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2022年10年30年 年年年年 年年年 年年年年年年 1 年年年年 年年年 年年年年年年 Service Economy, Services Science & Business Performance Services

Service Economy, Services Science and Business Performance Services ( in Japanese )

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Analysis of new business ervices in Service Economy

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2023年4月13日 株式会社 ジェイ・アイエスアイ 1

株式会社 ジェイ・アイエスアイ

Service Economy, Services Science

& Business Performance Services

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2023年4月13日 株式会社 ジェイ・アイエスアイ 2

株式会社 ジェイ・アイエスアイ

サービス経済を支えるサービス・サイエンスの動向

と新しいサービス戦略

第一部

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2023年4月13日 株式会社 ジェイ・アイエスアイ 3

サービス・エコノミーにおける競争優位性の鍵は「イノベーション」

Nation % WWLabor

% A

%G

%S

25 yr %delta S

China 21.0 50 15 35 191

India 17.0 60 17 23 28

U.S. 4.8 3 27 70 21

Indonesia 3.9 45 16 39 35

Brazil 3.0 23 24 53 20

Russia 2.5 12 23 65 38

Japan 2.4 5 25 70 40

Nigeria 2.2 70 10 20 30

Banglad. 2.2 63 11 26 30

Germany 1.4 3 33 64 44

Top Ten Nations by Labor Force Size(about 50% of world labor in just 10 nations)

A = Agriculture, G = Goods, S = Services

>50% (S) services, >33% (S) services

2004

2004United States

(A) Agriculture:Value from

harvesting nature(G) Goods:

Value from making products

(S) Services:Value from enhancing the

capabilities of things (customizing, distributing, etc.) and interactions between things

USの競争力協議会( Council on Competitiveness = CoC )が 2004 年 12 月 15 日、国家イノベーション・イニシアティブ( National Innovation Initiative = NII )サミットを開催し、産業界・学界・政府・労働界を代表する 400 名以上のリーダーが 15 ヶ月かけて作成した報告書『 Innovate America : Thriving in a World of Challenges and Change 』(通称、パルミサーノ・レポート)を発表した背景は、多くの諸国が市場経済を採用し、コストや質という面で米国と競争可能になっている 21 世紀の世界において、既に「サービスが主流となった経済環境の国」においてコンペティティブ・エッジ(競争の優位性)を授けてくれるのは「イノベーション以外にはない」と結論づけている。( 注:Al Goreがインターネット時代の到来で提唱したのはNII=National Information  Infrastructure) 出典:NEDO海外レポート 米国「国家イノベーション・イニシアティブ」報告書

USの競争力協議会( Council on Competitiveness = CoC )が 2004 年 12 月 15 日、国家イノベーション・イニシアティブ( National Innovation Initiative = NII )サミットを開催し、産業界・学界・政府・労働界を代表する 400 名以上のリーダーが 15 ヶ月かけて作成した報告書『 Innovate America : Thriving in a World of Challenges and Change 』(通称、パルミサーノ・レポート)を発表した背景は、多くの諸国が市場経済を採用し、コストや質という面で米国と競争可能になっている 21 世紀の世界において、既に「サービスが主流となった経済環境の国」においてコンペティティブ・エッジ(競争の優位性)を授けてくれるのは「イノベーション以外にはない」と結論づけている。( 注:Al Goreがインターネット時代の到来で提唱したのはNII=National Information  Infrastructure) 出典:NEDO海外レポート 米国「国家イノベーション・イニシアティブ」報告書

出典: Jim SpohrerDirector, Almaden Services ResearchAccelerating Change 2004 資料

出展: IBM

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2023年4月13日 株式会社 ジェイ・アイエスアイ 4

「ナショナル・イノベーション・イニシアティブ」からの提言概要

© 2004 IBM Corporation

IBM PARTICIPANT

EXTERNAL LEADER

W O R K I N G G R O U P S

Principals Committee

15-20 senior leaders from industry and academia

Co-Chairs: Samuel Palmisano, IBM Wayne Clough, Georgia

Tech

Program Cte.

PR/Media Government Affairs Events Mgmt.

Taffy Kingscott &

Clint Roswell

21st Century Innovation

Nick Donofrio,

Chair IBM Corporation

Innovation

Finance

Paul Kimball, Morgan Stanley

Dave Johnson

Public Sector Innovation

Jacques Gansler, U. of Maryland

Irving Wladawsky-

Berger

Advisory Cte.

20 leaders from industry, labor, academia, govt.,

TBD

Stu Feldman

Innovation Markets

Stephen Roach, Morgan Stanley

Anil Menon

Innovation Frontiers

Jean-Lou Chameau,

Georgia Tech

Paul Horn

Innovation Skills

Tom Magnanti, MIT

Ted Hoff

Innovation Infrastructure &

Environment

Frederick Telling, Pfizer

Joel Cawley

US国家イノベーション・イニシアティブ会議の構成

US国家イノベーション・イニシアティブのワーキング グループのスコープ・1. 21 世紀のイノベーション WG :

21 世紀におけるイノベーション、及び、イノベーションの成功とは何かを理解するため、メトリクスを定義・作成することを目的としたワーキンググループ。

2. イノベーションフロンティア WG :米国が全てのイノベーション、研究、科学技術の主要最先端分野で国際的リーダーシップを取るために必要な政策提言や活動を確認するワーキンググループ。

3. イノベーションスキル WG :米国が、 21 世紀のイノベーションに必要な研究の実施、技術の商用化、最新式の製造、前例のないサービスの提供を行うことができる労働力を常時維持するために必要な政策提言や活動を確認することを目的とするワーキンググループ。

4. 公的セクターにおけるイノベーション WG : 公的セクターが民間セクターと共に、国家のイノベーションで重要な役割を果たしていくために必要な特定の政策と活動を確認するワーキンググループ。

5. イノベーションのファイナンス WG :米国がイノベーティブな製品、プロセス、サービスに投資するために必要な資本環境を整えることを目的とした政策提言や活動を確認するワーキンググループ。

6. イノベーションと市場 WG :米国がイノベーション活動による効果を国内外で得られるような環境を整えるために必要な政策提言や活動を確認することを目的としたワーキンググループ。

7. イノベーション環境とインフラ構築WG : テクノロジーや人材や資本がグローバル化するにつれ、投資を惹きつける上で重要な決定要素となる各国の規制や法律、政策の枠組みといった問題を検討するワーキンググル-プ。

ワーキング グループからの提言分野・1. 人的資源の確保(1) 「国家イノベーション教育戦略」の策定(2) 次世代イノベーターの触発(3) 世界経済で成功するための労働環境強化2. 投資による支援(1) 先端的・学際的領域研究の再活性化(2) 企業家経済の活性化(3) リスクをいとわない、長期的な投資の強化3. インフラの整備(1) イノベーション成長戦略に対する国家的コンセンサスの形成(2) 21 世紀の知的財産体制を構築(3) 米国の製造業の能力強化(4) ヘルスケアを試金石とした 21 世紀のイノベーションインフラ

の構築

世界経済の統合とテクノロジーの進歩が、グローバルな経済環境で各国が競争しつつも協調するという、これまでとは異なる複雑な現実を生み出していることを踏まえ、イノベーションの重要性はある国が他国との競争で勝利を得るということよりも、全地球人のためにより良い世界を築いていくことにあると指摘している。こうした観点から、繁栄の牽引力となり、変化の駆動力となる力を持つ米国は、イノベーションを促進する環境作りのために米国社会そのものを最適化していく必要があるとする。「パルミサーノ・レポート」では、イノベーションを基盤とした経済構築に向け、 (1) 人的資源( Talent )面; (2) 投資面; (3)インフラ面の 3点から具体的政策を提言している )出典:NEDO海外レポートNO .949, 2005. 2. 9 米国「国家イノベーション・イニシアティブ」の報告書

