第第 1616 回日本エイズ学会回日本エイズ学会

Interactive SessionInteractive Session症例から学ぶ 症例から学ぶ HIVHIV 感染症診療のコツ感染症診療のコツ

Michael S . Michael S . Saag . Saag .

山元　泰之山元　泰之

青木　眞青木　眞岩本　愛吉岩本　愛吉

座長座長：：

65%65%

16%16%

3%3%

16%16%

ˆãŽti‚l‚cj

–òÜŽti‚q‚o‚gj

ŠÅŒìŽti‚q‚mj

‚»‚Ì‘¼iOtherj

練習：あなたのご職業は？練習：あなたのご職業は？

第第 1616 回日本エイズ学会回日本エイズ学会

Interactive SessionInteractive Session症例から学ぶ 症例から学ぶ HIVHIV 感染症診療のコツ感染症診療のコツ

Michael S . Michael S . Saag . Saag .

山元　泰之山元　泰之

青木　眞青木　眞岩本　愛吉岩本　愛吉

座長座長：：

症例 症例 11

–4545 歳　白人の男性歳　白人の男性–生命保険の定期健診のときに診断された生命保険の定期健診のときに診断された–既往歴：高血圧 ダイエット中既往歴：高血圧 ダイエット中–投薬なし投薬なし–治療の課題については理解しており、医師治療の課題については理解しており、医師

が適切と思うなら治療を始めたいと考えてが適切と思うなら治療を始めたいと考えているいる

症例１ 症例１ ##１１

0%0%

4%4%

19%19%

6%6%

16%16%

49%49%

6%6%

1 750 cells/ul

2 500 cells/ul

3 350 cells/ul

4 300 cells/ul

5 250 cells/ul

6 < 200 cells/ul

7 Œo‰ßŠÏŽ@‚ð‚·‚é

ウイルス量がウイルス量が 30,000 c/ml30,000 c/ml だとしたらだとしたら CD4 CD4 値が値が次のどの数字になったら治療を開始しますか次のどの数字になったら治療を開始しますか？？

症例１ 症例１ ##２２

1%1%

0%0%

6%6%

7%7%

28%28%

7%7%

7%7%

44%44%

1,000 c/ml

5,000 c/ml

10,000 c/ml

30,000 c/ml

100,000 c/ml

300,000 c/ml

1,000,000 c/ml

Œo‰ßŠÏŽ@ (—áF2ƒ•ŒŽ‚Ɉê‰ñj

初回初回 CD4 CD4 がが 700 cells/ul 700 cells/ul の場合 ウイルス量の､の場合 ウイルス量の､値が次の値が次のどの数字になったら治療開始をすすめますか？どの数字になったら治療開始をすすめますか？

症例１ 症例１ ##３３

19%19%

1%1%

60%60%

4%4%

4%4%

4%4%

8%8%

2Ü‚Ì NRTIs ‚Æ PI 1Ü

2Ü‚Ì NRTIs ‚ƃu[ƒXƒgŒø‰Ê‚Ì‚½‚ß‚Ì PI

2Ü‚Ì NRTIs ‚Æ NNRTI 1Ü

3Ü‚Ì NRTIs ‚Ì‚Ý‚Ì‘g‚݇‚킹

NRTI + NNRTI + PI

2Ü‚Ì NRTIs ‚Æ NtRTI (Tenofovir)

Ž¡—Â͂µ‚È‚¢ (—P—\ŠúŠÔ)

