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コンピテントセル カタログ ルシジェン社 OverExpress™ Competent Cell ClearColi™ Electrocompetent Cell Endura ™ Competent Cell BAC ライブラリー構築用 Competent Cell Phage Display Competent Cell E.cloni ® Competent Cell

ルシジェン社 - 研究用試薬・受託解析・機器の販売 … (troponin inhibitory subunit) - Chicken C41(DE3) Tocopherol cyclase - Zea mays C43(DE3) Ubiquitin E3 ligase

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コンピテントセル カタログルシジェン社

OverExpress™ Competent Cell

ClearColi™ Electrocompetent Cell

Endura™ Competent Cell

BAC ライブラリー構築用 Competent Cell

Phage Display Competent Cell

E.cloni ® Competent Cell

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記事 ID 検索

OverExpressTM Competent Cell

毒性を持つタンパク質の発現系に使用可能なコンピテントセル

OverExpress™ の他菌株との比較 *

構成内容

* L. Dumon-Seignovert, G. Cariot, and L. Vuillard (2004). Protein Expression and Purification 37, 203-206. Data used with permission.

【ご注意】 上記商品は、2004 年 2 月 19 日に施行されました「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」(通称カルタヘナ法)の使用規制対象品です。ご使用に際しては、規則に則し、適切にお取扱いください。

【ご注意】 上記の商品は、非営利目的の研究用として販売しています。商業用に使用される場合には、別途契約が必要になります。詳細はコスモ・バイオまでご照会ください。

図 1.T7 プロモーターで発現させた GFP を C41, BL21,C43 コンピテントセルに形質転換後、IPTG プレートに播種し、タンパク質を発現させた。

 Lucigen(LUC)社の OverExpress™ コンピテントセルは、真正細菌、酵母、植物、ウイルス、哺乳類等、全生物由来の毒性タンパク質の発現が可能なユニークで新しいコンピテントセルです。膜タンパク質、細胞質タンパク質、ヌクレアーゼは細菌での発現が困難ですが、OverExpress™ コンピテントセルでは簡単に発現することができます。  OverExpress™ の菌株は、表現型上遺伝子変種を含んでおり、毒タンパク質に対して耐性を示すものが選択されています。C41(DE3)株は E . coli 21(DE3)に変異を加えることで、より毒性タンパク質に対する耐性を高めており、さらに C43(DE3)株は、C41(DE3)株の中から、高い毒性耐性を示す菌体を選別したものとなっています。通常の BL21(DE3) 細胞のように、OverExpress™ はλ DE3 溶原菌です。これらの菌株は lacUV5 プロモーターの調節下にある T7 RNA ポリメラーゼ遺伝子の染色体をコピーします。また、LUC 社の pSMARTR-cDNA ベクターなど T7 誘導型発現ベクターにクローニングした遺伝子のタンパク質発現に適しています。 OverExpress™ pLysS 株は T7 RNA ポリメラーゼのナチュラルインヒビターである T7 リゾチームをコードするクロラムフェニコール耐性プラスミドを持っています。pLysS 株は誘導の前に T7 RNA ポリメラーゼの発現を抑制する少量の T7 リゾチームを生産するため、毒性を持ったリコンビナントタンパク質の安定性をさらに高めます。

● タンパク質発現系で優れた信頼性  組み換え遺伝子の発現の成功率を著しく増加します。 ● 毒性をもつタンパク質でも発現に成功  BL21(DE3) 細胞は毒性を持つタンパク質では発現が困難です。特に、膜タンパク質は創薬研究や新しい診断法の開発、  様々な研究分野において重要なターゲットであるにもかかわらず、毒性を持つために従来のコンピテントセルでは発  現が困難でした。OverExpress™ コンピテントセルは、あらゆる毒性を持つタンパク質と同様に膜タンパク質の発現  でも優れた結果を示します。● 高い組み換え効率  OverExpress™ エレクトロコンピテントセルは発現させたいクローンの発見のチャンスを最大限にします。

a. プラスミドを形質転換後、LB( アンピシリン含有)アガープレート上で選択されたコロニーの数を形質転換成功とした。b. プラスミドを形質転換後、LB( アンピシリン含有 +IPTG)アガープレート上で選択されなかったコロニーの数を毒性の発現としたc. プラスミド発現量は LB+ampicillin 培地上にて IPTG 誘発させたコロニーを SDS-PAGE ゲルにて泳動しクマシー染色した総細胞ペレット中の(異種)タンパク質量に相応。

・ コンピテントセル・ Expression Recovery Medium(ラクトース (-))・ pUC19 ポジティブコントロール・ pAVD10 確認用プラスミド・ プロトコール

菌株 形質転換成功率 a 毒性を誘導した発現 b プラスミドの発現 c

BL21(DE3) 16/26 (62%) 25/26 (96%) 14/26 (54%)C41(DE3) 28/28 (100%) 14/28 (50%) 24/28 (86%)C43(DE3) 28/28 (100%) 1/28 (4%) 23/28 (81%)