世界経済の統合とテクノロジーの進歩が、グローバルな経済環境で各国が競争しつつも協調するという、これまでとは異なる複雑な現実を生み出していることを踏まえ、イノベーションの重要性はある国が他国との競争で勝利を得るということよりも、全地球人のためにより良い世界を築いていくことにあると指摘している。こうした観点から、繁栄の牽引力となり、変化の駆動力となる力を持つ米国は、イノベーションを促進する環境作りのために米国社会そのものを最適化していく必要があるとする。「パルミサーノ・レポート」では、イノベーションを基盤とした経済構築に向け、 (1) 人的資源( Talent )面; (2) 投資面; (3)インフラ面の 3点から具体的政策を提言している )出典:NEDO海外レポートNO .949, 2005. 2. 9 米国「国家イノベーション・イニシアティブ」の報告書

欧州各国におけるNII施策例 Germany: Partners for Innovation United Kingdom: Information Age

Partnership Netherlands: Dutch Innovation Platform Spain: ‘Innovation Observatory’

産、学、公の連携(コラボレーション)による

「サービス サイエンス」・の相互進化(Coevolution)

がイノベーション推進の源泉

出典: Jim SpohrerDirector, Almaden Services ResearchAccelerating Change 2004 資料

出典: IBM Innovation Initiatives Framework for Action

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2023年4月13日 株式会社 ジェイ・アイエスアイ 5

「ナショナル・イノベーション・イニシアティブ」の目的

National Innovation Initiative: A Framework for Action

© 2004 IBM Corporation

“We believe the United States must again raise the bar - to take the steps necessary to keep the nation at the forefront... to continue to offer the most fertile and attractive environment for innovation in the world.”

• Bring together America’s leaders on innovation, create structure for action• Each Working Group will produce 3-5 new, high-leverage recommendations • At least two actionable public policy reforms or initiatives• Interim report in July • Create and advocate a National Innovation Agenda.

FORWARD FOCUS TO CREATE OPPORTUNITY - NOT PAST ASSESSMENT

出典: IBM Innovation Initiatives Framework for Action

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2023年4月13日 株式会社 ジェイ・アイエスアイ 6

サービス・エコノミーを支える業界とIT投資との関係

サービス エコノミーを支える業界(金融サービスと情報処理サービス業、公共サービス、小売と卸業、プロフェッショナル&ビ・ジネス・サービス業)で全世界のIT支出の66%を占めているとともに、その他の業種と比較して「IT利用により」より高い労働生産性の向上には深い相関関係がある。なかでも金融サービスと情報処理サービス業はIT支出の概ね1/3を占めるが生産性向上率(4.4%)もサービス業界平均(3.5%)を上回っている。IBMの調査では2004年で既に「企業がビジネス・プロセスの変革」のために投資するITサービス(IBMはこれをBusiness Performance Transformation Service-BPTS市場と定義している)が1.4兆ドル市場になっていると分析している。(注:BPTSの内 BPO/BTO市場は2005年で約5000億ドル市場とIDCは予測)

サービス エコノミーを支える業界(金融サービスと情報処理サービス業、公共サービス、小売と卸業、プロフェッショナル&ビ・ジネス・サービス業)で全世界のIT支出の66%を占めているとともに、その他の業種と比較して「IT利用により」より高い労働生産性の向上には深い相関関係がある。なかでも金融サービスと情報処理サービス業はIT支出の概ね1/3を占めるが生産性向上率(4.4%)もサービス業界平均(3.5%)を上回っている。IBMの調査では2004年で既に「企業がビジネス・プロセスの変革」のために投資するITサービス(IBMはこれをBusiness Performance Transformation Service-BPTS市場と定義している)が1.4兆ドル市場になっていると分析している。(注:BPTSの内 BPO/BTO市場は2005年で約5000億ドル市場とIDCは予測)

世界のIT支出の業種別分布 36%  金融サービスと情報処理サービス業 13%  公共サービス(政府) 9%  小売と卸業 8%  プロフェッショナル&ビジネス・サー

ビス業 (20% 製造業 )

出典: Jim SpohrerDirector, Almaden Services ResearchAccelerating Change 2004 資料

US の労働生産性の向上率 4.4%  金融サービスと情報処理サービス

業 3.8%  公共サービス(政府) 3.8%  小売と卸業 2.9%  プロフェッショナル&ビジネス・

サービス (1.4%  製造業 )

出展: IBM

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2023年4月13日 株式会社 ジェイ・アイエスアイ 7

IBMのビジネス・モデルは「エンタープライズのためのイノベーション」

出典: IBM Prospetus「Understanding Our Company」March 2005

三菱商事雅槇原相談役

IBM の2004年度アニュアルレポートは、最近の IBM の企業としての変革過程を解説しており、ビジネス モデルを何故・「 Innovation for Enterprise 」と定義したのか、将来をどう洞察しているのかを理解する参考になる

IBM の2004年度アニュアルレポートは、最近の IBM の企業としての変革過程を解説しており、ビジネス モデルを何故・「 Innovation for Enterprise 」と定義したのか、将来をどう洞察しているのかを理解する参考になる

出展: IBM

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2023年4月13日 株式会社 ジェイ・アイエスアイ 8

IBMがサービスに注目しサービス・サイエンスを推進する背景

IBMの収入構造の変化

IT購買意思決定者の変化

1998-2004 6 年間でのサービス売上     +60% (CAGR +10.8%/年)2002-2004 2年間でのサービス売上     +27% (CAGR +13%/年)

IBMの収入構造は過去6年間で大きく変化し、サービス売上は1998年HWについで第二位の収入源であり全体売上の40%を占めていたが、2004年には全体の50%を占め第二位のHWの34%と大幅に逆転している。且つ、1998/2004での売上増加が+24%(CAGR4.5%)(CAGR4.5%)であるのに対し、サービスは+60%(CAGR10.8%)(CAGR10.8%)で伸びており、最近の2年間ではCAGR13%CAGR13%とさらに加速してきている。従ってIBMにとって如何にサービス市場からの売上を加速させるかが成長の鍵であり、死命線である。この背景からIBMは2004年初頭からBPTSを新しい市場コンセプトとして掲げ、急激に変化した「ITデシジョン メーカー」に対して複雑な販売プロセスを必要とするサービス・ビジネスを展開するため、①「サー・ビスを科学として研究する」ためにAlmaden研究所に「サービス研究所」を設置すると共に、②マネジメントコンサルティング、高等数学研究、ビジネスパフォーマンス管理ソフト機能とディープコンピューティング機能を活用し、企業や政府機関が直面している複雑な問題の解決支援をする「ビジネス最適化センター」を開設した。加えて将来のビジネス変革を推進できる人材を養成する為に、コンピューター サイエンス学科を提唱したのと同じく、新たに大学における「サービス サイエンス学・ ・科」の設置を推進している。        (注:売上比重の計算にはHW+SW+サービスのみの売上で算出)

IBMの収入構造は過去6年間で大きく変化し、サービス売上は1998年HWについで第二位の収入源であり全体売上の40%を占めていたが、2004年には全体の50%を占め第二位のHWの34%と大幅に逆転している。且つ、1998/2004での売上増加が+24%(CAGR4.5%)(CAGR4.5%)であるのに対し、サービスは+60%(CAGR10.8%)(CAGR10.8%)で伸びており、最近の2年間ではCAGR13%CAGR13%とさらに加速してきている。従ってIBMにとって如何にサービス市場からの売上を加速させるかが成長の鍵であり、死命線である。この背景からIBMは2004年初頭からBPTSを新しい市場コンセプトとして掲げ、急激に変化した「ITデシジョン メーカー」に対して複雑な販売プロセスを必要とするサービス・ビジネスを展開するため、①「サー・ビスを科学として研究する」ためにAlmaden研究所に「サービス研究所」を設置すると共に、②マネジメントコンサルティング、高等数学研究、ビジネスパフォーマンス管理ソフト機能とディープコンピューティング機能を活用し、企業や政府機関が直面している複雑な問題の解決支援をする「ビジネス最適化センター」を開設した。加えて将来のビジネス変革を推進できる人材を養成する為に、コンピューター サイエンス学科を提唱したのと同じく、新たに大学における「サービス サイエンス学・ ・科」の設置を推進している。        (注:売上比重の計算にはHW+SW+サービスのみの売上で算出)

