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西13 14 KHJ殿(1)平成 26 10 月 15 日 ㈬ 75 ひき連 ひき連 NPO 法人 全国引きこもり KHJ 親の会(家族会連合会) 代 表 池田 佳世 第 75 号 発行日 平成 26 年 10 月 15 日㈬ 〒 170-0002 東京都豊島区巣鴨 3-4-4 ℡ 03-5944-5250 FAX 03-5944-5290 http://www.khj-h.com Facebook:http://www.facebook.com/khj.ho / Twitter:http://twitter.com/hikikomori_khj 11 月2日 12時~17時(開場11時半) 第9回 KHJ 全国大会のご案内 ウインクあいち 小ホール 名古屋市中村区名駅 4-4-38(052-571-6131) 支部長会議:11月3日(月)9時~12時  (同 907号室) 22 使KHJ沿24 ABCDE6 NPO15 使8 22 西KHJKHJ調74 16 17 21 KHJ8 KHJ30 KHJ11 20 21 26 24 11 13 17 51 H綿

11月2日 第9回KHJ全国大会のご案内 · 11月2日㈰ 12時~17時(開場11時半) 第9回khj全国大会のご案内 ウインクあいち小ホール 名古屋市中村区名駅4-4-38(052-571-6131)

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Page 1: 11月2日 第9回KHJ全国大会のご案内 · 11月2日㈰ 12時~17時(開場11時半) 第9回khj全国大会のご案内 ウインクあいち小ホール 名古屋市中村区名駅4-4-38(052-571-6131)

開会挨拶:社会・援護局 

 総務課長 西辻 浩氏

 「ひきこもりはご家族や当

事者にとって本当に深刻で

大きな問題」

開会挨拶「僕にとっても物凄い会」

中垣内正和副理事長

 

2年目の研修が各地で行われています。新

潟では9月13・14日行なわれ、厚労省の日

野課長補佐の講演。県の課長、市の部長が

初めて参加、来賓の挨拶があり、皆さんは

勿論、僕にとっても物凄い会になりました(3面左上記事

参照)。支援者やKHJの役割は新しい流れを作る、停滞・

沈殿を動かす物凄い大きな力を持っていると実感しまし

た。新潟県では「親の会に任せよう」と言う動き、埼玉県

のけやきの会が「埼玉県のひきこもり支援センター」受託

を打診中。日野さんも応援とのことです。頑張りましょう。

(1)平成26 年10 月 15 日㈬ 75 号

ひひ

ひき連ひき連

 NPO 法人 全国引きこもり KHJ 親の会(家族会連合会) 代 表 池田 佳世  第 75 号 発行日 平成 26 年 10 月 15 日㈬ 〒 170-0002 東京都豊島区巣鴨 3-4-4   ℡ 03-5944-5250 FAX 03-5944-5290 http://www.khj-h.comFacebook:http://www.facebook.com/khj.ho / Twitter:http://twitter.com/hikikomori_khj

厚労省・行政説明で表明

11 月2日㈰ 12時~17時(開場11時半)

第9回KHJ全国大会のご案内ウインクあいち小ホール 名古屋市中村区名駅 4-4-38(052-571-6131)支部長会議:11月3日(月)9時~12時 (同 907号室)

 

ひきこもりは

「生活困窮者の予備軍」

 

事務局の深谷さんから、8

月22日の厚労省資料を使い、

来年4月から、新たに始ま

る「生活困窮者自立支援法」

が施行され、ひきこもりも「生

活困窮者の予備軍」の位置

づけ、セフティーネットの

枠組みの中での対象という

のが国の取り組み。「本部と

支部が連携して取り組みま

しょう。」との提案。

島根、鳥取、青森、山梨、

茨城でKHJ支部誕生

 

司会の上田さんから、新支

部の紹介。力添えを頂いた池

上さんから「国の方針の中に

当事者・家族会が入っている。

是は画期的です。会が中核の

役割を担い、自治体を突き上

てくてくから、運営取組み

の心構えや農場の経営につ

いて。池田代表から、香川

「オリーブの会」が県から「ひ

きこもりサポーター養成講

習」受託への経緯について

のそれぞれの報告。 

最後に、

伊藤進理事から「会運営の

ヒント」として、運営のノ

ウハウへの講義。続いての

部では「高齢化ってどうな

るの?」というテーマに沿っ

て、静岡「いっぷく会」から、

会の事業と役員の状況報告。

支部間の情報交換と交流が

深まった。

分科会:認定フォローアッ

プ研修

 

