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- 1 - 1 iManager iManager へのアクセス インストール後 Internet Explorer などのブラウザから、以下の URL へアクセスしてください。 http://お客様のドメイン名/imanager/ 例:ドメインが office-park.jp の場合 → http://office-park.jp/imanager/ ドメインでの接続が有効になっていないときは 下記となります。 http://お客様の IP アドレス/imanager/ 例:IP が 123.456.789 の場合 → http://123.456.789 /imanager/ iManager へアクセスすると、 下記画面が表示されログイン名とパスワードの入力を求められます。 iManager は、ログインするユーザ権限により、利用できるサービスが異なります。

1 iManager - office-park.net · - 1 - 1 iManager iManager へのアクセス インストール後Internet Explorerなどのブラウザから、以下のURLへアクセスしてください。

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1 iManager

iManager へのアクセス

インストール後 Internet Explorer などのブラウザから、以下の URL へアクセスしてください。

http://お客様のドメイン名/imanager/

例:ドメインが office-park.jp の場合 → http://office-park.jp/imanager/

ドメインでの接続が有効になっていないときは 下記となります。

http://お客様の IP アドレス/imanager/

例:IP が 123.456.789 の場合 → http://123.456.789 /imanager/

iManager へアクセスすると、 下記画面が表示されログイン名とパスワードの入力を求められます。

iManager は、ログインするユーザ権限により、利用できるサービスが異なります。

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管理者ユーザー権限でログイン

iManager 全ての機能がご利用可能です。

「ツールとウィザード」において、ユーザ追加・編集等のルート権限での作業を web 上から行う事がで

きます。

管理者ユーザー権限でログインするには、以下のようにログインします。

ログイン名「admin」の部分には、管理者ユーザ ID を入力し、パスワードに「管理者ユーザパスワード」

を入力して、「ログイン」します。

管理者ユーザー権限でログインしたメニュー項目は以下のようになります。

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一般ユーザとしてログイン

追加設定されたユーザも、iManager をご利用いただく事が可能です。

ユーザに与えられた権限により、ご利用範囲が異なりますが、メールアカウントとして追加されたユー

ザであれば、web メールとして iManager をご利用いただく事が可能です。

一般ユーザとしてログインするには、ログイン名に「ユーザ名」を入力し、パスワードに「ユーザのパス

ワード」を入力して、「ログイン」します。

通常のメールアカウントユーザとして追加されたユーザであれば、ログイン後は、以下のようなメニュー

表示になります。

- 4 -

2 パスワードの変更

iManager では、ユーザパスワードをユーザ自身で自由に変更する事が可能です。

iManager メニューから、「ユーザプロフィール」をクリックします。

「ユーザプロフィール」にアクセスすると、以下のようにユーザ情報が表示されます。

「パスワードを変更する」をクリックすると、パスワード変更画面に移動します。

- 5 -

パスワード変更画面では、変更後のパスワードを2度入力後「送信」ボタンを押して下さい。

この作業が終了したら、必ず直ちに画面の右下部から「ログアウト」して新しいパスワードでログインし

直してください。

- 6 -

3 ファイルのアップロード

「ファイルマネージャ」でのアップロードは、web コンテンツのみについて行うものとお考え下さい。

web コンテンツは、「www」のシンボリックリンクから移動した「htdocs」フォルダ内に設置されます。

このマニュアルでは、web コンテンツ用のファイルをアップロードする方法について

ご案内させて頂きます。

「ファイルマネージャー」機能は、FTP 権限を与えら得たユーザでしかご利用頂けません。

iManager のファイルマネージャーでは、接続先のディレクトリに、「日本語」「全角」「スペース」を含むフ

ァイル名およびディレクトリ名を含むものが存在すると、正常に開かなくなる場合がございます。

その場合は、FTP接続ソフトでご対応いただけますようお願い致します。

また、基本的に、サーバ内で用いるファイル名・ディレクトリ名に、「日本語」「全角」「スペース」を設定さ

れない事をお薦め致します。

「管理者ユーザ」として iManager にログインします。

「iManager メニュー」から、「ファイルマネージャー」を選択します。

フォルダの移動

管理者ユーザでログインした段階で表示されるファイルマネージャーのフォルダは、

/home/管理者ユーザ名 のフォルダ位置になります。

以下の手順で、web コンテンツがある「htdocs」フォルダまで移動します。

一番上に表示されている名前のないフォルダをクリックします。

この名前に「..」しか表示されていないフォルダアイコンは、一つ上位に移動する事を意味しています。

- 7 -

一つ上位の階層に移動します。

現在の位置は、/home ディレクトリ内です。

さらに上位に移動する為に、前回同様「..」フォルダをクリックします。

サーバ最上位(ルート)に移動しました。

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「現在のディレクトリ」が「 / 」となっています。

この画面の一番下に、「www」へのシンボリックリンクの設定があります。

「www」の文字ではなく、シンボリックリンクの設定先として表示されている「usr/local/apache」の

文字の方をクリックしてください。

さらに web ドキュメントルートである「htdocs」フォルダをクリックし、作業領域に入ります。

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ファイルのアップロード

[操作]の中にある[ファイルをアップロードする]を選択します。

サーバにアップロードするファイルを指定します。

「ローカルマシンでのファイル名」で、ご利用中の PC の中に保存されているアップロードするファイルを

指定します。

- 10 -

「参照」ボタンを押すと、ご利用中の PC の内部が参照されますので、該当ファイルを選択してください。

アップロードするファイル名が半角英数字であれば、そのままで「ファイルをアップロードする」ボタンを

押してください。

ファイル名が日本語の場合は、日本語ファイル名ではサーバに正しく認識されませんので、

その隣の欄「アップロード先でのファイル名」に、半角英数字のファイル名を設定してから、

「ファイルをアップロードする」ボタンを押してください。

正しくアップロードが完了すると上記メッセージが表示されます。

以上でファイルアップロードが完了しました。

- 11 -

4 ファイル削除

ファイルマネージャ」でのファイル削除は、web コンテンツのみについて行うものとお考え下さい。

web コンテンツ以外のシステムフォルダやシステムファイルを削除されますと、サーバが

正しく動作しなくなる可能性がございます。

「ファイルマネージャー」機能は、FTP 権限を与えら得たユーザでしかご利用頂けません。

iManager にログインし、「iManager メニュー」から、「ファイルマネージャー」を選択します。

「3 ファイルのアップロード」と同様に、htdocs フォルダまで移動してください。

htdocs 内にある、該当の削除するファイルをクリックします。

例として、「entry.gif」ファイルを削除するものとします。

「entry.gif」をクリックすると、以下の作業選択画面が表示されます。

操作の中から、[ファイル削除する]を選択します。

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作業確認画面が表示されます。削除する場合は[ファイルを削除する]をクリックします。

ファイル削除が成功した場合は下記メッセージが表示されます。

>>> ファイル削除リクエストが正しく実行されました。<<<

この作業により誤って削除されたファイルは、iManager で復活させる事はできません。

削除してしまったファイルの復活は、TELNET 接続して「getback」コマンドを利用する事で可能です。

ディレクトリ構造は、毎晩 /backup にコピーされます。/backup のデータは 新しいバックアップがコピ

ーされる前に tar ファイルに圧縮保存され、さらにテープに保存されます。

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バックアップからファイルを復元する

別の場所に保存されたファイルを復元するには、getback というユーティリティを使います。

getback を使ってファイルを復元するには、対象となるファイルが保存されているディレクトリに移動す

る必要があります。

% getback ファイル名 <Enter>

または

% getback ディレクトリ名 <Enter>

と入力します。

バックアップの種類

バックアップには、オンラインバックアップデータ(無料)とテープバックアップデータ(有料)があります。

オンラインバックアップデータ online getback コマンドにより瞬時にデータのバックアップが完了しま

す。(無料)

テープバックアップデータ on tape

(fee required)

オンラインバックアップデータよりも古いデータで、別途テープ

バックアップで保存されているデータになります。

こちらのデータを選択されますと、サーバ管理者に作業を依

頼する必要がございますので テープバックアップデータの利

用の際には、必ず [email protected] 宛に、その旨ご連絡い

ただけますようお願いいたします。

また、この作業には\15,000 の費用が発生し、所要時間とし

て 2~3 日程度の時間が必要となります。

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オンラインバックアップデータの復旧

以下の例は usr/local/apache/htdocs/index.html の (1) Online 936 6 Jan 2004 のオンラインバックア

ップデータを選択した場合です。

オンラインバックアップデータを選択した場合、瞬時に RESTORE-online ディレクトリへリストアされま

す。

% cd /usr/local/apache/htdocs <Enter>

↑バックアップ対象ファイルがあるディレクトリまで移動

% getback index.html <Enter>

(1) Online

936 6 Jan 2004

(2) 13 Jan 2004, on tape (fee required)

936 6 Jan 2004 /usr/local/apache/htdocs/index.html

(3) 6 Jan 2004, on tape (fee required)

936 6 Jan 2004 /usr/local/apache/htdocs/index.html

(4) 30 Dec 2003, on tape (fee required)

835 24 Dec 2003 /usr/local/apache/htdocs/index.html

(5) 23 Dec 2003, on tape (fee required)

659 19 Dec 2003 /usr/local/apache/htdocs/index.html

Select a backup to restore: (0 or ^C for none): 1 <Enter>

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テープバックアップデータの復旧

以下の例は usr/local/apache/htdocs/index.html の (3) 6 Jan 2004, on tape (fee required)のテープバ