C41 BL21C43

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タンパク質 タイプ 生物種 菌株Accelerated cell death 1 (ACD1) - Arabidopsis thaliana C43(DE3)AcpM (malonyl acyl carrier protein) - Mycobacterium tuberculosis C41(DE3)AcrA-AcrB-TolC multidrug efflux pump Membrane Enterobacter aerogenes C43(DE3)ADP/ATP translocase Membrane Bovine C43(DE3)AHSP (α-haemoglobin stabilizing protein) - Human C41(DE3)AIDA-ß domain Membrane Escherichia coli C41(DE3)AKR1C (aldo-keto reductase 1C) - Human C41(DE3)ATP/ADP translocase Membrane Rickettsia prowazekii C41(DE3)ATPase (V-ATPase subunit C) Membrane Saccharomyces cerevisiae C41(DE3)BCR-ABL oncogenic protein - Human C41(DE3)BcrC - Bacillus subtilis C41(DE3)BmrA ATP Binding Cassette transporter Membrane Escherichia coli C41(DE3)BRCT domain of 53BP1 - Human C41(DE3)C5 methyltransferase M.HaeIII - Haemophilus influenzae C41(DE3)Cytochrome P450 CYP79B2 Membrane Arabidopsis thaliana C43(DE3)DNA polymerase - Bacteriophage T5 C43(DE3)Dystrophin 226 - Rat C41(DE3)EmrA (membrane fusion protein) Membrane Escherichia coli C41(DE3)Estrogen receptor-related receptors - Human C41(DE3)FtsH (Zn2+-metalloprotease) Membrane Mycobacterium smegmatis C41(DE3)Glucocorticoid receptor ligand-binding domain - Human C41(DE3)growth hormones gfGH-I /-II - Goldfish C41(DE3)Heptad repeats HR1 & HR2 - PPR virus C41(DE3)IntI1 integrase - Transposon Tn21 C41(DE3)KMCP1 (kidney mitochondrial carrier protein-1) Membrane Mouse C41(DE3)LH2 (light harvesting complex 2) Membrane Pea C41(DE3)M2 proton channel Membrane Influenza A virus C41(DE3)NA+/glucose cotransporter (hSGLT1) Membrane Human C41(DE3)NS3 serine protease - Dengue virus Type 2 C41(DE3)Nsp9 protein - SARS coronavirus C41(DE3)Orange fluorescent protein - Cnidaria tube anemone Cerianthus sp. C41(DE3)p53 - Human C41(DE3)Rop1 (antisense RNA-binding protein) - Escherichia coli C41(DE3)TAT-Bc1-2 delta loop protein Membrane Rat C43(DE3)pLysSterpene synthases/cyclases - Rice (Oryza sativa) C41(DE3)TnI (troponin inhibitory subunit) - Chicken C41(DE3)Tocopherol cyclase - Zea mays C43(DE3)Ubiquitin E3 ligase MDM2 - Human C41(DE3)UCP1 (uncoupling protein 1) Membrane Mouse C41(DE3)UCP1 anion carrier Membrane Rat C41(DE3)UDP-N-acetylglucosamine acyltransferase - Helicobacter pylori C41(DE3)YibK Membrane Haemophilus influenzae C41(DE3)YvcC, a multidrug ATP-binding cassette transporter Membrane Bacillus subtilis C41(DE3)KasA (beta-ketoacyl-ACP synthase) Membrane Mycobacterium tuberculosis C41(DE3)pLysS

品名 形状 品番 形質転換効率 包装 希望販売価格

OverExpress™ C41(DE3) Cells Electrocompetent Cells

60341-1 >1 x 10 9 cfu/μg

12 reactions (SOLOs) ¥58,00060341-2 24 reactions (SOLOs) ¥102,000

OverExpress™ C43(DE3) Cells60345-1

>1 x 10 9 cfu/μg12 reactions (SOLOs) ¥58,000

60345-2 24 reactions (SOLOs) ¥102,000

OverExpress™ C41(DE3) Cells

Chemically Competent Cells

60442-1>1 x 10 6 cfu/μg

12 reactions (SOLOs) ¥44,00060442-2 24 reactions (SOLOs) ¥66,000

OverExpress™ C41(DE3)pLysS Cells 60444-1

>1 x 10 6 cfu/μg12 reactions (SOLOs) ¥44,000

60444-2 24 reactions (SOLOs) ¥66,000

OverExpress™ C43(DE3) Cells60446-1

>1 x 10 6 cfu/μg12 reactions (SOLOs) ¥44,000

60446-2 24 reactions (SOLOs) ¥66,000

OverExpress™ C43(DE3)pLysS Cells60448-1

>1 x 10 6 cfu/μg12 reactions (SOLOs) ¥44,000

60448-2 24 reactions (SOLOs) ¥66,000OverExpress™ ChemComboPack 60452-1 - ( 上記 4 菌株がそれぞれ 3rxns ずつ入ったパック ) ¥44,000

OverExpress™ コンピテントセルでの発現に成功したタンパク質例

 下表に示した毒性タンパク質以外にも様々な毒性タンパク質発現が OverExpress™ コンピテントセルで成功しています。 文献数 350 以上! LUC 社 WEB サイト (http://lucigen.com/Citations.html) にて実績詳細をご確認頂けます。

商品リストLucigen Corporation.   メーカー略号:LUC

確認書

確認書

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本商品は非営利目的の研究用として販売しており、ライセンス内容をご理解いただき確認書にご署名をお願いしております。確認書はコスモ・バイオホームページの記事 ID 検索で "2770"とご検索いただくと、WEB ページ下部からダウンロードしていただけます。

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CleanColi®BL21(DE3)細胞

ネガティブコントロール ポジティブコントロール

品名 品番 包装 希望販売価格

ClearColi® BL21(DE3)Electrocompetent Cells60810-1 12 rxn ¥46,00060810-2 24 rxn ¥84,000

ClearColi® BL21(DE3) Electrocompetent Cell

エンドトキシンフリーのタンパク質を発現できます!

 本製品は、ClearColi® という新技術を用い、LPS を脂質 IVA(図 1)に変換することで哺乳類細胞でエンドトキシン応答を削減させた、市場初のコンピテントセルです。ClearColi® はタンパク質やプラスミド DNA から LPS を除去するのではなく、LPSを根源から除去する技術です。この技術により、E.coli を用いて機能的にクリーンなリコンビナントタンパク質とプラスミドを生成します。 ClearColi® 細胞は、hTLR4/MD-2 を活性化する外膜のアゴニストが欠損しています。このため、野生型の E.coli に比べてhTLR4/MD-2 シグナルの活性度が数桁低下し、エンドトキシン活性はほぼない状態にまで低下します。ClearColi® 細胞から精製した脂質 IVA を含むタンパク質とプラスミドは、エンドトキシン応答を誘発することなくほとんどのアプリケーションで使用することができます。

● 遺伝的に修正した LPS(リポ多糖)は、ヒト細胞内でエンドトキシン応答を引き起こしません。 ● 哺乳類細胞免疫原性テスト、毒性分析、治療タンパク質創薬などにご利用いただけます。● 膜タンパク質、脂質結合タンパク質の産生に有用です。● BL21(DE3)細胞と同等のタンパク質発現で、エンドトキシン除去工程を必要としません。● サイトカインアッセイでの偽陽性を減らし、結果の信頼性を向上します。

ClearColi® 技術

図 1. 通常の E.coli 細胞の LPS と ClearColi® 細胞の脂質 IVA の比較オリゴサッカロイド鎖を欠損させ、6 つのアシル基のうちの 2 つを除去することで、エンドトキシンシグナルの活性化を無効化した。

