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サイト環境レポート Site Environmental Report 2016 2016 厚木テクノロジーセンター ソニー株式会社 Sony Corporation 厚木第2テクノロジーセンター Shonan Technology Center Atsugi Technology Center 厚木テクノロジーセンター 湘南テクノロジーセンター Atsugi Technology Center No.2 厚木第2テクノロジーセンター 厚木テクノロジーセンター

サイト環境レポート - Sony Japan | ソニーグループ …‚µイト環境レポート Site Environmental Report 2016 2016 厚木テクノロジーセンター ソニー株式会社

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Page 1: サイト環境レポート - Sony Japan | ソニーグループ …‚µイト環境レポート Site Environmental Report 2016 2016 厚木テクノロジーセンター ソニー株式会社

サイト環境レポート

Site Environmental Report 2016

2016

厚木テクノロジーセンター

ソニー株式会社Sony Corporation

厚木第2テクノロジーセンター

Shonan Technology Center

Atsugi Technology Center厚木テクノロジーセンター

湘南テクノロジーセンター

Atsugi Technology Center No.2厚木第2テクノロジーセンター

厚木テクノロジーセンター

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厚木テクノロジーセンター代表厚木エリア環境管理責任者メッセージ p.2

事業所紹介 p.3

環境管理の体制 p.4

環境活動 p.5

環境・社会貢献活動 p.8

法規の順守 p.11

環境監査 p.14

リスクマネジメント p.15

環境会計 p.16

環境活動の歩み p.17

1

CONTENTS

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ソニー株式会社 厚木テクノロジーセンター、厚木第2テクノロジーセンター、湘南テクノロジーセンターの環境レポートを

ご覧いただき、誠にありがとうございます。

このレポートでは、ソニー株式会社厚木テクノロジーセンター、厚木第2テクノロジーセンター(以下、厚木TEC)およびソニー株式会社湘南テクノロジーセンター (以下、湘南TEC)における、環境負荷低減活動や社会貢献活動の取り組みをご紹介しております。

厚木TECは、1960年に半導体工場として設立いたしました。現在は、半導体、ディスプレイ、業務用放送機器, 先端医療機器の開発、次世代技術の研究を中心とした、ソニーグループ 大の研究開発拠点として、約1万名の社員を集結し、ソニーの 先端技術を牽引しております。また、湘南TECは、1994年に発足し、 B2B及びB2Cのコールセンター業務やAV・IT関連機器の設計等、多角的な事業活動を展開しております。

環境活動としては、厚木TECは1998年にISO14001認証を取得し、2004年からは湘南TECと共にソニーグループ統合マネジメントシステム[GEMS(※1)]へと移行しました。2010年には2050年までに「環境負荷ゼロ」を目指すソニーグループの環境計画「Road to Zero」が発表され、2015年にターゲットを置いた「GM2015(※2)」を具体的な中期目標として策定し、取り組んで参りました。このサイト環境レポート2016では、「GM2015」の達成成果についても報告させていただきます。また、さらに環境活動を加速させるべく、2015年には新たな 中間目標として2016年から2020年度までの環境中期目標「GM2020 (※3)」を策定し、「環境負荷ゼロ」達成に向けた環境活動のさらなる推進に努めてまいります。

各TECにおいては、省エネ活動等環境負荷低減の活動はもちろんのこと、2013年度より本格的に取り組みを開始した生物多様性の保全活動を継続しております。社員参加による巣箱づくりに加え、2015年度からはTEC敷地内での自然観察会の実施や、七沢里

地里山保全活動へのボランティア協力等、より身近な場所から、環境保全に繋げられるよう、社員一丸となり、環境活動に取り組んでおります。

また、製造の現場においても環境に配慮した製品開発等、具体的な目標を掲げて社員一人ひとりが環境意識を持ち持続可能な社会の構築に努めております。

地域社会への協力としては、通勤路や相模川、湘南海岸の清掃活動、自治会との花壇の植栽のほか、リサイクルバザー収益金の寄付等の継続した取組みに加え、社員の通勤マナー向上の教育を行っております。

