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【検証してみた】いま話題の VMware on IBM Cloud SoftLayer 配布版
日本アイ・ビー・エム株式会社クラウド事業本部
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自己紹介葉山 慶平(はやま きょうへい)クラウド事業統括テクニカル・サービスVMware 担当
Kyouhei Hayama
多田 勇樹(ただ ゆうき)クラウド事業統括テクニカル・サービスVMware 担当 ( ? )
© IBM Corporation 33© IBM Corporation
IBM SoftLayer の概要 & 特長
© IBM Corporation 4
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IBM SoftLayer とは
– テキサス州ダラスを本拠地として 2005 年設立– 140 カ国、 46,000 以上の先進的なお客様 (2016 年 7 月時点 )
– 2013 年 IBM が SoftLayer を買収– 2014 年 全世界にデータセンターを拡充– 2014 年 12 月 22 日、東京データセンターオープン!
• Direct Link Collocation サービスで、データセンターとお客様データセンターを直接接続可能• 2015 年に、ミラノ、インドにも開設• 2016 年 8 月に、韓国に開設、今後も全世界展開を継続中
参照: http://www.softlayer.com/jp/our-platform
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特長 1 、物理サーバーも利用可能
最新の物理サーバーを専有利用仮想サーバーだけでなく物理サーバーを1 ヶ月または 1 時間単位で契約可能。
セキュリティーとパフォーマンスシングルテナント環境にて、サーバー性能をフルに活用。 Intel HT/AES-NIなどの構成も変更可能。
HPC や VDI に適した環境Broadwell 世代の CPU が購入可能(8/1~) 最新世代 GPU の Tesla K80 やM60 が利用可能。 Power8 も DAL09 で提供を開始。
もちろん、共有の仮想サーバーも、専有の仮想サーバーもあります!
© IBM Corporation 6
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• Promo Code “KOREA1000” で、ひと月 $1000 分使用可能 11 月 30 日まで有効
特長 2 、無料のグローバルNW10Gbps x N の高速バックボーン・ネットワークデータセンター間のプライベートネットワーク通信は、
どれだけ使っても無料! NEW !オスロ (9/12)
NEW !ソウル (8/8)
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特長 3 、仮想化できる物理NW仮想化されていない高速な物理ネットワークを利用。
利用者ごとに割り当てられた専用 VLAN 。物理サーバーも仮想サーバーも区別なく同一 VLAN 上に配置可能。
VLAN タギング( IEEE 802.1Q) も利用可能。通信高速化と高可用性に、 LACP* や Jumbo Frame も利用可
能。VLAN 内では、マルチキャスト通信も利用可能。複数の VLAN を組み合わせることでゾーニング構成も可能。
* SoftLayer における VMware 環境下では、 LACP を無効にして、 VMware 自身の機能でロードバランスすることを推奨
© IBM Corporation 88© IBM Corporation
IBM と VMware のパートナーシップ
© IBM Corporation 9
VMware 社と戦略的パートナーシッ
プを発表
戦略的提携を拡大、「 VMware Horizon
Air 」を「 IBM Cloud 」で提供
Hybrid Cloud を容易に利用可能にするために、更にパートナー
シップを拡張
3 つの大きな発表
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IBM と VMware のパートナーシップIBM が VMware 社との戦略的提携を発表• 本年 2 月、米ラスベガスで開催したイベント「 IBM
InterConnect 2016 」において戦略的提携を発表• IBM と VMware はお客様が現在使用しているオンプレミスの
データセンターからクラウドへ簡単で安全に既存のワークロードを拡張可能とすることで、エンタープライズ ハイブ・リッド クラウドの利用を促進・ する
なぜ VMware と戦略的提携なのか?• オンプレミス・サーバー市場における圧倒的なシェア(国内 82.6% ) ハイブリッド・クラウドを構築する 相手は殆どが VMware
• VMware 社のパブリッククラウド戦略変更( vCloud Air の撤退、 2017.3.31予定)
お客様にとってのメリット• 一貫性( Consistant ) 親しみのあるツールとのセットによるハイブリッド IT の管理とガバ
