日本水道鋼管協会

取扱製品日本水道鋼管協会

Japan Water Steel Pipe Association

2017. 3. 1TH　TX

〒102-0074　東京都千代田区九段南4-8-9（日本水道会館）TEL 03（3264）1855　FAX 03（3264）1856 ホームページ：http://www.wsp.gr.jp/

日 本 水 道 鋼 管 協 会

〒102-0074　東京都千代田区九段南4-8-9（日本水道鋼管協会内）TEL 03（3264）1866　FAX 03（3264）1869

塩ビライニング鋼管リサイクル協会塩ビライニング鋼管は

当協会がリサイクルしております。

日本水道鋼管協会 小径管部会 会員名簿

■ 正 会 員

株 式 会 社 協 成

J F E ス チ ー ル 株 式 会 社

新 日 鐵 住 金 株 式 会 社

積 水 化 学 工 業 株 式 会 社

■ 賛助会員　

ア サ ダ 株 式 会 社

ア ル ケ マ 株 式 会 社

株 式 会 社 興 和 工 業 所

シ ー ケ ー 金 属 株 式 会 社

J F E 継 手 株 式 会 社

ジ ャ パ ン ・ エ ン ヂ ニ ア リ ン グ 株 式 会 社

シ ン ワ 工 業 株 式 会 社

第 一 高 周 波 工 業 株 式 会 社

ダ イ セ ル ・ エ ボ ニ ッ ク 株 式 会 社

株 式 会 社 多 久 製 作 所

東 亜 高 級 継 手 バ ル ブ 製 造 株 式 会 社

東 海 鋼 管 株 式 会 社

日 商 テ ク ノ 株 式 会 社

日 鉄 住 金 防 蝕 株 式 会 社

日 本 ヘ ル メ チ ッ ク ス 株 式 会 社

ノ ー ラ エ ン ジ ニ ア リ ン グ 株 式 会 社

東 尾 メ ッ ク 株 式 会 社

日 立 金 属 株 式 会 社

株 式 会 社 リ ケ ン

流 浸 工 業 株 式 会 社

レ ッ キ ス 工 業 株 式 会 社

■ 特別会員

塩 ビ ラ イ ニ ン グ 鋼 管 リ サ イ ク ル 協 会

（五十音順）

都市、街、くらしの水まわり。多彩なステージで活躍するライニング鋼管。

給水管に使用されたライニング鋼管（VB）

給水、中水、排水に使用されたライニング鋼管（VA、PA、D-VA）

給水設備配管に使用されたフランジ付塩ビライニング鋼管（FVA）

施工事例

1

配管イメージ

仕様及び寸法

メーカー一覧

管の種類・用途

管端防食施工

施　工　方　法

使用上の注意事項

ライニング鋼管とは

2

都市、街、くらしの水まわり。多彩なステージで活躍するライニング鋼管。

簡単・確実な施工で、接合部も高い信頼性があります。施　工

給水用および給湯用のラ イ ニ ン グ鋼管は、コ ア内蔵の管端防食継手に ねじ接合するだけで簡単・確実な施工ができます。ゴムシールや抜け止めの必要がありません。管端防食継手はJPF規格品のため、メーカーによる違いがなく施工も容易です。

使い慣れた「ねじ接合」は抜群の信頼性。JPF規格品の継手も豊富です。

品　質耐久性・耐食性に優れています。

清潔な水をいつまでも。

給水用および給湯用のライニング鋼管は、コアを内蔵した管端防食継手を使用して配管することにより、良好な防食ができます。長期耐食性に優れ、「赤水」や「白濁」の心配がありません。

（例） 硬質塩化ビニルライニング鋼管（給水装置）の品質規定

味臭気色度濁度有機物（全有機炭素（TOC）の量）鉛および鉛化合物亜鉛および亜鉛化合物残留塩素の減量

異常でないこと異常でないこと5度以上2度以上3mg/L以下0.01mg/L以下1.0mg/L以下0.7mg/L以下

品　質　規　定項　目

衛生的で安全です。厚生労働省の定めた水道管材の浸出試験も満たしています。安全性

給 水 管 材 の 使 用 実 態使用率

■ライニング鋼管［硬質塩化ビニルライニング鋼管］［ポリエチレン粉体ライニング鋼管］

■ 耐衝撃性硬質塩化ビニル管［硬質塩化ビニル管含む］

■ ステンレス鋼管

■ その他

※空気調和衛生工学会誌　2014,2015,2016 年 2 月号　給排水衛生設備件数調査結果より

13%9%

22%56%

ライニング鋼管とは

配管イメージ

仕様及び寸法

メーカー一覧

管の種類・用途

管端防食施工

施　工　方　法

使用上の注意事項

ビル建築モデル配管図

集合住宅モデル配管図

3

雨水マス

ブースターポンプ

雨水排水管NTA,D-VA

給水管VB,PB

給　水

排　水雨　水

排水マス

雑排水管NTA,D-VA

4

量水器

揚水ポンプ受水槽

給水引込管（埋設）VD，PD

VS

排水マス

排水マス

地下排水槽

ポンプ

給湯循環ポンプ

蒸気ボイラー

貯湯槽

水槽

消火配管（埋設）

供給管

送水口消　火

冷温水

冷却水

冷温水ヘッダー

冷温水還管HVAHFVAH-FCAFNPRNP

冷却水還管FVB，FPB，VB，PB

冷温水往管HVAHFVAH-FCAFNPRNP

冷却水往管FVB，FPB，VB，PB

給湯往管HVA

給湯還管HVA

冷温水ポンプ

冷温水発生機

冷却水ポンプ

冷凍機

空調機

冷却塔膨張タンク

消火用充水タンク

高置水槽

雑排水管NTA，D-VA

汚水排水管NTA，D-VA

給水管VB，PB

揚水管VB，PB

通気管

排　水

給　水

給　湯

消火配管SGP（白）SGPWSTPG（白）MN（白）

永年の豊富な実績が、多くの信頼を得ています。建築物の長寿命化にともない建築設備配管の耐久性の向上が要求されてきています。各種仕様区分に応じて、鋼管の機械的強度と合成樹脂による耐食性を兼ね備えた信頼性の高い防食鋼管および継手について紹介します。

水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管（JWWA K 116）フランジ付硬質塩化ビニルライニング鋼管（WSP 011）水道用耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管（JWWA K 140）消火用硬質塩化ビニル外面被覆鋼管（WSP 041）排水用硬質塩化ビニルライニング鋼管（WSP 042）

給水　　　給湯　　　消火　　　排水　　　冷却水　　　冷温水

■ 硬質塩化ビニルライニング鋼管VA,VB,VDFVA,FVB,FVDHVAVSD-VA

管　 種　（規　格） 記　号用 途

水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管（JWWA K 132）フランジ付ポリエチレン粉体ライニング鋼管（WSP 039）

■ ポリエチレン粉体ライニング鋼管

排水用ノンタールエポキシ塗装鋼管（WSP 032）ナイロンコーティング鋼管（WSP 067）

■ その他

PA,PB,PDFPA,FPB,FPD

NTAFNP,RNP

管　 種　（規　格） 記　号用 途

雨水の利用の推進に関する法律の規定に基づき、国及び独立行政法人等は「最下階床下等で雨水の一時的な貯留に活用できる空間」を有する新築建築物において雨水利用施設の設置率を原則100％とする閣議決定をしました。雨水利用とは、雨水貯留によって得られた水を、雑用水として水洗トイレ、散水、修景、清掃等の用途（飲用以外）に利用し、資源の節約、効率化を図るものです。腐食に強い硬質塩化ビニルライニング鋼管およびポリエチレン粉体ライニング鋼管などが最も適しているとされています。

ルーフドレン雨水

GL

公共下水道

沈砂槽等 雨水貯留槽 雑用水槽

消毒装置 ポンプ

屋外散水栓

トイレ

雨水利用

給水・給湯配管図

消火配管図

給　水給　湯

管端防食継手

給水栓用継手

洗面所

給湯設備

洗濯機

バスルーム

トイレ

給水管

キッチン管端防食バルブ

5 6

ライニング鋼管とは

配管イメージ

仕様及び寸法

メーカー一覧

管の種類・用途

管端防食施工

施　工　方　法

使用上の注意事項

配 管 イ メ ー ジ

屋内配管には、各種亜鉛めっき鋼管と亜鉛めっき継手を組み合わせます。埋設部分には硬質塩化ビニルライニング鋼管と外面樹脂被覆継手を組み合わせます。

給水用には、硬質塩化ビニルライニング鋼管あるいはポリエチレン粉体ライニング鋼管と水道用管端防食継手を組み合わせます。給湯用には

耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管と給湯用管端防食継手を組み合わせます。給水栓、バルブ、メーター廻りの異種金属接

