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機種 DP-C360/C450
Windows® XP Service Pack 2 セキュリティ強化機能搭載でネットワーク
スキャナーユーティリティ2 をお使いのお客様へ
〈はじめに〉
マイクロソフト社より、リリースされた『Windows® XP Service Pack 2 セキュリティ強化機能搭載』(以下、
Windows® XP SP2)においてWindowsファイアウォール機能の有効化(図1)を含む、セキュリティ機能強化
が行われました。これに伴い、弊社提供のネットワークスキャナーユーティリティ2(親展ボックスビューワー
2 ならびにスキャナードライバー)をご使用になるコンピューター上にWindows® XP Service Pack2 セキュ
リティ強化機能搭載が適用されている場合、スキャナー装置に接続できない場合があります。適用された
場合は、一度ネットワークスキャナーユーティリティ2 をアンインストールしてからネットワークスキャナーユ
ーティリティ2 をインストールしてください。
本ペー ジでは、Windows® XP Service Pack 2 セキュリティ強化機能搭載が適用されている環境でネットワ
ークスキャナーユーティリティ2 を使用するための設定手順を説明します。
図 1:Windows ファイアウォール画面
「LAN または高速インターネット」のご使用の接続においてプロパティを開き、「詳細設定」タブの
「Windows ファイアウォール」の設定を押下すると表示されます。
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【設定手順】 A. 使用時の動作
B. Windows ファイアウォールの「例外を許可しない」について
C. 「例外」にプログラムを追加する場合について
D. Service Pack1 でインターネット接続ファイアウォールを有効にして使用していた場合について
E. グループポリシー/ローカルセキュリティポリシーが適応されている場合について
A. 使用時の動作
アプリケーション Document Manager を立ち上げスキャナーで取り込みをすると図 2 のようなメッセージが
表示されます。
ここでは『ブロックする』を押下してください。本操作は最初に利用するときに実施すれば 2 回目以降は実
施する必要はありません。
図 2:アプリケーション利用時の警告メッセージ(例 Document Manager)
図 3:アプリケーション利用時の警告メッセージ(例 salutation デーモン)
上記の画面では『ブロックを解除する』を選択してください。
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図 4:例外リストへの登録結果(赤枠内が追加されたプログラム )
① 「スタート」ボタンから「コントロールパネル」を選択します。
② 「Windows ファイアウォール」を開き、「例外」のタブを選択します。
アプリケーション Document Viewerを立ち上げスキャナーで取り込もうとすると 図5:のようなメッセージが
表示されます。ここでは『ブロックをする』を選択してください。
図 5:アプリケーション利用時の警告メッセージ(例 Document Viewer)
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図 6:例外リストへの登録結果(赤枠内が追加されたプログラム)
B. Windows ファイアウォールの「例外を許可しない」について
Windows ファイアウォール機能(図1:)において例外を許可しないを有効にしている場合、親展ボックスビュ
ーワー2 やスキャナードライバーを起動すると、確認ダイアログが表示され、使用できない場合があります
(図7:)。親展ボックスビューワー2 やスキャナードライバーを利用する場合、例外を許可しないのチェックを
はずしてご使用ください。
図 7
C. 「例外」にプログラムを追加する場合について
親展ボックスビューワー2(MailBox Viewer)に対する(図 10)は、「ブロックを解除する」又は「あとで確認す
る」を選択し押下した場合、Windows ファイアウォール画面の例外タブにおいてプログラムおよびサービス
の親展ボックスビューワー2 のチェックを外してください。
ネットワークスキャナーユーティリティ2 を利用するための設定が行われない場合、使用時に Windows セ
キュリティの重要な警告ダイアログが表示されます。それぞれのダイアログで設定してください。
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親展ボックスビューワー2 追加
図 8:プログラムの追加を選択
図 9:親展ボックスビューワー2 選択
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図 10:例外リストへの登録結果(赤枠内が追加されたプログラム )
親展ボックスビューワー2 という名前がチェックつきで追加されるのでそのチェックを外す。
D. Service Pack1 でインターネット接続ファイアーオールを有効にして使用していた場合について
Service Pack1 でパーソナルファイアウォールを有効にしていた場合、スキャナー装置の IP アドレスならび
に2 つのポートの登録を実施する必要がありました。この環境にService Pack2セキュリティ強化機能搭載
を適応した場合 Windows ファイアウォールの詳細設定に引き継がれます。
本設定がなくても使用可能なため、他のソフトウェアで使用していない場合は、削除することをお奨めしま
す。
図 11:サービス画面