ナンスを実現• シームレス (Seamless) クラウドを跨るネットワーキングとセキュリティ・モデル• シンプル( Simple) 先進の自動化を利用した VMware Stack の“ワン・クリック” デプロイ• フレキシブル( Flexible ) CPU 数ベースの価格設定による VMware ソフトウェアの使用• 海外展開 (Global reach) IBM クラウドを利用したワールドワイド・ハイブリッド・イン
プリメンテーション https://www-03.ibm.com/press/jp/ja/pressrelease/49193.wss
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VMware と IBM 、世界規模のクラウド パートナシップをデスクトップ サービスへと拡張
「 VMware Horizon Air 」( DaaS )を「 IBM Cloud 」で提供• 両社は年内にかけ、共同で VMware Horizon Air のクラウド サービスを世界中で
提供、販売していく予定です。 VMware Horizon Air の詳細は下記のサイトを参照ください。もちろん日本国内でも提供予定です。http://www.vmware.com/jp/cloud-services/desktop/horizon-air-desktop
• IBM Cloud 上からの VMware Horizon Air の提供は、 2016 年第 3四半期に開始される予定です。
• お客様にとってのメリット– クラウドのもつスピード感や拡張性のもと、サービスやアプリケーションの導入を行える
エンタープライズ 向けのクラウド インフラストラクチャ– ローカルで使用を開始した後、各国の規制に順守しながら新しいサイトを追加できる拡張
能力– IBM のネットワーク性能と世界規模に広がるデータセンタ間の接続性– コスト効果の高いクラウド ホスト型のデスクトップやアプリケーションのプロビジョニ
ングによる柔軟性の高い月額課金
https://www-03.ibm.com/press/jp/ja/pressrelease/49961.wss
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VMworld 2016 にて、さらなるパートナシップ拡張発表
戦略的パートナーシップ 2016 年 2 月 23 日 の発表以降、VMware on IBM Cloud を
500 社以上の顧客が利用し、
30%-60% の MTM で成長中。
4000 人以上の VMware Solution の専門家を育成。
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VMware Cloud Foundation の発表
“VMware Cloud Foundation” をクラウドとして初めて実装。10-12 時間で専用の統合クラウド基盤が入手可能
※VMware Cloud Foundation は、コンピュート、ストレージ、ネットワークを統一したクラウド管理ソフトウェアによって管理する、統合クラウド管理基盤ソフトウェア。vSphere 、 Virtual SAN 、 NSX などで構成され、統合管理ツールとして SDDC Manager を利用。 こちらから動画をご覧いただけます!
https://www.youtube.com/watch?v=0mOUZUnnU4Y&feature=youtu.be
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パートナーエコシステムの拡張!
VMware on IBM Cloud エコシステムを生み出す新たなパートナーシップ
Veeam : バックアップ & VM リカバリーIntel : チップレベル・データプロテクションHytrust : データプロテクションやジオフェンシングZerto : バックアップ & DR
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vRealize Automation with IBM Patterns
Cloud Foundation を拡張する IBM Patterns !
迅速な環境のデプロイ一貫した構成のデプロイ
IBM による検証済み構成によりCloud Foundation を自由に拡張可能
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IBM Cloud Solutions
DR
Backup
Management
Patching
Monitoring
Secu
rity/
Com
plia
nce
Indu
stry
solu
tions
Big
Data
Mes
sagi
ng S
uite
s
Data
base
s
VMware vSphere VMware vCenter Server
VMware Cloud Foundation
IBM Cloud
IBM Cloud& Partner Solutions
VMware on IBM Cloud は、更なる拡張を続けています!
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IBM Cloud 上で提供するVMware ライセンス & 機能
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「 VMware SDDC on IBM Cloud 」の提供開始
• 1 ライセンスから月額課金でお使いいただけます
• CPU 単位課金になり費用もわかりやすくなりました
• クラウド上で必要なタイミングですぐに使用開始 !