合部は、異種金属接触防止形継手を使用します。

排水配管図

排　水

可とう継手排水立て管

洗面所

洗濯機

バスルーム

トイレ

キッチン

排水管

継手

排水管

継手

通気管

2管式1管式

軽量な硬質塩化ビニルライニング鋼管およびノンタールエポキシ塗装 鋼管と、排水鋼管用可とう継手を組み合わせます。

戸建配管図

戸 建 住 宅の 給 水・給 湯の配管にも、各種防食鋼管と管 端 防 蝕 継 手を組み合わせます。

洗面所

バスルーム

キッチントイレ

給　水給　湯排　水 排水マス

洗面所

洗面所

バスルーム

トイレ

キッチントイレ

給　水給　湯排　水 排水マス

ポンプユニット

水槽

スプリンクラーヘッド 消火栓 放水口

末端試験弁

消　火（屋内）　　排　水（埋設）

アラーム弁

制御弁

テスト弁消火用充水タンク

スプリンクラー送水口

連結送水口

外面樹脂被覆継手

地下式消火栓

SGP-VS

不凍式消火栓

器具付消火栓

屋外消火栓用ポンプ

水槽屋外消火栓設備

3F

2F

1F

4F

14F

15F

RF

SGP-VS

消火栓ボックス

連結送水管送水口（双口）

STPG（白）

STPG（白）

補助用高置水槽

B1

1F

2F

3F

4F

RF

SGP-VS（地中埋設）

SGP-VS（地中埋設）

スプリンクラー用ポンプ

消火栓ボックス（地下）

消火栓ボックス

消火用充水タンク

消火用充水タンクスプリンクラーヘッド

屋内消火栓用ポンプ水槽スプリンクラー

送水口（双口）

SGP（白）

SGP（白）

屋内消火栓設備

スプリンクラー設備（閉鎖形）

連結送水管設備

区 分 管種（規格） 記　号 JFEスチール 新日鐵住金 積水化学工業 協　成 そ　の　他

消 　 火排 水空 調工 業 用 水下 水 他

水配管用亜鉛めっき鋼管（JIS G 3442） SGPW ○ ○ ー ー ー

配管用炭素鋼鋼管（JIS G 3452） SGP ○ ○ ー ー ー

圧力配管用炭素鋼鋼管（JIS G 3454） STPG ○ ○ ー ー ー

耐溝状腐食電縫鋼管（上記3種類に適用） MN ミゾノン スーパーシーム

（タフシーム） ー ー ー

給 水冷 却 水

水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管

（JWWA K 116）

VAVB JLP VLP

（スミコートPV） エスロンLP キーロンLP ー

VD JLP VD VLP-VD（スミコートPV-VD） エスロンWVLP キーロンLP-VD ー

水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管

（JWWA K 132）

PAPB PFP FLP

（スミコートPE） ー ー ー

PD PFP-PD FLP-PD（スミコートPE-S） ー ー ー

給湯／冷温水 水道用耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管（JWWA K 140） HVA ー ー エスロンHTLP ー ー

消 火 消火用硬質塩化ビニル外面被覆鋼管（WSP 041） VS 消火管VS ー エスロン外防VS キーロンVF ー

排 水

排水用ノンタールエポキシ塗装鋼管（WSP 032） NTA ー ELP-NTA

（スミコートTEX） ー ー シンワ工業 ※1多久製作所 ※1

排水用硬質塩化ビニルライニング鋼管（WSP 042） D-VA JDLP ー エスロンDVLP キーロンDL ー

フ ラ ン ジ 付（ 給 水 ）（ 冷 却 水 ）

フランジ付硬質塩化ビニルライニング鋼管（WSP 011）

FVAFVB ー ー ー ー

ジャパン・エンヂニアリングシンワ工業多久製作所

FVD ー ー ー ー

フランジ付ポリエチレン粉体ライニング鋼管（WSP 039）

FPAFPB ー ー ー ー ジャパン・エンヂニアリング

シンワ工業第一高周波工業

多久製作所流浸工業FPD ー ー ー ー

フ ラ ン ジ 付（ 冷 温 水 ）

フランジ付耐熱性樹脂ライニング鋼管（WSP 054）

H-FVA ー ー ー ー

シンワ工業

H-FCA ー ー ー ー

フ ラ ン ジ 付リ ン グ 付

（水道、空調）

ナイロンコーティング鋼管（WSP 067）

FNP （フランジ付） ー ー ー ー

興和工業所ジャパン・エンヂニアリング

シンワ工業多久製作所東海鋼管

日鉄住金防蝕流浸工業

RNP （リング付） ー ー ー ー

区 分 管種(規格） 記　号防 食 仕 様 定 尺 寸 法

継　手

内　面 外　面 4m 5.5m

消 火排 水空 調工 業 用 水下 水 他

水配管用亜鉛めっき鋼管（JIS G 3442） SGPW 亜鉛めっき 亜鉛めっき 15〜100A 125〜500A

ねじ継手溶接継手

ハウジング継手フランジ付継手

MDジョイント

配管用炭素鋼鋼管（JIS G 3452） SGP

白管 亜鉛めっき 亜鉛めっき 15〜100A 125〜500A

黒管 15〜500A

圧力配管用炭素鋼鋼管（JIS G 3454） STPG

白管 亜鉛めっき 亜鉛めっき 15〜500A

黒管 15〜500A

耐溝状腐食電縫鋼管 （上記3管種に適用） 上記3管種（SGPW、SGP、STPG）を参照

125A以上（STPGは15〜500A）

給 水冷 却 水

水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管

（JWWA K 116）

VA

硬質ポリ塩化ビニル

一次防せい塗装

15〜150A

管端防食継手 （VD、PD用は

外面被覆）

VB 亜鉛めっき

VD 硬質ポリ塩化ビニル

水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管

（JWWA K 132）

PA

ポリエチレン

一次防せい塗装

15〜100APB 亜鉛めっき

PD ポリエチレン

給 湯冷 温 水

水道用耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管（JWWA K 140） HVA 耐熱性硬質ポリ

塩化ビニル一次防せい

塗装 15〜100A 耐熱性管端防食継手

消 火 消火用硬質塩化ビニル外面被覆鋼管（WSP 041） VS 亜鉛めっき 硬質ポリ

塩化ビニル 15〜150A 外面被覆継手（内面亜鉛めっき）

排 水

排水用ノンタールエポキシ塗装鋼管（WSP 032） NTA ノンタール

エポキシ一次防せい

塗装 32〜350AMDジョイントドレネジ継手

圧送排水鋼管用可とう継手

排水用硬質塩化ビニルライニング鋼管（WSP 042） D-VA 硬質ポリ

塩化ビニル一次防せい

塗装 40〜200A MDジョイント

フ ラ ン ジ 付（ 給 水 ）（ 冷 却 水 ）

フランジ付硬質塩化ビニルライニング鋼管（WSP 011）

FVA

硬質ポリ塩化ビニル

一次防せい塗装

20〜150A

200〜400A

フランジ付継手FVB 亜鉛めっき

FVD 硬質ポリ塩化ビニル 200A

フランジ付ポリエチレン粉体ライニング鋼管（WSP 039）

FPA

ポリエチレン

一次防せい塗装

20〜 32A　2.75ｍ40〜1200A　5.5 ｍ フランジ付継手FPB 亜鉛めっき

FPD ポリエチレン

フ ラ ン ジ 付（ 冷 温 水 ）

フランジ付耐熱性樹脂ライニング鋼管（WSP 054）

H-FVA 耐熱性硬質ポリ塩化ビニル 一次防せい

塗装 65〜150A 200〜300A フランジ付継手

H-FCA ポリフェニレンサルファイド

フ ラ ン ジ 付リ ン グ 付( 水道、空調 )

ナイロンコーティング鋼管（WSP 067）

FNP(フランジ付)

ナイロン ナイロン

FNP・20〜800A

RNP・20〜500A

20A 2ｍ25A 2.75ｍ32〜40A 4ｍ50〜500A 5.5ｍ550〜800A 6ｍ

フランジ付継手ハウジング継手RNP

(リング付)

水道および建築配管用鋼管のメーカー別製造状況水道および建築配管用鋼管の防食仕様及び定尺寸法等

※1 排水用フランジ付ノンタールエポキシ塗装鋼管 備考：（　）は旧名称備考：フランジ付ライニング鋼管の定尺寸法（4m、5.5m）は最大長さを表す。

7 8

ライニング鋼管とは

配管イメージ

仕様及び寸法

メーカー一覧

管の種類・用途

管端防食施工

施　工　方　法

使用上の注意事項

メ ー カ ー 一 覧仕 様 及 び 寸 法

水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管（JWWA K 132）水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管（JWWA K 116）

1. 鋼管内面に硬質ポリ塩化ビニル管をライニングした製品。（VDは内外面ライニング）2. 長期の耐水性、耐久性があります。3. 水道給水用の他、冷却水、工業用水等広範囲な用途に使用できます。4. 実用上、使用圧力1.0MPa以下、使用温度は常温（40℃以下）で使用できます。

■ 製品概要1. 鋼管内面にポリエチレン粉体を融着ライニングした製品です。（PDは内外面ライニング）2. 長期の耐水性、耐久性、水道給水用に使用されます。3. 寒冷地での使用も可能です。4. 実用上、使用圧力1.0MPa以下、使用温度は常温（40℃以下）で使用できます。