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図11 のサービス画面は Windows ファイアウォール画面の詳細設定タブのネットワーク接続の設定枠
内において、ご使用の接続アイコンを指定した状態で、設定ボタンを押下すると表示されます。
E .グループポリシー/ローカルセキュリティポリシーが適応されている場合について
本ユーティリティは、インストール時に「Windows ファイアウォール」の「例外」タブの「プログラムおよびサー
ビス」へプログラムを登録しています。
しかし、グループポリシー(ローカルコンピューターポリシーを含む)の定義によっては、「Windowsファイアウ
ォール」の「例外」が無効になることがあります。
例えば、「例外を許可しない」が有効の場合もネットワークスキャナーユーティリティ2 が利用できません。
例外が有効になるようにポリシーを定義してご利用ください。ポリシーの定義についてはコンピューターの
管理者へお問い合わせください。
「Windows® XP Service Pack 2 セキュリティ強化機能搭載」
「ドライバーインストールツール」および「CentreWare EasyOperator」においての制限事項
「ドライバーインストールツール」、「CentreWare EasyOperator」は、「Windows® XP Service Pack 2
セキュリティ強化機能搭載」(以下 Windows® XP SP2)を適用すると、以下の障害が発生する
可能性があります。
障害 1. 「ドライバーインストールツール」でプリンターの検索に失敗することがあります。
障害 2. 「CentreWare EasyOperator」の親展ボックスサービスを操作できなくなることがあります。
障害 3. 「CentreWare EasyOperator」のプリンターモニターの表示が遅れることがあります。
以下の操作でプログラムを例外リストに登録することで、これらを回避することができます。
A. アプリケーション利用時の警告ダイアログから追加する方法
「ドライバーインストールツール」、「CentreWare EasyOperator」の親展ボックスサービス(「EssyOperator」
と表示されます)
「CentreWare EasyOperator」を使用中に、「Windows セキュリティの重要な警告」ダイアログが表示された
ら、「ブロックする」を選択してください。
ブロックされ、次回以降、警告メッセージが出なくなります。
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図.1:「Windows セキュリティの重要な警告」画面(CentreWare EasyOperator)
図.2:「Windows セキュリティの重要な警告」画面(Salutation Daemon)
上記の表示が出たら 「ブロックを解除する」を選択してください。
図.3:登録後の例外リスト
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① 「スタート」ボタンから「コントロールパネル」を選択します。
② 「Windows ファイアウォール」を開き、「例外」のタブを選択します。
B. Windows ファイアウォールの設定から追加する方法
① 「スタート」ボタンから「コントロールパネル」を選択します。
② 「Windows ファイアウォール」を開き、「例外」のタブを選択します。
図.4:WindowsR ファイアウォール画面
③ [プログラムの追加]ボタンをクリックし、[プログラムの追加]ダイアログボックスを開きます。
図.5:[プログラムの追加]画面
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④プログラムおよびサービス(P)ウィンドウ中の<<登録したいプログラム※1>>を選択して、「OK」ボタ
ンをクリックします。
プログラムおよびサービス(P)ウィンドウ中に<<登録したいプログラム※1>>が表示されない場合、
パスの[参照]をクリックし、<<登録したいプログラム※1>>のパスを指定して、「OK」ボタンをクリックし
ます。
⑤ プログラムおよびサービス(P)のウィンドウに<<登録したいプログラム>>が表示され、チェックされ
ていることを確認します。(図 6:)
チェックがついていない場合、手動でチェックボックスにチェックを入れてください。
図.6:「ドライバーインストールツール」追加画面
■プリンターモニター(図 4.5.6)と同様に ドライバーインストールツールも設定してください。
※1 登録したいプログラム
○障害 1 「ドライバーインストールツール」の場合:
サービス名=ドライバーインストールツール
○障害 2 「CentreWare EasyOperator」の親展ボックスサービスの場合:
サービス名=Salutation Daemon または fxsslm12.exe、
パス=<System32>¥fxsslm12.exe
○障害 3 「CentreWare EasyOperator」のプリンターモニターの場合:
サービス名=プリンターモニター
なお、「CentreWare EasyOperator」の起動時、または「CentreWare EasyOperator」の親展ボックスサービ
スで「新規追加」を行なうと、「Windows セキュリティの重要な警告」ダイアログが表示されることがありま
す。
「ブロックする」を選択しても動作上問題はありませんが、「ブロックを解除する」を選択すると、CentreWare
EasyOperator、またはCentreWare BoxSetupWizard が「例外リスト」に登録され、次回起動以降「Windows
セキュリティの重要な警告」ダイアログが表示されなくなります。
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