JAWS-UG 三都物語20140705

これからのクラウドビジネスのスケーラビリティ／IoE（Internet of Everything）〜モバイルクラウドの未来像〜

2014年7月5日

シスコシステムズ合同会社シスココンサルティングサービスシニアパートナー八子知礼

夏のJAWS-UG 三都物語

@tomokyun85

Cisco Confidential 2 © 2013-2014 Cisco and/or its affiliates. All rights reserved.

自己紹介とシスココンサルティングサービスのご紹介

Cisco Confidential 3 © 2013-2014 Cisco and/or its affiliates. All rights reserved. Cisco Consulting Services

八子知礼シスココンサルティングサービスシニアパートナー

• 松下電工株式会社にて通信機器の開発に従事の後、外資系コンサルティング会社を経て、デロイトトーマツコンサルティングに移籍最終的に同社通信・メディア・ハイテク担当責任者パートナー。

• 合計13年を超えるコンサルティング歴中、10年以上通信キャリア、サービスプロバイダ、ハイテク業界を担当。

• 新規事業戦略立案、CRM/顧客戦略、商品/サービスマーケティング戦略、チャネル戦略の策定、バリューチェーン再編を中心としたプロジェクトを多数手掛けている。

• 2014年よりシスコシステムズ合同会社にてシスココンサルティングサービスの立上げに参画。

• CUPA（クラウド利用促進機構）アドバイザー 3


書籍出版、雑誌寄稿多数。ベンダーニュートラルにクラウドやモバイルの普及を後押し

4

週間BCN 2010年11月より隔月寄稿中

フジテレビ「めざましテレビ」にもインタビュー映像で登場

2012年11月出版モバイルクラウド「図解クラウド早わかり」出版

2013年9月から連載開始エンタープライズモバイルの潮流

日本で最初に「モバイルクラウド」を提唱して双方の普及に尽力してきた


クラウド座談会を主催、Facebookやブログでクラウドのコミュニティを形成！

5

Facebookコミュニティ参加者数200名超

八子クラウドブログもよろしく！ http://85cloud.com

★原則この座談会に１度は参加した事がある人が加入可能


八子クラウド座談会、これまでのあゆみ〜大阪でも開催してまっせ〜

回開催日人数場所テーマ 1 2010年3月8日 15 中経出版クラウド本に書ききれなかった内容

2 2010年8月28日 44 中経出版なぜクラウドは使われないのか

3 2010年12月12日 66 Google 1年間、クラウド業界で起こったこと

4 2011年4月2日 42 ﾃﾞﾛｲﾄﾄｰﾏﾂｺﾝｻﾙﾃｨﾝｸﾞ震災復興にクラウドがどう役に立つか

5 2011年9月10日 80 Microsoft IaaSプレイヤーがちバトル

6 2011年12月11日 50 IDCフロンティア 1年の〆とクラウドのインテグレーション

7 2012年5月12日 42 IDCフロンティアソーシャルクラウドの潮流

8 2012年9月10日 48 ﾀﾞｲﾜﾎﾞｳ情報ｼｽﾃﾑ「徹底的にSaaS」

9 2012年12月8日 70 パイプドビッツ PaaSでモバイルクラウド

10 2013年5月11日 58 ｷﾊﾞﾝｲﾝﾀｰﾅｼｮﾅﾙクラウドの広がり～日本の頑張りを知ろう

11 2013年9月14日 64 SAPジャパン最新動向「BaaS」とはなんぞや？

12 2013年12月14日 54 IDCフロンティア 2013年トレンド総括&未来予測今年開始＆話題になったクラウド

関西1 2013年5月25日 40 NTTテレパークビルクラウドでICT業界はどう変わる！？

関西2 2013年11月30日 68 Microsoft関西支店注目の関西発クラウドやったるで～！！

仙台1 2013年4月27日 25 コワーキングスペースクラウドとモバイルで変わる企業と私たちの働き方


シスコシステムズ会社概要本社シスコシステムズインク（米国カリフォルニア州サンノゼ）日本社名シスコシステムズ合同会社（英文表記：Cisco Systems G.K.）設立 1992年5月22日（日本法人） / 1984年（米国）資本金 4億5,000万円（日本） / 5,200億ドル（グローバル）社員数約1,200名（日本） / 約75,136名（グローバル） 2014年1月現在

