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大学院保健学研究科 岡山大学 看護学分野 放射線技術科学分野 検査技術科学分野 Graduate School of Health Sciences Okayama University Department of Nursing Department of Radiological Technology Department of Medical Technology 2017年度 大学院案内 世界への扉を開く

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学生生活のサポート

医療エキスパートとしての資格

多くの修了生が全国各地で活躍

研究科長からのメッセージ研究科長 竹田 芳弘

岡山大学大学院保健学研究科の特色 

入試に関する情報・お問い合わせ(1)保健学研究科 学生定員

(3)募集要項等の請求(2)募集要項配布開始は 6 月中旬、入学試験は 8 月下旬を予定しています。

募集要項の郵送を希望する場合は、請求する封筒に必ず「大学院博士前期課程募集要項請求」または「大学院博士後期課程募集要項請求」と朱書し、返信用封筒【「角形 2 号」(縦 33.1cm× 横 24.0cm)に郵便番号、住所、氏名、電話番号(携帯電話)を明記し、250 円分の切手をはってください】を同封のうえ、下記宛てに申し込んでください。岡山大学大学院医歯薬学総合研究科等学務課教務グループ 保健学科・保健学研究科担当〒700-8558 岡山市北区鹿田町二丁目 5-1 電話(086)235-7984

ヘルスプロモーションを実践できる人材の養成

 21世紀の医学・医療は科学の進歩や社会構造の変化によりめざましい発展を遂げてきました。

特に再生医療、移植医療など高度先進医療の分野で急速な発展が見られる一方、我が国では少子高

齢化が進み、疾病構造の変化とともに、疾病の治療やケアのみならず、健康の維持や疾病の予防・

管理、また生活の質の向上など統合的な医療をめざす保健学の重要性が増しています。

 本研究科は広くかつ深い専門知識と高い技術を身につけ、豊かな人間性、深い倫理観、ニーズを

くみ取る感性等を併せ持つ保健医療を担うリーダーとなりうる中核的人材を育成するとともに、次

世代を担う保健医療研究の推進を目指しています。

 人々が健康で充実した生活を送るための医療・保健・福祉を統合した健康の推進活動である「ヘ

ルスプロモーション」を「全人的ケア」および「チーム・ケア」により実践できる人、また高度な

科学的知識や専門技術の修得をめざす研究マインドを持った人の入学を切望しています。

[博士前期課程] ● 保健・医療の基礎知識と豊かな人間性、優れた   感性を持つ人

 ● 人々の幸福と健康の増進に貢献しようという情熱   と気概がある人

 ● 協調性と柔軟な発想を持ち、将来、チーム医療の   中核になれる人

 ● 保健・医療・福祉、および関連分野の高度の専   門知識と技術の修得を目指す人

 ● 機器・技術・教育プログラムの開発に携わるた   め、研究の基礎能力の修得を目指す人

[博士後期課程] ● 人間や物事の本質を見抜く感性を持つ人

 ● 多角的かつ包括的な視点と包容力を持ち、将来、   医療 ・ 保健チームをリードする素質を持つ人

 ● 研究の基礎能力と真理への探究心を持ち、ヘルス   プロモーション科学の確立を進めていく可能性を   持つ人

 ● 保健・医療・福祉分野の研究者・教育者を目指   す人

 ● 将来保健・医療・福祉の領域で国際的な活動・   貢献を目指す人

[博士前期課程] ● 保健学の実践を通してヘルスプロモーションの   実践に貢献できる。

 ● 保健・医療チームの中核として全人的な保健・   医療を提供できる。

 ● 研究の基礎能力と探究心を持ち、生涯にわたっ   て自己研鑽できる。

 ● 社会・環境の変化にも柔軟に対応できる。

 ● 高度の専門知識と技術を持ち、保健・医療・福   祉の向上に貢献できる。

[博士後期課程] ● 保健学の実践・教育・研究において指導的役割   が担える。

 ● 保健学の実践・教育・研究を通してヘルスプロ   モーションの実践と確立に貢献できる。

 ● 保健・医療・福祉教育の向上と保健・医療分野   の人材育成に貢献できる。

 ● 自立した研究能力を持ち,機器・技術の開発等   を通して保健・医療・福祉に貢献できる。

 ● 柔軟な発想と多角的視点を持ち、グローバル化   等社会の変化に迅速に対応できる。

助産師、がん看護専門看護師(CNS)、医学物理士などの資格取得が可能な専門職育成コースがあります。修了生は専門資格を活かした色々な医療分野で、医療のエキスパートして活躍しています。さらに、今後、医療現場で求められる管理職としての資質も学んでいきます。

開設以来、多くの修了生を輩出し、全国各地で医療の世界のみならず、教育研究機関、行政機関、企業等で活躍しています。修了生のネットワークは研究や教育、就職支援など、色々な分野で活かされています。

長期履修制度や保育園併設等のサポート体制が充実しています。経済的支援として授業料・入学料免除、奨学金、ティーチングアシスタント、リサーチアシスタント、学会発表奨励金などの支援も受けることが出来る場合があります。さらに、夜間開講、e-learning などの学習支援、大学病院や地域医療機関と連携した研究支援なども充実しています。

ディプロマポリシーDiploma policy

アドミッションポリシーAdmission policy

保健学研究科では、以下のような人を求めています。

保健学研究科では、論文にまとめた研究成果が研究科の定める学位授与の水準を満たしていることに加え,以下の要件を満たしている人に学位を授与します。

博士前期課程 14人 6人計 10人

6人博士後期課程

看護学分野 放射線技術科学分野 検査技術科学分野

博士前期課程 2年

医療のエキスパート・研究職 etc.

看護学分野基礎看護学領域成育看護学領域臨床応用看護学領域コミュニティヘルス看護学領域

医用情報理工学領域放射線健康支援科学領域

放射線技術科学分野

病態情報科学領域生体情報科学領域

検査技術科学分野

大学•現場などで学んだ各分野基礎教育

研究テーマ+

博士後期課程 3年

研究職教育職行政職etc.

看護学分野基礎看護学領域成育看護学領域臨床応用看護学領域コミュニティヘルス看護学領域

医用情報理工学領域放射線健康支援科学領域

放射線技術科学分野

病態情報科学領域生体情報科学領域

検査技術科学分野

2016年作成

大学院保健学研究科

岡山大学

● 看護学分野

● 放射線技術科学分野

● 検査技術科学分野

Gr a d u a t e S c ho ol of H e a lt h S c i e n c e s

Ok aya m a Univ er sit y

Department of NursingDepartment of

Radiological TechnologyDepartment of

Medical Technology

2017年度 大学院案内

世 界 へ の 扉 を 開く

その他詳しい情報はウェブで公開中!

http://www.fhs.okayama-u.ac.jp/●最新情報はホームページで!

岡山大学大学院保健学研究科検索

保健学科棟

1

2

3

4

5

6

7

8

9

1011

12

13

14

15

16

17

N

P

P

P

岡山駅行

岡南方面行

1

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17

保健学科棟

入院棟

総合診療棟

中央診療棟

地域医療人育成センターおかやま(MUSCAT CUBE)

臨床講義棟

総合教育研究棟

基礎研究棟

外来診療棟(医科)

記念会館

基礎医学棟

附属図書館鹿田分館

解剖実習棟

医学部正門

Junko Fukutake Hall

医歯薬融合型教育研究棟

資料棟

「大学病院入口」バス停

「大学病院入口」バス停

「大学病院」バス停

鹿田キャンパス案内

http://www.fhs.okayama-u.ac.jp/ 岡山大学大学院保健学研究科

岡山大学大学院 保健学研究科〒700-8558 岡山市北区鹿田町二丁目5-1

岡山大学大学院医歯薬学総合研究科等学務課教務グループ 保健学科・保健学研究科担当Tel.086-235-7984E-mail [email protected]岡山大学大学院医歯薬学総合研究科等学務課教務グループ 保健学科・保健学研究科担当

お問 合せ窓口 :

編   集 :

学  章

●バスをご利用の場合 【JR 岡山駅東口バスターミナル】▶4番乗り場から ●[22]系統「市役所経由労災病院」行き ⇒「大学病院入口」で下車 ●[52]系統「(市役所経由)大東」行き ⇒「大学病院入口」で下車 ●[62]系統「南ふれあいセンター・岡南飛行場」行き ⇒「大学病院入口」で下車▶5番乗り場から ●[2H]系統「大学病院」行き ⇒「大学病院」で下車 ●[12]系統「岡南営業所」行き ⇒「大学病院入口」で下車