ックアップデータを選択した場合です。

選択後確認メッセージが表示されますので実行する場合は y を、キャンセルする場合は n を入力してく

ださい。

必ずご確認ください

ここで y をご選択いただいたきますと、自動的にテープバックアップデータからのリストアが受け付けら

れ、 作業料金として1作業あたり \15,000 が発生いたします。

なお、ここでy を入力後のキャンセルはお受付いたしかねますので予めご承知おきくださいますよう、宜

しくお願い申し上げます。

また、テープバックアップデータは、サーバ管理者に作業を依頼する必要がございますので、必ず

[email protected] 宛に、その旨ご連絡いただけますようお願いいたします。

ご連絡いただけない場合は、作業が行えなくなる場合がございます。

% cd /usr/local/apache/htdocs<Enter>

% getback index.html<Enter>

(1) Online

936 6 Jan 2004

(2) 13 Jan 2004, on tape (fee required)

936 6 Jan 2004 /usr/local/apache/htdocs/index.html

(3) 6 Jan 2004, on tape (fee required)

936 6 Jan 2004 /usr/local/apache/htdocs/index.html

(4) 30 Dec 2003, on tape (fee required)

835 24 Dec 2003 /usr/local/apache/htdocs/index.html

(5) 23 Dec 2003, on tape (fee required)

659 19 Dec 2003 /usr/local/apache/htdocs/index.html

Select a backup to restore: (0 or ^C for none): 3 <Enter>

- 16 -

You have requested a tape backup that requires processing by our

technical support staff. A FEE may be charged to your account to

complete this request. Are you sure you want to continue? [n]

実行する場合は y を、キャンセルする場合は n を入力してください。

ここで、「y」を入力されますと、その作業のキャンセルは行えませんので、充分ご注意ください。

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5 新規アドレス/ユーザ追加

ユーザ追加の処理は、管理者権限で iManager にログインして、行います。

管理者権限での iManager へのログインについては、「 1 iManager 」のページをご参照下さい。

iManager メニューの「ツールとウィザード」をクリックし、「ユーザー」の「追加」をクリックします。

以下のような、ユーザ設定情報の入力画面になります。

以下では、ユーザ:taro 「Mail」「FTP」権限有りのユーザを設定しています。

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ログイン名 追加するユーザ名を入力してください。

※半角英数字 8 文字以内

パスワード 2度同じものを入力してください。

本名 情報として入力するものです。日本語の入力も可能です。

ログイングループ 追加ユーザが所属するグループがある場合、そのグループ名を正しく入力してく

ださい。

特に所属するグループが無い場合は、無記入でかまいません。

また、このグループ設定はユーザ設定後でも変更可能です。

その他のグループ そのユーザ名でメールを利用した場合は、「IMAP」「POP」にチェックを入れてくだ

- 19 -

さい。

FTP 権限も与える場合は「FTP」にもチェックを入れてください。

※iManager の Web メール機能をご利用になりたい場合は必ず FTP 権限にもチェ

ックを入れてください。

容量制限 ユーザが利用するディスク容量です。

ここで設定した値は、与えられた権限で利用する容量となります。

Mail と FTP の両方に権限を与えた場合では、メール容量と FTP で利用するサー

バ容量を合計した値という事になります。

「0」を設定すると、容量無制限となります。

ログインシェル Telnet でのアクセスを許可します。

バーチャルホスト 通常はチェックを入れないでください。

サブホスト設定時に利用しますが、ユーザ追加設定時に設定しなくても問題はあ

りません。

確認画面が表示されましたら、よく確認した後に[確認]をクリックします。

追加されたユーザで、Mail 送受信を行う場合は、以下のような情報になります。

POP サーバ : お客様のドメイン名

SMTP サーバ : お客様のドメイン名

アカウント ID : ユーザ名

パスワード : ユーザのパスワード

FTP 接続については、以下のようになります。

接続ホスト名 : お客様のドメイン名

ユーザ : ユーザ名

パスワード : ユーザのパスワード

接続先 : /home/ユーザ名のディレクトリ

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6 新規アドレス/ユーザ編集・削除

ユーザ編集・削除の処理は、管理者権限で iManager にログインして、行います。

管理者権限での iManager へのログインについては、「 1 iManager 」のページをご参照下さい。

ユーザー編集

追加したユーザーの情報を変更することが可能です。

iManager の「ツールとウィザード」をクリックし、次の画面で「ユーザー」の「編集」をクリックします。

情報を編集したいユーザーを選択後、「ユーザの選択」ボタンを押します。

下記の画面にて変更する情報を入力後、[変更する]をクリックします。

- 21 -

パスワード欄がブランクになっていますが、パスワード以外を変更する場合には、

パスワード欄に入力する必要はありません。

ユーザー削除

「ツールとウィザード」をクリックし、次の画面で「ユーザー」の「削除」をクリックします。

削除するユーザーを選択し、「ユーザ選択」をクリックします。

- 22 -

確認画面が表示されますのでその内容を確認後、

「はい。上記のユーザを削除します。」のボタンを押してください。

「ホームディレクトリを削除する」「メールファイルを削除する」にチェックが

入っている場合、削除するユーザ宛に来たメールで、サーバに蓄積されているものは全て削除されま

す。

通常は、削除された方がよろしいかと思いますが、一時的にユーザを削除し、

再度同じユーザ名を設定し、同じデータを引き継ぎたい場合は、

削除のチェックをはずしておかれると同じデータを引き継ぐことが可能です。

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7-(1) Web メールにログイン

以下のように、通常の iManager 画面にアクセスしてください。

設定したメールアカウントの「ログイン名」と「パスワード」を入力して、「ログイン」ボタンを押してください。

メールアドレスが、「office@ドメイン名」の場合は、「office」を入力します。

追加ユーザでログインした場合は、上記のようなメニュー項目が表示されます。

「メールマネージャー」をクリックする事で、Web メールのページにログインする事が可能です。

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iManager ログインと同時に web メールページを表示させる方法

ログイン時に表示されるメニュー項目については、カスタマイズする事が可能です。

初期設定では、ログインした時に表示されるメニューは、このメインメニューですが

Web メール機能をすぐに使いたい場合、「設定」の「基本的な設定」で、iManager スタートアップメニュー

「メールマネージャ」にチェックをいれておけば、次回から、ログインした後は、すぐにメールマネージャ

ー画面が表示され、メールの受信状況が確認できます。

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7-(2) Web メールの受信

メールソフトを用意しなくても、iManager を利用すれば、ブラウザ上でメール操作が行えます。

メールアカウントで iManager にログインし、「メールマネージャ」をクリックします。

ログイン方法については、「7-(1) Web メールにログイン」をご参照下さい。

「メールマネージャー」をクリックし、Web メールページにログインすると、以下のようなメールの受信箱

画面が表示されます。

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メール内容を表示させるには

受信メールの内容を読む為には、件名をクリックします。

すると、メール内容の表示が行われます。

フラグについて

受信メール一覧で、日付の前に表示されているフラグの記号については

以下のような意味を持ちます。

N - 新規または未読のメール

r - 返信済み

+ - 貴方だけを宛先としているメッセージ

T - 宛先に貴方を含むメッセージ

C - 貴方へ CC しているメッセージ

F - 貴方からのメッセージ

上図の様に「N+」となっている場合は、

「新規または未読のメール」であり

「貴方だけを宛先としているメッセージ」

である事を示しています。

メールデータについて

iManager の Web メールで受信したメールは、メールサーバから削除されません。

つまり、メールデータはどんどん蓄積されていく事になります。

メールソフトの場合では、「*日後にサーバから削除」等の自動処理を行う事が可能ですが、iManager

では、メールデータの自動削除は行われません。

その為、メールフォルダの使用容量にご留意頂けますようお願い致します。

設定容量を超えてしまうと、メールの受信が行えなくなります。

また、Web メールとメールソフトを併用してご利用になる場合、メールソフトと Web メールで同じ受信内

容を表示させる事が重要ですが、 iManager では、ログインした時にメールサーバに残っているメール

データを受信しますので、一旦メールソフト側で受信をして、サーバから削除されてしまったデータは

iManager 側では受信されません。

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メールソフト側の設定を、「受信メールをサーバに残す」に設定しておき、 メールデータの削除・管理は、

メールソフト・Web メールの、どちらか一方だけで行うようにする事をお勧めいたします。

アイコンについて

新着メッセージをチェックする

現在一覧に表示されている以外の新着メールを確認します。

新規メッセージを編集する

新規メールの作成画面が表示されます。

新規メール作成方法については、「7-(4) Web メールで送信 (新規メール作成)」をご参照下

さい。

<>

すべてのメッセージを保存する

現在受信している全てのメールメッセージを、別フォルダに保存します。

別フォルダに保存されたメールメッセージは、サーバからメールデータを削除しても

iManager 上で、内容確認ができます。

全てのメッセージを削除する

現在受信している全てのメールメッセージを、サーバから完全に削除します。

この動作は、現在受信した全てのメールについて行われますので、任意のメールのみを

削除したい場合は、下にある「タグのついたメッセージを削除する」ボタンで行って下さい。

この削除動作を行ったメールメッセージは復旧する事ができません。

メールソフトの「ごみ箱」のような一時的な廃棄ではございません。

メールフォルダを移動する

選択し、保存したメールメッセージのフォルダに移動します。

保存メールの内容確認ができます。

タグのついたメッセージを削除する

受信メールの一覧表示画面で、不要なメールをサーバから削除する事ができます。

削除したいメールのタグの欄にある四角いチェックボックスにチェックをいれて

「タグのついたメッセージを削除する」ボタンを押してください。

この削除動作を行ったメールメッセージは復旧する事ができません。

メールソフトの「ごみ箱」のような一時的な廃棄ではございません。

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タグのついたメッセージを保存する

現在受信しているメールメッセージを、別フォルダに保存します。

別フォルダに保存されたメールメッセージは、サーバからメールデータを削除しても

iManager 上で、内容確認ができます。

保存したいメールのタグの欄にある四角いチェックボックスにチェックをいれて

「タグのついたメッセージを保存する」ボタンを押してください。

保存されたメールメッセージは、メールフォルダに移動する事で確認できます。

メール本文の表示

件名をクリックすると、以下のように、メール内容が表示されます。

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7-(3) Web メールの返信

ブラウザ上で、受信したメールに対して返信することができます。

受信メールへの返信

受信一覧画面から、返信するメールの件名をクリックして、メール内容を表示させます。

例として、件名「社内連絡」に対して返信動作を行う事とします。

件名「社内連絡」をクリックし、メール本文を以下のように表示させます。

このメッセージに対して返信を行う場合、画面上部の「返信」アイコンで行う事もできますし、

画面下部の「操作」に入っている「返信する」から「返信」を行う事も可能です。

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画面上のアイコンについて

バウンスメッセージを送る

そのメールを「変更せずにそのまま転送」します。

メール内容や送信者の情報を変えずに、メールを

転送したい場合に利用します。

このメッセージをフォワードする

そのメールを「転送」します。

メール内容を追記・編集して転送する事ができます。

返信する

そのメールを「転送」します。

メール内容を追記・編集して転送する事ができます。

グループに返信する(?確認中?)

