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日本大学歯学部ホームページ:http://www.dent.nihon-u.ac.jp/ ニュース VOL.192 2016. 10. 15 第48回全日本歯科学生総合体育大会(歯学体)は、昨年12月のラグビーフットボー ル部門を皮切りに開始され、本年 8 月12日の閉会式をもって終了しました。総合成績 は僅差で惜しくも総合準優勝でしたが、健闘した学生諸君に敬意を表するとともに、 競技に関わった多くの方々に深く感謝いたします。また、今大会では本学部が部門主 管を担う競技もあり、役員と選手という厳しい状況を克服して大会を成功裏に終わら せています。歯学体は競い合いに留まることなく、そこに至るまでの大学間の交流、さらには個人的な友情 を育む機会として意義深いものがあります。課外活動を通して鍛錬した強靱な体力と精神力、人間関係の構 築は将来の医療人の礎になることと思います。 この稿を目にする頃には、桜歯祭も盛会のうちに終了していることと思います。昨年から御茶ノ水の街に 飛び出して行われた御茶ノ水アートピクニックとの共催も、本学のアピールには貴重な機会だと思います。 学外の方には桜歯祭を創り上げている学生一人ひとりが輝いているところを見ていただくことができたと思 います。 本学部では、課外活動を教育の一環としてとらえ、推奨・援助しています。一人でも多くの学生諸君が課 外活動に参加して、有意義な学生生活を送ることを希望しています。         (教授 生化学講座) 課外活動の奨め 学生担当 鈴木 直人

歯 ニュース VOL - dent.nihon-u.ac.jp · 篠田 雅路 2008年に本学部と山東大学歯学部間で学術交流 が正式に開始されて以来、さまざまな学術交流活動

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Page 1: 歯 ニュース VOL - dent.nihon-u.ac.jp · 篠田 雅路 2008年に本学部と山東大学歯学部間で学術交流 が正式に開始されて以来、さまざまな学術交流活動

日本大学歯学部ホームページ:http://www.dent.nihon-u.ac.jp/

桜 ニュース VOL.1922016. 10. 15

 第48回全日本歯科学生総合体育大会(歯学体)は、昨年12月のラグビーフットボール部門を皮切りに開始され、本年8月12日の閉会式をもって終了しました。総合成績は僅差で惜しくも総合準優勝でしたが、健闘した学生諸君に敬意を表するとともに、競技に関わった多くの方々に深く感謝いたします。また、今大会では本学部が部門主管を担う競技もあり、役員と選手という厳しい状況を克服して大会を成功裏に終わら

せています。歯学体は競い合いに留まることなく、そこに至るまでの大学間の交流、さらには個人的な友情を育む機会として意義深いものがあります。課外活動を通して鍛錬した強靱な体力と精神力、人間関係の構築は将来の医療人の礎になることと思います。 この稿を目にする頃には、桜歯祭も盛会のうちに終了していることと思います。昨年から御茶ノ水の街に飛び出して行われた御茶ノ水アートピクニックとの共催も、本学のアピールには貴重な機会だと思います。学外の方には桜歯祭を創り上げている学生一人ひとりが輝いているところを見ていただくことができたと思います。 本学部では、課外活動を教育の一環としてとらえ、推奨・援助しています。一人でも多くの学生諸君が課外活動に参加して、有意義な学生生活を送ることを希望しています。         (教授 生化学講座)

課外活動の奨め 学生担当 鈴木 直人

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IADRに参加して篠田 雅路

歯科医学分野において世界トップの学会であるIADRは、 年 1 回 IADR General Session を 開 催 し、 世 界 各国から多くの歯科基礎医学者や臨床医が一同に集います。今年のIADR General Sessionは、韓国ソウルにて6月22日から25日までの4日間開催されました。今年のIADR Presidential Symposiumは[Recent Advances in Orofacial Pain Research]がテーマとなり、光栄にも私がシンポジストとして発表する機会を得ました。他のシンポジストはDr. Ken Hargreaves、 Dr. Barry SessleやDr. Christopher PeckといったBig-nameばかりでいささか気後れしましたが、我々の研究成果を大舞台で発表することができました。Symposium後はBig-nameの先生方とこれからの研究の方向性についてDiscussionするという非常にExcitingな時間が過ごせました。

さらに、最終日のSymposium [Orofacial Pain: From the Bench to Bed Side]においても、シンポジストとして我々の研究成果を発表しました。このSymposiumで多くの口腔顔面痛専門医と交流し、実際の口腔顔面痛治療における問題点など今後の我々の研究に対して有益な情報を多く得ることができました。

夜は、おいしいビールとカプサイシンたっぷりのコリアンフードを堪能し、英気を養いました。来年もIADR General Sessionで発表できるように研究に励みたいと思います。             (准教授 生理学講座)

The 94th International Association for Dental Research

(IADR)に参加して髙見澤 俊樹

韓 国 ソ ウ ル で 6月 22 日 か ら 25 日まで開催された第94 回 国 際 歯 科 研究学会(IADR)に参加しました。この学会は、最大の歯科医学関連の国際学会であり、世界中から臨床および基礎系関連の演題が何千と集まります。研究のアウトプットは、学会

での研究発表と論文としての情報発信を基本として、最終的には様々なメカニズムの解明、新薬や器材、治療法の開発に繋がります。そのため、得られた研究成果を国内外の学会で発表することは研究者にとって大きな意味を持ちます。特に、国際学会での研究発表は自分の行っている研究内容を他国の研究者に示すことで、その方向性の確認とともに世界標準にブラッシュアップすることが可能です。また、ICTの普及によって最新の研究情報は簡単に手に入る時代になりましたが、学会場でしか手に入らない情報も確実に存在するため、このような学会への参加は大きな意義があります。特に、研究へのエフォートが少なくなりがちな臨床系の教員にとっては、世界各国の研究者との情報交換や交流は、研究マインドのモチベートにも効果的であります。さらに、学会参加を通じて得た世界的な潮流やトピックスは、新たな研究の着想を得る良い機会となり、外部研究資金獲得の一助となるはずです。

大学の3本柱である教育、臨床および研究は、それぞれが独立しているものでなく相互にリンクするとともに共通項があるものと考えております。臨床上の疑問や工夫を研究内容に反映させることも重要ですし、研究プロセスで得られる知見や経験は、臨床や教育分野でも利用可能であるとともに学生や患者に還元できるものです。今後も、本学の研究プレゼンスを高めるよう努力するとともに研究で得られた成果を本学の教育および臨床に活かしたいと思います。          (専任講師 歯科保存学第Ⅰ講座)

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2016. 10. 15 桜 歯 ニ ュ ー ス VOL.192