●岡山市内循環バスをご利用の場合▶岡山駅前(髙島屋入口)から ● 医大めぐりん B ルート(左回り)⇒「大学病院入口」で下車

●路面電車をご利用の場合 ● JR 岡山駅周辺から、路面電車「清輝橋」行き   ⇒「清輝橋」で下車 ⇒ 西へ徒歩約5~ 10 分

●タクシーをご利用の場合 ● JR 岡山駅東口タクシー乗り場から、タクシーで約5~ 10 分

鹿田キャンパスまでの経路N

岡山総合グラウンド●

後楽園●岡山駅

大元駅

53

180

250

●岡山市役所

● 裁判所

法界院駅

302

旭川

岡山大学鹿田キャンパス

岡山大学津島キャンパス

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学生生活のサポート

医療エキスパートとしての資格

多くの修了生が全国各地で活躍

研究科長からのメッセージ研究科長 竹田 芳弘

岡山大学大学院保健学研究科の特色 

入試に関する情報・お問い合わせ(1)保健学研究科 学生定員

(3)募集要項等の請求(2)募集要項配布開始は 6 月中旬、入学試験は 8 月下旬を予定しています。

募集要項の郵送を希望する場合は、請求する封筒に必ず「大学院博士前期課程募集要項請求」または「大学院博士後期課程募集要項請求」と朱書し、返信用封筒【「角形 2 号」(縦 33.1cm× 横 24.0cm)に郵便番号、住所、氏名、電話番号(携帯電話)を明記し、250 円分の切手をはってください】を同封のうえ、下記宛てに申し込んでください。岡山大学大学院医歯薬学総合研究科等学務課教務グループ 保健学科・保健学研究科担当〒700-8558 岡山市北区鹿田町二丁目 5-1 電話(086)235-7984

ヘルスプロモーションを実践できる人材の養成

 21世紀の医学・医療は科学の進歩や社会構造の変化によりめざましい発展を遂げてきました。

特に再生医療、移植医療など高度先進医療の分野で急速な発展が見られる一方、我が国では少子高

齢化が進み、疾病構造の変化とともに、疾病の治療やケアのみならず、健康の維持や疾病の予防・

管理、また生活の質の向上など統合的な医療をめざす保健学の重要性が増しています。

 本研究科は広くかつ深い専門知識と高い技術を身につけ、豊かな人間性、深い倫理観、ニーズを

くみ取る感性等を併せ持つ保健医療を担うリーダーとなりうる中核的人材を育成するとともに、次

世代を担う保健医療研究の推進を目指しています。

 人々が健康で充実した生活を送るための医療・保健・福祉を統合した健康の推進活動である「ヘ

ルスプロモーション」を「全人的ケア」および「チーム・ケア」により実践できる人、また高度な

科学的知識や専門技術の修得をめざす研究マインドを持った人の入学を切望しています。

[博士前期課程] ● 保健・医療の基礎知識と豊かな人間性、優れた   感性を持つ人

 ● 人々の幸福と健康の増進に貢献しようという情熱   と気概がある人

 ● 協調性と柔軟な発想を持ち、将来、チーム医療の   中核になれる人

 ● 保健・医療・福祉、および関連分野の高度の専   門知識と技術の修得を目指す人

 ● 機器・技術・教育プログラムの開発に携わるた   め、研究の基礎能力の修得を目指す人

[博士後期課程] ● 人間や物事の本質を見抜く感性を持つ人

 ● 多角的かつ包括的な視点と包容力を持ち、将来、   医療 ・ 保健チームをリードする素質を持つ人

 ● 研究の基礎能力と真理への探究心を持ち、ヘルス   プロモーション科学の確立を進めていく可能性を   持つ人

 ● 保健・医療・福祉分野の研究者・教育者を目指   す人

 ● 将来保健・医療・福祉の領域で国際的な活動・   貢献を目指す人

[博士前期課程] ● 保健学の実践を通してヘルスプロモーションの   実践に貢献できる。

 ● 保健・医療チームの中核として全人的な保健・   医療を提供できる。

 ● 研究の基礎能力と探究心を持ち、生涯にわたっ   て自己研鑽できる。

 ● 社会・環境の変化にも柔軟に対応できる。

 ● 高度の専門知識と技術を持ち、保健・医療・福   祉の向上に貢献できる。

[博士後期課程] ● 保健学の実践・教育・研究において指導的役割   が担える。

 ● 保健学の実践・教育・研究を通してヘルスプロ   モーションの実践と確立に貢献できる。

 ● 保健・医療・福祉教育の向上と保健・医療分野   の人材育成に貢献できる。

 ● 自立した研究能力を持ち,機器・技術の開発等   を通して保健・医療・福祉に貢献できる。

 ● 柔軟な発想と多角的視点を持ち、グローバル化   等社会の変化に迅速に対応できる。

助産師、がん看護専門看護師(CNS)、医学物理士などの資格取得が可能な専門職育成コースがあります。修了生は専門資格を活かした色々な医療分野で、医療のエキスパートして活躍しています。さらに、今後、医療現場で求められる管理職としての資質も学んでいきます。

開設以来、多くの修了生を輩出し、全国各地で医療の世界のみならず、教育研究機関、行政機関、企業等で活躍しています。修了生のネットワークは研究や教育、就職支援など、色々な分野で活かされています。

長期履修制度や保育園併設等のサポート体制が充実しています。経済的支援として授業料・入学料免除、奨学金、ティーチングアシスタント、リサーチアシスタント、学会発表奨励金などの支援も受けることが出来る場合があります。さらに、夜間開講、e-learning などの学習支援、大学病院や地域医療機関と連携した研究支援なども充実しています。

ディプロマポリシーDiploma policy

アドミッションポリシーAdmission policy

保健学研究科では、以下のような人を求めています。

保健学研究科では、論文にまとめた研究成果が研究科の定める学位授与の水準を満たしていることに加え,以下の要件を満たしている人に学位を授与します。

博士前期課程 14人 6人計 10人

6人博士後期課程

看護学分野 放射線技術科学分野 検査技術科学分野

博士前期課程 2年

医療のエキスパート・研究職 etc.

看護学分野基礎看護学領域成育看護学領域臨床応用看護学領域コミュニティヘルス看護学領域

医用情報理工学領域放射線健康支援科学領域

放射線技術科学分野

病態情報科学領域生体情報科学領域

検査技術科学分野

大学•現場などで学んだ各分野基礎教育

研究テーマ+

博士後期課程 3年

研究職教育職行政職etc.

看護学分野基礎看護学領域成育看護学領域臨床応用看護学領域コミュニティヘルス看護学領域

医用情報理工学領域放射線健康支援科学領域

放射線技術科学分野

病態情報科学領域生体情報科学領域

検査技術科学分野

2016年作成

大学院保健学研究科

岡山大学

● 看護学分野

● 放射線技術科学分野

● 検査技術科学分野

Gr a d u a t e S c ho ol of H e a lt h S c i e n c e s

Ok aya m a Univ er sit y

Department of NursingDepartment of

Radiological TechnologyDepartment of

Medical Technology

2017年度 大学院案内

世 界 へ の 扉 を 開く

その他詳しい情報はウェブで公開中!