事業内容ネットワークシステム、ソリューションの販売ならびにこれらに関するサービスの提供

40% 41% 45% 33% 22%

第1位第1位第2位第1位

Source: Cisco Corporate Overview Market Leadership (Q2 CY13)

66%

第1位

49%

第1位

45%

第1位

53%

第1位

音声ウェブ会議ストレージ（Area

Networks）

セキュリティスイッチ（Modular/Fixed）

ルータ（Edge/Core/Access）

テレプレゼンス

無線LAN

第2位

X86 ブレードサーバ

世界の市場シェア


統合API – Unified Information Model (Unified Policy Domain)

Orchestration Frameworks

Automation Tools

Open REST API

System Management

Hypervisor Management

ACI Fabric

Blade Chassis B22 FEX or 3rd Party

Switch

Integrated L4-L7 Services Physical & Virtual

V Hypervisor vSwitch 仮想統合でのハイインパクトエリア

Physical Workload

V

V

Open REST API

Open REST API

APIC

SLA QoS セキュリティロードバランシングアプリケーション・ネットワーク・プロファイル＆

サービス連結

スモールスタートから、5万物理サーバまでのスケールアウト

マルチハイパーバイザー＋物理サーバの一環した運用

オープンなエコシステム＆オープンAPI

APIC（統合管理ツール）＆アプリケーションレベルでの可視化

ACI（Application Centric Infrastructure）オープンな取り組み

NW機器のビジネスは1/3、既にDCを全て構築できるビジネスにスケール

http://www.hsvsummit.com/images/sponsor_logos/CA_Technologies.JPG

http://www.siia.net/codies/2009/finalists/logos/2-SolarWinds_Logo.JPG


Mobility

R&S

Security

Collaboration

Data Center / Virtualization

Video

$0

$5

$10

$15

$20

$25

$30

$35

$40

$45

$50

’94 ’95 ’96 ’97 ’98 ’99 ’00 ’01 ’02 ’03 ’04 ’05 ’06 '07 '08 '09 '10 '11

Revenue

Net Income

1992 2012 2002 1998 1996 1994 2000 2006 2004 2008 2010 2013

（US$B）

http://www.cisco.com/web/about/doing_business/corporate_development/acquisitions/about_cisco_acquisitions.html

‘12

シスコ M&Aの歴史：事業スピードとイノベーションを加速注：縦軸＝単位：１億USドル縦軸＝横軸は事業年度。一時所得・一時負債は除く（年度）

http://www.postpath.com/


シスココンサルティングサービス設立の背景と狙い

〜2000 〜2015 〜2020 〜2005

ネットワーク機器

ベンダ

モバイルへの拡張したベン

ダ

ビジネスモデルを創る

会社へ

アーキテクチャを提供する会社へ

IBSG（Internet Business Service Group）

〜2010

ソリューションを売る会社へ

シスココンサルティングサービスへ

サーバ事業 UCS

Security/WiFi事業

コラボ事業WebEX

• 最先端の技術トレンド中心 • 自社製品の拡販を前提とし

た無償コンサルを提供 • 自社のプロダクトをサポー

トするコンサル中心

• 自社プロダクトにこだわらないコンサルティングサービスを提供

• 技術のみならず、ビジネス面（戦略から業務改革、IT構築まで続く全般）を提供

• 他ベンダーも含むトータルなビジネスモデル構築を前提としたサービス

• プロダクト、ソリューションの幅が激増し、無償でコンサルを提供する事が難しくなった

• 自社だけのプロダクトでない、トータルなサービス要望が拡大

• シスコ自身の取組の展開ニーズ増


シスココンサルティングサービス（CCS）のご紹介

シスコシステムズCEO ジョン･チェンバース

CCS Sales Products

ＵＳ

欧州

アジア

米州

中近東アフリ

カ日本

• CCSは、本社直轄のグローバル組織

• 経営・ITコンサルティングファーム出身者を中心に、グローバルで約350人を擁するプロフェッショナル集団

• クライアント企業が最重要目標を達成するにあたり、事業を革新するITソリューションにより経営課題を解決するコンサルティング（※製品販売目的の無償コンサルとは異なる）

