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使ってわかる Moodle(活用編) MORIO FARM

使ってわかる Moodle - portal.mie-u.ac.jp · 1) Moodleコースとコース一覧表示 ボタンをクリックする. (解説) Moodle上で授業は「コース」と呼ばれ,管

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使ってわかる

Moodle(活用編)

MORIO FARM

i

内容

I はじめに ........................................................................................................................................... 1

II Moodle コースの開設方法 ............................................................................................................. 1

1. Moodle へログイン ..................................................................................................................... 1

(1) 統一アカウント .................................................................................................................... 1

(2) Moodle へログイン ............................................................................................................... 1

(3) プロフィール編集 ................................................................................................................ 1

2. 授業コースの開設...................................................................................................................... 2

3. コース画面の構成...................................................................................................................... 6

III Moodle 利用場面と設定方法 ........................................................................................................ 7

1. 各種サービスを提供するための第一歩 .................................................................................. 7

2. 教材の配布 ................................................................................................................................. 8

(1) Word,Excel,PDF,テキスト,動画ファイルなどの掲載 ............................................ 8

(2) 参考 URL の掲載 ................................................................................................................ 10

3. レポートの回収 ....................................................................................................................... 12

(1) レポート管理機能概要 ...................................................................................................... 12

(2) レポート回収メニューの追加 .......................................................................................... 13

(3) レポート設定を変更したい場合 ...................................................................................... 15

(4) レポート提出状況の把握 .................................................................................................. 16

(5) ローカル PC への課題レポート回収方法(学籍番号毎にフォルダに格納される) 17

(6) ローカル PC への複数の課題レポートを一括回収する方法(データバックアップ用) .................................................................................................................................................... 19

4. フィードバック機能を使ったアンケート調査 .................................................................... 22

5. Wiki 機能(ポートフォリオ活動に利用) ............................................................................ 26

6. 応用事例集(現在編集中) .................................................................................................... 28

(1) フォーラム機能を使ってゼミ資料管理 .......................................................................... 28

(2) 用語集機能を使って研究資料の共有 .............................................................................. 28

(3) 他多数 .................................................................................................................................. 28

7. 就学状況の把握 ....................................................................................................................... 29

(1) すべての活動ログを表示する .......................................................................................... 29

(2) 学生の活動ログを個人レベルで追跡する ...................................................................... 30

IV Tips ................................................................................................................................................ 32

1. アップロードするファイル名 ................................................................................................ 32

2. 提出されるレポートのファイル名 ........................................................................................ 32

1

I はじめに

本マニュアルでは,Moodle コースを開設するための作業手順,ならびに Moodle 利用場面ご

との設定方法について説明をする.

II Moodle コースの開設方法

1. Moodle へログイン

(1) 統一アカウント

成績入力システム(ユニバーサルパスポー

ト)で利用しているアカウントと同じ,統一

アカウントを利用する.

(2) Moodle へログイン

Moodle サイトにアクセスし,ユーザ名とパ

スワードを入力する.

https://portal.mie-u.ac.jp/moodle07/

(3) プロフィール編集

プロフィール情報を入力し,

ボタンをクリックす

る.

入力必須項目

□ 姓

□ 名

□ メールアドレス(非常に重要)

□ 所属(学部)

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2. 授業コースの開設

1) Moodle コースとコース一覧表示

ボタンをクリックする.

(解説)

Moodle 上で授業は「コース」と呼ばれ,管

理されます. ボタンをクリックする

と,現在開設されているすべてのコースが部

局ごとに整理され表示される.

2) 授業開設場所「コースカテゴリ」の選

コースを開設する場所をクリックする.

(解説)

コースを開設する時には,開設する場所をあ

らかじめ決定しておく必要がある.例えば,

全学開講科目,学部開講科目,学科開講科目,

講座開講科目と,授業によってサービスを提

供する範囲が異なるため,コースを開設する

場所を受講生に合わせて設定する必要があ

る.

(例)「共生環境学科 環境情報システム工

学講座」対象の学生にコースを開講する場合

「生物資源学部」-「共生環境学科」-「環

境情報システム工学講座」をクリックする

と,コースカテゴリ欄に開設する場所が表示

される.

3) 授業コースの追加

画面下部の ボタンを押す.

4) コースの設定

■印:通常の設定項目である.

印:クリックすると各設定項目に関する解

説画面が表示される.

設定項目一覧

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□ カテゴリ

コース開設場所を確認する.

■ 名称

科目名を入力する.

■ 省略名

科目名の英語の頭文字を並べると良い.

