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名城同窓会 ニュース 名城同窓会ニュース No.42 同窓会文化講演会を開催 !! 開学100周年に向けてカウントダウンはじまる… 同窓生からの熱いメッセージ 名城大学附属高等学校同窓会 〒453-0031 名古屋市中村区新富町1-3-16 TEL〈052〉481-7436 平成30年3月1日発行 42発行者 武 村 [1] 目 次 ご挨拶 トピックス(行事) 同窓会文化講演会  名城オリンピック  芸術鑑賞会と文化祭  トピックス(教育) SSH東海フェスタ2017 SSH生徒研究発表会 SGH甲子園 池上彰教授が高大連携講座で講演  Meijo Global Festa2017 地域で活躍 吹奏楽部が長野県中川村でサンクスコンサート 移動児童館 部活動等報告  ダンス部 ラグビー部  男子バレーボール部 ウェイトリフティング部  体操競技部  陸上競技部  スキー部  柔道部  チアリーディング部 学年同窓会 名城大学附属高等学校ゆかりの物品  名城大学教育振興資金  2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14

名城同窓会ニュース No.42 名城同窓会 ニュース · トピックス(行事) 名城同窓会ニュース No.42 平成30年3月1日[3] 11月25日、平成3年度卒業生で株式会社てっぺん代表取締役の大嶋啓介氏による文化講演会が開催されました。

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名城同窓会ニュース名城同窓会ニュース No.42

同窓会文化講演会を開催!!開学100周年に向けてカウントダウンはじまる…

~同窓生からの熱いメッセージ~

名城大学附属高等学校同窓会 〒453-0031 名古屋市中村区新富町1-3-16 TEL〈052〉481-7436

平成30年3月1日発行

第42号発行者 武 村  學

[1]

目 次

●ご挨拶

◆トピックス(行事)同窓会文化講演会 名城オリンピック 芸術鑑賞会と文化祭 

◆トピックス(教育)SSH東海フェスタ2017SSH生徒研究発表会SGH甲子園池上彰教授が高大連携講座で講演 Meijo Global Festa2017

◆地域で活躍吹奏楽部が長野県中川村でサンクスコンサート移動児童館

◆部活動等報告 ダンス部ラグビー部 男子バレーボール部ウェイトリフティング部 体操競技部 陸上競技部 スキー部 柔道部 チアリーディング部

●学年同窓会●名城大学附属高等学校ゆかりの物品 ●名城大学教育振興資金 

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名城同窓会ニュース No.42 平成30年3月1日[2]

ご 挨 拶

名城同窓会ニュースの発行にあたり、ご挨拶申し上げます。今年度新しく同窓会に入会されました卒業生の皆様、ご卒業おめでとうございます。進学されます皆様、新しい学びの場では、学問ばかりではなく、多くの人達との出会いを大切にしてください。名城大学附属高等学校生としての誇りを胸に、大きな希望を持って、益 ご々活躍されますことに期待致します。

さて、同窓会として色 な々場面で母校に貢献してまいりました。在校生には、生徒会への援助、高校総体、国体出場の際の激励金給付等を長年行っております。一人でも多くの生徒に各種大会へ参加していただき、母校名城大学附属高等学校の名前をメディアで取り上げていただけるよう、頑張って欲しいと思っています。同窓会として、援助させていただくことを喜びと感じます。

名城大学附属高等学校の教育方針である「知・徳・体」の調和した生徒を育成するビジョンの中で活躍された皆様ではありますが、そこには優れた先生方の熱心な指導力があったからこそです。

SSH(スーパーサイエンスハイスクール)・SGH(スーパーグローバルハイスクール)指定校としての活躍等、生徒の夢を育む愛知県下ナンバーワンの私立高等学校になってまいりました。それは「名城育ちの達人を社会に送り出す」等の第一歩になることであり、また社会に出てからの活躍が大いに発揮される原動力を養うことになるのです。これから先の人生、何事においても感謝する心を忘れずあらゆる物事に温かい思いやりと優しい心を忘れずに、周りの人達に優しさを分け与えることができる大人へと成長していけるように、これからの素敵な人生を送ってください。

今年の文化祭には、同窓会として母校の歴史をたどる「パネル展示」を企画し、卒業生の皆様に見ていただきました。生徒及び生徒会の皆様にご協力いただき、ありがとうございました。毎年、同窓会の企画で生徒と卒業生が一つの輪となり、大きな花を咲かせたらと思っています。

また、平成29年11月25日は開学100周年に向けて、名城大学附属高等学校大会議室にて卒業生(同窓生)の大嶋啓介氏を迎え、「どうすれば人は輝くのか」の文化講演会を開催させていただきました。今後も継続して開催する予定であり、名城大学附属高等学校の益々の活躍を祈り、同窓会役員一同頑張りますので、会員の皆様のお力添えを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

名城大学附属高等学校同窓会

会 長 武 村   學 

【第15期 同窓会役員名簿】役 職 名 氏  名

名 誉 会 長 新   谷   啓   治名 誉 会 長 中   島       健会     長 武   村       學副 会 長 丹   下   富   博副 会 長 後   藤   健 太 郎監     査 鎌   田   直   洋監     査 日   置   慎   二

学 内 幹 事( 会 計 ) 西   村       隼学 内 幹 事( 庶 務 ) 江   上   貴   俊

トピックス(行事) 名城同窓会ニュース No.42 平成30年3月1日[3]