そのメールを「転送」します。

メール内容を追記・編集して転送する事ができます。

このメールを保存する

サーバからメールを削除しても Web メール上で確認できるように

フォルダに保存します。

保存されたメールは「メールフォルダを移動する」で確認できます。

このメッセージを削除する

サーバからメールを削除します。

メールソフトのゴミ箱のような一時的な削除ではなく

サーバから完全に削除されます。

新規メッセージを編集する

新規メールの作成画面が表示されます。

新規メール作成方法については、7-(4)Web メールで送信をご参照下さい。

メールフォルダを移動する

メールフォルダに移動します。

移動先のメールフォルダでは、新規作成メールのコピーや保存したメールの確認ができま

す。

- 31 -

メールヘッダを全て表示する

メールのヘッダ情報を表示します。

印刷用に書式を整える

メール内容を印刷したい場合に用います。

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7-(4) Web メールで送信 (新規メール作成)

ブラウザ上から、任意の相手宛にメールを作成して、送信する事が可能です。

「メールマネージャー」にアクセスし、メール受信状況が表示される画面に、アイコン表示が行われます

ので、アイコンの中から「新規メールの作成」アイコンをクリックすれば、メール作成画面に移動します。

以下が新規メール作成画面になります。

「差出人」の欄には、送信者のメールアドレスが自動的に入力されています。

- 33 -

宛先

送り先のメールアドレスを入力してください。

複数のメールアドレスに同時に送信したい場合は、

「,(半角コンマ)」で区切ってメールアドレスを入力し

送信する事ができます。

件名

メールの件名を入力してください。

CC

送信したメールのコピーを他者に送る事ができます。

複数の宛先を設定する場合とは意味が異なり、コピーを

送ったという意味合いになります。

ここに設定した送り先は、「宛先」の送信者にも認知されます。

BCC

CC と同様に送信したメールのコピーを送るという意味を持ちます。

CC と異なるのは、ここに設定した送り先は、「宛先」の送信者には

認知されません。

メール添付について

送信メールに、添付データをつけてメールを送信する事も可能です。

メール作成画面の下部に、添付データについての設定画面があります。

デフォルトでは、添付データは、2 つまでに設定されていますが、

増やすこともできます。

「設定」→「メールマネージャの設定」で、

「メールに添付できるローカルファイル数の上限」の欄で設定可能です。

メール情報入力後、「送信」ボタンで、メールが送信されます。

- 34 -

8 ツールとウィザード

「ツールとウィザード」の処理は、管理者権限で iManager にログインして、行います。

管理者権限での iManager へのログインについては、「 1 iManager 」のページをご参照下さい。

この「ツールとウィザード」で行える機能は、非常に重要な作業です。

ユーザーの追加、転送設定、アドレスマッピング、ダイレクトメール対策等の設定をする事が可能です。

- 35 -

「ツールとウィザード」で可能な作業については、以下になります。

ユーザ

ユーザ追加や編集作業が行えます。

作業については「5 新規アドレス/ユーザ追加」をご参照下さい。

別名(Alias)

メール転送設定を行う事ができます。

作業については「9 メール転送設定」をご参照下さい。

バーチャルマップ(virtmaps)

エイリアスの転送設定とは異なり、メールアカウント自身に関する設定を変更する事ができます。

作業については「10 バーチャルマップ(virtmaps)設定」をご参照下さい。

メールアクセス

迷惑メール対策を設定する事ができます。

作業については「11 メールアクセス(迷惑メール)対策」をご参照下さい。

バーチャルホスト

サブホストの設定の設定を行う事ができます。

作業については「12 バーチャルホスト(サブホスト)の設定」をご参照下さい。

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9 メール転送 (Alias) 設定

Alias の設定は、管理者権限で iManager にログインして、行います。

管理者権限での iManager へのログインについては、「 1 iManager 」のページをご参照下さい。

この項目ではメール転送の設定について説明します。

サーバの alias ファイルを編集する事で、作成されている任意のアカウント宛に来たメールを別のメール

アドレスに転送させる事が可能です。

「ツールとウィザード」をクリックし、「別名(Alias)の追加」をクリックします。

メールエイリアスに転送元、エイリアス定義に転送先を記入後[送信]をクリックします。

メールエイリアスに記入する際はメールアカウント名を記入します。

また、複数転送先を設定する場合は「、」コンマで区切ってください。

- 37 -

エイリアスの追加場所について:

追加場所を選択することにより、メールが相手より送信された際に振り分けする順番を指定することが

出来ます。通常は「ファイルの終わりに追加する」を選択してください。

エイリアスでは、記述された上から優先順位が設定されます。

記述後、設定を反映する場合は[確認]をクリックしてください。

- 38 -

10 バーチャルマップ(virtmaps)設定

バーチャルマップの設定は、管理者権限で iManager にログインして、行います。

管理者権限での iManager へのログインについては、「 1 iManager 」のページをご参照下さい。

バーチャルマップの設定では、「Virtusertable ファイルの設定」を行う事が可能です。

Virtusertable ファイルの設定で行える操作として、代表的なものは以下のようなものになります。

◆サブホストを設定している場合、メインのホスト名とサブホストのドメイン名で、それぞれ同じ

メールアカウントを別々に使用したい

◆@マーク前に 8 文字以上のユーザ名を設定したい

◆メールアドレスとアカウント ID を同じにしたくない

◆そのドメイン宛のメールを全て一括管理する場合(キャッチオール)

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メインのホスト名とサブホスト名で同じアカウントを別々のメールアドレスに設定する場合

について

サブホストを設定している場合、追加したメールアカウントは、メインホスト名でもサブホストドメイン名で

両方利用可能なメールアドレスとなります。

例えば、「123.com」というメインホスト名で、サブホストとして「abc.net」を持つプランの場合、

「info」というユーザは、「[email protected]」というメールアドレスを利用すると同時に

[email protected]」も利用可能になっています。

これは、「123.com」も「abc.net」も結局は同じサーバを指し示し、サーバにアクセスして来た時点で

振り分けを行ってサブホスト用のディレクトリにドメイン名でアクセス可能という設定を

行っている為です。

マスターアカウントとサブホスト、それぞれのドメインで同じ名前のメールボックスを作成する場合、

Virtusertable ファイルの編集で、別々の設定を行う事ができます。

ここでは、iManager で、この設定を行う場合の方法についてご説明致します。

- 40 -

例:「info@」をメインとサブホストで、別に利用したい

メインドメイン名 : 123.com → [email protected]

サブホスト : abc.net → [email protected]

先にユーザーを追加しておきます。

ログイン名/ユーザー名 info123

ログイン名/ユーザー名 infoabc

追加完了後、[ツールとウィザード]をクリックし、[バーチャルマップ]の[追加]クリックします。

転送設定する転送元メールアドレス、またはドメインを「バーチャルメールアドレス」欄に記入し、

転送先を「転送先メールアドレス」欄に記入後、[送信]をクリックしてください。

[email protected]」宛に着たメールは「info123」のメールアカウントへ、

[email protected]」宛に着たメールは「infoabc」のメールアカウントに転送する、という設定を行う。

この設定により、メインホストとサブホストで、同じアカウントの設定を別々に利用する事が可能になり

ます。

Virtusertable の設定は、上からの優先順位を持ちます。

キャッチオールの際には、記述順序にご留意下さい。

- 41 -

11 メールアクセス(迷惑メール)対策

メールアクセス対策の処理は、管理者権限で iManager にログインして、行います。

管理者権限での iManager へのログインについては、「 1 iManager 」のページをご参照下さい。

この項目では、差出人のアドレス・ ドメインを基にメールをブロックできます。 『ダイレクトメール配信

者』のラベルを貼れば、そのアドレス・ ドメインからのメールは配送されなくなります。

- 42 -

[一覧を見る]

現在設定されているメールアクセス設定の一覧が表示されます。

[追加]

アクセス設定を行うアドレスやドメインを設定します。

アクセスの定義を設定したアドレスやドメイン名を「メールアクセス定義」の欄に記入しそのアドレスに対

して起こすアクションを右側の「メールアクセス対応」のアクションを指定します。

[送信]をクリック後、追加したメールアドレスまたはドメインが確認表示されます。

入力内容に間違いがない場合は、[確認]をクリックしてください。

[編集]

既に追加されているメールアドレスやドメインを編集することが可能です。

編集するメールアクセス定義を選択後、「メールアクセス定義の選択」ボタンを押して、入力内容を編集

し、「変更する」ボタンで変更が完了します。

[削除]

