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ゲームの⽬的
あなたは数奇な運命に導かれしファイターです。
何も難しいことはありません。それぞれの「負けられない理由」を
胸に、⽴ちふさがるライバルを打ち倒してください!
コンポーネント
キャラクターカード(5枚)
“天国の時”に呼応して集まった、宿命のフ
ァイターです。
「⾚:Power」「⻘:Speed」「緑:
Technic」の3つの属性に、それぞれ2〜4
の数字が設定されています。
また、左上にはファイターとしての経験を
表す序列「ランク」が定められています。
その他にも、固有の能⼒「エクシード」を
1つ持ち、攻防の際に特殊な効果を付与する
ことができます。
バトルカード(24枚)
その局⾯の⽴ち回りを表したカードです。
キャラクターの属性に対応する形で「⾚:
Power」「⻘:Speed」「緑:Technic」の
3⾊があり、それぞれ「⾚は⻘に勝ち、緑に
負ける。⻘は緑に勝ち、⾚に負ける。緑は⾚
に勝ち、⻘に負ける」という3すくみの関係
になっています。
また、カード下部は全部共通で「G
(Guard)」になっていて、上下反転してガ
ードできます(スリーブ等に⼊れる際は、上
下をランダムに⼊れてください)。
アーツカード(90枚)
キャラクター固有の必殺技であり、⼭にし
てその枚数で「残り体⼒」も表します。
左上には使⽤に必要な「P(Power)」
「S(Speed)」「T(Technic)」の3つ
のコスト(必要コストの数がそのままダメー
ジとなります)、右下はコスト⽀払いに使⽤
できる「リサイクルコスト」、下部には特殊
効果が記載されています。
また、各キャラクター毎に6つ「得意技」
が設定されていて、⾦枠、かつ固有のイラス
トになっています。
ヴァンキッシュカード(1枚)
「ヴァンキッシュ」を宣⾔した際に、どち
らがヴァンキッシュの恩恵を受けられるかを
表すカードです。
ヴァンキッシュはゲーム中に1回だけ宣⾔
することができ、その時以外にこのカードは
使⽤しません。
ゲームの準備
プレイイメージ
体⼒⼭ バトルフィールド ゲージ置き場
捨て札置き場 アーツ置き場 ヴァンキッシュ
じゃんけんなど任意の⽅法でキャラクター選択権の順番を決め、⾃
分が使⽤するキャラクターを1⼈選んでください。
次に選んだキャラクターの属性を⾒て、その数字と同じ枚数だけ、
バトルカードの各属性を⼿札とします。そして、⾃分のキャラクター
のアーツカード、18枚をよくシャッフルして体⼒⼭とし、そこから
3枚引いてアーツ置き場に表向きに並べてください。
残ったバトルカードと、選ばれなかったキャラクターのアーツカー
ドは、もう使⽤しないのでゲームから取り除いてください。
また、ゲージ置き場には「ゲーム中に使⽤されたアーツカード」が
ゲージとして置かれる為、ゲーム開始時は0枚となります。
ゲームの進⾏
1:ターン開始
本ゲームは1ターン「5セット」で構成されています。
以下の⼿順に従い、セットと攻防の判定処理を⾏ってください。
また、ターン中にプレイヤーは(攻防によって発⽣する)ゲージ
を⽤い、任意のタイミングで「エクシード」を使⽤したり、ターン
開始時に「ヴァンキッシュ」を宣⾔することができます。
エクシード
ゲージを1つゲームから取り除いて、キャラクター固有のエクシ
ード効果を適⽤します。
エクシード効果が適⽤されるのは「使⽤したその瞬間」だけであ
り、効果は持続しません。また、必要があればゲージのある限り、
何度も続けて発動することができます。
ヴァンキッシュ
ゲーム中に1度だけ「ヴァンキッシュ」を宣⾔できます。
ターン開始時であれば、どちらのプレイヤーが宣⾔しても問題あ
りません。
ヴァンキッシュを宣⾔したら、互いのゲージの数を⾒ます。そし
て、少ない⽅の数だけ互いにゲージをゲームから取り除き、多かっ
