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学習指導要領移行期間のポイント24 【 小学校編 】. 新学習指導要領移行期間の概要 各教科の改善のポイントと留意点 平成21年度主要事業の説明. 山梨県教育委員会 義務教育課. 県教育委員会では,今年度から小・中学校の新学習指導要領の一部が先行実施されていることに鑑み,各種研修会等を利用し,その周知・広報に力を入れています。各学校においては,移行期における時数や内容の変更について全職員の共通理解を図るとともに,「共に子どもを育む」観点から,保護者や地域に向けての情報発信についてもご理解とご協力をお願いします。 【 保護者向け資料のダウンロード 】 - PowerPoint PPT Presentation
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山梨県教育委員会 義務教育課
学習指導要領移行期間のポイント24
【小学校編】 1.新学習指導要領移行期間の概要
2.各教科の改善のポイントと留意点
3.平成21年度主要事業の説明
1
県教育委員会では,今年度から小・中学校の新学習指導要領の一部が先行実施されていることに鑑み,各種研修会等を利用し,その周知・広報に力を入れています。各学校においては,移行期における時数や内容の変更について全職員の共通理解を図るとともに,「共に子どもを育む」観点から,保護者や地域に向けての情報発信についてもご理解とご協力をお願いします。【保護者向け資料のダウンロード】 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/information/0902252.htm2
先行実施チェックリスト
□ 新学習指導要領が常に身近にある。□ 各教科等における授業時数の増減を理解して い
る。□ 算数,理科の補助教材の内容を理解している。□ 今年度から全面実施される総則,道徳,総合的
な学習の時間,特別活動の変更点を概ね理解している。
□ 外国語活動を新設にあたり,授業時数の設定や指導内容の検討などの準備を進めている。
□ 新教育課程の還流報告の機会をもち,情報の共有を行った。
□ 新学習指導要領の内容について,保護者 に向けての説明の機会を設けている。
3
学力の3つの要素
① 基礎的・基本的な知識・技能の習得
② 知識・技能を活用して課題を解決するために必要な 思考力・判断力・表現力等
③学習意欲
教育基本法・学校教育法の改正において,教育の目標・義務教育の目標が定められるとともに,学力の重要な3つの要素を明確化
4
知識基盤社会の中で
● 知識基盤社会においては「課題を見いだし解決する力」,「知識・技能の更新のための生涯にわたる学習」,「他者や社会,自然や環境と共に生きること」など,変化に対応するための能力が求められる
● このような時代を担う子どもたちに必要な能力こそ「生きる力」
● OECDが知識基盤社会に必要な能力 として定義した「主要能力(キーコンピ テンシー)」を先取りした考え方
新しい知識・情報・技術が政治・経済・文化をはじめ社会のあらゆる領域での活動の基盤として飛躍的に重要性を増す「知識基盤社会」の時代
5
小学校の教育課程の枠組み
■ 小学校の授業時数(学習指導要領P118参照)● 国語,社会,算数,理科,体育の授業時数を
6 学年合わせて 350 時間程度増加● 外国語活動を高学年で週1コマ新設● 総合的な学習の時間は,教科の知識・技能を活用する学
習活動を各教科の中で充実すること等を踏まえ,週1コマ程度縮減
● 週当たりの授業時数を低学年で2コマ,中・高学年で 1コマ増加
● 授業時数の増加は,つまずきやすい内容の繰り返し学習や観察・実験,レポートの作成,論述などの学習活動の充実が目的
● 増加した授業時間できめの細かい指導を行う ためには,指導体制の整備が必要
6
全面実施の取組と改訂のポイント-国語科-