□ コース ID ナンバー

空欄でよい.

■ 要約

講義の紹介文を記載する.必須ではない.

■ フォーマット

毎週行われる講義の場合

「ウィークリーフォーマット」を選択する.

学科や講座,あるいは研究分野用サイトの場

「ソーシャルフォーマット」を選択する.

■ 開講日

開講日を設定してください.

□ ユーザ登録プラグイン

デフォルトのままで,変更無し.

□ コース登録可能

通常は「Yes」を選択する.

(解説)

「登録可能期間」を選択した場合,次に続く

「開始日」と「終了日」を設定する必要があ

る.登録できる期間を限定したい場合に利用

する.

□ 利用有効期間

通常は「無期限」でよい.

(解説)

「無期限」に設定した場合,半期講義終了後

学生がアクセスしないように設定を変更す

る必要があるが,講義が終了しているため学

生はほとんどアクセスしない.

4

□ 登録期間終了通知

「No」のままでよい.

(解説)

「登録可能期間」を設定している場合にの

み,設定する.

■ 週/トピックの数

通常は「15」を設定すればよい.

(解説)

講義の開講数を設定する.休日を挟む場合,

16 あるいは 17 を設定する.後から設定は変

更できるので,最初は 15 でよい.

□ グループモード

変更無し.

「グループなし」のままでよい.「強制」も

「No」のままでよい

□ コース利用

変更無し.

(解説)

会議専用サイトで,学生に利用させたくない

場合は,「このコースを学生は利用できませ

ん」を選択する.

■ 登録キー

学生がコースを利用するために入力するキ

ーを半角英数字で設定する.パスワードと同

じ扱いである.

(解説)

第 1 回目の授業の際,履修生に登録キーを案

内する.登録キーを設定しない場合,他学部

もふくめて学内すべての構成員からアクセ

ス可能になるので注意が必要である.

□ ゲストアクセス

変更無し.

(解説)

許可する,許可しないは事情により判断す

る.

□ コースセクションの非表示

変更無し.

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必要に応じて設定してください.

□ ニュースアイテムの表示件数

変更無し.

必要に応じて設定してください.

□ 評定を表示する.

通常は「Yes」でよい.

(解説)

提出されたレポートの評定結果を学生に表

示させたくない場合は,「No」に設定する.

■ 活動レポートを表示する.

「Yes」にする.

(解説)

登録者全員の活動レポートが表示できます.

□ 教師(単数)に対する呼称

変更無し.

□ 教師(複数)に対する呼称

変更無し.

□ 学生(単数)に対する呼称

変更無し.

□ 学生(複数)に対する呼称

変更無し.

□ 言語の強制

変更無し.「強制しない」

■ テーマの強制

自分の好きなデザインを設定する.

(解説)

配色等の画面のデザインを強制するかどう

かを設定する.

「formal white」

「standard」

「metal」

「standardlogo」

が無難と思われるが,いつでも変更可能なの

で,季節や講義の雰囲気に合わせて変更すれ

ばよい.

□ このコースはメタコースですか

6

変更無し.

■ 保存する.

ボタンをクリックする.

3. コース画面の構成

授業内容記入欄:

各週の講義資料を掲載する部分

参加者メニュー:

コースに登録した人を確認

管理メニュー:

コースの設定メ

ニューなど様々

な管理メニュー

がある.

マイコース:

自分が登録しているコースが一覧表示される.

最新ニュース,直近イベント,最近の活

動:

最近の活動欄で,登録者の活動状況がタ

イムリーに把握できる.

編集開始ボタン:

このボタンを押してはじめて,コースに

サービスが追加できる.

学生モード開始:

教員用ではなく,学生用の画面を表示す

ることができる.プレビューに利用する.

階層リンク:

閲覧する階層を選択できる.

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III Moodle 利用場面と設定方法

1. 各種サービスを提供するための第一歩

1) 「編集モード開始」をクリックする.

「編集モードの開始」ボタンは 2 箇所に存在

する.

2) 編集画面アイコンボタンの機能説明

インデントボタン(くぼみを入れた

い時に使用)

表示順序変更ボタン(サービスメニ

ューの掲載順序を入れ替えるときに使用す

る)

編集ボタン(サービスメニューの設

定を変更したいときに使用)

削除ボタン(サービスメニューを削

除する時に使用)

表示・非表示ボタン(学生にサービ

スメニューを表示・非常時したい時に使用)

グループボタン(グルーピングを設

定するときに使用)

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2. 教材の配布

(1) Word,Excel,PDF,テキスト,動画ファイルなどの掲載

Word 文書,PDF 文書,テキスト文書,あるいは動画ファイルを Moodle に掲載する方法を

説明する.