• 一般のコンサルティングファームが行っていない、ICTの将来を知るシスコならではの視点で、新たなビジネスモデルの研究、設計、を行い、企業のイノベーションを支援

ＵＳ

欧州

アジア

米州

中近東アフリカ

日本

流通公共

製造

金融通信サービス

ネットワーク

データセン

ター

コラボレー

ション

ストレージ

セキュリティ

サーバー


シスココンサルティングサービスの主なメニュー戦略業務改革 IT実装組織変革

IoE 価値創出支援 IoEにより、経営価値を創出するための戦略策定と実行を支援

ビジネスアーキテクチャ構築

技術動向と将来予測から競争力を強化するビジネスモデルを構築

アナリティクスと意思決定プロセス改革

ビッグデータ分析等により、優れた意思決定に基く組織変革を支援

次世代 IT戦略策定次世代のITのビジョンと戦略、実現のためロードマップの作成を支援

コラボレーション型ワークスタイル改革

コラボレーション技術を活用した働き方の抜本的改革支援

クラウド型ビジネスモデル策定

クラウド時代の戦略策定実行とXaaS型事業計画・組織変革を支援

セキュリティクラウド、BYOD等の動向を踏まえたセキュリティ環境構築を支援


提案中の事例：クラウドベンダーにご提供できるサービスクラウド関連ビジネスの再編時期を迎える国内プロバイダにとって成長戦略は不可欠な

時代に突入。戦略、基盤、人、サービスを見直す支援を実施。

未来のビジネス

既存DC事業

■グローバル化・標準化されたアーキテクチャの迅速な横展開・グローバルでの最適なパートナリング・グローバルでのガバナンスモデルの構築・コラボレーション環境整備による営業力強化・“X on X モデル”による自社のショーケース化

■高付加価値化／新サービス・ハイブリッド／アプリケーションセントリッククラウド・モバイル／BaaS基盤提供・クラウドXNWの融合モデル・IoE / フォグ基盤提供・特定業界向けSaaSパック・新たなビジネスモデル ■インフラ次世代化・シンプル化 / 自動化インフラ構築・Inter Cloudを実現するネットワーク・高度なセキュリティ対策

■Key Question

向かいたい方向が明確か競争環境が把握できているか技術動向把握とロードマップが

策定できているか

■Key Question

自社の実態が把握できているか変化への準備ができているか

技術人材、営業体制が成長しているか

低コスト／高可用性基盤 ■人材強化

・基礎技術の再学習と次世代技術の早期習得・より高度な学習環境の整備・働きやすいワークスペースの提供による優秀な人材確保


シスココンサルティングサービスの強み

経験豊富なコンサルタント世界各国の技術と業界における

専門領域を持つ経験豊富なコンサルタントが協力し最適解を提供します

イノベーションの実現シスコは自らビジネスを革新してきました。

この経験を元に貴社のイノベーション実現に貢献します

先進的なコンサルティングシスコがインターネット普及に関わった

これまでの知見に基づき、先進的なコンサルティングを提供します

経営とITの課題解決シスココンサルティングサービスは、事業を革新するITソリューションにより貴社の経営課

題を解決します

先進モデルを支援した経験シスコは先進的なクラウドプロバイダのバックエンドを支えてきた経験により、

技術の未来をベースに次世代モデルを提言します。

IoTに関する深い理解 IoT(Internet of Things)を拡張した、

INTERNET OF EVERYTHING の考え方により、貴社の新たなビジネス創出をご支援します


なぜシスココンサルティングサービスなのか？

特にTechnology企業にとっては、技術の将来を知っている会社こそ、イノベーションを起こせるパートナーであること。

クラウドビジネスについて、戦略策定からアーキテクチャデザイン、パートナリング、実行/導入支援までトータルに支援できるパートナーであること。

グローバルなクラウドトランスフォーメーションを実現するために、自らが技術を活用して革新的なワークスタイルとビジネスモデルをスケールさせてきたこと。

CiscoはAWS、Google、Microsoft、Rackspace・・・のバックエンドを支え、彼らの将来のビジネスを常に先回りしてビジネス展開を考えているノウハウと先見性があることが強み。

