1073 Ⅰ型コラーゲン架橋-C末端テロペプチド (ⅠCTP)1073 5.免疫学的検査 >> 5C.血漿蛋白 >> 5C124. Ⅰ型コラーゲン架橋-C末端テロペプチド (ⅠCTP)

検査オーダー

患者同意について

腫瘍マーカー

材料 023 血清

type 1 collagen cross-linked C-terminal telopeptide 連絡先： 3495

基本情報 (標準コード (JLAC10) ) 基本情報 (診療報酬)

Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital

検査項目情報一次サンプル採取マニュアル1073 5.免疫学的検査 >> 5C.血漿蛋白 >> 5C124. Ⅰ型コラーゲン架橋-C末端テロペプチド (ⅠCTP) Ver.12

標準コード (JLAC10) 診療報酬

分析物

5C124 1型コラーゲン架橋-C末端テロペプチド (1CTP)

D009 20 Ⅰ型コラーゲン-C-テロペプチド（ⅠCTP） 170 点

D009

識別 0000

測定法 001 ラジオイムノアッセイ (RIA) (二抗体法)

結

果

識

別

加算

等

算定条件

等

検査結果に影響を

与える臨床情報

オーダー画面

オーダー ⇒ 検査オーダー ⇒ 検体検査 ⇒ 検査項目分類 ⇒ ⇒ 免疫学的検査 ⇒ 血漿蛋白

オーダー ⇒ 検査オーダー ⇒ 検体検査 ⇒ 平日時間内 ⇒ ⇒ ⇒ 腫瘍ﾏｰｶｰ検査

オーダー ⇒ 検査オーダー ⇒ 検体検査 ⇒ 平日時間内 ⇒ ⇒ 外注検査(一般) ⇒ 外注(免疫)

オーダー ⇒ 検査オーダー ⇒ 検体検査 ⇒ 平日時間内 ⇒ ⇒ 分野別 ⇒ 免疫検査1

オーダーボタン名

至急オーダー

検査オーダーに関する

注意事項

不可検査予約

1CTP

印刷用マニュアル

Ⅰ型コラーゲン架橋-C末端テロペプチド (ⅠCTP)

https://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/index/ 1 / 5




凝固促進剤＋血清分離剤(青) 血液 3 mL 血清

添加物(キャップ色等) 採取材料採取量測定材料必要量

検体採取

患者の検査前準備

検体ラベル(単項目オーダー時)

ｷｮｳﾀﾞｲﾃｽﾄ

検体採取のタイミング注 80 外

N60記号

C3C9

ｾｲｶ2.凝固促進剤＋血清分離剤(茶色) 血液 8.5 mL 血清

@09.03血液

**-****-90004*

採取容器について

採取容器はオーダー項目数によって異なります.C3 3ml **-***-***

外注2

検体搬送について

検査に要する時間

再検査･追加検査の

対応可能日数

検体到着後30日 (検体量ある場合のみ)

検体採取について

採取検体の保存条件(採取当日)

(翌日以降検査) 検体の安定性遠心分離後の血清を冷蔵保存 4 週

検体採取に関する

注意事項


検査機器

検査所要日数 2～3日

まいこネット開示までの目安 3～4日後 (土日祝日を除く)

検査結果報告

検査部門・委託先外部委託 (LSIメディエンス)

検査結果報告について






生物学的基準範囲期間現行基準値設定材料血液

検査方法ラジオイムノアッセイ (RIA) 二抗体法

項目男性女性単位

Ⅰ型コラーゲン架橋-C末端テロペプチド (ⅠCTP) 5.5 未満 5.5 未満 ng/mL

基準値情報

骨転移判定のcut off値


緊急異常値

電話連絡対応





Ⅰ型コラーゲン架橋-N末端テロペプチド (NTx) https://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/6429.html

関連検査項目

Ⅰ型コラーゲン架橋-N末端テロペプチド (NTx)[随時尿] https://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/6201.html

オステオカルシン (BGP) https://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/1076.html

デオキシピリジノリン[随時尿] https://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/6206.html

参考文献

LSIメディエンス検査要項

高値を示す病態

癌の骨転移(乳癌, 肺癌, 前立腺癌), 副甲状腺機能亢進症, 甲状腺機能亢進症, 胃切除例, 悪性腫瘍に伴う高カルシウム血症, 慢性腎不全

臨床的意義

Ⅰ型コラーゲン-C-テロペプチド(ⅠCTP)は, 骨基質の主要構成蛋白であるⅠ型コラーゲンの分解産物である.

骨のⅠ型コラーゲン分子間は両端のテロペプチド領域を中心に, ピリジノリンあるいはデオキシピリジノリンと呼ばれる物質を介して安定な架橋構造を形成して

いる.

骨吸収により分解生成し, 血中に放出されるⅠ型コラーゲンの架橋構造部分を含めた「Ⅰ型コラーゲンのC-末端側ペプチド断片」がⅠCTPである. したがって, 血

中ⅠCTP濃度は骨組織における骨吸収量を反映する指標と考えられる.

骨吸収状態の評価は, 特に骨量減少をきたす種々の代謝性骨疾患の病態把握に重要であり, 実際, 副甲状腺機能亢進症, 甲状腺機能亢進症, 胃切除例, 悪性腫瘍に伴

う高カルシウム血症などの疾患に血中ⅠCTPの上昇が報告されている. ただし, 血中ⅠCTP値は腎機能の影響を受け「GFR＜50mL/min. 」で高値化するため, 判定

に注意を要する.

また, 前立腺癌をはじめとする悪性腫瘍患者の血中ⅠCTP濃度は, 骨転移を有する症例で高率に異常高値を示すことが知られており, 骨転移の有無の診断や治療効

果の判定に有用である.

なお, 血中ⅠCTP値に著明な年齢差・性差は認められず, 同じⅠ型コラーゲンのN-末端側代謝産物であるNTx(Ⅰ型コラーゲン架橋N-テロペプチド)が骨吸収亢進を

呈する閉経後女性で高値となる点と異なる. したがって, 骨粗鬆症の生化学的マーカーには適さず, 保険点数も悪性腫瘍管理料のみ適用される.

異常値を示す病態・疾患

臨床情報





変更適用日

他情報・変更履歴変更履歴

2

1

2014年3月28日委託先会社名変更(三菱化学メディエンス⇒LSIメディエンス)

2014年4月1日

2015年4月24日外部委託先変更(LSIM⇒BML), 報告日数変更

2015年4月1日

5

4 2016年4月25日平成28年度診療報酬改定

2016年4月1日

2017年3月21日検体ラベル表記変更[O]⇒[ ]

2017年2月23日

7

6 2017年4月21日最低採取量・容器変更([2mL]⇒[3mL])

2017年3月10日

2018年4月6日平成30年度診療報酬改定

2018年4月1日

9

8 2019年4月30日外注業者変更([BML]⇒[LSIM])

2019年4月1日

2019年11月14日JLAC10分析物名称を変更

2019年11月14日

(変更点の詳細) https://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/information/19-p005.pdf

(変更点) https://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/information/19-p025.pdf

11

10 2019年12月16日JLAC10更新に伴う検査項目名称変更

2019年12月16日

2020年4月2日令和2年度診療報酬改定

2020年4月1日

(変更点) https://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/information/19-p028.pdf

(中医協答申) https://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/pdf_rezept/000593372.pdf

12 2020年12月16日採血容器変更

2020年12月17日(案内文) https://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/information/20-p036.pdf

URI https://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/1073.html

Last Updated : 16 Mar. 2021, 13:47

2008年4月1日制定

2008年4月1日

文書更新日変更内容

3

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