昨年認定のピアサポー

ター24名が認定フォロー

アップ研修に参加。テーマ

別のグループ検討会。テー

マは昨年の研修課題5つに

絞り、進行役の講師が一人

ずつ入った。

 A:

ピアを活かす訪問サ

ポート、B:ピアを活かす居

場所サポート、C:大人の

発達障害について、D:葛

藤の多い家族への関わり方、

E:その他の困難事例。

 

日頃のピアサポーター活

動での疑問や取り組みを、5

~6名のグループに分かれ

て検討。対応の困難さを互

いに共有することで、「気持

ちが楽になった、いろんな

工夫が聞けてよかった」と

いう声が挙がりました。 

 

続いて、親グループ、当

事者グループに分けて「ピ

アサポーター活動に関する

フリートーク」と「質問会(親

→当事者、当事者→親)」を

行った。その意図として「言

葉巧みな親サポーターの前

ではなかなか発言できない、

本音が言えない」という当

事者サポーターへの配慮も

あった。結果、疑問や当事

者サポーターが抱える深い

思いや不安を、親サポーター

と分かち合う貴重な時間を

持つことができました。

「プライベートとの区別」「守

秘義務」で熱心に論議

 

2日目9時から、NPO法

人てくてくの山本さんの指導

でグループワーク「かごめか

ごめ」を行い、後、参加者全

員での「ピアサポーターの倫

理、スーパービジョン体制に

ついて」の研修が行われた。

 

これは昨年度の研修のあ

と「ピアサポーターの自己

管理やセルフケアーに関す

る意見」が多く出され、そ

れを受けての研修です。

 

深谷さんから「個人情報と

プライバシー」について説

明の後、分かれて「プライベー

トとの区別、家族・本人と

の距離のとり方」「守秘義務」

「スーパービジョン」の3つ

のテーマで15分づつ討論が

行われ、その後、各班の代

表が報告しました。

参加者全員が感想

 若者の感想 「またお会い

できて嬉しいです。当事者の

方と同室になり、皆逞しく

なり、いい交流が出来ました」

(新潟)。「普段手を繋ぐ事は

ないですが手を繋ぐことで

人っていいなと思いました」

(東京)。「三膳さん来年も越

野寒梅をお願いします」(笑

い・千葉)。「同じ悩みを持

つ仲間と共有できたことが

印象的で、また再会したい」

(愛知)。「今回2回目で皆さ

んとお会いできて本当に嬉

しいです。」(岡山)。

 母親の感想 「熱心に工夫

をしている方の話が聞けて

すごく良かった」(東京)。「個

人情報の取り扱いが大事な

こと、押えておかなければ

と強く感じた」(東京)。「知っ

てるつもりが抜けてる所だ

らけだなーと痛感した」(浜

松)。「朝やった『かもめかも

め』は月例会でも使えそう

だねと」(栃木)。「生活困窮

者自立支援法の話しが聞け

てラッキー」(富山)。「直観

力や柔らかい心を大事にし

ようと思いました」(福岡)。

「大分からは遠いのですが、

皆様に会えるのを楽しみに

来たが、本当に来て良かっ

たと思っています」(大分)。

 父親の感想 「ワーク

ショップが、とても印象的

でした」(東京)。「皆さんと

知り合って、私の財産です」

(新潟)、「安心できる居場所

のヒントを貰いました」(富

山)。「今回初参加、一緒に

酒を飲み話せたのは印象的

で、いろんな情報を知り、

戻って支部でやりたい」(神

奈川)。「皆さんの笑顔に出

会えたのが収穫。年2回やっ

て欲しい」(山形)。「懇親

会で各支部の話を聞けてよ

かった。もっと良かったの

は若者と親の立場から話が

できた」(静岡)。「この研修

で特に良かったのは、当事

者が親に、親が当事者に質

問できたこと」(愛知)。

 