症例１ 症例１ ##４４

　彼の CD4 は 284 cells/ul 、ウイルス量は 72,000 c/ml でした。次のどの組み合わせで治療開始をすすめますか？

38%38%

34%34%

19%19%

2%2%

4%4%

3%3%

2Ü‚Ì NRTIs ‚Æ PI 1Ü

2Ü‚Ì NRTIs ‚Æ ƒu[ƒXƒgŒø‰Ê‚Ì‚½‚ß‚Ì PI 1Ü

2Ü‚Ì NRTIs ‚Æ NNRTI 1Ü

3Ü‚Ì NRTIs

NRTI + NNRTI + PI

3 NRTIs ‚Æ NtRTI (Tenofovir)

症例１ 症例１ ##５５

CD4 が 34 cells/ul 、ウイルス量が 284,000 c/ml. 次のどの治療を開始しますか？

33 年のうちにエイズ発症になる確率年のうちにエイズ発症になる確率

0

20

40

60

80

100>750

501-750

351-500

201-350

<200

>30,000 10,000- 3,000- 501- <500 30,000 10,000 3,000

CD4+ CD4+ cells/µLcells/µL

Plasma HIV RNA (copies/mL)Plasma HIV RNA (copies/mL)

Per

cen

t p

rog

ress

ing

Per

cen

t p

rog

ress

ing

Adapted from: Mellors J et al. Adapted from: Mellors J et al. Ann Intern MedAnn Intern Med. . 1997.1997. 症例１ 症例１ ##

６６

HAART HAART 時代の時代の 44 年生存率年生存率

Chen, et al, 8th CROI, 2001 症例１ 症例１ ##７７

初回治療の有効性持続期間初回治療の有効性持続期間

358 193 126 73 35 7 3N at risk:

0.00.10.20.30.40.50.60.70.80.91.0

0 250 500 750 1000 1250 1500 1750

Chen, et al, ICAAC, 2001 症例１ 症例１ ##８８

16%16%

34%34%

35%35%

10%10%

5%5%

ƒEƒCƒ‹ƒX—Ê‚ª > 50 copies/ml (Šm”FƒXƒ~)

ƒEƒCƒ‹ƒX—Ê‚ª > 400 copies/ml (Šm”FƒXƒ~)

ƒEƒCƒ‹ƒX—Ê‚ª ƒx[ƒXƒ‰ƒCƒ“‚æ‚è < 1 log ˆÈ‰º

ƒEƒCƒ‹ƒX—Ê‚ª ƒx[ƒXƒ‰ƒCƒ“‚æ‚è < 0.5 log ˆÈ‰º

‚»‚Ì‘¼

ウイルス学的失敗とはウイルス学的失敗とは？？

症例１ 症例１ ##９９

失敗とは？失敗とは？C

D4

Vir

al L

oad

- 1.0 -

- 2.0 -

- 3.0 -

0

100 -

200 -

300 -

0.5 log

症例１ 症例１ ## １１００

症例症例 22

• 4242 歳男性が抗歳男性が抗 HIVHIV 療法のマネジメントの療法のマネジメントのために紹介されてきた。 ために紹介されてきた。 HIVHIV 陽性の診断陽性の診断はは 55 年前、その後、何回か治療を変更年前、その後、何回か治療を変更

• 11/9711/97 D4T/ddI/NVPD4T/ddI/NVP• 10/9910/99 ZDV/3TC/NFVZDV/3TC/NFV

症例２ 症例２ ##１１

症例症例 22

• CD4 CD4 とウイルス量は以下のとおりとウイルス量は以下のとおり• 11/9711/97 230,000 / 45 230,000 / 45

(ddI/D4T/NVP)(ddI/D4T/NVP)• 2/992/99 < 400 / 234< 400 / 234• 10/9910/99 8480 / 265 8480 / 265

(ZDV/3TC/NFV)(ZDV/3TC/NFV)• 5/005/00 < 400 / 254< 400 / 254• 9/009/00 44,500 44,500 **/ 220 (* / 220 (* 確認スミ確認スミ ))