シスココンサルティングサービスは戦略だけで終わるコンサルやITだけに終始するコンサルではなく、また後半のアウトソーシングで稼ぐSier型コンサルでもないため、トータルにワンストップで支援できることが強み。

シスコ自体はグローバルでどこでも場所を問わずに働ける環境、アプリケーション基盤、クラウド開発環境、BYOD、コラボレーション環境、ビデオ会議環境などが存在し、活用したワークスタイルを実現している。それらのノウハウを展開できることが強み。


クラウドとICT市場のトレンド


2013年からの5年間でクラウド利用は倍増

SOURCE: IDC 2013


2012年から2017年にかけてクラウドトラフィックは約5倍に増加

5.3ZB 1億1900万のクラウドワークロード

1.2ZB 3200万のクラウドワークロード

2017年には２/３のワークロードがクラウドベースに

SOURCE: Cisco Global Cloud Index forecasts Cloud and data center trends through 2017

2017年 2012年


スマートデバイスの世界販売台数が圧倒的な伸び

19

SOURCE：Gartner Forecast: Devices by Operating System and User Type, Worldwide, 2010-2017, 2Q13 Update ※2013年以降は予測値

単位：百万台

0 100 200 300 400 500 600 700 800 900

2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017

590

876 デスクトップノートPC タブレットスマートフォン

PCの時代からスマートデバイスの時代へ完全にシフト


モバイルデータトラフィックの90％をクラウドアプリケーションが占有

Source: Cisco VNI Mobile 2014


2018 年にはモバイルビデオがモバイルデータトラフィックの69%以上を占有


【エクサバイト】


ネットワークに接続されるデバイスとそのトレンド

【10億台】



ウェアラブルデバイスの数は今後5年で5倍に増加


36M

177M

5倍


全世界のウェアラブルデバイスがトラフィックに与える影響


36M


クラウドビジネス変化の兆し


インターネットに接続する「モノ」は爆発的に増加

Source: Cisco IBSG, 2012

1995 2011 2020 2000

2億

500億

毎年1.3倍

毎年1.4倍

毎年2倍? 100億

センサーの小型化/低価格化

スマートデバイスの普及

クラウドコンピューティングの普及

ソーシャルネットワークの普及


第3のプラットフォーム：つなぐ手段とつなぐ対象が広がっている

人

モノデータ

プロセス

Social

Mobile Analytics

Cloud

つなぐものつなぐ手段としてのICT


第3のプラットフォームにシフト

2014年の世界のIT支出：2兆1000億ドル（前年比5％増）第3のプラットフォームがIT支出全体の伸びの89％

モバイルデバイス支出：タブレット18％、スマートフォン12％の成長

クラウド支出：1000億ドルを突破（25％増）プロバイダのクラウドDC数が大幅増

ビッグデータへの投資：140億ドル（30％増）アナリティクスへの需要が供給を上回る

エンタープライズソーシャル：標準サービスとして提供されることになる

SOURCE: IDC 2013

モバイル、クラウド、ソーシャル、ビッグデータがITを牽引


私見：クラウドとモバイルの次のトレンドが見え始めた

SOURCE：ITPro 八子モバイルクラウド研究所第10回（2011年10月）に加筆

セン

ター

処理

ローカル

処理

メインフレーム：約50年

クライアントサーバ：約20年

クラウドコンピューティ

ング 10年？

WEBコンピューティング：約15年

新たなコンピューティング

トレンド？

ホストコンピュータの時代

エンドユーザコンピューティングの時代

2017～ 2007～2017 1993～2007 1993 1970 1960

今

マイクロデバイス？


予測：モバイルクラウド2.0 ＝マイクロデバイスのグリッドコンピューティング

Private cloud

Device cloud (Personal Cloud)