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保健学科棟

1

2

3

4

5

6

7

8

9

1011

12

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岡山駅行

岡南方面行

1

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保健学科棟

入院棟

総合診療棟

中央診療棟

地域医療人育成センターおかやま(MUSCAT CUBE)

臨床講義棟

総合教育研究棟

基礎研究棟

外来診療棟(医科)

記念会館

基礎医学棟

附属図書館鹿田分館

解剖実習棟

医学部正門

Junko Fukutake Hall

医歯薬融合型教育研究棟

資料棟

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岡山大学大学院 保健学研究科〒700-8558 岡山市北区鹿田町二丁目5-1

岡山大学大学院医歯薬学総合研究科等学務課教務グループ 保健学科・保健学研究科担当Tel.086-235-7984E-mail [email protected]岡山大学大学院医歯薬学総合研究科等学務課教務グループ 保健学科・保健学研究科担当

お問 合せ窓口 :

編   集 :

学  章

●バスをご利用の場合 【JR 岡山駅東口バスターミナル】▶4番乗り場から ●[22]系統「市役所経由労災病院」行き ⇒「大学病院入口」で下車 ●[52]系統「(市役所経由)大東」行き ⇒「大学病院入口」で下車 ●[62]系統「南ふれあいセンター・岡南飛行場」行き ⇒「大学病院入口」で下車▶5番乗り場から ●[2H]系統「大学病院」行き ⇒「大学病院」で下車 ●[12]系統「岡南営業所」行き ⇒「大学病院入口」で下車

●岡山市内循環バスをご利用の場合▶岡山駅前(髙島屋入口)から ● 医大めぐりん B ルート(左回り)⇒「大学病院入口」で下車

●路面電車をご利用の場合 ● JR 岡山駅周辺から、路面電車「清輝橋」行き   ⇒「清輝橋」で下車 ⇒ 西へ徒歩約5~ 10 分

●タクシーをご利用の場合 ● JR 岡山駅東口タクシー乗り場から、タクシーで約5~ 10 分

鹿田キャンパスまでの経路N

岡山総合グラウンド●

後楽園●岡山駅

大元駅

53

180

250

●岡山市役所

● 裁判所

法界院駅

302

旭川

岡山大学鹿田キャンパス

岡山大学津島キャンパス

学生生活のサポート

医療エキスパートとしての資格

多くの修了生が全国各地で活躍

研究科長からのメッセージ研究科長 竹田 芳弘

岡山大学大学院保健学研究科の特色 

入試に関する情報・お問い合わせ(1)保健学研究科 学生定員

(3)募集要項等の請求(2)募集要項配布開始は 6 月中旬、入学試験は 8 月下旬を予定しています。

募集要項の郵送を希望する場合は、請求する封筒に必ず「大学院博士前期課程募集要項請求」または「大学院博士後期課程募集要項請求」と朱書し、返信用封筒【「角形 2 号」(縦 33.1cm× 横 24.0cm)に郵便番号、住所、氏名、電話番号(携帯電話)を明記し、250 円分の切手をはってください】を同封のうえ、下記宛てに申し込んでください。岡山大学大学院医歯薬学総合研究科等学務課教務グループ 保健学科・保健学研究科担当〒700-8558 岡山市北区鹿田町二丁目 5-1 電話(086)235-7984

ヘルスプロモーションを実践できる人材の養成

 21世紀の医学・医療は科学の進歩や社会構造の変化によりめざましい発展を遂げてきました。

特に再生医療、移植医療など高度先進医療の分野で急速な発展が見られる一方、我が国では少子高

齢化が進み、疾病構造の変化とともに、疾病の治療やケアのみならず、健康の維持や疾病の予防・

管理、また生活の質の向上など統合的な医療をめざす保健学の重要性が増しています。

 本研究科は広くかつ深い専門知識と高い技術を身につけ、豊かな人間性、深い倫理観、ニーズを

くみ取る感性等を併せ持つ保健医療を担うリーダーとなりうる中核的人材を育成するとともに、次

世代を担う保健医療研究の推進を目指しています。

 人々が健康で充実した生活を送るための医療・保健・福祉を統合した健康の推進活動である「ヘ

ルスプロモーション」を「全人的ケア」および「チーム・ケア」により実践できる人、また高度な

科学的知識や専門技術の修得をめざす研究マインドを持った人の入学を切望しています。

[博士前期課程] ● 保健・医療の基礎知識と豊かな人間性、優れた   感性を持つ人

 ● 人々の幸福と健康の増進に貢献しようという情熱   と気概がある人

 ● 協調性と柔軟な発想を持ち、将来、チーム医療の   中核になれる人

 ● 保健・医療・福祉、および関連分野の高度の専   門知識と技術の修得を目指す人

 ● 機器・技術・教育プログラムの開発に携わるた   め、研究の基礎能力の修得を目指す人

[博士後期課程] ● 人間や物事の本質を見抜く感性を持つ人

 ● 多角的かつ包括的な視点と包容力を持ち、将来、   医療 ・ 保健チームをリードする素質を持つ人

 ● 研究の基礎能力と真理への探究心を持ち、ヘルス   プロモーション科学の確立を進めていく可能性を   持つ人

 ● 保健・医療・福祉分野の研究者・教育者を目指   す人

 ● 将来保健・医療・福祉の領域で国際的な活動・   貢献を目指す人

[博士前期課程] ● 保健学の実践を通してヘルスプロモーションの   実践に貢献できる。

 ● 保健・医療チームの中核として全人的な保健・   医療を提供できる。

 ● 研究の基礎能力と探究心を持ち、生涯にわたっ   て自己研鑽できる。

 ● 社会・環境の変化にも柔軟に対応できる。

 ● 高度の専門知識と技術を持ち、保健・医療・福   祉の向上に貢献できる。

[博士後期課程] ● 保健学の実践・教育・研究において指導的役割   が担える。

 ● 保健学の実践・教育・研究を通してヘルスプロ   モーションの実践と確立に貢献できる。

 ● 保健・医療・福祉教育の向上と保健・医療分野   の人材育成に貢献できる。

 ● 自立した研究能力を持ち,機器・技術の開発等   を通して保健・医療・福祉に貢献できる。

 ● 柔軟な発想と多角的視点を持ち、グローバル化   等社会の変化に迅速に対応できる。

助産師、がん看護専門看護師(CNS)、医学物理士などの資格取得が可能な専門職育成コースがあります。修了生は専門資格を活かした色々な医療分野で、医療のエキスパートして活躍しています。さらに、今後、医療現場で求められる管理職としての資質も学んでいきます。

開設以来、多くの修了生を輩出し、全国各地で医療の世界のみならず、教育研究機関、行政機関、企業等で活躍しています。修了生のネットワークは研究や教育、就職支援など、色々な分野で活かされています。

長期履修制度や保育園併設等のサポート体制が充実しています。経済的支援として授業料・入学料免除、奨学金、ティーチングアシスタント、リサーチアシスタント、学会発表奨励金などの支援も受けることが出来る場合があります。さらに、夜間開講、e-learning などの学習支援、大学病院や地域医療機関と連携した研究支援なども充実しています。

ディプロマポリシーDiploma policy

アドミッションポリシーAdmission policy

保健学研究科では、以下のような人を求めています。

保健学研究科では、論文にまとめた研究成果が研究科の定める学位授与の水準を満たしていることに加え,以下の要件を満たしている人に学位を授与します。

博士前期課程 14人 6人計 10人

6人博士後期課程

看護学分野 放射線技術科学分野 検査技術科学分野

博士前期課程 2年

医療のエキスパート・研究職 etc.

看護学分野基礎看護学領域成育看護学領域臨床応用看護学領域コミュニティヘルス看護学領域

医用情報理工学領域放射線健康支援科学領域

放射線技術科学分野

病態情報科学領域生体情報科学領域

検査技術科学分野

大学•現場などで学んだ各分野基礎教育

研究テーマ+

博士後期課程 3年

研究職教育職行政職etc.

看護学分野基礎看護学領域成育看護学領域臨床応用看護学領域コミュニティヘルス看護学領域

医用情報理工学領域放射線健康支援科学領域

放射線技術科学分野

病態情報科学領域生体情報科学領域

検査技術科学分野

2016年作成

大学院保健学研究科

岡山大学

● 看護学分野

● 放射線技術科学分野

● 検査技術科学分野

Gr a d u a t e S c ho ol of H e a lt h S c i e n c e s

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Radiological TechnologyDepartment of

Medical Technology

2017年度 大学院案内

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岡山大学大学院保健学研究科検索

保健学科棟

1

2

3

4

5

6

7

8

9

1011

12

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岡山駅行

岡南方面行

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保健学科棟

入院棟

総合診療棟

中央診療棟

地域医療人育成センターおかやま(MUSCAT CUBE)

臨床講義棟

総合教育研究棟

基礎研究棟

外来診療棟(医科)

