Scholarships for Japanese to study in Colombia

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We invite you to know why Colombia is an excellent destination for your studies.

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コロンビア Embajada de la

República de

Colombia en

Japón

コロンビア政府が、日本人留学生(修士・博士課程)へ無償奨学金を支給し、支援していることをご存知ですか?

多くの留学生が、ICETEX奨学金制度を活用しています。

コロンビアで専門分野の研究をしませんか。

日本人留学生の貴重な経験談をご紹介しましょう!

Why to study in Colombia?

私とコロンビアの出会いは、青年海外協力隊員としてコロンビアのカリ市に派遣されたことでした。休暇などを利用して、コロンビア国内を旅行しましたが、地方によって文化や人柄が違う多様なコロンビアに魅了されました。このカリ市では、バジェ大学の大学院で公衆衛生を学ぶ日本人の方と知り合いました。彼女は、コロンビア政府の国費留学生として留学しており、それで、ICETEXの外国人向けの奨学金制度のことを知りました。スペイン語圏での留学は、スペインとメキシコしか知らなかったので、いつかICETEXの奨学金をもらってコロンビアに留学できたらいいなと思っていました。初めは、彼女と同じバジェ大学に行きたいと思っていましたが、その後、いろいろ調べてみると国内の他の大学でも奨学金をもらえるチャンスがあると分かり、ロス・アンデス大学に留学することにしました。ロス・アンデス大学は、コロンビアの中では最も学費が高い私立大学なので、ICETEXの留学生として奨学金をもらえる人数が限られているのですが、運良く、私が入ろうと思っていた年には空きがあることがわかりました。とはいえ、まず大学院の入試に合格しなければ、奨学金の申請をすることができないので、入学許可をもらうまでは心配でした。

Masami

Ikuta

ロス・アンデス大学 政治学博士課程コーディネーター、カロリナ・ゴメス氏と一緒に写る生田暢美さん

ICETEXを通じて奨学金を支給してくださったコロンビア政府に大変感謝しています。

海外から入学する場合、大学によっては、履歴書と研究計画の提出、スカイプなどを通じた面接で合否を決定するところもありますが、ロス・アンデス大学や国立大学の場合は、コロンビア人と同じように入学試験を受けなければなりません。こういった様々な手続きを含め、手助けをしてくれたのが、大学院のコーディネーターでした。このコーディネーターは、入学してからも授業の取り方や教授の性格や評判など様々な点についてアドバイスしてくれ、本当に助かっています。外国人ということもあり、いつも気にかけてくれ、今では良き友人の一人です。また、ICETEXの奨学金の担当者の方も親切に対応してくれました。こういう人たちとの出会いは貴重な経験だったと思います。ICETEXの奨学金は、授業料の支給だけでなく、医療保険にも加入してくれるので、医療費の高いコロンビアでも安心して過ごすことができます。

また、ロス・アンデス大学は、ラテンアメリカで6番目に評価が高い大学で、私が在籍している学部を含め、教授たちは、欧米の著名な大学で博士号を取っているか、取得見込みという先生ばかりで、高いレベルの授業を受けることができます。日本でもこれだけの教授陣をそろえている大学はなかなかないと思います。また、クラスメートもロス・アンデス大学や国立大学の卒業生だけでなく、協定のあるアメリカやヨーロッパの大学からの学生、周辺国からの留学生など、様々で、貴重な出会いがあります。外国人留学生は決して多くはないので、授業だけでなく、課題をやるときにも皆親切に助けてくれます。日本の大学と違って再履修という制度がないので、毎学期の平均点が基準点に満たないと続けて在籍することができないため、勉強は大変ですが、友人との出会いも含め、学業以外でも学びの多い毎日です。ロス・アンデス大学は豊富な蔵書を誇る図書館や国内でも最先端を行くIT設備などが整っており、学習環境も非常に恵まれています。また、ボゴタにある大学の多くが誰でも構内に入れますが、ロス・アンデス大学は、学生証が構内に入るための鍵代わりになっていて、部外者が入れないため、安心して過ごすことができます。

私はコロンビアという国が大好きなので、こうした機会を得て、ロス・アンデス大学で学ぶことができて嬉しく思っています。また、ICETEXを通じて奨学金を支給してくださったコロンビア政府にも大変感謝しています。

Why to study in Colombia?

