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猪瀬委員 平成 16 年 4月 21 日 ＪＨ日本道路公団
【新たなコスト削減２．５兆円について】
２．５兆円のコスト削減の具体的メニューと、それぞれのメニューによる削減額
を明らかにして頂きたい。
今後の建設コスト削減２.５兆円については、
①民営化によって実現可能となる SA・PA の負担区分の見直し、契約方法の
見直し等によるもの
②大胆な大規模改築事業の削減、規格・構造の見直し、ジャンクションの事業
区分の見直し等によるもの
などにより達成したいと考えております。その詳細については、民営化後の
制度も踏まえつつ検討していくこととなりますが、その中には、抜本的見直し
区間におけるコスト削減も含めて考えているところです。なお、抜本的見直し
区間の削減額については、今後の見直し結果によるものと理解しております。
現在検討中の具体のメニュー（例）を別表に示しますが、これらの方策につ
いては、国土交通省と連携しながら関係機関の理解や協力が必要なもの、試
行等による検討が必要なもの、技術開発中のため現時点での試算が困難な
ものなど、現在そのメニューの具体化に向けた検討を行っているところで、検討
が固まり次第ご報告させて頂きたいと考えております。
上記の中で、規格・構造の見直しは、平成１５年３月２５日にまとめた「新たな
コスト削減計画」において、技術基準の見直し、IC、JCT のコンパクト化、６車線
施工から４車線施工への見直し等徹底した見直しを行ったところですが、今回
は、更なる要領・基準の見直しを含め、どんな些細な項目についても全社的に
取組んで、見直しているところであります。
更なるコスト削減２．５兆円については、大胆な大規模改築事業の削減、
規格・構造の見直し、契約方法の見直しをはじめとして、様々なメニューを検討
しているところですが、「事業区分の見直し」等によるコスト削減が前提と考え
ております。
猪瀬委員 平成 16 年 4 月 21 日 ＪＨ日本道路公団
更なるコスト削減検討メニュー（例）
項 目 概 要 等 削減見込み額
大規模改築事業の削減 渋滞対策等事業費のうち、現況の渋滞量やネットワークの整備状況などの観点からの大規模
改築事業の見直し。 事業の優先度の検討整理が必要
抜本的見直し区間等の規格・構造の見直し 対象区間（大津～城陽、八幡～高槻）について、構造・規格の大幅な見直しの検討。 検討に時間を要するとともに、
関係機関との調整が必要
ＳＡ・ＰＡの負担区分の見直し 休憩施設の機能上の観点からSA・PA の事業区分を見直し。 関係機関との調整が必要
ジャンクションの事業区分の見直し 他の道路と高速道路の接続するジャンクション部分に関する事業区分の見直し。 同上
同時施工となる他事業との事業区分の見直し 高速道路と並行して同時に整備される一般道路等との事業区分の見直し。 同上
埋蔵文化財調査の削減 埋蔵文化財調査必要範囲や費用負担区分の見直しに関する協議・要請の実施。 同上
契約方法の見直し 入札時ＶＥ、総合評価落札方式、民間企業における例を参考にした契約方式などを試行導入。 試行等による検討が必要
資材調達の見直し 各資材ごとの使用形態、現場への運搬等を考慮し、最も適した調達方法の採用を検討。 同上
料金所敷地の規模縮小 料金所敷地に関して必要最低限の面積に関する基準の見直しについての検討。 概略試算
▲3～4 百万円/箇所
トンネル施工方法の更なる効率化 爆薬の機械による密装填システムを開発・導入するなどトンネルの施工方法の検討。 技術開発中のため、現時点での
削減額の算定が困難
橋梁の性能規定化の一層の推進 創意工夫に富んだ設計が可能となり、経済性が発揮されると期待される、安全性・耐久性が 具体的に明示される性能規定化（具体的には限界状態設計法の導入）のより一層の推進。
同上
地域性を考慮した橋梁の耐震設計の見直し 最新の解析技術や各地域の地質・地盤等の詳細な情報をもとに、地域別補正係数をより きめ細やかに設定することによる、地域性を考慮した橋梁の耐震設計の見直し検討。
同上
補助車線設置基準の見直し 交通流解析等の調査分析により、二車線ランプに設置している必要補助車線長の基準の
見直しを検討。
概略試算
▲30～50 百万円/箇所
【値下げについて】（地方からの提案型社会実験）
３．東京湾アクアラインについては別添のフォーマットに即したかたちで、実験結果を明らかにしていただきたい。
【別添：アクアラインについて】
平成１４年度４月 ５月 ６月 ７月 ８月 ９月 １０月 １１月 １２月 １月 ２月 ３月
月間交通量 414,390 466,351 358,903 414,432 550,447 404,117 404,887 414,654 389,349 400,733 326,659 463,174日平均交通量（台） 13,813 15,044 11,963 13,369 17,756 13,471 13,061 13,822 12,560 12,927 11,666 14,941
うちETC 583 683 708 949 1,383 1,524 1,674 1,973 1,946 1,945 1,965 2,483前年度同月（H13年度） 13,464 14,613 11,800 13,647 15,855 12,218 12,335 13,261 12,595 12,784 11,893 14,575
うちETC 59 94 116 145 159 182 224 286 337 350 384 543増減（台） 349 431 163 ▲ 278 1,901 1,253 726 561 ▲ 35 143 ▲ 227 366