追加されているメールアドレスやドメインを削除することが出来ます。

削除するメールアクセス定義を選択後、「メールアクセス定義の選択」ボタンを押して、「削除する」ボタ

ンで変更が完了します。

- 43 -

12 バーチャルホスト(サブホスト)の設定

サブホストの設定は、本来ルート権限で行われるべき作業です。

サブホストの設定は、RV-3 サーバの大きな特徴の一つです。

これにより、ひとつのサーバでいくつものドメインをそれぞれのディレクトリを与え、管理することができ

ます。

例えば、メインのドメインが abc.com であり、123.net 及び xyz.co.jp をサブホストとして登録している

場合、それぞれのドメインで別の Web サイトが表示可能であり、それぞれのドメインを使用したメール

アドレスを利用することが可能です。

サブホストの設定に関して、iManager の画面に表示されている例には、

いくつかの誤りがありますので、事前に知識があり「httpd.conf」ファイルの設定について

ご理解頂いている場合を除いて、iManager 上で、サブホスト設定する事はお薦め致しかねます。

以下、iManager で行うサブホストの設定について、例を示しますが、基本的には telnete 操作で行って

頂けますようお願い致します。

- 44 -

iManager でサブホスト設定を行う「バーチャルホスト」の「追加」をクリックすると、まずサブホストの管理

ユーザを選択する画面が表示されます。

サブホストの管理ユーザを追加設定していない場合は、「5 新規アドレス/ユーザ追加」をご参照の上、

ユーザ追加を行ってください。

リストボックスの中から、管理ユーザとするユーザ名を選択し、「送信」ボタンを押します。

※ここで選択されたユーザの web 領域内がサブホストの web ディレクトリとなります。

次に、以下の記述項目が表示されます。

ほとんどの部分で変更が必要です。

以下の記述例をご参考になり、作業を行っていただけますようお願い致します。

- 45 -

サブホスト名:subdomain.jp

管理ユーザ名:sub を設定するものとします。

サーバ名(ServerName) 追加するサブホスト名を www 無しで指定します。

記述例 subdomain.jp

サーバ管理者(ServerAdmin) 追加サブホストの管理を行うメールアドレスを指定します。

メインアカウントのメールアドレスでも、プロバイダ発行のメー

ルアドレスでも構いません。

記述例 [email protected]

ドキュメントルート(DocumentRoot) web コンテンツを設置する場所を指定すます。

記述例 /home/sub/www/subdomain.jp

/home/サブホストユーザ ID/www/サブホストドメイン名

スクリプトエリアス(ScriptAlias) CGI を実行するディレクトリを指定します。

記述例 /home/sub/www/cgi-bin/

/home/サブホストユーザ ID/www/cgi-bin/

エラーログ(ErrorLog) エラーログの保存場所を指定します。

記述例

/usr/local/apache/logs/sub/subdomain.jp-error_log

/usr/local/apache/logs/サブホストユーザ ID/サブホストドメイ

ン名-error_log

その他指示子

(Other Directives (one per line))

以下の様に記述されておりますが、青い文字の部分は、必ず

記述修正例のように変更して下さい。

- 46 -

この部分を変更されませんと、httpd.conf ファイルでのユーザ

名が一致せず

Apache が起動できなくなる可能性がございます。

User LOGIN

Group GROUP

ServerAlias www.DOMAIN

<Directory /HOME/www/cgi-bin>

AllowOverride None

Options ExecCGI

Order allow,deny

Allow from all

</Directory>

CustomLog

/usr/local/apache/logs/LOGIN/DOMAIN-access_log

combined

以下、記述修正例です。

User sub ←サブホスト管理ユーザ ID に変更

Group sub ←サブホスト管理ユーザ ID に変更

ServerAlias www.subdomain.jp ←wwwをつけたドメイン名に変

<Directory /HOME/www/cgi-bin>

AllowOverride None

Options ExecCGI

Order allow,deny

Allow from all

</Directory>

CustomLog

/usr/local/apache/logs/sub/subdomain.jp-access_log

combined ←/usr/local/apache/logs/サブホスト管理ユーザ

ID/サブホストドメイン名-access_log combined に変更

httpd.conf 内への追加オプション 「ファイルの最後に追加」で構いません。

「Populate VirtualHost Directives from Template」のボタンはご利用にならないようにお願い致します。

- 47 -

以 下 の よ う な 変 更 が 必 要 で す 。

「送信」ボタンを押していただきますと、入力内容の確認が表示されます。

「確認」ボタンを押していただくと、Apache の再起動が行われ、記述内容がサーバに反映されます。

- 48 -

13-(1) メールソフト設定にあたって

メールを受信/送信するためには、メールソフトにてそのための設定を行う必要があります。ここでは、

メールソフトの設定にあたって、必要な事項をご案内します。

必要な情報

メールの受信/送信設定方法は、各メールクライアントソフトウェア(メールソフト)ごとに異なりますが、

全てのメールソフトにて、必ず以下の情報が必要になります。メールソフトの設定を行う前に、以下の

情報をご確認ください。

なお、各サービスでのメール設定方法に関しましては、各サービスのオンラインマニュアルをご確認く

ださい。

POP サーバ(受信メールサーバ):お客様のドメイン名(もしくは IP アドレス)

SMTP サーバ(送信メールサーバ):プロバイダ様の SMTP サーバ

ユーザ ID:

パスワード:

メールアドレス:

- 49 -

13-(2) MicroSoft Outlook Express(Windows)

MicroSoft Outlook Express ver.6 (for Windows) での一般的なメール設定方法をご案内いたします。

ここでは、各メールソフトでのメールの受信/送信設定方法をご案内いたします。各ソフトウェアの詳細

な設定方法や利用方法等に関しましては、各ソフトウェア固有の内容となりますので各ソフトウェアの

ヘルプやマニュアルをご参照ください。

メール設定

Outlook Express を起動します。

- 50 -

プルダウンメニューのツールをクリックし、"アカウント"を選択します。

インターネットアカウントのダイアログが表示されましたら、「追加」ボタンをクリックし、"メール"を選択し

ます。

「インターネット接続ウィザード」が起動しますので、画面の指示に沿って、必要項目を入力していきま

す。最初は「表示名」の入力を求められます。 表示名とはメールを送信したときに「差出人」として受信

者の方に伝わる情報になります。日本語、ローマ字どちらでも設定いただけますが、半角カタカナのご

使用はお避けください。また、全角文字(ひらがな、漢字、全角アルファベット等)を入力された場合、海

- 51 -

外等では文字化けが発生する可能性がありますので、ご注意ください。「次へ(N)」をクリックします。

「電子メールアドレス」の入力画面になります。 設定したメールアドレスを入力します。入力後、「次へ

(N)」をクリックします。

- 52 -

「電子メールサーバ名」の入力画面になります。以下のように入力してください。

受信メールサーバの種類 : POP3

受信メールサーバ : お客様のドメイン名(もしくはサーバーの IP アドレス)

送信メールサーバ : プロバイダ様の SMTP サーバ

送信メールサーバの設定に当たっては、以下のページをご確認ください。

13-(4) メール送信の注意(POP before SMTP)

アカウント名とパスワードの入力画面になります。以下のように入力してください。

アカウント名: 受信するメールアカウントのユーザ ID

パスワード : 受信するメールアカウントのパスワード

受信するメールアカウントのユーザ ID、パスワードに関しては、以下のページをご確認ください。

13-(1) メールソフト設定にあたって

- 53 -

「完了」ボタンをクリックして設定完了になります。

- 54 -

13-(3) Microsot Outlook(Windows)

MicroSoft Outlook 2002 (for Windows) での一般的なメール設定方法をご案内いたします。

ここでは、各メールソフトでのメールの受信/送信設定方法をご案内いたします。各ソフトウェアの詳細

な設定方法や利用方法等に関しましては、各ソフトウェア固有の内容となりますので各ソフトウェアの

ヘルプやマニュアルをご参照ください。

メール設定

Outlook を起動します

- 55 -

プルダウンメニューのツールをクリックし、"電子メールアカウント"を選択します

「電子メールアカウント」のダイアログが表示されましたら、"新しい電子メールアカウントの追加"を選

択します

- 56 -

「サーバの種類」を選択する画面になりますので、「POP3(P)」を選択します

「インターネット電子メール設定(POP3)」の画面が表示されますので、以下のように必要項目を入力後、

完了を選択します

名前 : お名前(差出人として表示される名前になります)

電子メールアドレス : メールアドレス

受信メールサーバ : お客様のドメイン名(もしくはサーバーの IP アドレス)

送信メールサーバ : プロバイダ様の SMTP サーバ

ユーザ名 : 受信するメールアカウントのユーザ ID

パスワード : 受信するメールアカウントのパスワード

送信メールサーバの設定に当たっては、以下のページをご確認ください。

13-(4) メール送信の注意(POP before SMTP)

受信するメールアカウントのユーザ ID、パスワードに関しては、以下のページをご確認ください

13-(1) メールソフト設定にあたって

- 57 -

「完了」ボタンをクリックして設定完了になります

- 58 -

13-(4) メール送信の注意(POP before SMTP)