厚木・湘南に拠点を置く企業として地域の皆様や行政との良好なコミュニケーションを持ち社会貢献活動にも積極的に参画して

参ります。

防災管理においては、緊急時に備えた設備や従業員の

被害拡大防止の対応訓練を定期的に行い、地域の皆様が

安心・安全に暮らせる環境を保つよう、より一層の努力と

取組みを続けてまいります。

この報告書をお読みいただき、厚木TEC、湘南TECに

おける環境活動に少しでもご興味・ご理解をいただければ

幸いに存じます。

※1 GEMS = Global Environmental Management System

※2 GM2015 = Green Management 2015

※3 GM2020 = Green Management 2020

厚木テクノロジーセンター代表 環境管理責任者

中山 保

2

厚木テクノロジーセンター代表厚木エリア環境管理責任者

メッセージ

入谷 真一

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名称 ソニー株式会社 厚木テクノロジーセンター設立 1960年11月 ソニー株式会社厚木工場として設立

1989年8月 厚木テクノロジーセンターに名称変更所在地 神奈川県厚木市旭町4丁目14番1号従業員数 7,290名敷地面積 113,382㎡

名称 ソニー株式会社 厚木第2テクノロジーセンター設立 1990年6月所在地 神奈川県厚木市岡田4丁目16番1号従業員数 2,992名敷地面積 33,368㎡

(2016年6月1日時点)

■厚木TEC

厚木第2TEC

■主な事業内容

■湘南TEC

■主な事業内容

・半導体の研究開発・放送、業務用映像機器の開発・メディカル関連機器の開発・ディスプレイデバイスの開発・先端材料、デバイスの研究・環境、解析技術の研究開発

厚木TEC

3

事業所紹介

名称 ソニー株式会社 湘南テクノロジーセンター設立 1961年9月 仲田電気株式会社 藤沢工場として設立

1970年7月 ソニー電子株式会社に社名変更1994年7月 ソニー株式会社 湘南テクノロジーセンター発足

所在地 神奈川県藤沢市辻堂新町 3-3-1従業員数 1,038名敷地面積 25,790㎡ (2016年9月1日時点)

・B2B及びB2Cのコールセンター・VAIO技術サポート・カスタマーサポートセンター・商品開発・試作・評価・放送機器

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本社環境機能

北米 欧州 東アジア パンアジア日本

地域環境オフィス 地域環境オフィス 地域環境オフィス 地域環境オフィス 地域環境オフィス

その他

経営層

仙台エリア

本部 本部

東京エリア&厚木エリア

中南米

地域環境オフィス

部門

部門

部門 本部

A社

B社

C社

4

環境管理の体制

ソニーグループは、ソニーグループ環境ビジョン(環境経営方針)を主軸に、グループ一体となったグローバルに統一した環境マネジメントシステムを構築し、継続的に改善しています。

2010年4月には、事業活動および製品のライフサイクルを通じて2050年までに「環境負荷ゼロ」を目指すという環境計画「Road to Zero」を発表しました。「環境負荷ゼロ」実現のために具体的な中期目標 Green Management 2015(略称GM2015)を

策定し活動して参りました。2016年には新たな中間目標として「GM2020 (※1)」を策定し、「環境負荷ゼロ」達成に向け取り組んでまいります。

厚木TECと湘南TECは、ソニーグループの枠組みの中で、 「厚木エリア」として環境、労働安全衛生、社会貢献活動を管理・推進する「EHS (※2)」という仕組みを運用してきました。環境活動では、独自のEHS 規定にもとづいて環境負荷を把握し、目標をたてて改善に取り組んでおります。

GM2015達成のため、各ビジネスユニットごとの環境管理体制を構築しております。東京・厚木エリアが一体となり、本部がサポートを行う形で各ビジネスユニット主体の運用体制となります。

(※1)GM2020 = Green Management 2020

(※2)EHS = Environmental Health & Safety

ソニーグループ

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厚木TEC 湘南TEC 合計

電気 112,263MW/h

都市ガス 4,902,546㎥

■環境側面

廃棄物

コピー用紙(A4換算)

環境管理物質

排水

1,233t

609万枚

591,375㎥

53.36t

446,403㎥

厚木エリアでは、電気やガス、コピー用紙や水といった、エネルギー、資源を使い、事業活動を行っています。

自らが使用している資源や廃棄物の量(環境側面)を把握することが、改善活動への第一歩です。把握した環境側面に対し、法規順守を前提として、ソニーグループ環境ビジョンや2015年度を達成年度として設定

された中期環境目標 GM2015を考慮した目標をたて、改善を進めた結果、全ての項目において達成することが出来ました。2016年度からは、2020年度を達成年度として設定されたGM2020の目標に向け、取り組んでまいります。