うちETC 524 589 592 804 1,224 1,342 1,450 1,687 1,609 1,595 1,581 1,940増減（％） 102.6% 102.9% 101.4% 98.0% 112.0% 110.3% 105.9% 104.2% 99.7% 101.1% 98.1% 102.5%
うちETC 988.1% 726.6% 610.3% 654.5% 869.8% 837.4% 747.3% 689.9% 577.4% 555.7% 511.7% 457.3%
平成１４年度月間料金収入（円） 1,262,177,750 1,385,185,711 1,079,574,439 1,233,775,681 1,590,174,783 1,170,792,981 1,195,434,465 1,215,256,066 1,129,897,418 1,157,142,149 950,952,781 1,337,374,521
うちETC 51,279,180 61,835,545 61,836,282 76,443,694 101,391,833 111,895,750 128,735,380 148,717,525 153,321,638 151,850,203 139,567,385 191,783,830
前年度同月（H13年度） 1,230,432,590 1,362,421,577 1,073,675,331 1,285,561,153 1,458,351,143 1,106,599,655 1,167,167,721 1,207,277,296 1,168,288,282 1,180,735,355 1,017,480,702 1,345,062,111
うちETC 5,721,489 9,184,713 10,965,106 14,248,003 15,475,851 17,021,868 21,537,084 26,612,776 30,498,949 31,658,050 31,930,156 49,421,209
増減（円） 31,745,160 22,764,134 5,899,108 ▲ 51,785,472 131,823,640 64,193,326 28,266,744 7,978,770 ▲ 38,390,864 ▲ 23,593,206 ▲ 66,527,921 ▲ 7,687,590
うちETC 45,557,691 52,650,832 50,871,176 62,195,691 85,915,982 94,873,882 107,198,296 122,104,749 122,822,689 120,192,153 107,637,229 142,362,621
増減（％） 102.6% 101.7% 100.5% 96.0% 109.0% 105.8% 102.4% 100.7% 96.7% 98.0% 93.5% 99.4%うちETC 896.3% 673.2% 563.9% 536.5% 655.2% 657.4% 597.7% 558.8% 502.7% 479.7% 437.1% 388.1%
注２）平成１４年度から収入処理方法を変更しているため、平成１３年度のデータについては、同じ処理方法により補正したものです。注３）ＥＴＣの料金収入については、ＥＴＣ交通量をもとに各種割引等について一定の前提をおいて計算したものです。
注１）月次の料金収入については、営業統計ベースの数値を採用したものです。
猪瀬委員 平成 16 年 4月 21 日 ＪＨ日本道路公団
【値下げについて】（地方からの提案型社会実験）
４．民営化委員会の意見書ではアクアラインの料金については大幅な引き下げ
をすることを提案しているが、通行料金を最小化し交通量を最大化する
ためにアクアラインについてはETC割引以外にどのような料金値下げ策が
検討されているか。
東京湾アクアラインの料金については、現在実施中の料金社会実験の結果を
踏まえ、関係機関等と十分な調整を図り、今後、検討してまいります。
※ 料金社会実験
○ 目 的･･･東京湾アクアラインの料金について、ＥＴＣを活用した社会実験と
して引き下げることにより、交通量及び採算への影響を実証的に
調査・分析することです。
○ 内 容･･･ＥＴＣ利用者の通行料金について、ＥＴＣ前払納割引（５万円前払い）
と併用した場合、普通車料金が 3,000 円⇒2,000 円（本割引分
約 700 円、ＥＴＣ前払割引分約 300 円）になります。
○ 具体の料金設定額
軽自動車等 普通車 中型車 大型車 特大車
現行料金 2,400 円 3,000 円 3,600 円 4,950 円 8,250 円
割引後料金（約 23％） 1,860 円 2,320 円 2,780 円 3,830 円 6,380 円
※ＥＴＣ前払割引時 約 1,600 円 約 2,000 円 約 2,400 円 約 3,300 円 約 5,500 円
※ＥＴＣ前払割引（５万円前払い）を併用した時の実質的な料金です。
○ 期 間･･･平成１４年７月１９日～平成１７年３月３１日
※
猪瀬委員 平成 16 年 4月 21 日 ＪＨ日本道路公団
【値下げについて】（平均一割値下げ）
１．民営化までに実現すべき措置として、昨年１２月２２日に開催された政
府・与党協議会の申し合わせにおいて、高速国道の料金を民営化までに各種割引によって引き下げることが決定されています。
２．上記枠組みで示された割引内容を踏まえて、高速道路料金に関する社会実
験を行うこととしており、まず夜間割引として、平成 16 年 4 月 27 日から平成 16 年 10 月 26 日までＥＴＣ夜間長距離割引を実施することとしております。
割引内容は、ＥＴＣを利用して夜間時間帯（０～４時）に対距離制料金の高速道路を 200km 以上利用した場合、200km を超える部分の長距離逓減割引率を 30％→60％に拡大するものです。
３．その他の割引メニューについても、次のとおり検討中です。