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山東大学歯学部との学術交流篠田 雅路

2008 年 に 本 学 部 と 山 東 大 学 歯 学 部 間 で 学 術 交 流が正式に開始されて以来、さまざまな学術交流活動が 展 開 さ れ て き ま し た。 本 年 は 6 月 13 日 か ら 15 日まで本学部から前野正夫学部長、本吉満准教授(歯科矯正学講座)と私が山東大学歯学部に招聘され、学術講演および協議会を実施しました。学術講演では本 吉 准 教 授 が「Mechanics for effective tooth movement using orthodontic anchor screws」、私 が「Neurona l functiona l recovery fo l lowing trigemina l nerve injury」という内容で講演しました。講演後、山東大学歯学部の先生方や大学院生と両大学の教育・臨床・研究について活発な意見交換を行い、中国の歯学部の現状を肌で感じることができました。また協議会では、今後の両歯学部間における学術交流活動の展開について話し合いました。現在までは山東大学歯学部から本学に短期研究・研修のために来学されていますが、今後は日本大学歯学部若手教員などが山東大学歯学部へ訪問する機会を増やし、両歯学部間における学術交流活動をさらに加速していくことになりました。

最後の夜は、山東大学歯学部の先生方に熱烈な歓迎会を催して頂きました。中国の宴席では小さいグラスで「白酒」を何度も乾杯し飲み干してお互いの友好を深める習慣があり、それに則って何度も友好を深めることができました。今後ますます両歯学部間の学術交流が発展し、共同研究事業などの活動ができたら幸いです。             (准教授 生理学講座)

平成28年度 教育診療医研修会米原 啓之

本 年 度 の 教 育 診 療 医 研 修 会 が 、 平 成 2 8 年 8 月5 、 6 日 の 2 日 間 に わ た っ て 開 催 さ れ ま し た 。 F D活 動 の 推 進 を 目 的 と す る こ の 研 修 会 は 、 学 務 委 員会 、 歯 学 部 F D 委 員 会 、 共 用 試 験 運 営 委 員 会 お よび 臨 床 実 習 運 営 協 議 会 に よ る 合 同 開 催 で 、 今 回 は

「 P o s t - C C O S C E の 実 施 に 向 け て 」 が テ ー マ でし た 。

歯 学 教 育 で は 近 年 、 知 識 に 偏 重 し な い 技 能 面 での 臨 床 教 育 の 充 実 も 求 め ら れ て い ま す 。 本 学 部 では 、 第 5 学 年 設 置 の 教 科 「 臨 床 実 習 」 で の 成 果 を判 定 す る た め に 、 平 成 2 2 年 度 か ら ア ド バ ン ス トO S C E が 実 施 さ れ て き ま し た 。 平 成 2 9 年 度 か らは 、 技 能 面 で の 一 層 の 修 得 を 促 し そ の 成 果 の 評 価を よ り 的 確 な も の と す る た め に 、 第 6 学 年 に 「 臨床 実 習 ア ド バ ン ス ト 」 と い う 教 科 を 設 け る 計 画 です 。 今 回 の 教 育 診 療 医 研 修 会 は 、 こ の 教 科 の プ ログ ラ ム 内 容 や 評 価 方 法 の 構 想 を 具 体 化 す る こ と がま さ に 作 業 テ ー マ で し た 。 中 堅 ク ラ ス 以 上 の 教 育診 療 医 2 7 名 が 、 関 連 委 員 会 等 で 策 定 さ れ た 原 案を 踏 ま え て 、 ワ ー ク シ ョ ッ プ 形 式 で 2 日 間 に 渡 って 活 発 な 討 議 を 行 い 、 緻 密 で 斬 新 な ア イ デ ア や 完成 度 の 高 い 数 々 の プ ラ ン を ま と め あ げ ま し た 。 これ ら は 、 関 連 委 員 会 で 検 証 や 審 議 に 付 さ れ 、 教 授会 承 認 の 後 に カ リ キ ュ ラ ム に 組 み 込 ま れ ま す 。

今 回 の 研 修 会 に よ る 成 果 は 、 臨 床 実 習 終 了 後( P o s t - C C ) の 学 生 の 臨 床 能 力 を 客 観 的 に 担 保 でき る 評 価 ( O S C E ) を 行 っ て そ の 結 果 を 卒 業 判 定 の要 件 と し て は ど う か と す る 昨 今 の 歯 科 教 育 界 の 動向 を 見 据 え た も の で 、 本 学 部 独 自 の 先 行 的 な 姿 勢か つ P o s t - C C O S C E へ 向 け た 準 備 対 応 と な り ます 。                    ( 教 授   臨 床 医 学 講 座 )

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健康について思うこと事務長 髙橋 潤

今年の夏は、4年に一度のスポーツの祭典、夏季オリンピック・パラリンピックがブラジルのリオデジャネイロで開催され、日本人選手の活躍に一喜一憂した方々も多いのではないだろうか。また、国内に目を移せば甲子園の高校野球に熱くなってい

る人もいるだろう(私も高校時代は球児でした)。普段の練習の成果を最高のパフォーマンスで試合に臨み戦っている姿を見ると、勝者も敗者も関係なく賞賛の拍手を送りたくなる。

また、夏のこの時期は、我々教職員も学部対抗のスポーツ大会があり、ゴルフ・ソフトボール・軟式野球(軟式野球は昔は正式競技だった)・テニス・ボウリングの各競技で優勝を争う。私も30代半ばまでは、5種目ともこなし、金・銀・銅のメダル30個以上貰った。特に、軟式野球では、優勝して最優秀選手賞を貰った際、経済学部上福岡グラウンドの防火用水に、ナインに担がれて突き落とされたことを今でも鮮明に覚えている。ところが、40歳を超えたあたりからテニスがきつくなり、次にソフトボールがだめになり、今ではボウリングのみという体たらくである。この運動不足と比例するように体重が20キロも増え、日頃の不摂生と相まって53歳の時に腹部大動脈瘤の手術を受ける羽目になった。幸い、術後の経過も良好で現在に至っているが、主治医からは、体重を減らすよう厳しく言われているのだが、意志の弱い性格が祟り、アフター 5の誘いを断りきれず飲みに行ってしまうのだ。

ただ、病気をして気を付けていることが何点かある。1点目は、歩数計を付けて毎日一万歩を目標に歩いている。通勤時にはなるべく階段を使い、エスカレーターの場合も右側を歩くようにしている。また、最寄駅の一駅前から歩くようにしている。2点目は、休肝日を週に2日設けることである。原則は、月曜日とボウリングの試合がある木曜日なのだが、歯学部に異動して以来、歓送迎会やら暑気払い等の名目で、週2が守られていない。9月に入って落ち着いてきたら、私の健康のため月・木の誘いを控えていただけるとありがたいのだが。3点目は、日曜日のウォーキングである。なるべく2時間以上歩くようにしているが、猛暑の影響で半分になってしまっているが、ウォーキング後のビールは最高である。これは、自分勝手な考えであるが、精神衛生上にも良いことではないだろうか。

