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DS300 (v2.0.1) 2006 6 14 www.xilinx.co.jp プラットフォーム ケーブル USB の概要 1 Advance 製品仕様 © 2006 Xilinx, Inc. All rights reserved.すべての Xilinx の商標、 登録商標、 特許、 免責条項は、 http://www.xilinx.co .jp /legal.htm にリス ト されています。 その他すべての 商標および登録商標は、 それぞれの所有者が所有し ています。 すべての仕様は通知な しに変更される可能性があり ます。 機能 プラットフォーム ケーブル USB には次の機能があ り ます。 Windows および Red Hat Enterprise Linux をサポート ターゲッ ト I/O 電圧に自動対応 動作電圧 5V (TTL)3.3V (LVCMOS)2.5V1.8V1.5V のデバイスにインターフェイス LED でステータスを表示 CEUSB-IFFCC に準拠 開発向け製品プ ロ グ ラ ミ ン グ用 と し ては推奨外 すべてのザ イ リ ン ク ス デバイスに対応 - すべての Virtex™ FPGA ファミリ - すべての Spartan™ FPGA ファミリ - XC9500/XC9500XL/XC9500XV CPLD - CoolRunner™ XPLA3/CoolRunner-II CPLD - XC18V00 ISP PROM - XCF00S/XCF00P Platform Flash PROM - XC4000XL/XV/EX/E FPGA 鉛フリー (RoHS に準拠) 対応のケーブルも入手可能 プラットフォーム ケーブル USB の概要 プラットフォーム ケーブル USB (1 参照) は、 ハー ド ウ ェ ア の 付属品で、 次のザ イ リ ン ク ス デバイスのプログラム、あるいはコ ンフィギュレーション用の高性能ダウンロード ケーブルです。 ISP コンフィギュレーション PROM CPLD FPGA プラットフォーム ケーブル USB は、 デス ク ト ッ プ PC あるいは ラップトップ PC USB ポー ト に接続し、 直ちに使用可能な高 USB A-B ケーブルです。 ケーブルの電源はすべて、 ハブ経由 のポー ト コン ト ローラを使用します。 必要な電源はそれだけで す。 高速 USB 環境では、 スレーブ シリアル FPGA のコンフィ ギュレーションが 24Mb/s の転送レー ト で使用でき ます。 実際の レー ト は、 ハブの帯域幅を他の USB 周辺デバ イ ス と 共有す る 場 合にそれぞれ異な り ます。 バウンダリ スキャン (IEEE 1149.1/IEEE 1532) あるいはスレー シリアル モードのいずれかを使用した iMPACT ダウンロード ソフトウェアでは、プラットフォーム ケーブル USB を使用する デバイスのコンフィギュレーションおよびプログラミングをサ ポート しています。 ターゲッ ト ク ロ ッ ク の速度は、 750kHz 24MHz で選択でき ます。 プラットフォーム ケーブル USB は、 高帯域幅データ転送用に設 計された 14 コンダクタ リボン ケーブルを使用してターゲッ ト システムに接続されます。 フライング リード セ ッ ト が装着可能 なオプションのアダプタは、 リボン ケーブル コネクタを使用し ないターゲッ ト シ ス テ ム と の下位互換性が あ り ま す。 外観 プラットフォーム ケーブル USB 内部は、 リ サ イ ク ル可能で難燃 剤を使用したプラスチック ケースで覆われています (2 参照)内部の EMI シールドは、 内部で発生する電磁波を和らげ、 電磁 放射から守り ます。 0 プラットフォーム ケーブル USB DS300 (v2.0.1) 2006 6 14 0 0 Advance 製品仕様 R 1 : ザイリンクス プラットフォーム USB ケーブル 2 : プラスチックケースの外寸 DS300_01_110604 Top View All dimensions are in inches. Side View STATUS 1.00 0.65 4.55 2.10 Made in U.S.A. Serial UH - 12345 Model DLC9 Platform Cable USB Power 5V 0.26A 2mm CONNECTOR SIGNALS 1.5 < Vref < 5.0 VDC Gnd ds300_02_111904 JTAG or Serial ---- INIT ---- ---- TDI DIN TDO DONE TCK CCLK TMS PROG Vref Vref R

0 R プラットフォーム ケーブル USB...プラットフォームケーブル USB DS300 (v2.0.1) 2006 年 6 月 14 日 使用方法3Advance 製品仕様R Found New Hardware

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  • DS300 (v2.0.1) 2006 年 6 月 14 日 www.xilinx.co.jp プラッ ト フォーム ケーブル USB の概要 1Advance 製品仕様

    © 2006 Xilinx, Inc. All rights reserved.すべての Xilinx の商標、 登録商標、 特許、 免責条項は、 http://www.xilinx.co.jp/legal.htmにリスト されています。 その他すべての商標および登録商標は、 それぞれの所有者が所有しています。 すべての仕様は通知なしに変更される可能性があります。

    機能プラ ッ ト フォーム ケーブル USB には次の機能があ り ます。

    • Windows および Red Hat Enterprise Linux をサポート

    • ターゲッ ト I/O 電圧に自動対応

    • 動作電圧 5V (TTL)、 3.3V (LVCMOS)、 2.5V、 1.8V、 1.5V のデバイスにインターフェイス

    • LED でステータスを表示

    • CE、 USB-IF、 FCC に準拠

    • 開発向け製品プログラ ミ ング用と しては推奨外

    • すべてのザイ リ ンクス デバイスに対応- すべての Virtex™ FPGA ファ ミ リ- すべての Spartan™ FPGA ファ ミ リ- XC9500/XC9500XL/XC9500XV CPLD- CoolRunner™ XPLA3/CoolRunner-II CPLD- XC18V00 ISP PROM- XCF00S/XCF00P Platform Flash PROM- XC4000XL/XV/EX/E FPGA

    • 鉛フ リー (RoHS に準拠) 対応のケーブルも入手可能

    プラッ ト フォーム ケーブル USB の概要プラ ッ ト フォーム ケーブル USB (図 1 参照) は、ハード ウェアの 付属品で、次のザイ リ ンクス デバイスのプログラム、 あるいはコ ンフ ィギュレーシ ョ ン用の高性能ダウンロード ケーブルです。

    • ISP コンフ ィギュレーシ ョ ン PROM

    • CPLD

    • FPGA

    プラ ッ ト フォーム ケーブル USB は、 デスク ト ップ PC あるいは ラ ップ ト ップ PC の USB ポートに接続し、 直ちに使用可能な高 速 USB A-B ケーブルです。 ケーブルの電源はすべて、 ハブ経由 のポー ト コン ト ローラを使用します。 必要な電源はそれだけで す。 高速 USB 環境では、 スレーブ シ リ アル FPGA のコンフ ィ ギュレーシ ョ ンが 24Mb/s の転送レートで使用できます。 実際の レー トは、 ハブの帯域幅を他の USB 周辺デバイス と共有する場 合にそれぞれ異なり ます。

    バウンダ リ スキャン (IEEE 1149.1/IEEE 1532) あるいはスレー ブ シ リ アル モードのいずれかを使用した iMPACT ダウンロード ソフ ト ウェアでは、 プラ ッ ト フォーム ケーブル USB を使用する デバイスのコンフ ィ ギュレーシ ョ ンおよびプログラ ミ ングをサ

    ポー ト しています。 ターゲッ ト ク ロ ッ クの速度は、 750kHz ~ 24MHz で選択できます。

    プラ ッ ト フォーム ケーブル USB は、 高帯域幅データ転送用に設 計された 14 コンダク タ リ ボン ケーブルを使用してターゲッ ト システムに接続されます。 フラ イング リード セッ ト が装着可能 なオプシ ョ ンのアダプタは、 リ ボン ケーブル コネク タを使用し ないターゲッ ト システムとの下位互換性があ り ます。

    外観

    プラ ッ ト フォーム ケーブル USB 内部は、 リサイ クル可能で難燃 剤を使用したプラスチッ ク ケースで覆われています (図 2 参照)。 内部の EMI シールドは、 内部で発生する電磁波を和らげ、 電磁 放射から守り ます。

    0

    プラッ ト フォーム ケーブル USB

    DS300 (v2.0.1) 2006 年 6 月 14 日 0 0 Advance 製品仕様

    R

    図 1 : ザイリンクス プラッ ト フォーム USB ケーブル

    図 2 : プラスチックケースの外寸

    DS300_01_110604

    Top View

    All dimensions are in inches.