厚労省主催のひきこもり

に特化した「ひきこもり対

策推進事業関係 

都道府

県・指定都市担当者会議」

が8月22日、厚労省で開催

された。会議は、西辻浩総

務課長の開会挨拶から始ま

り、「行政説明」が厚労省

と内閣府の4人の担当者か

らあり、そのあと実践報告

が、兵庫県、KHJの8人、

佐賀県から行われた。

 

KHJは池田佳世理事長

の挨拶、上田さんの「ピア

サポ養成研修と実践成果」、

野中さんの「ピアサポ調

げて年齢制限など運用規則

を変えさせていきましょう」

との力強い挨拶があった。

佐潟荘の「ピアサポ倶楽部」

の「回復のステップ」体験

 

新潟佐潟荘の「ピアサポ

倶楽部」の中垣内先生、村田・

大矢さんの指導で“回復のス

テップ”を用いたワークミー

ティングが行われた。(内容

は「旅立ち」(74号)参照)

 

16時から、「フォローアッ

プ研修」と「支部運営研修」

が行われた。

分科会:支部長研修

 

研修に17支部参加。最初

に支部の運営の取組み状況

についての報告。山形「から・

ころセンター」から、当事者

をスタッフとした宅配事業

の運営取組みについて。浜松

あるものとする為に、自治

体、担当、関係団体の皆様と、

情報を共有し、連携をとり一

緒に考えていくことを目指

すものです。この問題は個

人の問題ではなく、社会全

体で対応していく問題です。

 

当省は平成21年度から、ひ

きこもり当事者とご家族か

らの相談を受け、できるだけ

早い段階で適切な支援に繋

げることを目的に「ひきこも

り地域支援センター」の設置

運営に取り組んでおります。

 

また、昨年度からは、ひ

きこもりのご本人やご家族

に対して継続的できめ細か

な訪問支援を可能とする「ひ

きこもりサポーター養成研

修、派遣事業」を始めました。

従来からのひきこもり地域

支援センターにおける活動

に加え、訪問支援や既存の社

会資源を組み合わせること

で、可能な限り住み慣れた

地域で支援を受けることが

できる体制を作り上げたい

考えで現在進めております。

 

今日はこの後、ひきこも

り地域支援センターでの好

事例や、「ひきこもりサポー

ター養成研修、派遣事業」

を先駆的に取り組まれた

ケース、さらには就労支援

などの報告があり、これか

ら各自治体においてひきこ

もり施策の展開に当たって、

必ずや参考となる話になる

と確信しております。

 

今後とも引き続き、国は

もちろんですが、都道府県、

指定都市、関係団体の皆様

が一緒になって協力するこ

とで、特に横の連携を一層

深め、ひきこもり施策がより

実効性、継続性のあるものに

なることを願っています。

(以下、2頁の「行政説明」

と「KHJの8人の報告と

訴え」へ続く)

査」、そしてピアサポ認定

者の大矢、伊神の元当事者、

松本(家族)が体験談。中

垣内先生がKHJの「活動

の歴史とひきこもり支援の

方向性、伊藤理事の「三つ

のお願い」を行った。

 

全国各自治体担当者は熱

心にメモを取る方が多く、

午後5時30分、荒川課長補

佐の閉会挨拶で終った。

なおこの会議には、KHJ

理事⑵、支部長⑵、推進委

員⑵、事務局⑸の11人が傍

聴者として参加した。

宇奈月 ピアサポ研修・支部運営研修を開催

 

参加者全員「希望に燃え」「連帯」強まる

 

富山県宇奈月で9月20~

21日、平成26年度社会福祉

推進事業の「ピアサポーター

研修・支部運営研修」が開

催された。

 

参加者は、ピアサポ研修24

人(若者11、親13)、支部運

営研修17、講師7、事務局3、

合計51名。一泊2日の会議で

全員が「燃えました」「これ

がひきこもりの会の会議か」

と「希望に燃えた」「明るく

楽しい会」になりました。

「当事者の視点を行政の施策に

自治体はKHJとの綿密な連携を」

厚労省「全国ひきこもり担当者会議」開催

 

自治体のひきこもり対策

担当の皆様、関係団体の皆様、

日頃からひきこもり対策に

関わっていただきこの場を

お借りして御礼申し上げま

す。ひきこもりはご家族や

当事者にとって本当に深刻

な問題であり、大きな問題

です。ひきこもりの方の持っ

ている意欲や能力を十分に

いかすことができないこと

は社会にとって大変残念な

ことであります。

 