① 通勤割引
平成 16 年度に実施が予定されている「地域における課題解決型社会実験」の中で、通勤時間帯等を中心とする料金割引を検討中です。
②マイレージ割引
ＥＴＣを利用して、車一台あたりの利用量に着目し、利用量や頻度に応じ割引率が累進的に増加するマイレージ割引を１つの選択肢として検討中です。
③その他
その他の割引については、具体の方法及び実施区間等について検討中です。
４．今後は、社会実験の結果等を踏まえ、具体的な割引メニューについて検討
していきたいと考えています。
日本道路公団は２月９日の委員懇談会に提出した資料で「政府・与党協議会の申し合わせにおいて、高速国道の料金を民営化までに各種割引によって引き下げ」ると決定されたことをうけて、別納割引に代わるマイレージ割引、夜間割引、通勤割引、暫定二車線割引、乗り継ぎ割引等を行うと回答しているが、現段階でどのような区間にどれだけの割引を検討されているのか、検討状況を教えていただきたい。
猪瀬委員 平成 16 年 4月 21 日 ＪＨ日本道路公団
【値下げについて】（ＥＴＣについて）
３．ＥＴＣの今後の普及率、利用率について、各公団ではいつまでにどれだけの普及
水準を想定しているのか。
ＪＨでは、今後のＥＴＣ利用率については、平成１９年度において６０％を達成
することを目標に、普及促進に努めて参りたいと考えております。
なお、平成１５年度における目標値は１５％ですが、３月における実績は
１５．８％で、目標を達成しております。
猪瀬委員 平成 16 年 4月 21 日 ＪＨ日本道路公団
【管理費】
１． 管理費３割削減について、コスト削減計画に対する実施状況
２． ３割削減を達成するための具体的メニュー
ＪＨにおいては、コスト削減を民営化に向けての重要な環境整備の一つ
と位置付け、昨年３月に、建設・管理に関する「新たなコスト削減計画」を
作成しました。
この中で、管理費の削減については、維持修繕、料金収受業務等の
頻度・単価等に関して思い切った見直しを行うとともに、大幅な定員削減等
により総人件費を抑制するなどして、民営化する平成１７年度までに、総額
で約１，５７０億円のコスト削減（削減率２５．０％：対平成１４年度コスト）を
図ることとしました。
具体的には、安全性を確保するために必要な一定の管理水準を保ちつつ、
① 業務委託費(含む人件費)の抜本的な見直し
② 維持管理、保守業務の思い切った合理化
③ 本社管理費等のうち流動経費の徹底的な見直し 等
に取り組むこととしました。
さらに、昨年１２月の「政府・与党申し合わせ」において、管理費について、
平成１７年度までに３割のコスト削減を図ることとされたことを受け、平成
１６年度においては、人件費や人員配置体制の見直し、鋼橋塗替塗装
周期の見直し等により、平成１７年度までの目標額３割の２／３（２０％）の
達成を目指すこととしています。【別紙】
なお、平成１７年度において目標額３割を達成するための更なる削減
メニューについては、現在、ＪＨ内にコスト削減のためのＷＧを設置し、本年
７月を目途に全社的に具体策の検討を進めているところです。
猪瀬委員 平成 16 年 4月 21 日 ＪＨ日本道路公団
３．十月二十八日の民営化委員会に提出された資料によると、改良・防災
対策費のうち ETC 関連を除けば平成十四年度比１１．７％削減しか達成
されていないが、ETC 関連を除く改良費の三割削減を達成するための
具体的なメニューを示していただきたい。
１１．７％削減の数字は、平成１４年度比ではなく平成１６年度要求比であ
り、平成１４年度比については、２８．８％の削減となっています。
具体的な３割削減達成メニューとしては、耐震補強の重点化、新たな技
術開発等によるものです。
４．防災対策費の削減率が４４．９％とほぼ半減の目標を提示している理由
（４４．９％とあるのは、正しくは５８．４％。）
防災対策費で実施している耐震補強は、阪神大震災を契機として、平成
７年度から進めており、平成１５年度で９年が経過し、優先して補強が必要
な橋脚については約９割が完了しています。
「新たなコスト削減計画」では、優先橋脚のうち耐震性の低い鉄筋コンクリ
ート製の単柱橋脚に重点化を図ることで、削減率が大きくなっています。
なお、耐震性能を確保しつつ、工事費を低減することについては、「橋梁
の耐震設計に関する検討委員会」（平成１６年３月１９日発足）により取り
組んでいます。
別 紙
○平成１６年度までの管理費コスト削減状況（単位：百万円）
14年度予算 16年度予算 16年度迄の削減額（基準額） 削減額 削減額
A B C D=B+C20.5% 20.5%
改良・防災費 ① 189,560 － △ 38,850 △ 38,850
8.0% 14.8% 22.7%道路管理費 ② 340,043 △ 27,050 △ 50,234 △ 77,284
7.9% 14.9% 22.8%維持管理費 147,940 △ 11,700 △ 22,014 △ 33,714
8.0% 14.7% 22.7%業務管理費 192,103 △ 15,350 △ 28,220 △ 43,570
8.0% 14.8% 22.8%営業管理関係 160,333 △ 12,860 △ 23,662 △ 36,522
7.8% 14.3% 22.2%交通管理関係 31,770 △ 2,490 △ 4,558 △ 7,048
5.1% 4.5% 9.5%一般管理費 ③ 91,319 △ 4,618 △ 4,064 △ 8,682
4.9% 6.8% 11.7%一般管理諸費 5,138 △ 251 △ 351 △ 602
5.1% 4.3% 9.4%給与関係諸費 86,181 △ 4,367 △ 3,713 △ 8,080
5.0% 16.1% 21.1%その他管理費 ④ 8,378 △ 418 △ 1,348 △ 1,766
