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変換する極意とは
TOEIC®テスト新形式問題対策
「難しい」を「易しい」に
TOEIC®テスト対策の「ヒロ前田」氏に聞く!!新形式問題への対応法をズバリ語る、怒涛の2時間半!
2016.9
(すでに、新形式対応セミナーを、全国7都市計8回を実施)
新形式問題の特長を一言でいうとどういうことですか?
今までのものに比べれば、英語体験が豊富な人ほど得をするような問題が増えている。ということですね。
ヒロ前田氏
日常的に「日常英語に触れる時間を増やす!」
〈新形式には、問題文に日常表現・慣用表現が多い。〉
〈英語ニュースやドラマなどで、読む・聞く・声にするを楽しもう〉
つまり!
早い話、新形式問題は、これまでとどう違うのですか?
TOEIC®テスト主催団体は、新たに「よりオーセンティック(実際的)な、コミュニケーション」を掲げました。
ヒロ前田氏
これを具体的かつ端的に言えば、リスニングにおいては、数人の複雑な会話についていけ
るか?リーディングにおいては、記述の内容から文脈を読み取れるか?などが問われています。
そうです、新形式問題においては特に、「文脈を理解する」この点を、重視しているのです。
そこで!「文脈を理解する」ことに強くなるためには、〈日常的に、興味のある分野の英語の本を読む。音声+映像の映画やドラマに親しみ英語耳をつくる〉。この2点をオススメします。
そして!実際のテストでは、たとえ知らない単語があっても、分かる単語から内容を推測し「文脈を理解する」ということが大事です!まずは「新形式」の公式・非公式などの問題集で、準備・練習をしましょう。
Par t3、4において多くの人が難しいと思っていることが、簡単とは??
大切なことは、単語の聞き取りより、ストーリーやシチュエーションの理解。そして、話者の気持ちを理解することです。
ヒロ前田氏詳しくは、次のページへ
Part3、4において多くの人が難しいと思っていることが、簡単とは??
リスニングセクションのPar t3、4を例に解説します。実際に「この会話で男性が言っている真の意味は何ですか?」などの問いがありますが、これを日本語に置き換えて問題を作ってみましょう。
男性が「たまらん」と言った時、何を意図していますか?
※TOE IC®テストでもクエスションと4つの選択肢が(英語で)出題されます。
( A ) 彼は味を気に入っている(B ) 彼はもっと水が欲しい(C ) 彼はこれ以上我慢できない(D ) 彼は貯金に失敗している
さて、この問題は日本語ネイティブであれば、きっとAかCだな、くらいまでは予測がつき
ますね。Bは一般的に言えば、お風呂に水がたまらないのを「たまらん」と発する人は
いないと思います。Dの貯金に失敗した人が「たまらん」とは多分言わないでしょう。AとC
のシチュエーションを思い浮かべてみれば、Aは美味しくて思わず呟いた一言。Cは
真夏の街中で、暑くて「たまらん」と発するのはあり得そうですね。AとCは迷う余地が
あるけれど、BとDは、現実世界ではまず言わないと瞬間的に判断することができます。
こうした問いのように、TOEIC®テストの新形式では音声を聞く前に、選択肢を見るだけ
で消去できる問題がいくつかある、ということです。むしろ頑張って難しく考えた人が、
選択肢に意味を見いだそうとして迷いやすいという一面があります。
「たまらん」の真意とは
つまり!
大切なことは、「問題を解くという所に意識を置き過ぎず、あくまでもストーリー、シチュエーション、気持ちを理解する」という観点で設問に接すれば、強くなる。私はそう確信しています。
では、初めてTOEIC®テストを受ける人は何に気をつければ良いですか?
ヒロ前田氏
その姿をまず知ることが第一歩ですよね。2016年5月以降のフォーマットに合わせた
問題集を利用して取り組むこと。前の日とかではなく、3週間前、1か月前とか、申し込ん
でから、とか。全PART対策は、やって損はないです、得しかないです。この短時間で
これだけ処理しなければいけないの?ということを知っている状態で受験するのと、
そうでないのとでは、結果はかなり変わるはずです。とにかく「時間が足りない」という
声が多いので、前もって練習しましょう!
試験の全体像を知る。そのためには、事前にリハーサルをすべきです。
「慣れが大切」、取れる問題を確実に取る!つまり!
これは、リピーターも、高得点者も、初めての人も同じです。いかに「準備」するか、いつの段階でも、リハーサルが大事!
ある状況で人々はどういうセリフを言うのか、または言わないのか、シチュエーションのストックというのでしょうか。映画や、TVドラマをいっぱい見ているだとか、ネイティブスピーカーの発言を生で聞いているとか…。そういった体験が多ければ多いほど、ピンとくるんですよね。
正しい学習をした人にとって簡単に感じるから。けれど、正しい学習というよりは、点を取るためだけの教材を使った勉強しかしていない人は、むしろ難しくなっているというのも、ある意味フェアなんですね。
TOEIC®テストは甘くはないので、何も対策せずに初めて受験すると、この自分が制限時間以内に解けないものがあるの?という驚きがあると思います。実力が高い人ほど、びっくりすると思いますよ。
例えば、現状のスコアが400~500点台という人たちは、試験形式が一部変わったからといって、新形式の方に注力するべきではないんです。もともと出来なかったところを出来るように努力する方が良いと思いますね。
ストーリーを理解する、気持ちを込めて自分も真似して喋ってみる、とか、あとは気持ちを察しようとする、気持ちでリスニングする。
ヒロ前田氏4つの言葉
まずは、600点取りたいのですが?
最後にちょこっと質問
1
2
3
4
英語体験を豊かにしよう。
普段から文脈を意識する。
〈新形式〉はフェアな試験。
常に、リハーサルが大事。