11月25日、平成3年度卒業生で株式会社てっぺん代表取締役の大嶋啓介氏による文化講演会が開催されました。

大嶋氏は、「居酒屋から日本を元気にする」ことを目的に株式会社てっぺんを設立し、「本気の朝礼」がメディアで

も取り上げられるなど全国で活躍しています。現在では、企業講演や学校講演をはじめ高校野球界でも多数のチー

ム強化研修を行い、甲子園出場に貢献するなど多方面で活躍されています。

本講演では、「どうすれば人は輝くのか~大人が変われば子どもが変わる、子どもが変われば未来が変わる~」

をテーマに、在学中のエピソードを交えながら、とても熱く語られました。「活気あふれる組織、チームは空気で分

かる」と話され、講演会全体が明るく笑顔にあふれる空気をつくるために、参加者同士でハイタッチをしたり、「いい

ね」ポーズをお互いにし合ったり、終始和やかなムードで講演会は進んでいきました。大嶋氏は、自身のお子様が通

う学校のPTA会長でもあることから、「子どもの可能性を引き出すために大人が輝くべきだ」と保護者目線での話も

され、感動のあまり涙ぐむ参加者もみえました。

講演後は、同窓生との談笑や写真撮影が後を絶たず、大嶋さん自身も母校での講演を喜んでおられ、開学100周

年に向けて大きな一歩となる催しとなりました。

「名城大学附属高等学校同窓会文化講演会」を開催

◀冒頭挨拶をする武村会長

講演する大嶋氏

トピックス(行事) 名城同窓会ニュース No.42 平成30年3月1日[4]

伝統の体育祭 第23回「名城オリンピック」開催

「芸術鑑賞会」と「文化祭」を開催

6 月 7 ~ 9 日、第 23 回「名城オリンピック」が開催され、3日間にわたる熱戦を繰り広げました。生徒達は「名城で良かった !!」をスローガンに、男子ミニサッカー、ドッジボール、男女混合ソフトバレーボール、長縄跳びなどの競技に参加。クラスを超えて声援を送る姿も見られました。日頃の練習の成果を発揮し、目標に向かって一丸となって取り組んだことでクラスの結束が強まり、生徒達の顔には達成感と満足感が浮かんでいました。総合優勝は総合学科 3年 2組、準優勝は総合学科 2年 3組でした。今年は、同窓会から、熱中症対策用としてポカリスエットゼリーを在校生全員へ配布し、閉会式では、後藤副会長より挨拶が行われる一場面もありました。

9 月 15 日に芸術鑑賞会が、16 日に文化祭が開催されました。芸術鑑賞会は体育館で開催され、日本伝統の古典芸能(落語、江戸曲ごま、講談、南京玉すだれ、上方落語)を鑑賞しました。普段、日本の伝統芸能に触れる機会がないことから、生徒達は演者の迫力や面白さに見入っていました。文化祭の今年のテーマは「絆」。1、2年生を中心としたクラス発表、文化部、図書委員会、保健委員会による活動展示や体験コーナー、部活動の演技披露などのほか、同窓会企画「写真で見る本校の歴史」のパネル展示や卒業アルバムの閲覧、クイズ大会が行われ、約 3100 人の来場者と共に、校内は熱気に包まれました。あいにくの雨模様でしたが、駐輪場前では PTAによるみたらし団子や各クラスの模擬店が店開きし、附属農場で収穫された野菜などの販売も行われ、終日にぎわいました。フィナーレでは、1 号館エントランスでレ・ミゼラブルの「民衆の歌」の披露、そして来場者と共に V6 の「WA

になっておどろう」を踊り、仲間と共に最高の一瞬を心に刻みました。

◀部活動の生徒達による「民衆の歌」の披露

閉会式で挨拶する後藤副会長

総合優勝した総合学科3年2組

▲玉すだれ体験

◀同窓会のパネル展示

トピックス(教育) 名城同窓会ニュース No.42 平成30年3月1日[5]

「SSH東海フェスタ2017」

「スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会」

文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されている東海地区の高校などが一堂に会する「SSH 東海フェスタ 2017」(名城大学附属高等学校主催)が 7 月 15 日、名城大学天白キャンパス共通講義棟北で行われました。学術交流の協定を結んでいるタイのプリンセスチュラボーンカレッジ トラン校を含む 23 校の生徒、教員、関係者ら約 900 人が参加しました。

SSH は理数系教育に関する教育課程等の研究開発を行う学校として文部科学省が指定するものです。今回で 12 回目となる同フェスタは SSH の研究開発の成果を発表する場であるのと同時に、指定校相互の交流、情報交換の場にもなることを目指して開催されました。

本年度は、19 校が 5 分科会に分かれての口頭発表と、23 校が各ブースにポスターを張ってのパネルセッションが行われました。第 5 分科会では、普通科スーパーサイエンスクラス3 年 生 の 鈴 木 結 稀 さ ん が「The Decomposition of Wheat Allergen by Koji Mold」を英語で発表しました。

また、名城大学の客員教授でノーベル化学賞受賞者の野依良治氏による特別講演「私は何処から来たのか、君たちは何処に行くのか」では、「科学の研究は、決して終わることのない『知識の旅』である。若い世代の君達は、国境を飛び越えて協働して新しい価値を創造して欲しい。その際に大切なのは

『Back to Nature,Back to Humanity』」であると生徒達を激励しました。

8 月 8 日~10 日の 3 日間、神戸国際展示場において全国からスーパーサイエンスハイスクール指定校が全て集い、「平成 29 年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会」が開催されました。この発表会は、文部科学省と国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が主催し、日頃の研究成果をポスター及び口頭で発表する研究発表会で、毎年開催されています。今年度はスーパーサイエンスハイスクール指定校及び過去に指定経験のある学校 206 校と海外招へい校 25 校が参加しました。

代表者として「次世代モータの研究開発」というテーマで普通科スーパーサイエンスクラス 3 年生の島田悠愛さんと玉腰昌司さんが発表を行いました。このテーマは、先輩から引き継いだ研究テーマで、スーパーサイエンス科目「スーパーサイエンスラボ」の時間を中心に研究を続けてきました。