    Side View

    STATUS

    1.00

    0.65

    4.55

    2.10

    Made in U.S.A.

    Serial UH - 12345

    Model DLC9

    Platform Cable USB

    Power 5V 0.26A

    2mmCONNECTOR

    SIGNALS

    1.5 < Vref < 5.0 VDC

    Gnd

    ds300_02_111904

    JTAG or Serial---- INIT---- ----TDI DIN

    TDO DONETCK CCLKTMS PROGVref Vref

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    http://www.xilinx.co.jphttp:www.xilinx.com/legal.htmhttp://www.xilinx.co.jp/legal.htmhttp://www.xilinx.co.jp/legal.htm

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    使用方法 2 www.xilinx.co.jp DS300 (v2.0.1) 2006 年 6 月 14 日Advance 製品仕様

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    使用方法こ こでは、 プラ ッ ト フォーム ケーブル USB を使用した接続方法 を説明します。

    ホスト コンピュータの必要条件ホス ト コンピュータは、1 つ以上の USB ポート を持つ USB ホス ト コン ト ローラが必要です。 コン ト ローラは PC マザーボードの 側に置くか、 PCI 拡張カードあるいは PCMCIA カードが必要で す。

    プラ ッ ト フォーム ケーブル USB は、ザイ リ ンクスの ISETM シス テム要件を満たすシステムでサポート されています。 使用環境の 詳細は、 次のサイ ト を参照して ください。

    http://www.xilinx.co.jp/products/design_resources/ design_tool/index.htm

    次に、ISE ツールを選択します。 プラ ッ ト フォーム ケーブル USB は、 USB 2.0 ポートの帯域幅を使用しますが、 USB 1.1 ポート と の下位互換性もあ り ます。 接続環境および帯域幅の詳細は、 13 ページ、 「ハブの種類とケーブルの性能」 を参照してください。

    実際の使用電流

    プラ ッ ト フォーム ケーブル USB は、 バス電源デバイスで、 接続 ポー ト の機能に合わせて最高のパフォーマンスを達成するよ う、

    自動的に使用電流を決定します。 ホス トが USB 2.0 と互換性を持 ち、 最低 230mA 供給可能な場合には、 プラ ッ ト フォーム ケーブ ル USB は高速で動作します。 または、 150mA で最速で動作しま す。 旧式のルート ハブあるいはバス電源の外部のハブを使用する 際には、デバイスは 100mA に制限される場合があ り ます。 プラ ッ ト フォーム ケーブル USB はこれらのポートにエミ ュレート しま せん (エミ ュレーシ ョ ンに関しては、 3 ページ、 「ホッ トプラグ機 能の使用」 を参照)。

    デバイス ド ライバのインストール専用のデバイス ド ラ イバには、 プラ ッ ト フォーム ケーブル USB を使用する必要があ り ます。6.3.03i 以降のすべてのザイ リ ンクス ISE ソフ ト ウェア リ リースおよびサービス パッ クでこのド ラ イ バが使用できます。 プラ ッ ト フォーム ケーブル USB は、 ザイ リ ンクス ISE、 ChipScope Pro、 Platform Studio (EDK) ソフ ト ウェ アのインス トールが完了するまでは OS に認識されません。

    ファームウェアの更新

    プラ ッ ト フォーム ケーブル USB は、 RAM をベース と した製品 です。 ホス トの OS にケーブルが検知される と、 アプ リ ケーシ ョ ン コードが毎回ダウンロード されます。 USB プロ ト コルで、コー ドが適切にダウンロード されたかど うかが確認されます。

    ケーブル通信に必要なファイルはすべて、ザイ リ ンクス ISE ソフ ト ウ ェアのインス トール CD に含まれます。 更新されたアプ リ ケーシ ョ ン コードは、 その後のソフ ト ウェア リ リースで定期的 に配信されます。 ISE サービス パッ クおよび WebPACK™ リ リ ースは www.xilinx.co.jp からダウンロードでき ます。 Project

    Navigator は、 インターネッ ト に接続する と、 自動的に最新ソフ ト ウェアのリ リースを確認します。

    ザイ リ ン ク スのアプ リ ケーシ ョ ンを起動し、 プラ ッ ト フォーム

    ケーブル USB を使用して接続する と、 複数のソフ ト ウェア コン ポーネン トのバージ ョ ン情報がコマンド ログに表示されます。

    プラ ッ ト フォーム ケーブル USB には、 インサーキッ トのプログ ラマブル CPLD も組み込まれています。 アプリ ケーシ ョ ン起動時 には、 CPLD 用のファームウェアのバージ ョ ンが確認されます。 CPLD は、 ファームウェアの期限が切れた場合には、 ケーブルを 介して自動的に再プログラムされます ( 図 3 参照)。

    CPLD の更新中は、 ステータス LED が赤く点燈し、 プログレス バーに通信状況が示されます ( 図 4 参照)。 CPLD を更新する際 は、中断しないよ う注意して ください。 更新が完了する と、ステー タス LED がアンバーあるいは緑色に変わり、 ケーブルが通常通 り使用できます。

    図 3 : CPLD のアップデート通知

    図 4 : CPLD アップデート プログレス バー

    DS300_03_112504

    DS300_04_110604

    http://www.xilinx.co.jphttp://www.xilinx.com/products/design_resources/design_tool/index.htmwww.xilinx.com

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    DS300 (v2.0.1) 2006 年 6 月 14 日 www.xilinx.co.jp 使用方法 3Advance 製品仕様

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    Found New Hardware Wizard (Windows のみ )最初のソフ ト ウェア インス トール中は、 プラ ッ ト フォーム ケー ブル USB をホス ト システムに接続しないで ください。 ソ フ ト ウ ェ アの イ ン ス ト ール後、 初めてケーブルを接続する と、

    Windows が [Found New Hardware wizard] ウ ィ ンド ウを起動さ せ、 プラ ッ ト フォーム ケーブル USB ファームウェア ローダ

    (図 5 参照) およびプラ ッ ト フォーム ケーブル USB (図 6 参照) の デバイス ド ラ イバの登録を開始します。

    Windows では、 プラ ッ ト フォーム ケーブル USB が異なる USB ポートに物理的に接続される と、初回時に [Found New Hardware Wizard] が起動されます。 ウ ィザード画面は Windows 2000 環境 では多少異なり ます。

    ホッ トプラグ機能の使用

    ホス ト コンピュータからのケーブルの接続および取り外し時に は、電源をオフにしたり、再起動させる必要はあ り ません。 ステー タス LED の点灯前に、 ケーブルを使用可能なポートに接続する と、 瞬間的な遅延が発生します。 このプロセスは、 列挙と呼ばれ ます。

    Windows システムでは、プラ ッ ト フォーム ケーブル USB でこの プ ロセスが終了する と、 Windows の Device Managerに 「Programming cables」 とい うエン ト リが表示されます (4 ページ の図 7 参照)。 Device Manager を表示するには、[My Computer] で右ク リ ッ ク し、 [Properties] → [Hardware] → [Device Manager] を選択します。

    図 5 : a) ファームウェア ローダの PID の検知 ; b) ファームウエア ローダ ド ライバの登録終了画面

    図 6 : a) アプリケーシ ョ ンの PID 検知 ; b) アプリケーシ ョ ン ド ライバの登録終了画面

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    使用方法 4 www.xilinx.co.jp DS300 (v2.0.1) 2006 年 6 月 14 日Advance 製品仕様

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    iMPACT コンフ ィギュレーシ ョ ン ケーブルの選択

    プラ ッ ト フォーム ケーブル USB は、 iMPACT セッシ ョ ンを最初 に起動した際に表示される、デバイス コンフ ィギュレーシ ョ ンの 自動接続後、 アクティブ コンフ ィギュレーシ ョ ン ケーブルと し て認識されます。

    メモ : 自動接続シーケンスでは、 PC4 とプラ ッ ト フォーム ケーブル USB が同時に接続されている場合、 iMPACT ではアクティブ ケーブルと して PC4 が選択されます。iMPACT のツールバーで[Output] → [Cable Setup] オプシ ョ ン を使用して、 手動でケーブルを選択できます (図 8 参照)。

    [Cable Communications Setup] の表示後 (図 9 参照)、 [Communication Mode] から [Platform Cable USB] を設定し て ください。