メール送信サーバ(SMTP サーバ)の設定

メールを送信するためには、メール送信サーバ(SMTP サーバ)が必要ですが、通常、SMTP サーバに

はご利用中のプロバイダ様から提供されている SMTP サーバをご利用頂きます。これは、インターネッ

ト上自分に近い場所にある、プロバイダ様から提供されているSMTPサーバを利用してメールを送信す

ることが、最も迅速にメールを送信することが可能なためです。

ご利用中のプロバイダ様から提供されている SMTP サーバに関しましては、ご利用中のプロバイダ様

へご確認ください。

プロバイダ様の SMTP サーバがご利用になれない場合

プロバイダ様の中には、セキュリティの為、自社プロバイダ発行のメール以外を送信させない SMTP サ

ーバの設定になっている場合がございます。その場合は弊社提供のSMTPサーバを設定して頂きます

が SPAM メール(ダイレクトメールなど)の防止のため制限を設けており、送信を行う前に、一度受信を

していただく必要があります。これは、POP before SMTP といい、非常に一般的な送信制限の 1 つに

なります。

送信を行う前に受信を行っていただくことで、約30分程度送信可能になりますので、弊社提供のSMTP

サーバでメール送信を行う場合には、必ず事前にメールの受信を行ってから送信を行ってください。

なお、弊社提供の SMTP サーバをご利用いただく場合には、SMTP サーバに POP サーバと同様にお

客様のドメイン名をご指定ください。

- 59 -

14-(1) FTP

ホームページをインターネットで公開される際には、作成されたホームページ(HTML ファイル)をサーバ

上に転送(アップロード)する必要がございます。このサーバへ転送する作業のことを FTP といい、作業

に使用するアプリケーションソフトのことを FTP ソフトと呼びます。

弊社サーバではご使用いただく FTP ソフトに制限はありませんが、ホームページの更新作業や一部修

正、削除等の作業を行われる際にはサーバに転送したファイルの削除やサーバからファイルをダウン

ロードするという標準的な機能を備えた FTP ソフトをご使用いただくことをお勧めいたします。

FTP ソフトでサーバにホームページを転送していただく際に必要な設定は以下の通りです。アカウント

とパスワードについてはご契約時にサーバの完了をお知らせするメールでご案内しております。(コント

ロールパネルでマスターユーザパスワードを変更された場合には、変更後の新しいパスワードを設定

してください。)

FTP サーバ名 ご契約ドメイン名(例:yourdomain.com)

FTP アカウント コントロールパネルにアクセスする際の ID

パスワード コントロールパネルにアクセスする際のパスワード

FTP ソフトの設定方法については、「14-(4) FFFTP 設定」をご参照下さい。

FTP 作業について

当サービスは共有サーバでありながら、専用サーバに近いスペックを備えております。

そのため、当シリーズには、専用サーバに設定されているのと同様なシステム設定が一部行われてお

ります。

FTP 接続を行い、接続が完了したルート(根幹)の部分にある様々なディレクトリはシステム設定に用い

られておりますので、これらの削除を誤って行われますとサーバが正しく稼働しなくなります。

このサーバ構成は、当シリーズの特性となっておりますので、ご理解頂けますようお願い致します。

お客様が web コンテンツのアップを行うディレクトリは、「www」→「htdocs」フォルダのみになりますので、

くれぐれもお間違えの無いようにお願い致します。

FTP 作業を行う時には、「20 ディレクトリ構造とホームディレクトリ」ページをご参照の上作業頂けます

ようお願い致します。

- 60 -

「ルート」とは、サーバを構成しているディレクトリ構造の一番上位の状態を指しています。

ルートに web コンテンツをアップロードしても反映されません。

RS-10 シリーズにおいて、web コンテンツをアップロードする場所は「www/htdocs」のフォルダ内のみと

なります。

これらルートにあるシステム設定用のディレクトリを削除されてしまうと、復旧の為に有料の作業が発

生する場合があります。

当サービスは、共有サーバでありながら、一部専用サーバとしての知識を必要とするプランになります

ので、サーバ構成については、充分ご理解頂けますようお願い致します。

- 61 -

14-(2) AnonymousFTP

AnonymousFTP は、独自の ID とパスワードなしにウェブサイトにアクセスしてきた人に、ファイルのダウ

ンロードを可能にします。

当シリーズの AnonymousFTP 用のディレクトリは、以下の場所です。

ftp/anon/pub

Anonymous FTP を利用するにあたって

一般的に「Anonymous FTP」は、あくまでもデータのダウンロードに利用する事を目的としております。

書き込み権限を許可し、誰でもアップロード可能な Anonymous FTP に設定する事は、 一般的な

Anonymous FTP の利用方法ではございませんので、以下のような非常に危険な状態になる可能性が

ございます。

・不特定多数の人に大きなデータをアップロードされ、ディスク容量やデータ転送料が倍増する。

・アップロードされたデータが、削除不可能のデータになる。

・望ましくないデータをアップロードされ、不特定多数の人に不正に利用される。

Anonymous FTP のご利用は、その危険性を充分認識してご利用いただきアカウント内のファイルやデ

ィレクトリを厳密に設定いただいた上で、ご利用いただくべきものだと弊社では考えております。

「Anonymous FTP」を有効にされる前に、ここに含まれている Anonymous(匿名)FTP 接続に関して、全

ての文書をよく読んで下さい。

ディフォルトではお客様のアカウント内の全てのファイルとディレクトリは公開して読めるように設定され

ています。その結果、Anonymous FTP はお客様のアカウント内で全てのファイルへ のアクセスを許し

てします。 一般的に、ファイルマネージャーを使って特別なファイルとディレクトリへのアクセスは防止

する事ができます。

一度、お客様のコントロールパネルでアカウント設定で Anonymous FTP を使用できるようにすると、フ

ァイルは FTPクライアントを通して匿名で、あるいは次のようなURLフォーマットを使ってアクセスさせる

事ができます。

「ftp://ftp.あなたのドメイン名/<FILENAME>」に FTP クライアント(例 FFFTP)を経由してアクセスする

Anonymous(匿名)訪問者は、お客様のドメイン名を FTP ホスト名として、ユーザーID を anonymous に、

そしてパスワードを guest と入力して使用するのが、一般的なルールとなっています。

■ホストの設定名: あなたのドメイン名

■ユーザ名: anonymous

■パスワード: guest

- 62 -

14-(3) FTP ソフト設定にあたって

FTP でサーバとのファイルのやりとり(アップロード/ダウンロード)をするためには、FTP ソフトにてサー

バへログインするための設定を行う必要があります。ここでは、FTP ソフトの設定にあたって、必要な事

項をご案内します。

必要な情報

FTP ソフトにてサーバへログインするための設定方法は、各 FTP クライアントソフトウェア(FTP ソフト)

ごとに異なりますが、全ての FTP ソフトにて、必ず以下の情報が必要になります。FTP ソフトの設定を

行う前に、以下の情報をご確認ください。

サーバ名:お客様のドメイン名(もしくは IP アドレス)

ユーザ ID:

パスワード:

FTP ソフトは、以下のページから FFFTP の最新版をダウンロードできます。

http://www.vector.co.jp/soft/win95/net/se061839.html

*ダウンロードやインストール方法に関しては、以下のページをご参照ください。

http://www.vector.co.jp/for_users/download_help.html

- 63 -

14-(4) FFFTP (Windows)

FFFTP (for Windows) での一般的な FTP 設定方法をご案内いたします。

FFFTP の入手方法等に関しましては以下のページをご参照ください。

ここでは、各 FTPソフトでのサーバへのログイン方法をご案内いたします。各ソフトウェアの詳細な設定

方法や利用方法等に関しましては、各ソフトウェア固有の内容となりますので各ソフトウェアのヘルプ

やマニュアルをご参照ください。

ここでご紹介する「FFFTP」ソフトは、初期設定で、サーバ内をリスト表示させるコマンドが、旧バージョ

ンの ProFTP サーバで用いる「NLST」コマンドで設定されております。

弊社ご提供のサービスプランでは、最新バージョンの ProFTP サーバ設定を行っておりますので、この

「NLST」コマンドでのリスト表示は行えません。以下でご案内させて頂いている「LIST」コマンドへの設

定変更を、必ず行っていただけますようお願い致します。

FTP 設定

FFFTP を起動します。通常、ホスト一覧画面が表示されます。 もし表示されない場合には「接続」メニ

ューの「ホスト設定」をクリックしてください

ホストの設定画面が表示されますので、各設定項目に必要事項を入力してください

- 64 -

ホストの設定名: 任意の名称

ホスト名(アドレス): お客様のドメイン名(もしくはサーバーの IP アドレス)