記念会館

基礎医学棟

附属図書館鹿田分館

解剖実習棟

医学部正門

Junko Fukutake Hall

医歯薬融合型教育研究棟

資料棟

「大学病院入口」バス停

「大学病院入口」バス停

「大学病院」バス停

鹿田キャンパス案内

http://www.fhs.okayama-u.ac.jp/ 岡山大学大学院保健学研究科

岡山大学大学院 保健学研究科〒700-8558 岡山市北区鹿田町二丁目5-1

岡山大学大学院医歯薬学総合研究科等学務課教務グループ 保健学科・保健学研究科担当Tel.086-235-7984E-mail [email protected]岡山大学大学院医歯薬学総合研究科等学務課教務グループ 保健学科・保健学研究科担当

お問 合せ窓口 :

編   集 :

学  章

●バスをご利用の場合 【JR 岡山駅東口バスターミナル】▶4番乗り場から ●[22]系統「市役所経由労災病院」行き ⇒「大学病院入口」で下車 ●[52]系統「(市役所経由)大東」行き ⇒「大学病院入口」で下車 ●[62]系統「南ふれあいセンター・岡南飛行場」行き ⇒「大学病院入口」で下車▶5番乗り場から ●[2H]系統「大学病院」行き ⇒「大学病院」で下車 ●[12]系統「岡南営業所」行き ⇒「大学病院入口」で下車

●岡山市内循環バスをご利用の場合▶岡山駅前(髙島屋入口)から ● 医大めぐりん B ルート(左回り)⇒「大学病院入口」で下車

●路面電車をご利用の場合 ● JR 岡山駅周辺から、路面電車「清輝橋」行き   ⇒「清輝橋」で下車 ⇒ 西へ徒歩約5~ 10 分

●タクシーをご利用の場合 ● JR 岡山駅東口タクシー乗り場から、タクシーで約5~ 10 分

鹿田キャンパスまでの経路N

岡山総合グラウンド●

後楽園●岡山駅

大元駅

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180

250

●岡山市役所

● 裁判所

法界院駅

302

旭川

岡山大学鹿田キャンパス

岡山大学津島キャンパス

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シミュレータを使った臨床能力のスキルアップ!

放射線技術科学分野 検査技術科学分野看護学分野

女性とその家族に寄り添えるスペシャリストを目指して

「看護実践モデルを開発する力をつけたい」

 放射線技術科学分野では、高度専門職としての知識と技術を修得し、それを総合的に応用できる能力や各個人が独創的な発想のもとで真理を探究する能力を身に付け、保健医療の世界やチーム医療の中でリーダーシップを発揮できる医療技術者、研究者、教育者の育成を目指しています。 前期課程の開講授業科目として、医用情報理工学領域では、医用物理学、生体情報計測学、医用画像解析学、画像診断技術学などがあり、放射線健康支援科学領域では、放射線生命科学、放射線治療技術学、核医学検査技術学、放射線健康科学などがあります。 後期課程の開講授業科目として、医用情報理工学領域では、医用物理工学、医用画像解析・診断技術学などがあり、放射線健康支援科学領域では、放射線診療技術学、放射線生命・健康科学などがあります。 特別コースとして、医学物理士コースを平成 20 年度から、放射線安全・医療応用学コース(前期課程)を平成 21 年度から、放射線安全・医療応用学コース(後期課程)を平成 22 年度から開設しており、社会人入学を含めて多くの学生が履修しています。

 臨床検査は科学・技術の進歩が速やかに反映される領域です。検査技術科学分

野では、医学検査に関係する領域についてさらに深く学び、幅広い知識と高度な技

術を修得し、その応用能力を養います。

 細胞、免疫、遺伝子など種々の領域の知識を深め、最先端の分子生物学的な分

析手法などにも習熟して、疾病の発症・進展に関わるメカニズムの解明をはかり、

それを診断する新しい検査法の研究・開発を担う探求心、創造性を養います。さらに、

医用工学、情報科学の知識・技術等も応用して、新しい生理機能診断法,福祉工

学機器、診療支援システムの研究・開発を行うなど,高度な専門知識と技術を持ち、

保健、医療、福祉の向上に貢献する人材、研究者、教育者の育成を目標としています。

 細胞検査士を目指す人のために,平成 27 年度より大学病院病理部および関連病

院との連携により特別カリキュラム(講義・実習)を開設します。希望者はこのカリ

キュラムを履修することが出来ます。

 超高齢社会における医療の場は病院から地域・在宅医療へと移行し、チーム医療

の中で看護職の役割がますます重要になっています。そして高度専門医療、災害医

療、国際医療および保健・福祉の場でも、多様な職種と連携・協働しながら看護の専

門性を発揮することが責務となっています。   

 また看護職は常に自身の知識や技術を研鑽しながら、キャリアを積み重ねていくこ

とが求められています。そのため今まで以上に、資質の高い看護職すなわち科学的な

視野で看護を探求し、専門的臨床実践能力をもった看護職を看護系大学院教育課程

の中で、養成することが必要となっています。

 看護学分野では、岡山大学病院をはじめとする病院や地域における施設との連携

を活かしながら、実践に役立つ研究を志向しています。さらに看護のエビデンスに基

づく専門性を高め、より質の高い看護の提供や看護システムを構築できる研究者、教

育者および実践家を養成する大学院教育を目指しています。          

      

大学院に進んだきっかけ 私は、岡山大学病院周産母子センターでの看護師経験をきっかけに助産師を目指すようになりました。本大学院助産学コースでは、助産師として必要な知識や技術を、2年間という充分な時間をかけて身につけることができます。また看護学修士の学位と助産師国家試験受験資格を取得することができる点に魅力を感じ、大学院への進学を決意しました。

現在のライフスタイル 昼間に開講されている助産学関連の専門科目の授業と演習を履修しています。 授業は講義だけでなく、活発な討論や学生による模擬授業・演習が行われており、学びを深めています。 またゼミでは討論や文献レビューを行い、助産実践に活かせるような研究テーマに取り組んでいます。

大学院生に聞く!

Department of Radiological TechnologyDepartment of Nursing

将来の目標 女性が出産体験によって、自分に自信を持ち、その後の人生をより充実したものにできるよう支援する助産師になりたいと考えています。そのために、産婦に寄り添い励まし、一方でエビデンスに基づいた助産ケアを提供できるよう、知識や技術を大学院で学び深めたいと思っています。

 私は現在、岡山大学病院で急性・重症患者看護専門看護師として勤務しています。専門看護師(以下、CNS)に認定されて5年目を迎え、試行錯誤の毎日からようやくやるべきことが見えてきた段階です。そして、次第に「自分が大事にしている看護をきちんと人に伝えたい。介入の効果を明らかにしたい」という気持ちが高まってきました。しかし、看護の構造は複雑であり、多角的な視点を統合しなければよい実践モデルが開発できません。これは自分一人の力でできる研究ではなく、思い切って博士後期課程への進学を決意しました。 進学を考えてから実際に受験をするまでの間、CNSの仕事を続けるべきか、休職するべきか、非常勤の仕事を探すべきかと迷い、多くの人から助言をいただきました。結果、まだまだ臨床の最前線を離れたくないという気持ちを優先し、病院でCNSを続けながら進学することにしました。これは、職場の上司や指導教員の理解と温かい支援、そして保健学研究科に社会人入学制度・長期履修制度があるからこそ踏み出せた道です。この道は、険しく大変ですが、やりがいのある貴重な時間でもあると感じています。

■博士前期課程取得可能学位 修士(看護学)、修士(保健学)

受験可能資格 高度実践看護師※、助産師※(※専門コースを履修した場合に限る)

取得可能学位 博士(看護学)、博士(保健学)

■博士後期課程

大阪樟蔭女子大学、川崎医療福祉大学、山陽学園大学、兵庫大学、福山平成大学、岡山大学病院、川崎医科大学附属病院、四国がんセンター、下松市、西条市、福山市

主な就職先

岡山大学、香川県立保健医療大学、川崎医療福祉大学、九州看護福祉大学、近大姫路大学、広島県立大学、岡山医療センター附属看護学校、岡山県不妊専門相談センター、倉敷成人病センター

主な就職先

■博士前期課程取得可能学位 修士(保健学)

受験可能資格 医学物理士

取得可能学位 博士(保健学)

■博士後期課程

茨城県立医療大学(教員)、岡山大学自然生命科学支援センター、岡山大学病院、京都大学病院、国立病院機構九州医療センター、静岡県立静岡がんセンター、兵庫県立粒子線医療センター、尾道市立市民病院、岡山画像診断センター、岡山赤十字病院、倉敷中央病院、株式会社 AZE、シーメンス