    バウンダ リ スキャン モードからスレーブ シ リ アル モードへ、 ま たはその逆方向での切 り 替えには、 [Output] → [CableDisconnect]を選択して く だ さい。 モード が切 り 替わる と、 [Output] → [Cable Setup] を使用したケーブル接続が開始され ます。

    iMPACT セッシ ョ ンの実行中にケーブルが取り外される と、 ス テータス バーが直ちに 「No Connection」 と表示します。

    コンフ ィギュレーシ ョ ン時のクロック周波数

    プラ ッ ト フ ォーム ケーブル USB コンフ ィ ギュ レーシ ョ ン ク ロ ッ ク (TCK_CCLK) 周波数が選択できます。 表 1 に、 ハイパ ワー USB ポート用の TCK_CCLK の有効周波数を示します。

    スレーブ シ リ アル モードでは、 TCK_CCLK の周波数をいずれ にでも設定可能です。 デフォルトでは、 TCK_CCLK の周波数は 6MHz に設定されています。 TCK_CCLK の周波数は、 ターゲッ ト デバイスのスレーブ シ リ アル ク ロ ッ ク (CCLK) に適合する周 波数を選択する必要があ り ます。

    iMPACT 7.1i 以降のバウンダ リ スキャン モードでは、 最大バウ ンダ リ スキャン ク ロ ッ ク (JTAG TCK) 周波数を決定するため、 バウンダ リ スキャン チェーンで接続された各デバイスの BSDL ファ イルが確認されます。 iMPACT 7.1i 以降では、 TCK_CCLK で有効な周波数をチェーン接続されたデバイスの最低周波数ある

    いはそれ未満で自動的に指定します。 iMPACT 7.1i 以降のデフォ ル ト では、 バウンダ リ スキャン チェーン接続されたデバイスが 6MHz に対応できない場合は、 6MHz あるいはそれ以上の最大共 通周波数のいずれかが選択されます。 5 ページの表 2 に、 ザイ リ ン ク スの各種デバイスの JTAG TCK の最大周波数を示します。 デバイ スのデータシー ト あるいは BSDL フ ァ イルの最大 TAG TCK 値を参照してください。

    図 7 : [Device Manager] で認識されたケーブルを表示

    図 8 : iMPACT のケーブル選択メニュー

    DS300_07_110604

    DS300_08_110604

    図 9 : iMPACT のケーブル通信設定画面

    表 1 : ハイパワーポートの周波数

    選択肢 TCK_CCLK の周波数 単位1 24 MHz2 12 MHz

    3 (デフォルト ) 6 MHz4 3 MHz5 1.5 MHz6 750 kHz

    DS300_09_110604

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    DS300 (v2.0.1) 2006 年 6 月 14 日 www.xilinx.co.jp 使用方法 5Advance 製品仕様

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    メモ : iMPACT の 7.1i 以前のバージ ョ ンでは、 バウンダ リ スキャン モードでの TCK_CCLK の選択について特に指定していません。 同様に、TCK_CCLK 周波数は、 ターゲッ ト バウンダ リ スキャン チェーン内の最低速デバイスの JTAG TCK の仕様に合った周波数を選択する必要があ り ます。

    iMPACT GUI 下部に表示されるステータス バーには、 動作状態 を示す情報が表示されます。 ホス ト ポートが USB 1.1 の場合、プ ラ ッ ト フォーム ケーブル USB は、 フル スピードで接続し、 ス テータス バーには 「usb-fs」 と表示されます。 ホス ト ポー ト が USB 2.0 の場合、 プラ ッ ト フォーム ケーブル USB は、 ハイ ス ピードで接続し、ステータス バーには 「usb-hs」 と表示されます。

    アクテ ィブ状態の TCK_CCLK 周波数は、 ステータス バーの右 端に表示されます ( 図 10 参照)。

    コマンド ログには、 ケーブルを使用した通信情報が含まれます。 [Cable Communication Setup] を使用してケーブルを選択した 場合には、 次のよ うなログが表示されます。

    Cable Type = 3, Revision = 0 Cable Connection Established

    メモ : 新しいソフ ト ウェアがリ リースされた場合、 実際のリ ビジ ョ ン 番号が変更される場合があ り ます。

    ステータス インジケータプラ ッ ト フォーム ケーブル USB では、 ターゲッ ト電圧がかかっ たこ とをバイカラー ステータス LED を使用して示します。 リ ボ ン ケーブルがターゲッ ト システムのメーティング コネクタに接 続されている場合には、ステータス LED が点灯し、2 ピン (VREF) に電圧がかかっているこ とを示します。

    設計者は、 2 ピンを電圧プレーンに接続して、 ターゲッ ト デバイ スの JTAG あるいはスレーブ シ リ アル ピンに電源を供給するよ う システム ハードウェアを設計する必要があ り ます。 このため電 源ピン (VAUX) が離れているデバイス もあ り、 VCCIO および JTAG ピン (TCK、 TMS、TDI、TDO) が共通の電源電圧を使用す る場合もあ り ます。 スレーブ シ リ アルあるいは JTAG ピンの詳細 は、 対象デバイスのデータシート を参照してください。

    次に示す、 1 つまたはそれ以上の条件に該当する場合、 ステータ ス LED がアンバーに変わり ます (図 11 参照)。

    • リ ボン ケーブルがターゲッ ト システムに接続されていない

    • ターゲッ ト システムに電源が投入されていない

    • VREF ピンの電圧が < +1.5V

    次の条件をすべて満たす場合、 ステータス LED は緑色を示し ます。

    • リ ボン ケーブルがターゲッ ト システムに接続されている

    • ターゲッ ト システムに電源が投入されている

    • VREF ピンの電圧が +1.5V

    ステータス LED は、 プラ ッ ト フォーム ケーブル USB がサスペ ン ド状態になる とオフになるか、 電源の入った USB ポートから 接続が解除されます。

    表 2 : 最大 JTAG クロック 周波数

    デバイス ファ ミ リ 最大 JTAG クロック 周波数

    単位

    XC9500XL 10 MHzXPLA3 10 MHz

    CoolRunner-II- 10 MHzXC18V00 10 MHz

    XCF00S/XCF00P 15 MHzVirtex 33 MHz

    Virtex-II- 33 MHzVirtex-II Pro 33 MHz

    Virtex-4 33 MHzSpartan 5 MHz

    Spartan-II 33 MHzSpartan-3 33 MHz

    図 10 : iMPACT のステータス バーDS300_10_111904

    Active CableIdentification

    Full-Speed or High-SpeedConnection

    ActiveTCK_CCLKFrequency

    Command LogText Display

    図 11 : ステータス LED がターゲッ ト電圧を示すds300_11_113004

    Amber indicates no target voltage

    Green indicates target voltage present

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    プラッ ト フォーム ケーブル USB の接続 6 www.xilinx.co.jp DS300 (v2.0.1) 2006 年 6 月 14 日Advance 製品仕様

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    サスペンド ステートプラ ッ ト フォーム ケーブル USB を含む各 USB デバイスは、 ホ ス ト OS によ りサスペンド ステー ト にな り ます。 次のいずれか の条件が満たされる と、 サスペンド ステートに変わり ます。

    • ラ ップ ト ップコンピュータで、 < Suspend > キーを押す

    • アプ リ ケーシ ョ ンを実行させたまま、 持ち運ぶ際のよ う にラ ップ ト ップのディ スプレイ パネルを閉じる

    • バッテ リ電源を使用したラ ップ ト ップで、 ケーブルのデータ転送が一定時間以上実行されない

    • [Energy Efficiency] を設定したデスク ト ップ PC で、 ケーブ ルのデータ転送が一定時間以上実行されない

    サスペンド ステートにする目的は、全体の消費電力を削減するこ とです。 サスペンド設定は、 全体あるいはポート単位で実行でき ます。

    プラ ッ ト フォーム ケーブル USB のハブ ポー ト からの消費電流 は、サスペンド ステートでは 500µA 未満である必要があ り ます。 その結果、 ステータス LED は点灯せず、 サスペンドが解除され るまでその状態を保ちます。

    iMPACT を実行中にサスペン ド ステー ト にし よ う とする と、 iMPACT には、実行が完了するまでサスペンドが待機、 あるいは 早期終了する という メ ッセージが表示されます (図 12 参照)。

    サスペン ド モード では、 TCK_CCLK、 TMS_PROG および TDI_DIN を含むターゲッ ト インターフェイス ロジッ クには電源 投入されません。 サスペンド モード時は、これらの信号の状態が、 ターゲッ ト ハード ウェアによってさまざまな DC バイアス レベ ルにフローティングとな り ます。