■ 製品概要

記　号 構　成 原　管 外 面 処 理 適 用 例

SGP-VA

外面処理

鋼管硬質ポリ塩化ビニル

JIS G 3452 の黒管 一次防せい塗装 屋内配管

SGP-VB

外面処理

鋼管硬質ポリ塩化ビニル

JIS G 3442 亜鉛めっき 屋内配管及び屋外露出配管

SGP-VD

外面処理

鋼管硬質ポリ塩化ビニル

JIS G 3452 の黒管 硬質ポリ塩化ビニル被覆

地中埋設配管及び屋外露出配管

■ 種類・適用例

記　号 構　成 原　管 外 面 処 理 適 用 例

SGP-PA

外面処理

鋼管ポリエチレン

JIS G 3452 の黒管

一次防せい塗装 屋内配管

SGP-PB

外面処理

鋼管ポリエチレン

亜鉛めっき 屋内配管及び屋外露出配管

SGP-PD

外面処理

鋼管ポリエチレン

ポリエチレン被覆（１層） 地中埋設配管

■ 種類・適用例

SGP-VA SGP-VB SGP-VD SGP-PA SGP-PB SGP-PD

■ 寸法表示

1. 寸法表 2. 表示例

単位：mm

呼び径（A）

鋼 管 部内面用

ビニル管部厚さVDの外面被覆部厚さ 近似内径

外　径 厚　さ 質　量（kg/m）

15 21.7 2.8 1.31

1.5±0.2

1.5以上13.1

20 27.2 2.8 1.68 18.6

25 34.0 3.2 2.43

1.2以上

24.6

32 42.7 3.5 3.38 32.7

40 48.6 3.5 3.89 38.6

50 60.5 3.8 5.31 49.9

65 76.3 4.2 7.47 64.9

80 89.1 4.2 8.79

2.0±0.2

76.7

100 114.3 4.5 12.20

1.5以上

101.3

125 139.8 4.5 15.00 126.8

150 165.2 5.0 19.80 2.5±0.2 150.2

SGP-VB 20A 15-08

認証マーク又は日本水道協会検査証印

製造者マーク呼び径

種類の記号 製造年月

色相内面 灰色

外面

VA 濃い茶色

VB 亜鉛めっき

VD 青色

備考　管の長さは、4,000mmとします。

■ 寸法表示

1. 寸法表 2. 表示例

単位：mm

呼び径（A）

鋼 管 部内面

ライニング厚さPDの外面被覆部厚さ 近似内径

外　径 厚　さ 質　量（kg/m）

15 21.7 2.8 1.31

0.30以上1.7以上

14.9

20 27.2 2.8 1.68 20.4

25 34.0 3.2 2.43

1.5以上

26.4

32 42.7 3.5 3.38

0.35以上

34.5

40 48.6 3.5 3.89 40.4

50 60.5 3.8 5.31 51.7

65 76.3 4.2 7.47

0.40以上

66.3

80 89.1 4.2 8.79 79.1

100 114.3 4.5 12.20 1.6以上 103.7

SGP-PB 20A 15-08

認証マーク又は日本水道協会検査証印

製造者マーク呼び径

種類の記号 製造年月

ストライプ

色相内面 水色

外面

PA 薄い茶色

PB 亜鉛めっき

PD 青色

備考 　1. 管の長さは、4,000mm以上とします。 　2. 近似内径は、鋼管の寸法と実際のライニング厚さから算出しました。

9 10

ライニング鋼管とは

配管イメージ

仕様及び寸法

メーカー一覧

管の種類・用途

管端防食施工

施　工　方　法

使用上の注意事項

管 の 種 類 ・ 用 途

消火用硬質塩化ビニル外面被覆鋼管（WSP 041）水道用耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管（JWWA K 140）

1. 鋼管内面に耐熱性硬質ポリ塩化ビニル管をライニングした製品です。2. 実用上、使用圧力1.0MPa以下、使用温度は85℃以下で使用できます。

記　号 構　成 原　管 適 用 例

SGP-HVA

一次防せい塗装

鋼管耐熱性硬質ポリ塩化ビニル

JIS G 3452 の黒管 給 湯 用冷温水用

■ 種類・適用例

SGP-HVA

■ 寸法表示

1. 寸法表 2. 表示例

単位：mm

呼び径（A）

ラ　イ　ニ　ン　グ　管 参　考

鋼 管 部 内面用ビニル管部

鋼管の厚さ ライニング管の近似内径外　径 外径の

許容差 厚さ 厚さの許容差

15 21.7

±0.5

2.5 ±0.2

2.8 11.1

20 27.2 2.8 16.6

25 34.0 3.2 22.6

32 42.7

3.0

±0.5

3.5 29.7

40 48.6 3.5 35.6

50 60.5 3.8 46.9

65 76.3 ±0.7 3.5 4.2 60.9

80 89.1±0.8 4.0

4.2 72.7

100 114.3 4.5 97.3

15-08

製造年月

認証マーク又は日本水道協会検査証印

SGP-HVA 50A

製造者マーク呼び径

種類の記号

色相内面 茶色

外面 濃い灰色（暗灰緑色など）

備考　管の長さは、4,000mmとします。

1. 亜鉛めっき鋼管の外面に硬質ポリ塩化ビニルを被覆した製品です。2. 用途は、消火配管用で、外面耐食性を硬質ポリ塩化ビニル被覆で強化したもので、地中埋設用に使用されます。3. 実用上、使用温度は常温（40℃以下）で使用できます。使用圧力は1.0MPa以下はSGP-VSを、1.0MPaを超える場合は、

STPG-VSが使用できます。

記　号 構　成 原　管 外 面 処 理 適 用 例

SGP-VS

硬質ポリ塩化ビニル

鋼管亜鉛めっき

JIS G 3452（SGP）の白管

硬質ポリ塩化ビニル被覆

地中埋設配管及び屋外露出配管STPG370-VS

硬質ポリ塩化ビニル

鋼管亜鉛めっき

JIS G 3454（STPG）のスケジュール40以上の

白管

STPG410-VS硬質ポリ塩化ビニル

鋼管亜鉛めっき

■ 種類・適用例

SGP-VS STPG370-VS

■ 寸法表示

1. 寸法表 2. 表示例

単位：mm

呼び径（A） 外面被覆厚さ 長さ

参 考 値

原管の外径

151.5以上

4,000

21.7

20 27.2

25

1.2以上

34.0

32 42.7

40 48.6

50 60.5

65 76.3

80 89.1

100

1.5以上

114.3

125 139.8

150 165.2

14-10

製造年月

SGP-VS 80A

製造者マーク 呼び径

種類の記号

色相内面 亜鉛めっき

外面 黄土色

備考　200A以上については注文者との協議により製造することができます。

■ 製品概要 ■ 製品概要

11 12

管 の 種 類 ・ 用 途ライニング鋼管とは

配管イメージ

仕様及び寸法

メーカー一覧

管の種類・用途

管端防食施工

施　工　方　法

使用上の注意事項

排水用硬質塩化ビニルライニング鋼管（WSP 042）排水用ノンタールエポキシ塗装鋼管（WSP 032）

1. 鋼管内面にノンタールエポキシ塗料を塗装した製品。2. 耐水性に優れ、汚水及び雑排水などに使用されます。3. 実用上、製品性能として使用圧力1.0MPa以下、使用温度は80℃以下で使用できます。ただし連続的に高温になるような

使い方はお避けください。なお使用時圧力がかかる場合や使用温度により、適用する継手を選定しご使用ください。

記　号 構　成 原　管 適 用 例

SGP-NTA

一次防せい塗装

鋼管ノンタールエポキシ樹脂塗装

JIS G 3452の黒管 屋内配管（排水）

■ 種類・適用例 記　号 構　成 原　管 適 用 例

D-VA

一次防せい塗装

硬質ポリ塩化ビニル

鋼管

JIS G 3452に準拠 屋内配管用（排水）

■ 種類・適用例

SGP-NTA SGP-NTA フランジ付

■ 寸法表示

1. 寸法表 2. 表示例

単位：mm

呼び径（A）

塗装鋼管 原管（参考）

塗膜厚さ 長　さ　 外　径 厚　さ 質量（kg/m）

32

0.3以上 5,500

42.7 3.5 3.38

40 48.6 3.5 3.89

50 60.5 3.8 5.31

65 76.3 4.2 7.47

80 89.1 4.2 8.79

100 114.3 4.5 12.20

125 139.8 4.5 15.00

150 165.2 5.0 19.80

200 216.3 5.8 30.10

250 267.4 6.6 42.40

300 318.5 6.9 51.00

350 355.6 7.9 67.70

08-2014

製造年月

SGP-NTA 50A × 5,500

製造者マーク 呼び径長さ

種類の記号

色相内面 黒色

外面 濃い緑色

1. 鋼管内面に硬質ポリ塩化ビニル管をライニングした製品で、強度と耐食性をかねそなえた排水用ライニング鋼管。2. 他の排水鋼管と比べ軽量なため、作業性に優位な製品。3. 実用上、無圧（排水）用途、使用温度は60℃以下で使用できます。ただし連続的に高温になるような使い方はお避けください。

D-VA

■ 寸法表示

1. 寸法表

単位：mm

呼び径（A）

ライニング管外径

原　管 ビニル管

長　さ

参　考

肉　厚 許 容 差※ 肉　厚 許 容 差 ライニング管平均肉厚

40 48.6±0.5 2.0

−0.3

1.5

±0.2

5,500

3.5

50 60.5±0.6 2.0 1.5 3.5

65 76.3±0.8 2.3 1.5 3.8

80 89.1±0.9 2.3 2.0

±0.3

4.3

100 114.3±1.1 2.8 2.0 4.8

125 139.8±1.4 2.8 2.0 4.8

150 165.2±1.7 3.2 2.5 5.7

200 216.3±2.0 3.8 −0.4 2.5 6.3

※ プラス側の許容差は規定しない。

2. 表示例 色相内面 灰色または黒色

外面 こげ茶色15-4

製造年月

D-VA 50A

製造者マーク 呼び径

種類の記号

■ 製品概要 ■ 製品概要

13 14

管 の 種 類 ・ 用 途ライニング鋼管とは

配管イメージ

仕様及び寸法

メーカー一覧

管の種類・用途

管端防食施工

施　工　方　法

使用上の注意事項

フランジ付ポリエチレン粉体ライニング鋼管（WSP 039）フランジ付硬質塩化ビニルライニング鋼管（WSP 011）

1. フランジ付鋼管の内面に硬質ポリ塩化ビニル管をライニングした製品。（直管及び異形管）2. 耐食性に優れ広範囲の用途（給水管、空調冷却水、工業用水、その他）に使用できます。3. 実用上、使用圧力1.0MPa以下、使用温度は50℃以下で使用できます。

1. フランジ付鋼管内面にポリエチレン粉体を熱融着した製品。（直管及び異形管）2. 耐食性に優れた給水管用で比較的大きい口径に使用できます。3. 実用上、使用温度は60℃以下で使用できます。使用圧力は1.0MPa以下は鋼管記号のSGPを、1.0MPaを超える場合は、