また、基調講演として、国立研究開発法人理化学研究所の高橋政代氏のお話を聞く機会をいただき、高橋氏から生徒達に向けた「批評家ではなくプレイヤーとして、できるかできないかではなく、できると信じて、現在すべきことを考え取り組んで欲しい」というメッセージは、科学者の卵達に大きな希望を与えました。3 日間に及ぶ発表会の間中、生徒同士で活発に議論し合う姿が見られ、同年代同士で刺激し合い、自身の研究を一層発展させる糸口と意欲を得たようでした。

鈴木さんによる英語での発表

野依先生の講義を聴講する参加者▶

(左から)島田さん、玉腰さん▶

トピックス(教育) 名城同窓会ニュース No.42 平成30年3月1日[7]

「Meijo Global Festa 2017」開催 名城大学の文系全学部が協力

文部科学省から SGH(スーパーグローバルハイスクール)に指定されている名城大学附属高等学校は 11 月 19 日、名城大学ナゴヤドーム前キャンパスで、昨年に続いて「Meijo Global Festa 2017」を開催しました。名城大学の文系全6 学部が協力し、教員らが問題提起や議論の促進、生徒の発表への講評などを行いました。普通科国際クラスの生徒や近隣の SGH 指定校をはじめ計 12 校の生徒や教員が集い、大学との縦の関係と、同じ志の高校生同士の横の関係を深め、互いに刺激を受けていました。

このフェスタの目的は、参加校相互の交流、情報交換の場とすると共に、次世代を共に担う同士として協働・共生の一歩を進める場とすることです。開会の挨拶で、岩崎政次校長は「生徒相互の関係を強化し、連携をする場としたい」と強調しました。

午前中のフォーラムでは、国際化社会を生きる諸課題について話し合いました。フォーラムの 6 つの分科会のテーマは、「多文化共生の課題と展望」(助言者・近藤敦法学部法学科教授)、

「国民国家とは何か」(同・村松恵子経営学部国際経営学科教授)、「日本企業の海外展開からグローバル化を考える」(同・杉本大三経済学部産業社会学科教授)、「インバウンドツーリズムと地域」(同・二神真美外国語学部教授)、「多文化共生と言語」(同・岡戸浩子人間学部教授、伊藤康児同学部教授、加藤昌弘同学部助教、加茂省三同学部教授)、「グローバル時代の名古屋の魅力を考える」(同・杉浦伸都市情報学部准教授)。各教員達は様々な角度から助言を与えながら、議論を促進しました。「多文化共生の課題と展望」の分科会には、愛知県豊田市にあるブラジル人学校、エスコーラネクターの生徒 3 人が

加わりました。近藤教授は「『多文化共生』という言葉は日本でできた言葉で、国際的には伝わらない。普通は『移民政策』と言うが、日本では『移民』という言葉は使いにくい。多様性のある人達の能力を生かせていない」などと問題提起。生徒達は数人ずつのグループに分かれて議論しました。

午後の口頭発表では、フォーラムの 6 つの分科会の各代表が成果を報告。「国民国家とは何か」の分科会の阿部杏奈さん(普通科国際クラス 2 年生)は報告を済ませた後、「グループの皆の話を聞いて色々な考え方があると思うと同時に、自分の考えも深まった。先生の助言を聞いてさらに理解が深まった。初対面の人達と協力して報告をまとめるのが楽しかった」と話しました。「多文化共生と言語」の分科会に属した浅井亮太さん(同)は「他校の人達と話し合って一つの意見にまとめるとい

う、普段では体験できないことができた」と充実した表情を見せました。閉会式では、2 年続けて参加した渋井康弘経

済学部産業社会学科教授が全体講評を行い、「グローバリゼーションをどうコントロールするかがこれからの課題となっている。1 人でも多くの人が適切に扱う方向に進める人になって欲しい」と呼びかけました。閉会挨拶には実行委員長の西村俊哉さん(同)が登壇し、「どの高校の方々も素晴らしいプレゼンテーションをしていて、色々刺激を得ることができ、本当に良かったと思います」と締めくくりました。

閉会後、記念写真に納まる参加者

▲分科会での議論の様子

トピックス(教育) 名城同窓会ニュース No.42 平成30年3月1日[6]

全国スーパーグローバルハイスクール課題研究発表会「SGH甲子園」

平成 29 年 3 月 19 日、平成 28 年度文部科学省大学入学者選抜改革推進委託事業である全国スーパーグローバルハイスクール課題研究発表会「SGH 甲子園」が関西学院大学で開催され、全国の SGH 指定校から選ばれた生徒が集いました。

普通科国際クラス 3 年生(当時)の 3 名が選抜され、英語での口頭発表部門では小出侑佳さんが「The Importance of Segmentation in BOP Business」について、ポスター発表部門では、宮崎詩織さんが「愛知県における外国人児童の不就学問題」について、渡邊紗彩さんは「The Comparison for Developing of BOP Business」について、発表しました。

国際クラスでは、各自がフィールドワーク調査を行い、10000 字程度の課題研究論文を作成しています。校内の課題研究発表会でも日本語と英語で発表しており、今回はその成果を発揮する場となりました。

当日は国際クラスの下級生も見学に訪れ、全国の SGH 指定校生の発表を参考に、各自の研究を見つめ直す機会となりました。※BOPビジネス:年間所得が購買力平価(PPP)ベースで3000ドル以下の低所得層はBOP(Base of the Economic Pyramid)層と呼ばれ、開発途上国を中心に、世界人口の約7割を占めるとも言われています。BOPビジネスとは、途上国のBOP層にとって有益な製品・サービスを提供することで、当該国の生活水準の向上に貢献しつつ、企業の発展も達する持続的なビジネスです。(JETROウェブサイトより)