    メモ : コンピュータによっては、 サスペンド モード中は USB ポートからの電源が全面的にオフになり ます。 物理的にケーブルを取り外すのと同じ状態です。 動作が再開された場合には、[Output] → [Cable Setup] を使用して、 ケーブルを手動で再接続させる必要があ り ます。

    プラッ ト フォーム ケーブル USB の接続こ こでは、 プラ ッ ト フォーム ケーブル USB からホス ト PC およ びターゲッ ト システムへの物理的な接続方法を説明します。

    高性能リボン ケーブルターゲッ ト システムへの接続には、 A 6" サイズのリボン ケーブ ルが提供され、 推奨されています ( 図 13 参照)。 このケーブルに は、 信号/グラン ド ペアが複数含まれ、 接続エラーの発生を抑え ます。

    リボン ケーブルを利用するには、ターゲッ ト システムがメーティ ング コネクタを備える必要があ り ます。 このコネクタは、 通常プ ロ ト タ イプのチェ ッ クアウ ト 中にのみインス ト ールされます。

    ハード ウェアが機能的で、 別のソースから ISP デバイスのコン フ ィギュレーシ ョ ンが可能な場合には、 コネクタを排除して、 コ

    ス ト を削減できます。 容量に余裕がある場合には、 コネク タ用に フッ トプ リ ン ト を保持するこ とをお勧めします。

    コネク タは 2mm のキー付きのヘッダを使用しています。 ベン ダーの製品番号およびピン配置については、 7 ページ、「ターゲッ ト インターフェイス コネクタ」 を参照してください。

    メモ : 1. リ ボン ケーブル : 14 芯線、 1.0mm 中心円形ケーブル、 28

    AWG (7 x 36) 標準導体、 グレー PVC (ピン 1 エッジ赤)。2. 2mm リ ボン コネクタ メ ス型 IDC 接続、 ベリ リ ウム銅メ ッキ

    (接触部 )、 50μ インチ ニッケル下地付き 30μ インチ金メ ッキ、 2mm 中心、 0.5mm 平方オス型コネクタ対応

    フライング ワイヤ アダプタアダプタは、 2mm のオス型コネクタのないレガシ ターゲッ ト シ ステムへの接続用と して提供されてます (7 ページの図 14 参照)。 アダプタを使用する と、 ターゲッ ト システムでフラ イング ワイ ヤを使用して端末同士を接続させるこ とができます。

    アダプタは、 2 つのコネクタを使用した小規模回路基板です (図 15 参照)。 アダプタの底面に接続するコネク タは、 14 ピンの プラ ッ ト フォーム ケーブル USB、 2mm オス型コネクタに対応し ます。 アダプタ上部の A 7 ピン ライ ト アングル型ヘッダは、一般

    図 12 : iMPACT 実行中に表示されるサスペンドの警告メ ッセージ

    ds300_11a_113004

    図 13 : 高性能リボン ケーブルds300_12_110804

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  • プラッ ト フォーム ケーブル USB

    DS300 (v2.0.1) 2006 年 6 月 14 日 www.xilinx.co.jp プラッ ト フォーム ケーブル USB の接続 7Advance 製品仕様

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    的なザイ リ ンクス フライング ワイヤ セッ ト (同梱) に適応し ます。

    メモ : シグナル インテグ リティの問題上、 この方法での接続は推奨していません。 また、 無意図的に高電圧接続した場合、 リードの破損を招くおそれがあ り ます。

    ホストへの物理的接続

    各プラッ ト フォーム ケーブル USBには、 取り 外し可能な高速用- 1.8 メ ート ルの A-B ケーブルが含まれます (図 16 )。 いかなる状況 下でも 、 5 メ ート ルを超過したユーザー指定のケーブルは使用し ないでく ださ い。 サブチャネル ケーブル (1.5Mb/s 低速通信用) は、 プラッ ト フォーム ケーブル USB と 併用しないでく ださい。

    標準の B シ リーズのコネク タは、 取り外し可能な高速 A-B ケー ブル接続用ケースの左側に組み込まれます。 シャーシ グランドが 別途 A-B ケーブルのドレイン ワイヤに接続され、 ESD 電流がホ ス ト システムのグランドに流れます。

    ターゲッ ト インターフェイス コネクタ高性能リ ボン ケーブルをターゲッ ト システムに接続するための 対応コネク タは、スルー ホール型と 表面実装型の 2 種類が使用で きます (図 17 参照)。 適切な位置にケーブルが挿入されるよう 、外 側が覆われているか、 あるいは鍵付きのいずれか、 または両方の

    条件に合う ものを常に使用してく ださい。 コネク タに必要なボー ド スペースは、 0.162 in2 のみです。

    コネ ク タの 2 ピンに対する ターゲ ッ ト システム 電圧は、 TDI_DIN、 TCK_CCLK ピン と TMS_PROG ピンを駆動する出 力バッファの リ ファレンス と して使用されます。 表 3に、 パラレ ル ケーブル USB リ ボン ケーブルと互換性を持つ対応コネク タ のサードパーティのソースを示します。

    図 14 : ワイヤ付きフライングワイヤアダプタ (上面 )

    図 15 : ワイヤあり / なしのフライングワイヤアダプタ (側面 )

    STATUS

    JTAG | SERIAL Vref | Vref

    GND | GND

    TCK | CCLK

    TDO | DONETDI | DIN

    TMS | PROG

    --- | INIT

    ADAPTER

    DS300_13_111904

    Made in U.S.A.

    Serial UH - 12345

    Model DLC9

    Platform Cable USB

    Power 5V 0.26A

    2mmCONNECTOR

    SIGNALS

    1.5 < Vref < 5.0 VDC

    Gnd

    JTAG or Serial---- INIT---- ----TDI DIN

    TDO DONETCK CCLKTMS PROGVref Vref

    R

    R

    DS300_14_113004

    図 16 : スタンダード A-B ホスト インターフェイス ケーブルおよび B シリーズのコネクタ

    図 17 : ターゲッ ト インターフェイスコネクタの寸法および信号の割り当て

    ds300_15_110804

    GND

    GND

    GND

    GND

    GND

    GND

    GND

    0.299"

    0.248"

    0.472"0.0787"

    JTAGSlave Serial

    TYP.

    0.656"

    0.0787" (2 mm)

    0.020" (0.5 mm) SQ. TYP.

    2 x 7 (14 position) 2 mm connectorsurface-mount for ribbon cableMolex part no. 87832-1420Also available in through-hole mounting

    ds300_16_111804

    1311

    9

    7

    5

    3

    1

    NCNC 12

    TDIDIN 10

    TDODONE 8TCKCCLK 6TMSPROG 4VREFVREF 2

    NCINIT 14

    表 3 : 2mm ピッチ、 14 導体のリボン ケーブル対応コネクタ

    メーカー (1) SMT、水平型

    スルーホール、水平型

    スルーホール、ライ ト アングル型 ウェブ サイ ト

    Molex 87832-1420 87831-1420 87833-1420 www.molex.comFCI 98424-G52-14 98414-G06-14 98464-G61-14 www.fciconnect.comComm Con Connectors 2475-14G2 2422-14G2 2401R-G2-14 www.commcon.com

    メモ : 1. メーカーによっては、 ピンの割り当てがザイ リ ンクス とは異なる場合があ り ます。 詳細は、 メーカーのデータシート を参照して くだ

    さい。2. 新しい リボン ケーブルは、 ザイ リ ンクス オンラインス ト アにて別途購入できます。

    http://www.molex.comhttp://www.fciconnect.comhttp://www.commcon.comhttp://www.xilinx.com/xlnx/xebiz/onlinestore.jsp?sGlobalNavPick=PURCHASEhttp://www.xilinx.co.jp

  • プラッ ト フォーム ケーブル USB

    TDI_DIN および TMS_PROG のタイ ミング仕様 8 www.xilinx.co.jp DS300 (v2.0.1) 2006 年 6 月 14 日Advance 製品仕様

    R

    TDI_DIN および TMS_PROG のタイ ミング仕様JTAG モードおよびスレーブ シ リ アル コンフ ィギュレーシ ョ ン モー ド では、 TDI_DIN 出力および TMS_PROG 出力は、 TCK_CCLK の立ち下がりで変化します (図 18 参照)。 ターゲッ ト デバイ スは、 TCK_CCLK の立ち上が りで TDI_DIN および TMS_PROG をサンプ リ ング し ます。 ターゲ ッ ト デバイ スが TDI_DIN または TMS_PROG をサンプ リ ングするための最少 セッ ト アップ タイムは TTTSU(MIN) です。

