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◆ 製品の構成
同梱品の構成は次のとおりです。製品を使用する前に下の構成品がすべてあるか確認してください。
但し、4.3インチは樹脂クランプが2個となります。12.1インチ、15インチは金属クランプとなります。
また、5.7インチ、7インチ、8.4インチにはD-Subコネクタ(15ピン)とフードが付属されています。
4.3インチ、10.4インチ、12.1インチ、15インチには、付属されておりません。
* PLCP-GX7-04TW は、画面保護シートがオプションです
◆ GX7シリーズモデル説明
PLCP-GX7 - 04W - DC - R
シリーズ名 画面サイズ 電源タイプ 製造コード
04W : 4.3” ワイド型 AC : AC power
05 : 5.7” DC : DC power
07W : 7.0” ワイド型
08 : 8.4”
10 : 10.4”
12 : 12.1”
15 : 15”
◆ 安全に関する注意事項 / Safety Precautions
製品を安全かつ効率的に使うために、本使用説明書の内容を最後までよく読んでからご使用ください。
安全のための注意事項は、製品を安全に正しく使い、事故や危険を予め防ぐためです。必ず守ってく
ださい。
◆ 廃棄時の注意事項
製品およびバッテリーを廃棄する場合、産業廃棄物として処理してください。有毒物質の発生または
爆発の恐れがあります。
◈ GX7 シリーズ 本体使用説明書
本体1台 クランプ4個および画面保護シート1枚
本体使用説明書1枚
オプション構成
画面保護シート/USBダウンロードケーブル
USBシリアルジェンダー(コンバータ):GX7-04W専用
2
◆ 設計時の注意事項
外部電源または本製品の異常発生時に、全体制御システムを保護するため、本体の外部に保護回路を
設置してください。
1. 本体の誤出力/誤作動により全体システムの安定性または人体に深刻な問題を招く恐れがあ
ります。本体の外部に必ず非常停止スイッチ、上/下限リミットスイッチ、正/逆方向動作イ
ンターロック回路など、システムを保護する装置を設置してください。
2. パソコンまたはその他外部機器が本体と通信しデータ交換する場合、または、本体の操作状
態の変更(運転モード変更)する場合には、通信エラーが発生した場合にシステムを保護でき
るようにシーケンスプログラムにインターロック設定をしてください。
3. 入出力信号線や通信線は、高圧線や電源線と分離して設置してください。双方の線が100mm
(3.94 inch)以上離れるよう配線してください。
◆ 配線時の注意事項
火災、感電事故および誤作動の原因となる恐れがありますので、配線作業を開始前に、各製品の定格
電圧および端子配列を確認した後、正確に配線してください。
• 配線時は、端子のねじを規定トルクで固く締めてください。端子のねじの締まりが緩い場合、短絡、
火災または誤作動の原因になります。
• FG(フレーム・グランド)端子の接地は機器毎に別々に設置してください(図. ○)。接地しない場合
には誤作動の原因となる可能性があります。
1. 接地は第3種接地で、接地用電線は2㎟以上をご使用ください。
2. 接地点は図.のようにできるだけ本体に近づけて接地線の距離を短くしてください。
3. 別々に接地出来ないときは、共用で接地します。ただし、この場合の配線は全て同じ長さに
します(図. △)。
[図. 接地方法]
◆ 設置時の注意事項
本体の許容温度を超過する場所に設置しないでください。本体が破損したり寿命が短縮したりするこ
とがあります。特に、次のような場所には設置しないでください。
1. 周囲温度が0~50℃以外の場所や、高圧機器が設置された操作盤の表面に設置しないでくだ
さい。
2. 本体に直接強い衝撃や振動が連続的に加えられる場所に設置しないでください。
3. 保守性および通風性を良くするために本体の裏面とコンソールボックスとの間隔は100mm以
上確保してください。また、密閉された空間に設置する場合は、冷却ファンを設置してくだ
さい。
4. 強い紫外線によってLCD表示品質が低下することがありますので、直射日光があたる場所に