◀ポスター発表を行う渡邊さん(平成29年3月卒業)

池上彰教授が「高大連携講座」で講演 保護者ら300人も聴講

名城大学の池上彰教授が 6 月 20 日、名城大学附属高等学校の高大連携講座(グローバルリーダー講座)として講演し、普通科国際クラスの生徒ら約 100 人が聞き入りました。生徒の保護者にも開放したため、会場の大会議室とサテライト会場の 4 教室で合わせて約 300 人が聴講しました。

テーマは「2020 年のニッポン、高校生が今すべきこと」。2020 年の東京オリンピックに向けて国際社会で日本はどのような立場になっていくべきかなどのメッセージを、池上教授から高校生に発してもらうことが目的です。

池上教授は、テレビでの分かりやすい語り口そのままに、自分の高校時代のことから EU などの国際問題まで縦横に語りました。将来の進路について「夢の通り実現できることはわずかですが、夢を持ち続けると、それに近いことはできる」と自らの体験に根ざして話しました。

1964 年の東京オリンピックは自分が中学生の時に開催され、それを機に日本が途上国から先進国の仲間入りを果たしたことを挙げ、

「皆さんが目撃する 2020 年の東京オリンピックを通して、日本が世界の中でどうあるべきかを考えて欲しい」と呼びかけました。

質疑応答も活発に行われ、高校時代にやっておけば良かったと思うことを問われると、池上教授は

「本をたくさん読んでおけば良かった」と答えました。

サテライト会場でモニターテレビを通じて 講演を聞く保護者ら

▲講演する池上教授

トピックス(教育) 名城同窓会ニュース No.42 平成30年3月1日[7]

「Meijo Global Festa 2017」開催 名城大学の文系全学部が協力

文部科学省から SGH(スーパーグローバルハイスクール)に指定されている名城大学附属高等学校は 11 月 19 日、名城大学ナゴヤドーム前キャンパスで、昨年に続いて「Meijo Global Festa 2017」を開催しました。名城大学の文系全6 学部が協力し、教員らが問題提起や議論の促進、生徒の発表への講評などを行いました。普通科国際クラスの生徒や近隣の SGH 指定校をはじめ計 12 校の生徒や教員が集い、大学との縦の関係と、同じ志の高校生同士の横の関係を深め、互いに刺激を受けていました。

このフェスタの目的は、参加校相互の交流、情報交換の場とすると共に、次世代を共に担う同士として協働・共生の一歩を進める場とすることです。開会の挨拶で、岩崎政次校長は「生徒相互の関係を強化し、連携をする場としたい」と強調しました。

午前中のフォーラムでは、国際化社会を生きる諸課題について話し合いました。フォーラムの 6 つの分科会のテーマは、「多文化共生の課題と展望」(助言者・近藤敦法学部法学科教授)、

「国民国家とは何か」(同・村松恵子経営学部国際経営学科教授)、「日本企業の海外展開からグローバル化を考える」(同・杉本大三経済学部産業社会学科教授)、「インバウンドツーリズムと地域」(同・二神真美外国語学部教授)、「多文化共生と言語」(同・岡戸浩子人間学部教授、伊藤康児同学部教授、加藤昌弘同学部助教、加茂省三同学部教授)、「グローバル時代の名古屋の魅力を考える」(同・杉浦伸都市情報学部准教授)。各教員達は様々な角度から助言を与えながら、議論を促進しました。「多文化共生の課題と展望」の分科会には、愛知県豊田市にあるブラジル人学校、エスコーラネクターの生徒 3 人が

加わりました。近藤教授は「『多文化共生』という言葉は日本でできた言葉で、国際的には伝わらない。普通は『移民政策』と言うが、日本では『移民』という言葉は使いにくい。多様性のある人達の能力を生かせていない」などと問題提起。生徒達は数人ずつのグループに分かれて議論しました。

午後の口頭発表では、フォーラムの 6 つの分科会の各代表が成果を報告。「国民国家とは何か」の分科会の阿部杏奈さん(普通科国際クラス 2 年生)は報告を済ませた後、「グループの皆の話を聞いて色々な考え方があると思うと同時に、自分の考えも深まった。先生の助言を聞いてさらに理解が深まった。初対面の人達と協力して報告をまとめるのが楽しかった」と話しました。「多文化共生と言語」の分科会に属した浅井亮太さん(同)は「他校の人達と話し合って一つの意見にまとめるとい

う、普段では体験できないことができた」と充実した表情を見せました。閉会式では、2 年続けて参加した渋井康弘経

済学部産業社会学科教授が全体講評を行い、「グローバリゼーションをどうコントロールするかがこれからの課題となっている。1 人でも多くの人が適切に扱う方向に進める人になって欲しい」と呼びかけました。閉会挨拶には実行委員長の西村俊哉さん(同)が登壇し、「どの高校の方々も素晴らしいプレゼンテーションをしていて、色々刺激を得ることができ、本当に良かったと思います」と締めくくりました。

閉会後、記念写真に納まる参加者

▲分科会での議論の様子

地域で活躍 名城同窓会ニュース No.42 平成30年3月1日[8]