DeviceがCloud化（VM Ware Horizon）

NetworkがCloud化（SDN / NFV）

DatacenterがCloud化

Public cloud

マイクロデバイスが近接デバイスと直接繋がり、リソースを共有

すべてクラウドにあげるのでなく、簡単なものはローカルデバイスで処理する


コンピュータ、ネットワーク、デバイスの境目がなくなる

デバイスの仮想化

データセンターの仮想化

ネットワークの仮想化

http://images.google.com/imgres?imgurl=http://www.engadget.com/media/2008/05/5-12-08-m528.jpg&imgrefurl=http://japanese.engadget.com/2008/06/16/gigabyte-m528-centrino-atom-mid-750-3g/&usg=__vLbHLvvsR1Cqj_8Cy1JaF_IgsBc=&h=446&w=500&sz=46&hl=ja&start=3&um=1&tbnid=hhcwsbdeOh065M:&tbnh=116&tbnw=130&prev=/images?q=MID&hl=ja&rls=com.microsoft:ja:IE-SearchBox&rlz=1I7GZEZ_ja&um=1

http://www.monogocoro.jp/2010/02/05/sunsine-ac-module.html

http://astore.amazon.co.jp/jihanki-22/


今後クラウドビジネスをスケールさせる方向性とは

スマートデバイス

モバイルクラウド1.0

既存社内システム

クラウド上のシステム

インタークラウド

クラウド間を繋ぐシステム

ソーシャルインフラクラウド

社会基盤連携システム

ウェアラブルデバイス

モバイルクラウド2.0

センサーデバイスセンサグリッド

未来のビジネス

現在のクラウドビジネスの範囲（企業内で狭

い）

大量のモノが接続され、それを処理するプロセス、へスケール

業界をまたぐクラウド連携、データ連携へスケール


すべてを接続する世界観へ〜Internet of Everything / InterCloud〜


「つながっている世界」は実はまだ殆ど繋がってない

SOURCE：Cisco Iinternet Business Service Group、2013 年

世界に 1.5 兆ある「モノ」のうち 100 億の「モノ」しかインターネットにつながっておらず、つながっていないものをつなげることには大きな可能性がある

99.4 % の「モノ」は

まだつながっていない

消費者セグメントが、世界の「モノ」の大半を占める 96.5 %

のモノは消費者の持ち物

平均すると世界で 1 人あたり約 200 の「モノ」を持っているが、すべての「モノ」のうち 3 分の 2 は、世界人口の 14 % を占めるに過ぎない先進国に存在