日常の業務も、身体が資本である。健康であることのありがたさに感謝しつつ、皆様と共に歯学部の発展に寄与できるよう頑張ります。

根幹枝花石上 友彦

一日の治療が終わり、教授室の 窓 か ら 缶 ビ ー ル を 片 手 に 道を歩く人達を見ていると、さっきまで患者さんに聞かせていた鼻歌も忘れてしまいます。仕事帰りの人が御茶ノ水駅に向かって、下を向き足早に歩いている

と、学生達が大声で笑いながら楽しそうにと言うか、うるさく騒いで、毎日同じような光景だけれども一日を癒してくれます。机に向かうと整理ができていない書類が積み崩れ、逃げたくなります。CD のスイッチを入れ書類に手を伸ばすと、さっき患者さんに聞かせていた歌が流れてきます。自分がいかに周りに流され易いかを実感する一瞬でした。窓から見える池田坂の風景も学生時代と大きく変わり、近隣の会社が整備をしてくれたおかげで、木々が坂道を着飾っています。しかし学生時代からある佐藤運雄先生の銅像の横に立っている桜の木が、弱々しくうなだれているのが寂しくも感じます。この桜を大木にし、沢山の花を咲かせるには植え替えが必要なのかもしれません。凛とした花を咲かせるには基礎を替え床を整え、都会に咲く桜を行き交う人達に誇らしげに見せたいものです。

草木が好きな私は教授室にも 100 均で購入したガジュマロの木を CD スピーカーの上に置き、毎日水をあげて楽しんでいますが、小さな鉢では樹は大きくなりません。時々枯れそうなガジュマロの古い葉を採り、新芽が伸びやすくはするけれど、なかなか良い枝振りにはならないものです。「根幹枝花」という相田みつをの言葉を想い、根を大切に育て花を沢山咲かせるために、そろそろ鉢を変えようと思っています。もしかしたら 100 均のガジュマロはもともと花は咲かない木かもしれないけれど、太い幹になると白い花が咲くそうです。桜は必ず花を咲かせることができる木なので、佐藤運雄先生の力も借りたいものです。今、2 本目の缶ビールの栓を抜いてしまい CD を聞きながら、暗くなりかけた窓の外を見つめています。

(教授 歯科補綴学第Ⅱ講座)

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医療過誤とクレームについて病院事務長 佐藤 義典

医療行為の過誤やクレームへの対応について触れてみたい。

当院には表題に対する確立された対応方法がなかったため、医療過誤やクレームが起きた場合の対処は事故かどうか検証もないまま診療費を無料にしてお詫びする、

またはクレームを言われれば技量の優れた歯科医師に代わる。ひたすら長い時間お詫びするということが行われてきました。今後のインターネットの普及など情報化時代の展開を踏まえますと、これでは患者さんと歯科医師との信頼関係に深刻な問題が生じてしまいます。

この現状に対応する解決策は、板橋病院の医事業務経験が深いS事務長から、松戸歯学部付属病院への人事異動時に引き継ぎました。その対応方法は経験だけに頼るのではなく、考え方の共有化と記録とその検証、個人的な対応ではなく歯科医師・医療職員・管理課が協力し合い、管轄の保健所や警察、歯科の事故に詳しい弁護士とも連携し適切に解決して・・・というものです。

まずは平成27年度以前の事故等を整理して記録作りから始まりました。次いで管理課員に対応方法を渡し、2人(1人は記録係)で患者さんの主張を1時間は聞き役になるように指導しました。接遇のクレームには真摯にお詫びすることが大切です。

要点は診療契約の成立の確認と治療計画や方針等の電子カルテの記載で医療過誤がないか、説明がわかり易いものだったか、同意の有無、接遇に落ち度がなかったかということです。

歯科医師法19条の応召義務はあるが、治療方針や計画に従わないなどの診療を断わる正当理由にあたれば、診療をお断りします。明らかな誤抜歯・誤照射以外は診療報酬を法令に基づき請求をいたします。

管理課員とともにトラブル処理に取り組み、患者さんの心に寄り添いながらも、病院として正しく対応する考え方を共通認識として持てた1年10 ヶ月でした。

「医療人間科学」見学実習を終えて中島 一郎

本年度も、医療人間科学では学生自身が歯科医師の社会的使命を学ぶプログラムとして第1学年から第3学年の各学年を対象に夏季休暇を利用して「歯科医院」、「歯科病院」、

「福祉施設」の各見学実習を実施しました。第1学年:歯科医院見学実習歯科医院見学実習は、「早期より歯科医療の現場を体験す

ることにより、将来の目標を確認し、医療人としての良識と豊かな人間性を体得すること」を目的としています。地域医療の見学体験を通じて、医療系学部の学生として実社会で求められるルールを理解して、対人関係のスキル修得の必要性に気づかれたと思います。

第2学年:歯科病院見学実習大学病院の教育、臨床および研究機能について理解する

ため、本学部付属歯科病院の見学実習が行われました。病院の医療スタッフの患者さんに対する診療姿勢を通じて前期授業で学修した倫理観や行動規範の重要性を復習しました。また研修歯科医の先生方の診療を観察して、歯科医師となる目標が再確認されました。

第3学年:社会福祉施設見学実習医療と福祉連携について理解することを目的として、福

祉施設の見学実習が行われました。学生がグループ単位で、自主的に児童福祉関連施設、介護保険法関連施設、精神保健施設などの見学先を選びました。彼らは、施設長や関係者に見学実習を受け入れて戴けるように面接を受け、また交渉を行い、見学許可を戴きました。この体験を通じて少子高齢化社会を迎えた医療と福祉との連携の意義について理解が深まりました。

最後になりましたが、本年度も学生を受け入れていただいた同窓会や各機関の先生方に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。   (教授 医療人間科学分野)

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「日本大学新任教員FDセミナー2016」に参加して

蓮池 聡

本年5月28日日本大学会館において、「新任教員FDセミナー 2016」が開催された。本セミナーは本部FD推進センターが新規採用された専任教員を対象として毎年開催しているものである。高等教育を取り巻く環境の変化、大学教員の役割・責務を認識するとともに、本学の教育理念及び教学施策を理解することを目的としている。本年4月より助教となった私にとって、教員として初めて参加するセミナーであり、身の引き締まる思いであった。

セミナー前半では本部学務部筒井仁氏より「日本大学における教育理念と教学戦略」に関するご説明を、経済学部辻忠博教授より「本学におけるFD活動」に関するご講演を賜った。「自主創造」の教育理念のもと、「自主創造型パーソン(日大人)」の輩出がもとめられており、これを推進するため全学的なFD活動がすすめられている。また、「教職協働」と「学生参画」をモットーに、三者一体による教育の質的向上に資する取組が推進されている。私は「FDは教員のもの」という認識を持っていたため、理解を改める必要を痛切に感じた。