保管、操作しないでください。
3
◆ 一般注意事項
• 画面を硬いものや、キリ、ドライバー、ペンなどの鋭利な物などで強く押さないでください。前面
シートの損傷によるタッチ誤作動の原因になります。
• 振動が激しい環境での使用、または、保管を行わないでください。
• 水、液体、金属粉などの異物が製品の中に入らないようにしてください。これによって破損・感電
することがあります。
• 画面保護シートの中に水、液体、金属粉などの異物が入らないようにしてください。画面の視認性
低下や、タッチ誤作動の原因となる恐れがあります。
• 無線機または携帯電話を使用する際は本体からできるだけ離れて( 30cm以上)ご使用ださい。
◆ バッテリーの仕様および交換方法
本体の電源を切って+ドライバーで背面ケースのスクリューを開き、内蔵されているバッテリーを交
換します。バッテリー交換後、製品のケースを組み立てます。
• バッテリー仕様
項目 内容 バッテリー電圧 DC 3V
バッテリー品名 CR2032
バッテリー寿命 2年またはそれ以上(周辺温度25℃の場合)
充電用バッテリー 電源OFF後、約7日
(電源OFF時は充電用バッテリーからメモリーバックアップ
が行われます)
* モデルにより仕様が変更することがあります。
◆ シリアルインターフェース(RS-232C)
本体と外部機器がRS-232Cシリアル通信をするためには、以下を参考に二つの機器の接続を行ってく
ださい。通信線は必ずRDとSDをTwisted Pair Cableで相互交差して結線してください。SGは直結で結
線してください。
• 転送規格
番号 項目 内容
1 通信方式 半二重通信(Half Duplex)
2 同期方式 非同期(Asynchronous)
3 転送距離 約 15m
4 接続形式 1:1
5 制御符号 ASCII Code or HEXA Code
6 転送速度 9600,19200,38400,57600,76800,115200 bps
7 データ形式 Data Bit 7, 8 bit
Parity Bit NONE,ODD, EVEN Parity
Stop Bit 1, 2 bit
COM2(15Pin)のRS-232側コネクタピン番号および信号名
PLCP-GX7-05-DC-R , PLCP-GX7-07W-DC-R , PLCP-GX7-08-DC-Rに適用
4
形態 ピン番号 信号名 方向 内容
15Pin Female
(COM2)
1 未使用
2 RD(RxD) 入力 データ受信
3 SD(TxD) 出力 データ送信
4 DTR 出力 データターミナル準備
5 SG 信号グランド
6 DSR 入力 データセット準備
7 RTS 出力 送信要求信号
8 CTS 入力 送信可能信号
9 RD(RxD) 入力 作画データ受信(COM1)
10 SD(TxD) 出力 作画データ送信(COM1)
11~15 RS422/485 用シリアルインターフェース
参考) COM1ポートを2ポート通信で使う場合、COM1ポートと同様に上記9、10番ピンを利用して作画プログラムをダウンロード
することができます。
COM2(9Pin)のRS-232側コネクタピン番号および信号名
PLCP-GX7-04W-DC-R, PLCP-GX7-10-DC-R, PLCP-GX7-12-DC-R, PLCP-GX7-15-DC-Rに適用
形態 ピン番号 信号名 方向 内容
9Pin Female
1 未使用
2 RD(RxD) 入力 データ受信
3 SD(TxD) 出力 データ送信
4 DTR 出力 データターミナル準備
5 SG 信号グランド
6 DSR 入力 データセット準備
7 RTS 出力 送信要求信号
8 CTS 入力 送信可能信号
9 未使用 Not Used
COM2(9Pin)ポートRS-422インターフェース用RS-232コネクタピン番号および信号名
形態 ピン番号 信号名 方向 内容
9Pin Female
2 RD (RxD) 入力 RS232 データ受信
3 SD (TxD) 出力 RS232 データ送信
5 SG 信号グランド
