階層ストレージリソース管理： Tiered Storage Solutionとその適 …

© Hitachi, Ltd. 2007. All rights reserved.

2007.2.262007.2.26

階層ストレージリソース管理：階層ストレージリソース管理：Tiered Storage SolutionTiered Storage Solutionとその適用事例とその適用事例

（株）日立製作所（株）日立製作所ソフトウェア事業部ソフトウェア事業部

主管技師主管技師

安崎安崎篤郎篤郎

グリッド協議会第19回ワークショップ


ストレージを取巻く市場の動向

１

© Hitachi, Ltd. 2007. All rights reserved. 2

情報デジタル化の進展

あらゆる情報のデジタル化が急速に拡大。

デジタル情報のビジネス上の資産価値増大。

住民基本台帳カード

電子政府／電子自治体

生産・流通

金融・保険証券機関商品情報トレーサビリティ

原産地、原材料

流通経路

加工

販売

取引履歴の管理、内部統制、災害対策、…

住民票登録などの各種手続き、行政文書の管理…

1-1.

© Hitachi, Ltd. 2007. All rights reserved. 3*1：「金融商品取引法」新設に伴い導入予定の「内部統制報告制度」

(例)- セキュリティ（記録が正確に保たれるインフラがあること）- ID管理（“誰が”をきちんと特定できること）- 長期保存（長期に渡って参照できること）- リカバリ（システム障害からの迅速な回復手段を持つこと）

「業務を適切に遂行し適正な運営が誰にでもできる仕組み(内部統制)」の正当性を証明する仕組みが求められる

そのためのストレージシステムには．．．

- データの安全・確実な保護（災禍/障害、改ざんからのデータ保護）

- データの長期保管・参照 (適切なデータ保管コストでデータを保管・参照）

データを安全・確実に保護、長期保管・参照できるシステム整備が重要に

情報システムを取り巻く環境の変化

*１

◆日本版ＳＯＸ法

1-2.


ストレージを取巻く市場の動向

ストレージインフラストラクチャの複雑化：データ量増加、ディスク台数増加による、

ストレージインフラストラクチャの「複雑さ」の増加

1-3.

企業のストレージ投資の重点項目：データ量の増加に対応しながら

管理・運用の効率化、ビジネス継続性の向上を図ることが投資の重点に

データの分類・管理基準の変化：データの利用価値に応じたデータ管理が重要に

アーカイブデータのアクセス頻度・アーカイブ期間：データの利用価値に応じたストレージへの保管が重要に


管理・運用の効率化

= データをその利用価値に合わせ

最適なストレージへ配置する考え方がますます重要に

= システム内に混在する特性の異なるさまざまなストレージを

容易かつ統合的に管理・運用することが不可欠

ビジネス継続性の向上

= データの重要度やシステム復旧要件に合わせ、最適かつ

導入が容易な保護策(バックアップ・ディザスタリカバリ)を

講じる必要あり

今後のストレージシステム整備で重要な点1-4.


JP1/HiCommandシリーズ•データの生成から抹消に至る、一貫したライフサイクル管理

データの全生涯に対する一貫した管理

２．ストレージ運用管理者のノウハウの形式化に

よる運用の自動化

１．ヘテロジェニアス環境でのデータ自動再配置

・複数ホストのボリュームをオンラインデータ

再配置

・アクセス特性、信頼性、コスト等に基づく

データ再配置先の選択

法規制対応（データの長期保管）

３．アーカイブデータの安全かつセキュアな保管

・改竄防止および保管期限設定

・保管期限管理と期限満了時の完全抹消

・遠隔サイトへの複製保存

ユーザニーズビジネスグリッドコンピューティングプロジェクトの成果

４．遠隔拠点間でのレプリケーションにおける、

ストレージ構成、ペア状態、転送状態の管理

主要製品

・JP1/HiCommand Tiered Storage Manager

自動データ再配置

WORM管理

ストレージ仮想化

JP1/HiCommand Replication Monitor

ビジネスグリッドコンピューティングプロジェクト1-5.