仮想ストレージ
• シームレス
• 高性能
• 冗長性あり
Virtual SAN NSX vSphere Enterprise Plus
vRealize Suite for Cloud Platform Site Recovery Manager
仮想ネットワーク
• 仮想の高速プロビジョニング
ネットワーク
• シームレスにハイブリッド・
ネットワーク接続を統合
仮想サーバー
• 高可用性
• ハイパフォーマンス
IBM Cloud
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SoftLayer管理画面経由でのライセンス提供
CPU ソケット課金かつ月額単位で利用可能。 BYOL のケースもご相談下さい。
VMware Add-on Price/month/CPU
vSphere Enterprise plus 6.0 $85vCenter Server Appliance 6.0 $0NSX-V Enterprise 6.2 $118Site Recovery Manager Enterprise 6.1 $257
vRealize Automation Enterprise 7.0 $150vRealize Log Insight 3.0 $48vRealize Operations Enterprise 6.0 $68vSAN Standard - 0 – 20 TB $134vSAN Standard – 21 – 64 TB $188vSAN Standard – 65 – 124 TB $252vSAN Advanced– 0 – 20 TB $214vSAN Advanced – 21 – 64 TB $300vSAN Advanced– 65 – 124 TB $403
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VMware on IBM Cloud でも利用できる代表的な機能
vMotion vSphere HA
vMotion 再起動
vSphere Data Protection
バックアップ
リストア
vCenter Server
Long DistancevMotion
vCenter Server
NSX NSXSSD
VM VMVMVM VM VM
HDD
NSX + Long Distance vMotion
Virtual SAN
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VMware on IBM Cloud でも利用できる代表的な機能
vCenter Server vCenter Server
vSphere Replication
オンプレミス (本番サイト)
VMware vSphere
レプリケーション
VMware vSphere
(災対サイト)
vCenter Server
Site Recovery Manager
オンプレミス (本番サイト)
VMware vSphere
(災対サイト)
vCenter Server Site RecoveryManager
VMware vSphere
レプリケーション &双方向フェイルオーバー
vCenter Server
vCloud Connecter
オンプレミス (本番サイト)
(災対サイト)
VMware vSphere
移行
VMware vSphere
vCenter Server
Site RecoveryManager
StorageReplication
Adapter
StorageReplication
Adapter
Distributed Resource Scheduler
オンプレミス (主サイト)
(拡張サイト)
vCenter Server
リソースプール
災害対策
クラウド移行
リソース拡張
vSphereReplication
Server
vCloudConnecter
Server
災害対策
リソース拡張クラウド
移行
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vSphere 6.0Enterprise
Plus(2CPU 分 )
Intel XeonE5-2620v3
Intel XeonE5-2620v3 SAS 600GB (RAID1)128GB RAM
4 時間以内に ご提供
17 万円 / 月 ほど
VMware でよくあるパターン
10Gbps x 2
© IBM Corporation 2323© IBM Corporation
VMware on IBM Cloudソリューション・パターン
+
東京 DCオンプレミス
オンプレミスの IP アドレス体系をクラウド上に延長(BYOIP)
vMotion によるワークロードの移行IP 変更の必要ないフェイルオーバ(災害対策)
VXLAN L2 ネットワーク VXLAN L2 ネットワークVPN L2延伸
インターネット
VXLAN L2延伸
専用線
NSX によるオンプレー SL 間連携
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L2 サービス( VXLAN )
L3 サービス(分散ルーティン
グ)
NSX
セキュリティサービス(分散ファイアウォー
ル)
ロードバランスサービス
オンデマンド Application Deliveryクラウドマネジメントラットフォーム
vRealize Automation (vRA)
ブループリント / テンプレート
クラウドマネジメント
プラットフォーム
Network Profiles
Security Policies
Security Groups
Web
App
Database
VM
VM
VM
VM
VM
VM
+
NSX+vRA による NW 構成展開サービスのテンプレート化による NW 構成の自動化
セルフサービスポータルの実装
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SSD
Virtual SAN
VM
VM
VM
VM
VM
VM
HDD
VSAN による専有ストレージ
最大 3TB/36 ドライブ搭載可能なベアメタル上に専有もちろんオールフラッシュ構成もサポート
SSD
Virtual SAN
VM
VM
VM
VM
VM
VM
HDD
SoftLayer
スケールアウト