参考) COM1ポートと同様にCOM2ポートのRS-422側のRS-232Cピン(2、3番ピン)は作画プログラムダウンロードの用途で使用でき
ます。
5
◆ シリアルインターフェース(RS-422/485)
本体が外部機器とRS-422/485シリアル通信をする場合、以下の事項を参考にして二つの機器を接続し
てください。通信線は必ずRDAとRDBをTwisted Pair Cable化、SDAとSDBをTwisted Pair Cable化して
ください。通信不良の原因になるため、通信線のシールド線は信号グランドに使用しないでください。
• 転送規格
番号 項目 内容
1 通信方式 半二重通信(Half Duplex)
2 同期方式 非同期(Asynchronous)
3 転送距離 約 500m
4 接続形式 1:N (N ≤ 31)
5 制御符号 ASCII Code または HEXA Code
6 転送速度 9600,19200,38400,57600,76800,115200 bps
7 データ形式 Data Bit 7, 8 bit
Parity Bit NONE,ODD, EVEN Parity
Stop Bit 1, 2 bit
COM2(15Pin)のRS-422/485側コネクタピン番号および信号名
PLCP-GX7-05-DC-R / PLCP-GX7-07W-DC-R / PLCP-GX7-08-DC-Rに適用
形態 ピン番号 信号名 方向 内容
15Pin Female
(COM2)
11 RDA(RD+) 入力 データ受信(+)
12 RDB(RD-) 入力 データ受信(-)
13 SDA(SD+) 出力 データ送信(+)
14 SDB(SD-) 出力 データ送信(-)
15 SG 信号グランド
1~8 RS232C 用シリアルインターフェース
COM2のRS-422/485側コネクタピン番号および信号名
PLCP-GX7-04W-DC-R , PLCP-GX7-10-DC-R , PLCP-GX7-12-DC-R, PLCP-GX7-15-DC-Rに適用
形態 ピン番号 信号名 方向 内容
9Pin Female
1 RDA(RD+) データ受信(+)
4 RDB(RD-) データ受信(-)
5 SG 信号グランド
6 SDA(SD+) データ送信(+)
9 SDB(SD-) データ送信(-)
6
◆ イーサネット通信および結線仕様
Ethernet Spceification
項目 推奨仕様
イーサネットカテゴリ 10BaseT / 100BaseT
速度 10M / 100Mbps
通信方式 Base Band
最大セグメント長 100m (Hub between Node(XTOP)
通信ケーブル UTP (Unshielded Twisted Pair)
RJ – 45 Pin配列
コネクター 正面
コネクター 後面
ピン番号 カラー 信号
1 橙色/白色 TD+
2 橙色 TD-
3 緑色/白色 RD+
4 青色 10BaseTでは使用しない
5 青色/白色 10BaseTでは使用しない
6 緑色 RD-
7 茶色/白色 10BaseTでは使用しない
8 茶色 10BaseTでは使用しない
• Hubを用いて接続する場合はストレートケーブルを使用します。
例) ストレートケーブル配線:上の結線図どおりに1:1で接続します。
• Hubを使用せず直接接続する場合はクロスケーブルを使用します。
例) クロスケーブル配線:上の結線図でTD+とRD+を、TD-とRD-を入替えて接続します。
1 81 8
7
◆ USBハードウェア仕様
USB ホストハードウェア
項目 仕様
USBインターフェ
ース OHCI Specification Version 1.0
転送方式 Control/Bulk
転送速度 500Kb/s –10Mb/s
サポートDevice USB Storage (FATファイルフォーマットのみ使用可能)
USB Printer (HP社のPCL3プリント言語を使用する機種のみ使用可能)
USB デバイスハードウェア
項目 仕様
USBインターフェ
ース USB Specification Version 1.1
転送方式 Control/Interrupt/Bulk