※表中の数値は全て2015年度1年間の値です

環境活動

108,142MW/h

4,824,413㎥

1,126t

497万枚

566,591㎥

53.3t

423,085㎥

省エネルギー(温室効果ガス)

廃棄物削減

用水削減

環境・社会貢献

GM2015目標

2000年度比30%削減(61,509t-co2以下)

2000年度比50%削減(1,572t以下)

※1 GM2015のCO2換算係数は電気0.378kg/kWh 都市ガス2.108kg/㎥を使用しています。

2015年度目標値■環境目標

2000年度比30%削減(732,762m2以下)

1,326t以下(2000年度比 ▲57.8%)

627,557 ㎥以下(2000年度比 ▲36%)

企画イベント100%の実施と新規イベントの開拓

57,826 t-CO2以下※1(2000年度比 ▲37.1%)

5

4,121MW/h

78,133 ㎥

107t

112万枚

24,784㎥

0.06t

GM2020目標

67,359t-CO2以下※2(2015年度比 ▲5%)

551t以下※3(2015年度比 ▲5%)

538,261t-CO2以下(2015年度比 ▲5%)

地域のニーズに応じた環境地域貢献活動を積極展開

※2 GM2020のCO2換算係数は電気0.556kg/kWh 都市ガス2.234kg/㎥を使用しています。

※3 GM2020からは廃棄物総発生量より有価物数量は除かれます。

地域のニーズに応じた環境地域貢献活動を積極展開

23,318㎥

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■省エネルギー

■廃棄物

CO2排出量(t-CO2)

(トン)

廃棄物総発生量

6

環境活動

省エネルギー活動は、過去からの継続的取り組みとして設備面・運用面のさまざまアプローチを実施した結果、GM2015の目標数値を達成致しました。

新たな施策としては、照明のLED化を順次進めております。

また、2014年度から開始している空調用設備の更新時に、より省エネ効果の高い設備を導入する等、 省エネルギーに対するさまざまな施策を考え、新たな目標GM2020達成に向けた取り組みを日々行っております。

厚木TECでは、製品の研究・開発・設計・試作により発生する“汚泥、廃酸”や、職場から“金属くず、廃プラスチック、紙類”が主な廃棄物として排出されています。

湘南TECでは、“紙類、廃プラスチック、金属くず”等が、主な廃棄物として排出されています。また、リサイクル率は、99.9%を維持しています。

2015年度はリサイクルへの新たな取り組みとして、什器類の解体による金属部分の有価物化を実現し、金属くず発生量の削減に繋げました。

また、社員への教育として各職場の廃棄物分別調査および分別強化活動を実施し、職場から出される紙類のリサイクル向上に繋げました。

これらの活動を実施してきた結果、2015年度は目標数値を達成し、GM2015についても達成することができました。

引き続き、GM2020達成に向け、より一層社員の意識を高めると共に、削減施策を推進してまいります。

廃棄物管理につきましては、廃棄物処理場等、契約会社への定期的な視察により、適切な管理・処理状況を確認しております。

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■環境管理物質

■水資源

水使用量

(千m3)

VOC排出量(トン)

7

環境活動

厚木TECでは、半導体の研究開発を行っているため、

設備用水を多く使用しています。そのような状況の中で、水の使用量増加を抑えるべく、節水活動に取り組み続けています。特に大きな水使用量削減施策として、工業廃水を事業所内で処理し、再利用する水のリサイクルを行っています。

2016年度も新たな目標GM2020達成に向け、水使用削減の取り組みを続けてまいります。

厚木TECでは、半導体、放送・業務用機器等、エレクトロニクスの研究、開発、設計、試作を行っています。これらの業務に使用される化学物質は、蒸発等による大気汚染、工場排水による水質汚染等、環境に負荷を与える事になります。

VOC(※)については、代替物質への変更、プロセス改善による削減等を以前より進めており、GM2015開始時点で目標値を達成していました。GM2015実施期間中も積極的に目標値以下の水準維持に努めてまいりました。

今後も著しい増加のないよう、日々の監視と抑制に向けた取り組みを続けてまいります。

※VOC:揮発性有機化合物

(VolatileOrganicCompounds)