鋼管記号STPGまたはSTPYが使用できます。

SGP-FPA SGP-FPB

SGP-FVA SGP-FVB SGP-FVD

SGP-FPD

■ 寸法表示1. 寸法表 2. 表示例

単位：mm

呼び径（A）

ラ　イ　ニ　ン　グ　管参　考

鋼 管 部 内面用ビニル管部 外面被覆部

外　径外径の許容差

厚　さ 厚さの許容差 厚　さ 鋼管部

厚さライニング管の

近似内径直 管 継 手

20 27.2

±0.5±2.0 1.5

＋規定しない−0.5

1.5以上 2.8 18.6

25 34.0

1.2以上

3.2 24.6

32 42.7 3.5 32.7

40 48.6 3.5 38.6

50 60.5

±1.0%

3.8 49.9

65 76.3 4.2 64.9

80 89.1±2.5

2.0

4.2 76.7

100 114.3

1.5以上

4.5 101.3

125 139.8

±3.5

4.5 126.8

150 165.2 ±1.62.5

5.0 150.2

200 216.3

±0.8%

5.8 199.7

250 267.4

＋5.0−4.5

3.06.6 248.2

300 318.5 6.9 298.7

350 355.63.5 −

7.9 332.8

400 406.4 7.9 383.6

16-4

製造年月

SGP-FVB 200A × 5,500

製造者マーク呼び径 長さ

種類の記号

色相内面 灰色

外面

FVA 茶色

FVB 亜鉛めっき

FVD 青色

備考 　1. ライニング管直管FVDの規格とし、呼び径20〜200Aの範囲とする。 　2. 最大長は、150A以下は4,000m　200A以上は5,500mmとします。

■ 寸法表示1. 寸法表 2. 表示例

単位：mm

呼び径（A）

ラ　イ　ニ　ン　グ　管鋼 管 部 内面ライニング 外面被覆部

外　径許 容 差

厚　さ 厚　さ直　管 継　手

20 27.2

±0.5

±2.00.5以上 0.5以上

25 34.0

32 42.7

40 48.6

50 60.5

±1.0%

65 76.3

0.8以上 0.8以上80 89.1±2.5

100 114.3

125 139.8

±3.5

1.0以上 1.0以上

150 165.2 ±1.6

200 216.3

±0.8%

250 267.4

＋5.0−4.5

300 318.5

350 355.6

400 406.4

450 457.2

500 508.0 ＋6.4−4.8　

16-4

製造年月

SGP-FPA 200A × 5,500

製造者マーク呼び径 長さ

種類の記号

色相内面 黒色

外面

FPA 茶色

FPB 亜鉛めっき

FPD 黒色

備考 　1. 直管の長さ32A以下は最大2,750mm、40A以上は最大5,500mmとします。 　2. 直管550A〜1,200A及び異形管の詳細寸法については、WSP039をご参照ください。

記　号 構　成 外 面 処 理 適 用 例

SGP-FVA

外面処理

鋼管硬質ポリ塩化ビニル

一次防せい塗装 屋内配管

SGP-FVB

外面処理

鋼管硬質ポリ塩化ビニル

亜鉛めっき 屋内及び屋外露出配管

SGP-FVD

外面処理

鋼管硬質ポリ塩化ビニル

硬質ポリ塩化ビニル樹脂被覆 地中埋設及び屋外露出配管

■ 種類・適用例

記　号 構　成 外 面 処 理 適 用 例

※鋼管の記号-FPA

外面処理

鋼管ポリエチレン

一次防せい塗装 屋内配管

※鋼管の記号-FPB

外面処理

鋼管ポリエチレン

亜鉛めっき 屋内配管及び屋外露出配管

※鋼管の記号-FPD

外面処理

鋼管ポリエチレン

ポリエチレン外面被覆 地中埋設配管及び屋外露出配管

■ 種類・適用例 ※鋼管の記号　SGP、STPG、STPY

■ 製品概要 ■ 製品概要

15 16

管 の 種 類 ・ 用 途ライニング鋼管とは

配管イメージ

仕様及び寸法

メーカー一覧

管の種類・用途

管端防食施工

施　工　方　法

使用上の注意事項

ナイロンコーティング鋼管（WSP 067）フランジ付耐熱性樹脂ライニング鋼管（WSP 054）

1. フランジ付鋼管の内面に耐熱性樹脂をライニングした製品。（直管及び継手）2. 実用上、使用圧力1.0MPa以下、使用温度は70℃以下で使用できます。

1. フランジ付鋼管・リング付鋼管の内外面にナイロン樹脂をコーティングした製品。（直管及び異形管）2. 耐食性、耐候性に優れ広範囲の用途（水道水、冷却水、冷温水、工業用水、その他）に使用できます。3. 実用上、使用圧力1.0MPa以下、使用温度は60℃以下で使用できます。

RNP（白）

FNP（白）

RNP（グレー）

FNP（グレー）

RNP（ブルー）

FNP（ブルー）

■ 寸法表示

1. 寸法表 2. 表示例

単位：mm

呼び径（A）

鋼管部Ⅰ型 Ⅱ型

ライニング部 ライニング部

外　径外径の許容差

厚　さ 厚さの許容差 厚　さ 厚さの

許容差直　管 継　手

65 76.3

±1%

±2.0

3.0＋側の規定なし−0.5

0.5＋側の規定なし−0.2

80 89.1±2.5

100 114.3

125 139.8

±3.5150 165.2 ±1.6

200 216.3

±0.8%250 267.4 ＋5.0−4.5300 318.5

16-4

製造年月

H-FVA 80A × 4.0

製造者マーク呼び径 長さ

種類の記号

色相

内面Ⅰ型 茶色

Ⅱ型 黒色

外面 濃い緑色

備考 　1. 原管にベンドを使用した場合、曲り部の外径許容差は-5%とし、＋側は規定しない。 　2. フランジ部のライニング厚さは規定しない。 　3. 最大長さは、150A以下は4,000mm　200A以上は5,500mmとする。 　4. 対象口径、最大長については製造方法により加工範囲が異なるため、メーカーにご相談ください。

■ 寸法表示

1. 寸法表単位：mm

呼び径（A）

コーティング鋼管

鋼 管 部 内面部被膜 外面部被膜

最大長外 径

許 容 差 被膜厚さ

被膜厚さ鋼管外径 継手外径

20 27.2

±0.5±2.0

0.3以上

0.3以上

2,00025 34.0 2,75032 42.7

4,00040 48.650 60.5

±1.0%

5,500

65 76.380 89.1

±2.5100 114.3125 139.8

±3.5150 165.2 ±1.6200 216.3

±0.8%250 267.4 ＋5.0−4.5300 318.5

呼び径（A）

コーティング鋼管

鋼 管 部 内面部被膜 外面部被膜

最大長外 径

許 容 差 被膜厚さ

被膜厚さ鋼管外径 継手外径

350 355.6

±0.8%＋5.0−4.5

0.3以上

0.3以上

5,500400 406.4450 457.2500 508.0

＋6.4−4.8

550 558.8

±0.5%（周長） 6,000

600 609.6650 660.4700 711.2750 762.0800 812.8

2. 表示例 3. コーティング色

16-4

製造年月

FNP 200A

製造業者マーク

■フランジ付

呼び径

種類の記号

16-4

製造年月

RNP 200A

製造業者マーク

■リング付

呼び径

種類の記号白

グレー

ブルー

備考 　1. 水道用としては、呼び径25A以上とする。 　2. リング付き管の規格は、呼び径20A〜500Aの範囲とする。

種　類 記　号 構　成 内面ライニング 外 面 処 理 適　用　例

Ⅰ型フランジ付耐熱性

樹脂ライニング鋼管H-FVA

一次防せい塗装

鋼管耐熱性樹脂

耐熱性硬質ポリ塩化ビニル樹脂 一次防せい塗装

冷温水配管

Ⅱ型フランジ付耐熱性

樹脂ライニング鋼管H-FCA

一次防せい塗装

鋼管耐熱性樹脂

ポリフェニレンサルファイド樹脂 一次防せい塗装

■ 種類・適用例種　類 記　号 構　成 適 用 例

フランジ付 FNP被膜

水道施設配管（ポンプ室・水管橋・添架・地中埋設等）冷却・冷温水配管

リング付 RNP被膜 被膜

■ 種類・適用例

H-FVA H-FCA

■ 製品概要 ■ 製品概要

17 18

管 の 種 類 ・ 用 途ライニング鋼管とは

配管イメージ

仕様及び寸法

メーカー一覧

管の種類・用途

管端防食施工

施　工　方　法

使用上の注意事項

配管用炭素鋼鋼管（JIS G 3452）水配管用亜鉛めっき鋼管（JIS G 3442）

SGPW

SGP（黒管） SGP（白管）

■ 寸法表示1. 寸法表 2. 表示例

管の呼び径※1 外　径mm

外径の許容差mm

厚　さmm

厚さの許容差

ソケットを含まない単位質量

kg/mA B

15 1/2 21.7 ±0.5 2.8

＋規定しない

−12.5%

1.31

20 3/4 27.2 ±0.5 2.8 1.68

25 1 34.0 ±0.5 3.2 2.43

32 1 1/4 42.7 ±0.5 3.5 3.38

40 1 1/2 48.6 ±0.5 3.5 3.89

50 2 60.5 ±0.5 3.8 5.31

65 2 1/2 76.3 ±0.7 4.2 7.47

80 3 89.1 ±0.8 4.2 8.79

90 3 1/2 101.6 ±0.8 4.2 10.10

100 4 114.3 ±0.8 4.5 12.20

125 5 139.8 ±0.8 4.5 15.00

150 6 165.2 ±0.8 5.0 19.80

200 8 216.3 ±1.0 5.8 30.10

250 10 267.4 ±1.3 6.6 42.40

300 12 318.5 ±1.5 6.9 53.00

350 14 355.6 −※2 7.9 67.70

400 16 406.4 −※2 7.9 77.60

450 18 457.2 −※2 7.9 87.50

500 20 508.0 −※2 7.9 97.40

13-10

製造年月

80A × 4,000SGPW

種類の記号製造者マーク

長さ呼び径

表示色：赤色 ※1 呼び径はA又はBのいずれかを用いる。ただし、この規格においては、管の呼び径Aで代表する。※2 呼び径350A以上の管の外径の許容差は、周長測定によってもよい。この場合の許容差は、±0.5%とする。 　　ただし、外径（D）と周長（ｌ）との相互換算は、次の式による。D=l /π　ここに、D :外径（mm）、l :周長（mm）、π:3.1416備考　呼び径15A〜150A（フランジ付は450Aまで）長さは原則として4,000mm、但し200A以上は最大長さが5,500mmとします。

