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-1- 森の息吹 ■6 月21日(土)4 くもり 青山 どろ亀さん記念・当別22世紀の森 月中の活動報告( Pick-up ) ■6 月28日(土)3名 はれ 弁華別 山田山林 -6月14日(土)は、雨天につき中止となる- No101 7月号 2014.7.1発行 編集代表:五賀利雄 0133-26-3738 もり 木に触れて 森と育つ 林で遊び 1 2 4 3 5 6 刈り作業。この時期、恒例の作業となり他 の団体(新山川草木、札幌ウッディーズ) との協同作業。総勢30人くらいの参加者がい た。植栽木の周りは陽性植物が膝くらいの高さ まで繁茂していたが、植栽列に沿って刈り払い をする「筋刈り」を実施。今回は植栽列の法面 (斜面)の刈り払いは必要ないとの指示があり、 平坦部分のみだけだったので従来よりは比較的 楽なような気がした。下刈り作業はいつも非常 に厳しいものとなり、特に傾斜地や植栽木の周 りからかぶさっている雑草の下刈労力は大変で す。でも、数十台の刈り払い機が一斉にエンジ ン音を轟かせての刈払作業の光景を見ると自分 の苦労を忘れさせてくれます。午前中は曇空で さわやかな風も漂っていたので作業はそれほど でもなかった。昼時は、生ラム肉のジンギスカ ンと網焼きのご馳走が振る舞われる。それぞれ 料理に舌鼓をうち話に花を咲かせていたころに はエゾハルゼミが鳴き出し、6月の連続降雨日 数の記録が途切れ、久しぶりに太陽の顔を拝む ことができました。 14:30 現地解散 (写真 1,2,3,4 ) の駆除(笹刈り)。山田山林での笹刈は昨 年も札幌ウッディーズと協同で実施してい る。笹が繁茂している所には他の植物の姿が見 当たらない。笹しかないところには笹しかない。 きっと笹だらけの林床は樹木に悪影響を与えて いると思われる。刈っても刈っても翌年また出 てくるので厄介ものである。特に斜面での駆除 作業は体がバラバラになりそうになるが、刈っ たあとの視界が開けるのが慰めとなり、懲りず に荒れる森の復活のため笹と戦い続けている。 お互いおつかれさまでした。 15:00 終了 (写真 5,6 ) 会報 '14.07

森の息吹 - 当別町 · 週 間 位 で 芽 が 出 始 め ま し た 。 初 め て の 家 庭 菜 園 な の で 不 安 半 分 、 楽 し み 半 分 で 体 験 し

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森の息吹

■6月21日(土)4名 くもり 青山 どろ亀さん記念・当別22世紀の森

6月中の活動報告(Pick-up) ■6月28日(土)3名 はれ 弁華別 山田山林-6月14日(土)は、雨天につき中止となる-

N o 1 0 1 7 月 号2 0 1 4 . 7 . 1 発 行編集代表 :五賀利雄0 1 3 3 - 2 6 - 3 7 3 8

も り い ぶ き木に触れて

森と育つ

林で遊び

1

2 4

3 5

6

刈り作業。この時期、恒例の作業となり他の団体(新山川草木、札幌ウッディーズ)

との協同作業。総勢30人くらいの参加者がいた。植栽木の周りは陽性植物が膝くらいの高さまで繁茂していたが、植栽列に沿って刈り払いをする「筋刈り」を実施。今回は植栽列の法面(斜面)の刈り払いは必要ないとの指示があり、平坦部分のみだけだったので従来よりは比較的楽なような気がした。下刈り作業はいつも非常に厳しいものとなり、特に傾斜地や植栽木の周りからかぶさっている雑草の下刈労力は大変です。でも、数十台の刈り払い機が一斉にエンジン音を轟かせての刈払作業の光景を見ると自分の苦労を忘れさせてくれます。午前中は曇空でさわやかな風も漂っていたので作業はそれほどでもなかった。昼時は、生ラム肉のジンギスカ

下 ンと網焼きのご馳走が振る舞われる。それぞれ料理に舌鼓をうち話に花を咲かせていたころにはエゾハルゼミが鳴き出し、6月の連続降雨日数の記録が途切れ、久しぶりに太陽の顔を拝むことができました。14:30 現地解散 (写真 1,2,3,4)

の駆除(笹刈り)。山田山林での笹刈は昨年も札幌ウッディーズと協同で実施してい

る。笹が繁茂している所には他の植物の姿が見当たらない。笹しかないところには笹しかない。きっと笹だらけの林床は樹木に悪影響を与えていると思われる。刈っても刈っても翌年また出てくるので厄介ものである。特に斜面での駆除作業は体がバラバラになりそうになるが、刈ったあとの視界が開けるのが慰めとなり、懲りずに荒れる森の復活のため笹と戦い続けている。お互いおつかれさまでした。15:00 終了 (写真 5,6)