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2015年7月に、毎年恒例となっている「サマーフェスタ(厚木)」が、8月には「夏祭り(湘南)」が開催されました。その各会場では、社員から提供された品物を販売するリサイクルバザーを開催しました。この活動は地域の皆様も気軽にご参加いただける地域交流型の企画となっております。バザーを通じてリサイクル・リユースへの関心を高めることが出来ました。

売上金と寄付金は厚木TECは社会福祉法人「希望の家」、「厚木市みどりの基金」に、湘南TECは「愛の泉募金」へ寄付いたしました。地域との交流を図るとともに社会貢献にも繋がり、イベントの目的を達成することが出来ました。

■リサイクルバザー

8

■通勤路清掃 社会貢献活動の一環として、 1980年から1回/月実施しております。清掃活動に参加することで、通勤マナーや環境改善への意識向上、地域の一員として社会貢献への参画を進めております。2015年度は厚木第2TECまで活動ルートを延長し、毎月約40名程の社員が積極的に参加しました。また、厚木TEC~厚木第2TEC間移動の際も清掃活動を実施できる「ぷちぼら」活動を開始し、年間で約65㎏のゴミを拾いました。綺麗な通勤路・周辺道路の維持を目指し、今後も継続して実施いたします。

■桂川・相模川クリーンキャンペーンへの参加

厚木市主催の「桂川・相模川クリーンキャンペーン」に近隣企業として参加致しました。この活動は流域全体の環境を保全するためのゴミ清掃活動になります。企業市民として流域各地の参加団体と協力し、環境・社会貢献活動を取り組んでいます。

社員の家族を含め34名が参加し、他企業・他団体と共に相模川の清掃を行いました。

希望の家

厚木市みどりの基金

湘南TECは2007年10月、厚木TECは2008年7月より ペットボトルキャップ運動をスタートしています。この活動は、ペットボトルのキャップを資源として回収し、その売却益をワクチンに変えて、世界の子供たちへ寄付する活動です。集められたキャップ約860個で、ポリオウイルス(小児マヒ)のワクチンを1人に提供できます。多くの社員の参加により、たくさんのワクチンが寄付されています。<厚木TEC>累計: 1,117,600個、ワクチン:約 2202人分 <湘南TEC>累計:923,459個、ワクチン:約1,144人分(2016年3月時点)

■ペットボトルキャップ運動

2008年8月に始めた「厚木市道路里親制度」(※)2015年

には7年目を迎え、厚木TEC勤務者、地域の方々、行政が一体となった地域美化活動として定着しています。継続した活動を評価され、2014年度には厚木市より表彰を受けました。※厚木市道の清掃・除草・花の植付け等、美化活動を市民やグループが社会貢献活動で実施し、行政がその活動に対して、必要な清掃用具や草花の苗等を提供する制度

■花壇管理活動

環境・社会貢献活動(厚木TEC)

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野鳥の巣箱づくり

落ち葉の腐葉土化

厚木TECでは、地域自治会、行政の方々に安心・安全な事業所であること、更にはソニーの環境への取り組みをご理解いただくため、適宜 様々なコミュニケーションを行っております。神奈川県条例「環境配慮推進事業所」の要件として 近隣住民への環境情報の提供を行いました。2015年度は近隣の46名の方にご参加いただき厚木TECの環境活動について周知させていただき、サイトの環境への取り組みをご理解いただきました。

■環境コミュニケーション

9

環境・社会貢献活動(厚木TEC)

■生物多様性の保全活動

2013年から社員参加による巣箱づくりを実施しています。手作りの巣箱を設置することで、より身近に生物多様性を感じ、野鳥観察を行う環境を構築しました。

今回もシジュウカラ、雀がそれぞれ巣箱に巣をつくり、繁殖を経て無事に巣立っていく様子が確認できました。

寮地域では落ち葉の腐葉土化を実施しています。

腐葉土化することで、厚木TECの廃棄物として排出されていた落ち葉の削減にも繋がっています。

2015年度は自然観察会でも腐葉土内の生物観察に利用する等、幅広く活用しています。

2015年度からは、厚木TEC敷地の豊かな自然環境を活かし、厚木TEC独自での観察会を実施しました。自然観察指導員による説明を中心とし、社員とその家族を対象に実施しました。26名の参加がありました。