吹奏楽部が長野県中川村で「サンクスコンサート」

吹奏楽部は 7月 23 日、合宿先である長野県中川村でサンクスコンサートを行いました。合宿地として場所を提供

してもらったことに対して、感謝の気持ちを伝えるためのコンサートで、会場となった村立中川東小学校体育館に地

元の人達が集まりました。ドラえもんやサザンオールスターズメドレーなど人気の曲に加え、コンクールの課題曲な

どを演奏して合宿での練習成果を披露。また、演奏だけでなく嵐の「ふるさと」の合唱や恋ダンスのパフォーマンスも

行い、地元の人と一体になって盛り上がる素敵なコンサートになりました。

「移動児童館」を開催 乳幼児親子7組が参加

中村児童館との共同企画である移動児童館が、11 月 14 日に作法室で開催されました。当日は雨天で、気温も低く、

多くの来場者は期待できませんでしたが、7組の乳幼児親子が参加しました。

普段、幅広い世代の人達と交流している生徒達も、初めての体験で驚きの連続でした。最初のうちは、緊張と戸惑いが

多かったようですが、児童館のおもちゃ

を使って触れ合い一緒に遊ぶうちに子ど

も達にも笑顔が見られ、生徒も積極的に

関わっていました。短い時間でしたが、楽

しいひと時を過ごすことができ、生徒に

は貴重な体験となりました。

地元の方々を前にパフォーマンスを見せる吹奏楽部の生徒達

幼児と触れ合う生徒達▶

名城同窓会ニュース No.42 平成30年3月1日[9]

ダ ン ス 部

『スーパー笑顔』         総合学科3年 吉岡 葉奈

私達ダンス部は、夏のダンスドリル選手権大会、冬のSchool&College Nationals、秋の文化祭での発表をメイン

に、日々練習を重ねています。ダンスの技術の向上はもちろんですが、人としての礼儀や、精神力、チームを大切に思う

気持ちも大切にしています。先輩方が引退し、私達13期生が初めて主体となる文化祭の直前、顧問の先生が部活ノー

トに書いてくださった言葉が「スーパー笑顔」でした。もともと個性が強い13期生でしたが、一つの作品を作っていく中

で、意見が食い違ったり、仲間に迷惑をかけてしまったりと失敗の連続でした。その度に何度もミーティングをして意見を

出し合い、仲間との絆を深めて乗り越えてきました。「スーパー笑顔」の言葉を胸に、オリンピックを題材にした文化祭で

の発表は無事成功し、たくさんの方から感動したとの言葉をいただき、とても嬉しく達成感で一杯になりました。

夏のダンスドリル選手権大会は3年生で最後の大会となります。予選を終え、全国大会までの1カ月、キャプテンとし

て、JAZZは優勝したい、ソロ部門選手としても上位に入りたい、と頑張り過ぎ、焦りとプレッシャーから体調を崩してしま

いました。思うように練習ができずにたくさん心配をかけてしまいましたが、仲間や家族が温かく支え、励ましてくれたお

陰で、また笑顔で踊ることができるようになりました。たくさんの人達に支えられ、今の自分があることを改めて実感し、支

えてくださった方々に感謝の気持ちを込めて最高の演技をしようと決意しました。全国大会では緊張の中、精一杯演技

することができ、念願のJAZZ部門全国優勝を果たすことができました。さらに団体総合でも161チーム中4位入賞する

ことができ、最高の大会になりました。これからも感謝の気持ちと笑顔を忘れず、どんな困難にも立ち向かって行こうと思

います。

全国大会等に出場した部活動等報告

活動等報告部

☆School & College Nationals 2017 団体(JAZZ 2位、SONGPOM 3位)☆全国高等学校ダンスドリル選手権大会2017 団体(JAZZ 優勝、総合 4位)

名城同窓会ニュース No.42 平成30年3月1日[10]

『逆境に陥っている時に頑張っている自分に惚れろ』            総合学科3年 林 聡太私達男子バレーボール部は、平成29年

3月に第22回全国私立高等学校男女バレーボール選手権大会に出場しました。全国の舞台に立つまでには、多くの困難があり、挫けそうなことがたくさんありましたが、部訓である「逆境に陥っている時に頑張っている自分に惚れろ」という言葉と多くの人に支えられ、苦しい状況にも立ち向かい練習を行うことができました。

全国大会に行くためには夏に一度行われる県大会の予選に出場し上位の成績を収め、東海大会で他県の3チームに勝つ必要があります。県大会では例年新チームで挑むのですが、当時の私達はま

だ力不足だったので、先輩である3年生の力を借りて大会に参加しました。そこで私達は先輩方の協力もあり東海大会の出場権を得ることができましたが、まだ先輩方の力を借りなければ勝つことができないという自分達の力の無さに本当に悔しくてたまりませんでした。その後2月に行われる東海大会では先輩方は出場することができないので、私達1、2年生は県大会での悔しさを胸にチーム強化を行いました。相手チームの分析や自分達のコンディション作りなどを一人一人が自分で考え効果的な練習を行いました。また冬休みの練習では、チーム全体をまとめて絶対に全国大会に行くと決意して練習に取り組みました。その練習は決して楽なものではなく、声が枯れてしまったり逃げ出したいと思ったり泥水をすすりながら前進するような練習でしたが、チームメイトが助けてくれたり、助け合ったりして同じ目標に向かって本気で練習を行っていく度に自分達ができることが増えていき、チーム力が高まっていくのが感じられました。東海大会までの練習で私達は先生方や3年生の先輩方、多くの人に支えられて念願の全国大会に出場することができました。

私達は、決して一人一人の技術が高いから全国大会に出場できたのではありません。チームで全国大会に出場するという目標に向かって考えながら練習してきたこと、十分にバレーボールができる環境を名城大学附属高等学校が整えてくださったこと、同窓会やOBの方々の応援、私達の辛い練習や苦しかった試合を練習場で毎日見ていてくれていたバレーボール部OBや自分達の思いが詰まっている部旗、このような多くの支えがあったので、私達は最後に苦しいことも乗り越えて感謝して終わることができました。本当に充実した3年間を送らせていただきありがとうございました。

活動等報告部

『 夢 』                           総合学科3年 戸田 健太オリンピック種目のラグビーは7人制で実施します。しかしワールドカップや私達高校生の大会は通常15人制で実施し