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オンプレミス・データセンター
論理ネットワーク
vSphere vSphere
vSphere Replication
オンプレミス⇆ SoftLayer 東京 DC (国内 DR )
VR+SRM による柔軟で安価なDR 維持費の極小化と、柔軟なインフラスケール
保護サイトの既存NW 構成を維持IP 変更の必要ないフェイルオーバー
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VMware on IBM Cloud のまとめ
グローバルパートナーシップ(シンプル、海外展開)• VMware Stack の“ワン・クリック” デプロイにより迅速かつ容易な導入• 世界中の DC にまたがる高速安定NW基盤を利用した海外展開
フルコントロール(プライベート)• ハイパーバイザー層までフルで制御できるシングルテナント(専有)環境• NSX 、 VSAN 、 vRealize といったネイティブ SDDC ソリューションのフル
活用• vCenter連携、ハイパーバイザーベースのソリューションのフル活用• VSAN を活用したシングルテナント(専有)ストレージをクラウド上で実現
IBM Cloud ならではの柔軟さ• IT リソースも VMware ライセンスも月単位で 1個からスケール可能• 豊富なラインナップ(物理サーバー、 SDDC ソリューション、 vRA パター
ン)
IT スキル、製品機能の引き継ぎ(一貫性、シームレス)• VMware完全互換環境のため、 VM イメージの変換などを気にする必要がな
い• 既存環境の NW ・ストレージポリシーの引き継ぎ• システム管理者の VMware運用スキルの有効活用
© IBM Corporation 2929© IBM Corporation
過去のイベント情報
© IBM Corporation 30 http://ibmevent.jp/watsonsummit2016/資料をダウンロードして、ぜひご覧ください!!!
© IBM Corporation 31
http://www.ibm.com/cloud-computing/jp/ja/events/monibmcloud_tokyo.html
資料をダウンロードしてぜひご覧ください!!!
© IBM Corporation 3232© IBM Corporation
検証環境の構築
© IBM Corporation 33
【宣伝】検証結果を Qiita にまとめてます
© IBM Corporation 34
VyOSESXi
ESXi
検証環境 (雰囲気 )図
ESXi
NSXMgr NSX
EdgePSC
vCenter
ESXi
VMVMVM
VM
InternetVyattaNSX
Mgr NSXEdge
PSCvCente
r VMVM VM
VM
VXLAN(Universal)
拡張リンクモード
VM
VM
VM
VM
オンプレ、クラウドで同じ IP アドレス体系
1. 災害対策2. 運用管理
3. リソース拡張
VMware on SoftLayer を 3つのユースケースで検証してみました
© IBM Corporation 3636© IBM Corporation
Site Recovery Manager で災害対策環境構築
© IBM Corporation 37
Site Recovery Manager って?
災害時のシステム復旧を自動化し、迅速なサイト切り替えを実行– リカバリー手順をポリシー化し、自動化– テスト機能の提供により、本番サイトに影響を与えることなくリカバリーテストが可
能– 個々の仮想マシン毎に保護設定をすることが可能
vCenter Server
Site Recovery Manager
vSphere
本番サイト
vCenter Server
Site Recovery Manager
vSphere
リカバリーサイト
vSphereReplication
サイト切り替えを自動化
vSphere Replication との違いは?
テストリカバリが可能 vSphere Replication ではリカバリ時に仮想マシンがパワーオフになっている必要があります。
IP アドレスの自動変更 vSphere Replication ではリストア後に手動で変更する必要があります。
スクリプトの実行 あらかじめ作成しておいたスクリプトをリカバリ時に実行することができます。
仮想スイッチへの接続 vSphere Replication では接続が OFF でパワーオンされます。
フェイルバック vSphere Replication ではもう一度逆向きのレプリケーションを再構築する必要があります。
災害発生
仮想マシンが停止しているのを確認
vCenter Server にログイン
リストア側の vSphere Replication を選択
「監視」→「受信レプリケーション」からリカバリの実行
リカバリー後、 vCenter Server 上でデプロイされた仮想マシンを選択
ネットワークアダプターを接続したいポートグループに接続
仮想マシンのパワーオン
1 つの VM をリストアするのにこれだけのステップがある
この間約 5~10 分
SRM の場合、これらのステップを自動化
vSphere Replication によるサイト切り替え
SRM の場合、• ネットワークの構成• 仮想マシンを優先順位に基づいて順番にパワーオンを自動で行ってくれる
災害発生
仮想マシンが停止しているのを確認
vCenter Server にログイン
「サイトリカバリ」を選択
リカバリプランの実行
あらかじめ設定した全 VM をワンクリックでリストア可能
この間約 2~3 分
Site Recovery Manager によるサイト切り替え
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実際に構築してみた。
Site Recovery Manager~クラウドを添えて~
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材料 (2 サイト分 )
データセンター(vSphere Replication 構築済み )
2 つ
SRM 用仮想マシン 2 つ
SRM インストーラ 適量 (Windows)
たったこれだけ!!?