会報 '14.07

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芽が出てきました。5月19日に植えたジャガイモの

芽が出てきています。今年、町の体験農村公園を1区画

申し込みをして家庭菜園を始めました。毎朝(アルバイ

トの無い日)5~7時頃に水やりに行っています。

ジャガイモは「だんしゃく」「北あかり」「わからない

イモ」を植えて2週間位で芽が出始めました。初めての

家庭菜園なので不安半分、楽しみ半分で体験しています。

その他に「キャベツ」かな、ピーマン・千両なすの苗

をバイト先から頂いたり買ったりして植えてます。あと

苺の苗です。大根・にんじんは、種まきをしましたが暑

さのせいか失敗してしまい又、撒き直しました。

収穫を楽しみにしながら朝、夕方と行けるときには様

子を見に行っています。他の区画のジャガイモは良く育

っていますので羨ましくも有ります。大根の芽も双葉が

出てきましたが、撒き直した分の大根・にんじんの芽が

何時出てくるのか今日も水やりに行きました。

鍬やたい肥・野菜種など初めて買って体験学習中です。

桜田さんや岡田さんの様に秋に収穫出来るようになるの

は何時かな。

次回は

近野

勇一さんから

小笠原

信男さんへ

-6月編- 6月に入るとセ小さな林 ミの声が賑やかに聞こえる

ようになりました。エゾハルゼミです。北海道は多くの地域で良く聞くことができるみたいです。今が最盛期、裏の林で無数の鳴き声が聞かれます。正に蟬時雨。うるさいとは思わない。むしろ新緑の林から聞こえる鳴き声は北海道の初夏を感じとることができます。以外と小型のセミで特徴的な鳴き声がします。夜になるとカエルの合唱が・・・。林に隣接

して小さなビオトープ(水たまり)があります。そこへ数匹のカエルがやって来ては合唱を始めるのです。まるで田舎のたんぼの近くに住んで居るみたいで、夜の9時頃が最高潮。鳴き声からして、アマガエルみたいです。水たまりには、オタマジャクシやヤゴ、アメンボ、ミズスマシ、ゲンゴロウ等がどこからともなく棲みついています。林の中は、若葉も緑を濃くし、葉の形が本来

の葉の姿となってきています。葉の形は大きさもいろいろでホオ葉が特別大きく目立ちます。ホオ葉と言えば、朴葉のみそ焼き。具は好みで

季節のものを加えて炭火で焼くと、ぐつぐつ煮えて香りがただよってとても美味だとか。相変わらず野鳥たちの鳴き声も賑やかです。

午前3時ごろになるとヨタカでしょうか。キョッキョッキョッキョッとまな板を叩くような連続した高い声の鳴き声が・・・また、遠くからはツツドリがポポ ポポ ポポと筒を叩くような声で聞こえてきます。小鳥のさえずりとは大分違った風情があり、一度聞いたら忘れない個性的な鳴き声で幻想的にすらなります。4時頃を回ると近くでは、名前の知らない小鳥たちの混声コーラスが・・・緑したたる林の中から心地よく聞こえてくる時期となってきました。およそ半月に近い記録的な長雨もやっと止み、習慣天気予報にも雨マークがなくなりました。いよいよ7月です。最近、裏庭ではシオカラトンボやアカネ、キアゲハ、カラスアゲハ等の姿を見かけるようになりました。 6/25 記 -お -

会報 '14.07

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2014.6.14前日の天気予報で荒天のため中止となる。天気:曇りシラカンバの活動は前日までに中止となったが、ウッディーズは当日朝の天気を見て、ということで施業することになった。ウッディーズとして集合場所の「元森づくりセンター前」へまさか!!!建物は鉄の塀で囲われ、道民の森管理事務所まではすでに壊されている。窓枠だけは残っているがガラスは取り外され、何とか、「北海道石狩森づくりセンター」の看板は残っていた。裏に回ってみると、もっとショック! コン

クリート枠だけが残された状況。

岡田嘉夫

サロマ湖100キロウルトラマラソン2014

スタートは早朝5時で気温は18度です。この後に最高気温は29度まで上昇することになる長い旅100キロマラソンが始まりました。前日は興奮状態のためほとんど眠ることが出来ませんでしたがアドレナリンは満杯です。絶好調と自分に言い聞かせます。スタートラインに立つまでには冬の連日のス

ノーシューハイクと春の月間400キロ×2の走り込みで走力を磨きました。ゴール予想は毎年同じ12時間50分です。80キロの関門をクリアするのが1番の難題でここが正念場となります。さてレース序盤は快適に飛ばしましたが容赦

