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パターンキャンバス プライマー 2014/01/15 合同会社カルチャーワークス/Agile459 懸田 剛/Takeshi Kakeda

Pattern Canvas Primer

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Regional Scrum Gathering Tokyo 2014 OpenJam. パターンキャンバスを使ったパタンライティング、問題解決の思考プロセスを説明した。当日発表した資料に、当日の板書や説明の内容を若干加筆しています。

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Page 1: Pattern Canvas Primer

パターンキャンバス プライマー

2014/01/15 合同会社カルチャーワークス/Agile459

懸田 剛/Takeshi Kakeda

Page 2: Pattern Canvas Primer

パターンって知ってます?

Page 3: Pattern Canvas Primer

詳しくはこちらを…パタンの書き方

http://goo.gl/qxe1PW

パターンライティングに向けたパターンマイニング

http://goo.gl/uGyq5

Page 4: Pattern Canvas Primer

文脈

問題が起きている状況

それまでの背景

周辺情報いろいろ

Page 5: Pattern Canvas Primer

問題

困っていること

文脈の中で起きている!

Page 6: Pattern Canvas Primer

解決策

問題を解決する方法

望ましい結果に導くための手段

Page 7: Pattern Canvas Primer

結果文脈における問題を解決した結果どうなったか

問題が解決された後の期待する結果

予期せぬ(良い/悪い)結果も

Page 8: Pattern Canvas Primer

フォース問題を解決するのを難しくしている考慮事項・制約 未解消では期待する結果にならない

「その解決策」を選ぶ根拠となるもの

Page 9: Pattern Canvas Primer

名前ある文脈上における問題解決に対しての名前づけ

パターン名

名詞句がいいよ

Page 10: Pattern Canvas Primer

パターンキャンバス

http://www.slideshare.net/kkd/pattern-canvas

問題解決・再利用のためのビジュアルフレームワーク

Page 11: Pattern Canvas Primer

文脈 問題 解決策 結果

フォース

名前

Page 12: Pattern Canvas Primer

使い方例(1) パターンを書く

過去の問題解決の成功体験

(2) 問題解決を考える

今の問題をどう解決するか

Page 13: Pattern Canvas Primer

文脈 問題 解決策 結果

フォース

名前

12 34

5

6 パターンを書く場合例えば?

「何に困ってた?」 「何したら うまくいった?」

「その結果 どうなった?」

「どんな状況 だった?」

「その解決策を 選ばないといけなかった制約は?」

Page 14: Pattern Canvas Primer

文脈 問題 解決策 結果

フォース

名前 デイリースクラム(をパターンとしてみる)

毎日、全員に 3つの

質問をする。

問題の発見が 遅れることで 状況が 悪化する

チームで 作業している。

問題があったら知らようと思っても 人によっては通知が遅れてしまいがちである。

個人が責任を 持って仕事を やり抜く 文化である。

問題を 早期発見 することで 頻繁に 再計画を 実施できる

Page 15: Pattern Canvas Primer

文脈 問題 解決策 結果

フォース

名前 デイリースクラム

毎日、全員に 3つの

質問をする。

問題の発見が 遅れることで 状況が 悪化する

問題を 早期発見 することで 頻繁に 再計画を 実施できる

チームで 作業している。

問題があったら知らようと思っても 人によっては通知が遅れてしまいがちである。

個人が責任を 持って仕事を やり抜く 文化である。

なぜ、解決策が 「リーダーが全員に状況を聞きに回る」ではないのだ

ろう?

Page 16: Pattern Canvas Primer

文脈 問題 解決策 結果

フォース

名前 デイリースクラム

毎日、全員に 3つの

質問をする。

問題の発見が 遅れることで 状況が 悪化する

チームで 作業している。

問題があったら知らようと思っても 人によっては通知が遅れてしまいがちである。

個人が責任を 持って仕事を やり抜く 文化である。

なぜ、解決策が 「リーダーが全員に状況を聞きに回る」ではないのだ

ろうか?

リーダーが状況を聞いて周りたいが忙しすぎる

問題を 早期発見 することで 頻繁に 再計画を 実施できるこういう制約が あるから「リーダーが聞きに回る」ができないのだろう

か?

Page 17: Pattern Canvas Primer

文脈 問題 解決策 結果

フォース

名前 デイリースクラム

毎日、全員に 3つの

質問をする。

問題の発見が 遅れることで 状況が 悪化する

チームで 作業している。

問題があったら知らようと思っても 人によっては通知が遅れてしまいがちである。

個人が責任を 持って仕事を やり抜く 文化である。

リーダーが状況を聞いて周りたいが忙しすぎる

問題を 早期発見 することで 頻繁に 再計画を 実施できるこういう文脈の中

では「頻繁な再計画」は実現できるのだろうか?

メンバーは それぞれ

アサインされた 仕事を

受け持っている

Page 18: Pattern Canvas Primer

文脈 問題 解決策 結果

フォース

名前

12 3

4

5

6 問題解決の場合、例えば?

「何に困ってる?」「どんな状況?」 「今の状況を どうしたい?」

「問題解決を難しくしているのは何?」

「どうしたら解決 できる?」

Page 19: Pattern Canvas Primer

文脈 問題 解決策 結果

フォース

名前

問題の発見が 遅れることで 状況が 悪化する

問題を 早期発見 することで 頻繁に 再計画を 実施できる

チームで 作業している。

個人が責任を 持って仕事を やり抜く 文化である。

メンバーは それぞれ

アサインされた 仕事を

受け持っている

問題があったら知らようと思っても 人によっては通知が遅れてしまいがちである。

リーダーが状況を聞いて周りたいが忙しすぎる

Page 20: Pattern Canvas Primer

文脈 問題 解決策 結果

フォース

名前

問題の発見が 遅れることで 状況が 悪化する

問題を 早期発見 することで 頻繁に 再計画を 実施できる

チームで 作業している。

個人が責任を 持って仕事を やり抜く 文化である。

メンバーは それぞれ

アサインされた 仕事を

受け持っている

問題があったら知らようと思っても 人によっては通知が遅れてしまいがちである。

リーダーが状況を聞いて周りたいが忙しすぎる

解決策より前に (期待する)結果を 考える。問題→結果を実現し、フォースを明かにした上で考慮した解決策を選択

する!

Page 21: Pattern Canvas Primer

まとめパターンキャンバス上でパターンを考えてみよう

問題解決のフレームワークとしても使ってみよう

Page 22: Pattern Canvas Primer

発表~

Page 23: Pattern Canvas Primer

何か気づいたことは?

Page 24: Pattern Canvas Primer

問題解決の問題へ...問題解決に囚われる

目的を見失う

望ましい結果を導く

解決策が新たな問題を生む

連続して解決策を積み重ねる