症例２ 症例２ ##２２

症例 症例 22

ジェノタイプの耐性検査の結果、以下のよジェノタイプの耐性検査の結果、以下のようなうな

変異が報告された変異が報告された

• RT:RT: M41L, T215Y, K219Q, Y181CM41L, T215Y, K219Q, Y181C

• Protease:Protease: D30N, I84V, L90MD30N, I84V, L90M

症例２ 症例２ ##３３

3%3%

4%4%

26%26%

19%19%

9%9%

39%39%

ZDV

D4T

Abacavir

Efavirenz

Indinavir

Tenofovir

次の治療ではどの薬剤が含まれるべきか次の治療ではどの薬剤が含まれるべきか？？

症例２ 症例２ ##４４

症例症例 22

CDCD ４ とウイルス量は以下のとおり４ とウイルス量は以下のとおり ::• 9/009/00 44,500 44,500 **/ 220 (* / 220 (* 確認スミ確認スミ ))• 10/0010/00 ABC/D4T/IDV/ritABC/D4T/IDV/rit• 1/011/01 < 400 / 350< 400 / 350• 4/014/01 32,600 / 30032,600 / 300• 7/017/01 83,000 / 29083,000 / 290• 10/0110/01 134,000 / 230134,000 / 230• 9/029/02 178,000 / 170178,000 / 170

症例２ 症例２ ##５５

症例症例 22

地元の主治医は地元の主治医は ジェノタイプ耐性検査をオーダー。ジェノタイプ耐性検査をオーダー。以下のように報告された以下のように報告された

RT:RT: M41L, T215Y, M184V, K219Q, M41L, T215Y, M184V, K219Q, Y181CY181C

Protease: Protease: L10F, D30N, G48V, I82V, L10F, D30N, G48V, I82V, L84M,L84M,

L90ML90M

症例２ 症例２ ##６６

0%0%

0%0%

1%1%

1%1%

1%1%

0%0%

0%0%

19%19%

6%6%

72%72%

ZDV

D4T

ddI

ABC

EFV

IDV

SQV

LPV

APV

Tenofovir

症例２ 症例２ ##７７

次の処方に使用すべき薬剤は？次の処方に使用すべき薬剤は？

フェノタイプ検査の結果：フェノタイプ検査の結果：

ZDVZDV 18 fold18 foldD4TD4T 2.5 fold2.5 fold3TC3TC 80 fold80 foldABCABC 4.5 fold4.5 foldddIddI 3 fold3 foldddCddC 5 fold5 foldNVPNVP 90 fold90 foldEFVEFV 30 fold30 foldDLVDLV 80 fold80 fold

SQVSQV 30 fold30 fold

RTVRTV 40 fold40 fold

IDVIDV 40 fold40 fold

NFVNFV 60 fold60 fold

APVAPV 8 fold8 fold

LPVLPV 15 fold15 fold

TNVTNV 6 fold6 fold

症例２ 症例２ ##８８

0%0%

22%22%

24%24%

4%4%

0%0%

3%3%

0%0%

5%5%

18%18%

24%24%

ZDV

D4T

ddI

ABC

EFV

IDV

SQV

LPV

APV

Tenofovir

次の処方に使用すべき薬剤は？次の処方に使用すべき薬剤は？

症例２ 症例２ ##９９

49%49% 51%51%

Yes Yes No No

この症例で、 治療戦略としてウイルスをこの症例で、 治療戦略としてウイルスを野生野生株にリセットするために休薬期間をおく株にリセットするために休薬期間をおくことはことはよいアイデアと思うか？よいアイデアと思うか？

症例２ 症例２ ##１０１０

経時的な感受性の変化経時的な感受性の変化 (n=6)(n=6)F

old

Ch

ang

e D

rug

S

usc

epti

bil

ity

(lo

g)

Time (weeks)症例２ 症例２ ##１１１１

HIV RNAHIV RNA 量と量と CD4 CD4 の変化 の変化 ((STI)STI)フェノタイプ感受性が変化する前後の比フェノタイプ感受性が変化する前後の比較較 ((n=16)n=16)

Weeks Before and After WT Switch

Change CD4Change HIV RNA1

13 subjects excluded from HIV RNA analysis because baseline levels near upper limit of quantification

