大学連携・ＩＳＡＳ共催　大学 VLBI 連携・東アジア VLBI 観測網ワークショップ

大学 VLBI連携・東アジア VLBI観測網の 22GHz観測

近年、ＶＥＲＡによる水メーザ・アストロメトリ近年、ＶＥＲＡによる水メーザ・アストロメトリの研究が進展、ＫＶＮとの共同観測が本格化、さの研究が進展、ＫＶＮとの共同観測が本格化、さらに東アジアＶＬＢＩ観測網が現実化へ近付いてらに東アジアＶＬＢＩ観測網が現実化へ近付いてきましたので、大学連携もきましたので、大学連携も 22 GHz22 GHz での観測をよでの観測をより精力的に実施し、研究を活性化すことが望まれり精力的に実施し、研究を活性化すことが望まれます。ます。

本ワークショップが本ワークショップが 22GHz22GHz 観測の発展の契機と観測の発展の契機となり、大学連携の研究の活性化と天文学の発展をなり、大学連携の研究の活性化と天文学の発展を目指すものになることを願っています。目指すものになることを願っています。

事務連絡事務連絡 予定予定

ワークショップ　ワークショップ　 14:00-18:3014:00-18:30 タクシーで湯田温泉に移動タクシーで湯田温泉に移動 懇親会第１幕　懇親会第１幕　 19:00-20:2019:00-20:20

現地で実費でお支払いください。現地で実費でお支払いください。 50005000 円以下の予定。円以下の予定。 懇親会第２幕　ホテル常盤にて女将劇場の観劇　懇親会第２幕　ホテル常盤にて女将劇場の観劇　 20:45-20:45-

ネットワークネットワーク 残念ながら、この部屋のネットワークは使えません。残念ながら、この部屋のネットワークは使えません。 ご利用の方は、２０２室のＰＣをご利用いただくか、自ご利用の方は、２０２室のＰＣをご利用いただくか、自

分のＰＣにアドレスを設定して使ってください。アドレ分のＰＣにアドレスを設定して使ってください。アドレスは２個、用意しています。スは２個、用意しています。

大学大学 VLBIVLBI 連携・東アジア連携・東アジアVLBIVLBI と山口と山口 32m32m のの

22GHz22GHz 化化藤沢健太（山口大学）藤沢健太（山口大学）

大学 VLBI 連携・東アジアVLBI 観測網ワークショップ 2010/11/12

大学ＶＬＢＩ連携観測事業大学ＶＬＢＩ連携観測事業Japanese VLBI Network (JVN)Japanese VLBI Network (JVN)

背景背景 VERAVERA の完成、イメージンの完成、イメージン

グ観測網の構築グ観測網の構築 大学における大学における VLBIVLBI 研究の発研究の発

展展 目的目的

新新 VLBIVLBI 観測網の構築観測網の構築 東アジア東アジア VLBIVLBI 観測網への発観測網への発

展展 VSOP-2VSOP-2 の地上観測網の地上観測網

進捗状況進捗状況 20052005 年に本格観測開始年に本格観測開始 20062006 年に論文出版開始年に論文出版開始 20072007 年も活動を継続年も活動を継続 20082008 年東アジア実験開始年東アジア実験開始 20092009 年東アジア実験本格化年東アジア実験本格化

研究機関・望遠鏡リスト研究機関・望遠鏡リスト 主体主体

国立天文台国立天文台 大学大学

北海道大学北海道大学 茨城大学茨城大学 筑波大学筑波大学 岐阜大学岐阜大学 大阪府立大学大阪府立大学 山口大学山口大学 鹿児島大学鹿児島大学

協力機関協力機関 JAXAJAXA NICTNICT GSIGSI

望遠鏡リスト 望遠鏡リスト 1313 台（台（ +1m+1m ）） VERA 20m x 4VERA 20m x 4 ●●●● 　　●● 茨城 茨城 32m x 232m x 2 ●●●● （●）（●） 苫小牧 苫小牧 11m11m 　　　　　　●● 岐阜 岐阜 11m11m 　　　　　　●● 山口 山口 32m32m ●●●● （●）（●） JAXA JAXA 臼田 臼田 64m64m ●●●● JAXA JAXA 内之浦 内之浦 34m34m 　　●●（●）（●） NICT NICT 鹿島 鹿島 34m34m 　　●　●　●● GSI GSI つくば つくば 32m32m 　　●　●　●● KVN 21m x 3KVN 21m x 3 　　　　　　●● 上海 上海 25m25m ●●●● 　　●● 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　 88 1111 12(+3) 12(+3)

●6.7GHz●8GHz●22GHz

大学連携の論文大学連携の論文 大学連携固有の論文大学連携固有の論文

Nagai, H. et al., 2010, “3C 84”Nagai, H. et al., 2010, “3C 84” 8/22 GHz8/22 GHz Doi, A. et al., 2009, “BAL Quasars“Doi, A. et al., 2009, “BAL Quasars“ 88 Nagayama, T. et al., 2008, “NML Cygni”Nagayama, T. et al., 2008, “NML Cygni” 2222 Sugiyama, K. et al., 2008, “Cepheus A" Sugiyama, K. et al., 2008, “Cepheus A" 6.76.7 Motogi, K. et al., 2008, “IRAS 06061+2151" Motogi, K. et al., 2008, “IRAS 06061+2151" 2222 Tsuboi, M. et al., 2008, “Cygnus X-3" Tsuboi, M. et al., 2008, “Cygnus X-3" 88 Sugiyama, K. et al., 2008, “6.7 GHz Methanol Masers" Sugiyama, K. et al., 2008, “6.7 GHz Methanol Masers" 6.76.7 Doi, A. et al., 2007, “NLSy1s" Doi, A. et al., 2007, “NLSy1s" 88 Doi, A. et al., 2006, "Bigradient Phase Referencing" Doi, A. et al., 2006, "Bigradient Phase Referencing" 88