図 2. ClearColi® BL21(DE3)と E. Cloni® EXPRESS BL21(DE3)の蛍光タンパク質発現比較T7 プロモーター下に黄色蛍光タンパク質(LucY)をコードする遺伝子を含む pET 発現ベクターを、2 種類のコンピテントセルに導入した。コロニーを LB Miller 培地中で 37℃でインキュベートした。等量の非誘導細胞(−)及び誘導細胞(+)を遠心し、細胞ペレットを長波長 UV イルミネーションで撮影した。

商品リストLucigen Corporation.   メーカー略号:LUC

遺伝型情報

構成内容

【ご注意】 上記商品は、2004 年 2 月 19 日に施行されました「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」(通称カルタヘナ法)の使用規制対象品です。ご使用に際しては、規則に則し、適切にお取扱いください。

・ ClearColi® BL21(DE3)エレクトロコンピテントセル・ 発現回復培地(ラクトース (-))・ pUC19 ポジティブコントロール・ ポジティブコントロールプラスミド(スーパーコイルドpUC19 DNA)

F– ompT hsdSB (rB- mB-) gal dcm lon λ (DE3 [lacI lacUV5-T7 gene 1 ind1 sam7 nin5]) msbA148 Δ gutQ Δ kdsD Δ lpxL ΔlpxM Δ pagP Δ lpxP Δ eptA  ClearColi® 細胞の遺伝型は、7 つの特異的な欠損変異(ΔgutQ Δ kdsD Δ lpxL Δ lpxM Δ pagP Δ lpxP Δ eptA)により、LPS を脂質 IVA に修正し、1 つの更なる変異(msbA148)により、LPS の前駆体である脂質 IVA 存在下での細胞の生存能を保ち、野生型に戻って通常の LPS を産生することはありません。 また、本製品では 6 つのアシル基のうちの 2 つを欠損させています。6 つのアシル基は、MD-2(myeloid differentiation factor 2)と複合体を形成したトールライクレセプター 4

(TLR4;Toll-like receptor 4)によって認識され、NF- κ B の活性化と炎症誘発性サイトカインの産生を引き起こします。4つのシアル基しか持たない脂質 IVA は、TLR4 による認識を受けず、エンドトキシン応答を引き起こしません。

確認書

【ご注意】 上記の商品は、非営利目的の研究用として販売しています。商業用に使用される場合には、別途契約が必要になります。詳細はコスモ・バイオまでご照会ください。

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記事 ID 検索 11322

本商品は非営利目的の研究用として販売しており、ライセンス内容をご理解いただき確認書にご署名をお願いしております。確認書はコスモ・バイオホームページの記事 ID 検索で "11322"とご検索いただくと、WEB ページ下部からダウンロードしていただけます。

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ClearColi® K-12 Electrocompetent Cell

エンドトキシンフリーのプラスミド産生に !

 発現プラスミドを用いて遺伝子クローニングを行う際に、導入した細胞内での毒性を防ぐためには、E. coli で産生されるプラスミドがエンドトキシンフリーでなければなりません。しかし、エンドトキシンを効率的に除去することは困難で、そのうえ、一般的なエンドトキシンフリーのプラスミド調製は高価で時間を要します。 ClearColi® K-12 細胞は、標準的な E. coli クローニング製品や従来のエンドトキシンフリー専用のプラスミド精製キットを使用した場合と比較して、エンドトキシンレベルがより少ないかもしくは同等のプラスミド DNA を産生することができます。 ClearColi® 細胞の遺伝型は、7 つの別々の遺伝子を欠損させることで修正しています。従って、野生型に戻って通常の LPS を産生することはありません。この変異で、LPS からオリゴサッカロイド鎖を欠損させることにより、生産物から脂質 IVA を除去することが容易になります。より重要なのは、6 つのアシル基のうちの 2 つを欠損させたことです。6 つのアシル基は、MD-2

(myeloid differentiation factor 2)と複合体を形成したトールライクレセプター 4(TLR4;Toll-like receptor 4)によって認識され、NF- κ B の活性化と炎症誘発性サイトカインの産生を引き起こします。4 つのシアル基しか持たない脂質 IVA は、TLR4 による認識を受けず、エンドトキシン応答を引き起こしません。

● プラスミド調製の費用を最大 90% 節約します。 ● 調製時間を 1 時間以上短縮できます。● エンドトキシンのコンタミネーションを心配せずに、高い導入効率とタンパク質発現レベルを実現します。● 遺伝的に修正した LPS(リポ多糖)は、ヒト細胞内でエンドトキシン応答を引き起こしません。● DH10B 細胞と同等のプラスミド産生量です。● 哺乳類のトランスフェクションやタンパク質発現に理想的です。● 高価で時間のかかるエンドトキシン除去ステップをスキップできます。

ClearColi® 技術と従来法の比較

図 1. HEK293T 細胞における緑色蛍光タンパク質発現の比較( 左 ) ClearColi® 由来のプラスミドを通常の Maxi サイズのプラスミド精製キットで調製( 右 ) DH10B 由来のプラスミドをエンドトキシンフリー専用の Maxi サイズプラスミド精製キットで調製上のパネル:蛍光像 , 下のパネル:蛍光+明視野像

商品リストLucigen Corporation.   メーカー略号:LUC

遺伝型情報

構成内容

【ご注意】 上記商品は、2004 年 2 月 19 日に施行されました「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」(通称カルタヘナ法)の使用規制対象品です。ご使用に際しては、規則に則し、適切にお取扱いください。

・ ClearColi® K-12 エレクトロコンピテントセル・ 回復培地・ ポジティブコントロールプラスミド(スーパーコイルドpUC19 DNA)

F-, λ - Δ endA Δ recA msbA52 frr181Δ gutQ Δ kdsD Δ lpxL Δ lpxM Δ pagP Δ lpxP Δ eptA 7 つの特異的な欠損変異(Δ gutQ Δ kdsD Δ lpxL Δ lpxM ΔpagP Δ lpxP Δ eptA)により、LPS を脂質 IVA に修正し、1 つの更なる変異(msbA52)により、LPS の前駆体である脂質IVA 存在下での細胞の生存能を保ちます。

ClearColi® 技術によりエンドトキシンが除去されたプラスミドDNA は、一般的な方法で調製し、ヒトや他の哺乳動物細胞株に直接トランスフェクションすることが可能です。従来法と比較するため、蛍光タンパク質をコードする遺伝子を含むプラスミド(pME-HA)を ClearColi® K-12 と DH10B E. coli の両方でクローン化し、ClearColi® 由来のプラスミドは通常のプラスミド精製キットで、DH10B 由来のプラスミドは従来のエンドトキシンフリー専用のプラスミド精製キットで調製しました。回収したプラスミドを HeLa 細胞に導入し、タンパク質発現を誘導しました(図 1)。ClearColi® 由来のプラスミドをエンドトキシンフリーではない方法で調製し、使用しても、細胞生存率やタンパク質発現レベルに差異は認められませんでした。