    TTTSU(MIN) = TCLK / 2 - TCPD(MAX) = 20.83ns - 9.2ns= 11.63ns

    TCLK/2 は、 24MHz で TCK_CCLK が Low の時間を示し、 TCPD(MAX)は TDI_DIN あるいは TMS_PROG の最長の伝播遅延 で、 ケーブルの出力ステージで TCK_CCLK に関係し ます。 TCK_CCLK 周波数を下げる と、ターゲッ トのデータ セッ ト アッ プ タイムが延長されます。

    メモ : タイ ミ ング仕様は VREF = 3.3V の場合に適用されます。 VREF を 3.3V 未満で使用する場合、 ケーブルの出力バッファ ステージを介した伝播遅延が延長し、 24MHz で動作しない可能性があ り ます。

    TDO のタイ ミングバウンダ リ スキャン モードで読み出しを実行中、 TDO の半ク ロ ッ ク サイクルごとに、ケーブルへ伝播するためのサンプリ ング のための十分な時間が必要です。 図 19 、9 ページの図 20 およ び 9 ページの図 21 に、TCK_CCLK の周波数に 24MHz を選択した 場合に発生する可能性のある問題を示します。 プラ ッ ト フォーム ケーブル USB の出力バッファでは、 ケーブルと ターゲッ トの間 に 4ns の位相遅延が発生します。 (9 ページの図 19 の CBL_TCK から TCK_CCLK の遅延のカーソル C1 および C2 を参照)

    ターゲッ ト デバイスには、TCK_CCLK の立ち下がりエッジから TDO_DONE のアサート まで、 さまざまな伝播遅延があ り ます。 (図 20 の TCK_CCLK から TDO_DONE の遅延を参照)。例と し

    て、図 20 にXC2C256-VQ100 CPLD の 12ns の TDO の遅延を示 します。

    そして、 プラ ッ ト フ ォーム ケーブル USB の信号条件回路が、 TDO_DONE と信号をサンプ リ ングするロジッ クの間に約 12ns 間、 3 段階遅延を発生します。

    メモ : (9 ページの図 21 の TDO_DONE から CBL_TDO の遅延を参照 )。データは、 CBL_TCK の立ち上がりエッジの約 11ns 後にサンプ リ ングされます。 24MHz で正常に動作させるには、 全体の伝播 遅延に十分に注意を払う必要があ り ます。 セッ ト アップのタイ ミ ング要件は、 16 ページの図 29 を参照してください。

    図 18 : TCK_CCLK に対する TDI_DIN および TMS_PROG のタイ ミング

    TMS_PROG changes on NegativeEdge of TCK_CCLK (G1)

    TDI_DIN Changeson Negative Edgeof TCK_CCLK (G2)

    DS300_17_113004

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  • プラッ ト フォーム ケーブル USB

    DS300 (v2.0.1) 2006 年 6 月 14 日 www.xilinx.co.jp TDI_DIN および TMS_PROG のタイ ミング仕様 9Advance 製品仕様

    R

    図 19 : TCK_CCLK (CBL_TCK から TCK_CCLK の遅延 ) に対する TDO_DONE のタイ ミング

    図 20 : TCK_CCLK (TCK_CCLK から TDO_DONE の遅延 ) に対する TDO_DONE のタイ ミング

    図 21 : TCK_CCLK (TDO_DONE から CBL_TDO の遅延 ) に対する TDO_DONE のタイ ミング

    DS300_18_110204

    DS300_19_110204

    DS300_20_110204

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  • プラッ ト フォーム ケーブル USB

    TDI_DIN および TMS_PROG のタイ ミング仕様 10 www.xilinx.co.jp DS300 (v2.0.1) 2006 年 6 月 14 日Advance 製品仕様

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    ターゲッ ト リファレンス電圧の感知 (VREF)プラ ッ ト フォーム ケーブル USB は、 2mm リ ボン ケーブル コネ ク タの VREFピンの超過電圧のク ランプが組み込まれています。 ク ランプ電圧 (VREF_A) は、 3 つの出力信号をそれぞれ駆動する 高スルーレートのバッファ (NC7SZ125) を供給します。 VREFの 電圧は規定する必要があ り ます。

    メモ : ターゲッ ト システムの VREF 電流と 2mm コネク タの 2 ピンの間に電流を制限するレジスタを挿入しないでください。

    電源の入ったターゲッ ト システムに リボン ケーブルあるいはフ ラ イング リードが接続されている場合、A-B ケーブルがホス トに 未接続であれば、 プラ ッ ト フォーム ケーブル USB には影響あ り ません。 同様に、 プラ ッ ト フォーム ケーブル USB に電源が投入 され、電源がオフの状態のターゲッ ト システムに接続されている 場合は、 そのシステムへの悪影響はあ り ません。

    出力信号のバッファ (TCK_CCLK、TMS_PROG、TDI_DIN) は、 VREF が 1.40V を下回った場合には high-Z に設定して ください。 出力バッファの振幅は、1.40V ≤ VREF ≤ 3.30V のと き、VREF ピ ンの電圧変化を直線的にたど り ます。 振幅は、 3.30 ≤ VREF ≤ 5.00V のと き、 約 3.30V でクランプされます。

    VREF 電圧と出力信号の振幅の関係は、 表 4を参照して ください。

    ザイ リ ン ク ス アプ リ ケーシ ョ ンでは、 それぞれのバッ フ ァ を high-Z に設定する前に、出力をロジッ ク 1 に駆動します。 これに よ り、 低速での立ち上がり を回避します。 この問題は、 ターゲッ

    ト システムの寄生キャパシタンスへの弱プルアップ抵抗を介し たチャージ パスによって発生する可能性があ り ます。

    出力ドライバのスト ラクチャ

    プラ ッ ト フォーム ケーブル USB は次の 3 つのターゲッ ト信号、 TCK_CCLK、 TMS_PROG、 TDI_DIN を駆動します。 これらの

    各信号には、 同じ ト ポ ロジが使用されています。 XC2C256 Coolrunner-II CPLD では出力信号が生成されます。

    各信号は、外部の NC7SZ125 高速 CMOS バッファに配線されま す (図 22 参照)。 シ リーズ ダンピング抵抗 (30W) が反射を抑えま す。 弱プルアップ抵抗 (20kW) は、バッファが high-Z に設定され た場合に指定したロジッ ク レベルを維持し、 VREF_A を終端し ます。

    VREF 機能と しての VREF_Aの予測値については、 図 23 を参照し て ください。

    入力レシーバのスト ラクチャ

    TDO_DONE の電圧コンパレータを保護するには、 シ ョ ッ ト キー ダイオード を使用します (11 ページの図 24 参照)。 実際は、 プ ラ ッ ト フォーム ケーブル USB は、 ロジッ ク 0 (ゼロ ) を検知する ため、電圧が VIL MAX を下回るかを確認します。 また、VREF_A を大幅に上回る電圧を許容します。 これは、 TDO から VREF 以

    表 4 : VREF の機能としての出力信号レベル

    ターゲッ ト システム (VDC) の VREF 電圧

    出力信号レベル (VDC)

    ステータス LED の色

    0.00 ≤ VREF < 1.40 High-Z アンバー1.40 ≤ VREF < 3.30 VREF 緑3.30 ≤ VREF ≤ 5.00 ≅ 3.3 緑

    メモ : 1. 3 つの出力ド ライバ (TCK_CCLK、 TMS_PROG、 TDI_DIN)

    それぞれの VREF_A に弱プルアップ抵抗があ り ます。 出力ドライバは、 コンフ ィギュレーシ ョ ン時、 およびプログラ ミ ング中のみアクティブで、 動作間のド ライバは、 high-Z に設定されます。

    図 22 : ターゲッ ト インターフェイス ド ライバ トポロジ

    図 23 : VREF機能としての VREF_A

    I/OXFCE PIN

    VCC33_SW

    CPLD

    2 mm Connector

    InternalThree-State

    Control

    High-Z

    VREF_A

    VREF_A

    NC7SZ125

    DS300_22_120904

    DS300_22_113004

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  • プラッ ト フォーム ケーブル USB

    DS300 (v2.0.1) 2006 年 6 月 14 日 www.xilinx.co.jp ターゲッ ト システムの接続 11Advance 製品仕様

    R

    シグナルインテグリテ ィ

    プラ ッ ト フォーム ケーブル USB は、高スルーレート バッファを 使用して TCK_CCLK、 TMS_PROG、および TDI_DIN を駆動し ます。 各バッファには、 30Ω のシ リーズ終端抵抗があ り ます。 し たがって、 設計する場合には、 伝送ラインの影響が及ばないよ う