ます。名城大学附属高等学校ラグビー部は選手としての部員が9名しかいない時期がありました。単独チームとして公式大会に出場できず、他校と合同チームを組んで出場するという経験をしました。私達のように単独チームで公式大会に出場できない選手が、全国9ブロックに分かれ優勝を目指す全国高等学校合同チームラグビーフットボール大会、通称

「KOBELCO CUP2017」が毎年夏に菅平で実施されます。私はその大会のU18の部に、東海ブロック代表として出場することができました。U18の部において活躍が認められるとラグビーの聖地である「花園ラグビー場」で行われる全国高等学校ラグビー選手権大会決勝の前座として「U18合同チーム東西対抗戦」に出場することができます。そこで私はチームの一員として東海ブロック代表初の優勝と個人として「東西対抗戦」に選出されることを目標にし、大会に挑みました。

私達東海ブロック代表は予選リーグで強豪近畿ブロック代表に勝ち、決勝リーグに進みましたが、1位ブロックリーグにおいて惜しくも3位という結果に終わりました。しかし私はもう一つの目標であった「東西対抗戦」の東日本代表に選出されました。全国の高校ラガーマンが憧れる「花園ラグビー場」の舞台に立てることができるのはすごく光栄なことです。これまでたくさんの方々に支えていただいたことに感謝し、その気持ちを忘れず1月8日「花園ラグビー場」のメイングラウンドで私のアピールポイントである「スクラム」を、全力で組みたいと思います。

『 仲 間 』             総合学科3年 工藤 大輝私は、今年の春先に実施されたU18ラグビー東海ブロック合同チームのセレクションに

参加し、総勢100名を超える高校生から選抜されました。私達東海ブロック代表は6月上旬に実施された関西大会において近畿、北信越、中国ブロック代表を破り、優勝することができました。また8月上旬には全国高等学校合同チームラグビーフットボール大会に出場し、優勝することはできませんでしたが、全国3位という好成績を収めることができました。

私はこれらの大会を経て、本校の部員や代表に選ばれた他校の生徒をはじめ心強い仲間ができました。その仲間には私と同じように大学においてもラグビーを続ける仲間がいます。これらの仲間と共にこれからも切磋琢磨し、私をはじめ名城大学附属高等学校ラグビー部を応援してくださる方々に恩返しできるよう、より強靱な自分自身を求めて何事にも頑張りたいと思います。

ラ グ ビ ー 部 ☆全国高等学校合同チームラグビーフットボール大会 3位(工藤大輝、戸田健太)

男子バレーボール部 ☆全国私立高等学校男女バレーボール選手権大会 団体出場

名城同窓会ニュース No.42 平成30年3月1日[11]

ウエイトリフティング部

『 挑 戦 』                 普通科3年 後藤 亮介僕は、保育園児の頃は習い事でサッカー、小学校では部活動でバスケ、中学校の部活動では野球と、新しいスポーツに挑戦してきました。高校でも新しいスポーツをやろうと思っていたところ、部活動紹介でウエイトリフティング部を知り、面白そうだと思い体験に行きました。最初はシャフトと呼ばれる重りのついてないバーベルだけでトレーニングしたのですが、想像していたよりも何倍も重く上手くできませんでした。しかし先輩方はシャフトにさらに何十キロもの重りをつけてトレーニングをされていて、とても驚いたのを覚えています。その時に顧問の山中先生から「君も一生懸命努力をすれば、100キロだって持ち上げられるし全国大会も目指せるぞ」と言われて、入部を決め毎日練習をしてきました。ウエイトリフティングというスポーツは結果が数字となって表れ、特に最初の頃は努力した分だけ結果が出ます。僕も

自己新記録を挙げた時の達成感にどんどんはまっていき、次第にのめりこんでいきました。しかし、記録がどんどん伸びて順調な時に膝を痛めてしまいました。このスポーツは下半身がとても大切なので満足に練習ができず、苦しい期間もありました。ですが山中先生に教えていただいたストレッチやアイシングなどを毎日続けていった結果、膝の怪我を治すことができました。そして部員全員で競い合い、時には励まし合い、毎日努力を続けたことで自分を含め4名の部員が平成29年度全国高等学校総合体育大会に出場することができました。最終的に入部当初からの僕の目標だった100キロを挙げることと、全国高校総体に出場することができ、本当に嬉しかったです。最後になりますが、僕に3年間、夢中になれるものを与えてくださった山中先生をはじめ、最高の仲間、先輩方、後輩達、両親、応援していただいた多くの方に感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。

体操競技部

『インタ ー ハ イ 団 体 8 位 』                   普通科3年 齊藤 司4月、顧問の先生が部員に伝えたのは「インターハイ団体8位」という目標でした。今年の戦力を考えると厳しい戦いになると思われました。「来年は頼むぞ」昨年のインターハイの後、そんな言葉を先生からかけられたのを覚えています。当時のチームメンバーのほとんどを3年生が占めていたので、今年は間違いなく私達現3年生が主力になることが予想されました。私は部長に選ばれました。あの先生の言葉と、チームの主力になること、部員を引っ張っていくことが私の背中には重く感じられました。目標が決まったというのに、私は怪我で満足な練習ができていませんでした。インターハイは迫ってくるばかりで待ってくれません。気持ちに身体がついてこないもどかしい日々が続き、私は焦っていました。技が空回ることもありましたが、「インターハイ団体8位」という目標だけは見失わず、ひたすらに通し練習に取り組みました。そして、インターハイ当日。試合中にメンバーの1人が怪我をするというアクシデントが起こりました。1人欠けた状態で戦わなければなりません。動揺して普通の精神状態とは言えませんでした。しかし、「インターハイ団体8位」だけは見失っていませんでした。他のメンバーも応援席にいる部員達もそうだったとわかります。皆が同じ方向を向いている、これがチーム一丸になるということなんだと思いました。私は失敗することなく試合を終え、「インターハイ団体8位」という目標を達成することができました。「お前の弱点はメンタルだろ」そんな指導を受けるほど本番に弱い私が、あの土壇場で失敗しなかったのは、焦っていながらもひたすらに通し続けた練習の賜物だとしか言えません。そして、「インターハイ団体8位」への執着心が目標達成に実を結んだのだと思います。8位だとわかった時、高校3年間が報われた気がして背中が軽くなりました。そして、ここまで指導してくださった先生方、支えてくれた仲間達への感謝の気持ちで一杯になりました。私は先生が与えてくださっただけのことを返すことができただろうか、部長としてしっかりできただろうか。このインターハイで少しはできたのではないかと思います。私は、この夏の栄光と高校生活を、忘れることはありません。