確認書

【ご注意】 上記の商品は、非営利目的の研究用として販売しています。商業用に使用される場合には、別途契約が必要になります。詳細はコスモ・バイオまでご照会ください。

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品名 品番 包装 希望販売価格

ClearColi® K-12 Electrocompetent Cells60850-1 12 rxn ¥46,00060850-2 24 rxn ¥84,000

記事 ID 検索 12449

本商品は非営利目的の研究用として販売しており、ライセンス内容をご理解いただき確認書にご署名をお願いしております。確認書はコスモ・バイオホームページの記事 ID 検索で "12449"とご検索いただくと、WEB ページ下部からダウンロードしていただけます。

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品名 品番 包装 希望販売価格

Endura™ ElectroCompetent Cells (DUOs)60242-1 12 RXN ¥36,00060242-2 24 RXN ¥64,000

Endura™ Chemically Competent Cells (SOLOs)60241-1 12 RXN ¥34,00060241-2 24 RXN ¥60,000

Endura™ Chemically Competent Cells (DUOs)60240-1 12 RXN ¥31,00060240-2 24 RXN ¥55,000

品名 品番 包装 希望販売価格Recovery Medium 80026-1 8x12 ML ¥22,000

Endura™ Competent Cell

CRISPR/Cas9 プラスミドや不安定なウイルス配列のクローニングに最適!

 Endura™ コンピテントセルは、不安定な DNA 配列や組換えを起こしやすい配列のクローニングに最適なコンピテントセルです。レトロウイルス DNA 等に見られる不安定なインサート配列は、従来クローニングに用いられてきた大腸菌株では単離と増幅が困難でした。本製品は、レトロウイルス遺伝子、逆位を含む反復配列(Inverted Repeats)、CRISPR/Cas9 プラスミド、レンチウイルス骨格ベクターなどの不安定な配列や組換えを起こしやすい配列を含むプラスミド DNA を維持した安定的なクローニングが可能です。本製品は、ケミカルコンピテントセルとエレクトロコンピテントセルからお選び頂けます。

● CRSIPR/Cas9 ライブラリー作製 およびレンチウイルスベクターに最適 ● 逆位を含む反復配列(Inverted Repeat)や不安定な配列のクローニングに有用● ケミカルコンピテントセルとエレクトロコンピテントセルから選択可能 ● 高い形質転換効率  ・ケミカルコンピテントセル >1 × 108 cfu/µg     ・エレクトロコンピテントセル >1 × 1010 cfu/µg

構成内容

Endura ™ と CRISPR/Cas9 ゲノム編集

商品リスト

関連商品:回復培地

● Endura™ Chemically Competent Cells ( >1 × 108 cfu/µg)2 種類の包装形態(DUO または SOLO)からお選び頂けます。Endura™ ケミカルコンピテントセル DUO: 80 µL / 1 バイアルSOLO: 40 µL / 1 バイアル回復培地Supercoiled pUC19 DNA(10pg/µl ):ポジティブコントロール

● Endura™ Electro Competent Cells ( >1 × 1010 cfu/µg)包装形態は DUO のみの取扱となります。Endura™ エレクトロコンピテントセル DUO: 80 µL / 1 バイアルSOLO: 40 µL / 1 バイアル回復培地Supercoiled pUC19 DNA(10pg/µl ):ポジティブコントロール

Endura™ エレクトロコンピテントセルは、レンチウイルスベクターのクローニングおよび増殖に最適です。CRISPR(Clustered Regularly Interspaced Short Palindromic Repeats)クローンのレンチウイルスライブラリー(GeCKO v2.0 plasmid libraries:下記文献参照)に推奨されています。

< 特長 >● GeCKO(Genome-scale CRISPR Knock-Out)ライブラリ構築でも推奨されている高い形質転換効率 ● Genome-scale CRISPR Knock-Out (GeCKO) v2.0 pooled libraries プロトコル推奨

Lucigen Corporation.   メーカー略号:LUC

Lucigen Corporation.   メーカー略号:LUC

サンプルあります!

Genome-scale CRISPR Knock-Out (GeCKO) v2.0 pooled librarieshttp://www.addgene.org/static/cms/files/GeCKOv2.0_library_amplification_protocol.pdf

【参考文献】Science. 2014 Jan 3;343(6166):84-7. doi: 10.1126/science.1247005. Epub 2013 Dec 12. Genome-scale CRISPR-Cas9 knockout screening in human cells.[PMID:24336571]

図 1. GeCKO ライブラリーの構築に使用されている Endura™ コンピテントセルの安定性レーン 1/ レーン 2:別々のライブラリーを Endura™ コンピテントセル中で 37℃の条件で調製した。レーン 3:ライブラリー 1 を Endura™ コンピテントセル中で 32℃の条件で調製した。組換えは 37℃で顕著に表れている。

記事 ID 検索 9462

サンプルをご希望の場合は、コスモ・バイオ(欄外)までお問い合わせください。

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品名 品番 包装 希望販売価格

BAC-Optimized Replicator™ v2.0 Electrocompetent Cells60210-1 12 rxn ¥37,00060210-2 24 rxn ¥65,000

E. cloni® 10G BAC-Optimized Electrocompetent Cells (FIVERs)60215-1 12 rxn ¥27,00060215-2 24 rxn ¥62,000

品名 品番 包装 希望販売価格Recovery Medium 80026-1 8 x12ML ¥22,000

E. cloni ® 細胞株 トランスフォーメーション効率(cfu/μg pUC DNA) メチル化 DNA のクローニング BAC/ コスミドクローニング 青 / 白スクリーニング

BAC-Optimized Replicator v2.0 エ レ クトロコンピテントセル ≧ 2 × 1010 YES YES YES / IPTG 誘導不要

10G BAC-Optimized エレクトロコンピテントセル ≧ 1 × 1010 YES YES YES / IPTG 誘導不要

商品リスト

遺伝型情報

関連商品:回復培地

Lucigen Corporation.   メーカー略号:LUC

Lucigen Corporation.   メーカー略号:LUC

 BAC ライブラリー構築または大きなコンストラクトのトランスフォーメーションのために、2 種類の菌種をご用意しました。

BAC ライブラリー構築用 Competent Cell

作製が困難なライブラリー構築に!

