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夏島小学校 学校だより
平成27年11月30日発行
NO. 80
姿勢を正しく 校長 小川 義一
11月の保健目標は「姿勢を正しくしよう」でした。お昼の校内放送で健康委員会の子どもたちが何度
か次のような話をしてくれました。
11月の保健目標は「姿勢を正しくしよう」です。みなさん、いい姿勢で給食を食べていますか。悪
い姿勢で食べていると、胃や腸がおされて、食べたものがうまく消化できず、おなかが痛くなったり
します。せっかくの給食もおいしく食べることはできません。
これから食べるときの正しい姿勢チェックを5つ、読み上げます。
きちんとできているか、みんなで確認してみましょう。
① 横や後ろを向いて食べていませんか?
② 椅子を揺らしながら食べていませんか?
③ ひじをついて食べていませんか?
④ 足の裏がきちんと床についていますか?
⑤ 背筋を伸ばして食べていますか?
皆さん、きちんとできていましたか。いい姿勢で食べることができたら、胃や腸は絶好調でおいし
い給食を食べることができますね。
今月は、時々「食べるときの正しい姿勢チェック」を放送します。放送がない日でも、いい姿勢を
心がけて、食べるようにしてください。これで健康委員会からの放送を終わります。
健康委員会の放送のように食事の時の姿勢もそうですが、学習するにも日常の生活をするにも姿勢は
とても大切です。最近は、生活の中で姿勢について触れることが少なくなってきています。
「人ははじめに姿勢をつくり、次いで姿勢が人をつくる」 こんな言葉もあるように、姿勢は心にも影響します。第8,17 代内閣総理大臣,早稲田大学の創設者
の大隈重信の生家(佐賀県)が一般公開されています。生家2階にある重信の幼少時代の勉強部屋など、
普段は見ることのできない部屋が見ることができるそうです。その勉強部屋に,母が「梁(はり)」を
つくり,幼少の重信が,眠む気などで姿勢が悪くなると重信自ら頭を打ち付け,姿勢を正すように仕向
けたそうです。姿勢こそが勉強の基本的な構え(準備)ということです。
では正しい姿勢とは、どのようなものでしょう。「背筋を伸ばした姿勢」です。それは,
(1) まずお尻を思い切り後ろに突き出す。
(2) 次に腰骨の中心を、前に突き出す。
(3) 軽くアゴをひき、下腹にやや力を入れる。
これだけのことです。この様に腰骨をたてるようになると、次のようなプラ
スの効果が出ると言われています。
1 やる気がおこる 6 成績もよくなる
2 集中力がでる 7 行動が機敏になる
3 持続力がつく 8 バランス感覚が鋭くなる
4 頭脳が冴える 9 内臓の働きがよくなる
5 勉強が楽しくなる 10 スタイルがよくなる
簡単なようですがなかなか難しく長続きしません。
昔、保護者の皆さんが小学生のころ黒板の上に「正しい姿勢」と行った姿勢の大きな写真が掲げてあ
ったかと思います。あの写真を思い出してください。背筋が伸びアゴが引け机に向かっている姿です。
子どもさんが、「勉強しているとき」「食事をしているとき」「テレビを見ているとき」腰骨が立ち
姿勢がくずれていないか見てみてください。学校でも子どもたちの姿勢をみていきたいと考えています。
かしわっ子 元気いっぱい
こんなの学校では楽しめないよ 「富士山が見える。きれいだよ。見て見て。」(横浜横須賀道路でバスの中から富士山が見えて)
「わー。寒い。風が冷たい。」(宮ケ瀬ダムのダムサイトに到着して)
「わー.見て見て、虹が見えた。すごい。」(観光放流を見ながら。)
「こんなの学校では楽しめないぞ。楽しい。わーい。」(県立あいかわ公園ふわふわドームにて)
11月27日、4年生は秋の遠足で宮ヶ瀬ダムへ行きました。東名自動車道路が秋の集中工事という
ことで少し時間がかかりましたが、宮ヶ瀬ダムに無事到着。ダムサイトやダムの放流を見学したり、水
とエネルギー館で宮ヶ瀬ダムについての説明を聞いたりしました。その後、近くの県立あいかわ公園で
お昼を食べたり、遊んだりしました。帰りも少し時間がかかりましたが、無事帰ってきました。
お天気が心配されましたが、楽しい秋の一日でした。
ボランティア 現在、関東学院大学教育学部の学生がボランティアとしてお手伝いに来ていただいています。
すでに来栖さんについては紹介しましたので、今回は、水曜日を中心に来ていただいている5人のメ
ンバーを紹介します。
吉田航輝さん 佐川利弥さん 嘉藤拓巳さん 山下勇矢さん 飯塚裕人さん
もし見かけたら声をかけてあげてください。よろしくお願いします。