    PCB レイアウ ト を十分考慮する必要があ り ます。 ザイ リ ンク ス のウェブサイ ト シグナル インテグ リ テ ィでは、 アプ リ ケーシ ョ ン ノー ト XAPP361 : 『Planning for High Speed XC9500XV Designs』 から、 シグナル インテグ リ テ ィに対するサポートの詳 細が参照できます。

    ターゲッ ト システムが、プログラマブルなデバイスを 1 つだけ有 する場合は、 ターゲッ ト デバイスよ りに 2mm コネクタを配置し ます。 ターゲッ ト システム上の 1 つのチェーンが複数のデバイス で構成されている場合には、 TCK_CCLK のバッファを考慮する 必要があ り ます。 図 25 で示す規定に従って差動ド ライバ/レシー バのペアを使用する と、 信号の品質を大幅に高めるこ とができま

    す。 ターゲッ ト デバイスが大規模 PCB に配置されている場合に は、 バッファが不可欠です。

    それぞれの差動ド ライバおよびレシーバ、 あるいはそのいずれか

    のペアは、約 5ns の伝播遅延の原因とな り ます。 ただし、 12MHz 以下の低速クロ ッ クを使用する場合にはさほど重要な問題ではあ

    り ません。

    PCB ト レースにブランチがなく、全体の ト レース長が 4 インチ未 満の場合には、各差動レシーバが複数のターゲッ ト デバイスを駆 動できます。 その場合、 複数の終端抵抗を、 差動レシーバのシン グルエンド出力に近接配置します。

    メモ : ターゲッ ト システムが TCK_CCLK のバッファを含み、24MHz ク ロ ッ ク レートで動作する場合には、 TMS_PROG にも同様のバッファを使用するこ とを推奨します。 この結果、TCK_CCLK/TMS_PROG 間の位相関係が安定します。 TDI_DIN に対する負荷は必ず 1 つであるため、 バッファは必要あ り ま せん。

    ターゲッ ト システムの接続ターゲッ ト システムで JTAG あるいはスレーブ シ リ アル ト ポロ ジのいずれかを使用する場合には、 複数のデバイスをカスケード

    接続できます。 12 ページの図 26 に、 スレーブ シ リ アル接続を、 12 ページの図 27 に一般的な JTAG 接続を例示します。

    FPGA の DONE ピンは、 オープン ド レインあるいは有効なド ラ イバと してプログラムできます。 カスケード接続したスレーブ シ リ アル ト ポロジでは、外部プルアップ抵抗を使用し、すべてのピ ンをオープン ド レインにプログラムする必要があ り ます。

    2mm コネク タを、 ターゲッ ト デバイスからかな り離して配置す る場合には、 少なく と も TCK_CCLK にバッファが必要です。 プ ラ ッ ト フォーム ケーブル USB と ターゲッ ト デバイス間の論理 的関係を図に示します。 バッファや終端については、「シグナルイ ンテグ リティ」 を参照して ください。

    図 24 : ターゲッ ト インターフェイス レシーバ トポロジ

    I/O XFCE PIN

    CPLD

    2 mm Connector

    VREF_A

    VCC33

    BAT54

    LT1719

    DS300_23_120904

    図 25 : 差動クロックバッファの例

    SN65LVDS105Four Differential

    Drivers SN65LVDS2 (2)

    TCK_CCLK TCK_CCLK_11

    4 TCK_CCLK_4

    DS300_24_110804

    Locate driver package adjacent to 2mm connector

    Route A & B traces for each differentialpair in parallel with equal length and consistent spacing

    Series Termination Resistor

    Locate one receiver adacentto each target device

    FourBufferedClocks

    http://www.xilinx.co.jphttp://www.xilinx.co.jp/products/design_resources/signal_integrity/index.htmhttp://www.xilinx.com/bvdocs/appnotes/xapp361.pdf

  • プラッ ト フォーム ケーブル USB

    ターゲッ ト システムの接続 12 www.xilinx.co.jp DS300 (v2.0.1) 2006 年 6 月 14 日Advance 製品仕様

    R

    図 26 : カスケード接続したスレーブ シリアル トポロジの例

    FPGA1 FPGA2 FPGAnDOUTDIN

    CCLK

    DONE

    INIT

    DOUTDIN

    CCLK

    DONE

    INIT

    DOUTDIN

    CCLK

    DONE

    INITINIT

    CCLK

    DIN

    DONEPROG PROGPROG

    PROG

    VCCAUX(2)

    VCCAUX(2)

    OptionalPull-Up

    VCCO

    GND(3)

    VREF 2

    6

    4

    10

    14

    8

    X

    2 mm Connector

    DS300_25_031006

    Notes:

    1. Set Mode pins (M2-M0) on each FPGA to Slave-serial mode when using the USB cable, so that CCLK is treated as an input.

    2. VCCAUX is 3.3V for Virtex-II, 2.5V for Spartan-3 and Virtex-II Pro. Virtex-4 serial configuration pins are on a dedicated VCC_CONFIG (VCCO_0), 2.5V supply. Other FPGA families do not have a separate VCCAUX supply.

    3. Attach the following 2 mm connector pins to digital ground: 1, 3, 5, 7, 9, 11, 13.

    図 27 : JTAG チェーン トポロジの例

    ISPPROM

    TDOTDI

    TCKTMS

    FPGA

    DS300_26_031006

    TDI

    TCKTMS

    CPLD TDOTDI

    TCKTMSTMS

    TCK

    TDI

    TDO

    GND(2)

    VREF 2

    X

    8

    10

    4

    6

    2 mmConnector

    TDO

    VCCAUX(1)

    Notes:

    1. Example implies that VCCO, VCCJ, VCC_CONFIG and VCCAUX for various devices are set to the same voltage. See device data sheets for appropriate JTAG voltage-supply levels.

    2. Attach the following 2 mm connector pins to digital ground: 1, 3, 5, 7, 9, 11, 13.

    http://www.xilinx.co.jp

  • プラッ ト フォーム ケーブル USB

    DS300 (v2.0.1) 2006 年 6 月 14 日 www.xilinx.co.jp ターゲッ ト システムの接続 13Advance 製品仕様

    R

    ハブの種類とケーブルの性能プラ ッ ト フォーム ケーブル USB に影響を与える重要なハブに は、 最大ポート電流と総帯域幅という 2 つの重要な仕様があ り ます。

    最大ポート電流

    USB 2.0 ポー トに接続し、 ハイスピード モードで動作させるに は、プラ ッ ト フォーム ケーブル USB は約 230mA 必要です。 ポー ト が 230mA を供給できない場合、 プラ ッ ト フォーム ケーブル USB はフルスピード モードで動作します。 USB 1.1 ポートに接 続時は、 常にフルスピードで動作します。

    総帯域幅

    単一 USB 1.1 を使用したハイスピード デバイスの最大論理帯域 幅は約 8Mb/s です。 単一 USB 2.0 を使用したハイスピード デバ イ スの最大論理帯域幅は、 56Mb/s です。 ハブの帯域幅は接続さ れたすべてのデバイスで共有するため、 実際の帯域幅は低めにな

    り ます。

    プラ ッ ト フォーム ケーブル USB を 1.1 ハブに接続した場合は、 コンフ ィ ギュレーシ ョ ン スピードが低下します。 通信オーバー ヘッ ドおよびプロ ト コルは、使用デバイスの総帯域幅の約 30%が 上限とな り ます。 ハブ 1.1 を使用した最高のスループッ ト は約 3.6Mb/s です (図 28 参照)。

    外部のハブ 2.0 をルート ハブ 1.1 に接続する場合は、最速で動作 します (図 28 B を参照)。 USB を高速で動作させるには、プラ ッ ト フォーム ケーブル USB をルー ト ハブ 2.0 に直接接続する場 合、 または、 外部に自己電源を持つハブ 2.0 がルート ハブ 2.0 に 接続されている場合にのみ保証されます (図 28 D および 図 28 E 参照)。