セミナー後半では本学部医療人間科学分野中島一郎教授のファシリテーションのもとスモールグループディスカッションが行われた。参加者は14グループに分かれ、「初年次教育とは」をテーマにKJ法を用いてワークを行った。分野の異なる参加者同士、意見交換することで、「初年次教育の意味」や「本学の目指すべき教育」について深く考察し、理解することができた。

最後に芸術学部川上央教授から「全国私立大学FD連携フォーラム・実践的FDプログラム」の紹介があった。

本セミナーでの経験をもとに、日本大学歯学部の教員として「自主創造型歯科医師」の輩出に少しでも貢献できるよう尽力したい。       (助教 歯科保存学第Ⅲ講座)

歯科保存学第Ⅰ講座の e –Learning システム

村山 良介6月1、2日の二日間、大阪で開催された日本歯科医学教

育学会において「学修管理システム(LMS)を用いた保存修復学実習用コンテンツ配信について」という演題で発表をしてきました。学会では、e-Learningに関する演題も数多く見受けられ、ランチョンセミナーでは、「動画教材の作成と配信方法」といったものがあり、撮影方法から編集、アップロードまで学ぶ講義もありました。これらのことから、各大学もe-Learningに注視していることを実感しました。

さて、歯科保存学第Ⅰ講座では今年度からe-Learning systemを第3学年の実習に投入し現在稼働中です。このシステムはGoogle社のGoogle Classroomを使って構築されており、Web classと呼ばれています。このWeb classは当学部の第3学年がアクセス可能となっており、実習の手順をデモ動画を通じて予習することができます。実習動画は単元ごとに分かれており、閲覧形式はブラウザによるストリーミングとしているため、好きな時間に見ることが可能です。また、アンケート等もオンライン形式のため、配布や集計の手間が省けるといった製作者側に対しても大きなメリットがあります。

臨床の基礎実習は術式および操作要件の理解が必須であるものの、既存の学修法では細部までの理解は困難と考えます。動画を用いたチュートリアル形式の場合、術者の視点も含めた細かい動作を、納得のゆくまで繰り返してみることができます。このように本質的な部分を提示する技術は現在、VR(バーチャルリアリティ)を応用した大規模災害時訓練にも応用されています。これらは歯学教育の現場のみならず、スケールメリットを活かした生涯教育などにも取り入れられる日はそう遠くはないと感じます。

(専修医 歯科保存学第Ⅰ講座)

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桜歯祭に向けて桜歯祭実行委員長 木村 拓紀

今年は10/7(金)・8(土)に桜歯祭・NU祭・駿技祭・翔衛祭が開催されます。今年の桜歯祭のテーマは「噛むon !桜歯祭 ~咲き誇れ歯学部生~」です。「噛むon」は英語の

「come on」とかけて「桜歯祭においでよ!」という意味が込められています。また、サブテーマの「咲き誇れ歯学部生」には日本大学のイメージである桜のように歯学部生一人ひとりが桜歯祭の主役として輝こうという思いが込められています。

また、昨年に引き続き御茶ノ水アートピクニックと共同開催させていただきます。恒例となっている各クラブが出店する「模擬店」、今年はお笑い芸人のナイツさんを迎えて行われる「芸能ライブ」、受験生に授業や実習を体験してもらう「学内ツアー」、一般の来場者の方に歯について学んでいただく「歯科企画」、各クラブの1年生が主体となって出場する「カラオケ大会」、今年からの新企画の「市民公開講座」など、学生だけの文化祭ではなく、日本大学歯学部の雰囲気を広く多くの来場者の方に感じ取っていただける企画を準備してきました。

日本大学歯学部創立100周年の記念すべき年の桜歯祭として実行委員一同、皆様のご来場を心よりお待ちしております。                   (第4学年)

NU祭についてNU祭実行委員長 井出 翔太

今年もNU祭が開催されます。NU祭とは、日本大学の全学部・全付属高等学校が一つのテーマのもと、各学校の特色を活かした企画を掲げて行う学園祭のことです。歯学部では今年も「いちにち歯医者さん」という企画を行います。当日は、歯科治療の模擬体験や様々なフレーバーの歯みがき粉づくり、歯科材料を用いてのストラップ作りなどが体験できます。今年も実行委員全員でNU祭を盛り上げていこうと思います。NU祭を盛り上げるため、来年度に繋げるため、さらに良い企画に進化させるため皆さんの感想、御意見・御要望が必要です!是非、家族や友人を誘って御来場ください!お待ちしています!    (第5学年)

※桜歯祭・NU祭開催前の原稿です。それぞれの報告は次号に掲載いたします。

SCRP日本代表選抜大会出場第5学年 関本 愉

“Olfactory and Optic Stimulation Affects Saliva Secretion, Expression of Substance P and Cough Reflex in Healthy Young Adults”というテーマで 8 月に行われたスチューデント・クリニシャン・リサーチ・プログラム(SCRP)という歯科学生の研究発表大会に出場しました。思い返すと 4 年次の春、摂食機能療法学講座へ研究先が決まりスタートしました。当時はこの分野の授業を受けたことがなく、生理学で正常嚥下について学んだことしかなかったので、まずは基礎知識の修得、そして参考文献を探し論文を読む日々が続きました。こんな未熟者のご指導を引受けてくださった阿部先生に感謝しています。授業の勉強とは別に時間をとらないといけなくてとても大変でしたが、嚥下に興味はあったので一生懸命勉強し、今日の社会では何が注目されているのかを調べました。

こうして夏には実験手順の検討が始まりました。食べ物を認識する先行期(認知期)に注目し、嗅覚・視覚刺激が唾液の分泌と成分にどのような変化を及ぼすか調べることになりました。個人差や唾液を取扱う難しさがあり、プロトコルを熟考し確立することが一番大変だったように思います。他にも結果の考察や抄録・ポスターの作製など多くの困難がありましたが、多くの方々の助けにより乗り越えることができ、大変貴重な経験をさせていただけたことに感謝しています。

最後に、毎日のようにご指導してくださった阿部先生、田邉先生をはじめ摂食機能療法学講座の先生方、プレゼンのご指導をしてくださった先生方、協力してくださった被験者、応援してくれた友人に心より御礼申し上げます。

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第48回全日本歯科学生総合体育大会総 合 成 績

順 位 大 学 名 得 点優 勝 愛知学院大学歯学部 160準優勝 日本大学歯学部 157

3位 九州歯科大学 1354位 大阪歯科大学 120.55位 日本歯科大学生命歯学部 119.25

夏期部門

1位

水泳 20点陸上競技 19点バスケットボール 18.5点日本拳法 15点

2位ソフトテニス 14点アーチェリー 9点

3位 ボウリング 7点冬期部門

1位 スキー部 19点

本学部が得点した部門(上位3位)

第48回オールデンタルを終えて歯学体正評議委員 嘉悦 崚

東京医科歯科大学の主管にて行われた第48回全日本歯科学生総合体育大会が8月12日の閉会式をもって終了となりました。日本大学歯学部は総合準優勝で、総合優勝とはならなかったものの大健闘の結果とな

