越境する開発 -Seek Right Things-

Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

越境する開発

Ichitani Toshihiro

市谷聡啓

-Seek Right Things-

Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.http://about.me/papanda0806

Ichitani Toshihiro

市谷聡啓@papanda

http://about.me/papanda0806


受託→SIer→サービス→受託→

プロダクトオーナー支援アジャイル開発プロジェクトマネージャ現場コミュニティDevLOVE ファウンダー

ここまでのあらすじ

「リーン開発の現場」




市谷聡啓

中村洋

上野潤一郎増田亨


受託→SIer→サービス→受託→旗揚

プロダクトオーナー支援アジャイル開発プロジェクトマネージャ現場コミュニティDevLOVE ファウンダー

ここまでのあらすじ

「リーン開発の現場」


・現実的な作戦・理論より実践・大規模プロジェクト・カンバンの活用・チーム編成・問題の原因分析・テストの自動化戦略・見積もり・平鍋健児の解説・電子版もありますetc...

監訳角谷信太郎共訳市谷聡啓藤原大


※皆さんにアンケートすること


なぜ、ソフトウェア開発はモメるのか？

問い

http://www.amazon.co.jp/dp/4534051158

http://www.amazon.co.jp/dp/4534051158


想定外の失敗不慣れなやり方

顧客の理解

多すぎる変更要望組織の理解初めてのチーム

契約の壁コミットメント練度不足

コレジャナイ

合ってない

俺のアジャイル


User Customer Dev


User Customer Dev


User Customer Dev


誰かが正解を持っている訳ではない。


期待リスク

開発の命運を握る2つのレバー


関係者が互いに持っているプロダクト/プロジェクト/チームへの暗黙的な望み期待

期待を明らかにして適切に調整し続ける。役割と時間を越えて。期待マネジメント



プロダクトとして

何を作るか考えたい。

考え終わったら呼んで下さい。

これで良いのだっけ？

プロダクトオーナー

開発チーム


目的

目的

目的

目的

目的

期待

期待

期待

期待


目的

目的

目的

目的

目的

期待

期待

期待

期待

開発への期待。

プロダクトオーナーへの期待。

役割を超えた理解


プロジェクト開始直前 Sprint0 Sprint1 SprintN

期待リスク

期待があるからプロジェクトを始める。広がる夢

状況の把握が進む。 PJのWhat/How が明らかになる。

如何にQCDSを着地させるかが焦点になる。

Moving Management Target

時間を超えた理解


期待マネジメント・確認できた最古の書籍　「達人プログラマー」　※最近では「アジャイルサムライ」邦訳版コラムに・PMBOKと期待マネジメント　第3版まで明記はない　　第4版からコミュニケーションマネジメントの中に　第5版からステークホルダーマネジメントとして格上げ

　　※10個目の知識エリア　


インセプションデッキ

われわれはなぜここにいるのか

エレベーターピッチ

パッケージデザイン

やることやらないことリスト

プロジェクトコミュニティ

技術的な解決策

夜も眠れない問題

期間を見極める

トレードオフスライダー

なにがどれだけ必要か

Whyを明らかにする Howを明らかにする


関係者同席のデッキ作りワークショップ

10個のタフクエスチョン

PJを始める前に関係者の認識をあわせる

「然るべき人が集まっているか」「プロジェクトが然るべき方向を向いているか」

デッキのゴールデンサークルなぜインセプションデッキを作るのか？

何のためにやる

Whyを実現する手段

アクション


数々のデッキ作りと期待マネジメントを通じて

分かったこと。


仮説検証型と最短距離型


検証(学び)から何をどう作るか徐々に

決められる。

目的実現のための選択肢がいろいろある

手段と対象が決まればゴールまで一直線でいく迷わない

何を選ぶか決めるために試行し検証する

仮説検証型最短距離型



サービスの企画を

一緒に考えて欲しい。

サービス実現に必要な技術検証をしましょう。



3月末までにサービスをローンチしたい

作りながらもろもろ決めて

いきましょう



3月末までにサービスをローンチしたい

作りながらもろもろ決めて

いきましょう危険仮説検証型と最短距離型


戦い方が変わる


仮説検証型最短距離型仮説立案(リーンキャンバス)