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インストールします。インストーラは SoftLayerからダウンロードできます。
© IBM Corporation 44
インストールしました。
オンプレ、クラウド両サイトにインストールする必要があります。
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インストール後の設定1. サイトのペアリング
2. インベントリマッピングの構成
① リソースマッピングの作成
② フォルダマッピングの作成
③ ネットワークマッピングの作成
3. プレースホルダデータストアの作成
4. アレイマネージャーの追加とアレイペアの有効化
5. 保護グループの作成
6. リカバリプランの作成
Web Client で「サイトリカバリ」→各サイトを選択するとどこまで SRM が構成されているか確認できます。
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ペアリングして…
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マッピングして…
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保護グループ作成して…
© IBM Corporation 49
リカバリープランを作成して…
© IBM Corporation 50
完成!!
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リカバリーのテスト作成したリカバリープランを選択して実行!
© IBM Corporation 52
リカバリー完了!!
ちなみに、クリーンアップで元の状態に戻せます。
© IBM Corporation 53
検証で分かったこと
1.大きな構成変更なく、オンプレの DRサイトをクラウド上に構築可能
2.ボタン 1 つでリカバリーできるので安心
3.構成のガイドがしっかりしてて助かる
© IBM Corporation 5454© IBM Corporation
Log Insight と vROps で安心!運用管理!
© IBM Corporation 55
vRealize Log Insight って?
vSphere 環境のログを管理する製品です。
vRealize Operations って?
vCenter だとできない ( やりにくい )運用・分析を行える製品です。
© IBM Corporation 56
vRealize Log Insight って? リアルタイムでの VMware 環境のログ管理機能を提供
– ホストが生成したあらゆる種類のログを収集可能– 構造化されていないログデータの構造化– ログデータの監視、検索、分析が可能– カスタマイズ可能なクエリ、アラート– Windows 、 Linux の両プラットフォームに対応– vROps との連携機能
VMVM
ログデータの収集
分析、検索
アラートの発行
© IBM Corporation 57
Log Insight によるログデータの収集
vSphere との連携1・ vCenter Server を登録することで vCenter 、 ESXiホストのログが収集可能
仮想マシンのログ収集2・各仮想マシンにエージェントをインストール・ Windows 版 (.msi) 、 Linux 版 (.rpm 、 .deb 、 .bin) がある・インストール後、 .ini ファイルを編集し、どのログファイルを Log Insight に送信するか設定する・デフォルトではどのログイベントも送信しない設定になっており、修正が必要
VM
Agent.ini
©2016 IBM Corporation58 May 3, 2023
ログを検索するクエリの作成
あらゆる条件で検索可能
• ホスト名• アプリケーショ
ン名• ファイル名• イベントタイプ• イベント ID• ファイルパス• キーワードetc…
クエリをダッシュボードに保存したり
クエリからアラートを作成できます
vRealize OperationsWebhook
© IBM Corporation 59
でも自分でクエリを作成するのは大変…
©2016 IBM Corporation60 May 3, 2023
そこでコンテンツパック
各製品に特化した監視、分析を行うためのクエリ、アラートのセット– ログの形式は各製品によって異なるため、自分でクエリを作成するのは大変– 様々な状況に応じた検索を迅速に行える– 用意されたクエリをそのまま実行することが可能
VMware製品– vSphere– NSX– vCenter Server– vRealize Operations Manager– Virtual SAN
サードパーティー製品– Microsoft Windows– Apache HTTP Server– Lenovo xClarity
© IBM Corporation 61
vRealize Operations って?