今日は、ひきこもり対策

を一層推進し、より実効性

Page 2: 11月2日 第9回KHJ全国大会のご案内 · 11月2日㈰ 12時~17時(開場11時半) 第9回khj全国大会のご案内 ウインクあいち小ホール 名古屋市中村区名駅4-4-38(052-571-6131)

(2)平成26年10月 15日㈬ 75号

厚労省「全国ひきこもり担当者会議」の続き

人前で話したり、食べたり、、書いたりしようとすると、不安や恐怖をおぼえて赤面する、汗が出る、震えや口の渇きがおきる。本人がどんなに苦しくても周りにはなかなかその辛さが伝わらない。この症状、実は脳内物質に関する機能異常による病気の可能性が高いのです。

社会不安障害の総合情報サイトURL:http://www.sad-net.jp/

・おおよその SAD(社会不安障害)をチェック可・どこへ行けば治療して貰えるの?全国 2500 ヶ所の SAD対応病院が検索できます。

 「ピアサポ養成研修派遣事

業報告書」上田さん

 

KHJ

は02年か

ら「訪問サ

ポート士

養成・派遣

事業」を実施。その経験と

実績をいかして、全国から

13名の事業委員を決め、事

業計画を作り実施。目的は、

「ピアサポーターとは、ひき

こもり本人や家族と同じ視

点に立って、気持ちを理解

し、寄り添い、同じ目線で

繋がっていく」ことを目指

して、昨年の11月2泊3日

で研修会を実施し、全国か

ら50名が参加した。

 

DVD作成

 

研修後のアンケートで「役

立つ」(68%)「やや役立つ」

(30%)で、参加者の98%は、

ひきこもりサポートの実践

に役立ったと感じています。

 

その後、参加者は各支部で

「ピアサポ活動を実施」しま

した。「ピアという立場が役

に立った」が80%あり、「相

手の苦しみに自然に共感で

きる」「自分の経験が、相手

の安心に繋がる」と回答し

ている。2月9日、東京で

「フォローアップ研修」を行

い、48人が「ピアサポーター」

として認定された。

 

今回不参加の岡山きびの

会の友野順二さん(当事者)

の声を紹介します。友野さ

んは「ピアサポーター養成

研修を通じて、当事者同士

の交流を始め、各会との関

係を増やし、活性化に努め

たい」と言っています。

 「ひきこもりピアサポー

ター〜調査報告」野中さん

 

487名、

ひきこも

り経験者140名、26支部

で実施。家族の平均年齢は

63歳。本人は33歳。

 

ピアサポーターに求めら

れる役割と活動可能性では、

家族は茶話会等の相談を求

め、経験者は居場所や体験

発表が高くなっています。

 「サポーターになること」

では、家族より本人の方が

「非常になりたい」が倍で、

仕事の一部としての期待が

あり、将来的には仕事とし

て担っていける仕組み作り

が大切だと思います。

 「私の経験と居場所の取り

組み」大矢哲裕さん

 

去年認定

され、今佐

潟荘の居場

無 料(通信料は自己負担)

KHJホットライン

 

ルポ「ひきこもり」

     

価格800円

℻048(

756)

7802

 

行き詰まり、混迷を深める時代の

狭間において、何とか活路を見出し

たいと願う方々に、問題の本質的な

解決の方向を提言する書として本書

をお薦めします。

推薦のことば 

精神科医・医学博士

 

中垣内正和

訪問サポート士養成

 

教本(基礎編)

価格1000円

℻048(756)7802

 

ひきこもり理解への必読所として

「厚労省と内閣担当者の行政説明」

所に参加しサポート活動を

しています。柏崎市幼女監

禁事件の翌年から7年ほど

引きこもっていた。佐潟荘

で初めて居場所というもの

を知った。「大矢君、居場所

に参加して下さい」と言わ

れ「対人関係の訓練をする

んだな」と理解しました。

 

