
関連情報 (成績)
<成績評価>期末試験を行う。出席、課題(90%以上の出席率および提出率が必要)
<再試験>期末試験で60点未満の場合,再試験となる.日程未定
主題と目標
•主題と目標:C言語を用いた基礎的なプログラミング
講義:C言語について段階的に学ぶ。C言語を用いて基本的なプログラムが書けるようになる。
プログラミングでは変数とデータ型、演算子、制御文、コンソール入出力を主に学ぶ。
C言語を学ぶにあたって
•コンパイル型のプログラム言語
•プログラマ - プログラム(ソース) - コンパイル - オブジェクト - PC
•低級言語(マシン語,アセンブリ言語) ⇔ 高級言語(C言語,Java,など)
•PCは0と1しかわからない ⇔ 人間は自然言語しかわからない
•2020年から小学校でプログラミングが必修化(情報化社会)
•英語も小学校で必修化(国際化社会)
•ほとんどのプログラミング言語は英語で記述される
•情報化社会(SNS)と国際化社会(英語)についてアンケート
プログラミング言語
1.英語などの自然言語と同様、「慣れ」が必要
2.人工言語なので、簡潔で厳密
3.小さな間違いを許さない
4.プログラマーは5から6個のプログラミング言語を習得
簡単なCプログラム p. 16
#include <stdio.h>
int main(void)
{
printf("shizuoka");
return 0;
}
1. 上記のプログラムを入力し, “test.c”とファイルに名前を付ける。
2. コンパイルする。
3. 実行する。
実行結果
“shizuoka” と出力
簡単なCプログラム p. 16
#include <stdio.h>
int main(void)
{
printf("shizuoka");
return 0;
}
1. 上記のプログラムを入力し, “test.c”とファイルに名前を付ける。
2. コンパイルする。
3. 実行する。
実行結果
“shizuoka” と出力
ヘッダファイルの読み込み
最初に実行される関数
関数に渡すデータが無い
文字を出力
終了時に0の値を OSに返す
字下げ , 空白類文字
・プログラムを見やすくするために必ず入れる・全角の空白はエラー・行末に全角の空白を入れない
簡単なCプログラム p. 16
#include <stdio.h>
int main(void)
{
printf("shizuoka");
return 0;
}
1. 上記のプログラムを入力し, “test.c”とファイルに名前を付ける。
2. コンパイルする。
3. 実行する。
実行結果
“shizuoka” と出力
プログラムの標準形 p. 19
プログラミング初級編:プログラムとは
[プログラムとは]
◇ プログラムとはなにか
コンピュータに対して、どのような手順で仕事をすべきかを、書いたものである。
◇ プログラミング言語
プログラムを記述するのに用いられる人工言語。
◇ プログラミング言語の種類
この授業では「C言語」を勉強する。
C言語はUNIXの開発のためにつくられたプログラミング言語で、
広い範囲で使われている。
プログラミング初級編:どう書く?
[プログラムはどう書くの?]
◇ コンピュータは融通がきかない。
順番にしたがって細かく書かなければならない。
◇ コンピュータは我慢強い。
指示されれば同じことを1万回でも100万回でも繰り返す。
◇ コンピュータも(少しは)考える。 (制御文)
条件にしたがって行うことを変えることができる。
条件はあらかじめ人間が教えなければならない。
プログラミング初級編:コンパイル?
[コンパイルってなに] 教科書P-4
◇ プログラムを実行する(動かす)には、コンパイルという操作が必要
実は、コンピュータはC言語を理解できない。 コンピュータが理解できるのは
機械語である。 C言語を機械語に翻訳(コンパイル)することが必要である。
◇ プログラムを実行する手順
1 プログラムの入ったファイルを メモ帳 などのエディタを使って作成する。
ソースプログラム、ソースコード
2 コンパイル,リンクすると実行可能ファイルができる。
3 実行可能ファイルを実行する。
p. 4
プログラミング初級編:ファイルの作成
1 プログラムの入ったファイルを メモ帳 などを使って作成する。
以下のような、ファイルを作ります。すべて半角英数文字で入力する。
ここでは保存ファイル名を test.c、保存するディレクトリを
Z:¥programing1
にしている。プログラムの書かれたファイルをソースファイルと呼ぶ.
ファイル名 test.c (拡張子は .c をつける p.3)
#include <stdio.h>
int main(void) {
printf("hello¥n");
return 0;
}
printf() p. 18, 112
◇ printf()関数 - その1
【説明】 printf 関数は引数の内容を出力する。
【用例】
printf("hello¥n"); /* helloと出力。 */
/* ¥nは改行を意味する。 */
/* スペースも出力できる。 */
変数と代入演算子 p. 36, 26
◇ 変数と代入演算子
【説明】
変数とは、値を保存しておく箱のようなもので与えられた数値を保持する。変数は
型を宣言してから用いなければならない。型はその変数がどのような種類の値を
持つかを区別する。int は整数の型を意味する。他にはchar(文字)、double
(小数)などがある。変数の宣言の書式は以下のようになる。
変数の型 変数名;
ex) int i; (p.36)
変数に値をセットするには“=”を用いる。“=”を代入演算子という。“=”記号の左側
に値がセットされる変数名、右側に入れる値を指定する。
変数名 = 値; (p.36)
変数名 p. 26
変数名は自由に決めることができるが、名前に用いることのできる文字は決って
いる。それは次の通り。
A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z
a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z
1 2 3 4 5 6 7 8 9 _ (下線)
・ 変数名は英文字または_(下線)で始まらなければならない。
・ 名前の長さは先頭から31文字まで識別される。
・ 予約語を使ってはいけないが、予約語を含む名前はよい。
【用例】
int main(void) {
int i; int j; /* 整数を保持する変数i,jを宣言*/
i = 3; /* 変数iに3をセット */
j = i; /* 変数jにiの値をセット */
return 0;
}
p. 27
まとめ
•連絡先
•主題と目標
•C言語の基礎
•コンパイルとリンク
•printf()
•変数と代入演算子
p. 4
p. 18, p. 112
p. 36, p. 26
課題1の5
#include<stdio.h>
int main(void)
{
printf("abcde¥n");
return 0;
}
課題1の5
自分の名前をプリント(出力)するように変更せよ。
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