りました。昨年度と同じく、わずか数ポイント差での準優勝とあって、とても悔しい思いです。

ただ、オールデンタルを通して悔しさだけでなくさまざまな貴重な体験ができると自分は思います。1年生から6年生までの部員が一丸となって一つの目標に向かい、頑張ることのできる経験や時間はとても大事なことだと思います。部員同士での楽しい思い出や共に味わった辛い練習など、選手・マネージャーが共有した多くの時間は結果に関係なく良い思い出になり、今後の人生を振り返った際に大きな財産となるでしょう。

今年優勝し最高の喜びを感じられたクラブは、来年またこの嬉しさを味わうために、今年満足のいかない結果だったクラブは、負けたときの悔しさを忘れずに、また来年度のデンタルに向けて部員全員が一丸となり頑張ってください。そして第49回のオールデンタルこそ、総合優勝の優勝旗を持って帰りましょう。         (第5学年)

夏期・冬期部門の個人種目等入賞者・水泳部優  勝 : 菊 池 礼 奈 1 年( 女 子200m 自 由 形、 女 子 400m自 由 形 )・ 手 塚 悠 1 年( 女 子100m 背 泳 ぎ、 女 子 50m 背泳 ぎ )・ 絹 原 有 理 4 年( 女 子50mバタフライ)・浅見里菜2 年 / 手 塚 悠 1 年 / 絹 原 有 理4年/菊池礼奈1年/(女子200mメドレーリレー)・手塚悠1年/ 浅見里菜2年/絹原有理4年/菊池礼奈1年(女子400mフリーリレー・大会新)・手塚悠1年/松永彩1年/浅見里菜2年/菊池礼奈 1年(女子200mフリーリレー)・手塚悠1年/酒井嶺6年/絹原有理 4年/喜田大地5年(混合200mメドレーリレー・大会新)準優勝 : 松永彩 1 年(女子 200m 自由形、女子 100m 自由形)・ 浅見里菜2年(女子200m個人メドレー、女子400m自由形)・ 高田沙耶香 衛 2 年(女子 100m 背泳ぎ、女子 50m 背泳ぎ)・ 絹原有理4年(女子100mバタフライ)・陸上部優  勝:相川慶郎1年(男子400mハードル)・石川博昭4年(男子走高跳)・小泉舞5年(女子走高跳)・相川慶郎1年/石川博昭4年/ 西村調4年/関本愉5年(4×400mリレー)準優勝:石川博昭4年(男子200m)・井上将一2年(男子1500m、男子5000m、男子3000m障害)・相川慶郎1年(男子三段跳)・中島拓紀1年/相川慶郎1年/石川博昭4年/横山宗典5年(4×100mリレー)3  位 : 西 村 調 4 年( 男 子 400m)・ 関 本 愉 5 年( 男 子 800m)・ 相川慶郎1年(男子走幅跳)・市川熙4年(男子砲丸投、男子円盤投)・北原諄子4年(女子400m)・小泉舞5年(女子100mハードル)・スキー部優  勝:瓦井海年3年(男子個人・大回転)準優勝 : 瓦井海年3年(男子個人・回転)・日本拳法部優 勝 : 山口良輝2年(新人戦)

・ソフトテニス部優 勝:本澤潤一6年/清水誠基2年(男子ダブルス)3  位:三浦まり子5年/齋藤瑞花4年(女子ダブルス)・洋弓部優 勝:中塚智美1年(女子新人戦)準優勝:岡篤志5年(男子個人)・渡辺せな1年(女子新人戦)3  位:浅野華美3年(女子個人)・ボウリング部優 勝:峰田眞伍6年(シングルス戦)準優勝:峰田眞伍6年/濃野純5年/朝比奈誉幸5年/森裕太郎4年(団体戦)・空手道部準優勝:平賀凌雲1年(男子新人戦)・ゴルフ部優 勝:大塚悠里4年(女子個人戦)・柔道部優 勝:木村仁美6年(女子個人)準優勝:小川智也6年(男子個人・無差別級)・加藤博之3年(男子個人・66kg級)

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この度日本拳法部は、団体戦で優勝する事が出来ました。主将として優勝出来た事をとても嬉しく思います。僕にとっては入学してから初めての優勝です。この優勝という結果は、部員全員が一生懸命に優勝に向かって練習したからだと思います。また、お忙しい中練習に参加していただいたOBの先輩方のご指導のおかげだと思います。応援に来て下さったOB・OGの先輩方、ありがとうございました。次は2連覇に向けて頑張ります。� (第4学年)

新チームになって、練習試合で負けが続き、チーム作りが間違っているのではないか?と考えている時期もありました。しかし、頼もしい先輩や努力している後輩、そして何度も練習に来てくださるOBの方に支えられ、本当に良いチームになったと思います。今回、バスケ部での総合優勝はできましたが、男子は7位、女子は2位という結果だったので、来年のデンタルでは男女ともに1位での総合優勝を目指して頑張りたいと思います。� (第4学年)

陸上競技部は昨年に続き総合優勝することができました。連覇のプレッシャーのかかるなか、顧問や監督をはじめとする諸先輩方からの励ましを頂き、部員一丸となって日々の練習に懸命に取り組んでまいりました。今年はチームの層も厚くなり、各部員の総合力で優勝できたことは、次年度に繋がる成果と実感しています。今後も更なる飛躍を目指し、努力していきたいと思います。応援、誠にありがとうございました。� (第4学年)

この度洋弓部は、総合団体準優勝(男子団体2位、女子団体3位)を果たしました。応援してくださったOB、OGの先生方、先輩方ありがとうございました。至らない点も多く、先輩・後輩に強く支えられた一年でした。様々な面で支えられながらも、このような結果を得ることができ、うれしく思います。去年以上に多くなった部員とともに、さらなる向上を目指して練習に励んでいきたいと思います。今後とも、応援よろしくお願いします。�(第4学年)

2年前のオールデンタルで決まってから部員一丸となって準備してきた主管。そして去年のデンタルから1年間目標にしてきた総合優勝。電光表示板に総合優勝の文字が映し出された瞬間、どちらも諦める事なくやってきてよかったと思いました。主管をするにあたって、水泳というスポーツを通して将来歯科界で一緒に働いていく仲間として沢山の出会いがありました。今回優勝を勝ち取る事が出来たのは、東京都水泳協会の皆様、水泳部のOB、OGの皆様、学校関係者の皆様、当日手伝ってくださったスキー部の皆さん、水泳部の活動を理解し、応援して下さった御父兄の皆様の多大なるサポートのおかげです。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。来年も3連覇に向けて部員一丸となって練習や運営に取り組んで参ります。これからもご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い致します。� (第4学年)