1) をクリック

2) 「リソースの追加」を選択

「ファイルまたはウェブサイトにリンク」

を選択する.

3) リソースの編集(Step 1)

■名称

「○○の解説資料」など,中身が分かるタイ

トルを付ける.

□要約

空欄のままでも良い.説明文を入れても良

い.

4) リソースの編集(Step 2)

ロケーションの設定をする.

■ 「ファイルを選択またはアップロードす

る...」をクリックする.

□ 「フォルダの作成」

アップロードされるファイルが多数になる

と,管理しづらくなるので,フォルダをせく

際して,カテゴリ分けをする場合も出てく

る.必要に応じて作成する.

■ 「ファイルアップロード」ボタンをクリ

ックする.

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■ ボタンをクリックする.

■ ファイルを選択した後, ボタ

ンをクリックする.

■ をクリッ

クする.

■ 操作欄にある をクリックする.

■ロケーション欄に,選択したファイルが指

定されている.

をクリックする.

□ PDF ファイルの場合

AdobeReader が自動起動する.

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□ Word 文書の場合

画面上部に黄色い帯が表示される.

クリックすると,ダウンロードするメニュー

が表示される.

5) ホームに戻る

■ 画面左上の階層リンクをクリックする

と,最初の画面に戻ることができる.

(2) 参考 URL の掲載

参考となる Web ページの URL 情報を掲載する方法について,説明する.

1) をクリック

2) 「リソースの追加」を選択

「ファイルまたはウェブサイトにリンク」

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を選択する.

3) ロケーション欄に URL を貼り付け

ロケーション欄に URL を貼り付けた後,

をクリックする.

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3. レポートの回収

(1) レポート管理機能概要

1) 回収期限の設定

提出期限や再提出の可否を設定可能.

2) レポート評点設定

各レポートに評点を設定することが可能.

3) 提出者,提出日時の管理

提出者ならびに提出日時が把握できる.学生から提出された際に,教員にメールで通知す

る機能もある.

4) 提出者へのコメント送信

提出されたレポートにコメントを付け,学生にメール配信することも可能.

5) レポート採点管理

評点を管理することができる.Excel データに書き出すことも可能.

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(2) レポート回収メニューの追加

1) をクリック

2) 活動の追加

■ 「課題」を追加する.

■ 課題名

レポートのタイトルを入力する.

□ 詳細

レポートの内容を入力しておいても良い.必

須ではない.

■ 評点

レポートの評価を 100 点満点にするかどう

か.

(解説)

レポートの提出の有無のみを管理する場合,

「1」を選択すればよく,提出されない場合

は「0」と評価する.100 点満点である必要

はないので,状況に合わせて設定する.

■開始日時と終了日時

レポートの提出の開始日時と終了日時を設

定する.

■提出期限後の課題提出を禁止する

「Yes」にした場合,期限以内にしか学生は

提出できない.

□ 課題タイプ

変更無し.

□ グループモード

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変更無し.

□ 学生に表示する

変更無し.

■ 「次へ」をクリックする.

□ 最大サイズ

変更無し.

■ 課題の再提出を許可する

通常は「Yes」に設定する.

(解説)

期限内の再提出の可否を設定できる.通常

は,「Yes」に設定する場合が多いと思われる.

「No」に設定すると,一度しか提出できな

くなる.

■「続ける」 ボタンで完了.

□ ボタンをクリッ

クすれば,設定内容を変更する画面に戻る.

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(3) レポート設定を変更したい場合

提出期限等のレポート設定を変更する方法を説明する.

1) トップ画面からレポート編集

■ レポートメニュー隣にある

ボタンをクリックする.

2) 編集画面で再設定

■ 第 1 画面の変更が完了した後,

ボタンをクリックし,

■ 第 3 画面も確認し,

ボタンをクリックすると完了.

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(4) レポート提出状況の把握

1) トップ画面からレポートを選択

■ 目的のレポートメニューをクリックす

る.

2) 課題画面

■画面右上にある「○○件の提出課題を確認

する」メニューをクリックする.

3) 提出課題の一覧表示

提出された課題の一覧が表示される.

□ 最終更新日時(学生)欄から,学生がレ

ポートを提出した日時が確認できる.

■ 評点

評点を選択します.

提出状況を管理するためにも,評点は入力し

た方がよい.

□ コメント欄

教員が提出されたレポートにコメントを入

れることができる.

挿入されたコメントは,メールで学生に通知

される.