ユーザ名: ログインするユーザのユーザ ID

パスワード:ログインするユーザのパスワード

LAN 環境等から接続される場合には PASV モードの設定が必要な場合があります。通常の設定で接

続できない場合には「拡張」で"PASV モードを使う"にチェックを入れて接続をお試しください。

「OK」ボタンを押すと、設定が完了し、ホスト一覧表示画面が表示されます。

- 65 -

以下のリスト表示コマンドの変更は必ず行ってください。

この設定を変更しませんと、サーバ内データの一覧表示が行われません。

FFFTP は、初期状態では古いリスト表示用のコマンド「NLST」が設定されておりますので、

以下の手順でリスト表示用コマンドの変更を行ってください。

ホスト一覧画面から設定済みの該当ホストを選択し、「設定変更」ボタンを押す

「高度」のタブをクリックする

- 66 -

初期設定状態では、「NLST -R を使って高速に再帰検索」にチェックが入っています。

「LIST コマンドでファイル一覧を取得」の方にチェックをいれると、

自動的に NLST 側はチェックが無効化されます。

上記変更後、「OK」ボタンを押してください。

ホスト一覧に設定が追加されますので、接続する設定を選択して、「接続」ボタンをクリックします

- 67 -

サーバに接続されると向かって右側のウィンドウにサーバ上のファイルやディレクトリの一覧が表示

されます。

- 68 -

14-(5) Web サイトのアップロード

1FFFTP にてサーバへ接続後、右側の長細い枠内に /home/USERID と表示されます。

こちらを、/usr/local/apache/htdocs と入力し、Enter キーを押してください。

この /usr/local/apache/htdocs ディレクトリをドキュメントルートディレクトリといい、 このディレクトリ

内にあるファイルやディレクトリがブラウザからアクセスしたときに表示されます。

*/usr/local/apache ディレクトリには、シンボリックリンクというショートカットが設定されていますので、

/www/htdocs と入力しても同じように /usr/local/apache/htdocs ディレクトリが選択されます。

例えば、http://お客様のドメイン名/test.html へアクセスすると、 /usr/local/apache/htdocs ディレク

トリ内にある test.html というファイルへアクセスすることになります。

作成された Web サイトは、このドキュメントルートディレクトリへアップロードすることでブラウザからアク

セスすることができます。

- 69 -

15 ディレクトリ構造とホームディレクトリ

1VPS2 のディレクトリ構造

VPS2 は、FreeBSD で構築されているサーバです。 各アカウントに関しましても、FreeBSD と同じ様なディレクトリ構造となってお

り、 重要なディレクトリと簡単な説明は以下のようになります。

/bin ユーザユーティリティが置かれています。

/dev デバイスノードです。

/etc システム設定ファイルが置かれています。

/home 作成したユーザのディレクトリが作成されます。

/lib ライブラリデータが置かれています。

/man マニュアルデータが置かれています。

/ports Ports コレクションのデータが置かれています。

/root ルートユーザのディレクトリです。

/sbin システムユーティリティが置かれています。

/tmp 一時的なファイル置き場です。

/usr ユーザユーティリティとアプリケーション

- 70 -

/var ログやメールデータがあります。

/www /usr/local/apache へのシンボリックリンクです。

/etc/mail sendmail の設定ファイルが置かれています。

/usr/local/apache/conf Apache の設定ファイルが置かれています。

/usr/local/apache/logs Apache のアクセスログ、エラーログがあります。

/usr/local/apache/htdocs Web ページデータを置くドキュメントルートです。

/var/log 各種ログファイルが置かれています。

2 ホームディレクトリ

各ユーザごとに用意された自由に利用できるディレクトリです。

VPS2 ではユーザがログインすると、そのユーザのホームディレクトリにアクセスするように設定されて

います。

例えは、ユーザ red がサーバへログインすると、/home/red/ へ接続します。

なお、ルートユーザのホームディレクトリは、/root/ となります。

- 71 -

16 iManager でのメール転送設定(エイリアス設定)

RV-3 サーバ のメールアドレス宛てへ届いたメールをプロバイダ(ISP)から提供されたメールアドレスなどへ 転送するためには、

iManager にてメール転送設定(エイリアス設定)を行います。

1iManager へルートユーザでログイン後、「ツールとウィザード」をクリックします。

2「エイリアス」の「追加」をクリックします。

3「メールエイリアス」には「転送元のアカウント」を、「エイリアス定義」には「転送先のメールアドレス」を 入力しま

す。

例えば、[email protected] 宛てのメールを、[email protected] へ転送する場合、「メールエイリアス」には「blue」を、「エ

イリアス定義」には「[email protected]」を入力します。

- 72 -

4 以下の画面が表示されますので「確認」をクリックしてください。

以上で、メールの転送設定が完了です。

- 73 -

17-(1) サブホストの概要

概要

サブホスティングとは、RV-3 シリーズの大きな特徴の一つです。

これにより、ひとつのサーバでいくつものドメインをそれぞれのディレクトリを与え、管理することができ

ます。

例えば、メインのドメインが abc.com であり、123.net 及び xyz.co.jp をサブホストとして登録している

場合、 1つのアカウントで全ての3つのドメインを管理しますがそれぞれのドメインで別の Web サイト

が表示可能であり、それぞれのドメインを使用したメールアドレスを利用することが可能です。

サブホストの仕組み

サブホスティングは、RV-3 シリーズの web 領域のあるディレクトリにドメイン名でアクセスできるように

システムを設定する事により可能となります。下図をご参照下さい。

- 74 -

17-(2) サブホストドメインの確認

トライアルアカウントには、メインのドメインである vXXX.trialserver.jp の他に、 サブホストのドメインである vXXX.subhost.jp が

割り当てられています。

* vXXX はお客様のユーザ ID です。ユーザ ID が v000 であれば、 メインのドメインは

v000.trialserver.jp に、サブホストのドメインは v000.subhost.jp になります。

この状態でまだ何も VPS 側のサブホストの設定はしていないので、 メインのドメインである

vXXX.trialserver.jp と サブホストのドメインである vXXX.subhost.jp は全く同じ状態になっています。

そのため、ブラウザでアクセスすると同じページが表示されます。

以下のページへアクセスして同じページが表示されることを確認しましょう。

http://vXXX.trialserver.jp/

http://vXXX.subhost.jp/

また、メールに関しても二つのドメインは同じ状態になっています。 Step 1 では red というユーザアカ

ウントを作成し、[email protected] というメールアドレス宛てのメールが受信できましたが、 同じ

- 75 -

ユーザアカウントで [email protected] というメールアドレス宛てのメールも受信できるようになって

います。

以下のアドレスへメールを送信し、ユーザアカウント red で受信して2通のメールが届くことを確認しま

しょう。

[email protected]

[email protected]

このように、ドメインを割り当てただけではサブホストのドメインはメインのドメインと全く同じ状態となり

ますので、 ブラウザからアクセスすると同じページが表示されますし、メールを送信しても同じユーザ

アカウントに配信されます。 これを、それぞれのドメインで違うページを表示させたり、違うユーザアカ

ウントにメールを配信するためには、 VPS 側の設定が必要になります。

- 76 -

17-(3) サブホスト管理者ユーザアカウントの作成

初めに、サブホストドメインを管理するユーザアカウントを作成します。 サブホストドメインの Web サイト

へのコンテンツのアップロードやダウンロードは、このユーザアカウントにて行います。 また、このサブ

ホストドメイン宛てのメールの受信も行います。 ユーザアカウント名は何でもかまいませんが、ここで

は subhost というユーザアカウントを作成することとします。

注意

ここで作成するサブホストドメインを管理するユーザアカウントを

サブホスト管理者ユーザと呼びます。

Step1 を参考に、iManager より subhost というユーザアカウントを作成してください。

*その他のグループには FTP、IMAP、POP を選択してください。

- 77 -

- 78 -

17-(4) サブホストドメインの Web 設定

サブホストしたドメインでメインのドメインとは違うページを表示させるには、 VPS 側での設定が必要です。この設定は、iManager

にて行います。

1iManager へルートユーザでログインします。

iManager URL:http://vXXX.trialserver.jp/imanager/

ログイン名 :root

パスワード :ルートユーザのパスワード

2「ツールとウィザード」をクリックします。

- 79 -

3「バーチャルホスト」の「追加」をクリックします。

4 サブホストドメインを管理するユーザアカウントを選択します。

ここでは、さきほど作成した subhost を選択し、「送信」をクリックします。

5 サブホストドメインの Web 設定を行います。

1つ1つの項目を細かく設定することもできますが、テンプレートを適用することで一般的な設定が行われます。 サーバ名にサブ

ホストするドメイン名(vpsXXX.subhost.jp)を入力し、 「バーチャルホストのテンプレートを適用する」を選択するとテンプレートが

適用され、 その他の項目が自動的に変更されますので、「送信」を選クリックします。

- 80 -

6 確認画面が表示されますので、「確認」をクリックします。

7 設定内容を反映するために、「Apache 再起動」を選択し、Web サーバ(Apache)の再起動を行います。

8 以上でサブホストドメインの Web 設定は完了です。

- 81 -

正しく設定されたか確認するために、サブホストドメインの URL へアクセスします。 以下のように INDEX が表示されれば設定

は正しく完了しています。

http://vXXX.subhost.jp/

- 82 -

17-(5)サブホストドメインへのコンテンツのアップロード

3. で作成したサブホストドメインに対して、コンテンツをアップロードします。

1FTP クライアントのホストの設定を行います。

· ホストの設定名:vXXX.subhost.jp

· ホスト名(アドレス):vXXX.subhost.jp

· ユーザ名:サブホスト管理者ユーザのユーザ ID(subhost)