ソフトテニス部は総合準優勝という結果を残すことができました。個人戦でも男女合わせて4組がベスト8入りを果たしました。今年は部員の結束力がとても強く、各々が持てる力を出し切った意味のある大会でした。これから更なる飛躍のため部員一同、ますます士気を高めていくつもりです。最後に炎天下の広島での開催にもかかわらず、監督をはじめ多くのOB・OGの先生方が駆けつけて下さった事、心より御礼申し上げます。� (第4学年)

 部門優勝 陸上競技部主将 西村  調

 部門優勝 水泳部  部門優勝 日本拳法部主将 絹原 有理 主将 葛原 弘

  部門優勝 バスケットボール部主将 笹川 剛志

  部門準優勝 ソフトテニス部主将 天野 翔梧

 部門準優勝 洋弓部主将 上林 裕太

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“Experience�is�the�only�thing�that�brings�knowledge.”不朽の名作「オズの魔法使い」の一節である。私は3週間の短期語学留学中にこの作品を教本として勉学に励行した。一望千里の芝原と豊かな緑樹に囲まれた翠露のキャンパスで、真に実りの多い日々を過ごせたと思う。政治の中核を担うワシントンD.C.で建国の歴史と芸術と建築美を堪能し、ニューヨークの蒼穹の下、聳える電飾御殿と摩天楼の真中で異国のエンターテイメントに活況した。その国、その人の思想や理念は直に接して初めて得られ、感化されるものである。またその経験により、自分の世界は奥行きと深みを増してゆくものだと思う。これを糧に、グロー�

バルな人材として�活躍できることを望む。最後に、貴�重な機会を提供してくれた日本大学�に感謝の辞を述べ�たい。�

8/7~ 23にかけて、各学部からの学生71名の引率として、イギリスのケンブリッジ大学へ派遣されました。学生は語学クラスや7つの講義科目を選択します。講義といっても単なる座学ではなく、博物館等のフィールドワークを中心とした演習形式の英語による授業が印象的でした。また、講義後に実施された現地の学生に日本文化などを紹介するJapan�Presentationでは、グループ発表を始め、最後にリフレクションとして英語によるKJ法の新しい試みが実施され、非常に有意義なプログラムでした。ぜひ、本学

部の学生さんも学生時代に色々なことに挑戦し、グローバルな視野を見据えた人材になって頂きたいです。(主事補 庶務課)

平成26年9月より2年間、日本大学長期派遣研究員として、カレル大学理学部動物学科顎顔面進化発生学研究室(Robert�Černý博士主宰)での研究の機会を得、プラハ(チェコ共和国)に暮らしました。カレル大学(英名:Charles�University�in�Prague)は1348年に、時のボヘミア王かつ神聖ローマ皇帝であったカレルIV世によって創立され、伊仏以東の欧州では最古の大学と聞きます。私は、歯・口腔の進化発生学的な研究に従事しました。1911~ 12年にアインシュタイン博士が研究していた歴史的建物に研究室がありました。エボ・デボの視点から、なかんづく比較発生学・形態学を中心としたアプローチにより、歯の発生やそれに伴う遺伝子発現を時間空間的に観察記録し、検討しました。様々な実験に取り組んで一定の成果を得た傍ら、己の無能さ故に直面した困難や苦しみと常時格闘しました。同時に、チェコの人、風土、文化、芸術、歴史、食、酒、言語のすべては、私に無数の驚きと発見をもたらし、かの地での生活は生涯忘れ難い感動の経験だったと強く感じます。数億年という脊椎動物とその口腔、歯の進化に考えを巡らすと、私は時空を超えてカンブリア紀の海中にあり、またある時は三畳紀の森林の中の池塘にあります。とはいえ、いまは実際現代東京にいますけれども、頭の中だけでなく、世界に赴いて思索し、実験し、議論し、そして人と誼みを結ぶことができることを身を持って知りました。留学をサポートしていただきました日本大学ならびに解剖学第Ⅱ講座の各位、そして勿論チェコのラボメンバーに厚く感謝申し上げますと共に、得た知識と経験を発展させ研究と教育とに還元することが私の責務であると肝に命じる次第です。� (助教 解剖学第Ⅱ講座)

海外派遣報告 海外短期研修ケンブリッジ大学 ペンブルックカレッジ

山﨑 洋介佐賀 友美

海外短期研修 エリザベスタウン・カレッジ

第3学年 根本 幸

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この原稿を書いている8月中旬は、リオデジャネイロ・オリンピックの真最中です。今朝は女子レスリングで3選手が金メダルを獲得したとのニュースが、輝かしく報じられていました。選手は、最初にオリンピックへの参加資格を得ることを目標にし、資格を得た後には少しでも高い位置の表彰台を占めることを目標に切磋琢磨しています。そして表彰の際のコメントに選手は、必ずと言っていいほど、周囲のサポートに対する感謝を述べます。第6学年学生の皆さんは、金メダルに相当する歯科医

師の国家資格獲得という6年も続く長丁場の競技会に、本学部に入学したことで学生という名の競技者として参加しています。第1学年からの過程で多くの教育科目を学修してきており、学修成果が問われるのが来年2月です。女子レスリングに例えるならば第2ピリオドの残り1分というシーンが、現在の学生の立ち位置です。歯科医師免許獲得というゴールに向けて、学習方法

や学習成果に不安を持っている者、健康面に不安を持っている者、さらに周囲環境に不安を持っている者など様々な不安を抱えているのが、第6学年のこの時期だと思います。しかし、本学部では、学習指導委員、TAおよびクラス担任が成績状況や健康状態を把握しながら指導や相談に応じると同時に、全教職員が学生と目標を同じくしてサポートしています。大きな家族のサポートや学生間での協調したサポートもあります。学生は自身を取り巻く多くのサポートを有効に使用してゴールを目指し、余力を残して後で後悔することがないように自分を信じ、全力を出し切ることが必要です。今朝、女子レスリングで金メダルを獲得した3選手

全員は、試合時間がわずかしか残っていない中での逆転勝ちでした。このことは全力でのラストスパートが重要であることを、事実として証明しています。

(教授 歯科補綴学第Ⅰ講座)

本学部に入学してから数ヶ月がたち、たくさんの友達ができたと感じます。それにはオリエンテーションにおける軽井沢での宿泊や「生涯スポーツ」での皇居へのウォーキングなど、交流する機会を多く頂けたからだと思います。また、クラブや県人会といった先輩たちと交流する機会もあり、横のつながりだけでなく、縦のつながりもありました。様々なつながりをこれからも大切にしていきたいと思います。5月に行われた球技大会では第1学年は入賞できたことも団結できた結果だと思います。学習面においては、6年後の国家試験はまだ実感し

づらいのですが、今の勉強がこれからの基礎になることは確かです。目の前の課題をしっかり勉強していきたいです。また、大学は高校とは違い時間が不規則なので、自分で責任をもって時間を把握し、行動する必要があります。後期も責任持った行動ができるように心がけないといけませんし、このことは歯科医師としても大切なことだと思います。�また、大学に入って初めての夏休みを終えました。