ユーザーストーリーマッピングスコープ最小(MVP)バッファマネジメント

リスク回避のためのイテレーション開発

学習効果を得るためのイテレーション開発共通認識を作るためのカンバン

ワークフロー可視化のためのカンバン

セットベースゴールデンパス

Plan

Do

Check 仮説評価レトロスペクティブAction 転回改善








Plan

Do


コンセプト作り計画作り


仮説検証

仮説

検証

リーンキャンバス

エクスペリエンスマップ

ユーザーストーリーマッピング


インタビュー

フィードバック初期コンセプト


誰の何のために何を提供するのか企画書を検証する。


課題

解決策

測定指標

提供価値

圧倒的優位性

チャネル

顧客

収益コスト

コンセプトの硬さ(練り具合)を見る。

仮説検証型


エクスペリエンスマップ仮説検証型キャンバスで立てた仮説を叩く。時系列でユーザーの行動と感情を追う。



キャンバスの課題が困ったことに現れるか？提供価値が顧客の感情を変えられるか？

仮説検証型


共感マップ顧客は何を考え、感じているのか？

顧客は何を見ているのか？

顧客は何を聞いているのか？

顧客はどんな事を言い、どんな行動をしているのか？

苦痛を与えるもの得たいもの

<<場面>>代替道具



ソフトウェアとして必要なストーリー(要求)を洗う。検証したいMVPを特定する。

エクスペリエンスマップから変換する

仮説検証型


1. 登場人物を洗い出す 2. 場面を時系列に洗い出す　　※出し易いところから出し前後に広げていく　　※まずはざっくりと(あとから適宜追加すれば良い　　※共感マップを参考にして洗い出していく

ユーザーストーリーマップをえがく①

人物

時間の流れ

12 場面


1. 各場面に対して、 ①ユーザーが取る行動 ②ユーザーが求めることを洗いだしていく。 ※共感マップを参考にして洗い出していく ※不足している場面があれば追加 2. マップをチェックする ①ユーザーが求めることによって　「課題」は満たせるか ②想定していた「価値提案」は　役に立ちそうか

ユーザーストーリーマップをえがく②

鎌倉駅江ノ電極楽寺

友人と待ち合わせする

iPhoneから旬なお薦めを受け取りたい

切符を買う

降りるべき場所を知りたい

お薦めの観光先を知りたい

降りるべき場所が近づいたらiPhoneからお知らせして欲しい

江ノ電を下車する

iPhoneからお薦めを検索したい

①

②


1. 各場面に対して、 ①ユーザーが取る行動 ②ユーザーが求めることを洗いだしていく。 ※共感マップを参考にして洗い出していく ※不足している場面があれば追加 2. マップをチェックする ①ユーザーが求めることによって　「課題」は満たせるか ②想定していた「価値提案」は　役に立ちそうか

ユーザーストーリーマップをえがく②

鎌倉駅江ノ電極楽寺

友人と待ち合わせする

iPhoneから旬なお薦めを受け取りたい

切符を買う

降りるべき場所を知りたい

お薦めの観光先を知りたい

降りるべき場所が近づいたらiPhoneからお知らせして欲しい

江ノ電を下車する

iPhoneからお薦めを検索したい

①

②


ユーザーストーリーマップをえがく③1. ユーザーにとって価値の高いストーリーを上げる 2. MVPとして「検証すべきストーリー」を上げる 3. 最上段を「MVP」とする 4. MVPで検証したいことは何か言えるか？

※上下で並び替える


代替道具

時系列

定点

感情ベース行動ベース

インサイトへの切り口

エクスペリエンスマップユーザーストーリーマッピング

共感マップ



プロジェクト準備OKか妥当性を確認する関係者全員で確認する。

仮説検証型


仮説検証

仮説

検証





インタビュー

フィードバック初期コンセプト








Plan

Do



期待マネジメント

リスクマネジメント

Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.P109

P109

“理想とはたどりつくべき場所のことではなく、ありたい姿に向かい続けることなんだ！”


あり方のはなし※リーンがない


正しいものを正しく作るDo the Right Things Right.


チーム顧客

ユーザープロジェクト

ソフトウェアを創り上げるもの


誰が誰と

誰のためにどういうルールで

「誰が」「誰と」「誰のために」「どういうルール」で「何を」作るか

何を



「自分が」「顧客ならば」「ユーザーのために」「こんなやり方」で「これを」作るのか？


チーム顧客



前例に囚われず思考を停止しない

＝ありたい姿のために


チーム顧客


自らの境界を


越えて、行け。


願わくば、みなさんと境のどこかで

出会えますように。

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Ichitani Toshihiro

市谷聡啓@papanda

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