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(様式第 1) 疑義照会(回答)票
盟奎且
.......... ●●ヽ ...............←←← .. ぃ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ r・・・・・・ た......へ.........
業務実施部署の長の確認 L... 丼島. .J
(受付番号)" ' ' "'""" ,,,.................. . "'● ,,,, ......... .
ア日炒本部受付番号 No』 201Q .••••• 147 ー]
本部受付番号 No. 2011-2 i
※ 受付番号は、プロック本部及び品質管理担当部署において記入しますわ
(案件)
!
生活保護受給世帯の扶養認定における収入要件について 二〈照会に係る諸規程等の名称、条文番号)
健康保険法第 3条第 7項 □□ (内容)......................... ...............................•••••• ・-・・・・・・・・・.
生活保護受給世帯の扶養認定における収入要件について、生活保護を支給し
ている市役所福祉課より問い合わせがあり疑義が生じたのでご教授願います。
以下が疑義内容になります”
生活保護を受給している世帯の構成が、世帯主である要、障害者である夫`
小学生である子 1名、の 3人で全員同居しています。
また、
妻には就労により年 1,305,600円の収入があり
夫には就労により年 48,000円の収入がありますぐ
なお、世聾に対して生活保護費が年間 1.680,000円支給されており、その
支給対象者は世帯主である被保険者(妻)とされています。
健康保険法第 3条第 7項において、「被保険者の直系尊属、配偶者、子、孫及
び弟妹であって、主としてその被保険者により生計を維持するもの」と被扶養
者の定義がされています。
この場合、被保険者である妻の年収を越える生活保護費が支給されており被
保険者が夫、子の生計を主として維持しているとは言えないため、扶養認定で
きないと考えてよろしいか?
市役所福祉課より、今回の回答を生活保護世帯への指導の参考(医療扶助の
削減)にしたいとの申し出があり、至急の回答をお願いします。
(ブロック本部回答)
扶養認定時における年間収入については、生計を維持するために投入し得る収入額
とされており、【疑義照会No.201o-635】における本部回答においても、「年間
収入とは、認定時点での恒常的な収入の状況により算定することとされており、その
算定にあたっての恒常的な収入には恩給、年金、給与、傷病手当金、失業給付金、資
産所得等の収入で継続して入るもの全てが含まれる。」と説明されています。
このことから、生活保護費についても恒常的な収入として年間収入に含めたうえで
被扶養者の認定を行うのが妥当と考えます。
しかしながら、生活保護はあくまで世帯を単位に行われるものであり、その年間収
入への算入にあたっては以下の①②何れの方法とすべきか疑義が生じるところです。
この点について、生活保護費を扶養認定の際の年間収入に含めることの是非も含め
本部照会といたします。
① 生活保護費の支給対象者は一般的に世帯主とされていることから、その収入主を
堂とした上で、当該事案においては生活保護費全てを合算した被保険者(世帯
主)の収入と各被扶養対象者のその他の収入をもとに行う。
② 生活保護費の収入主を各世帯員とした上で、算出内訳等を基に各世帯員に対する支
給額を按分し、それを被保険者及び各被扶養対象者の収入に合算して行う。
あるいは、
③ 生活保護費については生活に困窮する方に対し最低限度の生活を保障する目的で
支給される趣旨のものであることから、扶養認定時における年間収入には含めな
い。
なお、②となる場合、別添の支給額の算出内訳を見る限りは世帯員ごとの内訳が一
部存在するものの、その支給額を世帯員ごとに完全に按分することは困難であると思
われますが、その方法についてもあわせてご教示願います。
回答日(又は本部への照会日) 平成23年 1月 4日
回答部署名 九州ブロック 部適用徴収 i部厚生年金適用支援グループ
回答作成者 マこュ7ルインi卜うりクー (グループ長) 山 口 茂
連絡先
メールアドレス
' 所属部署の長の確認椿
(本部回答)
健康保険の被扶養者の認定は、健康保険法第3条 7項「主としてその被保険
者により生計を維持するもの」であるかを判定することとなります。
その判定について、昭和52年4月6日保発第 9号・庁保発第9号により収
入基準を定めているところであり、収入の算定については、昭和 61年 4月 1
日庁保険発第 18号と同様の扱いをしているところであります。
ここでいう「収入」とは、恒常的な収入であり、どこから支給されているか
は問題でなく、認定対象者の「収入」と被保険者の「収入」とは、同じ内容の
「収入」を意味することとなります。
また、生活保護法31条に「居宅において生活扶助を行う場合の保護金品は、
世帯単位に計算し、世帯主又はこれに準ずる者に対して交付するものとする。
但し、これによりがたいときは、被保護者に対して個々に交付するものとする。」
とあることから、ご照会の事例においては、世帯主である妻の収入として、取
り扱うのが妥当になります。
よって、被保険者である妻が、夫、子の生計を主として維持していると考え
られるので扶養認定していただいて、差し支えありません。
平成23年 1月24日
主管担当部署の長の確認
(軽微なものについてはグループ長)坂東
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