沿道対策費 201 △ 16 △ 34 △ 50駐車場管理費 591 △ 59 △ 115 △ 174附帯事業施設管理費 492 △ 23 △ 61 △ 84高速道路関連施設管理費 97 △ 1 △ 1 △ 2営業調査費 180 △ 9 △ 32 △ 41情報システム費 2,148 △ 97 △ 255 △ 352財産管理諸費 4,669 △ 213 △ 850 △ 1,063
5.1% 15.0% 20.1%合計 ①＋②＋③＋④ 629,300 △ 32,086 △ 94,496 △ 126,582（注１）上記数値は１５年度以降の新規供用に係る経費を除きます。
（注２）各欄の上段率は、１４年度予算に対する削減率です。
15年度予算
猪瀬委員 平成16年4月21日 ＪＨ日本道路公団
２．2001年度～2003年度の支給実績について
【2001年度】
支給額（円） 支給対象時間 支給対象者数（重複は数えない）
危険手当 ・トンネル工事 560円/日・橋りょう工事 220円～320円/日
同（潜水業務） 310円～1500円/H・潜かん工事 210円～1000円/H・海上作業 300円～450円/日
災害応急作業手当 ○巡回監視 ６等級以上 600円/日 ３～５等級 480円/日 １～２等級 350円/日○応急作業等 ６等級以上 910円/日 ３～５等級 730円/日 １～２等級 530円/日
事故出動手当 1,252,170 300円/回 － 未集計除雪手当 ・夜間作業 300円/日
・暴風雪警報等 450円/日用地交渉等手当 4,993,081 650円/日 － 未集計航空手当 １～２等級 1200円/H
３等級以上 1900円/H料金徴収手当 １等級（管理事務所の区分） 16100円/月
２等級 14400円/月 ３等級 13200円/月
管理手当 交通管理 14100円/月 設備保守 14100円/月 維持機械作業 11200円/月 雪氷作業 9000、13000円/月
運転手当 9,789,166 17500～20000円/月 － 42特殊現場作業手当 第一種 400円～690円/日
第二種 300円～550円/日 第三種 210円～350円/日
寒冷地手当 ○扶養家族３人以上の場合 １級地 163700円/冬 ２級地 129600円/冬 ３級地 97800円/冬 ４級地 67500円/冬 ５級地 39600円/冬
※ 支給対象時間及び支給対象者数は、各手当別・個人別の記録簿等を個々に確認する必要があり、相当の調査時間を要するものは「未集計」としました。※ 支給要件に時間の概念がないものについては、「－」を記載しました。
1,363,439
13,207,859
単位時間あたりの支給額
1,705,085
20,955
2,700
未集計
23
4,296,090
220,001,000
未集計
－
－
－
未集計
－
56
3
約７２０時間 未集計
2,251
64
107,765,546 827－
猪瀬委員 平成16年4月21日 ＪＨ日本道路公団
【2002年度】
支給額（円） 支給対象時間 支給対象者数（重複は数えない）
危険手当 ・トンネル工事 560円/日・橋りょう工事 220円～320円/日
同（潜水業務） 310円～1500円/H・潜かん工事 210円～1000円/H・海上作業 300円～450円/日
災害応急作業手当 ○巡回監視 ６等級以上 600円/日 ３～５等級 480円/日 １～２等級 350円/日○応急作業等 ６等級以上 910円/日 ３～５等級 730円/日 １～２等級 530円/日
事故出動手当 1,104,690 300円/回 － 未集計除雪手当 ・夜間作業 300円/日
・暴風雪警報等 450円/日用地交渉等手当 4,429,091 650円/日 － 未集計航空手当 １～２等級 1200円/H
３等級以上 1900円/H料金徴収手当 １等級（管理事務所の区分） 16100円/月
２等級 14400円/月 ３等級 13200円/月
管理手当 交通管理 14100円/月 設備保守 14100円/月 維持機械作業 11200円/月 雪氷作業 9000、13000円/月
運転手当 8,992,500 17500～20000円/月 － 41特殊現場作業手当 第一種 400円～690円/日
第二種 300円～550円/日 第三種 210円～350円/日
寒冷地手当 ○扶養家族３人以上の場合 １級地 163700円/冬 ２級地 129600円/冬 ３級地 97800円/冬 ４級地 67500円/冬 ５級地 39600円/冬
※ 支給対象時間及び支給対象者数は、各手当別・個人別の記録簿等を個々に確認する必要があり、相当の調査時間を要するものは「未集計」としました。※ 支給要件に時間の概念がないものについては、「－」を記載しました。
単位時間あたりの支給額
1,546,319 未集計 未集計
20,600 － 21
－ 00
892,568 約４８０時間 未集計
11,411,156 － 41
213,053,285 － 2,189
100,091,086 797
2,861,030 未集計 45
－
猪瀬委員 平成16年4月21日 ＪＨ日本道路公団
【2003 年度】
支給件数（件） 支給対象時間 支給対象者数（人、重複は数えない）
年間支給額（円）
危険手当 ・トンネル工事 560円/日・橋りょう工事 220円～320円/日
同（潜水業務） 310円～1500円/H・潜かん工事 210円～1000円/H・海上作業 300円～450円/日
災害応急作業手当○巡回監視 ６等級以上 600円/日 ３～５等級 480円/日 １～２等級 350円/日○応急作業等 ６等級以上 910円/日 ３～５等級 730円/日 １～２等級 530円/日
事故出動手当 300円/回 約１３００回 － 未集計 415,800
除雪手当 ・夜間作業 300円/日・暴風雪警報等 450円/日