■ 寸法表示1. 寸法範囲 2. 表示例

呼 び 径：15A 〜 500A黒管長さ：5,500mm以上白管長さ： 15A 〜 200Aは4,000mm

200A以上は5,500mm 80A × 4,000 2014-4SGP-B

製造者マーク

JISマーク＋認証機関番号

種類の記号

製造方法を表す記号

呼び径

長さ 製造年月

製造方法 B：鍛接鋼管、E-G：電気抵抗溶接鋼管、 E-H：熱間仕上電気抵抗溶接鋼管、E-C：冷間仕上電気抵抗溶接鋼管

記　号 構　成 原　管 適 用 例

SGPW亜鉛めっき

鋼管JIS G 3452 の黒管 屋内、屋外の露出配管

■ 種類・適用例記　号 区　分 構　成 適 用 例

SGP

黒　管 鋼管 蒸気配管、油配管、エアー配管

白　管亜鉛めっき

鋼管

工業用水配管、空調設備配管、

衛生設備配管、消火用配管

■ 種類・適用例

1. 鋼管内外面に溶融亜鉛めっきを施した製品。（SGP白管よりもめっき層が厚い）2. 空調、消火、排水、下水、工業用水等広い用途に使用できます。3. 飲料用を目的とした水道管には使用できません。4. 実用上、使用温度は亜鉛めっきの耐食性範囲より、温水用途は50℃以下pH6〜12で使用できます。

■ 製品概要1． 亜鉛めっきを行わない管（黒管）と亜鉛めっきを行った管（白管）があります。2． 水配管用亜鉛めっき鋼管や各種ライニング鋼管の原管にも使用される鋼管です。3． 呼び径100A以下は鍛接もしくは熱間仕上電気抵抗溶接で製造され、125A以上は電気抵抗溶接で製造されています。4. 実用上、使用温度は白管で亜鉛めっきの耐食性範囲より、温水用途は50℃以下pH6〜12で使用できます。

■ 製品概要

19 20

管 の 種 類 ・ 用 途ライニング鋼管とは

配管イメージ

仕様及び寸法

メーカー一覧

管の種類・用途

管端防食施工

施　工　方　法

使用上の注意事項

圧力配管用炭素鋼鋼管（JIS G 3454）

■ 寸法表示1. 寸法範囲 2. 表示例呼び径： 電気抵抗溶接鋼管は15A 〜 650A

継目無鋼管は20A 〜 400A長 さ：5,500mm以上

100A×Sch80×5,500 2014-4STPG370-S-H

製造者マーク

JISマーク＋認証機関番号

種類の記号

製造方法を表す記号

呼び径

長さ呼び厚さ 製造年月

製造方法 S-H：継目無鋼管、E-G：電気抵抗溶接鋼管、 E-H：熱間仕上電気抵抗溶接鋼管、E-C：冷間仕上電気抵抗溶接鋼管

記　号 構　成 適 用 例

STPG370 消火用配管※（連結送水管、二酸化炭素消火配管など）、

工業用水配管※、空調設備配管※、蒸気配管

※白管を適用STPG410

亜鉛めっき（白管）又は亜鉛めっきなし（黒管）

鋼管

■ 種類・適用例

1． 350℃程度以下で使用する圧力配管に使用されます。2． 電気抵抗溶接鋼管、熱間仕上電気抵抗溶接鋼管および継目無鋼管の3種類があります。3． 電気抵抗溶接鋼管には水用途で溝状腐食を起こさない「耐溝状腐食電縫鋼管」もあります。4． 亜鉛めっきを行わない管（黒管）と亜鉛めっきを行った管（白管）があります。5. 実用上、使用温度は白管で亜鉛めっきの耐食性範囲より、温水用途は50℃以下pH6〜12で使用できます。

■ 製品概要

耐溝状腐食電縫鋼管

■ 寸法表示1. 寸法範囲 2. 表示例SGP　　125A〜500ASGPW　125A〜500ASTPG　 15A 〜 650A(Sch10、20)

600A(Sch30) 550A(Sch40) 500A(Sch60、80)

125A × 5,500 14-10SGP-E-G MN

製造者マーク

種類の記号

耐溝状腐食電縫鋼管を示す記号

製造方法を表す記号

長さ呼び径 製造年月

記　号 構　成 適 用 例

MN・JIS G 3452(SGP)の黒管、白管

・JIS G 3442(SGPW)

・JIS G 3454(STPG)の黒管、白管

　工業用水、空調、衛生、消火

■ 種類・適用例

1． 電縫鋼管を水用配管に使用した場合、電縫部が選択的に浸食されるいわゆる溝状腐食が発生する場合があります。 そのため鋼中成分の調整、電縫部の熱処理等によって、電縫部の溝状腐食を防止した製品です。

2． 耐溝状腐食電縫鋼管は、工業用水、空調（冷温水、冷却水）、衛生（雑排水）、消火の設備配管として適切です。3. 実用上、使用温度は白管で亜鉛めっきの耐食性範囲より、温水用途は50℃以下pH6〜12で使用できます。

■ 製品概要

水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管の製造工程例

水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管の製造工程例

1

原　　　管

亜鉛めっき

前　処　理

酸　　　洗

塩ビ管を原管に挿入

管体加熱で被覆

冷　　　却

3外面一次

防せい塗装

端　面　切　断

製　品　検　査

前　処　理

外面塩化ビニル被覆

2

製 品 検 査

第三者認証または日水協検査

原　　　管

酸　　　洗

外面亜鉛めっき

内 面 酸 洗

化　成　処　理

プライマー塗装

焼　　　付

予　　　熱

ポリエチレン粉体ライニング

後　加　熱

外面一次防せい塗装

4

製　品　検　査

外面ポリエチレン

被覆

製 品 検 査

第三者認証または日水協検査

※ メーカーにより［❶内外面同時被覆］と［❷外面後被覆］の場合があります。※ メーカーにより［❸外面一次防せい塗装］は端面切断後に行われます。

※ メーカーにより［❹外面一次防せい塗装］の前に内面被覆の製品検査が行われます。

VA VB VD PA PB PD

21 22

管 の 種 類 ・ 用 途ライニング鋼管とは

配管イメージ

仕様及び寸法

メーカー一覧

管の種類・用途

管端防食施工

施　工　方　法

使用上の注意事項

日本金属継手協会規格（JPF MP 003）

水道用管端防食継手

継手本体

樹脂成形部

ゴムリング、エラストマー

ゴムリング、エラストマー

ライニング鋼管

・A 形

継手本体

管端コア ゴム状リング又はOリング

リップ

ライニング鋼管

エポキシライニング層

・A 形

ライニング鋼管

継手本体

樹脂成形部

シール材螺旋状リップ付コア又は波状コア

・B 形

継手本体

ライニング鋼管

可動コア

環状突起付コア

樹脂成形部

ゴムリング

・C 形

日本水道協会規格（JWWA K 150）

継手本体

樹脂部

ライニング鋼管

備考　構造の詳細については、JWWA K 150をご参照ください

管端コア

樹脂部継手本体 樹脂被覆部

備考　構造の詳細については、JWWA K 150をご参照ください

給 水

消火配管用ねじ継手

日本金属継手協会規格（JPF MP 004）日本工業規格（JIS B 2301）

日本金属継手協会規格（JPF MP 004）日本工業規格（JIS B 2301）

ねじ込み継手（めっき品）

・屋内配管用

備考　亜鉛めっき処理のものを使用

ねじ込み継手（めっき品）

樹脂被覆

・埋設配管用

備考　亜鉛めっき処理した後、外面に樹脂被覆

JPF MP 004 ／ 圧力配管用ねじ込み式可鍛鋳鉄管製管継手JIS B 2301 ／ ねじ込み式可鍛鋳鉄製管継手

消 火

ライニング鋼管と銅合金製の器具などの接続に使用する継手です。内部の流水と接触する部分に、鉄地が露出しない構造で、一般形と異種金属接触防止形があります。異種金属接触防止形とは、異種金属の接触により生ずる腐食電流を小さくし、腐食を抑制する目的で、回路抵抗を大きくするための絶縁構造を一般形に付加した継手です。

樹脂成型部

樹脂成型部

可鍛鋳鉄製

管端防食構造（ライニング鋼管接続側）

樹脂成型部絶縁層

管端コア

めすアダプター

管端防食構造（ライニング鋼管接続側）

インナースリーブ（鉛レス銅合金製）

おすアダプター

樹脂成型部

管端コア

管端防食構造（ライニング鋼管接続側）

絶縁層インナースリーブ（鉛レス銅合金製）

樹脂成型部

鉛レス銅合金製

管端防食構造（ライニング鋼管接続側） 樹脂成型部

可鍛鋳鉄製

管端防食構造（ライニング鋼管接続側）

・一般形（一般形の本体には、可鍛鋳鉄製と鉛レス銅合金製があります）

・異種金属接触防止形

器具接続用管端防食継手日本金属継手協会規格（JPF MP 003）

給 水

耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管用管端防食継手日本金属継手協会規格 （JPF MP 005）