主な就職先

岡山大学大学院保健学研究科(教員)、岡山大学病院、日本原子力研究開発機構

主な就職先

■博士前期課程取得可能学位 修士(保健学)

取得可能学位 博士(保健学)

■博士後期課程

大阪大学、岡山大学、愛媛大学、就実大学、広島大学、岡山大学病院、川崎医療短期大学、兵庫医科大学病院、和歌山県立医科大学附属病院、朝日インテック、オリエンタル酵母工業、グラクソ・スミスクライン、シスメックス、シーメンス、東洋紡績、ユニチャーム、ロシュ・ダイアグノスティックス

主な就職先

岡山大学医学部保健学科、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科、香川保健医療大学、川崎医療短期大学、千里金蘭大学、帝京大学

主な就職先

博士後期課程 伊藤 真理さん「ラドンに挑み新しい発見を生む研究者に」

 私はラドン温泉の効能について研究しています。岡山大学保健学研究科は、日本原子力研究開発機構・人形峠環境技術センターと共同で、鳥取の三朝温泉で研究を続けています。この技術センターには研究室の先輩がいるので、ラドンの線量評価や動態に関する挙動解析などをするとき、先輩の存在は非常に心強いです。 修士課程に入った当初は、放射線技師になるのか研究者になるのか、将来像は曖昧でした。研究を続けるうちに、独立した研究者になりたいという気持ちが高まって博士後期課程への進学を決意しました。独自のキャリアを積むため、日本学術振興会の特別研究員制度に応募して採用されました。奨励金を受けられるのでアルバイトせずに研究に集中できています。 実験計画を立てたり論文を書いたりする際、国内外の学術論文に目を通すのは必須です。大学院は世界のジャーナルに自由にアクセスできる環境が整っているので、海外の動向を知ることで視野が広がりますよ。 研究室の先輩からは「常に批判的に物事を見ろ」とアドバイスされました。矛盾点に気づき、新しいアプローチを考えて自分で発見していく。それが大学院での研究の醍醐味ですね。

博士後期課程 西山 祐一さん「充実した研究環境!将来へのステップアップ!」

 私は臨床検査技師免許取得後、研究職に就きました。しかし、一つの研究テーマに対し、論文抄読や実験系の構築に始まり、発表を行って論文を書くという一連の流れを一から学びたいと思い、社会人大学院生として保健学研究科に入学しました。入学してからは、指導教授をはじめ、多くの先生から有益なご指導を頂き、また実験につまずいた時は研究室の仲間と話し合い、試行錯誤を重ねながら研究を進めています。仲間には病院で臨床検査技師として働いている社会人も多く、違った視点からのアドバイスも得ることができます。 少しずつですが、一つ一つ着実に研究成果を積み重ねていく喜びは、とても大きいです。研究成果は、年に2~3回学会で発表しており、国際学会で発表する機会もいただきました。他大学の先生からも助言を得ることで、研究に対する意欲が増し、責任感、充実感にもつながっています。 また、在学中に他大学の助教の職に就くことができ、細胞検査士の資格も取得しました。大学院に進学することで、より高度で専門的な知識や技術を得ただけでなく、教育者や指導者としての心得を学ぶこともでき、これらを生かして今後の医療の発展に貢献していきたいと思います。

(三木さんは博士後期課程在学中に、国際会議「3rd International Thymic Malignancy Interest Group Annual Meeting」において、Rosai Awardを受賞しました。演題名は「The Immunohistochemical Studies on the Type AB Thymoma(Yukari Miki, Atsushi Hayashi, Kiyoshi Takahashi )」です)

博士後期課程 三木 友香理さん

大学院で学び現場に活かしてみませんか。

博士前期課程 奥村 拓朗さん博士前期課程 奥村 拓朗さん

大学院に進んだきっかけ 現在、診療放射線技師が担う業務・モダリティーは多種多様化しており、特に近年、放射線治療の分野では高精度放射線治療の普及に伴い、専門家の養成が急務となっています。このようななかで、私もそのような専門家を目指して大学院へ進学することを決めました。

大学院での目標 私が大学院において掲げた目標は①臨床現場での経験、②研究、③医学物理士認定試験の合格の 3つでした。臨床経験としては修士 1 年後期から約 1年間兵庫県立粒子線医療センターでお世話になり、実際の臨床現場にスタッフとして配置していただきました。平日は現場で放射線治療の学習・実践、週末は岡山で講義を受けるという忙しい中でも充実した日々を送っていました。また、研究に関してはこの施設の医学物理士の方にお世話になり、放射線治療における位置決めの画像レジストレーションの研

大学院生に聞く!

究を行いました。また、これらの実際の現場教育や講義等で学んだ知識を形として残すために医学物理士認定試験に挑み無事合格することができました。

現在のライフスタイル 私は広島大学病院に就職し、引き続き強度変調放射線治療や定位放射線治療をはじめとするさまざまな治療業務や、QA 業務などを行っています。学部教育、大学院教育、現場教育とうまく歯車が組み合わさって今の私があるように思います。

大学院への進学を考えている後輩へ

博士前期課程 池田 千将さん博士前期課程 池田 千将さん

大学院に進んだきっかけ 卒業研究のテーマを深めていくことは当然ですが、それだけでなく最先端の生命科学の知識と技術の幅を広げたいと考え、大学院に進学しました。そして、研究のかたわら遺伝子分析科学認定士とバイオインフォマティクス技術者の認定資格取得を目標にし、取得しました。

現在の研究 目に見えない微生物の中にウイルスがあります。 ヘルペスウイルスなどの多くのヒトが感染するウイルスを対象に、ウイルスが身体の中に入ると身体にどのような変化が起こるかを調べています。また、身体に起こった様々な変化が、身体の中へウイルスが入ることや身体の中のウイルスが増えることに、どのように影響するかを調べています。これらの調査の結果は、ウイルスによる病気の治療や予防に役立つものと期待して日夜頑張っています。

大学院生に聞く!

将来の目標 将来の目標は、「新薬の研究開発に携わり、多くの人々の健康に貢献すること」です。壮大な目標ですが、やる気と能力次第で実現できると信じて日々研究に取り組んでいます。後輩たちへひと言言うとすると、大学院の期間は想像よりもかなり短いです。何となく進学するのではなく、明確な目標をもって進学しましょう。何か不安なことがあれば先輩たちがサポートするので、遠慮なく相談に来てください。

より臨床に沿った実践的教育!岡山大学病院・医療教育統合開発センターの協力を得て、母性総合シミュレータ等を使った臨床能力のスキルアップを目指しています。

大学病院の併設。臨床の現場を身近に感じることができます!同じキャンパス内に岡山大学病院があります。経験豊かな先輩たちからの指導、また教育研究に熱心な医師や医療技術者との共同研究など、臨床の現場を身近に感じつつ、多くの研究支援を受けることができます。

岡山は中国・四国・関西・九州をつなぐ要衝地!保健学研究科がある鹿田キャンパスは、中国・四国・関西・九州をつなぐ要衝地・岡山市にあります。またすべての新幹線が停車する JR 岡山駅から、バスで 10 分ほどの街中にキャンパスがありますので、講義や研究のための通学に最適で、生活環境も充実しています。

キャンパスには医学部、歯学部も併設。幅広い分野を学ぶことができる環境!保健学研究科は平成15 年 4月に修士課程(のちに博士前期課程)を、平成 17 年 4 月に博士後期課程を開設しましたが、岡山大学医学部は明治 3 年岡山藩医学館に、保健学科は大正11年岡山医学専門学校附属医院看護婦養成科にそのルーツがあります。同じキャンパス内に、このような歴史と伝統を持つ医学部、さらに歯学部も併設され、最先端の高度先進医療の現場で幅広い分野の研究者と交わることができます。

博士前期課程の助産学コースでは、超音波 3D エコーを使って、より実践的な教育を行っています。

Department of Medical Technology

My Schedule

博士前期課程 中村 佳恵さん博士前期課程 中村 佳恵さん

研究 休憩 休憩授業・演習

アルバイト フリータイム

研究ミーティング

❾:00 :00 :00 :00 :00 :00 :00 :00 :00 :00 :00 :00 :00 :00 

WEEKDAY→

WEEKEND→

当日の計画の立案

実験

実験 フリータイム

昼食、英会話の練習

実験 データまとめ、先生とディスカッション

❽:30 ❾:00 :00 :00 :00 :00 :00 :00 :00 :00 :00 :00 :00 :00 :00 My Schedule

WEEKDAY→

WEEKEND→

勤務

岡山へ移動

勤務

講義講義 帰宅

研究昼食

昼食

❽:30 ❾:00 :00 :00 :00 :00 :00 :00 :00 :30 :00 :00 :00 :00 :00 My Schedule[社会人大学院生]

WEEKDAY→

WEEKEND→

その他詳しい情報はウェブで公開中!

http://www.fhs.okayama-u.ac.jp/●最新情報はホームページで!

