8
Ryukoku University Alumni News No.74 (1)第74号 2012 (平成24)年3月10日 〔校友総数 155,132名〕 2012年(平成24)3月10日 第74号 発  龍谷大学校友会 編集=校友会広報部会 http://www.ryukoku.ac.jp 京都市伏見区深草塚本町67 龍 谷 大 学 内 校友会事務局 TEL075-645-2015 FAX075-645-2017 郵便番号612-8577 Ryukoku Univ. Alumni News No.74 2 2 3 調東北へ贈られた龍大生の宇治茶「雫」とボランティアに 参加した学生たちからの多数のメッセージ 宇治茶を贈る など 支援 大震災の東北3県在住の校友らに 435 95 99 11 最新情報をお知らせ下さい 皆様の最新情報(新しい住所・ 勤務先、改姓など)をお知らせ下 さい。また、ご友人でこの会報が 届いていない方にも、その旨お知 らせ下さいご通知は下記のいずれかで ①FAX=(075)645 - 2017(本会報 送付宛名用紙をご利用下さい) https://www.ryukoku.ac.jp/koyu_form/ e-mail=[email protected] ④郵送=本会報送付宛名用紙の「郵 便はがき」をご利用下さい 24 817 21 462 92 11 簿250 370 簿44 03 15 調08 調簿301 10 28 11 600 龍谷大学戦没者名簿 在学生も協力 301人を紹介 簿追悼法要に遺族ら250人参加 25 10 28 72 105 50 15

など 学生も多様な活動 復興願い卒業生や - Ryukoku University2012(平成24)年3月10日 Ryukoku University Alumni News No.74 第74号(2) 11月6日(日)午前

  • Upload
    others

  • View
    2

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

  • Ryukoku University Alumni News No.74(1)第74号 2012(平成24)年3月10日

    〔校友総数 155,132名〕2012年(平成24)3月10日

    第74号発  行=龍谷大学校友会編集=校友会広報部会http://www.ryukoku.ac.jp

    京都市伏見区深草塚本町67龍 谷 大 学 内

    校友会事務局TEL075-645-2015FAX075-645-2017郵便番号612-8577

    Ryukoku Univ. A

    lumni News No.74

    龍谷賞に陶芸家の清水保孝さん

    ・・・・・・・・・・・ 2面

    石川・福井・鳥取に校友会支部誕生

    ・・・・・・・・・3面

    貴重書の宝庫・大宮図書館

    ・・・・・・・・・・・・・・・・4面

    追悼・児童文学者の中川正文さん

    ・・・・・・・・・・・5面

    龍谷大学校友会地域支部一覧と行事予定

    ・・・・・・6面

    学部同窓会と地域・職域支部の集い

    ・・・・・・・・・7面

    仏教に学ぶ・校友のお店

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・8面

    ※題字=星野元豊・第9代学長

     東日本大震災からすで

    に1年を迎える。しかし

    復興への道のりは、まだま

    だ険しい。龍谷大学ファミ

    リーは建学の精神のもと

    に、さまざまな支援活動

    を行ってきた。

     校友会では被災地の校

    友を想い、見舞品として、

    経済学部の伊達浩憲教授

    のゼミ生が企画栽培から

    製茶、販売まで手がけた

    オリジナル宇治茶(抹茶

    入り煎茶)「雫しずく」を、2

    月に東北3県在住の校友

    や学生の自宅に送付した。

    販売元は本願寺の藪内流

    家元御用達の㈱美好園。

    また、お茶と共に東北で

    の支援の催しの時期や企

    画案についてのアンケート

    用紙を同封し、校友会と

    しての今後の復興支援の

    あり方を見定めていく。

    また3月4日には、大学

    が中心となって宮城県南

    三陸町で、龍谷大学の吹

    奏楽部と地元中学校とで

    演奏会を開催した。

     昨年から続く復興支援

    活動では、龍大生たちの

    動きに目を見張る。大学

    のボランティア・NPO活

    動センターを拠点とし、5

    回にわたってバスで宮城県

    石巻市などに向かい、瓦

    礫処理などにたずさわって

    きた。この他にも京都の

    NPOの支援プロジェクト

    に加わり、避難所の環境

    を調査した学生たち、現

    地には行かず、3キャンパ

    スで福島県の物産品を販

    売したり、京都に避難し

    てきた子どもたちのための

    東北へ贈られた龍大生の宇治茶「雫」とボランティアに参加した学生たちからの多数のメッセージ

    宇治茶を贈るなど支援大震災の東北3県在住の校友らに

    復興願い卒業生や

    学生も多様な活動

    校友会

    「東北子ども会」を立ち

    上げて支援活動を続けて

    いる学生たち。頼もしい

    限りだ。

     一方、校友会や各地の卒

    自作の歌ではげます

    地道な活動を継続

    業生も素早く動いた。昨

    年3月の同窓会入会歓迎

    会では義援金435万円が集

    まり、震災直後に被災地

    に入って支援を続ける校

    友や、被災しながら現地

    に留まって活動する校友。

     95年(平成7)の阪神

    淡路大震災時には校友会

    と大学、親和会(保護者

    会)が力を合わせ、9月

    に神戸ベイシェラトンホテル

    で激励会を開き、約

    1200人の被災地校友

    や家族が集った。今回の

    腕輪念珠作りや、自作の

    歌で復興支援をする、や

    なせ

    ななさん(99年文卒)

    や三浦明利さん(11年文

    院了)など、その活動は

    多岐にわたっている。(5

    面に関連記事)

    大震災の復興は長期にわ

    たると予想されている。

    校友会も今後、長く地道

    な復興支援を継続する事

    が大切だと考える。

    最新情報をお知らせ下さい

     皆様の最新情報(新しい住所・勤務先、改姓など)をお知らせ下さい。また、ご友人でこの会報が届いていない方にも、その旨お知らせ下さい。

    ご通知は下記のいずれかで①FAX=(075)645-2017(本会報送付宛名用紙をご利用下さい)②https://www.ryukoku.ac.jp/koyu_form/③e-mail=[email protected]④郵送=本会報送付宛名用紙の「郵便はがき」をご利用下さい

     文学部の臨床心理学科

    が4月1日から開設され

    る。1月の一般入試A日程

    では24人募集に対して817

    人が、B日程では21人に対

    し462人が受験するなど、予

    想をこえる受験生が志望

    した。募集定員は92人だが、

    志願者はすでに2367

    人に達している。人間関係

    が複雑化する今日、臨床心

    理学にもとづく対

    人援助教育に多く

    の高校生の注目が

    集まった証拠だと

    言えよう。大学院

    に進めば臨床心理

    士の受験資格を得

    られるのも魅力の

    ひとつ。

     また文学部では従来の

    「史学科」が「歴史学科」

    に改められ、前年比を大幅

    に上回る受験生が集まっ

    た。このように龍谷大学の

    既存学部、学科は時代のニ

    ーズを先取りし、過去に安

    住することなく積極的に

    改変していくことが切に

    望まれる。

     2011年度ホームカ

    ミングデーの11月6日、

    深草キャンパス顕真館で

    戦没者追悼法要がつとめ

    られた。この法要には、

    全国各地の戦没者遺族を

    はじめ、校友や名簿作成

    協力者など約250人が参拝

    した。また、龍谷大学創

    立370周年記念事業の一つ

    として『龍谷大学戦没者

    名簿』が刊行された。

     こうした一連の動きの

    きっかけとなったのが、

    日野照正さん(44年文卒)

    が03年(平成15)に発表

    した論文「検証・龍谷大

    学の学徒出陣」だ。自ら

    学徒出陣した日野さん

    は、戦地で亡くなった龍

    大生の記録を残すため、

    3年にわたって調査。さ

    らに08年に急逝された平

    野孝法学部教授が学徒出

    陣調査を行った。こうし

    た経緯を経て上梓された

    のが、平和の精神を学ぶ

    ための『龍谷大学戦没者

    名簿』だった。ここでは

    アジア・太平洋戦争で亡

    くなった卒業生・在学生

    など301人を紹介すると共

    に、10月28日から11月6

    日まで展観「戦争と龍谷

    大学」を開き、600人あま

    りの来場者が戦前・戦中

    期の大学アルバム、教科

    書、授業ノート、日記な

    どの遺品と資料展示に見

    入った。

     なお、龍谷大学では、

    引き続き当時の大学生活

    が偲ばれる遺品や資料を

    蒐集中。

    龍谷大学戦没者名簿在学生も協力 301人を紹介

    刊行された『龍谷大学戦没者名簿』

    念願の発刊

    追悼法要に遺族ら250人参加

    25倍を超える志願者

    4月開設の臨床心理学科

     第2回目となる「龍谷

    大学経営者ビジネスミー

    ティング」が昨年の10月

    28日、ザ・リッツカールト

    ン大阪で開催された。72

    人の校友経営者と大学・

    校友会スタッフあわせて

    105人が一堂に会した。

     まず赤松徹眞学長が

    龍谷大学第5次長期計

    画の、あるべき「龍谷

    2020」構想を説明し、

    卒業生との連携強化を訴

    え、強固なネットワーク

    構築によってこそ、今後

    の龍谷大学の発展がある

    と述べた。この赤松学長

    の発言は、校友会がこれ

    まで大学に伝えてきたこ

    とと重なる。龍谷大学が

    総合大学化して、昨年で

    50年を超えた。卒業生は

    15万5千人。校友がトッ

    プに立つ企業・団体は約

    1千社。この存在は、母

    校に対する強力な応援団

    である。

     ただ一方では、折から

    の経済不況、超円高によ

    って就職氷河期からの脱

    出のめどは立たず、学生

    たちは必死な思いで就職

    活動に取り組んでいる。

    今、校友会は、各地の校

    友の集いで後輩学生たち

    を、自ら経営・勤務して

    いる会社で採用していた

    だきたいと、呼びかけて

    いる。

     そのためには社会に出て

    「さすがに龍大出身」と

    評価される学生を、大学

    は育て送り出してもらわ

    なければならないし、ブラ

    ンド力のより一層の向上が

    必要である。第5次長期

    計画では、教育と研究の

    充実が最大の目標だと表

    明されている。校友会も

    後輩学生の就職支援に積

    極的に取り組むと共に、

    校友会支部のない地域で

    支部設立を進め裾野を拡

    大してゆくことがが急務

    だ。今年2月に鳥取県支

    部が誕生した。関東をは

    じめ、復興が間近になっ

    た時期には、東北での支

    部設立が望まれる。ただ

    地域で卒業生が集うだけ

    ではなく、互いに情報交

    換をしながら、生きる力

    を育み、互いに高めあう

    場でなければならない。

     全国的な卒業生のネッ

    トワークの構築と発展は

    龍谷大学、校友会に課せ

    られた大きなテーマでも

    ある。

    強固なネットワークを三村峯男校友会会長

    経営者ビジネスミーティング

    被災地で瓦礫を撤去する

    龍大生(写真提供ボランテ

    ィア・NPO活動センター)