■ すべてのフィードバックを保存する

評点やコメントを挿入した場合,必ずこのボ

タンをクリックする.

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□ 最終更新日時(教師)

評点やコメントを教師が入力した最終日時

が表示される.

(5) ローカル PC への課題レポート回収方法(学籍番号毎にフォルダに格納される)

1) 「課題」メニュー

■ をクリック

2) 課題一覧表示

■ 回収したい課題を選択する.

3) 課題確認ボタン

■ 課題確認ボタンをクリック.

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4) 提出者一覧表示の画面最下部

■「すべての課題をダウンロードする」

をクリックする.

5) ダウンロード画面

■ 「保存」をクリックすると,Zip ファイ

ル形式でローカル PC に保存される.

ローカル PC に保存された Zip ファイルを解

凍すると,学籍番号毎にファイルが展開され

る.

(注意)

複数の課題を学籍番号毎に分けながら一括

回収する方法は搭載されていないので,課題

を一つ一つフォルダに分けながら,この方法

で回収することになる.

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(6) ローカル PC への複数の課題レポートを一括回収する方法(データバックアップ用)

Moodle のデータ構造では,提出されたデータを学籍番号で管理していないため,フォルダ

構造を探索しても,提出された課題と学生を対応づけることは容易ではない.ここで説明

する回収方法は,あくまでも提出された課題のファイル名に学籍番号や課題番号が付けら

れている場合に有用な方法である.

1) 「ファイル」メニューを利用

■ をクリック

(解説)

提出されたレポートや,Moodle 上に掲載し

た電子ファイルはすべて「ファイル」メニュ

ーで管理できます.

2) コースファイル管理画面と moddate フォ

ルダ

■ をクリック

(解説)

「moddata」フォルダに提出されたレポート

が格納されている.

3) assignment フォルダ

■ をクリック

4)

■ 該当する課題フォルダをクリックする.

(解説)

提出課題ごとに振られた ID をもつフォルダ

に格納されている.フォルダ名から課題を連

想することはできないので,さらに下の階層

を見るなどして判断する.改良の余地有り.

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5) 課題ごとの学生フォルダ

□ 学生ごとに ID が振られ,フォルダに格

納されている.

■ 「すべてを選択」ボタンをクリック

6)

■ 選択したものを...

「Zip 書庫を作成する」メニューをクリック

■ Zip ファイルの名称を入力し,

をクリック

7)

■ 作成された Zip ファイルをクリック

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■ 「保存」を選んでローカル PC に保存す

る.

8) ローカル PC 側で解凍して使用

Zip 形式で圧縮されているので,解凍して閲

覧する.

(解説)

1 つの課題であっても,学生ごとに異なるフ

ォルダに分かれているため,全員のファイル

を一度に回収するには,ファイル検索をおこ

うのが便利.

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4. フィードバック機能を使ったアンケート調査

Moodle を利用すると,アンケート調査ならびに集計が簡単にできます.

1) をクリック

2) 活動の追加

■ 「フィードバック」を選択する.

■ 名称

調査のタイトルを入力する.

□ 説明

調査目的など概要を入力する.必須ではな

い.

■ フィードバック開始日

■ フィードバック終了日

を設定する.

■ ユーザ名を記録する

回答者情報が欲しい場合は,

「ユーザ名がきろくされ,回答とともに表示

さます」.を選択する.

■ 学生に分析を表示する.

学生に分析結果を表示させたい場合には

「Yes」を選択する.

□ 通知メールを送信する

変更無し.

通知したい場合は「Yes」に設定する.

■ 複数回回答

回答するユーザ名が記録される設定では,再

回答が許可されます.調査内容の性質に合わ

せて「Yes」,「No」を選択してください.

■ 回答送信後のページ

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ユーザが回答を送信した直後に表示される

ページに「ご回答いただき,ありがとうござ

いました.」などのメッセージを表示させる

ことができる.

□ グループモード

変更無し.

□ 学生に表示する

変更無し.

表示したくない場合は「非表示」にする.

■ ボタンをクリックして完

了.

3) 質問を作成

■ ボタンをクリックす

る.

4) 質問の種類を選択

■9つの質問タイプから最適なタイプを選択

する.

5) 「多肢選択(単一回答)」を選択した場合

■ 質問

「○○について以下の選択肢から一つ選ん

でください.」などの質問文を入力する.

■ 回答内容

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1 行に 1 つずつ選択肢を入力していく.

■ ポジション

複数の質問がある場合,表示順を設定でき

る.

■ をクリックして保存する.

6) 質問のプレビュー

■ 質問をプレビューして確認する.