た⽅はヴァンキッシュカードを⼿元に置いて、残ったゲージを上に
置きます。
そして、ダメージを与えた際に「+(ヴァンキッシュカードの上
に置かれた枚数)」分の追加ダメージが発⽣し、ゲージとヴァンキ
ッシュカードを全てゲームから取り除いてください。
もしも、ダメージを与えることができなかったら、ターン終了時
にヴァンキッシュカードの上に置かれたカード1枚をゲームから取
り除いてください。これによって、上に置かれた全てのカードがな
くなったら、ヴァンキッシュが終了します。ヴァンキッシュカード
をゲームから取り除いてください。
互いのゲージが同枚数なら、即ヴァンキッシュは終了します。
2:バトルセット
ダウン状態(後述)であれば、⼿札2枚を捨て札にしてダウン回
復することができます。しなくても構いません。
次に、セット毎の攻撃⽅法を決定します。
互いに⼿札の1枚を裏向きにバトルフィールドにセットしてくだ
さい。この時、上下反転させてセットすることもでき、その場合は
攻撃でなく防御「ガード」を⾏います。
⼿札が1枚もなければセットを⾏えず、次の優劣判定で⾃動的に
劣勢となります。
3:優劣判定
互いにセットが終わったら、カードを表向きにします(表向きに
めくる際、めくり⽅向は横のみとし、縦にめくって上下を反転させ
たりしないでください)。
次に互いのバトルカードの属性を⾒て、「3すくみ」(バトルカ
ードの説明を参照)から優劣判定を⾏います。
優勢
優勢だった場合、相⼿にダメージを与えることができます。
通常は1ダメージですが、「コンボ」することでダメージを増や
すこともできます(後述)。
相殺
同属性だった場合は「相殺」となり、互いに1回だけコンボを⾏
うことができます(コンボしなければ1ダメージになります)。
キャラクターのランクを⾒て、数字の⼤きい⽅からコンボの宣⾔
と処理を⾏ってください。
両プレイヤーが処理を終えたら、互いに発⽣させたダメージを⾒
て、総ダメージの勝った⽅が相⼿に差分のダメージを与え、さらに
体勢を崩してダウンさせることができます。同値なら完全相殺とな
り、ダメージとダウンは発⽣しません。
劣勢
劣勢だった場合、相⼿から⼀⽅的にダメージを受けます。
ガード
ガードでセットしていた場合、⾃動的に劣勢となりますが相⼿の
攻撃を無効化します。
まず、⼿札から対戦相⼿が無作為に選んだ1枚を捨て札にしてく
ださい(⼿札がない場合、ガードできず単に劣勢となります。ま
た、互いにガードだと何も起こりませんが、それでも⼿札を捨て札
にする必要があります)。
次に相⼿の優勢処理を⾏い、相⼿がコンボで使⽤したアーツの特
殊効果を無効化し、受けるダメージも0にします。
ただし、「ガードブレイク」だけは無効化できず、これがあると
ガードが強制的に解除され、コンボで使⽤された全てのアーツの特
殊効果が適⽤されます(劣勢時と同じ処理になります)。
また、後述されるダウン状態だとガードできません。間違えてガ
ードしてしまったら、劣勢時と同じ処理を⾏ってください。
その他、通常ガード状態からコンボを⾏う事はできませんが、
【G】コストを使⽤するアーツがあった場合、通常の相殺と同じく
1回だけそのアーツでコンボすることができます。
コンボ
優勢や相殺時に、コンボでアーツを使⽤することもできます。
また、コンボはコストを⽀払える限り連続して⾏うことができま
すが、相殺時は1回のみとなります。
アーツ置き場から好きなアーツを選び、そのコストに応じた種
類、数だけ、⾃分のバトルフィールドにセットされたカードを捨て
札にしてください。
通常、コストはバトルフィールドにセットされたバトルカードか
ら⽀払いますが、コンボしたアーツがバトルフィールドにセットさ
れている場合、そのアーツのリサイクルコスト(カード右下記載)
からも⽀払うことができます。