ＶＥＲＡ共同利用を中心とした論文ＶＥＲＡ共同利用を中心とした論文 Ueda, K. et al., 2008, "SiO Masers in IRC - 10414" Ueda, K. et al., 2008, "SiO Masers in IRC - 10414" 4343 Imai, H. et al., 2008, “IRAS22480+6002" Imai, H. et al., 2008, “IRAS22480+6002" 2222 Imai, H. et al., 2006, PASJ, “G192.16-3.84" Imai, H. et al., 2006, PASJ, “G192.16-3.84" 2222

最近の進捗、特に最近の進捗、特に 22GHz22GHz 関連関連 観測局・システム関連観測局・システム関連

茨城局（米倉さん）茨城局（米倉さん） 8/6.7GHz8/6.7GHz フリンジ検出に成功、本格観測に挑戦、イメーフリンジ検出に成功、本格観測に挑戦、イメー

ジ！？ジ！？ 22GHz22GHz 試験受信に成功試験受信に成功

つくば３２ｍの２２ＧＨｚＶＬＢＩ観測成功（宮本つくば３２ｍの２２ＧＨｚＶＬＢＩ観測成功（宮本さん）さん）

イメージング試験などを経て本格的２２ＧＨｚ観測へイメージング試験などを経て本格的２２ＧＨｚ観測へ 韓国・中国との実験観測（宮崎さん）韓国・中国との実験観測（宮崎さん）

VERA-KVNVERA-KVN はは 22GHz22GHz の観測が中心の観測が中心 広帯域観測システム・・・検討が進められている広帯域観測システム・・・検討が進められている

茨城 32m x 2

高萩３２ｍ天体追尾・試験受信成功22GHz 試験受信成功

日立３２ｍフリンジ検出成功ＶＬＢＩ画像！？

最近の観測実績と研究内容最近の観測実績と研究内容 20102010 年年 11月～現在月～現在

計３３件の観測計３３件の観測 8 GHz 58 GHz 5回 回 22 GHz 622 GHz 6回回 6.7 GHz 4 6.7 GHz 4 回回

合計観測時間合計観測時間 約約 150150時間時間 大学連携・光結合を含む大学連携・光結合を含む

観測システムは安定運用状観測システムは安定運用状態態

研究内容研究内容 8GHz8GHz

高エネルギー観測（Ｘ、高エネルギー観測（Ｘ、γγ ）とＪＶＮで同時にＡＧ）とＪＶＮで同時にＡＧＮを観測Ｎを観測

ＡＧＮと周囲のガスＡＧＮと周囲のガス ＹＳＯＹＳＯ

22 GHz22 GHz AGNAGN と周囲のガスと周囲のガス ＹＳＯＹＳＯ

6.7GHz6.7GHz MethanolMethanol 大規模観測大規模観測

本格的な観測計画の立案と推進が必要な時期になった

進行中の計画進行中の計画 東アジア東アジア VLBIVLBI 観測網（観測網（ EAVNEAVN ）への発展）への発展

CVN/KVN (Australia?)CVN/KVN (Australia?) との協力との協力 試験観測本格化、イメージも得られた試験観測本格化、イメージも得られた 試験的共同利用観測へ試験的共同利用観測へ

VSOP-2VSOP-2 への準備への準備 22GHz22GHz 観測／両偏波システムの開発観測／両偏波システムの開発

新新 VLBIVLBI 観測システムの導入観測システムの導入 広帯域観測システム検討中広帯域観測システム検討中

国立天文台で開発したディスクシステムが核となりそう国立天文台で開発したディスクシステムが核となりそうソフト相関器 ソフト相関器 ((三鷹バックアップ相関器三鷹バックアップ相関器 ))

VSOP-2VSOP-2 地上観測網として地上観測網として JVN / EAVNJVN / EAVN が位置づけられているが位置づけられている VSOP-2 VSOP-2 への準備を開始（偏波観測など）への準備を開始（偏波観測など）

2500

km

5000 km

山口３２ｍの山口３２ｍの 22GHz22GHz 化化 20052005 年度開始年度開始

常温アンプだけで試験常温アンプだけで試験受信受信

W49NW49N 、木星など、木星など 開口能率最大開口能率最大 30%30% をを

実証実証 VLBIVLBI にも成功にも成功

20082008 年度、冷却受信年度、冷却受信機製作開始機製作開始 真空実験、冷却実験を真空実験、冷却実験を行った行った

アンプは天文台が支給アンプは天文台が支給 ポラライザは大阪府立ポラライザは大阪府立

大学が支給大学が支給 組み込み、設置、試験組み込み、設置、試験

観測が課題観測が課題

ホーン底面

ターミネータ

ポラライザ

テーパ管

クロスガイドカプラ

ノイズソー スす

初段アンプ

ＢＰＦ

２段アンプ

アイソレータ

出力ケーブル

0

0.2

0.4

0.6

0.8

1

0 10 20 30 40 50 60 70 80 90

Aperture Efficiency of Yamaguchi 32mat 22GHz

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Elevation [deg]

2006/ 10/ 08-14Reference source : J upiter 44J y