用地交渉等手当 650円/日 約４８００日 － 未集計 3,179,744
航空手当 １～２等級 1200円/H
３等級以上 1900円/H
料金徴収手当 １等級（管理事務所の区分） 16100円/月 ２等級 14400円/月 ３等級 13200円/月
管理手当 交通管理 14100円/月 設備保守 14100円/月 維持機械作業 11200円/月 雪氷作業 9000、13000円/月 ３７５人×４月
運転手当 17500～20000円/月 ３６人×１２月 － 36 7,162,500特殊現場作業手当 第一種 400円～690円/日
第二種 300円～550円/日 第三種 210円～350円/日
寒冷地手当 ○扶養家族３人以上の場合 １級地 163700円/冬 ２級地 129600円/冬 ３級地 97800円/冬 ４級地 67500円/冬 ５級地 39600円/冬
※ 支給件数、支給対象時間及び支給対象者数は、各手当別・個人別の記録簿等を個々に確認する必要があり、相当の調査時間を要するものは「未集計」としました。※ 支給要件に時間の概念がないものについては、「－」を記載しました。
単位時間あたりの支給額
1,313,158
－３８日
約３２００件 未集計 未集計
24
2,340,250
207,717,500
18,663
89,589,851
0
654,566
8,295,943
0
未集計
４５人×１２月 － 45
0 －
未集計 約３５０時間
２１２０人 －
755
３５人×作業日数 未集計
３８０人×１２月－
35
2,120
猪瀬委員 平成16年4月21日 ＪＨ日本道路公団
３．ＪＨの特殊勤務手当の準拠規定
国に準拠
国に準拠
公団独自
国に準拠
国に準拠
国に準拠
国に準拠
国に準拠
国に準拠
国に準拠
国に準拠
根拠
夜間特殊業務手当（人事院規則9-30第23条の2）、有害物取扱手当（人事院規則9-30第13条）
管理手当
夜間特殊業務手当（人事院規則9-30第23条の2）、有害物取扱手当（人事院規則9-30第13条）
料金徴収手当
労基法第４１条の規定に基づく断続勤務に対して支給運転手当
特殊現場作業手当（人事院規則9-30第22条）特殊現場作業手当
航空手当（人事院規則9-30第7条）航空手当
用地交渉等手当（人事院規則9-30第27条の2）用地交渉等手当
道路上作業手当（人事院規則9-30第18条第1項第2号）除雪手当
寒冷地手当
事故出動手当
災害応急作業手当
危険手当
道路上作業手当（人事院規則9-30第18条第1項第1号）
災害応急作業等手当（人事院規則9-30第19条）
特殊勤務手当
寒冷地手当（国家公務員の寒冷地手当に関する法律）
高所作業手当（人事院規則9-30第3条）、坑内作業手当（人事院規則9-30第4条）、水上等作業手当（人事院規則9-30第6条）、異常圧力内作業手当 （人事院規則9-30第15条）
根拠となる国の手当区分
猪瀬委員 平成16年4月21日 ＪＨ日本道路公団
猪瀬委員 平成 16 年 4月 21 日 ＪＨ日本道路公団
４．国に準拠していない公団独自の手当について
運転手当は、断続勤務となる職員について、所定労働時間
を超えても時間外勤務手当が支給されない（労基法第４１条）
という勤務形態の特殊性に対して、公団創設時（昭和３１年）
から支給しているものです。
また、手当を設けるにあたっては、日本道路公団法の規定
に基づき、日本道路公団職員給与規程の改正について、財務
大臣の協議を経た国土交通大臣の承認を受けています。
猪瀬委員 平成 16 年 4月 21 日 ＪＨ日本道路公団
５．特殊勤務手当の見直しについて
民営化後の人事制度全般については、現在、公団内に設置し
た「民営化準備委員会」の中で抜本的な検討を進めているとこ
ろであり、諸手当を含む処遇制度全般についても、その一環と
してゼロベースから見直し等を行ってまいりたいと考えていま
す。
猪瀬委員 平成 16 年 4月 21 日 ＪＨ日本道路公団
２．２月２４日の道路公団提出資料の「コスト削減のために検討・見直し中の事項」それぞれについて、具体的にはどのような見直しによって概算でもどれだけのコストカットが見込まれるのか。現在の基準の制限内容、制限によって生じているコスト（実績）、検討している見直しの内容（※）、 見直しによって見込まれるコスト削減額、削減率を別添のフォーマットに即したかたちで教えていただきたい。また上記提出資料で検討している 以外にも新たに見直しの検討をしている場合は、その検討項目についても同様にお答えいただきたい。
別紙のとおりです。
【基準の見直しについての記入フォーマット】 別 紙
番号 事項 目標時期 適用法令・基準（条文） 現状の基準の制限内容 現状の制限によって生じているコスト（円）A 検討している見直し内容 見直しによって見込まれるコスト
削減額（円）B
削減率B／A×100
（％）
1 性能規定化の一層の推進（限界状態設計法の導入） Ｈ17年度以降 国交省通達
（道路橋示方書） 許容応力度による設計法 －
安全性･耐久性が具体的に明示される性能規定化（具体的には限界状態設計法の導入）のより一層の推進により、創意工夫に富んだ設計が可能。
技術開発中のため、現時点での削減額の算定が困難 －
2 地域性を考慮した耐震設計の見直し Ｈ17年度以降 国交省通達
（道路橋示方書） 地域別補正係数の設定 －
最新の解析技術や各地域の地質･地盤等の詳細な情報により、地域別補正係数をより決め細やかに設定し、地域の状況に合った地震動をより簡易に推定。
技術開発中のため、現時点での削減額の算定が困難 －
1 料金所敷地面積の見直し Ｈ16年度 設計要領 第４集 料金所敷地面積は標準的に３,０００～５,０００㎡程度確保
料金所敷地面積40,000千円程度/箇所
建物の配置を工夫するなどして、敷地面積を節減。
料金所敷地面積3,000～4,000千円程度／箇所 約5～10%