JP1/HiCommand Tiered Storage Manager

JP1/HiCommand TJP1/HiCommand Tiered Storage Manageriered Storage Managerは、は、SANRISESANRISEで仮想化されたボリュームで仮想化されたボリュームを「を「Tier(Tier(階層階層))」という概念でグループ化することで」という概念でグループ化することで

ユーザの目的や用途に応じたオンライン中のボリューム移行を実現します。ユーザの目的や用途に応じたオンライン中のボリューム移行を実現します。

内蔵ボリューム

SANRISE USP/NSC

*1：ホスト名、ボリューム使用状況、ディスクタイプ(FC/SATA)、ストレージ装置種別、RAIDレベルなど。*２：低アクセスデータの低コストストレージへの移行などニアラインミッドレンジ旧機種

仮想ボリューム

移行先ボリューム移行先ボリューム

オンライン

マイグレーション機能により、

業務を止めない移行が可能！

移行元ボリューム移行元ボリューム

複数ボリュームの

一括移行が可能なので、

業務単位やＨＷ単位の

移行が簡単にできます！

移行後の

データ削除により

より安全な

移行ができます！

ストレージTier

高速/高信頼低価格/大容量

様々な条件＊１でボリュームを検索し、仮想的にグルーピングすることでユーザの目的＊2に応じた移行が簡単にできます！

改ざん防止の設定から、

データ消去まで

長期保存運用機能を強化！SAN

ホストサーバ

データ長期保存

異なるストレージ間でデータ移行を実現1-6.


JP1/HiCommand Replication Monitorビジネス継続性

SAN

SAN

東京

大阪

データセンター間のレプリケーション

SANSAN

SANSAN

東京

大阪


SANSANSANSANSAN

JP1/HiCommand RJP1/HiCommand Replication Monitoreplication Monitorは、は、複雑なレプリケーション稼働状態を一元監視複雑なレプリケーション稼働状態を一元監視し、し、

進化・拡張するバックアップ進化・拡張するバックアップ//ディザスタリカバリシステムの安定稼働を支援。ディザスタリカバリシステムの安定稼働を支援。レプケーションの構成やレプケーションの構成や状況を状況を視覚的に把握できるトポロジ表示視覚的に把握できるトポロジ表示を提供します。を提供します。

＜概念図＞

P ０１

０１０２

P

TCSI

東京横浜

UR大阪

０３

P ０１

０１０２

P

TCSI

東京横浜

UR大阪

０３

データ保護システムの進化データ保護システムの進化

拡大、分散するレプリケーションの稼働状態を

瞬時に把握！

トポロジ表示画面

DtoD(*)バックアップ DR(*)システムへの進化バックアップ運用の拡大

関係のある複数レプリケーションを、関連付けして表示！

回線障害などによるレプリケーションのエラーを

迅速に把握！

*DtoD：Disk to Disk

*DR : ディザスタリカバリ

1-7. 複雑なレプリケーション環境を一元監視


ストレージ仮想化

LAN/WAN

SANRISE USP, NSC

仮想化機能

外部ストレージ

1-8.


日立ストレージの取組み

２


ストレージ仮想化技術をコアとしたティアド・ストレージソリューションを提供

仮想化

エンタープライズアレイ(高信頼/大規模/高速)

ニアラインアレイ(低コスト)

ミッドレンジアレイ(高速/中規模)

データ利用価値に応じ、最適ストレージに自動移動

バックアップ､ディザスタリカバリ

ティア 1

ティア 2

ティア 3

データ廃棄、またはオフラインストレージに移動

データ/ストレージの運用/管理を自動化/最適化し、データの管理コストを最小化しながら利用価値を最大化します。

ティアド・(階層型)ストレージ

データデータデータ

アプリケーションアプリケーションアプリケーション

最適なビジネス継続性向上ソリューションを適用

アプリケーションから、シンプルな仮想ストレージを利用

日立ストレージソリューションビジョン2-1.