【新学習指導要領全面実施に向けて取組が求められること】 ①新学習指導要領の趣旨の理解 ②年間指導計画の作成 *移行しない場合は H22小 3でローマ字の指導
③新学習指導要領の趣旨を生かした教材の開発学習指導要領の改訂のポイント・ 教科目標は現行どおり。内容は3領域及び〔伝統的な
言語文化と国語の特質に関する事項〕に改めた。
・ 自ら学び,課題を解決していく能力の育成を重視し,指導事項については学習過程を明確化した。
・ 各領域の能力が確実に身に付くよう,言語活動例を各領域の「内容」に移行し,より具体化した。
・ 小・中学校を通した学習の系統性を重視し,重点を置くべき指導内容を明確にして指導事項を示した。 7
移行措置と指導改善の準備-社会科-
【新学習指導要領によることもできるものとする】【現行指導要領による場合には,次のとおりとする】 ①第3学年及び第4学年の指導に当たっては,新学習指導要領の「我が国
にお ける自分たちの県(都,道,府)の地理的位置,47都道府県の名称と位置」に関する事項を加えること。
②第5学年の指導に当たっては,新学習指導要領の「世界の主な国の名称と位置等」を加えること
③ 平成21年度の第3学年及び平成22年度の第4学年の指導に当たっては,現行指導要領に規定する事項「生産や地形条件から見て県内の特色ある地域の人々の生活」ではなく,新学習指導要領に規定する事項「県内の特色有る地域の人々の生活(地域の資源を保護・活用している地域)」を指導すること。
【新学習指導要領の全面実施に向けた指導改善の取組】○新学習指導要領の趣旨実現に向けた指導計画の立案○平成21年度の第3学年に対して上記③の内容を指導しなかった場合には,必ず 平成22年度の第 4学年に対して指導が行えるよう,教育課程の準備を行う。 8
授業改善と移行対応のポイント-算数科-
作業的・体験的な活動など身体を使ったり,具体物を用いたりする活動
算数に関する課題について考えたり,算数の知識をもとに発展的・応用的に考えたりする活動
考えたことなどを表現したり,説明したりする活動
2 反復(スパイラル)による教育課程を編成する 学年間で指導内容の一部を重複させ,指導内容をなだらかに
発展させたり,学び直しの機会を設けたりする学習指導を進める。
自分の考えを言葉や数,式,図などで表現 し,伝え合う活動を重視する
1 算数的活動を通して,算数を学ぶことの楽しさや意義を実感させる
新学習指導要領に示される具体例を参考に,移行期間中も算数的活動を積極的に取り入れる。
9
実感を伴った理解を図るために -理科-
次のような理科学習を目指しましょう!
観察,実験を通した体験的な理解 見通しをもった問題解決を通した納得した理解様々な活用を通して自然を見直したり,生活とのか
かわり を感じる理解2 問題解決の能力の育成を目指す理科学習3 メディアを活用した理科学習4 科学的な言葉や概念を使用して考える理科学習5 外部のリソースを活用する理科学習
※詳しくは「H21年度新教育課程説明会」の資料を御覧下さい。
1 実感を伴った理解を図る理科学習 実感を伴う理解ってどんな理
解?
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ここを理解,これを作成 -生活科-
ここを理解!(4つの改訂のポイント)1. 気付きの質を高める学習活動の充実
2. 安全や生命に関する教育の充実
3. 自然の不思議さや面白さを実感する指導の充実
4. 幼小連携・スタートカリキュラム
各学年の年間指導計画・単元計画の作成(見直し) 【平成21年度「新教育課程説明会」資料
参照】
これを作成!(改訂のポイントを反映)
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○図画工作で育てる資質や能力を明確にす
る。
○児童が一人一人の感性を大切にする。
○〔共通事項〕を指導に生かす。
○扱う材料や用具を整理する。
○鑑賞領域で言語活動の充実を図る。
→連続性のある授業を!
( H21 用教育課程指導資料を参
照!)