● 最も困難なライブラリー構築やスクリーニングにも利用可● ライブラリー構築やスクリーニングに非常に高いトランスフォーメーション効率● 高収率の DNA に最適化

EReplicator v2.0:F- mcrA Δ (mrr-hsdRMS-mcrBC) endA1 recA1 Φ 80dlacZ Δ M15 Δ lacX74 araD139 Δ (ara,leu)7697 galUgalK rpsL nupG (attL araC-PBAD-trfA250 bla attR) λ -. Note that Replicator v2.0 cells are AmpR (bla gene) (StrR)

E. cloni® 10G BAC-Optimized F - pro A+B+ lacIqZ Δ M15::Tn10 (TetR)] /mcrA Δ (mrr-hsdRMS-mcrBC) endA1 recA1 Φ 80dlacZ Δ M15 Δ lacX74 araD139 Δ (ara, leu)7697 galU galK rpsL nupG λ - tonA (StrR)

コンピテントセルには、コントロール DNA 及び回復培地が含まれます。包装単位:品番 60210:DUO(1 チューブ当たり 2 トランスフォーメーション)、品番 60215:FIVER(1 チューブ当たり 5 トランスフォーメーション)バルクサイズ、カスタムサイズも承ります。コスモ・バイオまでお問い合わせください。

BAC-Optimized Replicator™ v2.0 エレクトロコンピテントセル・ 効率:≧ 2 × 1010 cfu/µg pKanR DNA・遺伝子型: F- mcrA Δ (mrr-hsdRMS-mcrBC) endA1 recA1 Φ 80dlacZ Δ M15 Δ lacX74 araD139 Δ (ara,leu)7697 galUgalK rpsL nupG (attL araC-PBAD-trfA250 bla attR) λ -. Note that Replicator v2.0 cells are AmpR (bla gene) (StrR)pSMART® BAC 又は pEZ™ BAC ベクターのコピー数を増幅するための細胞で、DNA 収率を増加させます。

E. cloni ®10G BAC-Optimized エレクトロコンピテントセル・効率:≧ 1 × 107 cfu/µg 150 kb BAC DNA;≧ 1 × 1010 cfu/µg pUC DNA・ 遺 伝 子 型: F - pro A+B+ lacIqZ Δ M15::Tn10 (TetR)] /mcrA Δ (mrr-hsdRMS-mcrBC) endA1 recA1 Φ 80dlacZ Δ M15 ΔlacX74 araD139 Δ (ara, leu)7697 galU galK rpsL nupG λ - tonA (StrR)Lucigen(LUC) 社が開発した、市場初の大きな DNA クローニングに特化したコンピテントセルです。非常に大きなコンストラクトのトランスフォーメーション効率を最大限にする新しい手順を使用して製造しています。BAC ライブラリ構築、大きなコンストラクトのトランスフォーメーションのための優れたツールです。

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品名 品番 包装 希望販売価格

TG1 Electrocompetent Cells (DUOs)60502-1 12 rxn ¥34,00060502-2 24 rxn ¥59,000

SS320 (MC1061 F') Electrocompetent Cells (DUOS)60512-1 12 rxn ¥38,00060512-2 24 rxn ¥63,000

ER2738 Electrocompetent Cells (DUOS)60522-1 12 rxn ¥34,00060522-2 24 rxn ¥59,000

MC1061 F- Electrocompetent Cells (DUOS)60514-1 12 rxn ¥33,00060514-2 24 rxn ¥58,000

商品リストLucigen Corporation.   メーカー略号:LUC

細胞株トランスフォーメーション効率

(cfu/μg pUC DNA)

メチル化 DNAの

クローニング

BAC/ コスミドクローニング

青 / 白スクリーニング

TG1 エレクトロコンピテントセル ≧ 4 × 1010 YES NO YES

IPTG 誘導必要

SS320(MC1061F’) エレクトロコンピテントセル

≧ 4 × 1010 YES NO YES IPTG 誘導必要

ER2738 エレクトロコンピテントセル ≧ 2 × 1010 YES NO YES

IPTG 誘導必要

MC1061F- エレクトロコンピテントセル

≧ 4 × 1010 YES NO YES IPTG 誘導必要

Phage Display Competent Cell

ファージディスプレイ用のユニークな商品ラインナップ!

● 抗体ファージディスプレイやペプチドファージディスプレイライブラリーの作製に最適 ● TG1 コンピテントセルは非常に高効率: ≥4 × 1010 cfu/µg● エレクトロコンピテントセルの SS320 と ER2738 セルはとてもユニーク!● MC1061F- コンピテントセルは、クローニングまたはコントロール用に

TG1 エレクトロコンピテントセルアンバーを含むサプレッサー(supE)を持つ、非常に効率的(≧ 4 × 1010 cfu/µg)なエレクトロコンピテントセルで、ファージディスプレイライブラリスクリーニングやタンパク質発現にお使いいただけます。遺伝子型: [F' traD36 proAB lacIqZ Δ M15] supE thi-1 Δ (lac-proAB) Δ (mcrB-hsdSM)5(rK - mK -)SS320 エレクトロコンピテントセルアンバーを含まないサプレッサー(MC1061F’ とも呼ばれる)を持つ、非常に効率的(≧ 4 × 1010 cfu/µg)なエレクトロコンピテントセルで、ファージディスプレイのどの株にも高い効率でトランスフォームできます。遺伝子型: [F'proAB+lacIqlacZ Δ M15 Tn10 (tetr)] hsdR mcrB araD139 Δ (araABC-leu)7679 Δ lacX74 galUgalK rpsL thiER2738 エレクトロコンピテントセルアンバーを含むサプレッサー(ginV)を持つ、非常に効率的(≧ 2 × 1010 cfu/µg)なエレクトロコンピテントセルです。New England Biolabs 社の Ph.D.™ Phage Display Kits と合わせてのご使用を推奨しています。遺伝子型:[F'proA+B+ lacIq Δ (lacZ)M15 zzf::Tn10 (tetr)] fhuA2 glnV Δ (lac-proAB) thi-1 Δ (hsdS-mcrB)5MC1061F- エレクトロコンピテントセルアンバーを含まないサプレッサーを持つエレクトロコンピテントセルで、F’ エピソームが欠けていることを除けば SS320 と同一です。高い効率(≧ 4 × 1010 cfu/µg)で一般的なクローニング又はファージディスプレイが可能です。F- 株は、繊維状ファージによる再インフェクションには使用できないことに注意してください。この株はサンプルキットには含まれません。遺 伝 子 型:araD139 Δ (araA-leu)7697 Δ (lac)X74 galK16 galE15(GalS) lambda- e14- mcrA0 relA1 rpsL150 (StrR) spoT1 mcrB1 hsdR2

製品データ

図 1. LUC 社のエレクトロコンピテントセルのファージディスプレイへのトランス フォーメーション効率を他社品と比較

サンプルあります!