性能、機能

統合型高機能ストレージ

スケーラビリティ

分散型スケーラブルストレージ

WMS100

アーカイブストレージ

SANRISE Universal SANRISE Universal Storage PlatformStorage Platform

SANRISE ASANRISE Adaptable daptable Modular StorageModular Storage

SANRISE SANRISE Network Network Storage ControllerStorage Controller

SANRISE SANRISE Workgroup Workgroup Modular StorageModular Storage

<ストレージサービスの基盤機能を提供するエンタープライズストレージ>

<低価格ながら信頼性/拡張性を

保持したSATA専用ストレージ>

<ミッドレンジクラスのストレージで仮想化機能を搭載したストレージ>

<業務に適応して拡張できる高性能ストレージ>

AMS500AMS200

AMS1000

USP100/600/1100

NSC55

各業務の特性に応じ最適なストレージインフラストラクチャを提供

日立ティアド･ストレージラインアップ2-2.


ストレージサービス基盤機能

外部ストレージ接続機能仮想プライベートストレージ機能新世代リモートコピー機能

ＳＡＮＲＩＳＥＵＳＰ/ＮＳＣの概要

高スケーラビリティ

内部記憶容量：最大３３２ＴＢ*１,*2

外部ストレージ接続容量：最大３２ＰＢ*2

高性能最大２５０万ＩＯＰＳ *2

コネクティビティFibre Channel：最大１９２ポート*2

マルチプロトコルサポート：

高信頼性・高可用性コンポーネント二重化・冗長化、無停止保守

*1：300GB HDD搭載時*2：SANRISE USPの場合

Fibre Channel, NAS, IP, FIBARC/FICON/FCLINK, ACONARC/ESCON/OCLINK

NAS: Network Attached Storage IP: Internet Protocol FIBARC: FIBre connection ARChitecture FICON:FIbre Connection FCLINK: Fibre Channel LINK ACONARC: Advanced CONnection ARChitectureESCON: Enterprise System CONnection OCLINK: Optical Channel LINK

先進ハードウェア

ストレージサービスの基盤となる高度な仮想化機能を提供します。

USPUSP NSCNSC

仮想化仮想化

FC/NAS/FIBARC/ACONARC

～16ＰＢ

UNIX

～32ＰＢ

Linux Windows ﾒｲﾝﾌﾚｰﾑ

2-3.


SANRISE NSCの概要

遠隔地

データコピー(リモートコピー)

アーカイブマイグレーションバックアップ

仮想化

DLCMによるデータ/リソース管理コストの最適化各ティアの外部ストレージ間で利用価値に応じデータを移動(アーカイブ/マイグレーション)

ビジネス継続性向上安価なストレージでもエンタープライズクラスの

災害/障害バックアップが利用可能

･遠隔地のストレージへのデータコピー

･外部ストレージにデータをバックアップ

ストレージ管理の簡素化、インフラ使用効率の最適化･外部ストレージ(ミッドレンジ/ローエンド/ニアライン)をNSCに接続し仮想化

･１台のストレージイメージで統合管理

･ストレージパーティショニングにより業務別に専用の仮想ストレージ装置を利用可能

NSCネットワークストレージコントローラ

仮想化コントローラとして各種ストレージに対し SANRISE USP同様の

高信頼、高機能な仮想化ソリューションを提供。

2-4.


日立仮想化技術の特長

• サーバとストレージの間に新たな中間管理レイアを追加不要(複雑さ, レイテンシ無し)

• SAN ネットワーク機器/構成に制限無し

• ストレージコントローラレベルでの仮想化により高性能と高いデータ保全性

• 従来からのストレージ機能を外部ストレージでも使用可能(運用の完全互換)

• 新たな標準API等不要

• メインフレーム, IPネットワーク(NAS)からも使用可能

LAN/WAN

SANRISE USP, NSC

仮想化機能

外部ストレージ

2-5.