なく照り付けるお日様のおかげで50キロの通過時間は昨年より遅く6時間ちかくかかりました。膝の痛みも半端ないです。今年はサロマ29回の歴史で2番目に暑かっ

たそうです。「やめてほしいです」と、かなり本気でぶつぶつと呪いの言葉をささやきながら頭から水をかぶり走り続けます。そしてなによりウルトラマラソンは飲み食いが勝負です。アンパン、バナナ、梅干し、すいか、お汁粉などエイドステーションに置かれているものは積極的に食べないと走り切ることは出来ません。内臓が丈夫なことがランナーの条件なのです。70キロ、80キロとなんとか関門を通過し

ていきますが暑さのために体力は奪われて給水

自由投稿コーナー

サポーター時代からシラカンバの活動を見守ってくれていたこの蔦の絡まる建物が跡形もなく消えてしまうのかと、少々感傷的になる。こんなに早く壊されてしまうとは思ってもいなかった。来年の当会の10周年記念のイベントをこの建物の前庭でテントを張って・・・なんて、候補のひとつに考えていたので、しばらく呆然と立ちすくんだ。

-那須川はるみ 記-

を摂るのですが胃が受け付けず明らかに脱水症状です。完走するためにはこれ以上のペースダウンは許されません。しかし、諦めてはいけません。可能性がある限り「絶対完走」と気合を入れてゴールを目指します。80キロ以降も練習量の豊富さと根性(根性は大切です)で奇跡的に走り切ることが出来ました。(おかげで1週間過ぎても膝の痛みは消えません)ゴールタイムは12時間55分54秒でなん

と制限時間4分前のゴールでした。暑い中での応援の方々、給水などのボランティアの皆様には感謝の一言です。もちろん、めちゃくちゃ頑張った自分にはゴール後のビールが待っていました。

\(^O^)/

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掲 示 板 -7月の活動案内-

○スズメバチに注意これから夏にかけてハチが活発化するそうです。・活動時は、長袖・長ズボン着用を。・白や黄の服装や帽子が安全度が高めるとか。・手やタオルで払うのは危険だそうです。○熱中症にも注意・真夏期の山林の下刈り作業は熱中症のおそれが高いので、涼しい場所での休憩・水分補給等をとり、体温調節が乱されないように。・その日の健康状態が優れない場合には無理を

お 知 ら せ

7月度(7-1) A 班

【日時】7月6日(日)【場所】げんきの森・140年の森(上当別地区)

あいの里東中学校植樹(神居尻地区)【集合】山田氏倉庫前9:00【終了】14:00ころ予定【内容】下草刈り・炭焼き準備(炭材燃料等の搬入)【持ち物】草刈り機・腰道具・昼食・飲み水等【雨天時】小雨決行(中止時は別途連絡する)【参加の有無】7月4日まで班長に連絡を!

7月度(7-3) 有 志

【日時】7月17日(木)【場所】当別町中小屋町有林(中小屋地区)【集合】13:15~15:00集合場所は個別に連絡する【内容】弁華別中学校林業学習体験の支援【持ち物】草刈り機・腰道具・飲み水等【雨天時】小雨決行(中止時は別途連絡する)【参加の有無】7月15日まで会長に連絡を!

「シラカンバ」HPのURLは:http://www.tobetu-sirakanba.sakura.ne.jp/

して作業を行わないこと。・各自十分な知識と健康管理をお願いします。

川 柳

好い汗を掻いて自然に同化せう酔人(柳人 Mr.Ihata)

7月度(7-2) B 班

【日時】7月12日(土)【場所】山田山林(弁華別地区)【集合】山田氏倉庫前8:30【終了】14:00ころ予定【内容】笹刈り-札幌ウッディーズとの協同作業-【持ち物】草刈り機・腰道具・昼食・飲み水等【雨天時】小雨決行(中止時は別途連絡する)【参加の有無】7月10日まで班長に連絡を!

7月度(7-4) A 班

【日時】7月19日(土)【場所】どろ亀さん記念・当別22世紀の森【集合】山田氏倉庫前08:15【終了】14:30ころ予定【内容】下草刈り-新山川草木へのヘルプ作業-【持ち物】草刈り機・腰道具・昼食・飲み水等【雨天時】小雨決行(中止時は別途連絡する)【参加の有無】7月17日まで班長に連絡を!

初夏は森林浴にもっとも適した季節とか・・・緑を楽しむにいい時期と相成りまあとがき した。緑に染まる森の中で森林ボランティアを通じて無意識のうちに今流行の森

林セラピーなるものを体験できる。五感で森のパワーをとらえては、快適感を全身で感じ、心も体もリフレッシュするには最高のときのようです。暑さも厳しくなるが(´。` ) - oga -

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