出典: IBM Prospetus「Understanding Our Company」March 2005

IBMのサービス研究部門IBM 、ビジネス最適化センター開設 2004/09/24 08:08 更新米 IBM は 9 月 23 日、 Center for Business Optimization の開設を発表した。マネジメントコンサルティング、高等数学研究、ビジネスパフォーマンス管理ソフト機能とディープコンピューティング機能を活用し、企業や政府機関が直面している複雑な問題の解決支援に当たる。 センターの責任者には、 IBM 研究部門でディープコンピューティング研究を主導していたウィリアム・プリーブランク氏が就任。同氏はスーパーコンピュータ「 Blue Gene 」の開発に携わった人物。 「先端科学、分析、コンピュータ処理能力を組み合わせ、それを未解決の問題に適用するとどんなことが実現できるかが、 Blue Gene プロジェクトで示された。 Center for Business Optimization ではこれと同じアプローチを幅広い複雑なビジネス上の問題に当てはめ、 IBM 全体からリソースを引き出し、大学などのパートナーと連携する」と、プリーブランク氏は発表文で説明している。

IBMのビジネス最適化センター

ITデシジョンメーカーの急激な変化

「サービス サイエンス学科」設立への働きかけ・米 IBM 、米国大学にサービスサイエンス学科設立を提案 2004 年 12 月 08 日 11 時 11 分(日経 BP 社産学連携事務局) 米 IBM は MOT (技術経営)コースなどを持つ米国の有力大学院などに「サービスサイエンス」学科設立の呼びかけを産学連携として始めた。米ノースウエスタン大学やカリフォルニア大学バークレー校、スタンフォード大学、マサチューセッツ工科大学( MIT )などに参加を打診し、産学連携体制を築こうとしている。米国の大手企業にも参加を呼びかけている。これは、米ノースウエスタン大学ケロッグスクールの M.ラドナー教授が 12月 7 日に東京都千代田区で開催された技術経営の革新に関する国際会議( GATIC-JAPAN2004 )の講演の中で明らかにしたもの。 IBM はコンピューターなどのハード製造・販売事業からソリューションビジネス事業に事業モデルを代えて成功した結果、サービス収入が過半数を占めるようになり、業態はサービス業に移行している。しかし、米国大学院にはサービスを学術的に解析する専門の学科がなく、サービスを科学的に解明する手法がない。このため、 IBM を中心とした米大手企業はサービス業の比率が今後ますます高まるために、その基盤を固める専門学科を求めている。カリフォルニア州にある IBM アルデマンセンターは既にサービスサイエンスの研究に着手しており、 11 月にそのワークショップを開催し、産学官の関係者に呼びかけをした。 ケロッグスクールの M.ラドナー教授は、「 1950 年代に IBM がコンピューターサイエンス学科が必要になると主張した際に、多くの大学教員は電子工学科が既にあると相手にしなかった。しかし、現在は米国の多くの大学にコンピューターサイエンス学科を設け、米国の IT (情報技術)産業を支える人材を育成した」との先例を示し、サービスサイエンス学科を設立する重要性を説いた。 GATIC-JAPAN2004 を主催する北陸先端科学技術大学院大学副学長の亀岡秋男教授は、「日本の大学院にもサービスサイエンス学科設立の産学連携の呼びかけが来ている」と語り、ソリューション事業を強化しつつある日本企業もサービスサイエンス学科が不可欠になるとの見解を示した。

Page 9: Service Economy, Services Science and Business Performance Services ( in Japanese )

2023年4月13日 株式会社 ジェイ・アイエスアイ 9

「サービス・エコノミー」を支える要素、基盤となるIT技術とサービス サイエンスとの関係・

ビジネスパフォーマンスマネジメント

インフォメーションインテグレーション

セキュリティー /プライバシー

サービス・エコノミーをドライブする

要素

基盤となるT 技術

Plan Do CheckAction

継続的な最適化

Plan Do CheckAction

継続的な最適化

Plan Do CheckAction

継続的な最適化

サービスエコノミー

ストラテジー(ビジネス戦略モデリング

プロセス(継続的なビジネス

最適化)

人 /ワークフォース(ヒューマン キャピタル・

管理と最適化)

IBMは2004年5月にリサーチ部門が開催した「オンデマンド・ビジネスのアーキテクチャー サミット」でサービス サイ・ ・エンスの必要性を認識し、11月にはアルマデン研究所の「サービス研究所」が「21世紀のサービス イノベーション ワーク・ ・ショップ」において、「サービス・エコノミーをドライブする3要素」を定義した。それらは①ストラテジー ②プロセス ③ヒューマン キャピタルであり、3要素が継続的に最適化されることが「イノベーションの原点」であることを中核としている。・従って「サービス サイエンス」もそれらに対応した形で定義されている。・

IBMは2004年5月にリサーチ部門が開催した「オンデマンド・ビジネスのアーキテクチャー サミット」でサービス サイ・ ・エンスの必要性を認識し、11月にはアルマデン研究所の「サービス研究所」が「21世紀のサービス イノベーション ワーク・ ・ショップ」において、「サービス・エコノミーをドライブする3要素」を定義した。それらは①ストラテジー ②プロセス ③ヒューマン キャピタルであり、3要素が継続的に最適化されることが「イノベーションの原点」であることを中核としている。・従って「サービス サイエンス」もそれらに対応した形で定義されている。・

Service Science is the study of business methods to create and capture value, technology tools to re-engineer processes, and organizational culture practices to incent and align people, and their collective impact on effectiveness and efficiency in the performance of services work.

Recent studies of IT Productivity Paradox indicate that technology tools, business methods, and organizational culture must align to achieve return on investment for IT.

The services industry must be viewed as a collection of interacting systems, where the history of the systems (legacy) matters as much as new events in understanding what should, can, may, and will happen next.

Effectiveness means working on the right things that matter to the business and efficiency means doing the work according to best practices. Productivity depends on both effective and efficient performance.

Services are typically simultaneously produced (by the provider) and consumed (by the client). The provider and the client can each be individuals, organizations, or automated systems.

PeopleHuman & Organizational

Performance(PIP = 1.1 to 10)

Process・ Business Optimization,・ Professional Services

Automation(PIP = 1.1 to 4)

CapitalValue Based Management

(PIP = 1.1 to 2)

PIP: Potential for Improvement of Performance   (当ページのノート解説参照)

サービス サイエンスの定義・(Prelimiary)

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2023年4月13日 株式会社 ジェイ・アイエスアイ 10

新たな BPTS サービス市場の規模

US 、欧州などアウトソーシングビジネスが普及している市場においては、「 BPO (ビジネス・プロセス・アウトソーシング)」を更に発展させた「 BTO (ビジネス・トランスフォーメーション・アウトソーシング)」サービスが大きな注目を浴びてきている。 IBM などは、これまでの IT 市場以外に同等規模の新たな「 BPS (ビジネス・パフォーマンス・サービス)」市場として定義し、市場でのリーダーシップを獲得すべく M&A を積極的に進めている。

新しい BPTS 市場規模

2006年で、これまでの IT市場と同等規模以上の新市場に成長している。

予測では BPS 市場の伸び率は2006-2009で既存 IT 市場の倍近い伸び

出展: IBM

Page 11: Service Economy, Services Science and Business Performance Services ( in Japanese )

2023年4月13日 株式会社 ジェイ・アイエスアイ 11

世界の BPTS 市場規模

BPTS2004年の 業務受託市場(全世界)-分野別

0

200

400

600

800

1000

1200

1400

1600

1800

IBM IDC出展: と データ

億ドル

BPTS 2004年の 業務受託市場(全世界) - 産業別

0

100

200

300

400

500

600

700

800 IBM IDC出展 と データ

億ドル

2005年度の市場規模1.42兆ドルの内、 IBM が参画可能な BPTS 市場は5000億ドルと試算している。

   パルミサーノ社長は「10年以内にシェア10%」の目標を掲げている。仮に5000億ドルの10%(500億ドル)を獲得できれば、2004年度の売り上げが963億ドルであるのに対し、既存 IT 市場からの売り上げがフラットだとしても、約1500億ドル企業へ売り上げで50%成長することを目標にしていることになる。

出展: IBM

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2023年4月13日 株式会社 ジェイ・アイエスアイ 12