居場所リーダーは「ここ

では自由に過ごしていいよ」

と言うのです。自由も私に

は「何をすればいいのか」

という問題で困りました。

一日なにもしないで過ごす

のはしんどいし、もったい

ない。それで結構気を使い

ながら話しかけをしていま

した。そこで、他者理解が

深まりました。居場所はま

た、自己成長の場ともなっ

ていて、私は回復過程の中

で産業カウンセラーの資格

を取得。悩みごとには気持

ちによりそいながらお話を

聴く事を心がけております。

(大きな拍手)

 「私の『ひきこもり・ピア

サポ』体験談」伊神亮(42)

 

20年前ひ

きこもりを

経験、周り

の理解が無

く人間不信に、一人でいる

のは辛く、人とつながりた

いが言い出せませんでした。

親がなでしこの会に入り、

支援を受けてここまでこら

れるようになりました。

 

ピアサポ研修を受け、自

分がやれることだと思っ

ています。訪問の心がけ

は、自分がされたらと考え

てやっています。本人の意

思を尊重し、自分の体験を

話し、回数を重ねます。手

紙や葉書をだして次に会え

るように、本人への負担が

無い訪問を心がけています。

(大きな拍手) 

3面に続く

「就労支援について」

 

職業能力開発局育成支援

課キャリア形成支援室・小

山係長

 

私から

「地域サ

ポートス

テーショ

ン」の概要を説明します。

ニートは60万超で高止まり。

15歳から34歳で、家事も通

学もしていないとしており

ますが、サポステでは39歳

まで支援しています。支援

がないと将来生活保護に落

ちることになるので、経済

的に自立させ社会に送り出

す支援です。サポステでは

「相談支援事業」「学校連携推

「ひきこもり対策推進事業等に付いて」 

 

住み慣れた地域での支援の構築を

            

 総務課・日野・課長補佐

 

ひきこもりに特化した会

議は2回目です。実効性あ

るものにする為には、本日

お集まりの都道府県・指定

都市、当事者の団体KHJ

親の会の方、そして私ども

国の立場が、横の連携を取

りながら、それぞれ得意分

野を活かして進めて行きた

いと考えています。

 

ひきこもり関係は、内閣府

でも青少年対策として行っ

ています。厚労省でも、社

会援護局のみならず、就労

関係で職業能力開発局など

様々個別の事業が実施され、

個別の事業の連携を取るこ

とにより、より効率的な支

援が実現するものと思って

います。今日は関係機関の

夫々実施の事業を説明して

いただく事になっています。

 

当事者と家族を中心にお

いて、相談、医療、生活、

福祉、就労支援など様々な

職種が共同して支えて行く

「包括的な支援」が必要です。

ひきこもりの当事者と家族

がどこに相談に行ったら良

いか明確にするために「ひ

きこもり地域支援センター」

の設置を勧めています。実

施主体は都道府県指定都市

であり、サポーターの派遣

は市区町村です。各自治体

の方が積極的に取り組んで、

国が財政的支援で後押しす

る形です。

 

当事者の視点を行政の施

策の中に入れることで実効

性のある支援が実現出来る。

唯一の全国組織の「全引連」

は各県に支部があり、資料

に連絡先や取組み状況があ

ります。行政でしか出来な

いこと、出来ること、当事

者団体なら出来ること、夫々

の団体の得意分野を生かし

て連携を計って頂きたい。

 

来年の4月から「生活困

窮者自立支援法」が施行さ

れます。それとひきこもり

施策をどう関係させてゆく

かは今後検討。市町村で核

となる機関がないので、今

後「住み慣れた地域」にお

ける支援の構築を念頭に置

きながら考えて行きます。

 

昨年度の厚労省の委託事

業として、KHJにモデル

事業をやって貰いました。

本年も引き続きやって貰っ

ています。それを参考にし

てこの事業にも取り組んで

頂きたいと思います。

 

参考資料の「ひきこもり

評価・支援に関するガイド

ライン」は、ひきこもり施

策の基本の地域連携、家族

への支援、当事者への支援、

そして訪問支援が大事であ

ると書かれています。

 