ロス・アンデス大学

私は1997年2月から1999年12月までコロンビアの首都ボゴタに滞在し、カロ・イ・クエルボ研究所のセミナリオ・アンドレス・ベジョで修士課程を行いました。当時は、コロンビアに関する情報といえば、治安に大きな問題があるといった不安定な社会状況に関する情報ばかりで、ICETEXの奨学生としてカロ・イ・クエルボの修士課程に受け入れてもらえることになったものの、そんな状況のもと、どうやって暮らしていけばよいか途方にくれました。幸運なことに、大学の恩師がボゴタ在住のコロンビア人の友人と昔のホームステイ先を紹介してくれ、彼らの家に最初の数カ月は居候させてもらう、ということでボゴタの生活がスタートしました。

私にとって最もコロンビアの素晴らしかったところは、人の温かさと力強さだと思います。3年の滞在の間にどれほど助けられ、どれほど励まされたか分かりません。セミナリオの友人たちとは、時にけんかをしながらも、厳しい修士課程を一緒に乗り越え、また、勉強だけでなく、誰かの家に集まって朝まで話したり、週末には踊りに行ったり、休みの日にはボゴタだけでなく、郊外へバスに乗って散歩に出かけるなど、様々なことを一緒に体験することができました。今でも彼らは私の親友であり、本当にかけがえのない日々だったと思います。居候先から独立して、新聞の募集広告で見つけたアパートに移り住んでからは、近所の人々が本当の家族のように常に見守ってくれ、大変心強く、また居心地のとても良い暮らしができたと思います。

Why to study in Colombia?

Yoko Murakami

大学の仲間と村上陽子さん

帰国してから何年たっても、いつでもコロンビアに行きたいと思うのは、私を支えてくれた温かい人々のおかげだと思います。

実際のコロンビアには、日本の人がイメージすることとは大きく異なることがいくつもありました。例えば、ボゴタでは様々な文化的な催し物が常に開催され、日本ではなかなか見られないような演劇やコンサートなどに安価に行く機会があふれ、文化的活動には事欠かないというのは大変意外でした。また、カロ・イ・クエルボという研究所の修士課程のレベルは高く、同級生たちも大変知的で優秀な人ばかりでした。要求される勉強の量・質ともに非常に厳しく、毎日苦しんだことも今となっては良い思い出です。

現在と比べると、当時の治安の状況はかなり悪化していたとはいえ、ボゴタの近郊だけでなく、ボゴタ以外出身の友人たちの故郷やカリブ海沿岸地域に旅行しました。どこも緑と花にあふれ、雄大なアンデス山脈からマリンブルーの美しい海まで、心を打つ風景にもたくさん出会うことができました。そこでもやはり印象に残ったのは、出会った人々の懐の深さでした。どんな所にもだまそうとしたり、裏切ったりする人間も存在しますし、ボゴタでの暮らしはやはり日本とはいろいろな点で異なり、気疲れすることもありましたが、当時のこと振り返れば真っ先に良い思い出がよみがえり、帰国してから何年たっても、いつでもコロンビアに行きたいと思うのは、私を支えてくれた温かい人々のおかげだと思います。

Why to study in Colombia?

カロ・イ・クエルボ

ボゴタ

Why to study in Colombia?