ただし、リサイクルコストはコストが複数同時に発⽣する場合も
あり、余ったコストは残らずにアーツ1枚分の処理で使⽤しなけれ
ばそのまま消えてしまいます(ガードとして反対向きにセットされ
たバトルカードも、反対⾯の本来のコストとして⽀払えます)。
コストを⽀払ったら、コンボとして使⽤したアーツをバトルフィ
ールドへセットし「リサイクルコスト」としてください。
リサイクルコストは他のアーツを使⽤する際、コスト⽀払いに⽤
いることができます。バトルカードと同じようにアーツを捨て札に
し、そのリサイクルコストを発⽣させてください。
アーツによっては【D】や【G】の特殊なコストが必要となり、
これらは⾃分の状態によって⾃動的に発⽣します。
【D】はダウンをしていたら、【G】はガードをしていたら、そ
の状態の間だけ常に発⽣し続けるものと考えてください(ダウンは
ダウン回復するまで、ガードはそのセットの間だけ)。
また、この⽀払ったコストは個数がそのままアーツのダメージと
なります。【D】や【G】の特殊なコストも個数に数えられます。
特殊効果と最⼤ダメージ
コンボでアーツを使⽤したら、まず特殊効果を適⽤します。
テキストの指⽰に従って、効果を適⽤してください。特に記述が
なければセットした際に適⽤して終わりですが、中には特定のタイ
ミングまで効果が持続するものや、特定のタイミングまで効果が適
⽤されないものもあります。
次に、ダメージの上書きをチェックします。
アーツを使⽤する度に、以前よりも⾼いダメージ(=コストが多
い)ものがあれば、そのコスト数を覚えておき、コンボ終了時の最
終的なダメージとしてください。
もしも、特殊効果に「ダメージ+、-」があれば最⼤ダメージを
直接増減させることができます。(ただし、ダメージはマイナスに
はならず、最低値は「0」になります)
相⼿がガードしていたら、この特殊効果による修正後の値を0に
する為、ガードブレイクでないとダメージを与えられません。
ガードキャンセル
「ガード【G】+他のコスト」で使⽤できる特殊なアーツもあ
り、これを使⽤するとガード状態から反撃が可能となります。
相⼿がコンボを終えたら、コストを⽀払ってガードキャンセルを
宣⾔し、互いの状態を相殺へ変更してください。
それに伴い、ガードブレイクされたのと同様にダメージ0と特殊
効果を無効化する恩恵が失われます。また、状態が相殺になるの
で、相⼿の使⽤したアーツに相殺時のみ効果が適⽤されるものがあ
れば、それも適⽤されます。
その後は、相殺と同じ処理を⾏って下さい。
通常相殺だと互いにコンボは1回のみですが、ガードキャンセル
からの相殺でそのルールが適⽤されるのは⾃分だけ、となります。
つまり、ガードして⼿札1枚を捨て札にさせられ、さらに相⼿が
どんなにコンボしていようと、⾃分はガードキャンセルに使⽤した
アーツ1つのダメージしか出せない、ということになります。
互いにガードだった場合も、ガードキャンセルは有効です。
ただし、【G】コストは、ガードしたセットでしか発⽣しませ
ん。ガードをし、次のセットで普通に攻撃しつつ、ガードキャンセ
ルの特殊アーツをコンボに組み込んだりはできません。
また、相⼿のコンボでガードブレイクされた場合、ガード状態で
なくなってしまう為、ガードキャンセルを⾏えなくなります。
要は、ガードキャンセルは「ガード状態から1回だけ攻撃を出せ
る」特殊攻撃となります。
4:ダメージ処理
ダメージを受けたら、⾃分の体⼒⼭から〔受けたダメージ〕枚引
き、それをアーツ置き場へ表向きに並べてください。
受けたダメージにより体⼒⼭が尽き、さらにまだ不⾜していた場
合、ゲームに敗北します。丁度⼭がなくなるのは⼤丈夫ですが、そ
こから1ダメージでも受ければ敗北してしまいます。
ダウン
相殺時に競り負けるか、相⼿の使⽤したアーツに「ダウン」効果
があった場合、ダウン状態になります。キャラクターカードを横向