64 % のモノは先進国にあ

る


最適な情報を、最適なタイミングで、最適な人（または、機械）へ伝える

プロセスこれまで以上に密接で価値ある人のつながりを

つくる

人

データを意思決定のために有益な情

報に変換する

データインテリジェントな意思決定のため、デバイスや対象物同士、またそれらとインターネットを結びつける

モノ

The Internet of Everything: 人、プロセス、データ、モノをネットワークで結びつける


すべてが”つながる“付加価値人、モノ、データ、プロセス間の有機的な連携と融

合

IoEがもたらすイノベーション

P2P

P2M

M2M IoE

新たなサービスと価値の創出情報をもとにした分析と経験を交えた適切なアクションを即時に導き出すことにより、個人/企業/国

家の新たなサービス、従来にない価値を創出

ワークスタイル、ビジネスモデル、社会モデルが大きく変わる

モノデータ

人

プロセス


IoEによって期待される産業を越えたイノベーション

交通

• ナビゲーション • 料金・交通量管理 • 安全,衝突回避システム

• ビデオ緊急アシスト • 車両内自己診断システム

• インテリジェントサイネージ

安心安全な社会

• 監視・追跡 • 遠隔武器システム • 危機対応 • 水質管理 • 環境モニタリング • 緊急システム

B2C • 燃料ステーション • ゲーム、ソーシャルイベント

• 自動販売機 • スーパーマーケット • POS端末 • スマートタグ

医療

• 医療機器管理 • インプラント • 遠隔監視 • 遠隔医療 • 移動ラボ • スマート診断システム

スマートシティ

• インテリジェント交通 • スマートビル • スマートガバメント • スマートヘルスケア • スマート建造物管理 • スマート水資源管理

• スマートメーター • 自動分配量管理 • フィールドエリアネットワーク

• 自家置きEV 充電管理

• 再生可能エネルギー

エネルギー

• インテリジェント資産管理

• スマートメンテナンス • インテリジェントポンプ／バルブ

• スマートパイプライン • インテリジェント資材管理

• 位置情報活用安全検知システム

• スマートタグ

工業/農業

オペレーションの効率化/ コスト削減

トレーサビリティの確保

顧客満足度の向上

エクスペリエンス

/QOLの向上

防犯・防災対策

省エネルギー/ 省資源

Quality of Service ｜ Quality of Experience ｜ Quality of Life


IoEのビジネス実現事例公共・官公庁領域プライベート（宅内）領域プライベート（屋外）領域

予測メンテナンスシステム

食物・水資源管理

スマートグリッド

省エネルギー／エネルギー管理

インテリジェントビル

安全で便利な見守りサービス

遠隔医療サービス

コネクテッドホーム

コネクテッドビークル／トランスポーテーション

知識活用サービス


IoEを適用したUnified Business

人

プロセス

データ

モノ（設備）

複数企業のM2M ＝IoTデータ活用

IoEがめざすもの単一企業内の M2M

IoEの要素レイヤー

ラインの自動化・効率化、自社のみのコスト削減

モノから上がるデータの活用に終始

企業を越えたモノとモノの自動化・効率化・コスト削減

企業を越えたプロセスレベルの自動化、

スピードアップ

企業を越えたプロセスレベル

の自動化、スピードアップ

企業を越えた人のコミュニケーションとソーシャルな連携、プロセスレベルの自動化、スピードアップ

モノを繋ぐ事にフォーカスしたビジネスモノを繋ぐだけでなく、その上のレイヤー全て繋ぐビジネス

Unified


IoEで実現するロケーションサービス〜Wi-Fi位置情報分析によるO2O最適化〜

どのエリアにより長く滞在する？ピークタイムは?

一番よく使われる経路は？ WiFi 端末の統計：Associated vs Non-associated

新規来店? リピート客?


次世代インターネットエコノミーが日本にもたらす経済価値試算

76.1 兆円 2013～2022 年

価値を高める要因

サプライチェーン、物流

18.1 兆円イノベーション

23.9 兆円顧客サービス

21.3 兆円

社員の生産性

4.6 兆円

資産の使用効率

8.2 兆円効果が期待される導入事例上位4 スマートファクトリ 13.9 兆円「つながる」マーケティング・広告 10.7 兆円製品開発イノベーション 7.1 兆円スマートグリッド・省エネルギー 5.8 兆円

*100円 /ドルで換算

SOURCE：Cisco IBSG 2013 年


IP/MPLS コアインターネット

クラウド集中型インテリジェンス

Apps Apps Apps

スマートオブジェクトセンサ・デバイス

フォグコンピューティング分散型インテリジェンス

コンピューティングストレージ

アプリケーション

ネットワーキング AP

すべてをクラウドへあげるのではなくフォグで選別・最適化する

制御

データ分析

データ収集

データ蓄積

IoEを実現するアーキテクチャの例:フォグコンピューティング

http://www.google.co.jp/url?sa=i&rct=j&q=&esrc=s&frm=1&source=images&cd=&cad=rja&uact=8&docid=nNNsZ1EkuF8YzM&tbnid=azU6MclkXJfF9M:&ved=0CAUQjRw&url=http://eetimes.jp/ee/articles/0911/04/news125.html&ei=vfpBU9DOD87pkgXAm4HwBA&bvm=bv.64125504,d.dGI&psig=AFQjCNHae3dQQ67OQ3UwZ-pHP165argqrQ&ust=1396919332650981