Mari

Ajimi

研究に打ち込める設備や環境が整っていることをとても嬉しく思いました。

ハベリアナ大学は国際関係研究で有名なこともあり、教授陣のレベルも日本のトップの大学院に匹敵するほど。外国人であっても全く同じレベルで鍛えられますが、コロンビアというこれから発展していく国で経済や政治を研究できることは非常に幸運なことだと思っています。到着当初より国費留学生ということで大学側から個別に24時間使用できる図書館やカリキュラムの細かな説明を受ける機会を設けていただき、研究に打ち込める設備や環境が整っていることをとても嬉しく思いました。同時にコロンビアでは貧困は深刻な社会問題であるため、その現場で学びつつも社会福祉政策プログラムのインターンなどが身近なことも私にとってはコロンビアで研究する非常に大きなメリットであるといえます。

地域色がとても豊かな国なので、ボゴタだけではなく北部リゾート地を旅行したり、フィエスタを観に行ったりと勉強の合間の休暇も楽しんでいます。行く先々で全く違う顔があり、訪れる人を魅了し続けるのもコロンビアならでは。仕事と遊びを分けることがとても上手で、どちらも楽しんでいるコロンビア人と過ごす時間は新鮮で、そして気づかされることも尐なくありません。

今年に入り日本とも自由貿易協定を結び、今後ともより重要なパートナーになるコロンビアの大学院生活で充実した忙しさを楽しんでいきたいと思っています。

Why to study in Colombia?

私は高校時代に中米に滞在する経験があり、そこでみた所得格差と貧困問題を研究するために立命館大学国際関係学部に進学しました。大学を卒業する際もっと現地を知ることが必要と考え、日墨交流計画の奨学金をいただいてメキシコに一年間留学。その後本格的に修士号をとることを決意し帰国後コロンビアの大学院を受験、同時にICETEXの奨学金に合格し2011年7月より首都ボゴタのハベリアナ大学人文学部国際関係研究科にてコロンビアにおける女性の貧困と富の再分配政策について研究しています。

大学院の出願過程ですでに、メールなどのレスポンスが迅速で的確だったことに驚かされました。コロンビアは私にとって中南米8カ国目の国ですが、実際に生活すると勤勉でまじめな方が多いボゴタはとても住みやすく、涼しい気候もとても気に入っています。

ハベリアナ大学

Why to study in Colombia?

Arisa Terada

私は2009年1月からボゴタの私立ロス・アンデス大学のジャーナリズムセンター(Centro de

Estudios de Periodismo: CEPER)のEspecializaciónコースで1年間留学をしました。このコー

スはオムニバス形式で2〜3週間ごとに先生が変わり、実際にジャーナリストとして各方面(新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、インターネットなど)で活躍なさっている方々がそれぞれの専門分野を理論的かつ実践的に指導して下さいました。学期は前半と後半に分かれており、前半は主に個人で街に出て取材をし、記事をまとめるという作業を繰り返しました。様々なジャンル(perfil,

crónica, reportaje, noticiaなど)を体系的に学び、それぞれの文体や形式がもつ特徴や魅力を実際に書きながら理解していきました。CEPERではどの授業も成績評価が厳しいため、何度も書き直してやっと合格点に達するようなことが多々あり、特に最初の頃は苦労しました。25名ほどのクラスに外国人が私ひとりだけという環境も厳しさに拍車をかけました。後半の学期ではグループワークが増え、共同でニュースやラジオ番組を制作したり、ドキュメンタリーを撮影したりしました。Especializaciónコースに通うコロンビア人学生は基本的には社会人なので、みんなで一斉に作業できることのほうが珍しく、昼も夜も週末も関係なく空いている時間に集まって勉強をしていました。

コロンビアの美しい街、ビジャ・デ・レイバを訪れた寺田有里砂さん

十分に納得のいく留学ができたことに満足しています。

Why to study in Colombia?