連続性のある授業を! -図画工作科-
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改訂のポイントを整理 -音楽科-
◇〔共通事項〕は,表現及び鑑賞の活動の中で扱います。
音楽を形づくっている要素や音符,休符,記号や音楽に関わる用語など表現及び鑑賞の活動において,音楽を感じ取ったり,理解したりするための窓口として学習のねらいとして取り扱います。◇歌唱共通教材を充実させます。 第 1学年から第 4学年までは,各学年に示されている 4曲す
べて,第 5学年及び第 6学年では, 4曲中の 3曲を取り扱います。◇音楽づくりの指導を充実させます。 表現領域では,歌唱,器楽,音楽づくりの 3分野が示されていま
す。児童が思いや意図をもって音楽をつくる活動を充実させます。◇我が国や郷土の伝統音楽の指導を充実させます。 第 5学年及び第 6学年に位置付けられていた我が国の音楽の鑑賞
を第 3学年及び第 4学年の活動に位置付けられています。13
まずは…改訂のポイントの理解• 低・中学年においても6領域で内容を校正• 低学年から「体つくり運動」を規定 →※全学年実施すること• 「ゲーム」「ボール運動」については,「ゴール型」
「ネット型」「ベースボール型」として類型
完全実施に向けて -体育科-
これを受けて…移行措置期間中の準備• 今年度より,1・2年の授業時数をそれぞれ年間102時
間・105時間に増加• 内容については,できるだけ新学習指導要領に示
されているものを取り入れて実施• 中・高学年の年間指導計画の作成も進める
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ストーリー性のある指導計画の作成-家庭科-
○教科のねらいを踏まえ,家庭科ではぐくみたい子どもの姿を明確にする。
○2学年間の目標や指導の大まかな流れ(ストーリー)を考える。
○流れ(ストーリー)を意識して題材を設定し,積み上げていく。
○平成22年度の5年生は,ガイダンス(A (1))の実施も含めて2年間を見通した指導計画を作成する。
○特に「5大栄養素」「暑さ・寒さ,等」の指導事項に ついては,漏れのないよう留意する。
☆2学年間を見通した指導ができる指導計画を作成 しましょう。
☆新学習指導要領全面実施(平成23年度)に向けて
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外国語活動実践のポイント -外国語活動-
◇ 確認事項1,「外国語活動」の目標を確認した上での授業づくり
2,学級 経営を基本にした指導 3,全校体制での取組4,小中の連携 5,ALTとの連携,関わり 5,児童や保護
者への説明(外国語活動の目標の取り違えや誤解はないか)
◇ 授業を行う上で(1)担任は,①全部英語で進める必要はない
②話せない,発音の善し悪しは問題でない ③他の授業と同じ意識で進めましょう(手づくり教材など児童をあきさせない工夫など) ④楽しむ意識ももって
(2)事前の計画をしっかりと(目標をきちんと理解した上での授業のデザインを「生徒同士がかかわって言葉を使わなければならない活動を1つ,授業のデザインの中に必ず入れる」
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道徳教育充実のポイント -道 徳-
◆道徳教育全体計画について
◆年間指導計画について① これまでに作成された一覧的な
計画に加えた別葉を準備。・各教科等における指導の「内容 及び時期」を示す。・体験活動などとの関連を示す。
① 新しい内容項目に移行する。・低学年4-(2)「勤労」,中学年1- (5)「個性伸長」,中学校2-(6)感 謝は新しい内容項目。・項目の番号が新しくなっている。
◆道徳の時間の充実のために① 全教師が協力する指導体制の充実。②体験活動との関連を工夫する。③魅力的な教材の開発や活用。④表現する機会の充実⑤情報モラルへの配慮などの5つの改善事項が示された。
◆推進体制の充実のために① 校長の方針の下,道徳教育の推進を 主に担当する教師(道徳教育推進教 師)を中心に全教師が協力していく。 ・○○部のような組織を活用 ・□□担当のようなチームを活用 ・道徳教育推進のコーディネーター
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改善の基本方針• 総合的な学習の時間は,思考力・判断力・表現
力等が求められる「知識基盤社会」においてま すます重要な役割を果たすものである。
知識基盤社会の中で -総合的な学習の時間-
その課題を踏まえ,基礎的・基本的な知識技能の定着やこれらを 活用する学習は,教科で行うことを前提に,体験的な学習に配慮しつつ,教科の枠を超えた横断的・総合的,探究的な活動となるよう改善を図る。
「総合的な学習の時間」の学習や活動を通して,各児童に「探究する力」を身に付けることがポイントである!