  • Ryukoku University Alumni News No.742012(平成24)年3月10日 第74号(2)

     11月6日(日)午前11

    時から深草キャンパス顕真

    館で校友総会が開催され

    た。この日は初の戦没者

    追悼法要(1面に記事)

    や深草キャンパス開設50周

    年記念式典など、大きな

    行事が開催されたことか

    ら、校友総会は通常より

    30分遅くスタートした。

     三村峯男校友会長の挨

    拶から始まり、町田徳男

    校友会総務部会長によっ

    て2010年度の事業、

    決算報告、大西耕太郎監

    事による監査報告。続い

    て2011年度の事業計

    画と予算説明が行われ

    た。

     質疑応答に入り、一般

    の校友が大学に想いを伝

    えることができる場の設

    定についてや、国際文化

    学部の深草キャンパス移

    転への質問が出たが、こ

    の日は東日本大震災に関

    する話が中心となった。

    龍谷大学校友会は今後ど

    のような支援活動をする

    予定か、卒業生としてい

    ったい何ができるのか

    と、参加校友と校友会本

    部スタッフが互いに意見

    交換をした。

    (支援活動については1

    面参照)

     2011年に開設50周

    年を迎えた深草キャンパ

    スでは11月6日、校友会

    と大学・親和会(保護者

    会)によるホームカミン

    グ・デーと、第89回目と

    なる龍谷祭(学園祭)で、

    多数の卒業生や学生で賑

    わった。

     ホームカミング・デー

    でとくに盛況だったのが

    紫英館6階のホスピタリ

    ティールームでの歓談。

    卒業後20年以上の校友

    が、ゼミやクラスの仲間

    や先生方と再会したり、

    校友会地域支部のメンバ

    ーが相集っての明るい声

    がルーム内に響きわたっ

    た。

     ホームカミング・デー

    の人気ランキングNo.1と

    言えば、龍谷賞贈呈式の

    あと顕真館で開催される

    吹奏楽部とバトン・チア

    SPIRITSのライブ

    である。全国の大学でト

    ップクラスの演奏とバト

    ン・チアの溌剌とした演

    技に大きな拍手がおくら

    れる。

     次に校友会員と親和会

    に限定した「西本願寺書

    院・飛雲閣見学ツアー」

    (昨年は14時にバスで深

    草キャンパスを出発)も

    好評だ。ただ先着50人に

    限られるので、早めの申

    し込みが必要。

     深草キャンパス正門の

    南側21号館前で受付と共

    に配布される学生模擬店

    利用券(千円分)。学生

    によるファーストフード

    を口にするのも、ホーム

    カミング・デーの“目

    玉”のひとつ。法学部

    の全卒業生対象の合同同

    窓会「リユニオン」は、

    今年度も17時から開催さ

    れた。

     なお、瀬田キャンパス

    のホームカミング・デー

    は、例年通り一週間早い

    10月29日の土曜日に開催

    された。

     第27回校友会全国支部

    長会が11年11月5日、京

    都ロイヤルホテル&スパ

    で開催された。=写真=

    国内の地域支部、海外支

    部、職域支部、校友会本

    部役員、大学からは赤松

    徹眞学長、佐藤研司・池

    田勉両副学長らのべ85人

    が参加して、午後1時か

    ら約5時間にわたって校

    友会活動や大学の動向に

    ついて意見を交換した。

     まず三村校友会長と赤

    松学長の挨拶のあと、佐

    藤副学長が大学の近況を

    報告。2010年からス

    タートした龍谷大学第5

    次長期計画の概要説明を

    中心に、国際文化学部の

    深草移転計画と、それに

    伴う瀬田キャンパスでの

    新学部構想などが報告さ

    れた。

     次に昨年9月に設立さ

    れた石川県支部と福井県

    支部の代表が設立の経緯

    などを報告し、(3面に

    記事)、校友会支部活性

    化に向けての報告を大

    阪・中央、大阪・北大阪、

    神奈川県及び海南・有田

    の4支部が行った。

     また、神奈川県支部で

    は、ハワイ支部との交流

    会を企画し、他地域の校

    友にも広く参加を呼びか

    けている。(詳細は7面)

     その後、校友会の11年

    度基本方針や広報・総務・

    事業部会の取り組みにつ

    いて報告と質疑応答が行

    われ、全国支部長会の幕

    を閉じた。

    新学部構想に注目第27回全国

    支部長会

    贈呈式で右から鍵井さん、清水さん夫妻、佐々木さんとご家族

    清水保孝(しみず・やす

    たか)さん 70年(昭

    45)文学部史学科卒。京

    都市東山区在住。陶芸家。

    父の卯一氏(人間国宝・

    故人)の指導のもと、現

    代感覚の優れた作品を発

    表し、91年に第2回龍谷

    奨励賞、09年には日本工

    芸会賞を受賞。現在、公

    益社団法人日本工芸会近

    畿支部幹事長としても活

    躍中。11年3月「京都府

    指定無形文化財」保持者

    に認定される。氏のライ

    フワークである亀遊文を

    用い、三彩釉・鉄釉白掛

    分け・鉄釉、そして近年

    は色絵も手がける。

    鍵井靖章(かぎい・やす

    あき)さん 93年(平5)

    法学部法律学科卒。神奈

    川県鎌倉市在住。水中写

    真撮影家。大学在学中か

    ら水中写真家の伊藤勝

    敏氏に師事する。月間ダ

    イバーなどの専門誌・週

    刊誌などの取材活動と

    写真家の共同ウェブマ

    ガジン「W

    EB-LUE

    」に

    参加。06年8月「情熱大

    陸」等でTV・ラジオ

    など様々なメディアを通

    じて情報を発信。世界中

    の海洋の神秘と表現さ

    れる水中撮影を行う。写

    真集に『海色えんぴつ』

    (PHP研究所)、『D

    eep Blue

    』(欧米などで出版)