-0.6

-0.4

-0.2

0.0

0.2

0.4

0.6

0.8

-8 -6 -4 -2 0 2 4 6 8 10

-100

-75

-50

-25

0

25

50

-8 -6 -4 -2 0 2 4 6 8

症例２ 症例２ ## １１２２

3232 歳の白人の女性歳の白人の女性

• 19951995 年年 1212 月に月に HIVHIV 陽性と診断陽性と診断• 初診時初診時 CD4CD4 ： ： 520; HIV RNA 520; HIV RNA ：：

10,90010,900• 19961996 年年 33 月に 月に D4T/3TC/IDVD4T/3TC/IDV 開始開始• 19991999 年に一度年に一度 腎結石となった以外は問腎結石となった以外は問

題なく服用できている題なく服用できている• 44 年間 年間 HIV RNA HIV RNA は は < 50< 50 で、最近の で、最近の

CD4 CD4 はは 840840

症例３ 症例３ ##１１

32%32%

17%17%

0%0%

5%5%

5%5%

41%41%

g‚»‚Ì‚Ü‚Ü‚ÌŽ¡—ÂÅB•ÏX‚·‚é‚Ì‚ÍŒ«–¾‚Æ‚Í‚¢‚¦‚È‚¢h (George Herbert gWh Bush)

IDV ‚ð NNRTI ‚É‚©‚¦‚é

D4T ‚ð ZDV ‚É‚©‚¦‚é

IDV ‚Æ D4T ‚ð NNRTI ‚Æ ZDV ‚É‚©‚¦‚é

¡‚ÌŽ¡—Âð‘S•”‚â‚ß‚ÄŠÏŽ@‚·‚é

g—\‘z‚Íí‚ɓ‚¢BEE“Á‚É‚»‚ꂪ–¢—ˆ‚ÉŠÖ˜A‚·‚éê‡h (J. Danforth Quayle)‚Æ“`‚¦‚é

症例３ 症例３ ##２２

患者は聞いている 患者は聞いている HAART HAART の長期的な副作用についての長期的な副作用について心配しており、あなたのアドバイスを求めている。 心配しており、あなたのアドバイスを求めている。 あなたがすすめるのは？あなたがすすめるのは？

次の症例次の症例

• 2222 歳の 歳の HIVHIV 陽性の女性。陽性の女性。 22 ヵ月前に出ヵ月前に出産し、児は陰性産し、児は陰性

• 妊婦健診時に妊婦健診時に HIVHIV 陽性の診断を受けた陽性の診断を受けた • 診断時の 診断時の CD4 CD4 ：： 540 cells/ul540 cells/ul 、、 VL VL

12,000. 12,000. • ZDV/3TC/NVPZDV/3TC/NVP で治療開始で治療開始• 分娩時の 分娩時の CD4 CD4 は は 870 cells/ul 870 cells/ul 、、 VL VL

< 50< 50• 母乳は与えていない母乳は与えていない

症例４ 症例４ ##１１

33%33%

51%51%

16%16%

Œ»Ý‚ÌŽ¡—ÂðŒp‘±

Ž¡—Ã’†Ž~

’m‚臂¢‚É“d˜b‚Å•·‚¢‚Ä‚Ý‚é

症例４ 症例４ ##２２

患者自身は抗ウイルス療法について特別患者自身は抗ウイルス療法について特別なな意見を持っていない。この時点であなた意見を持っていない。この時点であなたがが推奨するのは推奨するのは？？

4242 歳男性歳男性

• 9999 年年 1111 月に 月に HIVHIV 陽性診断陽性診断• CD4CD4 ： ： 43 cells/ul43 cells/ul 、、 VL = VL =

233,000233,000• ZDV/3TC/SQV/r ZDV/3TC/SQV/r で開始で開始• 昨年まで 昨年まで VL VL は は < 50 < 50 コピー以下コピー以下• CD4 = 87 cells/ulCD4 = 87 cells/ul