IBM のいう BTO とは BPO と何が異なるのか

IBMはBPOサービスの成長過程を下記のようなステップとして定義しており、 ① 一部のタスクをアウトソースする段階 ② まとまったプロセスをアウトソースする ③ リエンジニアリングでプロセスを変革する段階 ④ 企業全体を変革する段階 に別けている。  IBM のいう BPTS はこの③④の段階を意味しているものと考えられる。 

IBMはBPOサービスの成長過程を下記のようなステップとして定義しており、 ① 一部のタスクをアウトソースする段階 ② まとまったプロセスをアウトソースする ③ リエンジニアリングでプロセスを変革する段階 ④ 企業全体を変革する段階 に別けている。  IBM のいう BPTS はこの③④の段階を意味しているものと考えられる。 

10%-20%Cost is a function

Of Headcount

5%-10%

20%-30%

Cost is function ofBusiness Activity,

System & Headcount

Cost is function ofBusiness Activity

20%-50%+

アウトソーシングにより達成されるセービングの範囲

(ベースからのセービング%)

①① アウト・タスキング アウト・タスキング(( Out-tasking)Out-tasking)

①① アウト・タスキング アウト・タスキング(( Out-tasking)Out-tasking)

②② ビジネス・プロセス ビジネス・プロセスアウトソーシング(アウトソーシング( BPO)BPO)

②② ビジネス・プロセス ビジネス・プロセスアウトソーシング(アウトソーシング( BPO)BPO)

④④ エンタープライズ エンタープライズトランスフォーメーショントランスフォーメーション

via via アウトソーシング(アウトソーシング( BTO)BTO)

④④ エンタープライズ エンタープライズトランスフォーメーショントランスフォーメーション

via via アウトソーシング(アウトソーシング( BTO)BTO)

プロセス チェンジプロセス チェンジ

RR OO

II

③③ プロセス・ プロセス・トランスフォーメーショントランスフォーメーションvia via リエンジニアリングリエンジニアリング

③③ プロセス・ プロセス・トランスフォーメーショントランスフォーメーションvia via リエンジニアリングリエンジニアリング

Commitment to Business Outcomes Transaction-based Pricing Transformation Investment Integrated Global Resourcing and Automation Initiatives Risk and Gain Sharing

出典: IBMBTO Procurement Service1104

出展: IBM

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2023年4月13日 株式会社 ジェイ・アイエスアイ 13

IBM の「ビジネス パフォーマンス・サービス(・ BPS) 」とは

IBMの想定する競合企業例と統合サービスオファリングの例

HewittAssociates

提供しているBPOサービス= HR + ファイナンス&アカウンティング

IBM Scale &Breadth一括サービスの例

= セルフサービス+ ナレッジマネジメント+ インテリジェント サーチ・+ コール センター・

OfficeTiger(India)??

BPTSの背景 現在の BPOサービス

低価格の労働力⇒低価格のサービス

提供国との競合高付加価値

BTO サービス(=BPS)への転換

CRMファイナンス & アドミHR

IBMはBPOサービス市場での競合を念頭において、競争優位性の発揮できる高付加価値BPOサービス(=BPTS)にサービスを高度化することを目指している。サービス要素としては「B T O+戦略コンサルテーション+技術・エンジニアリング+BPM 」で差別化しようとしている。想定されるBPTSの分野は「リサーチ部門が特に貢献できる範囲」を明確にして検討している7分野が対象になっている。産業別には IBMも属しているエレクトロニクス産業に照準をあてている。 BPTS サービスの代表例としてはHRなどでは、「 HR + ファイナンス&アカウンティング + アドミニストレーション」の基本サービス内容に付加価値として、ITを駆使した「セルフサービス + ナレッジマネジメント + インテリジェント サーチ + コール セ・ ・ンター」サービスを統合して提供する形態が予想される

IBMはBPOサービス市場での競合を念頭において、競争優位性の発揮できる高付加価値BPOサービス(=BPTS)にサービスを高度化することを目指している。サービス要素としては「B T O+戦略コンサルテーション+技術・エンジニアリング+BPM 」で差別化しようとしている。想定されるBPTSの分野は「リサーチ部門が特に貢献できる範囲」を明確にして検討している7分野が対象になっている。産業別には IBMも属しているエレクトロニクス産業に照準をあてている。 BPTS サービスの代表例としてはHRなどでは、「 HR + ファイナンス&アカウンティング + アドミニストレーション」の基本サービス内容に付加価値として、ITを駆使した「セルフサービス + ナレッジマネジメント + インテリジェント サーチ + コール セ・ ・ンター」サービスを統合して提供する形態が予想される

BPTSを構成する個別サービスの市場要素

BPTS

戦略コンサルティングBTO

想定されるBPTSの分野

提供しているBPOサービス= HR + ファイナンス&アカウンティング  + アドミニストレーション

想定される高付加価値

サービスの追加

物流調達SCMエンジニアリング・サービス

技術・エンジニアリング ビジネス・プロセス管理

R&D 部門(例Watson 研)

ソフトウエア部門( SWG)

IBM グローバル・サービス( BTO サービス部

門)

IBM IBCS 部門

Page 14: Service Economy, Services Science and Business Performance Services ( in Japanese )

2023年4月13日 株式会社 ジェイ・アイエスアイ 14

IBM の BPS とは( IBM IR レポートから)

Until recently, traditional IT providers have not played a big part in the BPTS marketplace. Formost IT companies, this is unlikely to change. The skills needed to succeed in this market – either within the inner workings of industries, or inside specific domains such as customer relationship management or human resources – fall outside their core expertise.

For those willing to invest in the skills and capabilities that move them beyond providingtraditional hardware, software and services, the opportunities are rich and compelling. Business automation has blurred the customary demarcation between business and IT, put IT at the heart of corporate strategy and elevated the understanding of the possibilities. As a result, companies increasingly look for partners who can skillfully combine business insight with technology expertise.

IBM is approaching this market opportunity with discipline and focus. The $1.6 trillion BPTSmarketplace spans many different market segments. These industry and domain segments havedifferent economics and diverse profit opportunities. IBM has targeted about $500 billion-worth of BPTS spending as its opportunity. This spending covers a limited range of market segments. IBM has selected these segments for the opportunity to apply high-value work and create new and innovative market solutions.

BUILDING THE PORTFOLIOBUILDING THE PORTFOLIO

The capabilities required to address this $500 billion BPTS opportunity draw on the full IBMportfolio. IBM tailored these offerings (see chart below) to meet market demand for combiningbusiness insight with applied IT.

Successful transformation begins with intelligent business design. IBM’s Strategy & Changeconsultants apply the engineering disciplines of IBM’s component business model (seeresources) to business design, breaking the firm into its component pieces for optimalreassembly.

Properly isolated, each business component is more readily improved. Engineering andTechnology Services' (E&TS) technologists and engineers are applying IBM’s technology skillsand IP assets to transform business processes and the underlying IT that supports them.

Sometimes, improvement is best achieved by handing the process over to a specialized partner. During BTO engagements, IBM works with clients to transform their processes, applications and IT infrastructure and then operate these processes on behalf of the client.

Continuous business-process improvement requires accurate and timely information from across the enterprise. BIO provides advanced data-integration software that lets clients see and understand how infrastructure, assets, people and processes combine to affect businessperformance.

BPTS revenue grew by 45% year over year in 2004 and by more than 30% year over year in the first half of 2005. As the market evolves, IBM will launch new BPTS practices to target emerging opportunities. In June, for instance, IBM announced the launch of its supply-chain management BTO practice.

ResultsResults

IBM continues to add to its skills to address targeted BPTS segments. IBM’s acquisition of PwC Consulting in 2002 added bedrock business and industry expertise to IBM’s portfolio of technology skills. The acquisitions of Equitant (order-to-cash financial processes), Maersk Data (transport and logistics services), Healthlink (Healthcare) and Liberty Insurance have each addressed specific target-market opportunities.

IBM has also made several acquisitions to build out its software capabilities in support of the BPTS opportunity. These include Alphablox, which extends IBM’s leadership in businessintelligence with component software that enhances the reach and use of analytics; and SRD, whose identity-resolution software will be integrated into IBM’s analytics and business-intelligence solutions portfolio.

