ソシオナイト Vol.02「デジタル社会のなかで僕たちは出会う」_河島資料

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『デジタルの際』

1

河島茂生

自己紹介

専門分野:社会情報学、メディア論、図書館情報学

『基礎情報学のヴァイアビリティ』

( 東京大学出版会 , 2014)

■ 編著本

『図書館情報技術論』( ミネルヴァ書房 ,

2013)

『基礎情報学のヴァイアビリティ』

( 東京大学出版会 , 2014)

『デジタルの際』( 聖学院大学出版会 ,

2014)『情報倫理の挑戦』

(学文社 , 2015)

氏名:河島茂生

2

膨張するデジタル情報

3

われわれはデジタル情報に囚われている。

4

なにが生まれ、なにが失われていくのか。

5

デジタル・ナルシス

6

情報偏愛

7

CPU の速度、ハードディスクの容量

100 倍

8

インターネットの通信速度

2000 倍

9

CC 表示 - 継承 3.0

ムーアの法則

Made by shigeru23CC 表示 - 継承 3.0

10

ビッグデータ

11

ゼッタバイト

12

Michelangelo Merisi da Caravaggio ・作

13

デジタル情報の抗しがたい力

14

「水夫は、渦巻きの作用を理解することによって、災難から逃れた。彼の洞察力は、われわれが置かれている危機、電気的メディアによって巻き起こされた渦巻きを理解するための戦略を提示してくれるかもしれない」( McLuhan, 1967=1995:150 )

15

エドガー・アラン・ポー『大渦にのまれて』の挿絵 (Harry Clarke ・作 )

16

『デジタルの際』

デジタルの幻惑から抜け出し、デジタル情報の流れを理解しようとする試み

17

情報

物質

集合性個別性

( デジタル情報を含む )

人格、個人 社会

ⅠⅡ

Ⅲ Ⅳ

( 担体 )

18

情報

物質

集合性個別性

( デジタル情報を含む )

人格、個人 社会

ⅠⅡ

Ⅲ Ⅳ

( 担体 )

19

情報 (information)

生命にとっての価値をいざなうもの

20

情報 (information)

デジタル情報

21

文字・画像・音声・動画

「0 ,1 」のパターン

22

クラウド・コンピューティング

23

ポストヒューマン

24

情報

物質

集合性個別性

( デジタル情報を含む )

人格、個人 社会

ⅠⅡ

Ⅲ Ⅳ

( 担体 )

25

情報

物質

集合性個別性

( デジタル情報を含む )

人格、個人 社会

ⅠⅡ

Ⅲ Ⅳ

( 担体 )

26

情報

物質

集合性個別性

( デジタル情報を含む )

人格、個人 社会

ⅠⅡ

Ⅲ Ⅳ

デジタル情報

( 担体 )

拡大

27

情報

物質

集合性個別性

( デジタル情報を含む )

人格、個人 社会

ⅠⅡ

Ⅲ Ⅳ

デジタル情報

( 担体 )

拡大

28

情報

物質

集合性個別性

( デジタル情報を含む )

ネット上の人格

ネット上の炎上

ラーニング・コモンズ

都市

人格、個人 社会

ⅠⅡ

Ⅲ Ⅳ身体

デジタル情報

ポストヒュ|マン

集合知

( 担体 )

拡大ゲ|ムセンタ|

29

情報

物質

集合性個別性人格、個人 社会

ⅠⅡ

Ⅲ Ⅳ

デジタル情報

( 担体 )

拡大

第 1 章 ネットにおける集合性変容の予兆と資本主義

第 2 章 個人情報をめぐるせめぎあい

佐々木裕一

河島茂生・椋本輔

Ⅰ 部 集合性をまとうデジタル情報の運動

30

第 1 章

ネットにおける集合性変容の予兆と資本主義 :ユーザー生成型メディアの来歴と未来

佐々木裕一

31

物財ビジネス

32

エゴコンテクスト・コミュニケーション

33

ビッグデータ

34

第 2 章

第二章 個人情報をめぐるせめぎあい : 「人類史上最悪絶望的事件」の集合性

河島茂生・椋本 輔

35

2ちゃんねるを舞台とした個人情報の流出

36

個人情報をめぐるバトル

37

情報

物質

集合性個別性人格、個人 社会

ⅠⅡ

Ⅲ Ⅳ

デジタル情報

( 担体 )

拡大

第 3 章 多重性が消失するとき

第 4 章 アイデンティティの不確定性

河島茂生・椋本輔

横山 寿世理

Ⅱ部 デジタル情報にまみれる個人のありか

38

第 3 章

多重性が消失するとき : 人格の一元化

河島茂生・椋本 輔

39

多元的な人格 一元化する人格

40

識別性の欠如

アイデンティティの乖離

視覚的匿名性

匿名性の水準

2ちゃんねる

41

実名

仮名ハンドル

ニックネーム

匿名名無しさん通りすがり

本人到達性

リンク可能性

実名や現実 ( リアル ) に誰だかわかる

同一人物だとわかる

実名や現実 ( リアル ) に誰だかわからない

同一人物だとわからない

フェイスブック

炎上2ちゃんねる個

人情報流出事件

ツイッター ウェブログ

42

第 4 章

アイデンティティの不確定性 : 固定化から生成変化へ

横山寿世理

43

情報

物質

集合性個別性人格、個人 社会

ⅠⅡ

Ⅲ Ⅳ

デジタル情報

( 担体 )

拡大

第 5 章 レイヤー化するイメージ

第 6 章 「パターン」としての「心身問題」

畠山宗明

西川アサキ

Ⅲ部 情報と身体とのかかわり

44

第 5 章

レイヤー化するイメージ : 動画の分割性について

畠山宗明

45

生動性

46

モンタージュ

47

第 6 章

「パターン」としての「心身問題」 : 情報とクオリアの際、その地図

西川アサキ

48

「関係=

機能

」域

「クオ

リア

」域

心身問題

49

2045年問題

50

心身問題

51

情報

物質

集合性個別性人格、個人 社会

ⅠⅡ

Ⅲ Ⅳ

デジタル情報

( 担体 )

拡大

第 7 章 e - ラーニングとラーニング・コモンズ

第 8 章 オンライン時代のゲームセンター

岡部晋典

加藤裕康

Ⅳ部 デジタル情報に包摂されないコミュニケーション

52

第 7 章

e - ラーニングとラーニング・コモンズ : 遠隔の学習、場を同じくする学習

岡部晋典

53

場としての図書館

54

アクティブ・ラーニング

55

第 8 章

オンライン時代のゲームセンター : ソーシャルメディアとゲームを媒介とした

コミュニケーション

加藤裕康

56

ゲームのデジタル化

57

コミュニケーション・ノート

58

情報

物質

集合性個別性

( デジタル情報を含む )

ネット上の人格

ネット上の炎上

ラーニング・コモンズ

都市

人格、個人 社会

ⅠⅡ

Ⅲ Ⅳ身体

デジタル情報

ポストヒュ|マン

集合知

( 担体 )

拡大ゲ|ムセンタ|

59

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