きにし、ダウン回復したら縦置きに戻してください。
ダウン中は「ダウン【D】」コストが常に発⽣し続けている代わ
りにガードできなくなり、更に優劣判定で相殺だった場合、強制的
に劣勢に変更されます(互いにダウン状態での相殺なら、通常の相
殺と同じ処理を⾏います)。
また、ダウン状態は⾃動的に回復することはありません。
ダウン回復するには、セットを⾏う前に好きな⼿札2枚を捨て札
にするか、「ダウン回復」効果があるアーツを使⽤してください。
5:ターン終了
上記「2」〜「4」を5回繰り返したらターンが終了します。キ
ャラクターのランクが⼤きい⽅から以下の処理を⾏ってください。
まず、セットされているバトルカードを全て捨て札にします。
次に、リサイクルコスト(=バトルフィールドにセットされたア
ーツカード)を、必要であれば1枚を残して全て捨て札にします。
そして、捨て札にあるアーツカードを全てゲージ置き場において
ゲージとします。この時、得意技(⾦枠、固有イラストのアーツ)
であれば、アーツ置き場へ戻すこともできます。
最後に、アーツ置き場に5枚以上あれば、5枚になるよう好きな
アーツをゲームから取り除いてください。
これらの処理を終えたら捨て札のバトルカードを全て⼿札に戻
し、⼿順「1」に戻って新しいターンを開始してください。
上記「1」〜「5」の⼿順を繰り返し、どちらかが敗北するまでゲ
ームを続けてください。
最終確認
ゲームの勝利条件は?
相⼿の「残り体⼒⼭」以上のダメージを与える。
相⼿の捨て札を確認できる?
しても良い。ダメという取り決めにするのも可能。お好みで。
3すくみの法則は?
⾚は⻘に勝ち、緑に負ける。⻘は緑に勝ち、⾚に負ける。緑は
⾚に勝ち、⻘に負ける。
分からなくなったら、バトルカードの左上に相関図があるの
で、それを参照するのが良い。
コンボの仕⽅は?
まず優勢か相殺判定を得る。次に、アーツ置き場にある使⽤し
たアーツのコストを⽀払う。
コンボできる回数は?
優勢時はコストが⽀払える限り何度でも。相殺時は1回のみ。
コストの⽀払い⽅は?
バトルフィールドにセットされた、バトルカード。あるいはア
ーツカードを捨て札にする。バトルカードは、【P】【S】
【T】が1個分。アーツカードからはリサイクルコスト分が発
⽣し、1度の⽀払いで使い切れなかった分は消滅する。
コンボによるダメージ増加は?
そのセット中にコンボした全てのアーツを⾒て、その最多コス
ト分の数に最⼤ダメージが上書きされる。アーツのダメージを
増減する効果は、この最⼤ダメージに対して適⽤される。
ガードの処理は?
まず、⼿札がランダムで1枚捨て札になる。次に、受けるダメ
ージが0になり、相⼿がコンボで使⽤したアーツの特殊効果が
無効化される。ただし、⼿札がなければガードは強制的に解除
され、ガードブレイクされた状態になる。
ガードへの対処⽅は?
事前にダウンさせる。⼿札切れを待つ。ガードブレイク効果の
あるアーツを使⽤する。
ダウンさせる⽅法は?
相殺で競り勝ち、相⼿にダメージを与える。ダウン効果のある
アーツを使⽤する。
ダウンのデメリットは?
ガードできなくなる。相殺判定だと、強制的に劣勢になる(つ
まり、2/3の確率で負ける)
ダウンの回復⽅法は?
セット前に⼿札を2枚捨て札にする。ダウン回復効果のあるア
ーツを使⽤する。
ゲージの溜め⽅は?
コンボでアーツを使⽤する。
使⽤せず、アーツ置き場の最⼤5枚制限によって溢れたアーツ
はゲージにならない。
得意技とは?
⾦枠、固有イラストのアーツカードで、ゲージにする代わりに
アーツ置き場へ戻すこともでき、何回でも使⽤できる。
ターン終了のタイミングは?
セットを5回⾏う。つまり、どんなに強⼒な得意技があって
も、5セット中に1回しか使えないし、ゲージが溜まるのも5
セット後ということになる。
アーツの「次セット」の効果はターンを持ち越す?
持ち越す。