2 分合流部の補助車線設置延長等の見直し Ｈ16年度 設計要領 第４集
分合流部で円滑な走行確保ため、６００～１,０００ｍの補助車線を設置
二車線ランプ分合流部工事100,000千円程度/箇所
コンピューターを駆使した交通流解析により、２車線ランプに関する必要補助車線長を設定。
二車線ランプ分合流部工事30,000～50,000千円程度／箇所 約30～50%
3 視線誘導標の規格の見直し Ｈ17年度以降 設計要領 第５集 反射体の形状は丸型 －
材質、形状等にかかわらず反射性能（光度）を満足する安価な材料を使用できるよう要求性能を規定化。
各種材料について比較検討が必要なため、現時点での削減額の算定が困難
－
4 路面標示工の材料規格の見直し 要求性能の試験中 レーンマーク施工管理要領 ＪＩＳ規格の材料を使用 －
新たに開発される安価な工法や材料を採用できるよう要求性能（視認性・反射輝度、耐久性等）を規定化。
要求性能の検討と、各種材料について比較検討が必要なため、現時点での削減額の算定が困難
－
【国の基準への反映が望ましいと思われる事項】
【公団の基準見直し】
猪瀬委員 平成16年4月21日 ＪＨ日本道路公団
番号 事項 目標時期 適用法令・基準（条文） 現状の基準の制限内容 現状の制限によって生じているコスト（円）A 検討している見直し内容 見直しによって見込まれるコスト
削減額（円）B
削減率B／A×100
（％）
5 ガードレールの再利用 試験中 設計要領 第５集 形状・寸法の規定 路肩側ガードレール10千円程度／ｍ
安全性等の面から、老朽化したガードレールの再利用可否を判断する基準を検討。
路肩側ガードレールに再利用できる場合2～3千円程度/m
約20～30%
6 眩光防止施設の規格の見直し Ｈ17年度以降 設計要領 第５集 眩光防止板、眩光防止網の２種類を規定 －
眩光防止施設の各種性能を調査し、耐久性等を比較してLCCに優れた材料等を採用。
各種材料について比較検討が必要なため、現時点での削減額の算定が困難
－
7 中央分離帯の維持管理の効率化検討 Ｈ17年度以降 設計要領 第１集
中央分離帯植栽は、交通安全向上と景観形成等の機能を目的とし、樹木と地被植物による構成を基本
－
中央分離帯植栽の適用条件及び新たな植樹形式、効率的な維持管理方法を検討。
技術開発中のため、現時点での削減額の算定が困難 －
8 トンネル支保工材料の見直し Ｈ17年度以降 設計要領 第３集 標準支保パターンを規定 － 高強度支保材料の採用による支保構造の合理化。
技術開発中のため、現時点での削減額の算定が困難 －
9 トンネル内装工の見直し Ｈ16年度 設計要領 第３集 タイル直張り工法を標準 トンネル内装工30千円程度／ｍ本
長期耐久性確認試験法の開発を行い、塗装系内装材料の採用を検討。
トンネル内装工300円程度／ｍ本 約1%
10 施工方法の更なる効率化検討 Ｈ17年度以降 設計要領 第３集 標準支保パターンごとに標準１掘進長を規定 －
爆薬を機械により密装填するシステムを開発・導入し、施工方法の効率化検討。
技術開発中のため、現時点での削減額の算定が困難 －
11 高機能舗装の適用範囲の見直し H15年度 設計要領 第１集高速道路の表層は、雨天時の事故対策や走行快適性から高機能舗装を原則採用
トンネル内舗装費10～15千円程度／㎡
新しい表層用混合物を開発することで、トンネル内により適した舗装を採用。
ハイブリット舗装をトンネル内に適用1,000円程度／㎡
約5～10%
12 路肩部におけるサーフェースダウンの検討 Ｈ17年度以降 設計要領 第１集 路肩は車道との間に段差のな
いフラットな構造を採用舗装表層全幅で15～30千円程度／ｍ
安全性や路面清掃・除雪作業への影響を踏まえ、路線の特性に応じたサーフェースダウンの採否を判断。
路肩部分の表層の削減1,500円程度／ｍ 約5～10%
猪瀬委員 平成16年4月21日 ＪＨ日本道路公団
番号 事項 目標時期 適用法令・基準（条文） 現状の基準の制限内容 現状の制限によって生じているコスト（円）A 検討している見直し内容 見直しによって見込まれるコスト
削減額（円）B
削減率B／A×100
（％）
13 舗装構造・材料・施工範囲の見直しＨ17年度以降 設計要領 第１集アスファルト舗装に必要な長期耐久性確保の為、最低舗装厚を規定
－
新たな舗装構造の設計方法を開発し、路線や地域特性に応じ舗装を薄層化。
技術開発中のため、現時点での削減額の算定が困難 －
14 舗装用アスファルト材料の見直し 試験中 設計要領 第１集 高機能舗装には耐久性確保の為、高粘度改質ｱｽﾌｧﾙﾄを標準
舗装表層1,400円程度／㎡
路線や地域特性に応じた耐久性を検証し、より安価な改質アスファルトの適用拡大。
舗装表層50円程度／㎡ 約3%
15 料金所棟規模の見直し H15年度 設計要領 第６集 収受員数等から必要規模を算出。
料金所棟（220㎡程度の場合) 50,000千円程度/棟
僅少交通量における料金所各室の用途機能の集約等による面積見直を実施。
5,000～7,000千円程度/棟 約10～15%
16 遮音壁の改良検討 Ｈ16年度 遮音壁標準設計図集橋梁・高架部の遮音壁は笠木により、落下防止装置を被覆修景
橋梁・高架部（高さ 5ｍの場合）120千円程度／ｍ
遮音板を修景可能な構造に改良し、笠木を廃止。
橋梁・高架部 1,000円程度／ｍ 約1%
17 新型遮音壁の導入検討 試験中 設計要領 第５集 騒音の減音効果は遮音壁高さにより決定
大規模な逆Ｌ型遮音壁90～120万円程度／ｍ
高さに加え、回折減音効果を加味した、大型の分岐型遮音壁を開発・導入。
15～35万円程度／ｍ 約15～30%
※目標時期、適用法令などについては２月24日提出資料ですでに記載されているが、表作成にあたっては再度掲載していただきたい。 合計額
※単価は全国の平均的な単価