2015年度から、厚木TEC構外での活動として、里地里山保全活動を行う『厚木市七沢里山づくりの会』へ社員ボランティアとして参加し、活動支援を行っています。

このような活動は厚木TEC周辺の生物多様性を保全する環境づくりだけでなく、生物への関心を深めることを目的として今後も継続して行っていきます。

巣箱の中の様子

シジュウカラ

スズメ

腐葉土の中の様子

12月

1月

自然観察会

七沢里地里山保全活動

田植えの様子

稲刈りの様子

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ソニーが目指す「環境負荷ゼロ」への一環である生物多様性への理解

をと、省エネを実行するために緑のカーテンの取り組みを2014年度より実施しています。

2015年はアサガオとキュウリの苗を、部署ごとに競合して育成して頂くことにより、緑のカーテンに対し思い入れとやりがいを持ってもらい、真剣に取り組んで頂けるよう工夫致しました。

毎年5月に行われる藤沢市と(財)かながわ海岸美化

財団主催の「ゴミゼロクリーンキャンペーン」に2003年より継続参加しています。

このイベントには、湘南TECで働く社員等に参加を呼びかけ賛同いただいており、毎年大勢の社員・家族の方と共に海岸のボランティア清掃を継続・実施しています。

また、企業として地域への社会貢献活動をするため、TEC周辺のクリーンアップ活動を湘南TEC勤務者で1回/月実施しています。 10

環境・社会貢献活動(湘南TEC)

■生物多様性の保全活動

2015年8月、「わぉ!わぉ!街中自然探検隊~会社にだって

自然はある!~」を開催。当日は湘南フェスティバルとして地域の方も事業所に訪れているなか、たくさんの子どもたちがお父さん、お母さんと一緒に自然観察会に参加してくれました。

観察会は神奈川県自然観察指導員の方がリードしてくれたおかげで、子ども達だけでなく大人も童心に帰って小さな生態系に興味津々で楽しむことが出来ました。

湘南テクノロジーセンターは地域企業の一員として、自然の美しさや種の多様

性を次の世代に残していくために、2013年度から生物多様性活動に取り組んでいます。これらは藤沢市の緑の基本計画書にも記載されており、敷地内の環境をビオトープ化することで、将来にわたり様々な種類の生き物がバランスを保ちながら存在し続けることと、生物多様性に及ぼす悪影響の低減を図ることを目的としています。

自然観察会

藤沢メダカの飼育・繁殖

緑のカーテン

近隣企業より譲りうけた「絶滅危惧種Ⅱ類」(環境省RDBカテゴリに基づく)の藤沢メダカを飼育・繁殖しています。 初は19匹だったメダカも、 盛期には100匹以上の繁殖に成功しています。

湘南TECロビーに水槽を設置し、社員やお客様に広く周知できるようにしています。

湘南海岸清掃

TEC周辺クリーンアップ活動

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■排気測定

■食堂排水測定

下水道への放流基準を順守し、公共下水施設の負担を軽減するため、食堂から出る排水は、構内の専用処理施設で、油や有機物を分解・除去し、下水道へ放流しています。法令等に基づいた水質検査を実施しており、全ての検査で基準値未満となっています。食堂排水と工業排水は別系統であるため、ここでは食堂排水に関する測定項目のみ記載しています。

法規制値大値

( 小値)厚木TEC

各種法規制の順守状況を確認するため、排水や排気等、多種にわたる環境測定を定期的に実施しています。法に定められた基準よりも、さらに厳しい自主基準を設定し、管理しています。

湘南TEC

空調用熱源設備のボイラーは都市ガスを燃料として運転しています。また、厚木TECでは揮発性有機化合物(VOC)やその他の化学物質(ふっ素化合物、アンモニア等)を含んだ薬品を使用するため、それぞれの排気口で排気成分の測定を行っています。全て法令等に定める排出基準値未満となっています。

ボイラー

水温

浮遊物質量(SS)

生物化学的酸素要求量(BOD)

水素イオン濃度(pH)

n-ヘキサン抽出物質含有量

35.0℃(22℃)

8.2(6.8)

460mg/l(定量下限値未満)

60mg/l(定量下限値未満 )

45℃未満

5.0~9.0

600mg/l未満

600mg/l未満

鉱物油:0mg/l動植物油:5.9mg/l

鉱物油:5mg/l以下動植物油:30mg/l以下

沃素消費量7.3mg/l

(定量下限値未満)220mg/l未満

ばいじん量

NOx(窒素酸化物)

1.5g/h(定量下限値未満)

181g/h以下

25ppm(20ppm)

60ppm以下

水温

浮遊物質量(SS)