岡山大学大学院保健学研究科 検索

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シミュレータを使った臨床能力のスキルアップ!

放射線技術科学分野 検査技術科学分野看護学分野

女性とその家族に寄り添えるスペシャリストを目指して

「看護実践モデルを開発する力をつけたい」

 放射線技術科学分野では、高度専門職としての知識と技術を修得し、それを総合的に応用できる能力や各個人が独創的な発想のもとで真理を探究する能力を身に付け、保健医療の世界やチーム医療の中でリーダーシップを発揮できる医療技術者、研究者、教育者の育成を目指しています。 前期課程の開講授業科目として、医用情報理工学領域では、医用物理学、生体情報計測学、医用画像解析学、画像診断技術学などがあり、放射線健康支援科学領域では、放射線生命科学、放射線治療技術学、核医学検査技術学、放射線健康科学などがあります。 後期課程の開講授業科目として、医用情報理工学領域では、医用物理工学、医用画像解析・診断技術学などがあり、放射線健康支援科学領域では、放射線診療技術学、放射線生命・健康科学などがあります。 特別コースとして、医学物理士コースを平成 20 年度から、放射線安全・医療応用学コース(前期課程)を平成 21 年度から、放射線安全・医療応用学コース(後期課程)を平成 22 年度から開設しており、社会人入学を含めて多くの学生が履修しています。

 臨床検査は科学・技術の進歩が速やかに反映される領域です。検査技術科学分

野では、医学検査に関係する領域についてさらに深く学び、幅広い知識と高度な技

術を修得し、その応用能力を養います。

 細胞、免疫、遺伝子など種々の領域の知識を深め、最先端の分子生物学的な分

析手法などにも習熟して、疾病の発症・進展に関わるメカニズムの解明をはかり、

それを診断する新しい検査法の研究・開発を担う探求心、創造性を養います。さらに、

医用工学、情報科学の知識・技術等も応用して、新しい生理機能診断法,福祉工

学機器、診療支援システムの研究・開発を行うなど,高度な専門知識と技術を持ち、

保健、医療、福祉の向上に貢献する人材、研究者、教育者の育成を目標としています。

 細胞検査士を目指す人のために,平成 27 年度より大学病院病理部および関連病

院との連携により特別カリキュラム(講義・実習)を開設します。希望者はこのカリ

キュラムを履修することが出来ます。

 超高齢社会における医療の場は病院から地域・在宅医療へと移行し、チーム医療

の中で看護職の役割がますます重要になっています。そして高度専門医療、災害医

療、国際医療および保健・福祉の場でも、多様な職種と連携・協働しながら看護の専

門性を発揮することが責務となっています。   

 また看護職は常に自身の知識や技術を研鑽しながら、キャリアを積み重ねていくこ

とが求められています。そのため今まで以上に、資質の高い看護職すなわち科学的な

視野で看護を探求し、専門的臨床実践能力をもった看護職を看護系大学院教育課程

の中で、養成することが必要となっています。

 看護学分野では、岡山大学病院をはじめとする病院や地域における施設との連携

を活かしながら、実践に役立つ研究を志向しています。さらに看護のエビデンスに基

づく専門性を高め、より質の高い看護の提供や看護システムを構築できる研究者、教

育者および実践家を養成する大学院教育を目指しています。          

      

大学院に進んだきっかけ 私は、岡山大学病院周産母子センターでの看護師経験をきっかけに助産師を目指すようになりました。本大学院助産学コースでは、助産師として必要な知識や技術を、2年間という充分な時間をかけて身につけることができます。また看護学修士の学位と助産師国家試験受験資格を取得することができる点に魅力を感じ、大学院への進学を決意しました。

現在のライフスタイル 昼間に開講されている助産学関連の専門科目の授業と演習を履修しています。 授業は講義だけでなく、活発な討論や学生による模擬授業・演習が行われており、学びを深めています。 またゼミでは討論や文献レビューを行い、助産実践に活かせるような研究テーマに取り組んでいます。

大学院生に聞く!

Department of Radiological TechnologyDepartment of Nursing

将来の目標 女性が出産体験によって、自分に自信を持ち、その後の人生をより充実したものにできるよう支援する助産師になりたいと考えています。そのために、産婦に寄り添い励まし、一方でエビデンスに基づいた助産ケアを提供できるよう、知識や技術を大学院で学び深めたいと思っています。

 私は現在、岡山大学病院で急性・重症患者看護専門看護師として勤務しています。専門看護師(以下、CNS)に認定されて5年目を迎え、試行錯誤の毎日からようやくやるべきことが見えてきた段階です。そして、次第に「自分が大事にしている看護をきちんと人に伝えたい。介入の効果を明らかにしたい」という気持ちが高まってきました。しかし、看護の構造は複雑であり、多角的な視点を統合しなければよい実践モデルが開発できません。これは自分一人の力でできる研究ではなく、思い切って博士後期課程への進学を決意しました。 進学を考えてから実際に受験をするまでの間、CNSの仕事を続けるべきか、休職するべきか、非常勤の仕事を探すべきかと迷い、多くの人から助言をいただきました。結果、まだまだ臨床の最前線を離れたくないという気持ちを優先し、病院でCNSを続けながら進学することにしました。これは、職場の上司や指導教員の理解と温かい支援、そして保健学研究科に社会人入学制度・長期履修制度があるからこそ踏み出せた道です。この道は、険しく大変ですが、やりがいのある貴重な時間でもあると感じています。

■博士前期課程取得可能学位 修士(看護学)、修士(保健学)

受験可能資格 高度実践看護師※、助産師※(※専門コースを履修した場合に限る)

取得可能学位 博士(看護学)、博士(保健学)

■博士後期課程

大阪樟蔭女子大学、川崎医療福祉大学、山陽学園大学、兵庫大学、福山平成大学、岡山大学病院、川崎医科大学附属病院、四国がんセンター、下松市、西条市、福山市

主な就職先

岡山大学、香川県立保健医療大学、川崎医療福祉大学、九州看護福祉大学、近大姫路大学、広島県立大学、岡山医療センター附属看護学校、岡山県不妊専門相談センター、倉敷成人病センター

主な就職先

■博士前期課程取得可能学位 修士(保健学)

受験可能資格 医学物理士

取得可能学位 博士(保健学)

■博士後期課程

茨城県立医療大学(教員)、岡山大学自然生命科学支援センター、岡山大学病院、京都大学病院、国立病院機構九州医療センター、静岡県立静岡がんセンター、兵庫県立粒子線医療センター、尾道市立市民病院、岡山画像診断センター、岡山赤十字病院、倉敷中央病院、株式会社 AZE、シーメンス

主な就職先

岡山大学大学院保健学研究科(教員)、岡山大学病院、日本原子力研究開発機構

主な就職先

■博士前期課程取得可能学位 修士(保健学)

取得可能学位 博士(保健学)

■博士後期課程

大阪大学、岡山大学、愛媛大学、就実大学、広島大学、岡山大学病院、川崎医療短期大学、兵庫医科大学病院、和歌山県立医科大学附属病院、朝日インテック、オリエンタル酵母工業、グラクソ・スミスクライン、シスメックス、シーメンス、東洋紡績、ユニチャーム、ロシュ・ダイアグノスティックス

主な就職先

岡山大学医学部保健学科、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科、香川保健医療大学、川崎医療短期大学、千里金蘭大学、帝京大学