SANRISEシリーズティアド・ストレージラインアップをフルサポートする

ストレージ管理ソフトウェアJP1/HiCommandシリーズ

ストレージシステム全体でTCO最適化と安定稼動を強力に支援

ストレージ統合：→→ データ量増大にともない複雑化するストレージ運用の統合、管理一元化データ量増大にともない複雑化するストレージ運用の統合、管理一元化

ビジネス継続性：→→ オンラインバックアップ運用やディザスタリカバリオンラインバックアップ運用やディザスタリカバリの一元監視による確実なデータ保管の一元監視による確実なデータ保管

データ長期保存：→→ 最適ストレージへのデータ移行やデータ改ざん防止によるデータ長期保存最適ストレージへのデータ移行やデータ改ざん防止によるデータ長期保存

ストレージ統合

ストレージハードウェア管理Device Manager

ストレージリソース割当管理Provisioning Manager

データ入出力パス管理

Dynamic Link Manager

ビジネス継続性

データ長期保存

階層ストレージリソース管理

Tiered Storage ManagerSANRISE

データプロテクション管理Protection Manager

ストレージレプリケーション監視Replication Monitor

ストレージシステム稼働管理Tuning Manager

グローバル入出力パス稼働管理

2-6.


ストレージ統合

SAN

■複数・異機種のストレージシステムの設定・運用を一元管理

■ストレージシステム（SAN）の統合監視による安定稼働

■複数サーバへのボリューム割り当て操作を一ヶ所で実行

構成変更

障害通知

SANRISE USP/NSC

SANRISEAMS

SANRISEWMS

ロードバランス

パス管理により、SANRISEへの

アクセス性能・信頼性を向上！

縮退障害障害

業務サーバ

Dynamic Link ManagerDynamic Link Manager

割り当て

JP1/HiCommand

SANRISE（旧機種）

複数ストレージの一元管理により

ストレージの設定が簡単！

Device ManagerDevice Manager

Global Link Availability ManagerGlobal Link Availability Manager

使用状況

HDLMで多重化した複数サーバからのアクセスパス稼働状態を集中監視！

サーバからスイッチ、ストレージまでの性能情報の一元監視により、

システム全体の安定稼働を支援！

Tuning ManagerTuning Manager

Provisioning ManagerProvisioning Manager

複数サーバへの煩雑なボリューム割り当て操作をワンストップで実現！

稼働状況

新製品

2-7. ストレージ統合による管理の簡素化


ビジネス継続性■データベースとSANRISEの高速バックアップ機能の自動制御により、業務を止めないオンラインバックアップ・リストア運用を提供

■複雑化するローカル*1)/リモート*2)レプリケーションの構成・状態を定期的に監視し、Backup/ディザスタリカバリシステムの安定稼働を支援

■複雑なレプリケーションの稼働状況を瞬時に把握できるトポロジ表示を新たに提供＊1：ShadowImage, Copy-on-write Snapshot＊2：TrueCopy, Universal Replicator

SAN

SAN

東京大阪

SAN

横浜


SAN環境に分散する

レプリケーション全体の

ペア構成・稼働状態を

一元監視できる！

Replication MonitorReplication Monitor

テープデバイス

バックアップサーバ業務サーバ

ＤＢ

SANRISE

リストア

複製ＤＢ

バックアップ

SAN

複製ＤＢ

複製ＤＢ

MS ExchangeMS SQLなど

JP1/HiCommand

レプリケーション構成や稼働状況を監視したい単位でトポロジ表示！

Replication MonitorReplication Monitor

データベースとSANRISEコピー機能を

自動的に制御するので、

確実なデータ保護システム

（オンラインバックアップ）が構築可能！

Protection ManagerProtection Manager

高速・確実なバックアップと一元監視2-8.