・Ⅱ形

継手本体ライニング鋼管

コア部

樹脂成型部

給 湯

Ⅱ形エルボ

コア内蔵形ソケット コア内蔵形チーズ コア内蔵形エルボ

23 24

�詳細については『管端防食継手を使用する方々へ』日本金属継手協会編をご参照ください。

ライニング鋼管とは

配管イメージ

仕様及び寸法

メーカー一覧

管の種類・用途

管端防食施工

施　工　方　法

使用上の注意事項

管端防食施工

管端防食部の構造は、コア内蔵Ⅰ形、コア内蔵Ⅱ形、コア内蔵Ⅲ形があります。

・コア内蔵Ⅰ形 ・コア内蔵Ⅲ形・コア内蔵Ⅱ形

管端防食バルブ日本バルブ工業会規格（JV 5）

消火配管用溶接継手

・屋内配管用 ※

※ 埋設用として使用する場合は、適切な外面防食処置を施す

日本工業規格（JIS B 2311）（JIS B 2312）（JIS B 2313）（JIS B 2316）JIS B 2311 ／一般配管用鋼製突合せ溶接式管継手JIS B 2312 ／配管用鋼製突合せ溶接式管継手

JIS B 2313 ／配管用鋼板製突合せ溶接式管継手JIS B 2316 ／配管用鋼製差込み溶接式管継手

消 火

消火配管用ハウジング形管継手［製品：日本消防設備安全センター評定取得品］

日本金属継手協会規格（JPF MP 006）JPF MP 006 ／ハウジング形管継手

・グルーブ形グルーブ

備考 　 1. 転造溝加工機によるロールグルーブ 2. 一次防せい塗装または溶融亜鉛めっき処理

・リング形リング

備考　 1. 角リングまたは丸リングを所定の位置に溶接 2. 一次防せい塗装または溶融亜鉛めっき処理

消 火

ライニング鋼管接続部の構造は、管端防食継手の標準品と同じで、A形、B形、C形があります。フランジの規格は、5Kフランジと10Kフランジがあります。フランジの寸法Tは、メーカーにより若干の違いがありますのでカタログなどで確認してください。

T

管端防食フランジ日本金属継手協会規格（JPF MP 008）

給 水

消火配管用フランジ

日本工業規格（JIS B 2239）（JIS B 2220）JIS B 2239 ／鋳鉄製管フランジJIS B 2220 ／鋼製管フランジ

・屋内配管用

備考　 1. 亜鉛めっき処理のものを使用 2. 埋設用として使用する場合は、適切な外面防食処置を施す

消 火

備考　 排水用ノンタールエポキシ塗料鋼管及び配管用炭素鋼鋼管 （白管）へ適用

排水鋼管用可とう継手 ねじ込み式排水管継手日本金属継手協会規格（JPF MDJ 002） 日本工業規格（JIS B 2303）

日本金属継手協会（JPF DF 001）・ロックパッキン ・クッションパッキン

備考 　 排水用硬質塩化ビニルライニング鋼管及び 排水用ノンタールエポキシ塗料鋼管へ適用

ロックパッキン

排水管

フランジT字ボルト

本体

クッションパッキン

排 水

給湯給水

25 26

管 端 防 食 施 工�詳細については『管端防食継手を使用する方々へ』日本金属継手協会編をご参照ください。

ライニング鋼管とは

配管イメージ

仕様及び寸法

メーカー一覧

管の種類・用途

管端防食施工

施　工　方　法

使用上の注意事項

・ めすアダプター（エルボ）異種金属接触防止形の使用例

ストレート形止水栓の配管

アングル止水栓の配管

アングル形止水栓

絶縁層

ライニング鋼管

・ めすアダプター（ソケット）異種金属接触防止形の使用例

化粧管

ライニング鋼管

絶縁層

継手本体可鍛鋳鉄製

ライニング鋼管と器具などの接続

備考　 異種金属接触防止形とは、異種金属の接触により生ずる腐食電流を小さくし腐食を抑制する目的で、回路抵抗を大きくするための絶縁構造を一般形に付加した継手です

1） 給水栓と接続

管端防食構造部

絶縁ブッシュ

・異種金属接触防止形の場合

給 水

異種金属接触防止型継手

継手本体が可鍛鋳鉄製絶縁層

ライニング鋼管

・給水栓用異種金属接触防止形の使用例

給 水

給水

給水管接続部

給湯管接続部

・ おすアダプター異種金属接触防止形の使用例

混合水栓連結金具（標準）

おすアダプター本体鍛鋳鉄製

絶縁層

ライニング鋼管

2） 混合栓と接続給湯給水

絶縁層

可鍛鋳鉄製ライニング鋼管

・ めすアダプター（ソケット）異種金属接触防止形の使用例

3） メーター廻りの接続 給水

4） トイレ廻りの接続 給水

鉛レス銅合金製ニップル

一般バルブ

おすアダプター

絶縁層

・ おすアダプター異種金属接触防止形の使用例

備考　 バルブの両側がライニング鋼管の場合は、両側におすアダプターを接続してください

5） バルブとの接続

給 水

給湯給水

27 28

管 端 防 食 施 工�詳細については『管端防食継手を使用する方々へ』日本金属継手協会編をご参照ください。

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配管イメージ

仕様及び寸法

メーカー一覧

管の種類・用途

管端防食施工

施　工　方　法

使用上の注意事項

管端防食継手

ライニング鋼管

管内面ライニング

ライニング鋼管

管内面ライニング

樹脂コーティング層

亜鉛めっき鋼管

亜鉛めっき継手

亜鉛めっき層

樹脂コーティング継手

鉄地露出部

水道用ライニング鋼管と管端防食継手の経緯

～1975

内面腐食による赤水

亜鉛めっき鋼管亜鉛めっき継手

1985～

継手内部の防食で赤水なし

ライニング鋼管管端防食継手

～1985

鉄地露出による赤水

ライニング鋼管樹脂コーティング継手

水道用ライニング鋼管と管端防食継手の経緯

8） 悪い配管例

鉛レス銅合金製エルボ（コア無し）

ライニング鋼管

・ 鉛レス銅合金製エルボ（一般品）の使用

鉛レス銅合金製エルボ（一般品）を使用するとライニング鋼管側に管端防食構造がないため、管端部分が腐食します。一般品は使用しないでください。

亜鉛めっき製持出しソケット

ライニング鋼管

・ 亜鉛めっき製・コーティング製 持出しソケットの使用

・ ライニング鋼管と銅管の接続

絶縁アダプター

異種金属接触防止アダプター

銅管ライニング鋼管

・ ライニング鋼管と銅管の接続

ライニング鋼管パッキン 絶縁材

鋼管

絶縁ユニオン

7） 異種管との接続給水

管端防食形フランジ

管端防食形フランジ

ライニング鋼管

おすアダプター（エルボ）

おすアダプター（ソケット）

ライニング鋼管ライニング鋼管

エルボ（管端防食継手）

ライニング鋼管管端防食形フランジ

ライニング鋼管

・フランジ形バルブの接合

・給水ポンプユニット廻りの接合

・フランジ形バルブの接合

備考　 バタフライバルブを接合する場合、あらかじめフランジ防食部がバルブの開閉の妨げにならないことを確認してください。もし弁体が防食部に当たるような場合は、スペーサーなどを介して接合してください。尚スペーサーの使用は、製作加工して接続してください

・バタフライバルブの接合

管端防食フランジ

ライニング鋼管

スペーサー

6） フランジとの接続給水

持出しソケットのねじ部が腐食し赤水の原因となります。

29 30

管 端 防 食 施 工�詳細については『管端防食継手を使用する方々へ』日本金属継手協会編をご参照ください。

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配管イメージ

仕様及び寸法

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管の種類・用途

管端防食施工

施　工　方　法

使用上の注意事項

消火配管のみ適用

切　断切断には、自動金のこ盤（帯のこ盤、弦のこ盤）、ねじ切機に搭載された自動丸のこ機を使用してください。 なお、ガス切断、アーク切断、高速砥石、チップソーカッタおよびパイプカッタは使用しないでください。 発熱、変形に注意し、管軸に対して直角に切断してください。

α100A以下 α＝1mm以下125A以上 α＝1.5mm以下

■帯のこ盤 ■自動丸のこ機 ■ロールグルーブの場合■ 管端部が変形し、歪んだ時は再切断してください。

継手の確認 使用する管材と継手のサイズ、用途等を確認してください。継手の種類および用途等は本カタログ P.23 〜 30 をご参考ください。

面 取 りスクレーパなどの面取り工具を用いて、軽く面取りしてください。 塩化ビニルライニング鋼管に管端防食継手（兼用型）を接続する場合は塩ビ管肉厚の1/2 〜 2/3程度の面取りをしてください。

ねじ切りには、自動切上ダイヘッドを使用し、管の外面樹脂被覆層を傷つけない被覆管・白管兼用工具（チャック爪、チェーザ）を使用して多角ねじ、山やせ、山かけ等のない正常なねじ切りを行なってください。ねじに異常が見られたら早めに新品のチェーザに交換してください。 なお、切削油には上水用の水溶性切削油（JWWA K 137）を使用し、ねじ部および管内に流入した切削油は除去してください。 切削油と雨水とが混ざり白化した場合、切削油を新しいものと交換してください。