生物化学的酸素要求量(BOD)

水素イオン濃度(pH)

n-ヘキサン抽出物質含有量

法規制値大値

( 小値)厚木TEC 湘南TEC

ボイラー

ばいじん量

法規の順守

法規制値大値

( 小値)

法規制値大値

( 小値)

※2 小型ボイラーのため適用除外

※1 定量限界:ある定量方法で測定可能な 大または、 小濃度

NOx

(窒素酸化物)

11

45℃未満

5.0~9.0

600mg/l未満

600mg/l未満

1mg/l未満(定量限界未満)

鉱物油:5mg/l以下動植物油:30mg/l以下

80g/h以下

--- (※2)

40.4℃(25.3℃)

7.4(6.6)

71mg/l(1.0未満)

20mg/l(1mg/l)

1.5g/h(1.0g/h)

42ppm(41ppm)

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■工業排水測定

厚木TECでは、半導体等の研究開発によって生じた廃水を、敷地内の処理施設で浄化し、下水道へ放流しています。法令等に基づいた項目に加え、自主的な項目に対しても水質検査を実施していますが、全ての検査で、基準値未満となっています 。

大値( 小値)

法規制値大値

( 小値)法規制値

生物化学的酸素要求量

600mg/l未満25.0mg/l

(定量下限値未満)

有機りん化合物 0.2mg/l以下定量下限値未満

カドミウム及びその化合物

0.03mg/l以下定量下限値未満

鉛及びその化合物

0.1mg/l以下定量下限値未満

砒素及びその化合物

0.1mg/l以下定量下限値未満

六価クロム及びその化合物

0.5mg/l以下定量下限値未満

クロム及びその化合物

2.0mg/l以下定量下限値未満

マンガン及びその化合物

1.0mg/l以下0.2mg/l

(定量下限値未満)

ニッケル(溶解性)及びその化合物

1.0mg/l以下定量下限値未満

法規の順守

鉄(溶解性)及びその化合物

10mg/l以下定量下限値未満

水温 45℃未満29.5℃(23℃)

水素イオン濃度 5.0~9.0未満7.5

(6.9)

浮遊物質量 600mg/l未満67mg/l

(3.7mg/l)

n-ヘキサン抽出物質含有量

鉱物油:5mg/l以下動植物油:30mg/l以下

定量下限値未満

沃素消費量 220mg/l

アンモニア性窒素合計380mg/l未満

17.9mg/l(6.7mg/l)

シアン化合物 1.0mg/l定量下限値未満

水銀及びアルキル水銀その他の水銀化合物

0.005mg/l以下定量下限値未満

アルキル水銀化合物 検出されないこと

ポリ塩化ビフェニル 0.003mg/l以下

トリクロロエチレン 0.1mg/l以下

テトラクロロエチレン 0.1mg/l以下

ジクロロメタン 0.2mg/l以下定量下限値未満

四塩化炭素 0.02mg/l以下

1,2-ジクロロエタン 0.04mg/l以下

1,1-ジクロロエチレン 1.0mg/l以下

シス-1,2-ジクロロエチレン 0.4mg/l以下

1,1,1-トリクロロエタン 3.0mg/l以下

1,1,2-トリクロロエタン 0.06mg/l以下

1,3-ジクロロプロペン 0.02mg/l以下

チウラム 0.06mg/l以下

シマジン 0.03mg/l以下

チオンベンカルブ 0.2mg/l以下

ベンゼン 0.1mg/l以下定量下限値未満

セレン及びその化合物

0.1mg/l以下定量下限値未満

ほう素及びその化合物

10mg/l以下定量下限値未満

ふっ素及びその化合物

8.0mg/l以下2.4mg/l(0.9mg/l)

1,4-ジオキサン 0.5mg/l以下

フェノール類 0.5mg/l以下定量下限値未満

銅及びその化合物

3.0mg/l以下定量下限値未満

亜鉛及びその化合物

2.0mg/l以下定量下限値未満

亜硝酸性窒素及び硝酸性窒素

12

定量下限値未満

定量下限値未満

定量下限値未満

定量下限値未満

定量下限値未満

定量下限値未満

定量下限値未満

定量下限値未満

定量下限値未満

定量下限値未満

定量下限値未満

定量下限値未満

定量下限値未満

定量下限値未満

定量下限値未満

1.3mg/l(定量下限値未満)