VMware 利用イメージ
vCenter だと非効率(負担になる・時間がかかる・ノウハウが必要)な運用・分析を自動で簡単に行うことができる製品
© IBM Corporation 62
正常動作
問題発生
重大な問題が発生
正常動作していないか停止寸前
停止中
仮想マシン
データストア
データセンタ
ホスト
クラスタ
vCenter
仮想環境の要素 マップの色の意味
色で状態を判断
約 200 個の要素
マップの 1 マスが仮想環境の要素
物理+仮想環境の健康状態を一発視認
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仮想化ならではのリソース競合状態の分析
CPU 、メモリ、ネットワーク、ディスクの利用状況をヒートマップで表示• 物理ホストごとに各 VM のメモリ競合、ネットワーク使用率を把握• データストアごとに各 VM の I/O 競合状況を把握•各クラスタの空きリソース容量や負荷を把握• etc...
バッジやメトリックなどを利用したカスタマイズも可能
仮想マシン毎の CPU 需要と競合を調べるヒートマップ例
仮想マシンの状況色: CPU 競合 (%)大きさ: CPU 需要 (MHz)
© IBM Corporation 64
vROpsからできるリソース操作
vCenter 機能にある基本的な操作はvROpsから実行可能(一度に複数 VM の CPU 変更など一元的な変更も可能)
リソース移動用にvMotion もできる!
※ディスクの拡張やネットワークの変更はvCenter経由になります
© IBM Corporation 65
実際に構築してみた。
©2016 IBM Corporation66 May 3, 2023
Log Insight の構築
Log Insight の仮想アプライアンスをデプロイ1• .ova ファイルをダウンロードし、 vCenterからデプ
ロイ• スタンドアロン展開で開始 ( クラスタも組めます )vSphere との統合2• Log Insight に vCenter を登録• vCenter 、ホストのログを取得するように構成して
くれる
エージェントのインストール3• 仮想マシンのログを取得するために各仮想マシンにエージェントをインス
トール• ログを送信するように .ini ファイルを編集
©2016 IBM Corporation67 May 3, 2023
vRealize Operations の構築
vRealize Operations の仮想アプライアンスをデプロイ1• .ova ファイルをダウンロードし、 vCenterからデプ
ロイ
ソリューションアダプタの追加2• vCenter を登録することで、全 VM を監視対象に ( 複数 DC も
可 )
© IBM Corporation 68
完成!!
©2016 IBM Corporation69 May 3, 2023
Log Insight と vROps の連携を確認
ESXi 上にある仮想マシンへのログインが失敗したとき、 vROps にアラートを送信する
VM
ログイン失敗
ログの送信
vRealize Operations
アラートの送信
©2016 IBM Corporation70 May 3, 2023
検証結果
仮想マシンへのログイン失敗
アラートの送信
ログの送信
検証成功!
© IBM Corporation 71
検証で分かったこと
1.仮想マシンだけでなく、ホスト、データストアなどの情報を一目で見れる
2.オンプレ、クラウドの両環境を 1 つのUI で確認可能
3.台数が増えるとエージェントのインストールがめんどくさい… (Windows 版は AD で複数同時に入れられそう )
© IBM Corporation 7272© IBM Corporation
NSX でクラウドにリソースを迅速に拡張!!