    など。

    佐々木法水(ささき・ほ

    うすい)さん 68年(昭

    43)文学部国文学科卒。

    熊本県熊本市在住。柔道

    指導者。在学中は柔道部

    に所属し、卒業後京都府

    警に勤務しながら青年海

    外協力隊員としてザンビ

    アの警察官に柔道を指導

    したことがきっかけとな

    り、36年間ジンバブエ共

    和国でナショナルチーム

    の監督をつとめる。また

    文化交流と友好親善に貢

    献。10年11月、66歳で講

    道館8段に列せられる。

    贈呈された。兵庫県出身

    の鍵井さんは93年にオー

    ストラリアやモルジブに

    拠点を移し、98年に水中

    写真家として独立。昨年、

    全国各地で開催されたユ

    ニセフ東日本大震災報告

    写真展に出品。

     また、龍谷特別賞に柔

    道指導者の佐々木法水さ

    ん(68年文卒)が選ばれ

    た。佐々木さんはアフリ

    カ南部のジンバブエ共和

    国の柔道ナショナルチー

    ムを36年間にわたって指

    導し、文化交流に貢献。

    全日本柔道連盟国際委員

    会のメンバーでもある。

    一昨年、66歳で講道館8

    段に。

    受賞者のコメント

    清水保孝さん

     私は今、

    陶芸の道を志して40年を

    経過し、65歳(昨年)で

    す。しかし、焼物の道に

    定年はありません。一生、

    この焼物の道にたずさわ

    っていく所存です。

    鍵井靖章さん

     在学中に

    水中写真家を志して卒業

    後20年たった僕を、大学

    がこのように認めて下さ

    ったことに感謝していま

    す。今後もがんばります

    ので、僕の作品を見て下

    さい。

    佐々木法水さん

     たかだ

    か40年ほどアフリカで柔

    道指導しただけなのに、

    特別賞をいただきありが

    たく思います。

     龍大の柔道部は段々強

    くなってきました。後輩

    たちの活躍ぶりが楽しみ

    です。

    龍谷賞陶芸家の清水さん

    ホスピタリティールームでの歓談

    地域支部からの参加も目立った

    学生の模擬店でにぎわうキャンパ

    ス。親子連れの姿も

    東日本大震災の支援活動へ意見

    11年度校友総会

    校友と再会 先生と歓談 '11ホームカミング・デー

    プロフィール

     22回目を迎えた龍谷賞

    の贈呈式が、昨秋11月6

    日のホームカミング・デ

    ーに合わせ、顕真館で正

    午から開かれた。今年度

    の龍谷賞は、陶芸歴40年

    の清水保孝さん(70年文

    卒)に贈呈。99年には

    「鉄てつ釉ゆう亀き遊ゆう

    もん文

    掛かけわけへんこ

    分扁壺」

    が駐日フランス大使館に

    所蔵され、09年に「日本

    工芸会賞」を受賞。「京

    都府指定無形文化財」保

    持者でもある。

     次に龍谷奨励賞は、世

    界をフィールドとして活

    躍する水中写真家の鍵井

    靖章さん(93年法卒)に

    亀き

    遊ゆ う

    文も ん

    用い優れた作品 第22回龍谷賞

    晴れの贈呈式

    龍谷奨励賞

    龍谷特別賞

    水中写真家 

    井さん

    柔道指導者 

    佐々木さん

    清水さん

    鍵井さん

    佐々木さん

  • Ryukoku University Alumni News No.74(3)第74号 2012(平成24)年3月10日

     11年9月19日、JR

    金沢駅前のホテル日航金

    沢を会場に開催された。

    弘崎信正さんの司会のも

    と、三村峯男校友会長が

    祝辞を述べ、赤松徹眞学

    長が「15万人の卒業生と

    共に手をたずさえて母校

    を盛り上げていこう」と

    挨拶。続いて降矢恭史さ

    んが支部設立の呼びかけ

    人を代表して経過報告し

    た。県内には現在、約

    1千人の卒業生が

    在住、設立を呼び

    かける案内状を送

    付し多数の賛同を得た。

    そこで6月25日に支部設

    立準備委員会を結成し6

    回にわたって会合を重ね

    て石川県支部設立へと導

    いた。

     まず松浦顕雄さんが議

    長となり議事を進行し、

    ①規約②石川県支部役員

    ③事業計画・予算案が審

    議可決。新しい支部旗が

    三村校友会長から手渡さ

    れたあと、初代石川県支

    部長の日野幹丸

    さんが、「素晴ら

    しい人々に恵ま

    れたおかげです。

    若い校友も多く、

    石川県支部の未

    来は明るい」と述

    べた。引き続き佐

    藤研司副学長に

    よる記念講演「こ

    れからの龍谷大

    学」が行われ、昨

    春に誕生した「政

    策学部」に続く10

    番目の新学部構

    想を披露し、「前

    進する龍大」を印

    象づけた。

     懇親会に移っ

    て会場となった

    ホテル日航金沢

    総支配人の呉服

    弘晶さん(79年済

    卒)が、たまたま校友で

    あったことから飛び入り

    で祝辞を述べるサプライ

    ズもあった。

    《主な役員》支部長=日

    野幹丸(62年文)。副支

    部長=北野俊裕(82年

    文)・松浦顕雄(83年文)・

    降矢恭史(88年法)。事

    務局長=弘崎信正(72

    年文)。事務局=新保勝

    也(96年文)・須加晃太

    郎(97年法)・北川裕梨

    (01年短)。会計=内田宏

    (81年法)。監事=三尾秀

    丸(72年営)・谷間徹誠

    (67年文)。理事=桜井昌

    弘(68年済)・萩原聡彦

    (00年国際)他9人。

     2月11日、鳥取県倉

    吉市のパークスクエア

    で、龍谷大学校友会鳥取

    県支部の設立総会が開か

    れた。県下には約700人の

    卒業生が在住し、アンケ

    ートを送付したところ多

    数の賛同が得られ

    た。そこで若原道

    昭前学長や衣笠告

    也さん(75年文卒・支部

    長)ら14人が準備を進め、

    校友会では職域支部も含

    め46番目の支部が誕生し

    た。

     鳥取県と龍谷大学と

    は、2010年7月に就

    職支援を中心とした「鳥

    取県と龍谷大学との連携

    に関する協定」を締結し、

    これまで「就職支援に関

    する事業」「世代を越え

    た交流事業」「社会貢献

    事業」など、さまざまな

    連携事業を行ってきた。

     設立総会に出席の平井

    伸治鳥取県知事は、「地

    域と大学・校友会が一体と

    なった取り組みを進めよ

    う」と祝辞を述べた。こ

    の日、開催の県・大学主

    催「吹奏楽フェスタ

    in鳥取」では鳥取県

    支部の校友も積極的

    に広報活動を行い、

    ホールは超満員で

    1500人をこえる

    来場者で賑わった。

    《主な役員》

    支部長=衣笠告也

    (75文)、副支部長=

    福田正志(78営)、

    松本晴之(79営)。

    常任理事=西村耕一

    (97社)、加藤周二

    (01済)。理事=衣

    笠千秋(83文)、松

    井良介(02営)、山

    上領太(10済)。監

    事=加藤彰(83法)、

    竹内寛(92済)。顧

    問=若原道昭(前学

    長)。

    倉吉未来中心大ホールで演奏する龍大吹奏楽部。県下6高校生も出演

    鳥取県支部設立総会での校友

    ◆春期企画展 「良如宗主と龍谷大学の歩み」2012年4月6日(金)~4月18日(水)11日間※2階展示室にて開催

    龍谷ミュージアム

    特別展・企画展ご案内

    ◆春期特別展 「仏教の来た道~シルクロード探検の旅~」❶「仏教の源流」❷「西域の仏教文化と多様な宗教」❸「中国への伝播」❹「西域の文字と言語」❺「大谷探検隊と仏教伝播の道」2012年4月28日(土)~7月16日(月)71日間────────────────────◆秋期特別展 「歌あり、涙あり、笑いあり『絵解き』 -仏教絵画のエンターテイメント(仮題)」 10月~11月(予定)────────────────────開館時間は10:00~17:00(16:30までに入館)。休館日=月曜日(祝日の場合は翌日)他、展示替え等の休館。事前にHPなどでご確認を。TEL075-351-2500http://museum.ryukoku.ac.jp

    深草で開催された懇話会

     龍谷大学と校友会との

    懇話会が1月26日、深草

    キャンパスで開催された。

    =写真=参加したのは赤

    松学長以下、大学執行部

    17人と校友会役員12人。

     校友会側から支部の情

    報を活用してほしいと大

    学に提案。これに対して

    大学は校友会の地域・職

    域支部のネットワークを、

    学生支援のために積極的

    に生かしてゆきたいと回答。

     具体的には校友会と大

    学のキャリア開発部・R

    EC(エクステンション

    センター)・情報メディ

    アセンターが連携して、

    校友と学生の情報を共有

    して役立てるという。さ

    らに大学が第5次長期計

    画を進める中で、校友会

    に対して国内と海外に幅

    広く地域支部を結成し、

    龍谷大学の裾野をさらに

    広げてほしい旨の要請が

    あった。

     懇話会ではこの他、東

    日本大震災地区への今後

    の支援活動や、11年4月

    の文部科学省令による教

    員の教育・研究の情報公

    開義務化での問題点につ

    いて話し合われた。

    大学と校友会役員が懇話会

    〝就活〞情報の共有を

     石川県支部設立の一週

    間後の11年9月24日、福

    井県支部が産声を上げ

    た。福井駅前のユアー

    ズホテルフクイを会場

    に、午後4時から設立へ

    向けての総会が開

    かれた。設立の発

    起人を代表して藤

    原有仁さん(北陸高校校

    長)が設立趣旨と経過を

    披露。支部設立の願いが

    具体的になったのは11年

    3月のこと。大学からの

    働きかけをきっかけに、

    校友会から県内の

    校友約1600人

    に支部設立へのア

    ンケートが送付さ

    れ、戸川慎吾さん

    を中心に、何度も

    会合を開いて設立

    準備が進められ

    た。

     設立総会では藤

    下洸養さんが議長

    となり、会則・規

    約案、支部長と役

    員選出、事業・予

    算案を検討した上

    で承認された。支

    部長に就任した藤

    原有仁さんは「さ

    らに多くの校友に

    入会していただけ

    るよう努力すると

    共に、校友の絆を

    ますます強めて、

    母校の発展に寄与した

    い」と抱負を述べた。

     

    続いて三村峯男校友会長

    が「龍大生の評価は一見

    地味だが、ここぞという

    ときに、重要な事柄をま

    かせられる」と話して祝

    辞を述べた。来賓の佐藤

    研司副学長は、「龍谷大

    学で学び、卒業したあと

    安心して福井県に帰って

    就職できるよう、就職支

    援を福井県支部の校友の

    皆さんにご協力いただき

    たいたい」と校友に訴え

    た。

     設立総会終了後の記念

    講演では、県立福井商業

    野球部前監督の北野尚文

    さんがスライド映像と共

    に、42年間の監督生活を

    振り返りながら、貴重な

    体験談を語り、「人間的

    成長なくして野球は上達

    しない」と締めくくった。

     福井県支部の設立総会

    懇親会に参加したのは約

    100人の校友。中で

    も女性の姿が目立った。

    《主な役員》支部長=藤

    原有仁(70年文)。副支部

    長=野世孝雄(69年済)・

    戸川慎吾(70年営)・一乗

    康純(82年文)。代表理事

    =酒生仁弥(85年法)。監

    事=花山昭道(57年文)・

    岡崎賢(72年文)。顧問=

    北野尚文(68年済)。副代

    表=大森幹夫(78年法)・

    川崎嘉久(82年済)。会計

    =芝満夫(95年文)・吉田

    純也(04年法)。事務局=

    馬場正大(86年文)他2

    人。理事=吉川明博(79

    年営)・藤田秀樹(06年営)

    他10人。

    石川県支部設立に集った校友

    石川県支部

    昨年9月、石川県と福井県に、今年2月、鳥

    取県に校友会地域支部が誕生した。龍谷大学

    の校友会支部は全部で46支部となった。時期

    を合わせて龍谷大学と地元中学・高校の吹奏

    楽部による「東日本大震災チャリティージョ

    イントコンサート」が金沢市と福井市、倉吉

    市で開催された。この合同演奏会は地元の県

    吹奏楽連盟や新聞社、テレビ局が後援したこ

    とから多数の市民が演奏会場につめかけ、「龍

    谷」の名が北陸や山陰の地に響き渡った。

    福井県支部設立に集まった校友

    石川県支部

    福井県支部

    3支部が誕生

    設立への会合重ね

    春からの準備奏功

    倉吉市で設立総会

    1000人の校友に案内状

    設立総会に約100人参加

    平井知事も連携を呼びかけ

    鳥取県支部

  • Ryukoku University Alumni News No.742012(平成24)年3月10日 第74号(4)