http://www.google.co.jp/url?sa=i&rct=j&q=&esrc=s&frm=1&source=images&cd=&cad=rja&uact=8&docid=vjQoJ_r8MG1dgM&tbnid=cs595fYhkItogM:&ved=0CAUQjRw&url=http://www.rt-shop.jp/index.php?main_page=index&cPath=1000_1010_1087_1116&ei=d_pBU4aZO8OGkAW9hIFg&bvm=bv.64125504,d.dGI&psig=AFQjCNFlmKnF2pUODSOr9rWvo9VhsndqLg&ust=1396919281566014

http://www.google.co.jp/url?sa=i&rct=j&q=&esrc=s&frm=1&source=images&cd=&cad=rja&uact=8&docid=ZSEKx3-nGmMLIM&tbnid=pNGfY99lEeP0NM:&ved=0CAUQjRw&url=http://ja.wikipedia.org/wiki/CCD%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B5&ei=BvtBU96JD4S6kgXW0YGADA&bvm=bv.64125504,d.dGI&psig=AFQjCNHae3dQQ67OQ3UwZ-pHP165argqrQ&ust=1396919332650981


ヒストリアン過去のデータを参照できるようにする。

多変量解析多くの情報を使って時間をかけて分析して参照できるようにする。

センターNMS 大量の機器やネットワーク資源を集中管理する。

多量データの参照複数のFOGからのデータを束ねて参照できるようにする。

データの補完データが欠損しても他の情報からデータを復元・補完できる。

FOG Computingの必要性クラウドの役割

レイテンシの向上ローカルのデータの参照に対して、リアルタイム処理が必要な場合にFOGで折り返す。

WANトラフィック量削減ワイヤレス接続時のパケット流量を減らすためのローカル処理。クラウドの負荷分散中間加工をしてクラウドの処理負荷を減らしたり、クラウドに入る流量そのものを減らす。 WANの故障対策 WANが切れたときのためにセンサーやクラウドからの情報をキャッシュする。

ローカルデータの補完 FOG内でデータを共有して復元できる。壊れても補完できる。

SNの緩衝役 sleep nodeに対応したり、WPAN等帯域が少ないネットワークに対して直接メッセージが流れない様に調整する。

ローカルネットの隔離ローカルのデータを匿名化したりアクセス制御することにより情報やネットワークを隔離する。

FOGの役割

複数のデータをまとめて定期的にクラウドに送る。

複数のデータを合わせて意味のあるデータにするマッシュアップエンジン

意味のないデータを捨てる。

センサーからのデータに対して分析してフィードバック処理するエンジン

アプリケーションキャッシュ／アクセラレーション

クラウドに送る前にデータを正規化するETL機能

擬人化／エージェント機能

アプリケーション・マルチキャストトラフィック・シェイピング

FOGに必要な機能

複数のネットワーク接続を動的に切り替える機能


マルチレイヤーなコンピューティング環境へスケール

ビッグデータの統計処理、多変量解析、時系列分析、予測、データエクスチェンジ／変換、アプリケーションマッシュアッパーとしてのコンピューティング

ダイナミックなルーティング最適化／リソース最適化（NFV）、End to Endセキュリティ担保、プライベートとパブリックなセグメント分離としてのコンピューティング

超リアルタイム処理（例：自動運転車）、データサマリ／クレンジング、シンプルレスポンス、データキャッシュとしてのコンピューティングパーソナルデータインフラ、デバイス間連携、センシンググリッド、自律分散型インテリジェントノードとしてのコンピューティング

IoT/IoEレディなクラウドビジネスへスケールさせる必要性

インターネット

クラウド

スマートオブジェクト

フォグコンピューティング


ビジネス上求められる喫緊の課題

New Revenue Streams

Accelerated Deployment

Dynamic, Efficient, Agile Security

Assured Experience

ITaaS

Public Private

Hybrid

SaaS

The World of Many Clouds


Connecting the “Clouds”