© IBM Corporation 73
今回検証する Hybrid Cloud 延伸 3 パターン
方式 ユニバーサル論理スイッチ
ESG to ESG 接続 SAE to ESG 接続
方法 Cross-vCenter NSX の機能を使う
Edge Service Gateway 同士を L2VPN 接続する
Edge Service Gateway とStandalone Edgeを L2VPN 接続する
オンプレミス NSX 6.2 以上vSphere 6.0 以上
NSX が必要(Edge Service Gateway)
NSX は不要Standalone Edge が必要( 無料のアプライアンス )
SoftLayer NSX 6.2 以上vSphere 6.0 以上
NSX が必要(Edge Service Gateway)
NSX が必要(Edge Service Gateway)
注意点
考慮点
ESG = Edge Service GatewaySAE = Standalone Edge
© IBM Corporation 74
実際に構築してみた。
© IBM Corporation 75
ESX サーバー
vSphere
ユニバーサル論理スイッチ
データストア
vCenter
専用線
ESX サーバー
vSphereOS
APP
OS
APP
OS
APP
Virtual MachinesvCenter
NSXVXLAN(s)
OS
APP
OS
APP
OS
APP
Virtual Machines
VLAN(s)
ESG = Edge Service GatewaySAE = Standalone Edge
NSXVXLAN(s)
ユニバーサル論理スイッチ接続手順1.両サイトに NSX 環境を準備2. NSX Manager ロールの割り当て(プライマリ、セカンダリ)3.ユニバーサル VNI 、トランスポートゾーンの作成
© IBM Corporation 76
ESX サーバー
vSphere
ESG to ESG 接続
データストア
vCenter
専用線
ESX サーバー
vSphereOS
APP
OS
APP
OS
APP
Virtual MachinesvCenter
NSXVXLAN(s)
OS
APP
OS
APP
OS
APP
Virtual Machines
L2VPNNSXEdgeNSX
Edge
VLAN(s)
ESG to ESG 接続手順1.両サイトに NSX 環境 +ESG を準備2.両サイトに L2VPN 用ポートグループの作成3. L2VPN サーバー、クライアントの設定
ESG = Edge Service GatewaySAE = Standalone Edge
NSXVXLAN(s)
© IBM Corporation 77
ESX サーバー
vSphere
SAE to ESG 接続
データストア
vCenter
専用線
ESX サーバー
vSphereOS
APP
OS
APP
OS
APP
Virtual MachinesvCenter
NSXVXLAN(s)OS
APP
OS
APP
OS
APP
Virtual Machines
L2VPN
NSXEdge
NSXEdge SA
VLAN(s)
SAE to ESG 接続手順1. クラウド側に NSX 環境 +ESG を準備2.両サイトに L2VPN 用ポートグループの作成3. L2VPN サーバー、クライアントの設定
ESG = Edge Service GatewaySAE = Standalone Edge
© IBM Corporation 78
検証済み Hybrid Cloud 延伸パターン方式 ユニバーサル
論理スイッチESG to ESG 接続 SAE to ESG 接続
方法 Cross-vCenter NSX の機能を使う
Edge Service Gateway 同士を L2VPN 接続する
Edge Service Gateway とStandalone Edgeを L2VPN 接続する
オンプレミス NSX 6.2 以上vSphere 6.0 以上
NSX が必要(Edge Service Gateway)
NSX は不要Standalone Edge が必要( 無料のアプライアンス )
SoftLayer NSX 6.2 以上vSphere 6.0 以上
NSX が必要(Edge Service Gateway)
NSX が必要(Edge Service Gateway)
注意点 インターネット VPN を通る場合は、 MTU サイズに注意
考慮点 ・最新バージョンが必須・論理スイッチ 、分散論理ルータ 、分散ファイアウォールを複数 vCenterにわたって一元管理が可能
・ [VXLAN to VXLAN][VLAN to VXLAN][VLAN to VXLAN]をサポート・ ESG 構成変更は GUI経由・サイトごとの管理が必要
・ VXLAN to VXLAN 方式はサポートせず、あくまで VLAN を延伸する形・ SAE 構成変更は CLI経由・転送パフォーマンスは要チェックESG = Edge Service Gateway
SAE = Standalone Edge
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検証で分かったこと
1.オンプレの VMware 環境をそのままクラウドに延伸できる
2.オンプレに NSX なくてもいいんだ…
3.オンプレに大きな構成変更の必要なし!
4.MTU の恐怖
© IBM Corporation 8080© IBM Corporation
まとめ
© IBM Corporation 81
まとめ
SoftLayer なら、今までオンプレで使っていた VMwareの環境をそのままクラウドに拡張できる。
つまり、クラウドの特徴である拡張性、構築の速さを VMware 環境に利用できる!!
そう、 SoftLayer ならね
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