転送速度 500Kb/s –10Mb/s
サポートOS Windows 98SE/2000/XP/VISTA/7(32bit/64bit)
ケーブル長さ 3m
[図1] USB Host Port [図2] MINI USB Device Port
◆ 各部名称と一般仕様
GX7-05/08 シリーズ
Model 前面(FRONT) 側面(SIDE) 後面(REAR)
F1 F2 S1 S2 S3 R1 R2 PLCP-GX7-05-DC-R 170 138 60 123 54.5 155.5 123.3 PLCP-GX7-08-DC-R 232 177 60 165 54.5 220 165
[表1. 外郭サイズ]
[図1:前面図] [図2後面図]
8
• 前面の各部名称および一般仕様
番号 名称 説明
1
LCD
タイプ PLCP-GX7-05-DC-R PLCP-GX7-08-DC-R
表示色 TFT 65536 COLOR
輝度 400cd/㎡ 400cd/㎡
画面サイズ 14cm/5.7 Inch 21cm/8.4 Inch
解像度 320X240 640X480
2 Touch Panel Touch Type Analog
3 前面シート 防湿、防塵用前面ビニールカバー
4 状態表示LED 電源状態、通信状態、CPU状態を表示する
5 USB Port USBダウンロード/アップロード用ケーブルポート
• 後面の各部名称および一般仕様
番号 名称 ピン数 説明
1 ゴムパッキン 壁面付着時の緩衝用ゴムガスケット
2 電源端子台 電源スイッチ
3 ETHERNETコネクタ ETHERNET通信用コネクタ
4 USBコネクタ USB保存用オプションのためのコネクタ
5 PS/2コネクタ 6 COM1用ダウンロードコネクタ
6 RS-232/422Cコネクタ 15 COM2用15ピン直列通信コネクタ
7 CF-CARDコネクタ CF-Card保存用オプションコネクタ
8 Fieldbusコネクタ フィールドバスなどの拡張カードコネクタ
注意) GX7-05/08シリーズは上記3、7、8番の事項はオプションによって変わるので、必ず細部事項をチェックしてください。
GX7-10/12/15 シリーズ
[図1:前面] [図2後面]
9
Model 前面(FRONT) 側面(SIDE) 後面(REAR)
F1 F2 S1 S2 S3 R1 R2
PLCP-GX7-10-DC-R 270 212 58 199.9 49.8 257.9 199.9
PLCP-GX7-12-DC-R 317 257 58 244.3 51 303.8 244.3
PLCP-GX7-15-DC-R 366 296.5 58 283.5 51 352.8 283.8
[表1. 外郭サイズ]
• 前面の各部名称および一般仕様
No. Title Feature
LCD
タイプ PLCP-GX7-10-
DC-R
PLCP-GX7-12-
DC-R
PLCP-GX7-15-
DC-R
ディスプレイ TFT 65,536 Color LCD
1 明るさ 350cd/㎡
380cd/㎡ 350cd/㎡
画面サイズ 26cm
10.4inch
31cm
12.1inch
38cm
15inch
解像度 640X480 800X640 1024X768
2 Touch Panel Touch Type Analog
3 前面シート 防湿、防塵用前面ビニールカバー
4 状態表示LED 電源状態、通信状態、CPU状態を表示する
5 USBポート USB保存用メモリーおよびプログラムダウンロード用オプション装着ポート
(但し、PLCP-GX7-10-DC-Rはプログラムダウンロード用ポートのみ装着)
• 後面の各部名称および一般仕様
番号 名称 ピン数 説明
1 ゴムパッキン 壁面付着時の緩衝用ゴムガスケット
2 スイッチ 電源スイッチ
3 電源端子 3 本体の電源端子
4 USBコネクタ USB保存用オプションのためのコネクタ
5 ETHERNETコネクタ ETHERNET通信用コネクタ
6 RS-232Cコネクタ 9 COM2用9ピンRS-232C直列通信用コネクタ
7 RS-422コネクタ 9 COM2用9ピンRS-422直列通信用コネクタ