もう一つ、内閣府の「ひ

きこもりに関する実態調査」

は非常に丁寧に調査がされ、

例えば、小中学校でどんな

経験をしたかで「我慢する

ことが多かった」「友達に

いじめられて」とか、ひき

こもりになったきっかけも

夫々理由別に取られていて、

「職場になじめなかった」、

「病気で学校に行けなかった

がために…」など、いろん

なことを考えながらひきこ

もっていて非常な苦しみの

中でひきこもっていること

がこの調査でよく解ります。

 「家族に申し訳ないと思う

事が多い」「他人がどう思っ

ているかとても不安である」

など、常に24時間考えてい

る状況です。思いと気持ち

がこの内閣府の調査でよく

解りますので、是非ともご

覧になって下さい。

進事業」「集中訓練事業」が

あります。結果は就職等進路

決定は、H18年の650人か

ら、昨年には2万人弱となっ

ています。

「子ども・若者支援地域協

議会について」:内閣府生

活統括官共生社会生活担当

参事官付・横山主査 

内閣府

からは3

点説明さ

せていた

だきます。

 

一つ目は、H22年の「ひ

きこもりに関する実態調査」

です。二つ目は「子ども・

若者育成支援推進法」です。

対象はひきこもりは勿論、社

会生活を営む上での困難を

有する子ども・若者です。ひ

きこもり、ニート、不登校、

発達障害など30代までを対

象にしています。課題とし

て「支援は、精神医療的枠

組みだけでなく、教育・福祉・

労働・医療が連携し、医師・

心理士・ソーシャルワーカー

などの専門職が協力すると

いう認識を持つことが重要。」

としています。

三つ目は「子ども・若者支

援地域協議会」ついてです。

この設置状況は、合計68地域。

内閣府では「都道府県等にお

いての設置促進が急務」と

しています。

「生活困窮者自立支援制度に

ついて」地域福祉課生活困

窮者自立支援室・田代係長

ひきこもり支援で最大限に活用を

 

法律に

基づく

福祉の総

合相談の

窓口が出

来る。いわゆるワンストッ

プで生活困窮の方々を支え・

支援していく制度です。経

済、健康、家庭環境の問題、

深刻な社会的孤立。そうし

た問題を包括的に支援して

ゆくという理念を持ってい

ます。この新制度にシッカ

リと連携させ、ひきこもり

の支援では最大限に活用し

て下さい。

KHJ8人の報告と訴え

池田佳世理事長挨拶

 

KHJは全国唯一の全国組織で、40支部が加盟。「旅立ち」

の4頁に支部名を掲載しています。

 

近年話題は当事者も家族も高年齢化し、長い年月の困難

です。その中でKHJは昨年、「ピアサポ養成研修・派遣事業」

を実施。元当事者で認定者の訪問サポートの成果が出てい

ます。この後その詳細を報告

します。 

今年度、当会は全

国5地区で同様の事業を行い

ます。各自治体でも同様の研

修を私共の報告を参考にやっ

て下さるようお願いします。

Page 3: 11月2日 第9回KHJ全国大会のご案内 · 11月2日㈰ 12時~17時(開場11時半) 第9回khj全国大会のご案内 ウインクあいち小ホール 名古屋市中村区名駅4-4-38(052-571-6131)

(3)平成26 年10 月 15 日㈬ 75 号  

本日は半日間、大変ご苦

労様でございました。

 

お手元に資料があります。

本日の生活困窮者自立支援

法、この制度の創設者は山崎

史郎さんです。内閣官房に「ま

ち、ひと、仕事 

創生本部」

ができ、今後、皆さんの地

域を元気づけようというプ

ロジェクトは、その方が提

唱し制度化されました。

 

ひきこもり者は、内閣府に

よると約70万人と言われて

いるが、我々は地域福祉の中

で早期発見、早期対応が非

常に重要であると考えます。

先日、名古屋での話しで、私

の親父、お袋みたいな年配者

にも悩んでいる方がいます。

ひきこもりの状態は、深くな

るとなかなか脱却が難しく、

早期発見、早期対応が重要で、

そのことが、人の幸せに繋

がっていくと思います。

 

私は、哲学思考が大好きで、

18世紀頃から人間は自由だ

けの追求傾向があり、フロイ

ト、ヘーゲルしかり、追求し

過ぎると孤独、孤立の問題を

抱えることになる。エーリッ

ヒ・フロムがアメリカンド

リームが盛んだった頃に「自

由からの逃走」と言う本で、

20世紀、21世紀を予兆する

予言を出しています。

 

