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Okinawa Open Laboratory
OpenStack Summit Tokyo活動報告
2015 年 11 月 11 日
沖縄オープンラボラトリ
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Okinawa Open Laboratory 2
OpenStack Summit Tokyo 2015 場所:
グランドプリンスホテル新高輪(国際館パミール)
Market Place( ブース展示会 ) 、各セッション
Keynote 、 Registration 、各セッション グランドプリンスホテル高輪
Design Summit
OpenStack Summit Tokyo 2015
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目的 10 月 27 日から東京(品川)で開催される
OpenStack Summit Tokyo 2015 にて沖縄オープンラボで研究開発を行っているOF-Patch 、および NEAOSS プロジェクト( Cascade OpenStack )について、現地における出展準備、説明員の対応、および、 Keynote やセッションに参加しOpenStack の最新動向、開発、活用状況について情報収集を行う。
OpenStack Summit Tokyo 2015
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全体スケジュール 10/26( 月 ) 午後
ブース設営、 Registration 10/27( 火 ) - 10/29( 木 )
ブース展示対応、 Keynote ・各セッション参加
10/30( 金 )Design Summit 聴講
OpenStack Summit Tokyo 2015
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ブーススケジュール 10/27( 火 )
10:45 ~ 16:40 ブース展示18:10 ~ 19:30 Marketplace Happy hour 対応
10/28( 水 )10:45 ~ 18:10 ブース展示
10/29( 木 )9:00 ~ 14:00 ブース展示
ブース展示
Okinawa Open Laboratory
ブース展示
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展示物 沖縄オープンラボ紹介
オープンラボ紹介 ー 概要説明Okinawa Open Days - 開催説明
Cascade OpenStack ー 概要説明 OF-Patch ー 概要説明 OpenDaylight PJ - 概要説明 台湾コラボレーション - 概要説明
Okinawa Open Laboratory
ブース展示
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配布資料 ラボ紹介資料 Okinawa Open Days 開催資料 Cascade OpenStack 説明資料 OF-Patch 説明資料 OpenDaylight PJ 説明資料 台湾コラボレーション説明資料 沖縄県資料 ( 情報通信産業立地ガイド )
Okinawa Open Laboratory
ブース展示
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来場者対応状況 アンケートの収集数ベースで約 50 名 ( トータル約 200
名以上 ) と多くの方にブースに来場頂いた 海外企業の方は日本企業とのコネクションを作る目的で
ブースに来場される方が多かった印象。ラボの紹介、会員企業一覧情報、 12 月の Okinawa Open Days の情報の展開を実施
また、クラウド等の情報収集を目的に来場されている日本企業の方も多く、同様にラボ紹介と OOD の情報の展開を実施
OF-Patch については、 OpenStack との関連が薄いため、説明する機会が少なかったが、主に研究者に興味を持って頂き、 OSS として公開しており簡単にお試しできる旨の展開を実施
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Keynote10/27( 火 ) 9:00 ~ 10:45 Keynotes10/28( 水 ) 9:00 ~ 10:45 Keynotes オープニングトーク
日本 OpenStack ユーザ会の長谷川さん(ビットアイル総合研究所)が登壇され、参加者数 5000 名以上、 66 カ国以上からの参加があり、米国以外での開催では最大規模となった。
Yahoo!Japan社内クラウドを OpenStack にて構築し現在 5 万インスタンス、 20PB のデータストレージ、 20 以上のクラスタの規模で運用中。地震等の震災時に検索ページビューのトラフィックがスパイク状に上がるため、 OpenStack 上でスケールして対応するユースケースの紹介があった。
Keynote ・各セッション
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Keynote NEC
プロモーションビデオ上映、 NEC の取り組みの紹介 取り組みとして柴田シニアエキスパートより
「 Super Integrator 」というユーザと開発者の架け橋となるビジョンについて説明。 NEC は「 Super Integrator 」に向かって貢献を行っていくことを説明。
Keynote ・各セッション
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Keynote GMO Internet
4つのクラウド/ホスティング サービスを展開 現在 1400 ノード、4 AZ(JP,US,KR,SG) 、 1500 以上
の顧客の規模で運用中 主に2つの主要クラウドサービスについて紹介があった
ConoHa 特徴としてストレージは全て SSD を使
用。 OpenStackバージョンは Juno を使用。 GMO Applicloud
現在スマホ向けゲーム会社が顧客としており、 OpenStack 上でゲームサーバが構築されている。バージョンは Havana 、 Juno を使用。
Keynote ・各セッション
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Keynote OpenStack Chief Operationg Officer
: Mark Collier OpenStack のコンポーネントの全体像について紹介があ
り分類として下記の中核をなす Core と周辺の BigTent に分類された
Core(nova,neutron,keystone,glance,cinder,swift) BigTent(Horizon,Ceilometer,Heat etc.)