☆第33回全国高等学校体操競技選抜大会 男子個人総合23位・ゆか7位(杉山智哉)☆平成29年度全国高等学校総合体育大会 男子団体総合8位(斉藤司、杉山智哉、近藤秀久、 山本泰己)、男子つり輪3位(山本泰己)、男子個人出場(原田倫吏、板垣陽太)☆平成29年度秋季国民体育大会 少年男子団体総合10位(斉藤司、杉山智哉、近藤秀久、山本泰己、板垣陽太)

☆第32回全国高等学校ウェイトリフティング選抜大会 4位(坂本拓夢)☆平成29年度全国高等学校総合体育大会  62kg級4位(坂本拓夢)、他(加藤晴紀、後藤亮介、今井文也)☆平成29年度秋季国民体育大会 出場(坂本拓夢、加藤晴紀)

活動等報告部

名城同窓会ニュース No.42 平成30年3月1日[12]

『全 力を出し切った 達 成 感 』                普通科3年 丹嶌 あやめ私が全国高校総体や他の全国大会に出場することができたのは、日々 の練習を共に乗り越えてきた仲間や、身体に良い食事を作ってくれたり、毎試合、競技場に応援しに来てくれた両親、そしていつも身近で見守ってくれた谷先生のお陰です。砲丸投の調子が良い時、試合で自己ベストが出た時は、先生に報告をすると「頑張ったな」と私以上に喜んでくれて、握手をしてくださる先生がいました。記録が伸びずに苦しんでいる時や、練習してきたことが上手く結果に結びつかない時は、一緒に悩み、解決策を考えて、ネガティブになっていた心を前向きにしてくださる先生がいました。2年生の最後の冬も、東京高校(名門校)に何度も練習に行ったり、鹿児島まで一緒に進路相談に行ったり、挙げればきりがないほど思い出があります。3年間で悔しいと感じられる一番印象に残っているのは、3年生のインターハイです。私は、全国大会で入賞することが1年生の時からの目標でした。そのために日々の厳しい練習に耐えてきたのに、インターハイでは結果を出すことができませんでした。試合が終わってから放心状態になり、先生の顔を見て泣き崩れました。「先生も悔しい」と言われ、最後のインターハイは恩返しをしたい気持ちがとても強過ぎて、空回りしました。でも、全力を出し切った達成感は味わえました。中学では全国中学陸上大会にも出たことがない私が、2年・3年と全国大会に出て、これほどの全力を傾けられたことに感謝したいです。国立の大学に進学が決まりましたので、さらに砲丸投を極めて、高校で達成できなかった全国入賞をしたいです。また、将来は大学で勉学も追及して、生徒を大事にできる教師になることを目標に頑張りたいです。たくさんの仲間、先生、両親に支えられて、ここまで頑張れたことに感謝したいです。後輩達の活躍も陰ながら応援しています。最後に名城大学附属高等学校陸上部で良かったと心から思えます。

☆平成29年度全国高等学校総合体育大会 走幅跳8位(中野裕仁)、砲丸投出場(丹嶌あやめ)☆2017.U18.20日本陸上競技選手権 走幅跳7位(中野裕仁)、砲丸投出場(丹嶌あやめ)

☆第66回全国高等学校スキー大会 出場(小田祐暉、佐山太一、柴田真伸)

陸上競技部

ス キ ー 部『かけがえの な い 経 験 』                   普通科3年 佐山 太一私の所属していた名城大学附属高等学校スキー部では、アルペンスキー競技とクロスカントリースキー競技の2つに取り組んでいます。アルペンスキー競技は、斜面に設置されたコースを滑り降りるタイムを競う競技です。クロスカントリースキー競技は長距離でアップダウンの激しいコースをスキーで滑るというもので「雪上のマラソン」とも言われる過酷な競技です。私はこのクロスカントリースキー競技を選びました。私は特別進学クラスのため、他の一般進学、総合学科のクラスよりも授業数や宿題が多く、どうしても部活動の時間が少なくなってしまいました。そのため学校では技術練習を、自宅では、自分でできるランニングや筋力トレーニングに重きを置いて練習を続けてきました。努力のかいあって、1年生、2年生共にインターハイに出場でき、自分に自信を持つことができました。スキーは個人競技だと思われがちですが、アルペンスキー、クロスカントリースキー競技共に技術だけでなく、精神的な強さがとても必要です。そのため、仲間同士で励まし合ったり高め合ったりということがとても重要なのです。このことを顧問の白戸先生から教えていただきました。白戸先生がいなければ、私はスキー部に入ってすらいなかったかもしれません。また、全く未経験の私にスキーを教えてくれた先輩方やコーチ、苦しい中お互いを励まし合った仲間、私はこの3年間で多くのことを得ることができました。高校時代の3年間、「あの時こうしていればよかった」と後悔することはいくつもありますが、スキー部に入って活動したことは胸を張って「良かった」と言えます。様々な人に助けてもらったことは感謝してもしきれません。3年間ありがとうございました。