ロス・アンデス大学は国内で最も有名な総合大学のひとつで、優秀な学生が集まっています。留学中は自分の所属するコース以外の授業にも参加できるので、より多くのことを学べると同時に、学部生、院生を問わず様々人に出会うチャンスがあります。また、留学生の各種事務手続きや生活面をサポートしてくれる部署がいくつかあり、皆さんとても親切なので何度もお世話になりました。図書館を始め大学の設備はかなりよいと言えますし、学習環境は恵まれていると思います。

私はこの留学をICETEXの奨学金を頂いて実現しました。全学費の負担はもちろん、生活費も給付して頂いていたので、一年間じっくり勉強に集中することができました。現地では奨学金受給のために常に一定以上の成績をとらなければならないという条件があり、その点で生活は楽ではありませんでしたが、頂いた奨学金を利用して多くの友人と交流をはかることができましたし、また国内旅行でコロンビアの地域多様性にふれることもできたので、素晴らしい機会を与えて頂き、とても感謝しています。

ボゴタでの生活にはもちろん危険も伴いますが、信頼できる現地の人の指示に従って行動している限り、特に問題に巻き込まれることもないと思います。ボゴタには大都市の文化的魅力があり、平日、週末問わずイベントには事欠きません。また近郊の街々には豊かな自然の魅力があり、私はよく週末に友人たちと山歩きをして楽しんでいました。1年間という短い時間ではありましたが、十分に納得のいく留学ができたことに満足しています。

寺田有里砂さんが撮影したボゴタのパノラマ写真

ICETEX奨学金のPRビデオに紹介された。

Why to study in Colombia?

2011年の1月よりコロンビアのバジェ・デル・カウカ県の州都カリにあるバジェ大学の理学部生物学科遺伝子学専攻でコロンビア政府奨学生として修士課程を修めています小川諭志と申します。カリはサルサの町でも有名です。

私は国際熱帯農業センター(CIAT)の協力の下、コロンビアを含むラテンアメリカの節水型イネの育種を専門に修士論文を書いています。

コロンビアの教育水準は思った以上に高く、一部の専門分野では日本の大学以上と感じています。また学生運動など日本では歴史と化してしまった活動が、今目の前で起きていることからも学生の熱さを感じます。

私がコロンビアで勉強をしようと思った理由は、ラテンアメリカの農業問題をしっかりと学びたい、常夏の恵まれた気候で年間を通じて圃場試験ができる環境で実験がしたいという2つの理由からでしたが、実際にコロンビアの教官、学生、人と触れることで、それ以上の大切なものを学んでいます。そして毎日おいしいコーヒーに、特産品の砂糖をたっぷり入れて、これまた特産のチョコレートをかじれるのも大いなる魅力の一つです。

Satoshi

Ogawa

世界一の生態系を持ち、一年中さまざまな花や鳥に囲まれたコロンビアで、愛に溢れたコロンビアーノと共に、素敵な学生生活を過ごしてみてはいかがでしょうか?

Why to study in Colombia?

毎日のように山のような課題があり勉強は決して楽ではありませんが、日本とはどこか違うゆったりと時間が流れていることは心に余裕を与えてくれますし、就学中に就職活動などで勉強以外に時間を割かれる日本とは違い2年間を学業だけに専念できる環境も大いなる魅力です。そして、何よりも異文化という環境の中で、日常のすべての出来事が学びの環境であることは、私にとって生涯の糧となることでしょう。

世界一の生態系を持ち、一年中さまざまな花や鳥に囲まれたコロンビアで、愛に溢れたコロンビアーノと共に、素敵な学生生活を過ごしてみてはいかがでしょうか?

きっと、ガイドブックやテレビなどでは知りえない本当のコロンビアの魅力に包まれた素晴らしい時間を過ごせることと思います。その魅力は皆さん自身の目で確かめに来てください。

バジェ大学

バジェ大学のクラスメートと写る 小川諭志 さん。

作成:コロンビア大使館広報部

問い合わせ: prensa@colombiaembassy.org, rosa.cardenas@cancilleria.gov.co

コロンビア奨学金申請の方法を知りたい方は、お問い合わせ下さい。

写真提供者:日本人奨学金留学生、プロエクスポート、ハベリアナ大学,

ロス・アンデス大学、バジェ大学, カロ・イ・クエルボ, Universia.

2011年11月

Why to study in Colombia?

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