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■地下水水質測定

■地下水採取量

厚木TECは、神奈川県が指定した、地下水採取の規制地域(地盤沈下防止)の中に所在しています。水を再利用する等地下水を大切に使うことで、神奈川県と協議し定めた、1日あたりの地下水採取量の範囲内で操業しています。

■法定資格保有者

厚木TEC 、湘南TECともに、事業活動を行う上で、各種の法規により、資格者が要求されています。法規を順守し、環境にやさしい事業所運営をおこなうため、必要な資格を計画的に取得できる様、教育支援を行っています。※1 湘南TECは選任不要

厚木TECは、2000年に実施した、地下水測定で、ふっ素と鉛が基準を超過して観測されました。敷地外から流入している可能性もあったため、行政機関と協議の上、定期的な監視を行っています。

ふっ素は現在も一部の観測井戸で基準を超えて観測されていますが、現状敷地境界の観測点ではふっ素は確認されておらず、敷地外への影響はありません。

■臭気測定

敷地境界において、年4回の騒音測定を実施しています。厚木TEC内の騒音発生源についての測定結果は全て基準未満となっています。

周辺地域に、臭気が拡散していないか確認するため、年1回、敷地境界での臭気測定を実施しています。悪臭防止法に定める物質を対象とした測定結果は、全て基準値未満となっています。

周辺地域の振動の伝播を確認するため、年1回、敷地境界での振動測定を実施しています。

現在、振動規制法に関わる設備機器はすべて基準値未満となっています。

■騒音測定

■振動測定

大値( 小値)

法規制値

0.8mg/l以下1.6mg/l

(0.35mg/l)ふっ素

及びその化合物

鉛及びその化合物

厚木TEC

0.01mg/l以下

湘南TEC厚木TEC資格名称

エネルギー管理士

公害防止管理者

特別管理産業廃棄物管理責任者

2人 1人

9人 1人 (※1)

10人 3人

0.005mg/l(0.005mg/l)

厚木TEC 基準

地下水採取量

大値(平均値)

1,607㎥/日(1,330㎥/日)

3,600㎥/日以下

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法規の順守

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■外部審査

■コーポレート監査

■内部監査

環境マネジメントシステムがISO14001規格の要求事項に適合し、適切に維持されていることの検証を目的とし、1回/年の内部監査を行い、監査結果を経営層に報告しています。

ISO14001維持審査

【審査結果】環境マネジメントシステム維持審査における指摘事項はありませ

んでした。環境マネジメントシステムが着実に運用されていることを確認し、

認証維持の要件は満たされていると判断されました。

環境マネジメントシステムが有効に機能していることを確認するため、外部の認証機関による審査だけでなく、本社の監査機関による内部監査を実施しています。

システムに則った計画の進捗、目標の達成度だけでなく、現場での管理状況等もチェックしています。

この監査は、原則2年に1回実施されます。

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環境監査

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万一の事故や薬液漏洩が起こった場合、周囲の環境への影響を 小限に抑えるために、排水緊急遮断弁や、二重配管、二重の処理槽、防液堤等、様々なリスク回避の設備を備えています。

■緊急事態への準備

■廃水処理設備

主な特徴

・震度6強の地震を想定した耐震設計・全てのタンク、水槽を建物内に収納・万一の事故でも土壌汚染されず、廃水は建物内で

回収可能・タンク、水槽は、上下左右全ての面が点検可能

これらの特徴を備え、環境汚染を未然に防止します。

各設備を扱うスタッフも、教育・訓練を定期的に行い、緊急時の被害を 小限に留めるよう備えています。

訓練は定期的に行い、都度改善点を見つけ出し、実際の緊急事態において、より安全迅速に対応できるよう訓練を積んでおります。

環境リスクに対応するための、廃水処理設備を設けております。耐震対策を施した建物、漏洩の早期発見が可能な6面点検タンク、万が一漏洩した際にも環境汚染させないように全ての設備を建物内に収めました。

廃水処理棟

薬液漏洩防止の為の防液堤

訓練の様子

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薬液の2重配管

化学物質の土壌浸透・水域流出防止のローリーヤード

リスクマネジメント

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■厚木TEC

単位:百万円

厚木エリアでは、環境保全活動に投入した費用と効果を把握することにより、環境への負荷をできる限り抑えながら持続可能な成長を遂げられるよう、努めています。2015年度の環境コストは以下の通りです。