    プラ ッ ト フォーム ケーブル USB が外部のバス電源、 ハブ 2.0 に 接続される と、 最速デバイス と して列挙される場合があ り ます (図 28 C 参照)。 バス電源ハブは接続されたデバイス全体に対し、 合計 500mA 配電でき ます。 バス電源ハブの個別ポー ト が 150mA 未満に制限される場合には、 プラ ッ ト フォーム ケーブル USB は列挙せず、 また、 ホス トのソフ ト ウェア アプ リ ケーシ ョ ンで使用できな くな り ます。

    図 28 : さまざまなハブを使用したプラッ ト フォームケーブル USB のパフォーマンス

    1.X Root Hub

    Platform CableUSB

    12 Mb/s Bus Speed

    1.X Root Hub

    Platform CableUSB

    2.0 Root Hub

    Platform CableUSB

    480 Mb/s Bus Speed

    2.0 ExternalBus-Powered

    Hub

    12 Mb/s Bus Speed

    2.0 ExternalBus-Powered

    Hub

    Enumerates atfull speed because

    root hub onlyoperates at full

    speed — Degradedperformance dueto slow bus speed

    Enumerates atfull speed because

    root hub onlyoperates at full

    speed — Degradedperformance dueto slow bus speed

    Platform CableUSB

    May not enumerate atHi-Speed because bus-powered external hubsupplies < 500 mA per

    port — Possibledegraded performancedue to slow bus speed

    2.0 Root Hub

    480 Mb/s Bus Speed

    2.0 ExternalSelf-Powered

    Hub

    500mA

    500mA

    < 500mA

    500mA

    500mA

    < 500mA

    2.0 Root Hub

    Platform CableUSB

    Enumerates atHi-Speed since

    root hub cansupply 500 mA

    per port — Bestperformance due

    to high busspeed

    500mA

    480 Mb/s Bus Speed

    500mA

    (A) (B) (C) (D) (E)

    Power

    DS300_27_112905

    Enumerates at Hi-Speed since external self-powered hub can

    supply 500 mA per port — Best performance due to high bus speed

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  • プラッ ト フォーム ケーブル USB

    インターフェイス ピンの説明 14 www.xilinx.co.jp DS300 (v2.0.1) 2006 年 6 月 14 日Advance 製品仕様

    R

    インターフェイス ピンの説明表 5 : SS/JTAG ポート : 14 ピンのリボン ケーブル コネクタ

    リボン ケーブル番号

    スレーブ シリアル コンフ ィギュレーシ ョ ン モード

    JTAG コンフ ィギュレーシ ョ ン

    モードタイプ 使用方法

    2 VREF VREF 入力 ターゲッ トの参照電圧。 このピンは、 JTAG あるいはスレーブ シ リ アル インターフェイスをサポートするターゲッ ト システムの電圧バスに接続する。 例えば、 JTAG ポート を使用して Coolrunner-II デバイスをプログラムする場合、 VREF はターゲッ トの VAUX バスに接続する。

    メモ : 1. メモ : ターゲッ トの参照電圧は、 指定する必要があ り、 シ リーズ

    の電流制限を VREF ピンと共に使用するこ とはできない。4 PROG - 出力 コンフ ィギュレーシ ョ ン リセッ ト 。 このピンは、 ターゲッ ト FPGA

    の強制的な リ コンフ ィギュレーシ ョ ンに使用します。 その場合、 単一デバイス システムではターゲッ ト FPGA の PROG_B ピン、 あるいはデイジーチェーンで並列にコンフ ィギュレーシ ョ ンされたすべての FPGA の PROG_B に接続する必要がある。

    6 CCLK - 出力 コンフ ィギュレーシ ョ ン ク ロ ッ ク。 スレーブ シ リ アル モードでは、FPGA は CCLK サイクルごとに 1 コンフ ィギュレーシ ョ ン ビッ トずつ読み込みます。 その場合、 単一デバイス コンフ ィギュレーシ ョ ンではターゲッ ト FPGA の CCLK ピン、 あるいはデイジーチェーンで並列にコンフ ィギュレーシ ョ ンされたすべての FPGA の CCLK ピンに接続する必要がある。

    8 DONE - 入力 コンフ ィギュレーシ ョ ン完了。 このピンは、 FPGA をターゲッ ト とするプラ ッ ト フォーム ケーブル USB が、 全体のコンフ ィギュレーシ ョン ビッ ト ス ト リームを受信したこ とを示し、 デイジー チェーン構成の場合には、並列するすべての FPGA の Done ピンに接続。 コンフ ィギュレーシ ョ ン プロセスが完了する と、 Done ピンの立ち上がり遷移後に新たな CCLK サイクルが生成される。

    10 DIN - 出力 コンフ ィギュレーシ ョ ン データ 入力。 ターゲッ ト FPGA のシ リ アル入力データ ス ト リームで、 単一デバイス システムの場合はターゲット FPGA の DIN ピンに接続。 または、 デイジーチェーンで並列にコンフ ィギュレーシ ョ ンされたすべての FPGA の DIN ピンに接続。

    12 N/C N/C - 予約済み。 このピンは、 ザイ リ ンクスの検査用で、 いずれのターゲット回路にも接続しない。

    14 INIT - 双方向 コンフ ィギュレーシ ョ ン。 このピンは、 コンフ ィギュレーシ ョ ン メモ リの消去に使用。 単一デバイス システムではターゲッ ト FPGA の INIT_B ピンに接続。 あるいはデイジーチェーンでシ リーズにコンフ ィギュレーシ ョ ンされたすべての FPGA の INIT_B に接続する。

    4 - TMS 出力 テス ト モード選択。 JTAG モード信号で、 ターゲッ ト ISP デバイスの適切な TAP ステートへの遷移を表す。 データ ス ト リームを共有するすべてのターゲッ ト ISP デバイスの TMS に接続する。

    6 - TCK 出力 テス ト ク ロ ッ ク。 JTAG 用のクロ ッ ク信号で、 データ ス ト リームを共有するすべてのターゲッ ト ISP デバイスの TCK ピンに接続する。

    8 - TDO 入力 テス ト データ出力。 JTAG チェーンの最後に接続されたデバイスの TDO ピンからシ リ アル データ ス ト リーム出力。

    10 - TDI 出力 テス ト データ入力。 JTAG チェーンの最初に接続されたデバイスの TDI ピンからのシ リ アル データ ス ト リーム入力。

    1、 3、 5、 7、 9、 11、

    13

    デジタル グランド (1)

    メモ : 1. すべての奇数ピン (1、 3、 5、 7、 9、 11、 13) は、 リボン ケーブルのターゲッ ト エンドのデジタル グランドに接続します。 すべてのグラ

    ンドを使用する と、 ク ロス トークを最低限に抑えられます。

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  • プラッ ト フォーム ケーブル USB

    DS300 (v2.0.1) 2006 年 6 月 14 日 www.xilinx.co.jp インターフェイス ピンの説明 15Advance 製品仕様

    R

    プラッ ト フォーム ケーブル USB の動作特性

    表 6 : 絶対最大定格

    シンボル 説明 条件 値 単位

    VBus USB ポート電源電圧 5.25 VVREF ターゲッ トの参照電圧 6.00 VIREF ターゲッ ト電源電流 VREF = 5.25V 110 mATA 動作温度 70 oC

    ICC1 ダイナミ ッ ク電流 1 VBUS = 5.25V; TCK = 24MHz 230 mAICC2 ダイナミ ッ ク電流 2 VBUS = 5.25V; TCK = 6MHz 98 mA

    ICCSU サスペンド電流 VBUS = 5.25V 350 mAIOUT DC 出力電流 (TCK_CCLK、

    TMS_PROG、 TDI_DIN、 INIT)+24 mA

    メモ : 1. USB 2.0 ポートで高速で動作。2. 低電力 USB ポート 1.1 で最速で動作。 3. デバイスを絶対最大定格の状態で長時間使用する と、 製品の信頼性に影響を与える場合があ り ます。 こ こに定める値はス ト レスの度合い

    のみを示すものであ り、 これらの定格値から推奨動作条件に記載する値までの範囲内における機能的動作を示すものではあ り ません。

    表 7 : 推奨 DC 動作条件

    シンボル 説明 条件 最小 最大 単位

    VBus USB ポート電源電圧 4.00 5.25 VVREF ターゲッ トの参照電圧 1.5 5.00 VIREF ターゲッ ト電源電流 VREF = 3.30V 1 18 mATA 動作温度 0 70 oC