データ長期保存■SANRISEと連携した、ビジネスを止めないストレージ間データ移行

■最新バージョンでは、さらに長期保存運用機能＊を強化

法規制などに必要な長期保存管理での確実な運用環境を提供します。

デジタル資産エンタープライズ

ニアライン

SANRISE USP/NSC

SANRISE WMS

ミッドレンジ

SANRISE AMS

保証期間の開始

（改ざん防止の設定、

保証期限設定）

保証期限切れ通知

不要データの確実な消去

改ざん防止の設定から、

データ消去まで

長期保存運用機能を強化！

Tiered Storage ManagerTiered Storage Manager

情報共有

情報生成

保管

参照破棄

SANRSIE USP/NSCの仮想化技術と連携し、

オンラインマイグレーションを実現。

様々なストレージ間で

業務を止めない移行が可能！

Tiered Storage ManagerTiered Storage Manager

期限 20**年 *月

20**年 *月

＊：改ざん防止の設定、保証期限設定、保証期限切れ通知、不要データの確実な消去

2-9. 長期間で間違いのないデータ保存

USP: Universal Storage PlatformNSC: Network Storage ControllerAMS: Adaptable Modular StorageWMS: Workgroup Modular Storage


ユーザ事例に見るベストプラクティス

３


ティアド・ストレージソリューション活用例

ストレージ管理の統合・最適なストレージへのデータ保存

SANRISE USP/NSCに接続した機種の異なるストレージのリソースをSANRISE USP/NSC のリソースとして扱える環境を提供

全ストレージ容量をUSP、NSCの

リソースとして管理・操作可能（容量計画、性能監視、

ﾊﾞｯｸｱｯﾌﾟ、災害対策等）

最適なストレージへのデータ保存/管理によりストレージリソースの利用効率が向上します

ホストに負荷をかけずにデータを移動

既存資産を外部ストレージとして

有効活用可能

ミッドレンジアレイ（AMS/9585V,他社製品など）

ニアライン/ローコストアレイ（WMS100,他社製品など）

移動中/移動後もデータに継続アクセス可

SANRISE USP/NSC

共通ストレージ共通ストレージプールプール

JP1/HiCommand

内部ストレージ

外部ストレージ外部ストレージ

シングルストレージシングルストレージイメージ管理イメージ管理

アーカイブアーカイブ

3-1-1.



JP1/HiCommand

デジタル資産

ニアライン

SANRISE USP/NSC

SANRISE WMS

ミッドレンジ

SANRISE AMS

保証期間の開始

（改ざん防止の設定、

保証期限設定）

保証期限切れ通知

不要データの確実な消去

改ざん防止から、

データ消去までを

確実に実施

情報共有

情報生成

保管

参照破棄

業務を止めずに

最適なストレージに

データを移行

期限 20**年 *月

20**年 *月

保存データの改ざん防止や、指定期間経過後のデータ消去まで法規制対応等で必要な確実な長期保存運用を可能にします

ティアド・ストレージソリューション活用例

法規制対応データの長期保存

Tiered Storage Manager

3-1-2.



ビジネス継続性向上ソリューション活用例

さまざまなリスクからのデータ保護

ＳＡＮＲＩＳＥがもつ高度なデータ保護機能を活用し、さまざまなリスクからデータを保護し、ビジネスの継続性を向上できます。

メインサイト

バックアップサイト

SAN

バックアップ管理・運用(世代管理など)

SAN

操作ミス、インフラ障害等に備えた

サイト内バックアップ

第１世代

第２世代

第３世代：

メインサイト被災時の業務継続のための

ディザスタリカバリ

広域ﾈｯﾄﾜｰｸ

メインサイト被災時のデータ保護のための

遠隔バックアップ

エクステンダエクステンダ

3-2-1.