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サンプルをご希望の場合は、コスモ・バイオ(欄外)までお問い合わせください。

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エレクトロコンピテント ケミカルコンピテント

タイプ 効率(cfu/μg) タイプ 効率(cfu/μg)

E. cloni® 10G

SUPREME ≧ 4 × 1010 ― ≧ 1 × 109

ELITE ≧ 2 × 1010 96-well ≧ 1 × 108

CLASSIC ≧ 5 × 109 Subcloning Grade ≧ 1 × 106

E. cloni® 10GF’ ELITE ≧ 2 × 1010 ― ≧ 5 × 108

E. cloni®10G コンピテントセルライブラリ構築、クローニング、サブクローニング、プラスミド単離(青 / 白スクリーニング有又は無し)

(遺伝子型:F- mcrA Δ (mrr-hsdRMS-mcrBC) endA1 recA1 Φ 80dlacZ Δ M15 Δ lac × 74 araD139 Δ (ara,leu)7697 galU galK rpsL nupG λ - tonA)E. cloni® 10GF’ コンピテントセルssDNA 作製用に M13 に感染させた F’ プラスミドを含む

(遺伝子型:[F´ pro A+B+ lacIqZ Δ M15::Tn10 (TetR)] /mcrA Δ (mrr-hsdRMS-mcrBC) endA1 recA1 Φ 80dlacZ Δ M15 Δ lac× 74 araD139 Δ (ara, leu)7697 galU galK rpsL nupG λ tonA)E. cloni® 5-alpha ケミカルコンピテントセルルーチンクローニング、サブクローニング、プラスミド単離(青 / 白スクリーニング有又は無し)など

(遺伝子型:fhuA2 Δ (argF-lacZ)U169 phoA glnV44 Φ 80 Δ (lacZ)M15 gyrA96 recA1 relA1 endA1 thi-1 hsdR17)

E. cloni® 10G SUPREME エレクトロコンピテントセル(≧ 4 × 1010 cfu/μg pUC DNA)最も高いトランスフォーメーション効率で、他社の最も効率の高いものよりも更に高い組み換え効率を持ちます(図 1)。量が多く、複雑性の高いライブラリや難しいターゲットのクローニングなど、過酷な条件のクローニングにご選択ください。E. cloni® 10G & 10GF’ELITE エレクトロコンピテントセル(≧ 2 × 1010 cfu/μg pUC DNA)他社の「ultra high efficiency」コンピテントセルの約 2 倍のトランスフォーメーション効率を持ちます。クローンが困難なフラグメントや、limited DNA から、低コストで多数の形質転換体を作製できます。E. cloni® 10G CLASSIC エレクトロコンピテントセル(≧ 5 × 109 cfu/μg pUC DNA)低コスト高効率の株です。標準的なクローニング、ライブラリ構築に、最も経済的です。E. cloni® 10G ケミカルコンピテントセル(≧ 1 × 109 cfu/μg pUC DNA;≧ 1 × 108 in 96-well plates)ルーチンのクローニングアプリケーション用のコンピテントセルE. cloni® 10GF’ ケミカルコンピテントセル(≧ 5 × 108 cfu/μg pUC DNA)シークエンシング、変異原性などのための一本鎖 DNA 作製にE. cloni® 10G ケミカルコンピテントセル、サブクローニンググレード(≧ 1 × 106 cfu/μg pUC DNA)単純なクローニングやプラスミドの増殖に、お値打ち価格のコンピテントセル E. cloni® 5-alpha ケミカルコンピテントセル(≧ 1 × 108 cfu/μg pUC DNA)

クローニング株比較

効率によるコンピテントセル選択

サンプルあります!E.cloni ® Competent Cell

一般的なクローニング&ライブラリー構築用 コンピテントセル!

 Lucigen(LUC) 社の E. cloni® コンピテントセルは、最も有用な遺伝的因子を標準的なクローニング株(DH5α™、DH10B™、JM109、TOP10 など)と共有し、クローニングプロトコールにおいて、それらと直接置き換えて使用することができます。 E. cloni® コンピテントセルは、トランスフォーメーション効率、組み換え収率、信頼性を改善しつつ、コストを削減するために、独自の製造技術を取り入れています。広範囲のアプリケーションに安価に使用できます。

● 標準的なクローニング株(DH5α™、DH10B™、JM109、TOP10、XL1-Blue など)に直接置き換えて使用できます。 ● 高収率のため最適化(ファージ T1 耐性、エンドヌクレアーゼ・組み換えなし、青 / 白スクリーニング可能)● 高いトランスフォーメーション効率(5 × 109 ~ 4 × 1010 cfu/μg)● 便利なパッケージングオプション

図 1. E. cloni® 10G SUPREME エレクトロコンピテントセル 他社供給の「Ultra high efficiency」コンピテントセルの結果を一貫して上回る効率を示した(両製品ともに pUC19 10pg でトランスフォーム(n=16))。

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品名 品番 包装 希望販売価格

E. cloni® 10G SUPREME Electrocompetent Cells (SOLOs)60081-1 12 rxn ¥58,00060081-2 24 rxn ¥103,000

E. cloni® 10G Supreme Electrocompetent Cell(DUOs)60080-1 12 rxn ¥51,00060080-2 24 rxn ¥94,000

E. cloni® 10G ELITE Electrocompetent Cells (SOLOs)60051-1 12 rxn ¥38,00060051-2 24 rxn ¥66,000

E. cloni® 10G Electrocompetent Cells(DUOs)60052-1 12 rxn ¥33,00060052-2 24 rxn ¥57,000

E. cloni® 10G ELITE SixPacks60052-3 24 rxn ¥44,00060052-4 48rxn ¥72,000

E. cloni® 10G CLASSIC Electrocompetent Cells60117-1 24 rxn ¥37,00060117-2 48rxn ¥67,000

E. cloni® 10GF' Electrocompetent Cells (DUOs)60061-1 12 rxn ¥33,00060061-2 24 rxn ¥56,000

Lucigen Corporation.   メーカー略号:LUC

Lucigen Corporation.   メーカー略号:LUC

商品リスト … E. cloni® エレクトロコンピテントセル

商品リスト … E. cloni® ケミカルコンピテントセル

品名 品番 包装 希望販売価格

E. cloni® 5- α Chemically Competent Cells (DUOs)60602-1 12 rxn ¥22,00060602-2 24 rxn ¥38,000

E. cloni® 10G Chemically Competent Cells (SOLOs)60106-1 12 rxn ¥27,00060106-2 24 rxn ¥47,00060106-3 48 rxn ¥79,000

E. cloni® 10G Chemically Competent Cells (DUOs)

60107-1 12 rxn ¥24,00060107-2 24 rxn ¥41,00060107-3 48 rxn ¥68,00060107-4 96 rxn ¥122,000