活動等報告部

名城同窓会ニュース No.42 平成30年3月1日[13]

柔 道 部

チアリーディング部

『 弛 まぬ 努 力 』     総合学科3年 山田 愛奈私は小学校1年生から柔道を続けてきて、中学生の時は全国大会に

出場することができましたが良い成績を残すことができず、この結果を越えるために高校生では“日本一”を目指して頑張ってきました。

愛知県には全国でもトップレベルの強豪校がいて、私は1年生の時からずっと勝つことができず毎回2位で悔しい思いをしてきましたが、夏休みや冬休みに色々な所へ私達を遠征に連れて行ってくれたり、日々練習をつけてくださった先生や、毎日学校練習が終わってからジムに付き合ってくれた親、そして一緒に練習をしてきた仲間のお陰で、最後のインターハイ県予選で全国大会2位の強豪に勝ち、インターハイ出場を決めることができました。インターハイ出場が決まってから少しの間は、トーナメントの当たりが悪く、初戦で春の日本一と戦うことになり気持ちが上がらないなど色々なことがありましたが、先生に「日本一を目指してやってきたのだからあと少し頑張ろう」という言葉を言われ、その日から気持ちを入れ直し日々練習をやってきました。自分にできることは全てやって挑み、結果は初戦の二回戦で本戦では決まらず延長戦まで戦いましたが、最後は指導で負けてしまいました。“日本一”を目指してやってきたので、正直初戦敗退という結果は納得いくものではありませんでしたが、全国の舞台で先生、応援に来てくれた親、部活動の仲間達と共に戦えたという貴重な経験ができたので、支えてきてくれた方々には感謝の気持ちで一杯です。

この感謝の気持ちを忘れることなく、社会に貢献できるような仕事に就いて頑張りたいと思います。3年間ありがとうございました。

『謙虚な姿勢と堂々とした演技』総合学科3年 黒宮 麻由

私達名城大学附属高等学校チアリーディング部Little Sweetsは、創部14年目となりました。私達の主な活動内容は、年に4回行われる大会に出場したり、文化祭やイベントなどで演技をしたり、他の部活動の応援に行ったりすることです。

チアリーディングというスポーツは一般的なスポーツとは異なり、「いかに観客を魅了し、引き付けることができるか」を競う「表現スポーツ」です。応援から始まった特色を生かし、チア・サイドラインといった掛け合いやアームモーション、特殊なジャンプ、組体操技術であるパートナースタンツやピラミッドなど、チアリーディング特有の技術を使って演技を構成し、元気良さや楽しさ、美しさを表現します。競技時間2分30秒の最後まで、持ち前のチームワークと極限の集中力を持続させながら100パーセントの演技をします。まさに、「笑顔の真剣勝負」です。

私達は部訓である「謙虚な姿勢と堂 と々した演技」を常に意識し、8月に行われる全国大会で決勝に出場することを目標に、日々練習に励んできました。冬に行われた全日本高等学校選手権大会では、名城チア部史上初めて決勝に進むことができ、全国11位という結果を残すことがで

きました。しかし、残念ながら3年生最後の夏の全国大会は目標に届かず悔しい結果となってしまいました。辛いこともたくさんありましたが、同じ目標に向かってお互いを高め合いながら成長できたこと、仲間と共にこの3年間熱く一生懸命頑張ってこれたことは、私にとってかけがえのない宝物です。

ここまで私達が頑張ることができたのは、いつも優しく見守ってくださる先生、時には厳しく指導してくださるコーチ、そして応援してくださる全ての方のお陰です。3年間本当にありがとうございました。

そして、これからも名城大学附属高等学校チアリーディング部をよろしくお願いします。

活動等報告部

☆平成29年度全国高等学校総合体育大会 出場(山田愛奈)

☆JAPAN CUP 2017 日本選手権大会 団体出場

名城同窓会ニュース No.42 平成30年3月1日[14]

「学年同窓会」開催しました

「名城大学附属高等学校ゆかりの物品」寄贈のお願い

平成 29 年 1 月 21 日の夜、名古屋駅で第 29 回生(昭和 52 年 3 月普通科卒業)の集まりがありました。当日は、荒殿龍彦先生(平成 29 年 3 月退職)を囲んで会は催され、約 30 名の出席者が 40 年ぶりの再会を祝しました。

※同窓会事務局では、学年・クラス単位で実施された同窓会やクラス会についての情報をお待ちしています。開催後、 写真等を送っていただければ、本ニュースに掲載していく予定です。

同窓会事務局では、2026 年の開学 100 周年に向け名城大学附属高等学校ゆかりの物品の収集を始めています。ご家庭の押入れ等で眠っている名城大学附属高等学校ゆかりの物品がありましたら是非お知らせください。

「名城大学教育振興資金」のご案内

学校法人名城大学では、教育研究活動の充実、奨学金制度の充実、施設の整備充実、国際交流の推進などの教育研究環境の整備に対してご支援、ご協力をいただく募金事業「名城大学教育振興資金」を展開しております。使途の一つとして附属高等学校の教育活動充実も挙げられております。是非、同窓生の皆様には本事業の趣旨をご理解いただき、ご協力をお願いしたいと思います。詳しい内容については、名城大学のホームページをご覧ください。書面もしくはインターネットでの申込み方法が掲載されています。

◀写真は、諏訪宏和先生(第13回生 昭和36年3月機械科卒業 平成16年3月退職)から寄贈いただいた卒業記念品のベルト用 バックルです。 左は1962年のもの、右は1959年定時制のものです。