出展: IBM

Page 15: Service Economy, Services Science and Business Performance Services ( in Japanese )

2023年4月13日 株式会社 ジェイ・アイエスアイ 15

IBM の BPS とは( IBM IR レポートから)

Key acquisitions in support of BPTSKey acquisitions in support of BPTS

PwC Consulting Bedrock consulting and business-services expertise KeyMRO Procurement services and strategic sourcingEquitant Asset-based management and order-to-cash cycle optimizationMaersk Data Transport and Logistics servicesSRD Identity resolution softwareAlphablox Business intelligence softwareLiberty Insurance Insurance contract administration, risk management, customer service and data analyticsDaksh Indian business-process outsourcingHealthlink Healthcare IT servicesSource: IBM

Clients from many industries share IBM's vision of a powerful new combination of business services delivered in tandem with advanced information technology, and are using it to transform their business. Importantly, these client engagements also drive IBM’s business downstream.

For example, E&TS technologists are partnering with Mercury Computer to integrate Cell microprocessor technology (which IBM developed jointly with Sony and Toshiba) to build breakthrough computer systems for data-intensive applications. Mercury intends to apply Cell technology to applications such as radar, sonar, MRI, digital X-ray and others. IBM licenses Cell technology and manufactures the Cell chip.As part of a $320 million engagement with Williams, a natural-gas producer, IBM consultants are working to transform areas of the company’s finance, accounting and human-resources processes. Meanwhile, IBM technology teams operate Williams’ IT infrastructure and applications, promoting the company’s ongoing business transformation.

Our work with BP, Pioneer, NiSource, Honeywell, Dun & Bradstreet, Norwich Union, Metro Group, P&G, Mitsui Life, Nortel, the New York Stock Exchange, Boeing and many other leading companies are examples of how IBM is unlocking the BPTS marketplace, as we work with them to exploit On Demand modes of operation. As the business-process revolution spreads, many more companies are likely to follow.

出展: IBM

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2023年4月13日 株式会社 ジェイ・アイエスアイ 16

IBM のBPS展開のためのアライアンス、M&A戦略の一例

Candle(サーバー管理)04・2004

AlphaBox( BI /Visualization )07・2004

Trigo( SCM 向け IMソフト)

03・2004

Green Pasture複数文書間での

CMソフト12・2003

Think Dynamicsプロセスパワーの

動的配置05・2003

Cyanea Systems ( APモニタリング)

10・2004

SRD ( non-obvious relationships

Identity resolution,BI )01/2005

BPTSサービスに必要となるアプリ ソフト・のM&A企業例Ascential

ETLソフト03 /2005

BPTS展開のための戦略として、業界ノウハウの蓄積のためのM&A(下図参照)、IBM社内では調達できないアプリケーションの獲得、BPTSサービスに必須のツール ソフト企業の買収をここ2年の間で積極的に展開している。その上で業務プロ・セスの革新領域の分析を体得し、提供するBPOサービスの改善と差別化を行い、可能な限りオペレーションの自動化を追及することでサービス競争力の強化と、企業の変化対応能力(イノベーションの力)を支援することで、現状のBPOサービスから本来のビジネスの変革を可能にするBTOサービス(=BPTS)に高度化させていくことを目指している。

BPTS展開のための戦略として、業界ノウハウの蓄積のためのM&A(下図参照)、IBM社内では調達できないアプリケーションの獲得、BPTSサービスに必須のツール ソフト企業の買収をここ2年の間で積極的に展開している。その上で業務プロ・セスの革新領域の分析を体得し、提供するBPOサービスの改善と差別化を行い、可能な限りオペレーションの自動化を追及することでサービス競争力の強化と、企業の変化対応能力(イノベーションの力)を支援することで、現状のBPOサービスから本来のビジネスの変革を可能にするBTOサービス(=BPTS)に高度化させていくことを目指している。

Gluecode Software(Apche Open Source)

05/2005

アウトソーシングカスタマーからの業界ナレッジの蓄積

LibertyInsurance

Service (保険)11・2004

Daksh( のインド BPO 会社)

6000人08.2004

IBCS

30000人 +

テレマーケティングトランザクション処理

PhilipsConsumer

Electronics ( US )04・2004

カスタマー サービス・メ・ソッドとプロダクト リペアのノウ・ハウ

Procter&Gamble

(800人)

エンプロイー・サービス

Dun&Bradstreet

カスタマー・サービスファイナンシアル・プロセス

KeyMRO(プロキュアメント

サービス)12・2004

SchlumbergerBusiness

Continuity04・2004

石油会社向けビジネス・コンティニュイティー

KeyMRO(プロキュアメント

サービス)12・2004

Maersk

12・2004

Maersk 社は世界で最大規模の商船保有会社

DanskeBank

12・2004

Danske Bank 社は北欧諸国で有数の銀行

Maersk Data11・2004

DMData

11・2004

A.P. Moller - Maersk 社からスピンオフした企業で,輸送および物流分野のコンサルティングで実績

Danske Bank 社と Maersk Data 社の IT事業部が合併。IT サービス企業。輸送,財務サービス,小売り,公共分野などに顧客

業界ノウハウ蓄積のためのM&A例

BPS展開のための戦略

BPO サービスオペレーションの改善と差別化

IBM リサーチが貢献できる

技術分野の研究

業界ナレッジの獲得のためのM&A

業務プロセスの分析

(ワークフォース分析)

オペレーションの自動化分野の追及

IBMのリサーチ部門が中心的役割を果たす理由

HealthLink

04.2005

DWLデータ統合ソフトウエア

08/2005

DataPower ( XML Security

WSDM )10-2005

PureEdgeWorkplaceソフトウエア

06/2005

DakshiPhrase

( Contents DiscoveryServer)

CORIO APP Per Mgmt

01/2005

Equitantorder-to-cash

02 /2005

Bowstreet(Protlet Factory )

12-200 5

Viacore( B2B Hubs )02-2006

iPhase( Guided Discovery )

??-2006Micromuse

Build Forgerelease

mgmt software0506

LASMulticultural name

Recognition SW0506

RemboAutomatically

installing software0506

WebifyVertical SOA SW

0806

MRO SoftwareAsset Mgmt

0806出展: IBM

Page 17: Service Economy, Services Science and Business Performance Services ( in Japanese )

2023年4月13日 株式会社 ジェイ・アイエスアイ 17

IBM のBPS展開のためのアライアンス、M&A戦略の一例

出展: IBM

Page 18: Service Economy, Services Science and Business Performance Services ( in Japanese )

2023年4月13日 株式会社 ジェイ・アイエスアイ 18

BPS推進のためのSWソリューションの重心

BPTS推進のコンピテンシー・センター

Center for Business Optimization

部門を改編スーパー・コンピューティングWiliam Pulleyblank (リサーチの Deep Computing Institute長)IBM's Blue Gene computing project for the Tokyo-based Computational Biology Research Center (CBRC) of The National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (AIST), is using Blue Gene/L to map out 3-D protein structures. When the computing system is installed by February of 2005, it is expected to be based on IBM's Power architecture, with a peak processing speed of 22.8 teraflops, or trillions of calculations per second.