【1】ねじ切り

ねじの外観は目視および手ざわりで判断し、ねじ径についてはJIS B 0203に管用テーパねじが規格化されていますので、この規格に適合するねじ精度が維持されているか、テーパねじリングゲージで検査してください。

●テーパねじリングゲージによるねじ精度検査

パイプねじをテーパねじリングゲージにねじ込んだ時、パイプねじ端面が右図の切欠き部分b,b'間にあれば合格です。

JIS B 0203管用テーパおねじa : 管端からの基準の長さb,b' : 管端から軸線方向の許容差

【2】ねじゲージによる検査

ねじ径が細い ねじ径が太い

× ×○基準径の位置

手締めで管端の位置がこの範囲にあること

a

JISの範囲

b b'ねじゲージ

t1/2 t～2/3 t

パイプレンチを継手の中央にかけてください。継手の端部（スリーブ）にパイプレンチがかかると、継手の変形または破損の原因になります。

3 締付け

屋内、屋外（露出）配管 地中埋設配管

【3】接合

ねじ部の油を除去した後、水道用液状シール剤をねじ部および管端面にハケで均一に塗付してください。

1 水道用液状シール剤の塗布

液状シール剤

手締めで、管端防食継手を管にはめてください。

2 手締め

締付けて、はみ出たコーキング剤は押さえ付けてください。

4 コーキング材の押さえ付け

3 締付け接続は、パイプレンチを使用して適性なトルクで締付けます。

ねじ込む際は、手締めで十分にねじ込んでから、標準締付けトルクおよび標準残りねじ長さ（Mまたは山数）を目安にしてパイプレンチで締付けます。 締め不足や過剰なトルクで締めると管端防食機能が発揮されず赤水の原因となります。

【4】締付け

管の呼び径 15 20 25 32 40 50 65 80 100 125 150ねじの呼び 1/2 3/4 1 1 1/4 1 1/2 2 2 1/2 3 4 5 6

ねじの全長　山 11.0 11.5 10.0 11.0 11.0 13.0 15.0 16.5 19.0 21.0 21.0L※　 20.0 21.5 23.5 26.0 26.0 30.0 34.5 38.0 44.0 48.0 48.0

標準残りねじ　山 5.0 5.0 4.0 4.0 4.0 4.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0M※　 9.0 9.0 9.5 9.5 9.5 9.5 11.5 11.5 11.5 11.5 11.5

標準ねじ込み量　山 6.0 7.0 6.0 7.0 7.0 9.0 10.0 11.5 14.0 16.0 16.0N　 11.0 12.0 14.0 16.0 16.0 20.5 23.5 26.5 32.5 36.5 36.5

標準締付けトルク N・ｍ 40.0 60.0 100.0 120.0 150.0 200.0 250.0 300.0 400.0 500.0 600.0パイプレンチの呼び

×加える力 N 300×200 300×290 450×290 450×350 600×320 600×420 900×350 900×430 950×530 950×670 1150×630

備考　Ｍは、Ｌによって変わり、Ｌがこの表に示した値のときの数値を示す

■スクレーパによる面取り

使用管種PA PB PD

VA VB VD

被覆管・白管兼用工具

一 般 用 治 工 具

○

○

○

○

○

×

○：使用可 　　×：使用不可

■治工具と適用管種

■治工具と適用管種

バンドソーで真円部を切断

● 偏肉ねじ 　（片ねじ）

● 多角ねじ

ねじ外周が多角形

● 屈折ねじ

平行

● ねじ山不良 基準山フォーム

ねじやまの欠け

ねじやまやせ

ねじやま欠け◀︎チャック爪

▲チェーザ鋼管

外面樹脂被覆層チェーザ

二段とぎ

■被覆管・白管兼用工具 ■不良ねじの代表例

■コーキングテープ内蔵

管と継手のスリーブ部の隙間にコーキングテープかゴムリングを装着してください。

1 コーキングテープ・ゴムリングの装着

ゴムリング

シール剤

コーキングテープ 剥離紙

シール剤

コーキングテープ

シール剤

■コーキングテープ巻き ■ゴムリング

給水配管・耐熱配管の接合 排水配管の接合は P.33 をご参照ください。

■ねじ切り

外面被覆鋼管および同継手の締付けには、外面被覆管を傷つけない被覆管用パイプレンチ、万力歯を使用してください。

2 パイプレンチの確認■被覆鋼管用パイプレンチ ■一般用パイプレンチ

消火管配管の場合 P.34

管端防食継手 外面樹脂被覆継手

給水配管・耐熱配管・排水配管の施工方法

給水配管・耐熱配管・排水配管の場合

詳細については『正しいねじ込み配管の手引き』日本金属継手協会編をご参照ください。

31 32

※�詳細については『正しいねじ込み配管の手引き』�日本金属継手協会編をご参照ください。

ライニング鋼管とは

配管イメージ

仕様及び寸法

メーカー一覧

管の種類・用途

管端防食施工

施　工　方　法

使用上の注意事項

施 工 方 法

消火管配管の施工方法

■メカニカル接合詳細は『排水鋼管用可とう継手を使用する方々へ』日本金属継手協会編をご参照ください。

3mmのスキマができる

排水すると溶けてなくなるA部

クッションパッキン

クッションパッキン液状シリコン

※ 管と継手の間に隙間を設ける方法の一例（トンレス使用の場合）

トンレスは右図のように、管に装着してください。水に溶けて、3ｍｍの隙間を確実に設けることができます。

トンレスの材質： 水溶性樹脂 サイズは2、2 1/2、3、4、5、6

1 フランジを管に挿入してください。2 パッキンの内側コーナー部に液状シリコン等を

塗布してください。管表面への多量の塗布は避けてください。

3 パッキンを管端部に当たるまで挿入してください。液 状シリコン等 が管 内 にはみ出 した時は、ウエス等で拭き取ってください。

4 管の先 端を継 手 本 体に挿 入し、ボルトを締 付けてください。

ロックパッキンの場合

クッションパッキンの場合

排水配管の接合

1 ねじ切りは通常と同様の方法で可能です。（ P.31参照）2 ねじ部を除去した後、補修剤※をねじ先端2 〜 3山、継手奥1 〜 3山、

及び管端部に塗布します。3 適正なトルクで締付けます。

1 施工方法は P.35をご参照ください。2 溶接熱による焼損範囲には補修剤※ を塗布します。

補修剤（2山）■ねじ接合

■フランジ接合

※補修剤：ノンタールエポキシ塗料又は補修剤

※補修剤：ノンタールエポキシ塗料又は補修剤

（ノンタールエポキシ塗料鋼管、配管用炭素鋼鋼管専用）

（ノンタールエポキシ塗料鋼管、配管用炭素鋼鋼管専用）

消火管配管の接合

■ねじ接合

■ねじ締付トルク

呼び径（A）ねじ込み山数

標準締付トルク手締め山数※1 手締め後締込み山数※232 5.5 1.5 120（N・m）40 5.5 1.5 150（N・m）50 7.0 2.0 200（N・m）65 7.5 2.5 250（N・m）80 9.0 2.5 300（N・m）

100 11.0 3.0 400（N・m）

備考 . 1）基準径の位置までの締込み山数　2）基準径の位置よりの締込み山数

■焼損範囲の目安（熱影響部）

呼び径（A） 長さ（mm）

50 3080 50

100 80150 100

1 継手への管の差込み長さを確認するために、継手差込み代（フランジを含む）の標線を記入してください。

2 フランジを管に挿入してください。3 パッキンを管に挿入して、Ａ部に防せい材を塗布してください。4 管の先端を継手本体に挿入し、ボルトを締付けてください。なお、温排水等によ

る管の伸びに対 応するためには、ロックパッキンの使 用だけでは吸 収しきれない場 合があります。その対 策として、継 手と管の間に3mm程 度の隙 間を設けて※配管してください。

給水配管・耐熱配管の接合はP.31をご参照ください。

3

3

1 リーマで面取りし「内径確保」してください。2 ねじ加工機（切削ねじ、転造ねじ）は、自動定寸装置付きを使用してください。3 ねじは、ねじゲージを用いて、JIS B 0203（管用テーパネジ）に合格して

いることを検査します。4 油、水、ほこりを除去し液状シール剤を適量塗付します。5 適正なトルクで締付けます（ P.32参照）。

2

内径

縮径

1

1 管 端 はJPF MP 006 のロールグルーブ形 ま た はリング形 と し ま す。

2 管 外 形 はゲージが 通 る よ う に 、ま た 、溝 外 径 は 合 格 範 囲 に 入 る よ う に確 認 し て く だ さ い。

3 シール部 をベルトサンダー で 研 磨 し 、管 軸 方 向 の傷 やメッキの た れ を 除 去 し ま す。

4 図の よ う に 管端部を 、良質の 防せ い 塗料（ヘルメシール30V 等）を 塗布し ま す。塗料の 凹凸は 、サンドペーパー で き れ い に 除 去 し ま す。

5 ロールグルーブ形で 管端が ひ ど く 拡がっ て い る とシール性能が 低下し ま す の で 、各継手メーカー の所 定 の 寸 法 と な る 様 に 専 用ゲージに よ り 検 査 して く だ さ い。

6 ゴムリングのズレ、損傷は 漏れ の 原因と な り ま す。

7 ハウジングの 爪部が 鋼管の 溝も し く はリングに 正確に は まっ て い ま せ ん と 脱 管の 原 因に な り ま すの で 注 意 し て く だ さ い。