    TSIG ス ト レージ温度 -40 +85 oCVOH 高レベル出力電圧 VREF = 3.3V; IOH = -8mA 3.0 VVOL 低レベル出力電圧 VREF = 3.3V; IOH = 8mA 0.4 VVOH 高レベル出力電圧 VREF = 1.5V; IOH = -8mA 1.3 VVOL 低レベル出力電圧 VREF = 1.5V; IOH = 8mA 0.4 VVIH 高レベル入力電圧 VREF = 1.5V 1.2 VVIL 低レベル入力電圧 VREF = 1.5V 0.4 V

    表 8 : AC 動作特性

    シンボル 説明 条件 最小 最大 単位

    TCLK ク ロ ッ ク周期 TCK_CCLK の 周波数

    750kHz 41.66 ns24MHz 1333 ns

    TCPD ケーブル伝播遅延時間TCK_CCLK@24MHzの立ち下がりエッジに対する TDI_DIN (TMS_PROG)

    ターゲッ ト システム VREF

    3.3V 9.2 ns2.5V TBD ns1.8V TBD ns

    TTSU ターゲッ ト セッ ト アップ タイムTCK_CCLK@24MHz の立ち上がりエッジに対する TDI_DIN (TMS_PROG)

    ターゲッ ト システム VREF

    3.3V 11 ns2.5V TBD ns1.8V TBD ns

    TCSU ケーブル セッ ト アップ タイムTCK_CCLK@24MHzの立ち上がりエッジに対する TDO_DONE

    ターゲッ ト システム VREF

    3.3V 11 ns2.5V TBD ns1.8V TBD ns

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    インダスト リ カナダ規制 16 www.xilinx.co.jp DS300 (v2.0.1) 2006 年 6 月 14 日Advance 製品仕様

    R

    米国連邦通信委員会 (FCC) 通知この製品は検証済みであ り、 FCC 規制 Part 15 に規定された仕様 のク ラ ス A デジタル装置の条件に適合している こ とが確認され ています。 これらの制限は、 商業環境で製品を使用した場合に、 障害を防止する適切な保護を提供するよ う設計されています。 こ の装置は、 無線周波エネルギーを生成、 使用、 または放射する可

    能性があ り、 この製品のデータシートに記載された指示に従って

    インス トールおよび使用しなかった場合、 受信障害が発生するこ

    とがあ り ます。 この製品を住宅地で使用する と、 支障をきたす場 合があ り ます。 その際は、 使用者の負担で干渉防止措置を講じる

    必要があ り ます。

    インダスト リ カナダ規制この製品は、Canadian ICES-003 に準拠したク ラス A デジタル機 器です。

    入手先情報製品番号は HW-USB です。 RoHS に準拠した製品をお求めの場 合は HW-USB-G です。

    TTPD ターゲッ ト伝播遅延時間TCK_CCLK@24MHzの立ち下がりエッジに対する TDO_DONE

    ターゲッ ト システム VREF

    3.3V 10 ns2.5V TBD ns1.8V TBD ns

    図 29 : プラッ ト フォーム ケーブル USB タイ ミング図

    表 8 : AC 動作特性 (続き )

    シンボル 説明 条件 最小 最大 単位

    TCK_CCLK

    TMS_PROG /TDI_DIN

    TTSU

    Platform Cable USB assertsTMS_PROG and TDI_DIN onnegative edge of TCK_CCLK

    Target device samples TMS_PROG andTDI_DIN on positive edge of TCK_CCLK

    TCLK

    TDO_DONE

    TCSU

    Platform cable USB samplesTDO_DONE approximately 15

    ns after positive edge ofTCK_CCLK

    TCPD

    TTPD

    Target device asserts TDO_DONE on negative edge of TCK_CCLK

    DS300_28_010506

    Notes:1. All times are in nanoseconds and are relative to the target system interface connector.2. TTSU Min is the minimum setup time guaranteed by Platform Cable USB relative to the positive edge of TCK_CCLK3. TCSU Min is the minimum setup required by Platform Cable USB to properly sample TDO_DONE4. Propagation delays associated with buffers on the target system must be taken into account to satisfy the minimum setup times.

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    DS300 (v2.0.1) 2006 年 6 月 14 日 www.xilinx.co.jp 改訂履歴 17Advance 製品仕様

    R

    改訂履歴

    次の表に、 この文書の改訂履歴を示します。

    日付 バージ ョ ン 改訂内容

    2004/12/10 1.0 初版リ リース2006/03/14 1.1 • 7 ページの表 3の追加。

    • 図 26 および 12 ページの図 27 を修正し、 更新。• その他、 リ ビジ ョ ン等のマイナー変更。

    2006/04/14 2.0 鉛フ リー (RoHS 対応品 ) のプラ ッ ト フォーム ケーブル USB の詳細をデータシートに追加。2006/06/14 2.0.1 鉛フ リーに用語を統一、 およびマイナー変更。

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    プラットフォーム ケーブル USB機能プラットフォーム ケーブル USB の概要外観図 1 : ザイリンクス プラットフォームUSB ケーブル図 2 : プラスチックケースの外寸

    使用方法ホスト コンピュータの必要条件実際の使用電流デバイス ドライバのインストールファームウェアの更新図 3 : CPLD のアップデート通知図 4 : CPLD アップデート プログレス バー

    Found New Hardware Wizard (Windows のみ)図 5 : a) ファームウェア ローダの PID の検知 ; b) ファームウエア ローダ ドライバの登録終了画面図 6 : a) アプリケーションの PID 検知 ; b) アプリケーション ドライバの登録終了画面

    ホットプラグ機能の使用図 7 : [Device Manager] で認識されたケーブルを表示

    iMPACT コンフィギュレーション ケーブルの 選択図 8 : iMPACT のケーブル選択メニュー図 9 : iMPACT のケーブル通信設定画面

    コンフィギュレーション時のクロック周波数表 1 : ハイパワーポートの周波数表 2 : 最大 JTAG クロック 周波数図 10 : iMPACT のステータス バー

    ステータス インジケータ図 11 : ステータス LED がターゲット電圧を示す

    サスペンド ステート図 12 : iMPACT 実行中に表示されるサスペンドの 警告メッセージ

    プラットフォーム ケーブル USB の接続高性能リボン ケーブル図 13 : 高性能リボン ケーブル

    フライング ワイヤ アダプタ図 14 : ワイヤ付きフライングワイヤアダプタ (上面)図 15 : ワイヤあり/なしのフライングワイヤアダプタ (側面)

    ホストへの物理的接続図 16 : スタンダード A-B ホスト インターフェイス ケーブルおよび B シリーズのコネクタ

    ターゲット インターフェイス コネクタ図 17 : ターゲットインターフェイスコネクタの寸法 および信号の割り当て表 3 : 2mm ピッチ、14 導体のリボン ケーブル対応コネクタ

    TDI_DIN および TMS_PROG のタイミング 仕様図 18 : TCK_CCLK に対するTDI_DIN および TMS_PROG のタイミング図 19 : TCK_CCLK (CBL_TCK から TCK_CCLK の遅延) に対する TDO_DONE のタイミング図 20 : TCK_CCLK (TCK_CCLK から TDO_DONE の遅延) に対する TDO_DONE のタイミング図 21 : TCK_CCLK (TDO_DONE から CBL_TDO の遅延) に対する TDO_DONE のタイミング

    ターゲット リファレンス電圧の感知 (VREF)表 4 : VREF の機能としての出力信号レベル出力ドライバのストラクチャ図 22 : ターゲットインターフェイス ドライバ トポロジ図 23 : VREF機能としてのVREF_A

    入力レシーバのストラクチャ図 24 : ターゲット インターフェイス レシーバ トポロジ

    シグナルインテグリティ図 25 : 差動クロックバッファの例

    ターゲット システムの接続図 26 : カスケード接続したスレーブ シリアル トポロジの例図 27 : JTAG チェーン トポロジの例

    ハブの種類とケーブルの性能最大ポート電流総帯域幅図 28 : さまざまなハブを使用したプラットフォームケーブル USB のパフォーマンス

    インターフェイス ピンの説明表 5 : SS/JTAG ポート : 14 ピンのリボン ケーブル コネクタ

    プラットフォーム ケーブル USB の動作特性表 6 : 絶対最大定格表 7 : 推奨 DC 動作条件表 8 : AC 動作特性図 29 : プラットフォーム ケーブル USB タイミング図

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