BPTS巣新のためのIBM   SWソリューションの位置付け

新市場( BPTS) で継続的に成長するためには、ビジネス環境での変化を如何に早く把握できるが勝負であり、そのためのトリガーを持つことが必須と考えれば、以下に早期に企業のビジネス・プロセスの中に「センサー」を仕掛け、且つ「リアルタイム」に「経営状況」を可視化して把握できることが最重要である。そのためIBMはBPTSを推進するSWソリューションとしてアナリティックとレポーティング機能に重きを置いた「ビジネス・パフォーマンス・マネジメント(BPM)」コンセプトの推進と、プロセスのイノベーションにフォーカスした「ビジネス プロセス マネジメント(BPM)」コンセプトを両輪とし・ ・た戦略展開を推進してきている。かつ今後急激に展開されると予測されているRFIDとセンサー・ネットからの膨大な情報のリアルタイム収集、リアルタイム分析、リアルタイム報告が本格化すれば「膨大な情報処理」の必要性が見込まれるため「 Deep Computing+ Grid Computing 」のパワーが必須になると考えれば、 BPTS推進のための「ビジネス最適化センター( Center for Business Optimization ー CBO) 」の責任部門として 部門を改編したことも整合性のスーパー・コンピューティングある動きと判断される。

新市場( BPTS) で継続的に成長するためには、ビジネス環境での変化を如何に早く把握できるが勝負であり、そのためのトリガーを持つことが必須と考えれば、以下に早期に企業のビジネス・プロセスの中に「センサー」を仕掛け、且つ「リアルタイム」に「経営状況」を可視化して把握できることが最重要である。そのためIBMはBPTSを推進するSWソリューションとしてアナリティックとレポーティング機能に重きを置いた「ビジネス・パフォーマンス・マネジメント(BPM)」コンセプトの推進と、プロセスのイノベーションにフォーカスした「ビジネス プロセス マネジメント(BPM)」コンセプトを両輪とし・ ・た戦略展開を推進してきている。かつ今後急激に展開されると予測されているRFIDとセンサー・ネットからの膨大な情報のリアルタイム収集、リアルタイム分析、リアルタイム報告が本格化すれば「膨大な情報処理」の必要性が見込まれるため「 Deep Computing+ Grid Computing 」のパワーが必須になると考えれば、 BPTS推進のための「ビジネス最適化センター( Center for Business Optimization ー CBO) 」の責任部門として 部門を改編したことも整合性のスーパー・コンピューティングある動きと判断される。

新市場( BPTS) で成長するためにはビジネス環境での変化を瞬時に把握するトリガーを持つこと

企業のビジネス・プロセスの中に「センサー」を仕掛けること

「ダッシュボード」と「アナリティックス」ソフトの重要性

ビジネス・パフォーマンス・マネジメント( BPM)ビジネス・プロセス・マネジメント( BPM)

製品の強化

1兆イベント

グローバル・リテーラーのトップ10社のRFIDによるイベント数の予測

単に企業に BPMソフトを販売していくより、 BPO企業へのサービスの中に組み込むことでお客様の変化をリアルタイムで把握でき、プロセス改善( BPR) の提言が出来企業の変革に結び付けることが最重要

Page 19: Service Economy, Services Science and Business Performance Services ( in Japanese )

2023年4月13日 株式会社 ジェイ・アイエスアイ 19

将来の IBM はどう呼ばれるのか

IBM = International BusinessBusiness MethodsMethods   ?  ?

または、これまでと同じ

= International Business   Machines   ?

IBM = International BusinessBusiness MethodsMethods   ?  ?

または、これまでと同じ

= International Business   Machines   ?

IBM のビジネス構造が更にサービスにシフトし、 IT を基軸として「エンタープライズのビジネスの革新( Innovation) 」を推進することを「ビジネス・モデル」とした企業として成長していくことを目指すなら、将来の IBM は「 International Business Methods 」と呼ばれるようになるかもしれない。この観点からみれば、最近の PC事業の売却は IBM自身のイノベーション過程の一環として理解できる。

IBM のビジネス構造が更にサービスにシフトし、 IT を基軸として「エンタープライズのビジネスの革新( Innovation) 」を推進することを「ビジネス・モデル」とした企業として成長していくことを目指すなら、将来の IBM は「 International Business Methods 」と呼ばれるようになるかもしれない。この観点からみれば、最近の PC事業の売却は IBM自身のイノベーション過程の一環として理解できる。

Page 20: Service Economy, Services Science and Business Performance Services ( in Japanese )

2023年4月13日 株式会社 ジェイ・アイエスアイ 20

株式会社 ジェイ・アイエスアイ

サービス・ビジネス展開の基盤となる IT 技術のトレンド

「高付加価値 BTO サービス( BPTS) 」の基盤となる「ビジネス プロセス マネジメント システム・ ・ ・」とCIO の新しい役割

第ニ部

Page 21: Service Economy, Services Science and Business Performance Services ( in Japanese )

2023年4月13日 株式会社 ジェイ・アイエスアイ 21

サービス・エコノミーをドライブする ITソリューション

ビジネスパフォーマンスマネジメント

インフォメーションインテグレーション

セキュリティー /プライバシー

サービス・エコノミーをドライブする要素

IBM が考える基盤 IT 技術

Plan Do CheckAction

継続的な最適化

Plan Do CheckAction

継続的な最適化

Plan Do CheckAction

継続的な最適化

サービスエコノミー

ストラテジー(ビジネス戦略モデリング

プロセス(継続的なビジネス

最適化)

人 /ワークフォース(ヒューマン キャピタル・

管理と最適化)

サービス・エコノミー時代をドライブする IT 技術として最近最もホットになってきているのは、「ビジネス インテグレーション・技術」と、「オーガニゼーショナル・イフェクティブネス」であり、すでに US ではこの流れは顕著になっている。

サービス・エコノミー時代をドライブする IT 技術として最近最もホットになってきているのは、「ビジネス インテグレーション・技術」と、「オーガニゼーショナル・イフェクティブネス」であり、すでに US ではこの流れは顕著になっている。

一般市場でフォーカスされてくる

SW 市場セグメントと

経営理論セグメント

+ビジネスインテグレーション

オーガニゼーショナルイフェクティブネス

BPM EII

ビジネスビジネスプロセスプロセス

マネジメントマネジメント

ビジネスビジネスパフォーマンスパフォーマンスマネジメントマネジメント

エンタープライスエンタープライスアプリケーションアプリケーション

& & インフォメーションインフォメーションインテグレーションインテグレーション

ストラテジックストラテジックプラニングプラニング

オーガニゼーショナルオーガニゼーショナルデベロップメントデベロップメント

ヒューマンヒューマンリソースリソース

デベロップメントデベロップメント

Page 22: Service Economy, Services Science and Business Performance Services ( in Japanese )

2023年4月13日 株式会社 ジェイ・アイエスアイ 22

サービス・エコノミー時代の「経営者の意識調査」から見る課題

ビジネス・ニーズ サマリー 顧客要求への迅速な対応 変化する市場環境への俊敏な適応 時間短縮による価値の増殖 (Time-to-Value) ビジネス状況の即時監視、即時評価と即時改善

経営課題

『最大の関心事は新製品や新サービスの開発に新テクノロジーを適用させること。 変化の激しい業界で新製品やサービスを迅速に開発することが勝敗を左右する。 迅速な対応が約束されなければ、この業界で生き残るのは不可能となる』

Source: IBM Business Consulting Services, The Global CEO Study 2004

6週間

1 ヶ月

107 106    105   104 1,000 100 10 1 秒

1 時間

取引分析

郵便。。速達。。ファックス、 eメール 3 日 45 秒

書類送付

コールセンターの問合

取引決済

PC ビルド・トゥー・オーダー

データウエアハウス更新

航空会社の発券

財務情報照会

サプライチェイン更新

24 時間5 日 1 日

30 分

20 分 30 秒8 時間 10  秒

1 日 5 分

1 日 15 分

5  秒

出典:ガートナー社ビジネス・スピードの加速化

新製品投入のスピード化 ‘80 ‘98

Cereals 34 192 Ice cream , frozen yogurt 57 556 Spices, extracts, seasonings 61 403 Deodorizers, air fresheners 53 372 Paper towels, napkins 11 126 Milk, yogurt drinks 26 255 Coffee 11 384 Beer, Ale 25 187出典: FRB Dallas

1998

2004 年は

98年の

10倍?

企業価値に占める新製品の比重

新製品 既存資産

デル・コンピューター 78% 22%ジョンソン&ジョンソン 66% 34%プロクター&ギャンブル 62% 38&GE 60% 40%ロッキード・マーチン 59% 41%

出典: Deloitte 2003

Page 23: Service Economy, Services Science and Business Performance Services ( in Japanese )

2023年4月13日 株式会社 ジェイ・アイエスアイ 23

経営者はどうITを利活用しようと考えているのか?