8 ゴムリングを 片側の 鋼管に は め 、2 つ の 鋼管の 軸芯 を 合 わ せゴムリングを 中 央 へ 移 動 さ せ ま す。

9 ハウジングの 内側と 管のシール面及びゴムリングの 内外面に 潤滑 剤 を 塗 布 し ま す。

10 ハウジングをゴムリングに被せ、ボルトを交互に締付けます。

11 ボルトとハウジングとに隙間が無い様、締込みます。 ハウジング同士が完全に密着するまで締込みます。

詳細は『ハウジング形管継手を使用する方々へ』日本金属継手協会編をご参照ください。

※図a,b,cに隙間がないこと。

■ハウジング接合

十字方向に測定

合格範囲管外径ゲージ

2

良

不良

ゴムリング

管芯を合わせる

8

ac c

b

良

a b

片締漏れ

ゴム噛み不良11

ハウジング

ゴムリング 滑らかスプレー塗布

9

ゴムリング ハウジング

溝爪部

良

爪

爪がパイプに乗り上げている

不良

6 7

なめらかに仕上げる管軸方向の傷

減肉

塗料の凹凸 3 10

屋外（露出）配管

締付けトルクについては各継手メーカーにお問い合わせください。

33 34

※�詳細については『正しいねじ込み配管の手引き』�日本金属継手協会編をご参照ください。

ライニング鋼管とは

配管イメージ

仕様及び寸法

メーカー一覧

管の種類・用途

管端防食施工

施　工　方　法

使用上の注意事項

施 工 方 法

3

2 3 4

4

■溶接接合

パイプレンチ等で締付けたときにできた傷や露出しているねじ部を 防食材、防食テープなどで補修してください。

分岐は、日本水道協会規格品 JWWA B 117 の鋼管用サドル分水栓を用いて行います。また、穿孔は鋼管対応型穿孔機で行います。 なお、穿孔面のサビの発生や成長を抑えるため、密着コアがあります。

・損傷部のかえり除去

● 外面被覆継手の再使用はできません。● チャック等の損傷部分は、必ずプラスチックテープ巻きで防食加工してください。● 万一、鋼面に達する傷が生じた場合は、被覆損傷部のかえりをナイフで切り取り滑らかにした後、損傷部に付

着した泥、水分などの汚れをウエス、ナイロンブラシ等で除去し、専用プライマーを損傷部の前後75ｍｍ以上の範囲で全周に塗布します。損傷部が比較的大きい場合は、マスチック（又はペトロラタム系テープ）により充填し、防蝕テープをしわにならないよう巻きつけ、補修した後、埋設してください。

防 剤食

チャック傷ハケ

補修後パイレン傷露出しているねじ部

パイプカッタで切断すると、管の切断面が内側に「返る」ため、管端防食継手のコア部に当たり、コアを破損することがあります

破 損パイプカッタなどで切 断し、かつ面取りもないためコアを破損させます

極端な細ねじで、かつ締付け過ぎのためコアのふところに当たり破損させます

施工後の確認

不断水分岐

締付け時の留意点管端防食継手の機能低下を防ぐためには、正しいねじ切りで正しく接合することが重要です。 下記のようなトラブルが発生しないよう注意してください。

樹脂部

継手本体

ライニング鋼管 ライニング鋼管

継手本体

樹脂部

コア

ライニング鋼管継手本体

〈屋内および屋外に配管する場合〉

〈埋設する場合〉

■パイプカッタの使用禁止 ■切断面取り不良図 ■ねじ込み過ぎ不良図

防食テープ巻補修かえり削除被覆かえり

鋼管 内面ライニング

75以上 損傷部

専用プライマー

例： ホルソー型

ドリルホルダ ホルソーセンター・ドリル

1 適正材質、厚さのガスケットを使用します。2 ボルトナットは均等に偏りなく締めます。（例：1から8の順に締める）

■フランジ接合

1 5

3

7

26

4

8

施工後の確認等

その他の施工

1 リーマできれいに面取りしてください。2 ねじ加工機は、自動定寸装置付きを使用してください。3 ねじ加工機のチャック爪、チェーザは専用のものを使用し、VS管の被覆に、鋼面に達する貫通傷をつけないで

ください。4 ねじは、ねじゲージを用いて、JIS B 0203（管用テーパねじ）に合格しているかを検査します。5 VS管の被覆に、鋼面に達する傷がありそのまま埋設しますとマクロセル腐食、電食の起点になります。

十分注意してください。6 油、水、ほこりを除去し、シール剤を

適量塗付した後に、適正なトルクで 締めます。

7 外面被覆専用のパイプレンチを使用しますが、この時継手スリーブを挟まないでください。8 継手の外面樹脂スリーブ部とVS管との隙間および管ねじ込み後の残りねじをブチルゴム系コーキングまたは

ゴムリングで完全に密封します。

締付けて、はみ出たコーキング材は押さえつけてください。

※ P.31『ねじ切り』、 P.32『ねじゲージによる検査』をご参照ください。

■ねじ接合・フランジ接合

地中配管用

鋼管の管端部をつば出し加工機にて加工し、ガスケットを介して遊合形フランジを用い、ボルト・ナットを締付けて接合します。

※つば出し加工機とは鋼管内面にローラー等を押し当て圧延し、外側に90度折り返す加工機のことです

管端つば出し継手

（一般社団法人）公共建築協会編『公共建築工事標準仕様書』、『機械設備工事監理指針』及び『公共建築設備工事標準図』をご参照ください。

35 36

※�詳細については『正しいねじ込み配管の手引き』�日本金属継手協会編をご参照ください。

ライニング鋼管とは

配管イメージ

仕様及び寸法

メーカー一覧

管の種類・用途

管端防食施工

施　工　方　法

使用上の注意事項

施 工 方 法

硬質塩化ビニルライニング鋼管

※ポリエチレン粉体ライニング鋼管については、上記を準用してください。

37 38

ライニング鋼管とは

配管イメージ

仕様及び寸法

メーカー一覧

管の種類・用途

管端防食施工

流

量

線

図

使用上の注意事項

流 量 線 図

10,000

1,000

100

0.2

0.3

0.4

0.6

0.8

1.0

1.5

100A

125A

150A

200A

250A

300A350

A

80A

65A

50A

40A

32A

25A

20A

15A

2.0

3.0

v＝5.0 m s

10

10.01 0.10 1.0 10.0

ヘーゼン・ウィリアムスの式 ＝130C

推奨

流速

摩擦抵抗［kPa/m］

流量［L/min］

配管摩擦抵抗線図

備考 .（1）フート弁は、アングル弁と同じとする。 （2）ストレーナは、スクリーン7メッシュ程度とする。

呼び径[mm]90°エルボ

45°エルボ

90°T字管

（分流）

90°T字管

（直流）仕切弁 玉形弁 アングル弁 逆止弁

スイング型逆止弁衝撃吸収型

Y形ストレーナ ソケット

15 ＊3.0 ＊2.3 ＊3.8 ＊1.2 ＊3.50 4.5 2.4 ＊5.5 ＊3.34 ＊1.0

20 ＊3.1 ＊2.2 ＊3.8 ＊1.6 ＊2.30 6.0 3.6 ＊2.7 ＊4.37 ＊0.7

25 ＊3.2 ＊1.8 ＊3.3 ＊1.2 ＊1.70 7.5 4.5 ＊2.9 ＊5.85 ＊0.5

32 ＊3.6 ＊2.3 ＊4.0 ＊1.4 ＊1.30 10.5 5.4 ＊3.2 ＊8.51 ＊0.7

40 ＊3.3 ＊1.9 ＊3.6 ＊0.9 ＊1.70 13.5 6.6 ＊2.6 ＊8.25 ＊0.6

50 ＊3.3 ＊1.9 ＊3.5 ＊0.9 ＊1.90 16.5 8.4 ＊3.7 9.3 ＊9.79 ＊0.4

65 ＊4.4 ＊2.4 ＊4.4 ＊1.1 0.48 19.5 10.2 4.6 9.8 11.45 ＊0.4

80 ＊4.6 ＊2.4 ＊4.9 ＊1.3 0.63 24.0 12.0 5.7 9.0 14.11 ＊0.4

100 4.2 2.4 6.3 1.2 0.81 37.5 16.5 7.6 10.6 21.62

125 5.1 3.0 7.5 1.5 0.99 42.0 21.0 10.0 11.9 31.57

150 6.0 3.6 9.0 1.8 1.20 49.5 24.0 12.0 9.7 41.17

200 6.5 3.7 14.0 4.0 1.40 70.0 33.0 15.0 13.3 54.83

250 8.0 4.2 20.0 5.0 1.70 90.0 43.0 19.0 13.2 70.37

局部抵抗の相当長 ［単位：m］

屋内に保管してください。やむを得ず屋外に保管する場合は、直射日光や雨を避けるために覆いをかぶせてください。

保 管

火を近づけたり（トーチランプ、たき火）、近くの溶接作業などで高熱にさらされないようにしてください。高熱にさらされると樹脂被覆層が変質する恐れがあります。

SGP-VB 20A 97-5

高熱に注意

運搬、取り扱いは、パイプ内に棒などを入れて移動せず、ナイロンスリングやクッション材などを使用し、内外面の被覆層に傷をつけないように注意してください。

落下などにより異常なショックを与えた場合、管の状態をよく確かめてから使用してください。万一変形などした場合、この部分を切断、除去してください。

傷つきやすい

運搬・取扱

VA、PAの外面は、一次防せい塗装です。使用環境に応じて適切な塗装仕上げをしてください。

塗 料

塗 装

外面被覆層に傷の付く石などが、直接触れないように埋めもどしてください。埋めもどし

電気解氷器、蒸気解氷器あるいは熱湯で解氷してください。トーチランプによる直火は用いないでください。

解 氷

使 用 上 の 注 意 事 項

（3）＊は、管端防食機構付きの値を示す。 （4）表は（一社）公共建築協会の建築設備設計基準より。