8 PS/2コネクタ 6 COM1用ダウンロードケーブル
9 CF-Cardコネクタ CF-Card保存用オプションのためのコネクタ
10 FieldBus Connector Extension-Card Connector for Fieldbus or CC Link
注意) PLCP-GX7-10-DC-Rの上記5、9、10番の事項はオプションによって変わるので、必ず細部事項をチェックしてくださ
い。
10
PLCP-GX7-04W-DC-R
[図1. 前面] [図2. 後面]
PLCP-GX7-07W-DC-R
Model 前面(FRONT) 側面(SIDE) 後面(REAR)
F1 F2 S1 S2 S3 R1 R2
PLCP-GX7-04W-
DC-R
128 102 55 92.3 50 118.3 92.3
PLCP-GX7-07W-
DC-R
206 136 64.5 125 57.5 194.5 125
[表1. 外郭サイズ]
• 前面の各部名称および一般仕様
番号 名称 説明
1
LCD
タイプ PLCP-GX7-04W-DC-R PLCP-GX7-07W-DC-R
ディスプレイ TFT 65,536 Color LCD
明るさ 500 cd/m² 350 cd/m²
画面サイズ 4.3 inch 7 inch
解像度 480 X 272 800 X 480
2 Touch Panel Touch Type Analog
3 前面シート 防湿、防塵用前面ビニールカバー
[図1:前面] [図2後面]
11
• 後面の各部名称および一般仕様
番号 名称 ピン数 説明
1 ゴムパッキン 壁面付着時の緩衝用ゴムガスケット
2 Contrast 輝度調節(現モデルはメニューモードの初期設定で
LCDの輝度調節可能)
3 RS-232C, 422コネクタ 9 / 15 GX7-04W : 9ピン、GX7-07W : 15ピン
4 PS/2コネクタ 6 ダウンロードケーブル[オプション品]接続用コネク
タ(シリアルUSBコネクタ[オプション品]接続可能)
5 電源端子 3 本体の電源供給(DC 24V)
6 RESETスイッチ 本体の電源をRESETします
◆ 設置方法およびPanel Cutサイズ
必ず下記の事項に従って本製品を設置してください。
製品が装着されるパネルカットを作って、以下の通り本製品をホールの中に挿入してください。
本製品に同梱されているブラケット4個を以下の通り本製品のスロットに固定してください。
パネルカット寸法
パネルカットサイズは以下を参考にしてください。
1)図のように、パネルにブラケットを用いて
固定してください。
2)下の固定用ブラケットスクリューをきつく
締めすぎると、タッチセンサーが作動を停
止し誤作動する恐れがあります。ご注意く
ださい。
12
単位/Measure : [mm]
通称 幅 高さ モデル名 厚さ
GX7-05 158 126 PLCP-GX7-05-DC-R
1.6~9.0
GX7-08 222 168 PLCP-GX7-08-DC-R
GX7-10 260 202 PLCP-GX7-10-DC-R
GX7-12 306 247 PLCP-GX7-12-DC-R
GX7-15 355 286 PLCP-GX7-15-DC-R
GX7-04W 121 95 PLCP-GX7-04W-DC-R
GX7-07W 197 128 PLCP-GX7-07W-DC-R
◆ 本体メインメニューの要約説明
メインメニュー:TOP typeと通信方式が表示され、バージョン情報、言語設定、視覚設定ができます。
視覚設定と言語変更は該当表示の部分を指先でタッチすれば変更できます。
通信設定:本体の通信に関する事項を設定することができます。必ずPLCの通信設定値と同じように
設定してください。
注意) 通信するPLC設定をLOADERに設定する場合、すなわちPLCのCPUポートからサポートする端子でPLCと通信する場合、上記
に明記された通信設定値が固定されるので、上のCOM1/COM2シリアル通信設定と関連した設定は変更できません。
• 初期設定:本体の基本的な動作設定をすることができます。
• 診断:本体の通信およびその他診断をすることができます。