     前号まで、龍谷

    大学が連綿と途切

    れること無く継続され、

    すべての記録が残っている

    大学としては、日本最古

    の大学であると述べてき

    ました。

     今回は、その付属する

    図書館についても大学の

    創設とほとんど同時期か

    ら存在していたという話

    や、それに纏わるエピソー

    ドをおりまぜて述べる事

    にいたします。

    362年前に蔵書

     龍谷大学大宮図書館

    の現在の建物は、193

    6年(昭和11)に新築

    されたものですが、そ

    れ以前の龍谷大学が學

    寮・學林・大教校・大

    學林・仏教大學と変遷

    してゆく中で、かなら

    ず図書館を併設してき

    ました。

     龍谷大学の歴史を克明

    に記録した「學がく

    りょうぞうりゅう

    寮造立

    事のこと」には「1649年(慶

    安2)銀400両をもって書

    籍50〜60部を購入し、衆

    寮を建て施入する」とあ

    り、1652年(承応元)

    には、蔵書を管理する専

    門の係「捨しゃ

    とう頭」を置き、

    1655年には、既に資

    料の収集や提供という今

    日のような図書館機能を

    持っていたことが記録され

    ています。

     「1747年(延享4)

    蔵書94函あり、収蔵庫を

    『転輪蔵』と称する」と

    あり、専用の「蔵」を有し、

    その管理係に「蔵くらつ

    かさ司」

    置いています。さらに、

    1784年(天明4)に

    は『龍りゅ

    うこくがっこうたいぞうもくろく

    谷學黌大蔵目録』

    が完成しており、この時

    点で蔵書4,699部を

    所蔵しているという記録

    があります。

     その後、1892年(明

    治25)と1904年(明

    治37)の二度にわたっ

    て、当時の大學林に本願

    寺歴代宗主の蔵書であっ

    た「寫しゃ

    じだい

    字臺文庫」計3万

    冊が寄贈され、本学大宮

    図書館は、120年前から世

    界最大の仏教図書館とし

    て機能してきたのです。

    底本となった『平家物語』

     この永い歴史の中で本

    学図書館が所蔵する「稀き

    覯こう書」と呼ばれるものに

    はどのようなものがある

    のか、数多くの所蔵する

    ものの中から広く知られ

    ているものを以下で紹介

    したいと思います。

     まず、鎌倉時代に作成

    されたと伝えられる『平

    家物語

    全十二巻』の室町

    初期の写本です。江戸時

    代中期に杉田玄白と前野

    良沢が苦労の末に発刊し

    た『解體新書全五巻』の

    初版本も所蔵されている

    ことをご存知でしょうか。

     そこでまず『平家物語』

    ですが、すでに原本はな

    く、現存するものは国内

    に6点の写本しかないとい

    われています。その中で

    龍谷大学が所蔵するもの

    は、全巻揃っている最古の

    もので、紙質や筆跡・

    体及び墨の成分・注釈等

    から、最も原典に近いと

    評価されています。その

    ため59年(昭和34)2月

    岩波書店から刊行され、

    戦後最大の文学大全集と

    称された『日本古典文学

    大系全六十六巻』の『平

    家物語上下二巻』は、こ

    の由緒ある龍大本を底本

    としたことが、冒頭に詳

    しく述べられています。

     この龍大本は、足利尊

    氏の執事であり、室町幕

    府の管領となった高こう

    のもろなお

    師直

    の邸宅でも語ったといわれ

    る当代随一の琵琶法師・沙

    門覚一が、640年前の室町

    時代の1371年(応安

    4)に書写させたことか

    ら、「覚一本」とも呼ば

    れています。

    『解體新書全五巻』『徒然草』

     『解體新書全五巻』は、

    江戸時代中期1774年

    (安永3)に170余りが木

    版で初版刷りされたが、

    現存し全巻揃っているも

    のでは、緒方洪庵の「適

    塾」が所有するものなど

    数点だけで、保存状態も

    優れていることから、龍

    大本を筆頭にあげるべき

    だと言われています。

     さらに吉田兼好が鎌倉

    時代末期(1330年頃)

    に著した三大随筆の一

    つ『徒然草上巻』を所蔵

    しています。これは室町

    中期の1490年(延徳

    2)に平忠重が書写した

    写本で、江戸時代になっ

    て多くが出回ったいわゆ

    る「流布本」と比べ、は

    るかに歴史的価値が高い

    ものと言われています。

     これらの貴重書に加

    え、国宝の『類るい

    じゅうこしゅう

    聚古集』

    (平安時代末期に藤原敦

    隆が編纂し、伏見天皇宸しん

    翰かん署名入りの勅撰和歌集

    全十六帖)など、多くの

    重要文化財があります。

     このように、多数の稀

    覯書類を所蔵する大宮図

    書館ひとつ取り上げてみ

    ても、今年で創立373

    年目を迎える龍谷大学の

    歴史の重みを、実感して

    いただけると思います。

    (つづく)校友会事務局

    =

    増田省三

    貴重書の宝庫

    シリーズ龍谷大学の歴史実証③

    江戸時代から併設

    大宮図書館

    ▲『解體新書』全5巻

    ▲『平家物語』全12巻

    〈なぜ龍大に?〉

     高校生の頃から、将来

    は日本語の辞書編纂にた

    ずさわりたいと思ってい

    ました。そこで龍大へと。

    龍谷大学の文学部には

    「日本語日本文学科」が

    あります。私がやりたい

    そのままの学科名だった

    からです。

     深草・西浦町の下宿に

    は6年いました。学部時

    代、落語研究会に所属

    し、授業が大宮に移った

    あとも深草から通い、ク

    ラブボックスに戻ってく

    るという毎日でした。卒

    論や修論のテーマは、い

    ずれも二葉亭四迷などの

    校 友最前線

    小説家を中心とした明治

    言文一致小説の言語につ

    いてでした。

    〝落おち

    けん研〞では「きぬ乃

    家じん丹」と

    いう芸名でし

    た。もっぱら

    ウクレレ漫談

     11年3月に文学部大学院研究科日本語日本文学専攻を修了し毎日

    放送(

    MBS)

    へ入社。アナウンサー室に配属。現在、同社テレビ「ち

    ちんぷいぷい」(

    月曜日)

    と、ラジオ「MBSうたぐみ」にレギュラー

    で出演中。MBSでは3年ぶりの新人アナ。87年宮崎県宮崎市生まれ。

    福島

    暢のぶひろ啓

    さん

    毎日放送アナウンサー

    をやっており

    ました。龍大

    の先輩と漫才

    コンビを組ん

    で、M‐1グ

    ランプリでは

    準決勝に進ん

    だこともあり

    ました。

    〈なぜ放送局へ〉

     毎日放送には一般職と

    して採用されたのです

    が、人事面談の中でアナ

    ウンサーをやらないか

    と、もちろん二つ返事で

    MBS「ちちんぷいぷい」で現地リポートする福島さん

    した。

     私はずっと〝ラジオ

    っ子〞でして、学生時

    代もずっと「ラジオ深

    夜便」なんかを聞いて

    いました。そんなとき

    『2011年新聞・テレ

    ビ消滅』という文春新書

    を読んで、「あっテレビ

    もラジオもつぶれるの

    MBS新人アナです!

    か」と。私はどちらも大

    好きなので、自分が年寄

    りになったとき若い人た

    ちに「俺は昔、テレビや

    ラジオにたずさわってい

    て、こんなことをしてい

    たんだ」と話すことがで

    きたら楽しいなと思っ

    て、放送局を目指しまし

    た。

     今は、関西で午後2時

    55分から放送している

    「ちちんぷいぷい」の中

    で、リポーターを担当し

    ています。コーナーで

    は、祖母も知らないよう

    な古い歌を歌うこともあ

    ります(笑)。これらの

    歌もぜんぶラジオにおし

    えてもらいました。

    〈将来は?〉

     とにかくラジオが好き

    なので、ラジオの番組作

    りにかかわりたいと思っ

    ています。

     「ちちんぷいぷい」

    は、もともとラジオの雰

    囲気をテレビでというこ

    とから、ラジオ出身のス

    タッフが手がけたと聞い

    ています。私は、ラジオ

    には放送の基本がつまっ

    ていると思っています。

     ただ、現在ラジオが衰

    退の道をたどっているの

    は事実です。テレビも新

    聞もこのまま続くのかと

    いう声も、よく耳にしま

    す。では、メディアはイ

    ンターネットだけでいい

    でしょうか。

     やっぱりいろんなメデ

    ィアがあって、それぞれ

    が持つ個性を発揮するこ

    とが、大切だと思いま

    す。ツイッターやフェイ

    スブックだけが「情報

    化」ではないはずです。

    そういう意味でも何とか

    ラジオが残ってほしい

    し、残したい。

     龍谷大学には今後、さ

    らにグレードアップして

    いただきたいと願ってい

    ます。龍大の社会的評価

    が少しでもあがるよう

    に、自分も力になれたら

    いいなと思っています。

    使ってください校友会

    オリジナルマーク

     使用規定に従ってい

    ただいたうえでご使用

    下さい。お問い合わせ

    は、校友会事務局まで。

  • Ryukoku University Alumni News No.74(5)第74号 2012(平成24)年3月10日

    3月12日に大阪府富田林

    市の市民会館で開催され

    る「大切なあなただから

    東日本大震災復興チャリ

    ティーイベント」で販売

    され、収益金はすべて復

    興支援にあてられる。こ

    のイベントには、歌で支

    援を続けるシンガーソン

    グライターのやなせなな

    さん(99年文卒)や、東

    北民謡の語り部・川嶋敏

    子さんらが出演する。

     亘理町での支援ボラン

    ティアから端を発したこ

    の腕輪念珠は、東北と大

    阪の校友が力を合わせる

    ことで完成した。

     「いつもつけていただ

    くことで、私たちは東北

    を忘れないという想いに

    つながってほしい」と山

    内浩朗さん。今後も継続

    して腕輪念珠などによる

    復興支援が行われる。

    後列が奨学生

    校友会奨励生に12人

     2月22日、「龍谷大学の発展

    のために」がテーマの論文募

    集で、校友会は以下の12人の

    学生に奨励金を授与した。

    宮本孝恵(文2)、木村美穂(文

    1)、矢野裕子(文1)、荒木

    美由紀(済3)、雨宮由佳(済

    2)、小野誠(済2)、中田和

    希(済2)、神野知之(営4)、

    上村崇人(営2)、黒田直樹(営

    2)、藤本礼三郎(営2)、川

    本愛莉(国際3)。(数字は学年)