主な就職先

博士後期課程 伊藤 真理さん「ラドンに挑み新しい発見を生む研究者に」

 私はラドン温泉の効能について研究しています。岡山大学保健学研究科は、日本原子力研究開発機構・人形峠環境技術センターと共同で、鳥取の三朝温泉で研究を続けています。この技術センターには研究室の先輩がいるので、ラドンの線量評価や動態に関する挙動解析などをするとき、先輩の存在は非常に心強いです。 修士課程に入った当初は、放射線技師になるのか研究者になるのか、将来像は曖昧でした。研究を続けるうちに、独立した研究者になりたいという気持ちが高まって博士後期課程への進学を決意しました。独自のキャリアを積むため、日本学術振興会の特別研究員制度に応募して採用されました。奨励金を受けられるのでアルバイトせずに研究に集中できています。 実験計画を立てたり論文を書いたりする際、国内外の学術論文に目を通すのは必須です。大学院は世界のジャーナルに自由にアクセスできる環境が整っているので、海外の動向を知ることで視野が広がりますよ。 研究室の先輩からは「常に批判的に物事を見ろ」とアドバイスされました。矛盾点に気づき、新しいアプローチを考えて自分で発見していく。それが大学院での研究の醍醐味ですね。

博士後期課程 西山 祐一さん「充実した研究環境!将来へのステップアップ!」

 私は臨床検査技師免許取得後、研究職に就きました。しかし、一つの研究テーマに対し、論文抄読や実験系の構築に始まり、発表を行って論文を書くという一連の流れを一から学びたいと思い、社会人大学院生として保健学研究科に入学しました。入学してからは、指導教授をはじめ、多くの先生から有益なご指導を頂き、また実験につまずいた時は研究室の仲間と話し合い、試行錯誤を重ねながら研究を進めています。仲間には病院で臨床検査技師として働いている社会人も多く、違った視点からのアドバイスも得ることができます。 少しずつですが、一つ一つ着実に研究成果を積み重ねていく喜びは、とても大きいです。研究成果は、年に2~3回学会で発表しており、国際学会で発表する機会もいただきました。他大学の先生からも助言を得ることで、研究に対する意欲が増し、責任感、充実感にもつながっています。 また、在学中に他大学の助教の職に就くことができ、細胞検査士の資格も取得しました。大学院に進学することで、より高度で専門的な知識や技術を得ただけでなく、教育者や指導者としての心得を学ぶこともでき、これらを生かして今後の医療の発展に貢献していきたいと思います。

(三木さんは博士後期課程在学中に、国際会議「3rd International Thymic Malignancy Interest Group Annual Meeting」において、Rosai Awardを受賞しました。演題名は「The Immunohistochemical Studies on the Type AB Thymoma(Yukari Miki, Atsushi Hayashi, Kiyoshi Takahashi )」です)

博士後期課程 三木 友香理さん

大学院で学び現場に活かしてみませんか。

博士前期課程 奥村 拓朗さん博士前期課程 奥村 拓朗さん

大学院に進んだきっかけ 現在、診療放射線技師が担う業務・モダリティーは多種多様化しており、特に近年、放射線治療の分野では高精度放射線治療の普及に伴い、専門家の養成が急務となっています。このようななかで、私もそのような専門家を目指して大学院へ進学することを決めました。

大学院での目標 私が大学院において掲げた目標は①臨床現場での経験、②研究、③医学物理士認定試験の合格の 3つでした。臨床経験としては修士 1 年後期から約 1年間兵庫県立粒子線医療センターでお世話になり、実際の臨床現場にスタッフとして配置していただきました。平日は現場で放射線治療の学習・実践、週末は岡山で講義を受けるという忙しい中でも充実した日々を送っていました。また、研究に関してはこの施設の医学物理士の方にお世話になり、放射線治療における位置決めの画像レジストレーションの研

大学院生に聞く!

究を行いました。また、これらの実際の現場教育や講義等で学んだ知識を形として残すために医学物理士認定試験に挑み無事合格することができました。

現在のライフスタイル 私は広島大学病院に就職し、引き続き強度変調放射線治療や定位放射線治療をはじめとするさまざまな治療業務や、QA 業務などを行っています。学部教育、大学院教育、現場教育とうまく歯車が組み合わさって今の私があるように思います。

大学院への進学を考えている後輩へ

博士前期課程 池田 千将さん博士前期課程 池田 千将さん

大学院に進んだきっかけ 卒業研究のテーマを深めていくことは当然ですが、それだけでなく最先端の生命科学の知識と技術の幅を広げたいと考え、大学院に進学しました。そして、研究のかたわら遺伝子分析科学認定士とバイオインフォマティクス技術者の認定資格取得を目標にし、取得しました。

現在の研究 目に見えない微生物の中にウイルスがあります。 ヘルペスウイルスなどの多くのヒトが感染するウイルスを対象に、ウイルスが身体の中に入ると身体にどのような変化が起こるかを調べています。また、身体に起こった様々な変化が、身体の中へウイルスが入ることや身体の中のウイルスが増えることに、どのように影響するかを調べています。これらの調査の結果は、ウイルスによる病気の治療や予防に役立つものと期待して日夜頑張っています。

大学院生に聞く!

将来の目標 将来の目標は、「新薬の研究開発に携わり、多くの人々の健康に貢献すること」です。壮大な目標ですが、やる気と能力次第で実現できると信じて日々研究に取り組んでいます。後輩たちへひと言言うとすると、大学院の期間は想像よりもかなり短いです。何となく進学するのではなく、明確な目標をもって進学しましょう。何か不安なことがあれば先輩たちがサポートするので、遠慮なく相談に来てください。

より臨床に沿った実践的教育!岡山大学病院・医療教育統合開発センターの協力を得て、母性総合シミュレータ等を使った臨床能力のスキルアップを目指しています。

大学病院の併設。臨床の現場を身近に感じることができます!同じキャンパス内に岡山大学病院があります。経験豊かな先輩たちからの指導、また教育研究に熱心な医師や医療技術者との共同研究など、臨床の現場を身近に感じつつ、多くの研究支援を受けることができます。

岡山は中国・四国・関西・九州をつなぐ要衝地!保健学研究科がある鹿田キャンパスは、中国・四国・関西・九州をつなぐ要衝地・岡山市にあります。またすべての新幹線が停車する JR 岡山駅から、バスで 10 分ほどの街中にキャンパスがありますので、講義や研究のための通学に最適で、生活環境も充実しています。

キャンパスには医学部、歯学部も併設。幅広い分野を学ぶことができる環境!保健学研究科は平成15 年 4月に修士課程(のちに博士前期課程)を、平成 17 年 4 月に博士後期課程を開設しましたが、岡山大学医学部は明治 3 年岡山藩医学館に、保健学科は大正11年岡山医学専門学校附属医院看護婦養成科にそのルーツがあります。同じキャンパス内に、このような歴史と伝統を持つ医学部、さらに歯学部も併設され、最先端の高度先進医療の現場で幅広い分野の研究者と交わることができます。

博士前期課程の助産学コースでは、超音波 3D エコーを使って、より実践的な教育を行っています。

Department of Medical Technology

My Schedule

博士前期課程 中村 佳恵さん博士前期課程 中村 佳恵さん

研究 休憩 休憩授業・演習

アルバイト フリータイム

研究ミーティング

❾:00 :00 :00 :00 :00 :00 :00 :00 :00 :00 :00 :00 :00 :00 

WEEKDAY→

WEEKEND→

当日の計画の立案

実験

実験 フリータイム

昼食、英会話の練習

実験 データまとめ、先生とディスカッション

❽:30 ❾:00 :00 :00 :00 :00 :00 :00 :00 :00 :00 :00 :00 :00 :00 My Schedule

WEEKDAY→

WEEKEND→

勤務

岡山へ移動

勤務

講義講義 帰宅

研究昼食

昼食

❽:30 ❾:00 :00 :00 :00 :00 :00 :00 :00 :30 :00 :00 :00 :00 :00 My Schedule[社会人大学院生]

WEEKDAY→

WEEKEND→

その他詳しい情報はウェブで公開中!

http://www.fhs.okayama-u.ac.jp/●最新情報はホームページで!