• 情報:OSバージョンおよび本体のシステムバッファに関する情報を確認することができます。
1. PLCと通信診断に関する説明
本体をPLCと接続後、上図のような製品の診断機能から、PLCとCOM2通信診断スタートを押すとCOM2 Diagnosisウ
インドウが画面に現れます。この通信診断機能は、本体に含まれたプロトコルを中心にPLCとの接続を簡単にテ
ストし、次の事項を把握することができます。
1) 相手のPLCと通信ケーブルの接続状態)
2) PLC側の通信設定の適切性、
3) PLC側の通信設定と本体通信設定の同一性の可否
4) 局番を使う場合、PLC側と同一局番であるかの確認
仮に上記診断画面で図のように“Timeout Error”が表示されたら、本4項目を再度確認下さい。
注意) 通信対象のPLCあるいはコントローラーは機種によりそれぞれ通信マニュアルがあります。当社ホームページの[ダウン
ロード-資料室]-[通信マニュアル]でマニュアルをダウンロードしてください。通信マニュアルには結線図、通信設定、アド
レス設定などの方法が説明されています。
13
2. ポート診断に関する説明
上記の通信診断と同じようにポート診断を実施することで、それぞれCOM1、COM2ポートの状態を事前
に点検できます。
本体メニューの診断機能でCOM1/COM2ポート診断をする前に必ずそれぞれのCOM1、COM2ポートを下の
図のように接続してから始めてください。
1. COM1ポート接続方法
2. COM2ポート接続方法(RS-232C通信)
注意) 上記結線はCOM2ポートをRS-232C通信接続された例です。必ずメインメニューのセットアップ画面でCOM2シリアル信
号レベルをRS-232Cに変更してから始めてください。
3. COM2ポート接続方法(RS-422/485通信)
注意) 上記結線はRS-422通信接続された例です。必ずメインメニュー画面のCOM2シリアル信号レベルをRS-422(4)に変更し
てから始めてください。
14
◆ 本体メニュー(Main Menu)転換方法
•本体の設定画面を運転画面からメインメニュー画面に切り替える方法です。
[図1. 電源ON時、画面タッチ] [図2. メインメニュー画面]
1. 本機器の電源をOFF状態にします。
2. 電源を印加しながら前面シート上側にあるTOPロゴ下のLCD画面部分をブザー音と一緒に押
してください。
注意) タッチしたまま電源を入れればMenuモードに切り替わりません。周辺環境によりブザー音が確認できない時には、ロゴ
の下の部分を手でタッチし続けたまま本製品の電源を投入してください。
上の方法の他にタッチタグでRUNモードからMENUモードに切り替えることができます。
◆ 画面補正(Calibration)方法
Analog Touchを使用する製品で、タッチが正確に動作しない時に使用します。
.
1. 本機器の電源をOFFにします。
2. 画面の横半分以下の部分をタッチした状態で本機器の電源を投入します。
3. 画面が白色に変わったら画面から手を離してください。すると、「タッチを補正する場合、
どこでも押してください。」というメッセージが表示され、画面上で数字がカウントダウ
ンされます。
4. 数字が“0”になる前に画面の任意の点を押してください。
5. 「画面の中央を押してください。」というメッセージとともに黒色の四角形が画面中央に
表示されます。その部分を正確に押します。引き続き画面の表示に従い、左上、右上、左
下、右下部分を押します。
6. 完了したら、Data SavingというメッセージとともにCalibrationを完了します。
[図1:画面下端をタッチ] [図2:画面補正開始前にメッセージ表出] [図3:ポイント表示]
15
- 発行者 : MISUMI corporation 2014.01 www.misumi.co.jp/
- 本使用説明書は製品を使用する人が常に見ることができる場所に保管してください。
- 本製品の規格は品質改善のために予告なく変更することがあります。
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