· パスワード:サブホスト管理者ユーザのパスワード

2 サーバに接続するとこのユーザアカウントのホームディレクトリが表示されます。

ホームディレクトリは FTP クライアントソフト上では / と表示されますが、 サーバのルートディレクトリから見た場合の絶対パス

は /home/サブホスト管理者ユーザ ID/ (この例の場合は /home/subhost/)になります。

- 83 -

3 コンテンツをアップロードするドキュメントルートディレクトリに移動します。

サブホストのコンテンツをアップロードするドキュメントルートディレクトリは /www/サブホストドメイン名/(絶対パスは /home/サ

ブホスト管理者ユーザ ID/www/サブホストドメイン名/ ) となりますので、 /www/vXXX.subhost.jp/ ディレクトリ(絶対パス

/home/subhost/www/vXXX.subhost.jp/ )へ移動します。

4 この /www/サブホストドメイン名/ (/www/vXXX.subhost.jp)ディレクトリがサブホストドメイン名のコンテンツを

アップロードするドキュメントルートディレクトリになります。

このドキュメントルートディレクトリへコンテンツをアップロードすることで、Web サイトを公開することができます。

- 84 -

ドキュメントルートディレクトリに任意の内容の index.html ファイルをアップロードして

ブラウザから以下のURLへアクセスしてみましょう。

http://vXXX.subhost.jp/

- 85 -

17-(6) サブホストドメインのメール設定

サブホストしたドメインでメールを利用する場合、VPS側の設定が必要です。 この設定は iManager で

行います。

1 サブホストドメインのメールアドレス宛てのメールを配信するユーザアカウントを作成します。

ここでは、「 17-(3)サブホスト管理者ユーザアカウントの作成 」 で作成したサブホストドメインを管理するユーザアカウント

subhost へメールを配信することとしますが、 もし別のユーザアカウントへメールを配信させる場合は、Step 1 を参考に予めユ

ーザアカウントを作成してください。

2iManager へルートユーザでログインします。

iManager URL:http://vXXX.trialserver.jp/imanager/

ログイン名 :root

パスワード :ルートユーザのパスワード

3「ツールとウィザード」をクリックします。

- 86 -

4「バーチャルマップ」の「追加」をクリックします。

5 設定するメールアドレスを「バーチャルメールアドレス」へ、そのメールアドレス宛ての メールを配信するユーザ

アカウントを「転送先メールアドレス」へ入力します。

例えば 「[email protected]」 宛てのメールを 「infosub」というユーザアカウントへ配信するのであれば、 「バーチャルメール

アドレス」へは「[email protected]」 を、「転送先メールアドレス」へは 「infosub」を入力します。 ここでは、

[email protected]」 宛てのメールを②で作成した 「subhost」アカウントへメールを配信する設定をしますので、「バーチャル

メールアドレス」へは 「[email protected]」を、「転送先メールアドレス」へは 「subhost」を入力し、「送信」を選択します。

- 87 -

6 確認画面が表示されますので、「確認」を選択します。

7 以上で、設定は完了です。「[email protected]」宛てのメールが「subhost」アカウントへ配信されるようになっ

ています。

[email protected]」へメールを送信し、「subhost」 アカウントでメールが受信できることを確認しましょう。

[email protected]」へメールを送信し、「subhost」アカウントで受信しましょう。 「subhost」アカウント

のメール受信設定情報ですが、以下になります。

· POP サーバ :vXXX.subhost.jp

· ユーザ名 :subhost

· パスワード :subhost アカウントのパスワード

- 88 -

18-(1) CGI と SSI

CGI とは?

アクセスカウンタや掲示板(BBS)、お問合せフォーム、ショッピングカートなど、 Web サイトに動的な動

作をもたらすものを CGI(Common Gateway Interface) といいます。 CGI はさまざまなプログラム言語で

作られますが、大半の CGI は Perl というプログラム言語で作られます。

CGI(Perl)の利用にあたってはサーバ側で制限される場合がありますが、RV-3 シリーズでは問題無く

利用可能ですので、 ご自身で作成された CGI や CGI 配布サイト等で配布されているさまざまな CGI を

ご利用いただくことができます。

さらに、より簡単に CGI をご利用いただくために、KENT WEB など著名な CGI 配布サイトの CGI(17 種

類、2004 年 4 月 5 日現在)を 簡単にインストールできる 19-(2)CGI インストーラが用意されています

ので、 どなたでも簡単に CGI を利用することができます。

掲示板(BBS)

- 89 -

ショッピングカート

CGI の設置方法などについては、以下のページをご参照ください。

19-(1) CGI 利用にあたっての準備

20 Perl、sendmail のパス、バージョン

21-(1) パーミッション

19-(2) CGI インストーラ

- 90 -

SSI とは?

SSI とは Server Side Include の略で、HTML 中に特定の文字列を記述することで、その HTML の出力

時に Web サーバが文字列の結果を置き換え、出力する機能です。

例えば、HTML 中に以下のように記述することで、ファイルの出力時には、現在時刻を表示させること

ができます。

<!--#echo var="DATE_LOCAL" -->

SSI のご利用については、以下のページをご参照ください。

・SSI 利用にあたっての準備

CGI/SSI 使用上の注意

弊社ではCGI/SSI の実行環境を提供していますが、全ての CGI/SSI の動作を保証するものではありま

せん。

CGI/SSI の作成方法や動作の詳細に関するお問い合わせにつきましては、弊社でお受けできかねる

場合がございます。

CGI/SSI の作成方法や動作の詳細に関しましては、市販の書籍や関連 Web サイト等をご参照くださ

い。

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18-(2) CGI 利用の準備

VPSでは、デフォルト設定としてCGI専用ディレクトリである /www/cgi-bin ディレクトリが用意されてい

て、 その他のディレクトリでは CGI の実行はできなくなっています。 /www/cgi-bin ディレクトリへ CGI

を設置することで CGI を動作させることができますが、 /www/cgi-bin ディレクトリ以外のどのディレク

トリでも CGI を設置することができる設定のほうが一般的ですので、 初めに、以下の設定を行います。

サブホストドメインの場合の CGI 専用ディレクトリは /home/サブホスト管理者ユーザ ID/www/cgi-bin になります。 例えばサブ

ホスト管理者ユーザ ID が「subhost」である場合は、/home/subhost/www/cgi-bin となります。

以下の内容が記述された .htaccess(先頭のドットに注意してください) というファイルを作成し、 ドキュ

メントルート(/www/htdocs)へ ASCII モードでアップロードします。 この作業を行うことで、ドキュメントル

ート(/www/htdocs)以下のどのディレクトリでも CGI を実行することができます。 なお、サブホストドメイ

ンで同様にどのディレクトリでも CGI を実行できるようにするためには、 メインドメインの場合と同様に

以下の内容の .htaccess ファイルを作成し、 サブホストドメインのドキュメントルート(/home/サブホス

ト管理者ユーザ ID/www/サブホストドメイン名/) へ ASCII モードでアップロードしてください

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18-(3) CGI インストーラ

CGI インストーラとは

CGI を正しく実行させるためには、perl や sendmail のパスを正しく指定する必要や、ファイルやディレ

クトリのパーミッションを正しく設定する必要があります。慣れれば難しい作業ではありませんが、初心

者の方には面倒な作業ですし、間違いやすいポイントです。 VPS では、より簡単に CGI をご利用いた

だくために、 KENT WEB など著名な CGI 配布サイトの CGI(17 種類、2004 年 4 月 5 日現在)を簡単に

インストールできる CGIインストーラが用意されていますので、どなたでも簡単にCGIを利用することが

できます。

KENT WEB タッキーズルーム ラピッドサイト

【対応プラン】

· VPS ベーシック

· VPS プロ

· VPS アドバンス

· VPS ベーシック SP

· VPS プロ SP

· VPS アドバンス SP

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18-(4) CGI インストーラ対応 CGI 一覧

種類 名称 提供元

複数ページ対応アクセスカウンタ Dream Counter

カード決済対応ショッピングカート

(買い物棚手動作成) EZ-Mart

カード決済対応ショッピングカート

(買い物棚自動作成) EZ-Cart

ショッピングカート

(買い物棚手動作成) WEB MART

スレッド式掲示板 はてなまん

日記帳 Tacky Note

アイコン表示対応掲示板 YY-Board

自動リンク集作成 Cosmo Navigator

会員制掲示板 Gate Way Board

ファイルアップロード機能付き掲示板 Joyful Note

高機能アクセスカウンタ Lime Counter

携帯対応掲示板 e-PAD

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カレンダー式日記帳 Web Calen

フォームメール Post Mail

ショッピングカート

(買い物棚自動作成) Shopping Cart

ツリー式掲示板 Web Forum

提供サイト

http://www.kent-web.com/

http://tackysroom.com/

http://www.rapidsite.jp/

CGI インストーラ一覧サイト

http://www.serverhelp.jp/toolz/cgi/index.php?s=6

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18-(5) CGI インストーラの使用方法

1CGI インストーラ利用前の準備

CGI インストーラでは、/www/htdocs フォルダ内に CGI 設置を行います。その為、/www/cgi-bin ディレクトリ以外に

/www/htdocs フォルダ内でも CGI を実行可能にする必要があります。 CGI インストーラをご利用になる前に、必ず「18-(1)CGI

利用の準備」をご参照いただき、 /www/htdocs フォルダ内で CGI を有効にする設定を行ってください。

2 以下の CGI インストーラへアクセスし、インストールしたい CGI のインストールボタンを選択します。

http://www.serverhelp.jp/toolz/cgi/index.php?s=6

*上記インストーラは、VPS2 トライアルサーバのメインドメイン専用の CGI インストーラになります。

3 サブホストドメインへ CGI をインストールする場合は、以下の CGI インストーラへアクセスし、インストールしたい

CGI のインストールボタンを選択します。

http://www.serverhelp.jp/toolz/cgi/index.php?s=7

* 上記ページは、VPS2 トライアルサーバのサブホストドメイン専用の CGI インストーラ一覧ページになります。

* CGI インストーラを利用するためには、サブホストドメインのドキュメントルートディレクトリが デフォ

ルト設定である、 /home/サブホスト管理者ユーザ ID/www/サブホストドメイン である必要があります。

例えば、サブホストド管理者ユーザのユーザ ID が subhost で、 サブホストドメインが subhost.jp で

ある場合は、 ドキュメントルートディレクトリを デフォルト設定である、

/home/subhost/www/subhost.jp に設定してください。

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CGI インストーラ for VPS2 サブホストをご利用になる前に

「CGI インストーラ for VPS2 サブホスト」を利用するためには、サブホストドメインのドキュメントルートデ

ィレクトリが デフォルト設定である [ /home/サブホスト管理者ユーザ ID/www/サブホストドメイン ]

である必要があります。 例えば、サブホスト管理者ユーザのユーザ ID が subhost で、 サブホストド

メインが subhost.jp である場合は、ドキュメントルートディレクトリを デフォルト設定である

/home/subhost/www/subhost.jp に設定してください。 また、サブホストの web 領域内で CGI が実行

可能と設定されている必要がありますので、 「18-(1)CGI 利用の準備」 をご参照いただき [ /home/

サブホスト管理者ユーザ ID/www/サブホストドメイン ]内に「.htaccess」を設定し、CGI 実行を有効にし

てください。

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3CGI の特徴や詳細ページへのリンクが表示されますので、インストールする場合は、 [インストーラ]を選択しま

