町議会議員選挙 まで残り1年! - Urahoro · 町議会議員選挙 まで残り1年!...

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議員のなり手不足解消に向けて町議会議員選挙 まで残り1年!

 残り1年となったことから、特にこの1年間、議会だよりで、検証報告書で公表した議員のなり手不足解消に向けた情報提供や取り組みについてご紹介し、町民の皆さんが、二元代表制の一翼を担う議会のあり方を踏まえ、次期選挙に向けて議員を輩出していただけるよう、情報提供に努めてまいります。 議会としましては、議会の立場で今できる環境整備に向けて、この1年間取り組む内容や議員のなり手不足解消に向けた改善策を今回ご紹介いたします。

議員報酬

 議員報酬については、独自の「浦幌方式」による考え方を精査しました。今後、選挙前までに町民の皆様の意見も参考に、次期の町議会議員報酬について提案します。 議員年金、若者手当、育児手当などの支給検討(国へ要望)

人口減少(少子高齢化)

 町の人口減少に伴い、町のあり方を考えるとともに、議員のなり手不足も生じてくることから、議会・議員活動の中で「まちづくり計画」や「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の実施状況をチェックしながら、社会情勢に対応できるよう、議会としての政策提案を図り充実させていくことで、議員のなり手不足の解消につなげていきます。

政治への無関心

 政治への関心については、特に今回実施した議会町民アンケート調査結果を参考に、議会報告会、一般会議、まちなかカフェDE議会、まちなかおじゃまDE議会などの町民との意見交換の場を活用し、周知方法の改善、内容充実、情報提供、展示コーナーの実施、議会だより・ホームページの充実、町民意見の反映と政策提言、提言後の追跡調査と改善・実施報告、個人研修会の実施、子ども議会・傍聴環境改善を図るなど、継続的に努力していきます。 議会としては、それぞれの内容充実のための議論を活発にするとともに、議会が持つ機能を最大限発揮するよう質疑・質問のあり方、所管事務調査、政策提言などの機能強化を同時に進めていきます。

しごと(兼業など)

議会議員チャレンジ奨励金(国へ要望) 労働基準法における被選挙権の位置付けの明確化と休職、復職、議会活動のための休暇等の環境整備の検討(国へ要望)

若者・女性

 若者・女性議員のなり手については、「議会制度の位置づけと社会的認識度の向上、専業・兼業問わず議員報酬のあり方、休暇、休職、復職、働きながら議員活動できるなどの労働環境やそれに伴う社会保障制度の充実、家庭・地域がサポートできる体制、少子高齢化対策・女性活躍社会のための法的及び基盤整備など」を図るよう国へ要望。 議員のなり手不足について各種団体等からも若者や女性を議員の道へと導けるよう呼びかけます。

うらほろ議会だよりNo.179 30

町議会議員選挙 まで残り1年! 平成27年4月執行の町議会議員選挙において1名の欠員となり、これまで議員のなり手不足の検証を最優先課題として取り組んでまいりましたが、次期(平成31年4月)の町議会議員選挙まで残すところ1年となりました。 議会としましては、議員のなり手不足検証報告書を平成29年3月に公表し、これまで法律改正に向けて国への意見書の提出や要望活動、議員報酬の浦幌方式の検討、議会制度の情報提供などをしてきたところです。

選挙制度

被選挙権を18歳以上に(国へ要望)補欠選挙の要件緩和(国へ要望)再選挙制度の検討(国へ要望)

地域割

 地域割に関しては、制度改正というような視点よりも町民全体として議員のなり手を考え、さらに地域においても今まで同様に候補者を出していくことが理想であります。議会としましては、制度設計ではなく、町民のみなさんへ議員のなり手不足に対する啓蒙をしていきます。

後継者

 議会制度の情報提供や立候補のための議会制度に特化した情報提供をしていきます。 後援会・地域へのなり手不足の提起をしていきます。個人研修会の対応(議会、議員、政治などに興味がある方を対象に、立候補の有無は別として、議会制度などの個人向け研修会を開催します)

選挙費用

選挙公営の対象拡大(国へ要望)

政治版クラウドファンディングの活用 クラウドファンディングは資金調達方法のひとつで、インターネットを利用して不特定多数の人に目的や志のために資金提供を呼び掛け、必要とする金額が集まった時点でプロジェクトを実行する仕組みです。 政治資金規正法により献金の仕組みができなかった地方議員が、このサービスを利用することで、インターネットでの資金調達が可能となります。 ただし、注意すべきは、選挙時の告示前においては立候補する旨の公表は公職選挙法に抵触する恐れがあるため、告示後に選挙への出馬を公表した上で、選挙資金を募るプロジェクトを実施することとなります。この点において、町村議会議員選挙においては、告示日を含め5日間の選挙運動期間となるため非常に短いのも現状です。 選挙費用の部分においては、クラウドファンディングの利用というのは参考となる事例です。

議会活動

 議会や議員を身近に感じていただき、意見交換する場を設け、議会報告会、一般会議、議会モニター会議、まちなかカフェDE議会、まちなかおじゃまDE議会、議会だより、ぷち通信、ホームページをさらに充実させ、情報提供を図るとともに、住民参加と対話の議会を進め、議員のなり手不足問題への側面を支える地道な活動をしていきます。チーム議会のさらなる推進をします。

31 うらほろ議会だよりNo.179

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