猪瀬委員 平成16年4月21日 ＪＨ日本道路公団
猪瀬委員 平成 16 年 4月 21 日 ＪＨ日本道路公団
【発注関係】
１．交通量を測定するトラフィックカウンターについて、機能、機種、単価（平均的 価格帯）、調達方法を具体的に説明していただきたい。
交通量計測設備の機能としては、高速道路上の走行する車両の台数や速度を計測するもので、機種としては路面にループコイルを埋設してデータを計測する タイプです。なお、機器の価格は平成１５年度実績の平均（２車線用）で約３１０万円です。調達方式としては、公募型指名競争入札を原則とし、機器製作から設置までの一連の作業を工事として発注しています。
２．公団が発注するトラフィックカウンターの年間の契約件数、年間発注額（内訳 として機器代、工事費）を、過去三年分（2001 年度、2002 年度、2003 年度）に ついて別添の発注状況のフォーマットに即したかたちでお答えいただきたい。
別紙１のとおりです。
３．トラフィックカウンターの発注実績は現在では三菱電機、住友電工、松下電工、オムロンの四社に限られていると聞いているが、そのような理解でよいか。受注企業が異なる場合にはその企業名をお答えいただきたい。
過去三年分（2001 年度、2002 年度、2003 年度）の実績では、住友電気工業㈱、オムロン㈱、松下電器産業㈱、小糸工業㈱、星和電機㈱、シャープ㈱、名古屋電機工業㈱、日本電気㈱、㈱東芝の計９社です。
４．３の四社（３で示した四社と異なる場合には該当する各社）について、JH からのトラフィックカウンターの受注額（2001 年度～2003 年度）、JH、国交省からのＯＢ数を別添の受注企業に関するフォーマットに即したかたちでお答えいただき たい。
別紙２のとおりです。
別紙１【トラフィックカウンターの発注状況】
契約件数 発注(契約）額（件） （千円） うち機器代（千円） うち工事費（千円）
2001年度 17 186,894 147,360 39,5342002年度 11 107,672 84,713 22,9592003年度 18 201,356 157,397 43,959
猪瀬委員 平成16年4月21日 ＪＨ日本道路公団
別紙２【トラフィックカウンター受注企業に関するフォーマット】
年度
（人） JHＯＢ ※（人）
国交省OB（人） （人） JHＯＢ ※
（人）
国交省OB
（人）住友電気工業㈱ 2001 94895
2002 02003 65928
松下電器産業㈱ 2001 380982002 363432003 4401
小糸工業㈱ 2001 173592002 148532003 19472
名古屋電機工業㈱ 2001 90362002 112482003 14299
オムロン㈱ 2001 275062002 370952003 27718
星和電機㈱ 2001 02002 02003 41152
日本電気㈱ 2001 02002 02003 3980
シャープ㈱ 2001 02002 81332003 0
㈱東芝 2001 02002 02003 24406
0
0
1
JHからのトラカン受注額（千円）
現在の役員のうち公団、国交省のＯＢ数
0
現在の職員のうち公団、国交省のＯＢ数
0
0
1
1
0
0 2
0
0
0
0
0
※）JHとしてはJH役職員の退職後の再就職について基本的に把握する立場にはないが､JH退職者により設立された 親睦団体である道友会が、会員相互の連絡用として作成した名簿（平成15年11月版）に基づいて、ＪＨが集計した 数字を記入したものである。
0 0
猪瀬委員 平成16年4月21日 ＪＨ日本道路公団
猪瀬委員 平成 16 年 4月 21 日 ＪＨ日本道路公団
【非常電話について】
１． 「約六十万円（工事費含み）の非常電話」の積算根拠を、本体、外箱、据付 工事費、諸経費などの内訳を明らかにしつつ示していただきたい。
外箱 ２４．０万円
電話機 ２０．２万円
工事費諸経費等 １８．６万円
合計 ６２．８万円 ※ 平成１５年度実績の平均
･ 汎用品を活用した非常電話本体の費用は約６０万円（工事費含み）です。
･ 通信ネットワークは非常電話の有無に関係なく必要なものです。
（仮に通信ネットワークを新たに全て構築するとした場合の費用を非常電話 １台あたりに換算すると、約１５０万円です。）
・ 新たに非常電話を設置する場合、通信ネットワークはすでに構築されており、そのための費用は要しません。
３． 2001 年度、2002 年度、2003年度、2004年度の各年度について、非常電話の設置実績（2004 年度は予定）について別添のフォーマットに即したかたちで お答えいただきたい。
別紙のとおりです。
２． 「約六十万円（工事費含み）の非常電話」について、ネットワーク構築費（通信 ケーブル・交換装置等の費用）も含めた場合の単価はいくらになるか。2003 年１２月１７日付け読売新聞夕刊では、「非常電話三百二十台の平均価格は約 二百十万円」とされいるが、本体価格六十万円以外にかかるネットワーク構築費が百五十万円であると理解してよいか。
別 紙
【非常電話設置についてのフォーマット】
設置数（台）
非常電話の平均単価①（千円）
ネットワーク構築費の平均価格②（千円） ①＋②（千円）
2001年度 383 989 ― 9892002年度 115 942 ― 942
202 642 ― 6422003年度 316 628 ― 6282004年度 102
猪瀬委員 平成16年4月21日 ＪＨ日本道路公団
猪瀬委員 平成 16 年 4月 21 日 ＪＨ日本道路公団
４．上記のプレスリリースでは「携帯電話の非常電話への導入については… （中略）…などの課題がありますが、現在、耐久試験を行っており、早期に 試行を行う予定」としているが、いつから試行が行われ、いつまでに実用化のメドをつけるのか。また、現在は実用化にむけて研究開発などの作業が 行われているのか。実用化までのスケジュールを教えていただきたい。