E. cloni® 96-well 10G Chemically Competent Cells60096-1 1 KIT ¥87,00060096-4 1 KIT ¥307,000

E. cloni® 10G Chemically Competent Cells (Subcloning Grade)60108-1 48 rxn ¥14,00060108-2 96 rxn ¥26,000

E. cloni® 10GF' Chemically Competent Cells (DUOs)60062-1 12 rxn ¥23,00060062-2 24 rxn ¥40,000

*1 コンピテントセルにはコントロール DNA 及び回復培地が含まれます。

*2 包装単位:品番 60081、60051、60106:SOLO(1 チューブ当たり 1 トランスフォーメーション)品番 60080、60052、60061、60602、60107、60062:DUO(1 チューブ当たり 2 トランスフォーメーション)品番 60052-3、60052-4、60117:SixPack(1 チューブ当たり 6 トランスフォーメーション)品番 60108(サブクローニンググレード):1 チューブ当たり 12 トランスフォーメーションバルクサイズ、カスタムサイズもお取り扱いがあります。お問い合わせください。

サンプルをご希望の場合は、コスモ・バイオ(欄外)までお問い合わせください。

サンプルをご希望の場合は、コスモ・バイオ(欄外)までお問い合わせください。

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よくある質問とそのこたえをまとめました。ご参照ください。

OverExpress™ Competent Cell

ClearColi® Electrocompetent Cell

OverExpressTM 株の中でどれを選ぶべきですか?

ClearColi® コンピテントセルと、市販されている他のコンピテントセルとの違いは何ですか?

どのような場合に OverExpressTM コンピテントセルを使用する必要がありますか?

LAL(Limulus amebocyte Lysate )テストでエンドトキシンレベルを測定すると陽性反応がでます。なぜですか?

なぜ、OverExpressTM コンピテントセルは毒性タンパク質の発現に適しているのですか?

ClearColi® BL21(DE3) 細胞からどのくらいのレベルのタンパク質発現が期待できますか?

十分な密度に増殖すると、ClearColi® BL21(DE3) 細胞は通常の BL21(DE3) 細胞と同レベルのタンパク質を産生します(同じ細胞数での比較)。タンパク質によって発現レベルが多少変化するかもしれません。

任意のタンパク質を発現させる場合に、4 種類の OverExpressTM 株((C41(DE3),C43(DE3),C41(DE3)pLysS,C43(DE3)pLys))の中でどれが最適かを予測することは困難です。はじめてご利用いただく際には、4 種類の OverExpressTM コンピテントセルが各 3 反応分セットになっている ComboPack をご利用いただき、ご自身のアプリケーションに最適な菌株を決定することをおすすめしています。 本製品は、ケミカルコンピテントセルとエレクトロコンピテントセルからお選び頂けます。C41(DE3) および C43(DE3) のいずれも内在性の抗生物質耐性(またはプラスミド)を持たないため、pAVD10 確認用ベクターを形質転換することでそれぞれの菌株とBL21(DE3) を区別することができます。pAVD10 は、T7 プロモーターの制御下にある uncF 遺伝子(大腸菌 ATPase のβサブユニットをコードする)を含んでいます。このプラスミドは、BL21(DE3) と C41(DE3) に導入すると致死作用を示しますが、C43(DE3) では許容されます。pAVD10 は、各 OverExpressTM コンピテントセル製品に付属しています。

ClearColi® コンピテントセルは、ヒト細胞におけるエンドトキシン反応を引き起こさない、遺伝的に改変したリポ多糖(LPS)を有します。7 つの遺伝的な欠失 (Δ gutQ Δ kdsD Δ lpxL Δ lpxM Δ pagP Δ lpxP Δ eptA ) を組込むことで LPS を脂質 IVA に修正しています。また、1 つの補償的変異(msbA148 )を追加することで、LPS の前駆体である脂質 IVA 存在下での細胞の生存能を保ちます。

OverExpressTM コンピテントセルは、毒性を示すタンパク質や膜タンパク質を T7 系で発現させる場合に使用できます。これらの有効性は、細菌、酵母、植物、ウイルス、および哺乳動物を含む全クラスの生物由来の毒性タンパク質発現で実証されています。

LAL(Limulus amebocyte Lysate )テストは、FDA に承認され、最も一般的に用いられているエンドトキシン検出法です。しかし、LAL テストは、エンドトキシン活性のある 6 つアシル基を持つ LPS と、エンドトキシン活性のない 4 つアシル基を持つ脂質 IVA とを区別するのに、不適切な方法です。エンドトキシンが LAL カスケードを活性化するための構造条件は、ヒト免疫細胞系を刺激するための条件と異なります。ヒト免疫細胞では LPS/lipid A のアシル化パターンは刺激を決定する要因ですが、LAL カスケードの活性化はほとんどまったくアシル鎖の数に依存しません。代わりに、LAL テストは 4'- モノホスホリル - ジグルコサミン骨格構造を必要としますが、これは 6 つアシル基を持つ LPS と、4 つアシル基を持つ E. coli の脂質 IVA 両方にあります。このように、アッセイに特異性がないことから、偽陽性となることがあります。LAL テストは、ヒト免疫細胞システムの中枢的な細胞性エンドトキシンセンサーシステムよりも幅広い LPS/lipid A 変異体を認識します。ClearColi® 細胞から産生されたタンパク質は、簡単なニッケルカラム精製工程により LAL 応答レベルを大幅に低下させることができます。例えば、ClearColi® 細胞とE. cloni® EXPRESS BL21(DE3) エレクトロコンピテントセルを用いて発現させた ApoA1 を比較すると、LAL 応答は 99% 低下しました。