    中川さんの手紙。母校で学んだことの誇りが記されている

    校友会長名、学長名で祝

    電を打ちます。受付は、

    校友会事務局まで。

    ♠♥は校友同士の結婚

    ご結婚おめでとうございます

     氏名 卒年 

    式月日

     木村 雅樹

    10

    9-

     万野 清香

    04

    9-

     伊集院優美

    08

    9-

    10

     宗田

     健一

    98

    10-

     岡

     理恵子

    99

    10-

    ♠三浦

     正剛

    04

    ♥西村

     祐子

    04

     本田

     正恵

    04

    10-

     古川

     将蔵

    04

    10-

     伊藤

     順子

    98

    10-

    29

     高柳

     光男

    87

    11-

    ♠靜谷

     祐輝

    07

    ♥安川

     真梨

    08

     佐々木寛典

    00

    11-

     中平

     浩子

    00

    11-

    ♠田中

     達

    05

    ♥田尾

     仁美

    05

     藤津

     智規

    07

    11-

     鈴木

     亮

    01

    11-

    12

     下川

     幸恵

    04

    11-

    12

     助田

     千恵

    08

    11-

    19

     石田

     直幸

    86

    11-

    23

     茂木

     長武

    98

    11-

    24

     月木

     将裕

    00

    11-

    26

     寺井

     優美

    05

    11-

    26

     山田

     勇気

    02

    12-

     富崎

     涼子

    08

    12-

     藤室あすみ

    05

    12-

    11

     池田

     有一

    03

    12-

    17

     中島

     香

    06

    1-

    21

    ♠橋本

     昌樹

    09

    ♥滝川

     裕子

    08

     青山友香里

    07

    2-

    25

     物部玲伊子

    09

    2-

    25

    靜谷祐輝さんと安川真梨さん

    中川正文さん

    追 悼

     児童文学者の中川正文

    さんが、昨年の10月13日

    に亡くなった。21年(大

    正10)奈良県生まれで、

    90歳だった。中川さんは

    41年(昭和16)に龍谷大

    学専門部を、戦争のため

    繰り上げ卒業して陸軍船

    舶輸送艇に乗船。終戦と

    共に46年に文学部国文学

    科へ入学。49年に卒業し

    て京都女子大学に勤務

    し、教鞭をとる。影絵劇

    団「京都女子大学子ども

    の劇場」を主宰し、サン

    トリー地域文化賞などを

    受賞した。

     その後、千里万博にあ

    った大阪府立国際児童文

    学館の館長に就任。また

    伊藤整、遠藤周作と共に

    第1回アジア・アフリカ

    作家会議日本代表をつと

    めたことも。02年(平成

    14)には龍谷賞を受賞。

     中川さんは亡くなる直

    前まで児童文学作品を書

    き続け、18歳ではじめて

    原稿料を手にして以来、

    およそ70年間にわたって

    児童文学と共に歩んだ人

    生だった。

     龍谷大学校友会事務局

    には、6冊の中川さんの

    童話が保管されている。

    すべて中川さんが事務局

    を訪れた折りに寄贈して

    いただいたもので、裏表

    紙にはご本人のサインが

    記され龍谷大学への想い

    いを綴った手紙なども添

    えられている(写真)。

     著書は数多く『ごろは

    ちだいみょうじん』や『い

    ちにちにへんとおるバ

    ス』『ねずみのおいしゃ

    さま』などが今も読み継

    がれている。

    子どもと共に歩み

    続けた児童文学者

    10-

    811-

    311-

    5

    2-

    8

    倒壊家屋の柱で「腕輪念珠」

    大震災ボランティアで東北と大阪の校友が連携

     東日本大震災で倒壊し

    た家屋の柱から、復興支

    援のちいさな「腕輪念珠」

    が誕生した。制作したの

    は東北と大阪の校友グル

    ープだった。

     昨年夏、大阪府下在住

    の僧侶グループがボラン

    ティアとして宮城県亘わたり理

    町に入った。活動拠点と

    なったのは、徳力賢隆さ

    ん(75年文卒・旧姓泉山)

    が住職をつとめる同町の

    浄土真宗本願寺派眞光寺

    だった。

     ちなみに徳力賢隆住職

    の義父・義円さんは43年

    (昭18)専門部卒で、子

    息の義隆さんは文学部真

    宗学科2年生、親子3代

    にわたるいわゆる〝龍谷

    ファミリー〞である。

     昨年夏のこと、亘理町

    へボランティアに入った

    大阪の僧侶グループの中

    から、大震災で倒れた家

    屋の柱で腕輪念珠ができ

    ないかというプランが出

    された。ただし、そのた

    めには東北在住の協力者

    が必要である。運よく福

    島県相馬市の校友・只野

    澄夫さん(69年済卒)を

    知る校友がいた。連絡を

    受けた只野さんは、すぐ

    に眞光寺の徳力さんのも

    とに出向いて、木材を入

    手し大阪へ送った。しか

    し、津波による塩害で、

    使用に耐えられる念珠が

    できないことが判明し

    た。只野さんは再び亘理

    町の徳力さんのもとへ。

    その結果、家屋を支えて

    いた固いケヤキの柱約150

    ㎏を入手する。只野さん

    が大阪へ車で搬入したの

    は、11月末のことだった。

     これによって大阪の田

    毎宣隆さん(95年文卒)、

    井元秀典さん(92年文卒)

    津田隆志さん(85年短

    卒)、山内浩朗さん(93

    年文入学)らが中心とな

    ってこの企画が進めら

    れ、地元の仏壇店の協力

    を得て立派な腕輪念珠が

    完成した。その数は約300

    にのぼる。

    完成した腕輪念珠

     復興支援のシンボルに

    もなるこの腕輪念珠には

    「想3・11」と記され、

    チャリティー

    イベントで販売

    校友●Who's Who

    三浦 明利さん奈良県・光明寺住職でシンガーソングライター

    三浦明利(みうら・あかり)=2011年に龍谷大学文学研究科(真宗学)修士課程修了。在学中、バンドMoga Hoopで、全国規模のコンテストでグランプリ受賞。08年に浄土真宗本願寺派光明寺の住職に就任。11年7月には「ありがとう~私を包むすべてに~」でメジャーデビュー。龍谷総合学園記念曲作曲を担当。テレビ等のメディアでも活躍中。3月11日CD「被災地からのありがとう」を全国リリース。

    仏教と音楽

     私はお寺の一人娘とし

    て幼い頃から、楽しそう

    に活動する両親の姿を見

    てきたので、お寺にあこ

    がれていました。だから

    仏教にずっと触れていた

    いという思いで龍谷大学

    へ。文学部では近代以降

    の仏教音楽の歴史がテー

    マでした。仲間と共に「M

    oga Hoop」というバ

    ンドを組んで活動し出し

    たのも学部時代でした。

     ところが大学院で仏教

    音楽を学んでいたときの

    ことです。インドで起こ

    った仏教が中国を経由し

    て日本に渡ってきます

    が、仏教はいつも音楽と

    共にある歴史であったこ

    とに気付かされました。

    金子大栄さん(明治期の

    真宗大谷派学僧)は「光

    と音楽は浄土の二大荘しょう

    厳ごん」と述べておられるよ

    うに、経典の中には、多

    数の音楽に関する記述が

    登場します。音楽と仏教

    は密接に関わり合うもの

    なのです。

    「ありがとう」の想い

     昨年7月に「ありがと

    う〜私を包むすべてに

    〜」というCDでメジャ

    ーデビュー致しました

    が、龍谷大学での学びが

    なかったら、今のように

    僧侶として歌うことはな

    かったと思います。仏教

    と音楽はきってもきれな

    い関係にあることを学ば

    せてもらったおかげで、

    〝二足のワラジ〞ではな

    く、僧侶である私と、歌

    う私は一本の道であるこ

    とに気づかされました。

     3年前に住職にならせ

    ていただいて以来、ワク

    ワクとした気持ちで毎日

    の月参りなどをさせてい

    ただいています。「自分

    の力でよくやった」と勘

    違いをしていた私がいま

    した。しかし、仏教を聞

    かせていただく中で、ふ

    と気付かせて

    もらったのは、

    私の今がある

    ことは、すべ

    て私の力によ

    るものではな

    かったという

    ことでした。

     今、私がお

    坊さんとして

    何とかやって

    いけるのは、

    ご門徒さんや

    母、友人、そ

    うした多くの

    人々の支えが

    あってこそだ

    と思ったので

    す。さらに阿

    弥陀さまの大きな大きな

    願いに包まれています。

    そのことの一切を「あり

    がとう」という曲に込め

    させてもらったのです。

    世界中の人々へ

     昨年のことです。仙台

    別院にある本願寺ボラン

    ティアセンターを通して私

    に一通の詩が届きました。

    詩の作者は、今回の大震

    災で津波被害を受けた宮

    城県名取市閖ゆり

    あげ上地区のあ

    る女性でした。その女性

    は「津波で何もかも流さ

    れてしまったけれど、日本

    中、いや世界中の人々が

    温かい支援の手をさしの

    べて下さったおかげで、

    私たちは笑顔になること

    ができました。だから日

    本中、世界中の人々に被

    災地からの〝ありがとう〞

    を届けたいのです」とお

    っしゃいました。

     彼女の自宅があった場

    所へ行きました。何もな

    い砂漠のような被災地か

    ら、ポッと花が咲くよう

    に「ありがとう」という

    言葉が生まれてきたこと

    に衝撃を受けました。昨

    年十二月、閖上の日和山

    の前で彼女を前にして

    「被災地からのありがと

    う」を歌わせていただき

    ました。

     被災地からのありがと

    うを、お届けするお手伝

    いができればと願っていま

    す。※CDは3月11日全国

    リリース

    自坊の光明寺本堂で三浦さん

    字は三浦明利さん

  • Ryukoku University Alumni News No.742012(平成24)年3月10日 第74号(6)