夏休み中は様々な行事がありました。一つ目はクラブの合宿と全日本歯科学生総合体育大会です。合宿では、先輩方との楽しい思い出が出来ました。大会では、日本大学歯学部は総合2位が取れました。二つ目は、歯科医院見学です。私の行った歯科医院は院内での治療以外に訪問診療もしていました。初めて訪問診療を見て患者さんの家や診療車の中での治療は、とてもやりにくそうに思えました。しかし、先生は患者さんに感謝され、やりがいがあると言っていました。前期の終わりにクラスコンパをやりましたが、初めてということもありスムーズにいかなかったので、次に反省が活きるようにやりたいです。今後も勉強、友人関係などしっかりとやって、進級

したいと思います。�

クラス短信

大学生活第1学年 鬼澤 崇

必要なのは全力でのラストスパート第6学年 学年主任 祇園白 信仁

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オピニオン

○前回の桜歯ニュースに原稿を載せていただいてから、はや3ヵ月が経とうとしています。あの時は、私は皆さんに「恐れずに新しい世界に飛び出していってください。」と書きました。いかがでしょうか?皆さんは挑戦できていますか?くすぶってはいないでしょうか?私は、歯科保存学第Ⅰ講座に入局し、治療以前に大人としての在り方、働くことの難しさ、自分の未熟さを思い知りました。そして、それらを全うしたときの素晴らしさを学んでいる途中です。これから先、大きな壁にぶつかり、不安や悩みが自分を支配したとしても、恐れずに新しい世界に飛び出していこうと思います。まだまだ長い大学院生活、ふと振り返った時に「自分はこれだけ挑戦できた!」と胸を張って言えるようにしたいです。� (大学院1年 秋葉 俊介)○これからの歯科界へ貢献できるような歯科医師になることを夢見て、歯科保存学第Ⅱ講座の大学院の門戸を叩いてから早一年半が過ぎようとしています。先輩方のように臨床と研究の両立ができるのか不安の中に始まった大学院生活でしたが、自分を待っていたものは朝から晩まで基礎研究の日々でした。想像とかけ離れた大学院の生活に迷い苦悩する中でも、次第に研究の面白さに気づくことができました。まったく実験に携わることのなかった自分が試行錯誤を重ねて初めてデータを収集することができた時の感動は忘れられません。今までの考え方を大きく変えることになった院生活ですが、抱いた夢は変えることなく邁進していきたく思います。� (大学院2年 村山 翔太)○大学院生となってから2年が経過し、3年目の大学院生活も半ばに差し掛かっている。研修医・大学院1年目・2年目は新しい経験の連続でとても時の流れが早く感じた。臨床も研究もわからないことだらけで、自分なりに調べて確認して実践するも思い通りにいかず、叱咤を受け、この道に入ったことは間違いだったのではと考えてしまうこともあった。それでも先生方からアドバイスを頂き、経験を踏んだことでできることも増えて歯科医師として、研究者として体を成してきたように思う。他の人達より進捗のスピードは芳しくないけれども少しずつス

テップアップしていくことを続けていきたい。� (大学院3年 渡辺 雅弘)○大学院に入学して、4年目となりました。大学院最終学年ということもあり、今まで以上に忙しくなった日々を過ごしていると実感しています。このような中で、私は6月にソウルで行われた国際歯科研究学会で発表を行いました。初めての海外での発表を慣れない言語を用いて行うということで、とても緊張しましたが、日本人を含む様々な研究者から数多く質問されたためか、あっという間に発表時間が過ぎてしまいました。英語での質問にうまく対応しきれず、困惑した自分を情けなく感じたり、勉強不足であることを痛感したりした学会でしたが、様々な人達と討論することにより、自分のこれからの課題が見つかった有意義な学会でした。� (大学院4年 室伏 貴久)○私は、歯科保存学第Ⅱ講座に入局して4年目で、専修医として臨床材料の研究を始め、研究に対して興味を持ち始めました。現在は社会人大学院として在籍し、研究を行いながら地元の地域医療に貢献しています。御指導してくださる講座の先生方や家族の支援のお陰で、充実した生活を送っています。今後、様々な困難がやってくると思いますが、目標に向かって諦めず、日々努力していきたいと思っています。� (社会人大学院2年 平 亜希子)○臨床研修終了後、就職するも思うところが有り、社会人大学院生としての機会を頂いて数年が経ちました。今まであまり経験が無かった英語論文に触れ、ポスターを作成し学会での発表、実験で得たデータを処理し、職場から帰宅後睡魔に襲われながらもPCに向かって苦手な英語で論文を作るなど様々な経験をさせて頂いております。その中で感じるのは自分一人では何一つ出来ず、公私共に周りの沢山の方に支えられて今があると言う事です。そして学部生の時には気づけなかった母校の良さ、温かさを日々感じております。現在の境遇、お世話になっている先生方に感謝しつつ、よりよい歯科医師になれるよう努力をしていきたいと思います。� (社会人大学院4年 大屋  学)

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学生相談室では、皆さんが充実した学生生活を過ごせるように、様々な相談に応じています。どんなにささいなことでも、気になることや困っていることがあれば、気軽にご相談下さい。電話相談【03-3219-�8051(相談室直通)】、ご家族からのご相談もできます。内容について秘密が漏れることは一切ありませんのでご安心下さい。3号館1階玄関を入って右手奥に相談室の入り口があります。月曜日の昼休みは、本学教員が、水・木・金曜日の10時~17時と火曜日の11時~18時は、日本大学本部学生相談センター所属の臨床心理士が相談を担当しています(曜日ごとに担当するカウンセラーが異なります)。

9/5にミスワールド日本大会が行われ、準ミスワールドジャパン2016に選んで頂きました。名前が呼ばれた瞬間に、2ヶ月間の色々な出来事が次々と頭の中をめぐり手の震えが止まりませんでした。このコンテストは私にとって最初で恐らく最後のミスコンテストだと思い応募し、思い残すことなく挑んだので悔いはありません。素人の私でし

たがここまで頑張れ、成長できましたのは皆様の応援とサポートがあったからです。この場をお借りして感謝の言葉を伝えさせてください。ありがとうございました。また、ファイナリストとして2ヶ月間、沢山の人に出会うことが出来、様々なことに挑戦しました。同じ目標に向かって、お互いの内面や外面の美しさを認め合ってきた仲間と一緒に過ごした日々は私の一生の宝物です。皆様にここまで支えられて、スポーツ審査4位、Topモデル審査8位、そして日本大会にて、ミスワールドのスローガンである"Beauty�with�a�purpose"の発表をさせて頂きました。マルチメディア審査でも沢山の方に「いいね!押したよ」と言って頂き、改めて今の自分は本当に沢山の人に支えられているということを実感致しました。準ミスワールドは「1年でも早く歯科医師になって自分の手で助けを必要としている人々の元へ行き活躍しなさい」というメッセージが含まれているのだと思います。皆様から頂いた応援の言葉を宝物にし、これからもさらに努力し、笑顔あふれる世界を見ていきたいと思っています。よろしくお願い致します。