平成１６年４月１４日より東北支社などで試行を開始しました。今後の作業と しては、概ね１年をかけて運用状況、故障状況等を確認し、あわせて携帯電話の課題（災害時の通話規制、会話の不自由な方のご利用など）を検証します。
猪瀬委員 平成 16 年 4月 21 日 ＪＨ日本道路公団
【道路公団のパトロールカー】
１． ２００３年度末時点での道路公団の各支社ごとの各車種のパトロールカーの
保有台数と取得価格総額（購入費総額）について、別添のフォーマットに即し
たかたちでお答えいただきたい。車種についてはすべての車種を記入したうえ
で、表を埋めていただきたい。
別紙１のとおりです。
２． １で回答いただいた各車種について、一台当たりの納入額、市販価格、パト
ロールカーへの改造費をお答えいただきたい。
別紙２のとおりです。
３． ２で回答いただいた改造費のうち、主要な改造内容をモデル的に示し、改造
内容ごとにどれだけの費用がかかるか、モデルを示していただきたい。
別紙３のとおりです。
別紙１【道路公団のパトロールカーについてのフォーマット】
数量（台数）
購入費総額（円） 数量（台数）
購入費総額（円） 数量（台数）
購入費総額（円）
本社 0 0 0 0 0 0北海道支社 33 204,052,985 6 34,566,392 39 238,619,377東北支社 80 381,880,585 13 65,891,250 93 447,771,835北陸支社 59 301,029,509 3 18,814,908 62 319,844,417中部支社 59 292,183,891 8 49,868,559 67 342,052,450関西支社 76 378,603,923 9 50,641,245 85 429,245,168中国支社 70 352,443,397 10 57,845,827 80 410,289,224四国支社 29 152,093,480 5 29,753,712 34 181,847,192九州支社 70 344,537,279 6 43,074,780 76 387,612,059東京建設局 0 0 0 0 0 0静岡建設局 0 0 0 0 0 0東京管理局 64 338,058,172 7 49,680,750 71 387,738,922東京管理局東局 71 337,680,624 6 44,612,710 77 382,293,334東京管理局西局 64 321,282,989 8 52,849,440 72 374,132,429試験研究所 0 0 0 0 0 0総合研究所 0 0 0 0 0 0計 675 3,403,846,834 81 497,599,573 756 3,901,446,407
*消費税を含みます。
道路巡回車（ワンボックスタイプ） 合計
道路巡回車（ジープタイプ）
猪瀬委員 平成16年4月21日 ＪＨ日本道路公団
別紙２【パトカーの改造費】
【道路巡回車：ジープタイプ】
納入額（円）市販価格（円） 改造費（円） 改造後の価格a b c＝a+ｂ（円）
車種１ ※ 2,312,000 2,845,000 2,594,500 4,906,500
※消費税を含みません。
【道路巡回車：ワンボックスタイプ】
納入額（円）市販価格（円） 改造費（円） 改造後の価格a b c＝a+ｂ（円）
車種１ ※ 2,749,000 3,113,000 3,054,900 5,803,900
※消費税を含みません。
猪瀬委員 平成16年4月21日 ＪＨ日本道路公団
別紙３
【道路巡回車ジープタイプの主な改造内容】
単位：円項 目 単位 数量 金 額
指定塗装費 式 1 180,000車載標識装置及び取付費 式 1 1,700,000散光式警光灯及び取付費 式 1 185,000拡声装置及び取付費 式 1 80,000その他（付属品、登録諸経費等） 449,500計 2,594,500
猪瀬委員 平成16年4月21日 ＪＨ日本道路公団
猪瀬委員 平成 16 年 4 月 21 日 ＪＨ日本道路公団
【渋滞関係】
１．各公団が管理する各路線について、年間で渋滞の発生量がおおい区間や
箇所が、どの区間のどの場所かがわかるような地図をご提出いただきたい。
渋滞箇所については平均の渋滞距離など、年間どれだけ渋滞が発生している
のかが客観的にわかるようにしていただきたい。
別添図のとおりです。
２．この際「渋滞」と判断されるのは、渋滞距離などの数値がどれくらいになれば
渋滞と判断されるのか。渋滞の定義を教えていただきたい。
ＪＨにおける渋滞の定義は、以下のとおりです。
「時速４０キロ以下で低速走行あるいは停止・発進を繰り返す車列が、１ｋｍ
以上かつ１５分以上継続した状態。」
３．渋滞と判断されるテクニカルな指標が別にあれば、１の地図上にその数値も
あわせて書き込んでいただき、その積算根拠も教えていただきたい。
ＪＨでは、渋滞を判断するその他の基準等はありません。
ＪＨの有料道路における渋滞多発箇所一覧（渋滞発生回数上位10箇所を対象） ＪＨ日本道路公団
別添図
9
※渋滞データは平成１５年（暦年）による
7
105
2
1
6 384
No. 道路名 ＩＣ区間 渋滞回数 平均最大渋滞長(回/年) (㎞/回)
1 京葉道路 船橋～花輪 1,759 4.62 京葉道路 花輪～幕張 1,225 3.63 京葉道路 穴川～貝塚 1,090 3.34 第二神明道路 起点～須磨 826 1.75 第二神明道路 須磨～名谷 732 2.16 横浜新道 新保土ヶ谷～終点 656 1.37 近畿道 東大阪南～八尾 531 2.98 中央道 高井戸～調布 475 5.69 近畿道 摂津北～摂津南 448 5.110 常磐道 三郷ＪＣＴ～流山 428 3.8
猪瀬委員 平成16年 4月21日 ＪＨ日本道路公団
