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このスライドは、2013/9/18に東京国際フォーラムで開かれた「アドテック東京2013」に登壇した際に使用したスライドを、slideshare用に一部編集したものです。 京都にあるウェブライダーは、「音楽」と「検索エンジンマーケティング」を組み合わせた独自のテーマソングマーケティングを展開しています。動画マーケティングが注目されている昨今、この弊社のような成功事例が今後増えてくると考えられます。Webマーケティングでお悩みの方の参考になれば幸いです。 ●ウェブライダーのテーマソングマーケティングやセミナーにご興味のある方は、ウェブライダーのサイトをご覧ください。 http://www.web-rider.jp/
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テーマソングを使った動画コンテンツその目的と成功ノウハウ
松尾 茂起(Shigeoki Matsuo)
京都市在住、34歳。Webプロデューサー、作曲家、ピアノ奏者として活動。
大学卒業後、京都の制作会社にて舞台音楽の演出を学ぶ。(様々な舞台の劇伴制作に携わる)
その後、独立。フリーランスで活動した後、2010年、株式会社ウェブライダーを設立。
Webと音楽・PVを組み合わせた「テーマソングマーケティング」などを展開。独自の動画マーケティングを研究している。
まずはこちらの曲をお聴き下さい
「恋のSEO!」
ウェブライダーが行った「テーマソングマーケティング」とは?
“アート”ではない、「マーケティングツール」としての楽曲制作
「広めたいメッセージ」を曲に込める!
PV作成(音楽だけではダメ)、動画の「解説ページ」作成!
動画投稿サイトへ投稿、ソーシャルメディアで拡散!
動画の露出に合わせて、「解説ページ」も露出!
「恋のSEO!」の解説ページhttp://www.web-rider.jp/koinoseo/
テーマソングマーケティングの目的
1. SEOの強化PVの「解説ページ」を様々なサイトで紹介してもらえれば、リンクを獲得できる。音楽は「高尚なネタコンテンツ」として紹介されやすい。
2. 外部サイトからの導線強化音楽を嫌いな人はほとんどいないため、色々なサイトで紹介されやすく、それら紹介してくれた外部サイトからの導線が多数生まれる。
3.ブランディングリアル空間での露出が増える。(→いつでもどこでも口ずさめる)テーマソングが名刺代わりになる。(例:あ、恋のSEOの会社だ!)
テーマソングマーケティングの成功例
恋のSEO!(SEOに振り回される担当者の「悲痛な叫び」をうたった歌)
今日順位上がった。スクロールさよなら!The rank went up today. Scroll goodbye!
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歌詞と曲が共感を呼び、露出に成功 case1case1
327,000
今も継続的なクチコミが発生。歌は色褪せない case1case1
解説ページに被リンクが集まり、上位表示(SEO)に貢献
case1case1
「恋のSEO!」の解説ページhttp://www.web-rider.jp/koinoseo/
case1case1
動画を紹介した人は、その「解説ページ」も気になるだから、動画の「解説ページ」へのリンクも多く集まった
case1case1
ソーシャルメディアで発見
Youtube内動画解説 検索行動
気付く&観る
私の心の中の関数(婚活パーティーで出会った男のデータをExcelで管理する女性の歌)
今日も追加したセルに 新しい名前そっと紡いだA型の人が気になる ソートしてる癖なのかもね
case2case2
156,000
case2case2歌詞と曲が共感を呼び、露出に成功
新しいキーワードもたくさん生まれ、一時、急上昇ワードにもランクイン
case2case2
メディアからの問い合わせも多数発生 case2case2
「私の心の中の関数」の解説ページhttp://www.hello-pc.net/excel-kansuu/
case2case2
ソーシャルメディアで発見
Youtube内動画解説
検索行動
気付き・観る
case2case2
動画を紹介した人は、その「解説ページ」も気になるだから、動画の「解説ページ」へのリンクも多く集まった
case2case2楽曲(PV)と連動したネット小説も大ヒット楽曲(PV)の世界観をテキストコンテンツとして再利用
テーマソングマーケティングの真の目的サイトの売り上げを伸ばすための
SEO強化!リンクが集まると、ドメインが強くなる
ドメインが強くなると、検索エンジンで優遇される
結果的に、同じドメインに属する他のページも上位表示しやすくなる!
あなたは“何のために”動画を投稿しますか?
1. 情報発信の拠点として「チャンネル」を育てたいから?
2. テレビCMのように、商品を訴求したり、綺麗な動画を流して、企業ブランドを高めたいから?
3. 動画広告で収入を得て、生計を立てたいから?
4. テキストや画像コンテンツではカバーできない情報を伝えるため?