6月19日(日)・7月28日(木)・8月20日(土)・9月25日(日)に歯学部進学相談会が、6月18日(土)・7月23日(土)・8月20日(土)・9月18日(日)に附属歯科技工・衛生専門学校の進学相談会が行われました。受験希望者・父母等合わせて702名の来場者がありました。会場には教員による相談コーナーや在校生のブースが設けられ、来場者からは入試科目や適性試験、校友子女入試などについての質問も多くありました。また、実習室において「体験実習」を行い、好評を博しました。《問合せ先》歯学部 教務課03-3219-8002��E-mail:[email protected]附属専門学校 専門学校事務室03-3219-8007��E-mail:[email protected]

保健室を体調不良で利用された方に、朝食を摂取しているか尋ねると、摂取していない方が意外と多いことに気づきました。朝食を摂取することで、どんなメリットがあるでしょう。朝食摂取によりエネルギーを補充し、脳と身体を目覚めさせる。胃腸の働きを活発にし、便通を促す。自律神経を整え、情緒を安定させる。毎日決まった時間に朝食を摂取することで、生活リズムを整える等。私達は、睡眠中もエネルギーを消費します。エネルギー源のブドウ糖は、食後4時間で消費されます。心身共に健康な日常生活を送るためにも、朝食は重要です。少し早めに起床し、朝食をしっかり食べましょう。

ほけん室から

保健室 川本 栄子

朝食をしっかり 食べましょう

進学相談会の様子 5 〜9月

学生相談室から

ミスワールド日本大会 2016に出場して

第5学年 槙野 美里

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☆�平成28年度日本大学体育大会ゴルフ競技会(教職員の部)優勝平成28年度日本大学体育大会ゴルフ競技会(教職員の部)が、歯学部および豊山高等学校担当のもと取手国際ゴルフ倶楽部で開催されました。開会式では大会委員長である前野学部長からのご挨拶をいただき、スタートホールでは歯学部の大会関係者の方々に温かく?見守られ、例年以上に緊張感のあるスタートとなりました。歯学部は今まで優勝をしたことがなく、毎年、「歯学部に優勝旗を!」の合言葉で大会に臨んでいました。ついに、その念願が叶い優勝旗を手にすることができました。大会関係者の方々、運営で忙しい中、応援ありがとうございました。� (歯科保存学第Ⅰ講座 専任講師 陸田 明智)

☆平成28年度自衛消防訓練審査会9月9日(金)旧今川中学校グラウンドにおいて、自衛消防訓練審査会が行われました。歯学部からは男子隊・女子隊が参加し、男子隊は第3位、女子隊は第5位という成績を収めました。

NewsPlusα

日 時:平成28年11月5日(土)13時30分~場 所:歯学部4号館3階 第3講堂講演者:�歯科補綴学第Ⅰ講座 専任講師  飯沼 利光�

          歯科衛生士 坂井 雅子演 題:�お口の健康を保って、健康寿命を延ばそう!�

―プロが教える入れ歯との正しい付き合い方―

平成28年度�第2回 公開講座案内(11月)

お知らせ

10月�� 4日(火)� 日本大学創立記念日10月�� 6日(木)� 桜歯祭準備(第1~ 4学年午後休講)10月�� 7日(金)� 桜歯祭10月�� 8日(土)� 桜歯祭、父母懇談会、第5回進学相談会10月�22日(土)� 編入・留学生入学試験10月�29日(土)� 解剖体追悼法要、リーダーズキャンプ11月�� 5日(土)� 公開講座11月�12日(土)� �校友子女、付属推薦、公募制推薦入学試験12月�17日(土)� 付属推薦入学試験(追加募集)12月�27日(火)� 第1~ 5学年授業(臨床実習)終了、�� � 卒業者発表12月�28日(水)� 第1~ 5学年冬季休業開始� 1月�� 5日(木)� 第5学年臨床実習開始 � 1月�11日(水)� 第1~ 4学年授業開始� 1月�13日(金)・16日(月) 第1~ 4学年授業の補講� 1月�17日(火)~24日(火) 第1~ 4学年定期試験(後期)� 1月�29日(日)� CBT

歯学部行事予定

学生生活クラブ夏合宿一覧(8月26日現在)

アメリカンフットボール部 8/1 ~ 8/7 長野県長野市合 気 道 部 7/30 ~ 8/7 東京都千代田区(通い合宿)剣 道 部 7/28 ~ 8/3 千葉県夷隅郡御宿町

硬 式 庭 球 部7/30 ~ 8/1 千葉県長生郡白子町8/1 ~ 8/6 〃8/7 ~ 8/11 〃

硬 式 野 球 部 7/26 ~ 7/30 静岡県富士宮市ゴ ル フ 部 7/25 ~ 7/30 茨城県常陸大宮市サ ッ カ ー 部 7/24 ~ 7/29 茨城県神栖市自 動 車 部 7/22 ~ 7/25 群馬県利根郡みなかみ町柔 道 部 7/27 ~ 8/3 東京都千代田区(通い合宿)水 泳 部 7/28 ~ 8/2 茨城県ひたちなか市ス キ ー 部 7/28 ~ 8/1 群馬県利根郡片品村ソフトテニス部 7/22 ~ 7/26 千葉県長生郡白子町卓 球 部 7/27 ~ 7/29 神奈川県横浜市日 本 拳 法 部 7/25 ~ 7/31 東京都千代田区(通い合宿)バスケットボール部 7/29 ~ 8/1 新潟県南魚沼郡湯沢町バドミントン部 7/27 ~ 7/30 群馬県利根郡みなかみ町バレーボール部 7/28 ~ 7/31 千葉県山武郡横芝光町

ボ ウ リ ン グ 部7/27・29・30,�8/1・3 東京都港区高輪

8/6 ~ 8/7 山口県下関市ヨ ッ ト 部 8/1 ~ 8/7 神奈川県藤沢市ラ ク ビ ー 部 8/8 ~ 8/15 長野県上田市陸 上 競 技 部 7/25 ~ 7/31 栃木県佐野市

奇 術 部7/21 ~ 7/27 東京都千代田区(通い合宿)8/17 ~ 8/19 〃

軽 音 楽 部 8/2 ~ 8/7 山梨県南都留郡山中湖村茶 道 部 8/4 ~ 8/9 静岡県熱海市

写 真 部7/23 ~ 7/24 栃木県矢板市7/28 ~ 8/1 長野県下高井郡木島平村

生 物 部 7/25 ~ 7/27 東京都千代田区(通い合宿)美 術 部 8/2 ~ 8/3 千葉県浦安市

ワンダーフォーゲル部7/16 ~ 7/18 群馬県利根郡片品村8/10 ~ 8/13 福島県南家津郡檜枝岐村

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