私的にチャットbotを導入してみてしばらく経ったのであれこれ話す(前半)...

Preview:

Citation preview

CreatorsMeetUp41

私的にチャットbotを導入してみてしばらく経ったのであれこれ話す

ワンフットシーバス 田中正吾

私の話はスライドを後ほど共有します。話す内容に注力いただいて大丈夫です!

自己紹介

田中正吾(たなかせいご)屋号:ワンフットシーバス

2004年よりフリーランス。以後、FLASH制作を中心にインタラクティブコンテンツを主に行い現在に至る。最近は、JavaScriptやHTML5アニメーション、スマートフォン演出制作にも関わります。デジタルサイネージやアプリ制作もやります。ツール導入やワークフロー改善に関わったりしています。

あとウォンバットが好きで情報集めに自分のWEB力を全力で注いでいます(ウォンバットは夜行性です)

チャットbot

最近はLINEやFacebook Messengerでもやりとりできる技術情報(API仕様)が開放されるようになり話題になっています

FacebookLINE

もともとSlackやChatWorkといったチャットツールでは技術情報は公開されており

試せる状況は整っている

しかし自分でどう使うかがまったくピンときてなかった!

しかし、とある情報収集あたりを軸にチャットbotを使うようになった

とある情報収集

ウォンバットの情報を集めて1日1ウォンバットTumblrにアップする

ライフワークをしている

以前はフィードリーダー(Feedly)頼りにYoutubeやFlickrなどから

情報を集めていた

ある程度集められていたがなにぶん作業しにくさもあった

未読がたまりすぎるとさかのぼって読む気力がなくなってしまう

リアルタイムに情報を追いにくい問題

フィードを発行するサイトの減少もあり今後の情報収集は危うい

(いずれ自前で組んでフィード発行になりそう)

なんとかしたい

ここでチャットbotを使ってみたくなった

何度か挑戦しようとして困ったことが

自前で様々なチャットbotプログラムを書くのはいいけど、各APIを自分でメンテナンスするのがが大変...。(数カ月後、思い出せる?)

API

API

API

API

API

API

いろいろと試行錯誤のすえ、IFTTT+Slackで行くことにしました

IFTTTはTwitterやFacebookなど多くのAPIをサポートしておりAPI同士をつなげるサービス

API

API

API

API

チャットツールSlackもIFTTTはサポート。これで手軽にチャットbotができそう。

活用事例

具体的にどんなことをやっているのか

Twitter検索でウォンバット探し

Twitter検索でウォンバット探し

Vimeo検索でウォンバット探し

Feedlyのウォンバットグループで更新があったら通知

Feedlyのウォンバットグループで更新があったら通知

自分のTumblr投稿されるとSlack通知して投稿忘れ防止

自分のTumblr投稿されるとSlack通知して投稿忘れ防止

チャットだとリアルタイムに通知され読む気持ちになれる

チャットだと適度に読み捨てれる

! ! !

いろいろいいね!

IFTTTxSlack設定を見ながらデモ

実際の設定を見てみましょう

IFTTTでアカウントを作り、チャンネルを使えるようにします

Twitterチャンネル検索

Twitterチャンネルページで接続設定をします

(TwitterでのIFTTTアプリ使用許可をします)

Slackチャンネル検索

Slackチャンネルページで接続設定をします

(使いたいSlackでIFTTTアプリ使用許可をします)

設定できたらMy RecipesからCreate a Recipeで

レシピを作成します

まず何をきっかけにするかを聞かれます

きっかけになるチャンネルは検索できます

きっかけになるチャンネルでのできることが表示されます

(今回はTwitter検索をきっかけにします)

つづいて、なにワードを検索するか設定

きっかけが決まったら、なにが動き出すかを設定します。今回はSlackを動作させます。

通知されるSlack内の場所を設定

設定の詳細画面。投稿する文言を決めます

APIでやりとりされる要素をテンプレート文言のように引き出せる!

IFTTTを通じてAPI連携時のわかりやすい文言の出し方を勉強できる!

設定完了

実際これが動いているかどうかデモ

デモ(うまくいってほしい)

もろもろ余談

IFTTTにはMakerChannelというものがあり外部サーバーからやりとりできるのでIFTTTサポート外のAPIも接続可能。

たとえばIFTTTサポート外のChatworkでも中継サーバーをつくれば利用可能

チャットbotは、ともすればただの通知なので味気なくなりがち(Qiita:Team投稿通知の例)

ちょっとした役を設定してあげると彩りが出るし対話してる感が出てくる。

舞台設定と思って楽しもう。

IFTTTは色々なAPIが揃っておりいろいろなことができる

Instagramが最近のネタ探しではとても良いものがいっぱいあったのだが...

4月のAPI仕様変更でIFTTTから投稿検索ができなくなって阿鼻叫喚

(3/31で沈黙の図)

IFTTTは万能だが油断するべからずこういう変更に柔軟に対応していく必要。

自分で調査してAPIをつないで取りに行く気合も不可欠。

IFTTTはAPI連携の良き教師と考えよう。(いずれは自分のものにする)

まとめ

IFTTTを使うと様々な情報APIとチャット(Slack)をつないで実験しやすい

本来であればプログラムを駆使してチャットに喋らせる苦労がある

情報源 チャットプログラム

情報APIプログラム

まずプログラムを書く苦労がなく「とりあえずやってみよう」ができる

情報源 チャットプログラム

情報APIプログラム

チャットbotは喋らせてから、その先の気づきもいろいろある。そこを早く届き全体像が知れる。

チャットプログラム

!!

全体像が知れるので「チャットにするメリット」「便利な情報源は何か?」「情報取得の不自由さの解決」という世界がのぞける。

チャットプログラム

!!

たとえば、チャットbotは対話方式でより利用価値を高めたりしたくなるがIFTTTでは難しいことを知れます。

チャットプログラム

チャットbotは喋らせ方一つで変わったり、柔軟性あるメッセージを出すにはAPI情報を簡単に埋め込めるテンプレート設計も大事と知れる。

チャットプログラム

オリジナルのチャットbotをつくるときに糧となる知識がIFTTTによって色々学べます!

情報源 チャットプログラム

情報APIプログラム

ひとまずIFTTTでチャットbot作るの楽しいよ!

ご清聴いただきましてありがとうございました!

Recommended