Public Hybrid

Public

Public

Public

SaaS SaaS

SaaS SaaS SaaS SaaS

Private

Private

Private

大量のデータをエクスチェンジするデータ流通基盤

SaaSアプリケーションの効率的なマッシュアップ基盤

ワークロードの最適化

プライベートからパブリックへのシームレスなVMトランスファー

クラウドリソースのポートフォリオ管理と集中管理グローバルワイドに最も最適なクラウドリソースを選択できる環境提供

クラウドとクラウドを

繋ぐ必要性

プライベートとパブリックを意識しないハイブリッド環境の提供

増殖するSaaS、メガパブリッククラウドプロバイダ、複数のパブリッククラウド基盤、プライベートクラウド環境をシームレスに繋ぎ、ポートフォリオを最適化したいというニーズが隆興してきた。

Private


大手Public Cloud、パートナーのクラウド、プライベートクラウドを連携させるSolutionに加え、Ciscoの基盤とアプリケーションをCloudで提供

シスコが発表したソリューション「インタークラウド」

Intercloud

Enterprise Private Clouds

Public Clouds

Partner Clouds

Enterprise Workloads

Native Cloud Applications

Big Data & Analytics

Collaboration & Video

HCS

IaaS

PaaS

Microsoft Suite aaS

DRaaS

Meraki

Analytics

WebEx

Security

IOE aaS

HANA aaS

vDesktop aaS

Cloud Services & Applications Intercloud Fabric


IoE、インタークラウドで垂直、水平方向にスケールするビジネスへ

Everything

①ACI（Application Centric Infrastructure）

②IoE （Internet of Everything）

③InterCloud

Fog （分散処理環境）

制御

データ分析

データ収集データ蓄積

Security

Clouds

横へ

縦にシスコが目指す姿ネットワークからエンタープライズシステムへ

エンタープライズシステムから社会システムインテグレーションへ

Private Cloud / DataCenter

http://www.google.co.jp/url?sa=i&rct=j&q=&esrc=s&frm=1&source=images&cd=&cad=rja&uact=8&docid=nNNsZ1EkuF8YzM&tbnid=azU6MclkXJfF9M:&ved=0CAUQjRw&url=http://eetimes.jp/ee/articles/0911/04/news125.html&ei=vfpBU9DOD87pkgXAm4HwBA&bvm=bv.64125504,d.dGI&psig=AFQjCNHae3dQQ67OQ3UwZ-pHP165argqrQ&ust=1396919332650981

http://www.google.co.jp/url?sa=i&rct=j&q=&esrc=s&frm=1&source=images&cd=&cad=rja&uact=8&docid=vjQoJ_r8MG1dgM&tbnid=cs595fYhkItogM:&ved=0CAUQjRw&url=http://www.rt-shop.jp/index.php?main_page=index&cPath=1000_1010_1087_1116&ei=d_pBU4aZO8OGkAW9hIFg&bvm=bv.64125504,d.dGI&psig=AFQjCNFlmKnF2pUODSOr9rWvo9VhsndqLg&ust=1396919281566014

http://www.google.co.jp/url?sa=i&rct=j&q=&esrc=s&frm=1&source=images&cd=&cad=rja&uact=8&docid=ZSEKx3-nGmMLIM&tbnid=pNGfY99lEeP0NM:&ved=0CAUQjRw&url=http://ja.wikipedia.org/wiki/CCD%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B5&ei=BvtBU96JD4S6kgXW0YGADA&bvm=bv.64125504,d.dGI&psig=AFQjCNHae3dQQ67OQ3UwZ-pHP165argqrQ&ust=1396919332650981


IoEの時代には既存のビジネスや業界の枠組みを超えた価値を協創することが必要

IoE

Data

Analyze Intelligence

Action

Innovation Creativityの爆発

Collaborationの加速

Connectivityの拡大交通

公共

小売・流通

医療

建設

エネルギー

工業/農業

IoE価値協創の視点

Thank you.