    指方恭一郎さん

    書き下ろし歴史

    小説を次々発表

    羽溪

    了さんの

    「異邦人」が

    「日展」で特選

    池永悠紀雄さん

    関西六大学野球

    連盟理事長に

     広島県の安楽寺前住職

    で校友会広島県支部事務

    局長をつとめる登世岡浩

    二さん(52年文卒)が昨

    秋、タイ王室の「マヒド

    ン・ワラヌソーン賞」を

    受賞した。この賞は社会

    活動などに貢献した人に

    贈られるもので、日本人

    の受賞は3人目。登世岡

    さんは94年(平

    6)からタイ北部

    農村の貧困児童の

    就学支援に着手し、

    06年から10年には

    広島日タイ友好協

    会会長として活躍

    した。

     同協会による寄付金は

    昨秋までで約6千万円、

    支援した児童は約

    1500人にのぼる。「私

    というより協会として頂

    いた賞。募金して下さっ

    た多くの方々、各種団体

    のおかげです。今後も活

    動していきたい」と登世

    岡さん。

     一昨年、城山三郎経済

    小説大賞を受賞した指さし

    かた方

    恭一郎さん(85年文卒・

    本名=日野真人)が昨年

    5月、『銭の弾もて秀吉

    タイで受賞した登世岡さん

    『麝香ねずみ』(文春文庫)を撃て』(ダイヤモンド

    社)でデビューすると共

    に、次々と書き下ろしの

    歴史小説を発表している。

     昨年秋から文春文庫の

    「長崎奉行所秘録・伊立

    重蔵事件帖」シリーズと

    して9月には『麝じゃ

    こう香ねず

    み』(写真)、10月には『出

    島買います』、12月には

    『砂糖相場の罠』の3冊

    (定価610〜620円税込)が

    発刊された。

     このシリーズは

    主人公である長崎

    奉行所の与力格・

    伊立重蔵が奉行所

    の特命により、当

    時唯一の海外交易

    拠点だった長崎に

    潜入して事件や謎

    をあばくというもので、

    北九州在住の指方さんな

    らではの作品。

     昨年10月から12月にか

    けて開催された日本最大

    の総合美術展「第43回日

    展」の日本画部門で、羽は

    溪たに了さん(84年文卒)が

    初の特選を受賞した。羽

    溪さんは高校時代から日

    本画をはじめ、堂本印象

    画伯の門下生による「東

    丘社」に所属し、88年(昭

    63)に「日展」初入選を

    はたして以来、数々の作

    品に取り組んできた。

     今回、特選となった「異

    邦人」についての審査所

    特選作品の「異邦人」

    感には「世界

    中が閉塞感漂

    う今日此の頃、

    老人が夕暮れ

    の教会をバッ

    クにワイング

    ラスを持ち、

    何か言いたげ

    な表情が良く

    描かれている作品であ

    る」と評されている。

     関西六大学野球連盟の

    常務理事の池永悠紀雄さ

    ん(63年文卒)が今年の

    1月1日付けで、同連盟

    の理事長に就任した。龍

    谷大学の職員時代、硬式

    野球部の01年(平13)秋

    期リーグで、足立兼敏監

    督(72年文卒)にかわっ

    て監督代行をつとめた経

    験がある。その年、見事

    に優勝を果たした。

     池永さんは高校、大学

    と野球の経験はないが、

    野球部長として長年チー

    ムを支えてきた実績があ

    る。野球部員である前に、

    まず立派な大学生になっ

    てほしいというのが、池

    永さんのモットー。関西

    六大学から大学野球日本

    一のナイン誕生が期待さ

    れている。

    池永さん

    登世岡浩二さん

    タイ王室から

    児童支援で表彰

    支部ハワイ南カリフォルニア北カリフォルニア

    支部パナソニックグループ(紫松会)寝屋川市市役所(紫友会)尼崎市市役所支部(龍翔会)門真市市役所支部(紫門会)マスコミOB会職業会計人グループ(RAS)矯正施設支部(ぎんなん会)教誨師・篤志面接委員(桐友会)

    学部文学部・短期大学部経済学部経営学部法学部理工学部社会学部国際文化学部

    支部長名松本 エリック達雄中垣 絋道小杭 好臣

    支部長名丸山 竹司岡本 和博今村 博史松下 司乾 勉尾崎 春樹畠山 晃朗吉光 宏昭

    同窓会会長釋 晃湯口 博阪口 新太郎町田 徳男木林 哲正荒川 林太郎神先 明日香

    学内窓口担当者若林 雅子山川 剛史松尾 修村上 孝弘内田 順子乗金 悟山内 めぐみ

    学内窓口60・文69・済76・営80・法94・理工93・社00・国

    00・文99・済87・営86・法98・理工02・社01・国

    連絡先丸山 竹司岡本 和博高木 健司松下 司田中 岳志尾崎 春樹山本 雄一吉光 宏昭

    自宅寝屋川市役所内尼崎市立青少年センター内 児童課門真市役所

    自宅大阪少年鑑別所内自宅

    支部長支部長事務局長支部長事務局長支部長事務局長支部長

    76・法81・法91・法77・法92・済71・営94・法60・文

    06-6334-6675072-824-118106-6429-304206-6902-1231080-2362-7036075-645-1601072-233-332606-6302-7950

    連絡先91・院了62・文62・文

    76・法81・法80・法77・法72・済71・営64・社60・文

    <学部同窓会>

    <職域支部>

    <海外支部>

    <地域支部>支部北海道支部東京支部神奈川県支部愛知県支部富山県支部石川県支部福井県支部岐阜県支部奈良県支部三重県支部和歌山県・海南有田支部滋賀県・中主支部大阪・枚方支部大阪・中央支部大阪・北大阪支部兵庫県・神明支部兵庫県・姫路支部兵庫県・丹篠支部鳥取県支部岡山県支部広島県支部山口県支部香川県支部愛媛県支部徳島県支部高知県支部大分県支部鹿児島県支部熊本県支部

    支部長名海野 英爾西來 武治佐々木 俊博八木 勇達青山 祐玄日野 幹丸藤原 有仁坂口 祐紹上野 道善望月 演(支部長代理)山西 寛福永 恵順田口 敬規山﨑 一夫堤 清貢廣橋 岳登菅 義成酒井 勝彦衣笠 告也佐々木 文麿神鳥 誠藤谷 光信鎌田 紀夫嶋 潔細川 浄忍岡崎 豊大在 淳空岡野 龍信黒田 宏信

    連絡先石井 伸和西來 武治佐々木 俊博横井 昭篁 暢松浦 顕雄馬場 正大辻 信昭山本 潤東 和生宮井 功木村 優田口 敬規山藤 宗城堤 清貢井藤 圭湍菅 祐範篠倉 庸良西村 耕一林 俊輔坂山 顕之羽嶋 豪太郎三野 正博松本 正見来見 明信壬生 邦昭高尾 正音岡野 龍信高千穂 哲也

    事務局長支部長支部長事務局長事務局長副支部長事務局長事務局長事務局事務局長事務局長事務局長支部長事務局長支部長事務局長理事事務局長事務局長事務局長理事事務局長事務局長事務局長事務局長事務局長事務局長支部長事務局長

    自宅神奈川県支部 事務オフィス横井定(株)富山別院石川県立鹿西高等学校学校法人北陸学園岐阜別院内薬師寺内自宅自宅

    枚方市議会議員

    自宅自宅(株)ささめ針

    岡山県立岡山芳泉高等学校広島別院内自宅

    西法寺自宅

    自宅本龍寺仏厳寺

    69・文53・文74・文81・済63・文62・文70・文84・文62・文62・文71・済52・文98・文72・法72・営58・文58・文66・文75・文62・文72・文60・文55・文77・営54・文80・法58・文81・文71・文

    78・文53・文74・文76・営98・院了83・文86・文94・短08・文74・文80・済91・文98・文69・済72・営68・文96・文76・営97・社82・文96・短73・法91・法97・文72・文80・法88・文81・文87・文

    090-8425-141403-5386-8651044-522-3252052-852-3211090-3943-7366090-3766-58830776-23-0321058-262-02310742-33-6001059-229-63540737-62-2667090-9544-0179080-3768-7056090-8754-8289080-2404-1536078-911-3755079-236-2369090-1582-2576090-4802-7887086-264-2801082-231-03020834-62-5012090-6881-8838089-931-5773088-625-3690090-9459-56370973-24-80650996-56-0337096-322-7715