症例５ 症例５ ##１１

46%46%

4%4%

13%13%

10%10%

4%4%

23%23%

Ž¡—ÕÏX‚Í‚È‚µ

‹x–ò‚µ‚Ä‚Ý‚é

SQV/r ‚ð EFV ‚É•ÏX

¡‚ÌŽ¡—Ã‚É Tenofovir ‚ð’ljÁ‚µ‚Ä‹ ‰»

ZDV/3TC ‚ð EFV ‚É•ÏX

rIL-2 (300–œ’PˆÊ/“ú‚ð5“úŠÔ 2ƒ•ŒŽ‚²‚Æ‚É‚¨‚±‚È‚¤)

受診時にどうして 受診時にどうして CD4 CD4 が高くならないのか、が高くならないのか、ほかに対処法はないのかとたずねた。ほかに対処法はないのかとたずねた。 あなたがあなたが推奨する推奨するのは？のは？

症例５ 症例５ ##２２

18%18%

2%2%

7%7%

6%6%

3%3%

64%64%

“ú‚É 1-2 ”t‚̃Aƒ‹ƒR[ƒ‹ÛŽæ (40 mg ETOH) ‚͈ê”Ê‚ÉŠQ‚Å‚Í‚È‚¢

IFN ‚Ö‚Ì”½‰ž—¦‚̓WƒFƒmƒ^ƒCƒv ‚P‚Æ ƒWƒFƒmƒ^ƒCƒv 2/3‚Å“¯‚¶‚Å‚ ‚é

AŒ^ŠÌ‰Š‚ÆBŒ^ŠÌ‰ŠƒƒNƒ`ƒ“‚Í ‰ßè‚ȖƉu”½‰ž‚ð‚à‚½‚炵Afibrosis ‚Ìis‚ð‘‚ß‚é

–òÜŠÖ˜A‚ÌŠÌáŠQ‚Ì—¦‚Í HCV ‚ÉŠ´õ‚µ‚Ä‚¢‚È‚¢Š³ŽÒ‚Æ Š´õ‚µ‚Ä‚¢‚銳ŽÒ‚Å‚Ù‚Ú“¯—¦‚Å‚ ‚é

ã‚Ì‚·‚ׂĂͳ‚µ‚¢

ã‚Ì‚·‚ׂĂ͌ë‚è

症例５ 症例５ ##３３

HIV/HCV HIV/HCV の両方に感染している患者の場の両方に感染している患者の場合、合、次のどれが正しいか？次のどれが正しいか？

次の症例次の症例……

– 5252 歳のアフリカ系の男性歳のアフリカ系の男性– HIVHIV 診断は診断は 19981998 年年 44 月月– 初診時初診時 VL 36,000 c/mlVL 36,000 c/ml– 初診時初診時 CD4 253 cells/ulCD4 253 cells/ul– 治療開始を希望している治療開始を希望している

症例６ 症例６ ##１１

–D4T 40 mg ; 3TC 150 mg D4T 40 mg ; 3TC 150 mg をを 11 日日 22 回、 回、 IDV 800 mgIDV 800 mg を を 11 日日 33 回 で治療開始回 で治療開始

–1616週の時点で週の時点で VL < 50 c/ml ; CD4 448 VL < 50 c/ml ; CD4 448 cells/ulcells/ul

–6060週の時点で下肢先端に燃えるような痛みが週の時点で下肢先端に燃えるような痛みが中等度、腹部の脂肪をうったえてきた中等度、腹部の脂肪をうったえてきた

–断続的な吐き気、疲労感、断続的な吐き気、疲労感、 労作時息切れ（胸労作時息切れ（胸痛は否定）痛は否定）

症例６ 症例６ ##２２

臨床検査データ臨床検査データ (week 60; (week 60; 空腹時空腹時 ))

– VL < 50 c/mlVL < 50 c/ml– CD4 420 CD4 420

cells/ulcells/ul– WBC 5,600 WBC 5,600

normal normal differentialdifferential

– PCV 41%PCV 41%

• Na 142Na 142 K 4.1 K 4.1• Cl 100Cl 100 HCO3 20 HCO3 20• Cr 0.9Cr 0.9 BUN 21 BUN 21• Glu 172Glu 172 AST 36 AST 36 • ALT 30 Alk phos ALT 30 Alk phos