経営の重点施策

プロセスの無駄を省きスピードをあげる

より早く経営の変化を予測・感知するより速く対応する

より複雑になる IT 環境を管理する

経営の重点施策

プロセスの無駄を省きスピードをあげる

より早く経営の変化を予測・感知するより速く対応する

より複雑になる IT 環境を管理する

情報システムの優先課題とは?重点課題 ‘02 ‘03 ‘04

 効率的で柔軟なインフラストラクチャ構築 ー - 1

 効率的で柔軟なインフラストラクチャ管理 - - 2

 セキュリティー強化ツール 1 1 3

 社内の標準デスクトップ環境の維持 - - 4

IT 資産の総合保有コスト( TCO) の改善 - - 5

IT パフォーマンス管理 - - 6

 アプリケーション統合 3 2 7

IT を活用したビジネス間プロセスの構築 10 12 8

BI アプリケーションの実装 14 13 9

 ストレージ管理の導入 11 7 10

業務プロセスの効率化意思決定のスピードアップ経営分析の高度化・迅速化

売上・収益の拡大知識・スキルの共有化と蓄積リードタイム短縮や在庫削減

顧客との関係強化企業内コミュニケーションの円

滑化

0 20 40 60 80

%

0 20 40 60 80

出典:ガートナー社

出典: IBM 社出典:ガートナー社

Page 24: Service Economy, Services Science and Business Performance Services ( in Japanese )

2023年4月13日 株式会社 ジェイ・アイエスアイ 24

次世代経営者としての“ CFO,CIO” に求められる新しい役割

“企業の競争力にフォーカス”した新しい発想の推   進役、コア資産の幹事役として、“企業内のポリス  マン的役割”から CEO の戦略パートナー”としての   役割へシフト

コア競争力の強化アウトソースする業務の決定参入市場の策定ビジネス ポートフォリオの最適化・

静的な“バランス シートの管理者”の立場から、・戦  略展開に直結する“能動的なビジネス・パフォーマ  ンスの評価測定者、監視者、意思決定者”のとし   ての役割の強化

外部規制に適応するための“企業ガバナンス”、リス  ク管理への対応の重視

SOX規制などに対するコンプライアンス

CEO/COO

CFOCFO CIOCIO

CFO = Chief Focus OfficerCIO = Chief Process Innovation & Business Integration Officer

IT を活用できるCFO

ビジネスを加速させる CIO

“ビジネスと IT の緊密な連携”の必要性が増大する  中で、“技術に関する知見“に加えて”ビジネスを   加速させる推進役”としての役割が求められている  

“コスト競争時代“から”タイム ベースの競争時・代”  への変化に対応し、外部のカスタマー(顧客、サプ  ライヤー)までを包含したバリュー・チェイン全体で   の“最適なプロセスのイノベーション戦略策定がよ  り重要な役割となる

ビジネス環境にダイナミックに対応するために、既   存のビジネスのやり方(プロセス)を迅速に修正、   変更し、新たなプロセスを組み上げるため、  「プロセス+ IT+人」ビジネスの視点でインテグレー  ションする役割が増大

CFO = Chief Finance Officer CIO = Chief Information Officer

Page 25: Service Economy, Services Science and Business Performance Services ( in Japanese )

2023年4月13日 株式会社 ジェイ・アイエスアイ 25

BPM x BPM = BPM 2 「ビジネス」と「 IT 」の融合( Alignment)

次世代 CFO 、 CIO が注目する最新の経営理論とITツール

プロセスの無駄を省きスピードをあげる

より早く経営の変化を予測・感知するより速く対応する

「コスト・ベース」から「タイム・ベース」競合時代への変化の中での競合優位性の確立と、ビジネスの成長

「業務スピードの加速化」に対応し、「ビジネス状況のリアルタイムでの把握(可視化)とパフォーマンス管理」と「法的規制へのコンプライアンス」のために「バランスト・スコアカード+マネジメン「バランスト・スコアカード+マネジメント・ダッシュボード」ト・ダッシュボード」を活用した経営を重視

新サービス開発・提供のため「サプライヤー、パートナーを跨った全プロセスのリアルタイムでの把握(可視化)と動的な変更と、経営指標(メトリックス)把握。監視のメカニズムの提供

ビジネス・パフォーマンス管理がCFO の最重要課題( IBM CFO サーベイ 2003年11月)

パフォーマンス・マネジメント パフォーマンス・マネジメント 

CPM: Corporate Performance ManagementEPM: Enterprise Performance Management +Dashboard とも呼ばれている

バランスト・スコアカードバランスト・スコアカード(( BSC)BSC)

ビジネス・プロセス・エンジニアリンビジネス・プロセス・エンジニアリンググ

企業の業務革新の歴史

品質管理Six Sigmaビジネス・ エンジニアリング

プロセス・マネジメントプロセス・マネジメント

企業全体の「コマンド&コントロール」のコンセプト

プロセスの明確化(モデル)

プロセスの最適化

プロセスの統合、変更

プロセスの監視(モニター)

CEO/COOCFO CIO

Xビジネス・ビジネス・パフォーマンスパフォーマンス・マネジメント・マネジメント(( BPM) BPM) **

ソリューションソリューション

ビジネス・ビジネス・プロセスプロセス・マネジメント(・マネジメント( BPM)BPM)ソリューションソリューション

CEO の課題

経営の重点施策

最新の経営理論と経営ツール

焦点となるSWソリューション

Page 26: Service Economy, Services Science and Business Performance Services ( in Japanese )

2023年4月13日 株式会社 ジェイ・アイエスアイ 26

Source: Scott BryanSource: Scott Bryan 、、 American Society for QualityAmerican Society for Quality

企業のビジョン、ストラテジーを中心に事業計画に展開し(プラニング)、意思疎通(コミュニケート)することを重視する企業

Source: Paul Harmon, BP TrendsSource: Paul Harmon, BP Trends

BPMBPM の考え方を中核にしたの考え方を中核にした経営システム

戦略中心型の企業戦略中心型の企業 プロセス中心型の見方プロセス中心型の見方

ビジネス・プロセスを基軸にして、組織、構造化、測定、管理された企業

+縦と横の融合

戦略委員会

経営者

水平型 = 統合プロセス            サプライヤーからカスタマーまで                 

縦型=

メジャメント管理者資源

の統合

社員、 IT アプリケーション、インフラストラクチャー

「タイム・ベース・コンペティション時代」に競合優位性を確立し、戦略の迅速な展開とビジネス・パフォーマンスの徹底管理を全社展開するためには、80年代から浸透してきている組織別縦型の「メジャメント、人、資源」の管理の仕組みと、90年代に発展してきた「顧客嗜好にスピーディに対応する為に必要となる組織横断型のプロセスの統合」の2大要素が融合した形で調和した「経営システム」(プロセス中心型経営システムと呼称)の構築の必要性が認識されつつある

「タイム・ベース・コンペティション時代」に競合優位性を確立し、戦略の迅速な展開とビジネス・パフォーマンスの徹底管理を全社展開するためには、80年代から浸透してきている組織別縦型の「メジャメント、人、資源」の管理の仕組みと、90年代に発展してきた「顧客嗜好にスピーディに対応する為に必要となる組織横断型のプロセスの統合」の2大要素が融合した形で調和した「経営システム」(プロセス中心型経営システムと呼称)の構築の必要性が認識されつつある

企業ビジョン

戦略

戦略の明確化

バランスト・スコアカード

オペレーショナルな

活動

ビジネス・プロセスビジネス・プロセスレベルレベル

ストラテシーストラテシーレベルレベル

インプリメンテーションインプリメンテーションレベルレベル

部地理アーキテクチャー

戦略と戦略とゴールゴール

ヒューマン・リソースヒューマン・リソースアーキテクチャーアーキテクチャー

ITITアーキテクチャーアーキテクチャー

物理的な施設やハードウエア物理的な施設やハードウエア

オーガニゼーションパフォーマンス

BPアーキテクチャー

BP アナリシスと再設計

特定のアクティビティー

ビジネス・プロセス

ビジネス・プロセス

ビジネス・

プロセス

ビジネス・

プロセス

ビジネス・

プロセス

ビジネス・

プロセス

アクティビティーマネジメントプラン

アクティビティーメジャメントプラン

ジョブ設計

計画、予算採用、資源配分フィードバック

結果

アクティビティーパフォーマンスモニタリングシステム

ジョブ・エイド訓練プログラム、ナレッジ・マネジメン

ト・システム

アプリケーション設計とコード

アプリケーションアーキテクチャー

設計データベースと管理データ システム

データアーキテクチャー

ネットワ 0 クアーキテクチャー

テクノロジーアーキテクチャー

ハードウエアアーキテクチャー

ヒューマンー ITインターフェース

モデル

スクリーンと

レポート

論理アーキテクチャー

BP アーキテクチャヤー■組織のバリュー・チェイン    の定義と、全ての  の編成ビジネス・プロセス と管理、測定基準

プロセス モデル・■特定の をプロセス  とサブ・プロセス  で定義アクティビティー

Page 27: Service Economy, Services Science and Business Performance Services ( in Japanese )