合計 :167

16

■湘南TEC

単位:百万円

環境会計

厚木TECは2015年度、環境に関わる費用の大半を省エネ対策費用が占めました。

研究開発に用いる、クリーンルームの空調機の省エネ機器への更新等、施策を進めています。他にも廃水処理制御変更等、運用面での省エネルギー化を 実現しました。

一方で、廃棄物の有価物化の推進により、2014年度に比べ廃棄物処理費用は削減されています。

また、排ガス、水質、騒音、振動等の調査測定を定期的に実施しています。

今後も有用な環境対策を検討・実施していきます。

合計 : 6.7

湘南TECは、環境に関わる費用の約7割が廃棄物処理費用です。2014年度以降、湘南TECに集約されたセンター什器の廃棄のため、廃棄処理費用が増加しています。

文具リユースやオフィスから排出されるごみから更に有価物となるものを検討し、廃棄物を 小化するよう努めています。

廃棄物処理費用, 5.0

環境汚染物質大

気汚染, 0.5

環境汚染物質土

壌汚染, 1.1

環境マネジメント

活動, 0.1

省エネ対策, 129 

廃棄物処

理費用, 20 

資源循環

コスト, 4 

環境汚染物

質対策, 13 騒音・振動

防止対策, 1.3 

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2015年ISO14001更新審査

厚木TEC自然観察会開始

(湘南)

2014年厚木市環境美化活動表彰 受賞

湘南めだか(絶滅危惧種)の繁殖開始

2013年環境配慮推進事業所認定登録(神奈川県条例)

(グリーンエコパス導入によるカーボンオフセット)巣箱・腐葉土活動開始

巣箱・湘南の森活動開始

2012年ISO14001更新審査

2011年震災対応による大規模省エネ施策

神奈川県環境整備功労者表彰 受賞

2010年第13回電力負荷平準化機器・システム表彰

(財)ヒートポンプ・蓄熱センター理事長賞 受賞

2009年神奈川県地域共生型工場等 受賞

2009あつぎ環境フェア神奈川県環境保全協議会 環境保全表彰

ISO14001更新審査

2008年花壇管理活動開始

ペットボトルキャップ運動開始

廃水処理設備更新

eco休暇開始

2007年エコキャップ活動開始

2006年ISO14001 更新審査

木屑のチップ化を開始

2005年東京・仙台・厚木エリア EMS統合

2004年廃棄物ゼロエミッション 達成

厚木TEC、湘南TEC EMS統合

ソニーグループ環境ビジョン運用開始

2003年環境マネジメントシステム 構築

厚木TEC湘南TEC両TEC

持続可能な未来へ

環境活動の歩み

17

2001年ISO14001 更新審査

廃棄物ゼロエミッション 達成

2000年リサイクル推進協議会 会長賞受賞

1999年神奈川県環境保全協議会 環境保全表彰

公害防止自主規制 優良工場

1998年ISO14001 認証登録

環境管理事業所 認定(神奈川県条例)第5回ソニー地球環境委員会 環境貢献賞受賞

1997年第4回ソニー地球環境委員会 貢献大賞受賞

1996年SO14001 認証取得準備開始

厚木TEC環境方針 制定

1993年ソニー地球環境委員会 貢献賞受賞

1992年厚木TEC環境委員会 発足

1990年ソニー地球環境委員会 発足

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サイト環境レポート2016

ソニー㈱厚木テクノロジーセンター〒243‐0014 神奈川県厚木市旭町4‐14‐1tel. 03‐6748‐2111(代表)ソニー㈱厚木第2テクノロジーセンター〒243‐0021 神奈川県厚木市岡田4‐16‐1tel. 03‐6748‐2111(代表)ソニー㈱湘南テクノロジーセンター〒251‐0042 神奈川県藤沢市辻堂3‐3‐1tel. 03‐6748‐2111(代表)

発行部署◆ソニー㈱総務センター 厚木湘南サイト総務室◆お問い合わせ tel. 050‐3809‐2775

fax. 050‐3809‐1368

本報告書は、厚木TEC・厚木第2 TEC ・湘南TECの環境に関する情報を、できるだけ分かりやすく開示する事を目的に発行しています。厚木TEC・厚木第2 TEC ・湘南TECの2015年度(2015年4月1日~2016年3月31日まで)の環境活動実績を中心に作成しました。

湘南テクノロジーセンター