134 TAG 487 134 TAG 487 • Chol 218Chol 218• TB 2.2 (1.7 TB 2.2 (1.7

indirect)indirect)

症例６ 症例６ ##３３

12%12%

15%15%

1%1%

13%13%

18%18%

41%41%

¡‚ÌŽ¡—ÂðŒp‘±A2TŠÔŒãÄ•]‰¿

D4T ‚ð Tenofovir ‚É•ÏX

D4T ‚Ì—p—Ê‚ð 30 mg‚Ì1“ú“ñ‰ñ‚É•ÏX

IDV ‚ð EFV‚É•ÏX

‚·‚ׂĂ̖ò܂𒆎~A EFV, ABC, 3TC ‚É‚©‚¦‚é

Ž¡—Âð‚â‚ß‚é

あなたは次のどれをすすめるか？あなたは次のどれをすすめるか？

症例６ 症例６ ##４４

次の症例次の症例……

• 3737 歳男性、喫煙（＋）、歳男性、喫煙（＋）、 1818 ヵ月前に ヵ月前に HIVHIV陽性と診断された陽性と診断された

• CD4 103 cells/ul; VL 104,000 c/mlCD4 103 cells/ul; VL 104,000 c/ml• D4T/3TC/LPV/r D4T/3TC/LPV/r で治療開始で治療開始• 現在のデータ：現在のデータ： CD4 325 cells/ul; VL CD4 325 cells/ul; VL

< 50 c/ml< 50 c/ml• TG = 1047 mg/dl; Chol 237 mg/dl TG = 1047 mg/dl; Chol 237 mg/dl

(HDL 35)(HDL 35)

症例７ 症例７ ##１１

34%34%

16%16%

21%21%

16%16%

3%3%

10%10%

HŽ–§ŒÀ‚Ɖ^“®‚ð‚µ‚Ä 3ƒ•ŒŽŠÏŽ@

estatinf agent ‚Ì•ž—p‚ðŠJŽn

Fibrate ‚ðŠJŽn

LPV/r ‚ð NVP ‚É•ÏX

D4T ‚ð ABC ‚É•ÏX

‚»‚Ì‘¼‚̈ӌ©

現時点であなたがすすめるのは？現時点であなたがすすめるのは？

症例７ 症例７ ##２２

次の症例（ちょっとひねって・・）次の症例（ちょっとひねって・・）

• 3737 歳男性、喫煙（＋）、歳男性、喫煙（＋）、 1818 ヵ月前に診断ヵ月前に診断• CD4 103 cells/ul; VL 104,000 c/mlCD4 103 cells/ul; VL 104,000 c/ml• D4T/3TC/EFV D4T/3TC/EFV で治療開始で治療開始• 現在のデータ：現在のデータ： CD4 325 cells/ul; VL CD4 325 cells/ul; VL

< 50 c/ml< 50 c/ml• TG = 420 mg/dl; Chol 237 mg/dl TG = 420 mg/dl; Chol 237 mg/dl

(HDL 35)(HDL 35)

症例７ 症例７ ##３３

63%63%

7%7%

9%9%

7%7%

4%4%

10%10%

HŽ–§ŒÀ‚Ɖ^“®‚ð‚µ‚Ä 3ƒ•ŒŽŠÏŽ@

estatinf agent ‚Ì•ž—p‚ðŠJŽn

fibrate ‚ðŠJŽn

EFV ‚ð NVP ‚É•ÏX

D4T ‚ð ABC ‚É•ÏX

‚»‚Ì‘¼‚̈ӌ©

この時点ですすめるのは？この時点ですすめるのは？

症例７ 症例７ ##４４

次の症例次の症例 ,, （混乱してないが、心配）（混乱してないが、心配）

• 3737 歳男性、喫煙（＋）、歳男性、喫煙（＋）、 1818 ヵ月前に診断ヵ月前に診断• CD4 103 cells/ul; VL 104,000 c/mlCD4 103 cells/ul; VL 104,000 c/ml• D4T/3TC/EFV D4T/3TC/EFV で治療開始で治療開始• Current CD4 325 cells/ul; VL < 50 Current CD4 325 cells/ul; VL < 50