OverExpressTM 細胞は、毒性タンパク質に対する耐性を付与するために表現型から選抜された遺伝子変異を含みます。BL21(DE3) 由来の C41(DE3) 株は、毒性を持つ多くのリコンビナントタンパク質発現にともなう細胞死を防ぐための変異を少なくとも一つ含んでいます。C43(DE3) 株は、C41(DE3) 由来で、C41(DE3) とは異なる毒性タンパク質に対する耐性で選抜しているため、C41(DE3) とは異なる毒性タンパク質を発現することができます。

外部からの LPS コンタミネーションが存在する場合を除いて、残留 EU が測定されるのは LAL テストの非特異性によります。例えばHEK-Blue™-4 細胞(InvivoGen 社)のような代替毒性試験は、研究者が通常目標とする閾値を超える EU レベルでも、ClearColi® 由来のタンパク質からは実際の免疫原性の影響はないことを示唆しています。LAL テストの非特異的な性質により、ClearColi® 由来の脂質 IVA で偽陽性のエンドトキシン活性が得られることがあります。生理学的に関連する別の方法を検討することをお奨めします。

細胞株 LAL 結果 (EU/mg) 低下率

ClearColi® Electrocompetent Cells 45099.1%

E. cloni ®EXPRESS BL21(DE3) Electrocompetent Cells 53880

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 ● 希望販売価格 ・・・ 「希望販売価格」は参考であり、販売店様からの販売価格ではございません。 記載の希望販売価格は 2015 年 3月 1日現在の希望販売価格です。 予告なしに改定される場合がありますので、ご注文の際にご確認下さい。消費税は含まれておりません。 ● 使 用 範 囲 ・・・ 記載の商品は全て、「研究用試薬」です。 人や動物の医療用・臨床診断用・食品用等としては使用しないよう、十分ご注意ください。

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ClearColi® BL21(DE3) 細胞で発現したリコンビナントタンパク質は、可溶性があって機能的ですか?

LPS と脂質 IVA の違いは何ですか?

ClearColi® 細胞では哺乳類細胞で実際にエンドトキシンフリーですか?

タンパク質やプラスミドの内在性 LPS によるコンタミネーションを避けるにはどうすればいいですか?

ClearColi® を使用する時、精製後のエンドトキシンを測定する必要がありますか?

精製後のエンドトキシン除去は必要ですか?

ClearColi® BL21(DE3) 細胞の成長速度はどのくらいですか?

Lucigen 社が行った実験では、ClearColi® BL21(DE3) 細胞で、可溶性があり機能的な蛍光タンパク質を発現しています。溶解性と機能性に関しては、通常の BL21(DE3) 細胞と ClearColi® BL21(DE3) 細胞で有意な差はありません。

ClearColi® 細胞では、通常の 6 つアシル化された LPS から 2 つの二次アシル鎖が欠損しており、真核細胞における内毒性を決定する要因となっています。LPS の 6 つのアシル鎖は、MD-2(myeloid differentiation factor 2)と複合体を形成したトールライクレセプター4(TLR4;Toll-like receptor 4)によって認識され、NF- κ B の活性化と炎症誘発性サイトカインの産生を引き起こします。2 つの二次アシル鎖が欠損した脂質 IVA は、活性化型のヘテロ 4 量体 hTLR4/MD-2 複合体の形成を誘導せず、エンドトキシン応答を引き起こしません。さらに、オリゴサッカロイド鎖の欠損により、生産物から脂質 IVA を除去することが容易になります。

ClearColi® 細胞由来の脂質 A は、ヒト免疫細胞でエンドトキシン応答を誘導できないように改変されています。7 つの別々な遺伝子を欠損しているので、通常の LPS 産生に戻ることはありません。適切に管理すれば、下流のエンドトキシン除去工程の必要なく、ClearColi® 細胞からプラスミドとタンパク質を産生できます。しかし、LPS のコンタミネーションは研究室のいたるところにあるため、細胞株以外の LPS 供給源を最小限にするよう配慮が必要です。脂質 IVA は、ヒト LPS 応答性細胞のエンドトキシンアンタゴニストとして知られています。例えばマウス、チャイニーズハムスター、ウマ細胞などの他の哺乳類細胞で、4 つのアシル基を持つ LPS 前駆体が、エンドトキシン活性化因子として作用する可能性があることを考慮しなければいけません。TLR4 と MD-2 の構造に種特異的な差異があることで、脂質 IVA が動物種特異的な認識と刺激活性を示す可能性があります。

滅菌技術により、外部の供給源からの LPS コンタミネーションを十分に管理できます。以下の予防策をお奨めします。 ・ 滅菌・パイロジェンフリーのディスポーザブルのピペットチップや遠心管を使用する ・ 全てのガラス製品を使用する 1 時間前に 250℃以上で熱処理する ・ 通常の E. coli 株と接触した精製カラムや樹脂を使用しない ・ 低エンドトキシンが保証された試薬を使用するか、使用前に試薬の検査を行う ・ エンドトキシン検査された水を使用する ・ 消毒薬で実験室を清浄にする

少ないレベルのエンドトキシンレベルであっても、それが重大な意味を持つアプリケーションでは、一般的な全ての予防策を行うことを強くお奨めします。外部からのコンタミネーションが起こる可能性があり、LPS がまったく存在しないという保証はありません。安全対策とその後のアプリケーションについては、ご自身で最善を尽くす必要があります。

エンドトキシン測定の方法とアプリケーションによります。前述のように、ClearColi® 細胞の脂質 IVA はヒト細胞でエンドトキシン応答を引き起こしませんが、LAL テストを使用すると比較的低い EU 測定値を示すかもしれません。通常は、LAL レベルを閾値以下に低下させるには、簡単なプラスミド精製またはニッケルカラムでのタンパク質精製で十分です。エンドトキシンレベルをより低下させたい場合は、追加の精製ステップが必要です。

ClearColi® BL21(DE3) 細胞は、通常の BL21(DE3) 細胞の約 50% の速度で増殖します。形質転換細胞を播種した後、24 時間程度で非常に小さなコロニーが見えることが予想されます。次の実験用にコロニーをピックするまでに 32-40 時間程度インキュベートすることをお奨めします。タンパク質発現の誘導に必要な細胞密度に到達するには、より長い成長時間がかかります。

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