Liberty で最も活発に開発が行われたのは「 Neutron 」 OpenStack を構築する際、 2014 年は Neutron は 68% の使用率であったが、 2015 年は 89% まで急拡大した。
このことから今後、 SDN や NFV基盤として OpenStack が活用されて行くものと考える。
Keynote ・各セッション
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Keynote Intel
Upstreaming Engineer Team を新規設立 新規採用を実施 2つのデータセンターを設立。 サーバ台数1万台、 OpenStack の開発として使用 Mirantis に投資
Keynote ・各セッション
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ラボのプロジェクトに関するセッション(賛助会員、沖縄オープンラボ )
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Session 10/27( 火 )14:50-15:30 OpenStack を利用したゲームサービスの実装 :CTC 、モノビット
OpenStack 上のゲームプラットフォームを開発 ユーザのプレイ状態に応じて動的にリソースを確保 スケールアウト・インには RACK を使用ゲームエンジンはモノビットエンジンを使用 デモとして VM がスケールアウト・インする様子を3D で確認できる物を行っていた。
Heat や Ceilometer を使った単純な WEB のオートスケールでは対応が難しい。スケールアウト・インはモノビットエンジンの管理するバトルサーバの空きが閾値を下回るとスケールさせる仕組み。
Keynote ・各セッション
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Session 10/29( 木 )16:00-16:15 My Trial and Error of SFC on OpenStack : Okinawa Open Laboratory
Patch-VM という OVS の VM を作成し Patch-VM から SFC の制御を行う。 SFC について OpenStack で提案したが既に
networking-sfc Sub Project として類似した Project が提案されていた。
Keynote ・各セッション
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一般のセッション(ラボ以外のセッション)
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Session 10/27( 火 )12:05-12:45 Building a Scalable Federated Hybrid Cloud :PLUM grid
Disaster recovery をベースにハイブリッドクラウドの必要性 の話。 Multi Cloud Manager というシステムを定義し、そのシステム の Web GUI から OpenStack や AWS の VM起動のデモを実施 CompatibleOne のような任意のクラウドの制御が可能。
10/27( 火 )14:50-15:30 Multisite OpenStack - Deep Dive Huawei
Tricircle の Multi-Site OpenStack の内部アーキテクトの紹介
Keynote ・各セッション
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Session 10/27( 火 )17:30 ~ 18:10 日本での OpenStack 、企業の導入状況と今後の活用予測 : It Media 、 DNA 、サイバーエージェント
大企業では 6割~ 7割で OpenStack の導入を検討している。 日本のユーザは、品質重視で導入に慎重。 日本へのクラウドの導入は時間がかかるが、得られるものは大
きいとクラウド事業者は考えている。 Amazon はコストがかかるので、トータルコストとしてオンプ
レミス で Amazon よりは安く構築したい希望がある。 サイバーエージェントでは、 300 台のサーバで 10000 コアを3名で管理をしている。
AWS ではソニー銀行等、金融系もクラウドの導入の検討を開始
Keynote ・各セッション
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Session 10/28( 水 )11:15 ~ 11:55 Heat Up Your Stack: Deep Dive to Heat, Learn How to Orchestrate Your Cloud : inwinSTACK Rico Lin
ラボの賛助会員である inwinSTACK のセッション。 OpenStack のオーケストレーション(自動デプロイ)
である Heat について必要性と概要についての紹介。 同じ環境、又は同様な環境を複数デプロイする際に毎回同じオペレーションを行うのは無駄がある。 Heat で自動デプロイを行えばワンオペレーションでデプロイ可能。
Keynote ・各セッション
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Session 10/28( 水 )16:00-16:20OpenStack Enabled Hybrid Cloud:Huawei
Cascading Solution を用いた Multi-DC Cloud, Hybrid Cloud ,Multiple Cloud のユースケースモデルの紹介
Hybrid Cloud のメリットの紹介 マイグレーション、オートスケール、 Private と Publicクラウド間 のバックアップ処理 OpenStacK 、 VM Ware 、 Amazon と異なったクラウドを Cascading Solution を用いて OpenStack の Horizon の DashBord から VM ( Web サーバ)を起動することを実現
Keynote ・各セッション