2023年4月13日 株式会社 ジェイ・アイエスアイ 27

ビジネス・プロセス・セントリック経営システムを構築するには 5つの領域で標準化が必要となる

戦略と戦略とゴールゴール

ヒューマン・リソースヒューマン・リソースアーキテクチャーアーキテクチャー

ITITアーキテクチャーアーキテクチャー

物理的な施設やハードウエア物理的な施設やハードウエア

オーガニゼーションオーガニゼーションパフォーマンスパフォーマンス

BPBPアーキテクチャーアーキテクチャー

BPBP アナリシスアナリシスと再設計と再設計

ビジネス プロセスの・ 戦略とゴールに関係するマネジメントとメジャメント・イシュー

管理ビジネス・プロセス管理ビジネス・プロセス // 管理の領域(標準)パフォーマンス管理の領域(標準)パフォーマンス

実際のビジネス プロセスと・アクティビティー実行に関係するマネジメントとメジャメントのイシュー

・ビジネス・プロセス・ビジネス・プロセスとメソドロジーとメソドロジー

の領域モデリングの領域モデリング(標準)(標準)

特定のアクティビティー

ビジネス・プロセス

ビジネス・プロセス

ビジネス・プロセス

ビジネス・プロセス

ビジネス・プロセス

ビジネス・プロセス

BPBP ヒューマンヒューマンパフォーマンスパフォーマンスの領域の領域((標準)標準)

ビジネス・プロセスビジネス・プロセスレベルレベル

ビジネス・プロセスビジネス・プロセスレベルレベル

ストラテシーストラテシーレベルレベル

ストラテシーストラテシーレベルレベル

インプリメンテーションインプリメンテーションレベルレベル

インプリメンテーションインプリメンテーションレベルレベル

BPMBPM ソフトウエアソフトウエアの領域の領域 ((標準標準 ))

BPMソリュ-ション展開に関係したマナジメントとメジャメント・イシュー

アクティビティーマネジメントプラン

アクティビティーメジャメントプラン

ジョブ設計

計画、予算採用、資源配分フィードバック

結果

アクティビティーパフォーマンスモニタリングシステム

ジョブ・エイド訓練プログラ

ム、ナレッジ・マネジメ

ント・システム

アプリケーション設計とコード

アプリケーションアーキテクチャー

設データベース計と管理データ システム

データアーキテクチャー

ネットワ 0 クアーキテクチャー

テクノロジーアーキテクチャー

ハードウエアアーキテクチャー

ヒューマンー ITインターフェース

モデル

スクリーンと

レポート

論理アーキテクチャー

部地理アーキテクチャー

BPBP アーキテクチャーアーキテクチャーの領域の領域 ((標準)標準)

BP アーキテクチャヤー■組織のバリュー・チェイン    の定義と、全ての  の編成ビジネス・プロセス と管理、測定基準

プロセス モデル・■特定の をプロセス  とサブ・プロセス  で定義アクティビティー

「プロセス セントリックな経営システム」を構築するためには、下記の5つの領域においての標準化が必要となる。・「プロセス セントリックな経営システム」を構築するためには、下記の5つの領域においての標準化が必要となる。・

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2023年4月13日 株式会社 ジェイ・アイエスアイ 28

下流工程(プロセス分析、設計、インプリメンテーション)への展開

戦略と戦略とゴールゴール

物理的な施設やハードウエア物理的な施設やハードウエア

特定のアクティビティー

ビジネス・プロセス

ビジネス・プロセス

ビジネス・プロセス

ビジネス・プロセス

ビジネス・プロセス

ビジネス・プロセス

ビジネス・プロセスビジネス・プロセスレベルレベル

ストラテシーストラテシーレベルレベル

インプリメンテーションインプリメンテーションレベルレベル

アクティビティーマネジメントプラン

アクティビティーメジャメントプラン

ジョブ設計

計画、予算採用、資源配分フィードバック

結果

アクティビティーパフォーマンスモニタリングシステム

ジョブ・エイド訓練プログラム、ナレッジ・マネジメン

ト・システム

アプリケーション設計とコード

アプリケーションアーキテクチャー

設計データベースと管理データ システム

データアーキテクチャー

ネットワ 0 クアーキテクチャー

テクノロジーアーキテクチャー

ハードウエアアーキテクチャー

ヒューマンー ITインターフェース

モデル

スクリーンと

レポート

論理アーキテクチャー

部地理アーキテクチャー

5つの主導的手法ビジネス・プロセス・フレームワーク

オントロジードメインのプロセス・モデルプロセスの尺度ベスト・プラクティス

 + ビジネス・プロセス・マネジメント Six Sigma モデル指向アーキテクチャー( MDA ) ビジネス・プロセス・アウトソーシン( BPO )

ビジネス・プロセス・フレームワークの利点① プロセスとその測定基準を対応させる汎用的方法

を提供② プロセス分析の時間を短縮③ ベンチマークを活用し、既存プロセスの問題を発

見する④ 戦略と連動した完全なメジャメントを提供⑤  同種のプロセスを改善する為に他社で証明された  ベスト・プラクティスを r 提供する

戦略レイヤーと実装レイヤーを連携させるためには、ビジネス プロセス レイヤーにおいて「ビジネス・プロセス・フレームワー・ ・ク」が最重要であり、それを下流工程で実現、実装するためには「ビジネス プロセス マネジメント システム」の導入と、・ ・ ・ MDA型の統一された開発手法( SOA )が必須である。 この面では既に「 ITマネジメント・サービス統括本部」の最新の施策である「 BPES (ビジネス・プロセス・エンジニアリング・サービス」が基盤となると期待される。

戦略レイヤーと実装レイヤーを連携させるためには、ビジネス プロセス レイヤーにおいて「ビジネス・プロセス・フレームワー・ ・ク」が最重要であり、それを下流工程で実現、実装するためには「ビジネス プロセス マネジメント システム」の導入と、・ ・ ・ MDA型の統一された開発手法( SOA )が必須である。 この面では既に「 ITマネジメント・サービス統括本部」の最新の施策である「 BPES (ビジネス・プロセス・エンジニアリング・サービス」が基盤となると期待される。

Source: Source: Paul Harmon, Paul Harmon, BP TrendsBP Trends

人」が実行する「人」が実行する「プロセスプロセス

ITIT で自動化されるで自動化されるプロセスプロセス

モ デ ル 指 向

ア ー キ テ ク チ ャー( MDA )

プ ロ セ ス ・ モ デ ル 図 を

ソ フ ト 開 発 に 連 携 ( 又 は 自 動 化 )さ せ る ソ フ ト 開 発 手 法

拡 張

Six Sigma

Six Sigma の 適 用 範 囲

と 機 能 を 拡 張

ビ ジ ネ ス ・ プ ロ セ ス

マ ネ ジ メ ン ト ・ シ ス テ ム

ビ ジ ネ ス ・ プ ロ セ ス の 可 視 化

変 更 と 実 装 、 監 視 を 可 能 に す る

ソ フ ト ウ エ ア ・ ス イ ー ト

ビジネス・プロセス

アウトソーシング( BPO )

ビジネス・プロセスオペレーションを外部委託

ビジネス・プロセス・フレームワーク

「戦略」、「アーキテクチャー」、「ハイレベル設計」、「メジャメン

ト」、「ベスト・プラクティス」を

パッケージしたもの

Page 29: Service Economy, Services Science and Business Performance Services ( in Japanese )

2023年4月13日 株式会社 ジェイ・アイエスアイ 29

下流工程(プロセス分析、設計、インプリメンテーション)への展開