5.「SEO」を強化したいから?
SEOを強化したいのなら「紹介されやすさ」が大事!
動画を観たユーザーの“アクション”を想定して
動画をつくろう!
ユーザーが紹介する理由は2つ
自己顕示欲から生まれる「発掘したい」という心理
ねえねえ、真由美こんな動画見つけちゃった!!
ユーザーが紹介する理由は2つ
自己ブランドの強化欲から生まれる「俺は人とは違う」という心理
私はつまらない動画はシェアしない!
「私のファン」が喜ぶ動画をシェアし、自分のブランドを強化をするのだ!
「発掘した!」「俺の紹介する動画はすごい!」
この2つの心理を突く動画があればシェアされやすい
なぜ、テーマソングを使った戦略が良いのか?
紹介する時の感情1.泣ける動画を見つけた!2.笑える動画を見つけた!3.綺麗な動画を見つけた!4.変な動画を見つけた!5.話題になりそうな動画を見つけた!6.役に立ちそうな動画を見つけた!
7.泣ける「曲」を見つけた!8.笑える「曲」を見つけた!9.綺麗な「曲」を見つけた!10.変な「曲」を見つけた!11.話題になりそうな「曲」を見つけた!12.役に立ちそうな「曲」を見つけた!
曲にすれば“紹介されやすい要素”
が増える
1. 歌が嫌いという人は少ない(歌になると一気に情報取得の「敷居」が下がったように感じる)
2. 歌にはメッセージを込めやすい(「強すぎるメッセージ」を中和してくれる)
3. 複数のクリエイターを巻き込むことができる(絵は基本は一人で仕上げるが、音楽は複数人で仕上げることが多い。さらにはPV作成にもたくさんの人を加えることができる)
4. 趣味・趣向の分野なので、ソーシャルメディアとの相性が良い(ある種ファッショナブルな文化なので、自己顕示欲を刺激しやすい)
実は、今「音楽」が熱い
「カラオケ」の検索回数の変化
「ボカロ」の検索回数の変化
「作業BGM」の検索回数の変化
「作業BGM」の検索回数の変化
「弾いてみた」の検索回数の変化
「CDが売れなくなった」と言われているが、むしろ、音楽文化は新しい盛り上がりを見せている
「弾いてみた」の人たちの人気はすごい
チャンネル登録数117,540人
ソーシャルゲーム隆盛の時代なので、「絵師」ばかりに目がいっている現状ですが・・・
「奏者」に注目してみるのも面白いかも
「人気絵師」の「絵」が人気が出るように「人気奏者」の「演奏」も人気が出る
社員が歌うという選択肢
ウェブライダーが考える効果の高いテーマソング動画
事例1:バラード曲(BPM:75)
総再生時間:6分20秒最後まで見た人:18%50%ライン:2分32秒
事例2:アップテンポ曲(BPM:129)
総再生時間:2分6秒最後まで見た人:37%50%ライン:1分35秒
事例3:歌謡曲(BPM:188)
総再生時間:1分16秒最後まで見た人:50%50%ライン:ラスト
1分くらいで「サビ」まで聞き終える曲がオススメそれを踏まえて、楽曲制作すると良いかも
事例4:ダメな曲
ネタとして面白いがアレンジも動画も手抜き
クチコミする側の発掘願望に届かない
総再生時間:1時間15秒最後まで見た人:30%50%ライン:40秒
事例5:一般的なセミナー
テーマソング動画作成のテクニック
1. 楽曲とPVのテンポ感を合わせる→画面切り替えのタイミングを工夫(楽曲のリズムで動画を観る)
2. PVのストーリー・演出も重視する→このPVを見続ければ何が起こるだろう?と思わせる
3. 素材感を無くす→「どこかで購入した素材感のする動画」はウケが悪いし、クリエイティブ力が弱くなる
4. 中毒感を出す→聞かずにはいられない中毒性のある楽曲をつくる
そして、最も大事なのは
クオリティ(本気で良い曲をつくる!)
「発掘した!」「俺の紹介する動画はすごい!」
この2つの心理を突く動画があればシェアされやすい
ただの曲ではなく「役に立つ情報」を歌詞に付与しているただ良い曲、良いPVを作るだけでなく
プラスαのメリットを入れる
子供向け動画にはすごい市場が広がっている
「子供 動画」子供向けの動画をきっかけに保護者にリーチできるかも
まとめ
テーマソングマーケティングが熱い
ー 最後に宣伝 ー
新ライダー募集中!テーマソングマーケティングに興味のある人を
すごく募集しています!「ウェブライダー 求人」で検索!
ご清聴ありがとうございました!
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