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いじめ・不登校対策事業1.スクールカウンセラー活用事業 ○学校配置スクールカウンセラー(小35校,中92校,高6校) ○要請訪問スクールカウンセラー(配置されていない小学校対象及び緊急支援)
2.スクールソーシャルワーカー活用事業 ○4教育事務所に計11名配置(環境や背景に問題を抱えるケースに対応)
3.教育相談事業 ○地域連携子どもと親と教師のための教育相談事業 ○総合教育センターによる面接相談 ○いじめ不登校ホットライン事業
4.適応指導教室の運営 ・小5~中3までの不登校児童生徒に対応
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学校評価制度は,自律性を高める学校改善ツールとして活かしてください。
学校運営の組織的・継続的な改善教育目標を具体化した取組内容を評価項目にして,全職員で取り組み振り返り次の改善策を考えるしくみ(PDCAサイクル)として活用
教育委員会による支援・改善学校評価の報告により学校からのメッセージを伝える として活用ツール
説明責任・学校・家庭地域の連携協力自己評価の公表や学校関係者への情報提供を理解協力の糸口として活用
教育水準の保証・向上
学校評価の充実・改善に係る実践研究事業
ふるさと山梨郷土学習の推進にむけて
[ふるさと山梨郷土学習コンクール] ・募集対象:県内在住の小・中学生(個人または少人数のグループ) ・表彰 : 「ふるさと山梨大賞」:(知事賞) 小・中学生各1件 「ふるさと山梨優秀賞」:(教育長・推進委員長賞) 小・中学
生各4件 ・小学生:低中学年部門( 1~ 4 年生 ) ,高
学年部門( 5,6 年生) ・中学生:「風」(自然)・「林」(地理・歴史)・ 「火」(文化・芸能)
「山」(山梨の未来や夢,その他)の部門賞,他
・募集期間:平成21年7月1日(水)~平成21年9月10 日(木) ・その他:詳しくは「第2回『ふるさと山梨』郷土学習コンクール募集案
内」参照
[ふるさと山梨郷土学習実践研究発表大会] ・日時 : 平成21年11月10日 午後2:00から ・場所 : 山梨県立文学館 ・内容 : コンクール大賞者発表・実践事例発表 (小・中各1件)・アトラクション,他
[ふるさと山梨郷土学習教材『教師用指導資料』] ・郷土学習教材『ふるさと山梨』に対応した『教師用指導資料』が完成しま
した。 ・「山梨県総合教育センター」のHP「県教育機関・教育グループ」からお
入り下さい。
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社会にいきる読解力向上推進事業
[本事業における「読解力」とは] 定義 「生きてはたらく国語の能力,とりわけ論理
的思考力をはたらかせ,テキストを解釈し, 熟考・評価し,自らの考えを表現していく力」
*PISA調査の「読解力」や,新学習指導要領における「基礎的・基本的な知識・技能を習得するとともに,これらを活用することによって,はぐくむとされた思考力・判断力・表現力等」とも重なるもの。[読解力向上資料『ザ・読解力』の作成,配付]
・H21年度→中学校2年生,H22年度→小学校5年生の全員に配付。 ・全ての教科で,教科書をもとにした課題を提示。 ・新学習指導要領で提示された「言語活動」を導入。・指導案,ワークシート等は,国語力育成事業HPからダウンロードする。 http://www.kai.ed.jp/kokugo/kokugo-index.html・冊子は教室保管し,3年間使用する。・H22年度には,小中学校における実践事例集を作成する予定。
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○→【確かな学力ステップアップ事業】 県下10校(小5校・中5校)が独自の改善 サイクルを基に本年度公開します!
○ →【山梨県学力向上実践研究推進事業】 指定地区の峡南地区で研究しています。小・中各1校が中間報告を公開します!
○→【学力の把握に関する研究指定校事業】 児童生徒の学力をどう把握すればよいか。本県では,図画工作,美術及び総合的な学習の時間(中学校)について指定を受け,実践研究を行っています。
学力向上関連事業
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キャリア教育推進事業
[キャリア教育とは] 「児童生徒一人一人のキャリア発達を支援し,そ
れぞれにふさわしいキャリアを形成していくため に必要な意欲・態度や能力を育てる教育」 端的 には,「児童生徒一人一人の勤労観,職業観を育てる教育」
[キャリア教育ではぐくむ4つの能力] ①人間関係形成能力 ②情報活用能力 ③将来設計能力 ④意思決
定能力 [やまなしの教育振興プランの重点施策] 夢をはぐくみ,自立して生きていく力を培う「体験的なキャリア教育の推進」 児童生徒キャリア育成推進事業 ○推進会議 ○教員の研修 ○手引きの作成 ○研究協力校
※学校ではキャリア教育の視点で学校教育を見直し校内の推進体制を整備する。 全体計画や指導計画の作成,体験的な活動の充実,小中高等学校の連携
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