c/mlc/ml• TG = 425 mg/dl; Chol 187 mg/dl TG = 425 mg/dl; Chol 187 mg/dl

(HDL 35)(HDL 35)• 顔の脂肪がなくなったとうったえている顔の脂肪がなくなったとうったえている

症例７ 症例７ ##５５

15%15%

11%11%

11%11%

44%44%

6%6%

13%13%

Š³ŽÒ‚É‚à‚Á‚ÆH‚ׂĉ^“®‚µ‚Ä ‚ ‚Æ 3ƒ•ŒŽ—lŽq‚ðŒ©‚æ‚¤‚Æ‚¢‚¤

¬’·ƒzƒ‹ƒ‚ƒ“—Ö@‚ðŠJŽn

EFV ‚ð NVP ‚É•ÏX

D4T ‚ð ABC ‚É•ÏX

ƒCƒ“ƒvƒ‰ƒ“ƒg‚Ì‚½‚ß‚ÉŠ³ŽÒ‚ðŒ`¬ŠO‰Èˆã‚ÉЉ‚é

‚»‚Ì‘¼‚̈ӌ©

現時点であなたがすすめるのは？現時点であなたがすすめるのは？

症例７ 症例７ ##６６

N Follow Up

TAGs Chol Glu/IR Body Change

33 40 wks NC NC NC NC

39 24 wks ~ NC NC NC

43 24 wks ~ NC - NC

25 24 wks ~ NC - NC

25 24 wks ~ ~ ~ VAT

165 24 wks - NC - -

27 36 wks ~ ~ ~ NC

56 24 wks HDL - NC

45 48 wks ~ - -

20 24 wks NC NC NC NC

93 52 wks NC WHR VAT

41 52 wks - - NC -

100 52 wks - NC

EFV EFV への変更試験 への変更試験 : 2NRTI + : 2NRTI + PI PI 2NRTI + EFV 2NRTI + EFV

症例７ 症例７ ##７７

NVP NVP への変更試験への変更試験 : 2NRTI : 2NRTI + PI + PI 2NRTI + 2NRTI + NevirapineNevirapine

NN Follow Follow UpUp

TAGsTAGs CholChol Glu/IRGlu/IR Body Body ChangeChange

2323 24 wks24 wks WHRWHR

138138 24 wks24 wks ~~ ~~ -- ~~

6060 36 wks36 wks NCNC NCNC

8080 24 wks24 wks NCNC VATVAT

116116 12 wks12 wks ~~ NCNC NCNC

4040 48 wks48 wks NCNC NCNC

2626 24 wks24 wks -- NCNC

6363 60 wks60 wks NCNC -- NCNC

6868 24 wks24 wks ~~ NCNC -- --

症例７ 症例７ ##８８

NRTI NRTI の変更試験の変更試験 : D4T : D4T ZDV or ZDV or ABC ABC

N Follow Up

TAGs Chol Glu/IR Body Change

59 36 wks NC NC SAT VAT NC

211 24 wks ~ -

163 52 wks - -

105 45 wks ~ ~ - -

症例７ 症例７ ##９９

治療中断の試験治療中断の試験

N Follow Up

TAGs Chol Glu/IR BodyChange

26 7 wks NC NC

症例７ 症例７ ## １１００

本日の講義および症例検討のスライドデータ本日の講義および症例検討のスライドデータは、年内にホームページでフィードバック予は、年内にホームページでフィードバック予定です　　　　　　　　 定です　　　　　　　　 ViViｓｉｔ ｓｉｔ Our Our WebsiteWebsite http://www.hivcare.jphttp://www.hivcare.jp