ビジネス継続性向上ソリューション活用例

ディザスタリカバリ支援

ヘテロジニアスストレージ環境で、運用を統一しながら高度なディザスタリカバリシステムの構築を可能にします。

メインセンタのデータをバックアップセンターに随時コピー- 非同期コピーによりメインセンタの業務性能への影響を極小化- データの更新順序性保証によリ災害時の迅速なシステム再開が可能

広域ﾈｯﾄﾜｰｸ

外部ストレージ(ミッドレンジ

ニアライン/ローコスト)

メインサイト

SAN

ホストサーバ

SAN

ホストサーバホストサーバ

外部ストレージ(ミッドレンジ)

バックアップサイト

SAN

ホストサーバ

SAN

ホストサーバホストサーバ

更新順序性を維持しながら非同期にコピー

SANRISEUSP

SANRISE　NSC55

非同期リモートコピー

仮想化

仮想化

JP1/HiCommandJP1/HiCommand

Replication Monitor

エクステンダ

エクステンダ

3-2-2.


通話明細通話明細通話明細

顧客情報(毎月)

1ヶ月前（ex.8月）




当月（ex.9月）


最近３ヶ月のデータはUSP内部ストレージへ格納３～５ヶ月前のデータは

外部ストレージに格納

SATAディスクドライブ

翌月（ex.10月）

（ex.6月）（ex.5月）（ex.4月）翌月（１０月）には４月のデータを消去し７月のデータをアーカイブ

参照頻度の高いデータ（当月）はUSPで処理し、過去データはニアラインストレージへアーカイブデータ価値によるストレージ適用をUSPにより自動化Volume Migration 機能により、アクセスを継続しながら、データアーカイブを実現USPを適用する事により、ニアラインストレージを高機能化

SANRISE USP

SANRISE WMS(ニアライン)

ソリューション

効果・運用管理コスト削減 -データアーカイブ運用統合化・導入コスト削減 -データアーカイブ先は、安価なニアラインストレージ利用

ティアド・ストレージソリューション導入事例

ソリューション適用効果 - 国内A社の例 -3-3-1.


新規システム（デジタルアーカイブシステム）を以下課題を解決しながら構築したい新規システム（デジタルアーカイブシステム）を以下課題を解決しながら構築したい

- ストレージ運用管理コストの低減

- ディスク容量増加への柔軟な対応

- 本番系、開発・検証系共通のストレージ運用

編成/会計システム

SANRISE 9980V

メールシステム

DF400

SANRISE9570V

サーバ約120台

機種の異なるストレージ

新規システム

デジタルアーカイブシステム

【目的】映像素材のメタ情報管理


お客さまの課題 - 国内B社の例 -

課題

3-3-2.



ソリューション適用効果 - 国内B社の例 -

開発・検証系は、ＵＳＰに外部接続した低コストストレージ利用

本番系、開発・検証系でバックアップ運用を共通化

将来的には既存ストレージも仮想化し運用・管理を統合

開発・検証系は、ＵＳＰに外部接続した低コストストレージ利用

本番系、開発・検証系でバックアップ運用を共通化

将来的には既存ストレージも仮想化し運用・管理を統合

SANRISE 9980V

SANRISE USP

SANRISE 9585V（低コストストレージ）

・・・メールシステムサーバ約10台

旧機種

SANRISE 9570V

JP1/HiCommand

シングルｽﾄﾚｰｼﾞｲﾒｰｼﾞ

デジタルアーカイブシステム編成/会計システムサーバ約120台

外部接続(計画中)外部接続(計画中)外部接続(計画中)外部接続(計画中)

外部接続外部接続

高性能内蔵HDD

本番系

開発・検証系

ソリューション

効果・運用管理コスト削減 -バックアップ運用共通化

-ストレージ運用管理統合化を計画中

・導入コスト削減 -既存ストレージを有効活用、低コストストレージ利用

3-3-2.


お客さま環境・Solaris,HP-UX,Windowsなどのサーバ・PCが部門毎に存在・サーバ・PC毎にストレージを保有している。・重要データのバックアップ・アーカイブは、各部門毎に実施

・複数のストレージが存在しているため、データ量の増大に伴う容量追加に柔軟に対応できない・データが分散しているため、情報漏えい対策が充分でない・データが同一ビル内に分散しているため、遠隔地バックアップが困難


お客さまの課題 - 国内C社の例 -

課題

部門共有データ設計・開発データ, プログラムソース,LSI論理設計, CAD図面, ダンプ情報など

設計・開発サーバ（約30台）

部門データ共有サーバ（約30台）

各個人クライアントPC（約1,000台）

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

各個人作業ﾃﾞｰﾀ

・・・・・・

3-3-3.