    校友会事務局

    校友会事務局075-645-2015

    075-645-2015

    日時 4 月 13日(金) 4 月 13日(金) 4 月 21日(土) 4 月 28日(土) 4 月  5 月 11日(金) 5 月 12日(土) 5 月 20日(日) 5 月 21日(月) 5 月 25日(金) 5 月 26日(土) 5 月 26日(土) 5 月 26日(土) 5 月 27日(日) 5 月 5 月 6 月 3日(日) 6 月 9日(土) 6 月 9日(土) 6 月 11日(月) 6 月 12日(火) 6 月 14日(木) 6 月 16日(土) 6 月 23日(土) 6 月 7 月 7日(土) 7 月 7日(土) 7 月 28日(土) 7月中旬 7月中旬 8 月 4日(土) 8 月 11日(土) 8 月 9日~14日 8 月 24日(金) 8 月 9 月 1日(土) 9 月 1日(土) 9 月 15日(土) 9 月 17日(月・祝) 9 月 19日(水) 9 月10月 7日(日)10月 13日(土)10月 15日(月)10月 19日(金)10月 27日(土)10月 27日(土)10月 27日(土)10月11月 3日(土)11月 4日(日)11月 4日(日)11月 23日(金・祝)11月11月12月 1 月 20日(日) 1 月 2 月 24日(日) 2 月 2 月 3 月 14日(木) 3 月 15日(金)

    区分大学・校友会本部大阪・北大阪支部尼崎市役所支部(龍翔会)大阪・北大阪支部北海道支部ハワイ支部和歌山・海南有田支部大阪・北大阪支部校友会本部兵庫県・丹篠支部奈良県支部東京支部大阪・中央支部三重県支部寝屋川市役所支部(紫友会)北海道支部愛知県支部神奈川県支部・ハワイ支部岐阜県支部ハワイ支部ハワイ支部・神奈川県支部教誨師・篤志面接委員支部(桐友会)大阪・北大阪支部神奈川県支部香川県支部職業会計人グループ(RAS)経営学部同窓会岐阜県支部和歌山・海南有田支部山口県支部大阪・北大阪支部南カリフォルニア支部法学部同窓会愛知県支部大阪・中央支部大阪・北大阪支部愛媛県支部法学部同窓会兵庫県・姫路支部校友会本部福井県支部大阪・北大阪支部大阪・北大阪支部南カリフォルニア支部大阪・北大阪支部社会学部同窓会国際文化学部同窓会大学大阪・中央支部校友会本部大学校友会本部神奈川県支部大阪・北大阪支部寝屋川市役所支部(紫友会)北カリフォルニア支部大阪・北大阪支部東京支部社会学部同窓会教誨師・篤志面接委員支部(桐友会)教誨師・篤志面接委員支部(桐友会)各学部同窓会各学部同窓会

    イベント内容新入生ふるさとタイム第3回北大阪支部ゴルフコンペ龍谷大学関連施設視察ツアードイツワイン試飲会公開講演会パシフィク ブディスト アカデミー卒業式総会・懇親会降誕会(本願寺参拝・龍谷ミュージアム見学・祝賀能)校友会賞授与式総会総会・講演会・東大寺ミュージアム見学総会総会総会総会総会総会・講演会・懇親会~13日:ハワイ支部交流訪問・情報交換会~10日:古都奈良文化財巡り龍谷大学校友会員親睦ゴルフ大会総会・ハワイ支部10周年祝賀会・神奈川県支部交歓会総会・研修会・意見報交換会奈良古都巡り総会・講演会・懇親会総会龍谷大学校友会・無料税務相談室経営学部在学生奨学助成金制度面接・選考会総会・講演会出前講座総会~5日:高槻祭出店屋外ブランチ親睦会第27回ドイツ・ロマンチック街道ツアー納涼会第3回 キッズサンガ子ども工作教室納涼祭総会・懇親会法学部合同同窓会設立40周年記念式典総会・講演会・懇親会 ゲスト(やなせなな)9月度卒業生・修了生入会歓迎祝賀会総会・懇親会総会落語会(林家染二独演会)物故者追悼法要・親睦会第4回 北大阪支部コンペ社会学部 卒業15周年のつどい(1998年度卒者対象)総会・「卒業生・恩師の集い」(予定)ホームカミング・デー第2回 本町音楽祭 IN北御堂第28回全国支部長会ホームカミング・デー校友会 総会・龍谷賞授賞式望年会(ボーリング大会・懇親会)5大学(龍大・関大・関学・同志社・立命)対抗親睦ゴルフコンペ京都散策総会・懇親会・龍大語学留学生との交流会新年会新入会員歓迎&年賀会社会学部同窓会設立20周年記念式典17日または21日 研修会18日または22日 施設参観新入会員歓迎パーティー(文・短・済・営・法)新入会員歓迎パーティー(理工・社・国)

    場所深草キャンパス茨木国際カントリー龍谷大学キャンパス・龍谷ミュージアム他茨木市ヘレンベルガー・ホーフ(株)未定Japanese Cultural Center of Hawaiiかどや食堂西本願寺深草 顕真館丹波市柏原町「喜作」東大寺・東大寺ミュージアム築地本願寺大阪 北御堂津村別院津村ホール三重県名張商工会議所「アスピア」未定未定名古屋市 ウィンク愛知ハワイ:ホノルル奈良:薬師寺・唐招提寺ハワイ:パールリッジ カントリークラブハワイ:ホノルル アラモアナホテル(予定)奈良 浄教寺・ホテル藤田奈良横浜ワークピア(予定)高松市内(未定)深草キャンパス深草キャンパスホテル グランヴェール岐山和歌山県立耐久高校周南市高槻市FRIENDLY HILL COUNTRY CLUBミュンヘン・オーストリア方面名古屋市アサヒスーパードライ名古屋大阪 北御堂津村別院津村ホール茨木:ミュンヘン光月亭宝塚大劇場・宝塚ホテル姫路市 キャッスルホテル深草キャンパス未定茨木市役所 スカイホール大阪 御堂会館ORANGE仏教会新大阪カントリー瀬田キャンパス 瀬田キャンパス瀬田キャンパス 大阪本町北御堂津村別院津村ホール京都ロイヤルホテル&スパ深草キャンパス深草キャンパス 顕真館未定(後日HPにて告知)関西カントリークラブ京都バークレー浄土真宗センター総持寺:がんこずしNHK青山荘京都市内(予定)三重県刑務所・宮川医療少年院三重県刑務所・宮川医療少年院各学部により異なります各学部により異なります

    2012年

    2013年

    2012年度龍谷大学校友会行事〈予定〉 大学・各学部同窓会主催行事も含む 詳細は随時、校友会ホームページでご案内しています。

    2012龍谷大学校友会 地域支部一覧

    法学部同窓会40周年特別企画 第2弾

    ドイツ・ロマンチック街道とミュンヘン6日間の旅

    2012年8月9日(木)~8月14日(火)関空発着:6日間。お一人 185,000円(予定)(燃料チャージ・空港税別)ホテル=スーペリアクラス12日夜は同窓会主催晩餐会予定。必ずHPで詳細を確認下さい。(4月中旬アップ予定)申込み・問合せ=JTB西日本京都法人部(担当・村川)Tel.=075(365)7723

  • Ryukoku University Alumni News No.74(7)第74号 2012(平成24)年3月10日

     文学部・短期大学部同

    窓会のホームページが完

    成した。会長挨拶や役員

    名簿・会則・同窓会の活動、

    クラスや学年別同窓会の

    報告、同窓会への助成金

    制度とその申請方法、施

    設利用案内など、もりだ

    くさんの内容で、同学部

    の卒業生にとってはうれ

    しいニュースだ。龍谷大

    学校友会のホームページ

    にもリンクしている。 

    これまで校友会報で掲載

    されてきたクラス、ゼミ、

    学年の同窓会報告は、こ

    のホームページに掲載さ

    れる。

    ホームページ完成

    クラスやゼミ同窓会を

    HPに掲載

    瀬田で少年野球大会

    カルガリー大学との

    交換留学生を支援

     経済学部同窓会では昨

    年の12月4日、恒例とな

    った宝ヶ池ブロック少年

    野球対抗交流大会(経済

    学部同窓会長杯)を瀬田

    球場で開催した。この日

     徳島県支部では10月

    2日に11年度(平23)の

    総会を、徳島市内の笹乃

    庄(校友経営の日本料理

    店)で17時から開催した。

     続いて龍谷大学社会

    学部の李相哲教授を講

    師に「北朝鮮問題と東ア

    ジアの今後を読む」と題

    した講演会を開催。

     そのあと懇親会とな

    り「樹徳寮歌」が披露さ

    れるなど、大いに盛り上

    がった。

     なお、この総会、講演

    会の案内は徳島新聞に

    も掲載された。

    文・短同窓会のホームページ

    地域支部の集い

    文学部

    短期大学

    同窓会

    経済学部同窓会

    法学部同窓会

    社会学部同窓会

    同窓会設立40周年で

    9月に宝塚大劇場

    貸切り観劇と祝賀会

    同窓会20周年で

    来年2月24日

    京都市で祝賀会

     今春に設立40周年を迎

    える法学部同窓会では、

    9月15日(土)に宝塚大

    劇場(定員2700人)

    を借り切って観劇、その

    あと宝塚ホテルで祝賀パ

    ーティーを開催する。詳

    細は法学部ホームページ

    を参照するか、本会報に

    同封の「法学部同窓会会

     社会学部同窓会が来年

    で20周年を迎える。そこ

    で13年(平成25)2月24

    日(日)、京都市内の大

    手ホテルで20周年記念祝

    賀会が開催される。

    徳島県支部

    大阪・中央支部

          総会

    講演会・懇親会開催

    津村別院で第1回

    本町音楽祭を開く

    総会とバークレーで

    龍大留学生と交流会

     11年10月9日大阪・中

    央支部では、初めての試

    みとして「本町音楽祭」

    を開催した。当日は晴天

    にめぐまれ、また「御堂

    筋カッポ」(歩行者天国)

