関西国際空港第1ターミナルビル 1/2 国際線出発フロア 4F 国際線出発フロア...

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外観 フロアマップ 3F 国際線出国エリア 男性トイレ 3F 国際線出国エリア 男性トイレ

関西国際空港第1ターミナルビル 1/2

関西国際空港は、1994年に開港した日本初の本格的海上空港。旅客・航空貨物の両方の24時間運用も日本初。その優れた機能性やデザイン性は高い評価を受けている。

衛生面に配慮して、ノンタッチで水や水石けんの出し止めができる、自動水栓とオートソープディスペンサーを採用。手洗い後の床への水垂れを抑えるため、洗面器の間にクリーンドライを設置している。

小便器は、床の清掃性に優れた壁掛式の低リップタイプ小便器を採用。ムダな洗浄水を抑えることができるマイクロ波センサーを搭載。

3F 国際線出国エリア 3F 国際線出国エリア トイレ図面 3F 国際線出国エリア 女性トイレ 3F 国際線出国エリア 女性トイレ

出国審査場を通過した先の国際線出国エリアには、全面リニューアルされた魅力ある免税店などが並ぶ。

小さなお子様連れに配慮して、パウダーコーナーにもベビーチェアを設置。洗面コーナーを利用している人の視線が気にならないように、パウダーコーナーと洗面コーナーとの間にパーティションを設けている。

大便器ブースの扉は折戸を採用。扉の内側と外側の色を変えることで、ブースの空き状況がひと目で分かるようにしている。また扉には、ブース内の設備がわかるピクトサインを掲示している。

3F 国際線出国エリア ベビールーム 3F 国際線出国エリア ベビールーム 3F 国際線出国エリア 大便器ブース 3F 国際線出国エリア 多機能トイレ

母親だけでなく家族連れでも利用できるように、ベビールームを独立して設置 調乳用 流し台と手洗 用 洗面器を備え る

壁に優しい色彩で飛行機のイラストが描かれたベビールーム。奥には、デ オ カ 仕切られた授乳 ペ が用意され る

小さなお子様連れの方に配慮して、男女トイレともすべてのブースに、ベビ と グボ ドを設置し る

多機能トイレは、大型ベッドとして使える折りたたみシートを備えたタイプと、汚物流しやベビ シ トを備えたタイプ それぞれを左右勝手違 併設設置。調乳用の流し台と手洗い用の洗面器を備えている。 アコーディオンカーテンで仕切られた授乳スペースが用意されている。

授乳室使用中は、入口横のうさぎ型のランプが点灯する。ベビーチェアとフィッティングボードを設置している。 汚物流しやベビーシートを備えたタイプ、それぞれを左右勝手違いで併設

している。

2015.11 作成 無断複製・転載禁止 (C) TOTO. LTD. 2015 All Rights Reserved 25144

4F 国際線出発フロア 4F 国際線出発フロア 北側 トイレ図面 4F 国際線出発フロア 南側 トイレ図面 4F 国際線出発フロア 南側 女性トイレ

関西国際空港第1ターミナルビル 2/2

第1ターミナルビルは、イタリアの建築家レンゾ・ピアノ設計。国際線の玄関口となる出発ロビーの緩やかなカーブを描く屋根は、飛行機の翼をイメージしている。

1ヶ所の洗面器には電気温水器を設置。湯・水の切り替えハンドルには、お湯が出ることをサインで表示している。床への水垂れを抑えるため、洗面器の間にクリーンドライを設置。

4F 国際線出発フロア 北側 女性トイレ 4F 国際線出発フロア 北側 女性トイレ 4F 国際線出発フロア 南側 女性トイレ 4F 国際線出発フロア 南側 多機能トイレ

洗面・パウダーコーナーの化粧鏡は、鏡に近付きやすい奥行きのあるタイプを採用。パウダーコーナーのカウンターには、荷物を掛けられるようにフックを取り付けている。

すべての大便器ブースは、スーツケースを持ったまま入ることができるように、広いスペースを確保し、扉は開口部を広く確保できる折戸を採用している。

女性トイレの大便器ブースの1ヶ所には、オストメイト対応の汚物流しを設置している。

多機能トイレは、さまざまな利用者の方に対応できるように、汚物流し・ベビーシート・ベビーチェア・フィッティングボード・折りたたみシートを完備している。

4F 国際線出発フロア 北側 女性トイレ 4F 国際線出発フロア 北側 男性トイレ 建築概要

<施設の概要>

水まわりの特長

大便器は、床の清掃性に優れた壁掛式を採用。海外からの旅行者に配慮し、大便器 座り方やトイ トペ パ 流し方 ガイドを掲 し る

小便器には、尿の飛散を抑えるためにターゲットマークを付けている。さらに小便器 足 は 尿 飛散 よる お や汚れを軽減する イド クト

関西国際空港第1ターミナルビル

大阪府泉佐野市泉州空港北1番地

/泉南郡田尻町中1番地

新関西国際空港株式会社

株式会社日建設計

株式会社大林組

(改修) 2015年 3月

名 称

所 在 地

施 主

設 計

施 工

竣 工 年 月

トイレの改修に当たっては、利便性や機能性の向上並びにユニバーサルデザインに配慮している。大便器ブースは、スーツケースを持ったまま入ることができるスペースを確保。さらに小さなお子様連れに配慮して、ほぼすべての大便器ブースに、ベビーチェアとフィッティングボードを設置している。多機能トイレは、車いす使用者やオストメイト、小さなお子様連れなどさまざまな利用者に配慮して、ベビーシート・フィッティングボード・汚物流しなどを完備している。そのほか、大便器・小便器・洗面器は、清掃性や節水性に優れた器具を採用し、メンテナンスや環境に配慮したトイレ空間を実現している。

<トイレの特長>

関西国際空港は、日本初の本格的海上空港として1994年に開港。第1ターミナルビルは、ビル内で国際線と国内線の乗り継ぎができるなど、優れた機能性とデザイン性が高い評価を受けており、日本建築学会賞などを受賞している。開港20周年を迎えた2014年度には、更なる価値の向上を目指し、単なる「リニューアル」ではなく、お客様のニーズの変化にあわせて、ビルの機能・価値の向上を図る「リノベーション」を実施した。魅力ある免税店を新設するなど、トイレを含めて空港施設としての旅客満足の向上を実現している。

<施設の概要>

大便器の座り方やトイレットペーパーの流し方のガイドを掲示している。 小便器の足元には、尿の飛散によるにおいや汚れを軽減するハイドロテクトタイルを設置している。

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