・設計データ・設計データ//部門共有データ部門共有データ//個人個人PCPCデータのストレージコンソリデーションを実現データのストレージコンソリデーションを実現

・ストレージ仮想化技術・リモートコピー機能によりデータの重要度に応じたデータバックアップを実現・ストレージ仮想化技術・リモートコピー機能によりデータの重要度に応じたデータバックアップを実現

－設計データの－設計データの44重化、部門共有データと個人重化、部門共有データと個人PCPCデータのデータの22重化－重化－

・セキュリティ・セキュリティPCPCを使用した情報漏洩対策と同一ファイルアクセス可能なユビキタス環境の実現を使用した情報漏洩対策と同一ファイルアクセス可能なユビキタス環境の実現

ティアド・ストレージソリューション導入事例ソリューション適用効果 - 国内C社の例 -

自宅

出張先・海外

どこでもMy Desk PC

. .

HP-UXSolarisWindows

.

SANRISE AMS500SANRISE9980VSANRISE9980V

.

SANRISE WMS100

設計開発サーバ（約30台）

クライアントブレードＰＣ

（250ボード）

事業所内会議室

セキュリティPC（250台）

クライアントPC（約1000台/20部門）

SANRISE USP（内蔵19TB) 日立アウトソーシング岡山センタ

部門共有データ（正）

個人ＰＣデータ（正）

約500Kｍ

外部ストレージ接続

個人ＰＣデータ

バックアップ（副）

・・・ Windows XP

設計データ（正）

部門共有データ（仮想）

個人ＰＣデータ（仮想）

設計データバックアップ（副①）

設計データバックアップ（副②）

部門共有データ

バックアップ（副）

・ｿｰｽﾌｧｲﾙ

・ＬＳＩ設計

・ＣＡＤ図面

・出荷ﾃﾞｰﾀ

・調達生産

・経理ﾃﾞｰﾀ

・ﾒｰﾙﾃﾞｰﾀ

・EXCELﾃﾞｰﾀ・Ｗordﾃﾞｰﾀ

ＳＡＮＮＡＳｉＳＣＳＩ

遠隔バックアップ

インターネットイントラネット

設計データバックアップ（副③）

メインセンタ

3-3-3.


最後に

管理/運用の効率化によるストレージＴＣＯの削減、

ビジネス継続性の向上は、企業の最重要課題の一つに

- データを利用価値に合わせ最適なストレージへ配置

- ストレージインフラ運用/管理の効率化

- 目的・要件に最適かつ導入が容易なデータ保護

日立はストレージ仮想化技術をコアに、

ハイエンドからミッドレンジ/ローコストまでのティアド・ストレージを活用し

管理/運用を効率化、ビジネス継続性を向上するソリューションをご提供

お客さまが抱える問題を解決し、ストレージのTCOを削減、 ROIを向上しビジネス価値向上に寄与

4.


階層ストレージリソース管理：階層ストレージリソース管理：Tiered Storage SolutionTiered Storage Solutionとその適用事例とその適用事例

（株）日立製作所（株）日立製作所ソフトウェア事業部ソフトウェア事業部

主管技師主管技師

安崎安崎篤郎篤郎


・Microsoftは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。・Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。・HPは、米国Hewlett-Packard Companyの会社名です。・HP-UXは、米国Hewlett-Packard Companyのオペレーティングシステムの名称です。・Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における登録商標あるいは商標です。・UNIXは、X/Open Company Limitedが独占的にライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標です。・その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

他社商品名、商標等の引用に関する表示

Documents

階層ストレージリソース管理： Tiered Storage Solutionとその適 …