    の開催日でもあり、約

    40万人の人出があった。

    この人出の好機をとら

    え、龍谷大学の宣伝を兼

    ねて今回の催しを開催

    した。演奏は龍谷大学卒

    業生や関係者で、演奏内

    容は、日頃聞く機会のな

    いチェンバロ演奏に始

    まり、音楽、JAZZコ

    ンボ演奏、そして最後は

     北カリフォルニア支部

    では11年12月8日、バーク

    レー浄土真宗センターで

    留学生支援の集いを開催

    しました。同センターには

    龍谷大学のオフィスがあ

    り、25名ほどの龍大生が英

    語を学んでいます。そこで、

    勉強を頑張っている後輩

    たちを応援しようという

    ことで、支部の総会と懇親

    会の機会に留学生との交

    流会もちました。

     交流会ではスタンフォ

    ード大学日本語講師の斉

    藤百恵氏(99文卒)が学生

    のためにスピーチをし、そ

    迫力満点のビッグバン

    ド演奏で締めくくって

    いただいた。ホール一杯

    のお客様からアンコー

    ルがかかるなど、ビッグ

    バンドを満喫していた

    だいた。龍大の校友会は

    こうした催しもあるの

    だと感じていただけた。

     出演者の皆様をはじ

    め、別院前にて音楽祭の

    チラシ配りをしていた

    バークレー浄土真宗での

    スピーチを聞く留学生

    国宝飛雲閣で

    の後食事をしながら歓談

    となりました。校友会員特

    製のカレーとおでんをふ

    るまったところ、学生達は

    ひさしぶりの日本の味を

    口にして、とても喜んでく

    れました。後輩の龍大生の

    ためになることができ、た

    いへん実りのある会とな

    りました。(古本竜太)

    西本願寺参拝と龍谷

    ミュージアム見学

    奈良龍大会

    龍翔会

    北カリフォルニア支部

     昨年12月11日、奈良龍

    大会(校友会奈良県支

    部)が懇親交流会を行っ

    た。まず午後2時から親

    鸞聖人750回大遠忌法要

    開催でにぎわう西本願

    寺御影堂を参拝し、国宝

    の書院や能舞台、飛雲閣

    を拝観したあと、昨春オ

    ープンした龍谷ミュー

    ジアムに入館し、開館記

    念の「釈尊と親鸞」展を

    見学しました。

     その後、会場を校友の

    お店(料理処はな=左京

    区川端二条上ル)に移し

    て懇親会を開催し、約40

    人の校友が食事をとり

    ながら談笑しました。

         第3回

    新会員歓迎と校友

    年賀会を青山で

    校友のための「無料税務相談室」7月開催

     龍谷大学校友会東京支

    部では第3回新会員歓迎

    &校友年賀会を1月19日、

    NHK青山荘で開催しま

    した。校友会の三村峯男

    会長、村上太胤副会長、

    湯口博副会長、龍谷大学

    東京オフィスの橋本正義

    室長など来賓のご列席の

    もと46名の校友が集いま

    した。

     西來武治支部長、来賓

    の方々の挨拶に続き、ご

    縁の会幹事・久保智弘さ

    ん(98年文卒)の発声で

    乾杯、美味しい食事を囲

    んでの歓談、「東京支部

    恒例一人一分〝円陣自己

    紹介〞」を行いました。

    この後、ゲストイベント

    として昨年第22回龍谷奨

    励賞を受賞した水中写真

    家の鍵井靖章さん(93年

    法卒)に、目にも鮮やか

    な色彩の映像で世界各地

    での作品や活動紹介して

    いただきました。最後に、

    元応援団の小寺卓史さん

    (69年済卒)の前口上で

    逍遥の歌、学歌を全員で

    斉唱し、名残りを惜しみ

    ながら会を締めていただ

    きました。

     また、多くの校友の皆

    さまから素敵な福引の景

    品を提供いただきました

    こと、心より御礼申し上

    げます。(東京支部年賀

    会実行委員

     山田浄行)

    ハワイ支部10周年で

    交流会。神奈川県支部

    広く校友へ呼びかけ

    ・集合場所=ハワイ・オ

    ワフ島の本願寺ホノルル

    別院(参加者は6月9日

    中に各自ホノルル着)。

    ・交流スケジュール=6

    月10日朝にホノルル別院

    日曜礼拝参拝。11日は校

    友会員他とのゴルフコン

    ペ。6月12日=ハワイ支

    部10周年祝賀会。

    ・参加申し込み=3月末

    まで校友会神奈川県支部

    長の佐々木俊博さん(Fax

    044・511・9280)

    まで。

    申込書は神奈川県支部の

    ホームページから印刷可。

        3キャンパス

    ツアー参加者募集中!

    バスで4月21日に

    今春に定年退職

    される先生

    2012年3月31日

     校友会職域支部の尼崎

    市役所「龍翔会」が以下

    の要領でバスツアーを行

    う。参加希望の校友はふ

    るってお申し込みを。

    〈開催日〉4月21日(

    土)

    〈集合〉尼崎市役所本庁

    西側の点滅信号前に8時

    45分

    〈対象〉尼崎市在住もし

    くは勤務の校友。

    〈募集人数〉約40人。多

    数の場合は厳正なる抽選

    を行い、当選者のみご連

    絡いたします。

    〈行程〉尼崎市役所↓西

    本願寺↓大宮・深草キャ

    〈文学部〉

      市村 卓彦教授

      海谷 則之教授

      岡崎 晋明教授

    〈経済学部〉

      河村 能夫教授

      高田 美徳教授

      寺田 宏洲教授

    〈法学部〉

      桂  文子教授

      武久 征治教授

      平野  武教授

    〈理工学部〉

      西原

     弘訓教授

      堀川

      武教授

    〈社会学部〉

      大友

     信勝教授

      川田 譽音教授

    職域支部の集い

    ンパス↓瀬田キャンパス

    ↓尼崎市役所17時解散。

    〈参加費〉2千円。昼食

    代含む。※当日現金で徴

    収いたします。

    〈申込方法〉官製ハガキ

    で住所・氏名・勤務先・

    電話番号。卒業年度と学

    部を記入のうえ左記へ。

    4月10日必着。

    〒661‐0025尼崎

    市立花町3‐6‐13‐103

    龍翔会・高木まで。

     校友のための「龍谷大学校友会・無料税務相談室」を下記の要領で開設します。〈日時〉2012年(平成24)7月7日(土)    午後2時~5時。〈場所〉龍谷大学深草キャンパス内にて。〈担当〉校友会職業会計人グループRAS(龍大卒の税理士)。近畿税理士会所属会員。〈予約〉7月5日までの事前予約。 連絡先(事務局)=尾崎春樹税理士事務所    ☎075・645・1601 なお、税理士法により守秘義務が課せられており、将来にわたりあなたの相談内容を他に洩らすことはありません。〈回答〉原則、口頭による一般的な説明。税理士(税理士法人)に依頼されている方は、当相談室をご利用いただけません。

    深草キャンパス開設50周年を祝う

     龍谷大学では昨年、深草学舎開設・経済学部創設50周年を迎えた。11月6日、顕真館で記念式典と講演会(世界の中の日本=中谷巌氏)を開催。祝賀会ではOB教員など懐かしい顔ぶれが並び、互いに50周年を祝い合った。

    写真右から赤松学長、門川京都

    市長、橘龍谷大学理事長、京都

    府知事代理、西本経済学部長

    http://www.ryukoku-buntan.jp

    だいた方々に御礼申し

    ます。(山﨑支部長記)

    は多くの龍谷大学硬式野

    球部員が、少年たちを指

    導した。

     また経済学部同窓会で

    は、龍谷大学とカナダの

    名門校カルガリー大学と

    の協定にもとづく交換留

    学生のサポートを行って

    いる。具体的にはカルガ

    リー大学へ留学する龍大

    生と、カルガリーからの

    留学生に対して奨学金を

    贈り、充実した留学にな

    るよう支援している。

    員向けご案内」をご覧く

    ださい。

    ※公式Facebook

    ページ

    開設

    東京支部

  • Ryukoku University Alumni News No.742012(平成24)年3月10日 第74号(8)

     来年で創業50周年を迎

    える「味処船場」。三代

    目の藤井真介さん(01年

    法卒=上田勝美ゼミ)が

    店長として腕をふるう。

    震災被害の中で

     このたびの大震災で福

    島県の太平洋沿岸の地域

    は大きな被害を受けまし

    た。相馬市、南相馬市、

    飯舘村、双葉郡の双葉

    町、浪江町、大熊町、富

    岡町で構成される「相馬

    組」という本願寺派(西

    本願寺)の地域ブロック

    があります。この相馬組

    には10ヶ寺あり、被害が

    少なかったのは3ヶ寺の

    みでした。とくに海岸沿

    いの原釜、松川浦、岩ノ

    子、磯部地区一帯の津波

    被害は夥しく、町はまこ

    とに無残な姿に化しまし

    た。

     津波だけではありませ

    ん。浪江町の正西寺(真

    宗大谷派)で住職をつと

    める私の次男(小丸真司

    さん)は、家族と共に放

    射能汚染で着の身着のま

    ま避難所に移りました。

    三男(細川雅美さん=81

    年文卒=旧姓・松山)が

    住職の宮城県石巻市門脇

    町の称法寺では、周辺の

    家屋がことごとく流さ

    れ、本堂などの屋根と枠

    組みだけが、かろうじて

    瓦礫の中にポツンと建っ

    ているという状況です。

    三男は地元に一人残り、

    復興に立ち向かっていま