修正したい場合には,

をクリックする.

7) 質問編集作業の完了

■ 画面中央の

ボタンをクリックして作業完了.

8) 調査結果の閲覧

■ アンケートに回答された結果は,一覧表

で確認することができる.

回答内容を表示すると,回答結果だけでな

く,回答した日時も確認できる.

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■ ボタンをクリックす

れば,集計した結果をグラフ表示してくれ

る.

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5. Wiki 機能(ポートフォリオ活動に利用)

Wiki は,学生同士または学生と教員,あるいは学生個人がワープロ間隔で容易に Web ペー

ジを編集する機能を提供する.ポートフォリオ(学生の学習過程を表現・評価するもの)

や,研究室で共有したいノウハウ集サイトなどの構築に活用されている.参考までに,ノ

ウハウ集作りには,“用語集”機能も活用できる.

1) Wiki 機能を追加

■ 「活動の追加」で「Wiki」を選択

2) 名称を設定

■ ユーザに提示する名称を入力する.

(注意)

名称変更は可能であるが,旧名称が残ってし

まう部分があるため,少し注意が必要.

3) タイプを選択

■ Wiki のタイプをいずれか選択する.

ポートフォリオの場合(学生と教員が 1 対 1)

は,「学生」を選択.

グループ活動の場合は,「グループ」を選択.

詳しくは, ボタンをクリックして,Wiki

タイプを選択する.

4) バイナリファイルの許可を設定 ■ 添付ファイルを許可したい場合は,Yes

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に設定する.

5) グループモードを設定

■ グループモードを設定する.

ポートフォリオの場合(学生と教員が 1 対 1)

「グループなし」を選択.

グループ活動の場合

所属グループのみ閲覧可能な「分離グルー

プ」,あるいは所属以外のグループが閲覧可

能な「可視グループ」を選択.

6) 設定終了後の画面

7) 学生 Wiki の選択

■ ポートフォリオ用に設定した場合,「他

の Wiki」選択欄で,個々の学生のページを

閲覧・編集することができる.

(注意)

教員が学生の閲覧・編集した場合,アクセス

ログには学生自身が閲覧・編集したと記録さ

れてしまう問題が確認されている.

教員からのコメントは赤字にするなど,書式

を工夫する必要があると思われる.

8) 編集

「編集」タブをクリックして編集可能.キャ

メルリンクやハイパーリンクを使って,新し

いページを容易に追加できます.

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詳しい編集方法は,右上の をクリックし

て確認してください.

「添付ファイル」タブでは,ファイルがアッ

プロードでき,複数のアップロードされたフ

ァイルが時系列に管理される.

6. 応用事例集(現在編集中)

(1) フォーラム機能を使ってゼミ資料管理

(2) 用語集機能を使って研究資料の共有

(3) 他多数

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7. 就学状況の把握

(1) すべての活動ログを表示する

1) 「レポート」機能を使う.

2) 活動ログの表示

■ 「すべての日付」を選択して,

ボタンをクリックすれ

ば,すべての活動ログが表示される.

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(2) 学生の活動ログを個人レベルで追跡する

1) 「参加者」機能を使う.

■ 「参加者」メニューをクリックする.

2) 参加者リストから特定の学生を選択

■ 注目する学生の氏名をクリックする.

■ 学生のプロフィールや登録科目一覧が

表示される.

■「活動レポート」タブをクリックすると,

当該学生の活動内容がすべて表示される.

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■ さらに「すべてのログ」をクリックする

と,各曜日のアクセス件数が表示される.

32

IV Tips

1. アップロードするファイル名

半角英数字にする.全角文字,スペース等は付けられたファイルは,読めないなどのトラ

ブルが発生する場合がある.

2. 提出されるレポートのファイル名

学籍番号をファイル名の一部に必ず入れるようにする.例えば 503123P001.pdf のように,

ファイル名には,学籍番号,課題を表す記号を指定し,文字はすべて半角英数字とする.

Moodle からファイルを回収した時に,ファイル名が重複していると管理が大変であるため

の工夫である.

Moodle使用マニュアル Copy right 森尾吉成 2008

平成 19 年 10 月 23 日 第 1 版 第 1 刷発行

平成 20 年 11 月 13 日 第 2 版 第 1 刷発行

著者 森 尾 吉 成

発行者 MORIO FARM 社

代表者 森尾 吉成

発行所 MORIO FARM 社

郵便番号 514-8507

三重県津市上浜町 1577

三重大学生物資源学部

電話 059-231-9602

[email protected]

Printed in Japan