す。

4 インストールするアカウントの情報や CGI の設定情報を入力します。

【メインドメインへのインストールの場合】

· ドメイン名:メインドメイン名

· IP アドレス:メインアカウントの IP アドレス

· ユーザ ID:管理者ユーザ ID

· パスワード:管理者ユーザパスワード

【CGI インストーラ for VPS2 サブホストでサブドメインへインストールする場合】

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· ドメイン名:サブホストドメイン名

· IP アドレス:メインアカウントの IP アドレス

· ユーザ ID:サブホストユーザ ID

· パスワード:サブホストユーザパスワード

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5 以下のページが表示され、インストールは完了です。

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19 Perl、sendmail のパス、バージョン

Perl、sendmail のパス

Perl で作成された CGI を設置する場合、Perl のパスを正しく指定する必要があります。 また、メール

送信を行う CGI の場合、sendmail プログラムのパスも正しく指定する必要があります。

以下のパスが VPS2 での perl 、及び sendmail のパスになりますので、 ご自身で作成された CGI

や配布されている CGI を設置する場合は以下のパスを指定してください。

Perl : /usr/local/bin/perl (もしくは /usr/bin/perl)

sendmail : /usr/sbin/sendmail

Perl、sendmail のバージョン VPS2 へインストールされている Perl 、sendmail のバージョンは、 それぞれ以下のようになりま

す。 (2004 年 4 月 12 日現在)

Perl:perl v5.6.1

sendmail: sendmail 8.12.6

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20-(1) パーミッション(権限)

CGI を実行する場合は、ファイルのパーミッション(権限)に注意する必要があります。HTML ファイル

(拡張子が .html や .htm)や画像ファイル(拡張子が .gif や .jpg)などの一般的なファイルのパーミッ

ションは 644 ですが、 CGI で扱うファイルは以下のようにパーミッションを指定する必要があります。

.cgi などの実行するプログラムファイル :755

.dat などの書き込みを行うデータファイル:666

また、パーミッションはファイルだけではなくディレクトリに対しても決まっていて、一般的なディレクトリ

のパーミッションは 755 ですが、書き込みを行うディレクトリのパーミッションは 666 になります。 もし、

パーミッションが適切ではない場合、 以下のようにエラー(500 Internal ServerError)が発生し、正しく

CGI を実行できませんので、 そのような状況の場合は適切にパーミッションを設定してください。

パーミッションの詳細に関しましては弊社ではサポートいたしかねる場合がございますので、 CGI 関連の書籍や Web サイトにて

ご確認ください。

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20-(2) パーミッションの設定

パーミッションの設定は、FTP クライアントソフトにて行います。

以下は FFFTP での設定例です。 その他の FTP クライアントソフトの設定方法に関

しては、各ソフトウェアのマニュアルやヘルプをご確認ください。

1FTP でサーバへログインし、パーミッションを変更するファイルを選択します。

2 上部メニューの「コマンド」から属性変更を選択します。

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3「現在の属性」に変更する属性を入力し、「OK」を選択します。

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21 Movavle Type3.1 のインストール

Movable Type のインストールにつきましては、オプションとして代行を承っております。

アプリケーションのインストールに不慣れな方は、お気軽にご利用下さい。

※当社までご連絡下さい。

インストールの前に

このマニュアルでは、「www/htdocs」内の「mt」ディレクトリ内で Movable Type を稼働させる事を前提と

してご案内させて頂いております。

「mt」ディレクトリ以外での運用をご希望されている場合は、マニュアルの内容を適宜読み替えてご利

用下さい。

また、htdocs ディレクトリ内で Movable Type を稼働させる為、htdocs ディレクトリ内での CGI 実行が有

効になっている必要があります。

「2) CGI 利用の準備」のページをご参照になり、htdocs ディレクトリに対して CGI 実行の許可を行ってい

ただけますようお願い致します。

バージョン

2004 年 12 月 1 日現在

Movable Type 3.121

MT-31.121-full-lib-ja.tar.gz

2005 年 1 月 25 日

Movable Type 3.121 につきましては、脆弱性により、スパムメールの送信を幇助してしまう現象が発生

することが発見されました。

既に 3.121 をインストールされている場合は、以下のページをご参考に、対策パッチ用のプログラムを

アップロードしてください。

http://www.movabletype.jp/archives/2005/01/_movable_type_1.html

対策用の作業は、「patch-20050124-mail-spam.pl」という pl プログラムを mt 用ディレクトリ内の

「plugins」ディレクトリ内にアップロードするだけです。

今後、Movavle Type3 のインストールを行われる方は、3.15 が最新バージョン(2005 年 2 月 1 日現在)

となりますので、以下のマニュアルは適宜読み替えてご利用下さい。

ソースの入手

以下のページから「ダウンロード方法」の手順に沿って「TypeKey のアカウント」を取得して頂きます。

http://www.movabletype.jp/download-mt.html

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「TypeKey」を取得したら、「ダウンロードへ」ボタンを押し、次ページに進みます。

「限定個人ライセンス」は無償でダウンロード可能となっております。

それぞれの用途に合わせて必要なライセンスのものをご選択下さい。

ライセンスを選択すると、先ほど取得した「TypeKey」の入力画面になります。

「TypeKey」を入力した次のページで、「ライセンス契約を承諾する。」にチェックを入れて次に進みます。

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無償で利用できるライセンスは、「限定個人ライセンス」となります。

無償ライセンスを選択された場合は、ダウンロード画面になります。

有償ライセンスを選択された場合は、支払い情報の入力画面の後、ダウンロード画面になります。

ダウンロード画面では、「パッケージ」を「フル・パッケージ」、「アーカイブの種別」を「tar.gz 形式」をご選

択下さい。

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インストール

管理者権限による FTP 接続で以下の作業を行ってください。

ダウンロードに利用するブラウザによっては、「MT-3[1].121-full-lib-ja.tar.gz」というように「[ ]」がつい

たファイル名でダウンロードされる場合があります。

この「[ ]」が含まれたファイル名は、telnet 作業でエラーになる可能性が高いので、「www/htdocs」ディ

レクトリにアップロードする前にファイル名から「[ ]」を取り除いて「MT-31.121-full-lib-ja.tar.gz」に変更

する事をお薦め致します。

FTP ソフトで、www/htdocs ディレクトリに「MT-31.121-full-lib-ja.tar.gz」をアップロードします。

次に root 権限で telnet 接続後、作業ディレクトリ「htdocs」に移動します。

% cd /www/htdocs

ソースを解凍します。

% tar xvzf MT-31.121-full-lib-ja.tar.gz

解凍終了後、「MT-3.121-full-ja」というディレクトリが生成されているのを確認してください。

% ls -la

total xxx

drwxrwxr-x 9 webadmin webadmin 512 Dec 22 13:52 .

drwxr-xr-x 6 root wheel 512 Nov 15 16:27 ..

drwxr-xr-x 12 501 501 1024 Nov 18 14:41 MT-3.121-full-ja

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ディレクトリ名を「mt」に変更します。

% mv MT-3.121-full-ja mt

変更したディレクトリ内に db ディレクトリを作成し、パーミッションを変更します。

% mkdir /www/htdocs/mt/db

% chmod 777 /www/htdocs/mt/db

チェック用 CGI を実行します。

http://お客様のドメイン名/mt/mt-check.cgi

上記のチェック画面では「確認: データ管理 モジュール:」以下が重要です。

Movable Type を利用するには、DB_File, DBD::mysql, DBD::Pg, DBD::SQLite の 4 つのうち、1 つ以上

対応していなければなりません。

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DB_File

サーバには DB_File がインストールされていました。(バージョン: 1.75).

と表示されていれば Berkeley DB を使用できる事になります。

データベースがよくわからない場合、Berkeley DB にしておくのが無難です。

ご利用になりたい Movable Type の機能に合わせて適宜ご調整下さい。

mt.cfg の編集

mt.cfg ファイルの以下のカ所を修正してください。

18 行目

CGIPath http://WWW.YOUR-SITE.COM/PATH/TO/MT/

変更後

CGIPath http://ご利用のドメイン名/mt/

このマニュアルでご案内させて頂いているのは、基本的な動作に関する設定方法となっております。

上記以外の部分でも、ご利用になりたい機能によっては修正する必要がございます。

その場合については、関連書籍等でご確認いただけますようお願い致します。

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mt-load.cgi を実行

動作確認の為、mt-load.cgi を実行します。

「システムの設定、初期化が完了しました」と表示されれば問題ありません。

確認後は、安全のために、必ず「mt-check.cgi」と「mt-load.cgi」をサーバーから削除して下さい。

% cd /www/htdocs/mt

% rm mt-check.cgi

% rm mt-load.cgi

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Movavle Type の実行

以下の URL にアクセスします。

http://お客様のドメイン名/mt/mt.cgi

ユーザ名に「Melody」、パスワードに「Nelson」と入力し「ログイン」ボタンを押します。

初めてログインするときは必ず「ユーザ:Melody パスワード:Nelson」と入力します。

以下が初めてログインした場合の画面になります。

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ユーザ名の変更

ログインが完了したら、右側の「ショートカット」の欄にある「プロフィールの編集」にアクセスし、ユーザ

名とパスワードを変更します。

以上で、基本的な Movavle Type のインストールは完了です。

Movavle Type のサポートについて

RV-3 サーバでは Movavle Type の使用環境を提供していますが、このマニュアルにてご案内している

インストールに関するもの以外のサポートは行っておりません。

Movavle Type の詳細や使用方法に関しましては、関連のサイトや書籍等をご参照ください。