岡山大学大学院保健学研究科 検索

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学生生活のサポート

医療エキスパートとしての資格

多くの修了生が全国各地で活躍

研究科長からのメッセージ研究科長 竹田 芳弘

岡山大学大学院保健学研究科の特色 

入試に関する情報・お問い合わせ(1)保健学研究科 学生定員

(3)募集要項等の請求(2)募集要項配布開始は 6 月中旬、入学試験は 8 月下旬を予定しています。

募集要項の郵送を希望する場合は、請求する封筒に必ず「大学院博士前期課程募集要項請求」または「大学院博士後期課程募集要項請求」と朱書し、返信用封筒【「角形 2 号」(縦 33.1cm× 横 24.0cm)に郵便番号、住所、氏名、電話番号(携帯電話)を明記し、250 円分の切手をはってください】を同封のうえ、下記宛てに申し込んでください。岡山大学大学院医歯薬学総合研究科等学務課教務グループ 保健学科・保健学研究科担当〒700-8558 岡山市北区鹿田町二丁目 5-1 電話(086)235-7984

ヘルスプロモーションを実践できる人材の養成

 21世紀の医学・医療は科学の進歩や社会構造の変化によりめざましい発展を遂げてきました。

特に再生医療、移植医療など高度先進医療の分野で急速な発展が見られる一方、我が国では少子高

齢化が進み、疾病構造の変化とともに、疾病の治療やケアのみならず、健康の維持や疾病の予防・

管理、また生活の質の向上など統合的な医療をめざす保健学の重要性が増しています。

 本研究科は広くかつ深い専門知識と高い技術を身につけ、豊かな人間性、深い倫理観、ニーズを

くみ取る感性等を併せ持つ保健医療を担うリーダーとなりうる中核的人材を育成するとともに、次

世代を担う保健医療研究の推進を目指しています。

 人々が健康で充実した生活を送るための医療・保健・福祉を統合した健康の推進活動である「ヘ

ルスプロモーション」を「全人的ケア」および「チーム・ケア」により実践できる人、また高度な

科学的知識や専門技術の修得をめざす研究マインドを持った人の入学を切望しています。

[博士前期課程] ● 保健・医療の基礎知識と豊かな人間性、優れた   感性を持つ人

 ● 人々の幸福と健康の増進に貢献しようという情熱   と気概がある人

 ● 協調性と柔軟な発想を持ち、将来、チーム医療の   中核になれる人

 ● 保健・医療・福祉、および関連分野の高度の専   門知識と技術の修得を目指す人

 ● 機器・技術・教育プログラムの開発に携わるた   め、研究の基礎能力の修得を目指す人

[博士後期課程] ● 人間や物事の本質を見抜く感性を持つ人

 ● 多角的かつ包括的な視点と包容力を持ち、将来、   医療 ・ 保健チームをリードする素質を持つ人

 ● 研究の基礎能力と真理への探究心を持ち、ヘルス   プロモーション科学の確立を進めていく可能性を   持つ人

 ● 保健・医療・福祉分野の研究者・教育者を目指   す人

 ● 将来保健・医療・福祉の領域で国際的な活動・   貢献を目指す人

[博士前期課程] ● 保健学の実践を通してヘルスプロモーションの   実践に貢献できる。

 ● 保健・医療チームの中核として全人的な保健・   医療を提供できる。

 ● 研究の基礎能力と探究心を持ち、生涯にわたっ   て自己研鑽できる。

 ● 社会・環境の変化にも柔軟に対応できる。

 ● 高度の専門知識と技術を持ち、保健・医療・福   祉の向上に貢献できる。

[博士後期課程] ● 保健学の実践・教育・研究において指導的役割   が担える。

 ● 保健学の実践・教育・研究を通してヘルスプロ   モーションの実践と確立に貢献できる。

 ● 保健・医療・福祉教育の向上と保健・医療分野   の人材育成に貢献できる。

 ● 自立した研究能力を持ち,機器・技術の開発等   を通して保健・医療・福祉に貢献できる。

 ● 柔軟な発想と多角的視点を持ち、グローバル化   等社会の変化に迅速に対応できる。

助産師、がん看護専門看護師(CNS)、医学物理士などの資格取得が可能な専門職育成コースがあります。修了生は専門資格を活かした色々な医療分野で、医療のエキスパートして活躍しています。さらに、今後、医療現場で求められる管理職としての資質も学んでいきます。

開設以来、多くの修了生を輩出し、全国各地で医療の世界のみならず、教育研究機関、行政機関、企業等で活躍しています。修了生のネットワークは研究や教育、就職支援など、色々な分野で活かされています。

長期履修制度や保育園併設等のサポート体制が充実しています。経済的支援として授業料・入学料免除、奨学金、ティーチングアシスタント、リサーチアシスタント、学会発表奨励金などの支援も受けることが出来る場合があります。さらに、夜間開講、e-learning などの学習支援、大学病院や地域医療機関と連携した研究支援なども充実しています。

ディプロマポリシーDiploma policy

アドミッションポリシーAdmission policy

保健学研究科では、以下のような人を求めています。

保健学研究科では、論文にまとめた研究成果が研究科の定める学位授与の水準を満たしていることに加え,以下の要件を満たしている人に学位を授与します。

博士前期課程 14人 6人計 10人

6人博士後期課程

看護学分野 放射線技術科学分野 検査技術科学分野

博士前期課程 2年

医療のエキスパート・研究職 etc.

看護学分野基礎看護学領域成育看護学領域臨床応用看護学領域コミュニティヘルス看護学領域

医用情報理工学領域放射線健康支援科学領域

放射線技術科学分野

病態情報科学領域生体情報科学領域

検査技術科学分野

大学•現場などで学んだ各分野基礎教育

研究テーマ+

博士後期課程 3年

研究職教育職行政職etc.

看護学分野基礎看護学領域成育看護学領域臨床応用看護学領域コミュニティヘルス看護学領域

医用情報理工学領域放射線健康支援科学領域

放射線技術科学分野

病態情報科学領域生体情報科学領域

検査技術科学分野

2016年作成

大学院保健学研究科

岡山大学

● 看護学分野

● 放射線技術科学分野

● 検査技術科学分野

Gr a d u a t e S c ho ol of H e a lt h S c i e n c e s

Ok aya m a Univ er sit y

Department of NursingDepartment of

Radiological TechnologyDepartment of

Medical Technology

2017年度 大学院案内

世 界 へ の 扉 を 開く

その他詳しい情報はウェブで公開中!

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保健学科棟

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保健学科棟

入院棟

総合診療棟

中央診療棟

地域医療人育成センターおかやま(MUSCAT CUBE)

臨床講義棟

総合教育研究棟

基礎研究棟

外来診療棟(医科)

記念会館

基礎医学棟

附属図書館鹿田分館

解剖実習棟

医学部正門

Junko Fukutake Hall

医歯薬融合型教育研究棟

資料棟

「大学病院入口」バス停

「大学病院入口」バス停

「大学病院」バス停

鹿田キャンパス案内

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岡山大学大学院 保健学研究科〒700-8558 岡山市北区鹿田町二丁目5-1

岡山大学大学院医歯薬学総合研究科等学務課教務グループ 保健学科・保健学研究科担当Tel.086-235-7984E-mail [email protected]岡山大学大学院医歯薬学総合研究科等学務課教務グループ 保健学科・保健学研究科担当

お問 合せ窓口 :

編   集 :

学  章

●バスをご利用の場合 【JR 岡山駅東口バスターミナル】▶4番乗り場から ●[22]系統「市役所経由労災病院」行き ⇒「大学病院入口」で下車 ●[52]系統「(市役所経由)大東」行き ⇒「大学病院入口」で下車 ●[62]系統「南ふれあいセンター・岡南飛行場」行き ⇒「大学病院入口」で下車▶5番乗り場から ●[2H]系統「大学病院」行き ⇒「大学病院」で下車 ●[12]系統「岡南営業所」行き ⇒「大学病院入口」で下車

●岡山市内循環バスをご利用の場合▶岡山駅前(髙島屋入口)から ● 医大めぐりん B ルート(左回り)⇒「大学病院入口」で下車

●路面電車をご利用の場合 ● JR 岡山駅周辺から、路面電車「清輝橋」行き   ⇒「清輝橋」で下車 ⇒ 西へ徒歩約5~ 10 分

●タクシーをご利用の場合 ● JR 岡山駅東口タクシー乗り場から、タクシーで約5~ 10 分

鹿田キャンパスまでの経路N

岡山総合グラウンド●

後楽園●岡山駅

大元駅

53

180

250

●岡山市役所

● 裁判所

法界院駅

302

旭川

岡山大学鹿田キャンパス

岡山大学津島キャンパス