私は、この問題は、認知

症問題と重なる所が多々あ

ると思っている。平成17年

の介護保険法改正で、第一

条に「尊厳」と言う言葉が

入りました。まさに、人の

幸せ、関係性を介護を通じ

た形で考えようという思い

があります。

 

”職務上、責務上「満足」

へ導く要因”として、◉達

成◉承認、◉仕事への興味、

◉責任、◉成長/昇進の五

つあります。これが、ひき

こもりや認知症問題にあり

ます。一方、様々なことを

親だとか先生から口うるさ

くバンバン言われると、今

度は逆に不満の要因に。”「不

満」へ導く要因”は◉会社

の経営と管理、◉労働条件、

◉対人関係、◉給与、◉様々

な監督、この問題もクライ

アントに対する処遇だけで

なく、地域、組織の成長も

考える必要があります。

 

最終的には孤立との戦い

が待ち受けていて、なぜか

と言うことも社会学的に考

える事も必要です。

 

時代と共に役所も変わっ

た。憲法25条の社会保障の理

念に「最低生活の保障」、13

条の「幸福の追求権」、29条

の「所有権」を合わせて考え

る時代が来ています。一人

ひとりが介入する、「困って

いる人を助ける」ではなく

て、自分達が成長するもの

がひきこもり問題には影潜

んでいるのかなと思います。

 

新しい風を昨年から吹き

込んだ日野や私もそうです

が、認知症問題が非常にキー

になって考えさせせられる

ものがあると感じています。

 

暑いさなか長時間本当に

ありがとうございました。

日野:以上をもちまして、平

成26年度「ひきこもり対策推

進関係 

都道府県、指定都市

担当者会議」を終了いたしま

す。今後ともひきこもりの状

態にある方とそのご家族の

心に届く支援を実現し、少し

でもそういった状況の方々

に光と希望を感じていただ

けるように、皆様方と協力、

連携を図りながら、施策が形

式主義ではなく実効性ある

ものとなるよう、官民共同し

て、かつての日本の社会が

持っていた、人に対する思

いやりのある社会を築いて

いきたいと思っております。

 

本日は、長時間にわたり

本当にお疲れさまでした。

      (大きな拍手)

 「希望のひきこもり」

     

垣内

正和

  

今話した二人(大

矢、伊神君)も希望の存

在そのものです。KHJは

1999年、故奥山雅久氏

の私財を投げ打っての全国

行脚によって誕生し数年で

40支部。当時は行政対応が

無い持代で、自殺者3万人

以上と言う、暗澹たる社会

情勢でした。02年柏崎監禁

事件、佐世保バスジャック

事件が起こりました。

 

40支部の75%が現在継続

して存在。今年は4支部が

新しく誕生。親の会は10数

年の不遇の中、活動してき

ました。当時ひきこもりは「落

伍者」「敗北者」「犯罪者予備

軍」「家庭を内部から破壊す

るやから」等々と社会から厳

しい目で見られていました。

 

二人の当事者の話にもあ

るように、ひきこもりには希

望があります。古い生き方へ

のアンチテーゼです。日野補

佐の言葉「彼らは人材の宝

庫です」。親の会も人材の宝

庫です。そして、彼らひき

こもり当事者は、「同時代で

同時代を担う」というひき

こもり支援事業の主体です。

 

香川、千葉、山形などで

直接サポーター養成事業が

始まりました。このように

全国的にひきこもり支援が

強まっています。是非、自

治体の皆様、KHJとの連

携をお願いします。

アハウスに助成などに積極的支援を行い

たい。と話した。

 

次いで、三膳会長による親たちシン

ポ「4名の親の体験発表」、「当事者から

支援者へ」の経験発表、ワーク

「30名によるステップミーティン

グ」、石川さんの講演があり、懇

親会も大盛況となりました。

 

2日目、斉藤まさ子教授のK

HJ対象研究「家族の気持ち」、

当事者6名によるシンポ、三

膳さんの講演、真壁あさみ教

授による「ひきこもり対応の

rollplay

」、中垣内先生の講演

がありました。

 

なお、保健師や民生委員の方

から、ひきこもりサポーター養

成研修に親の会を使うとの嬉し

い話も頂きました。この研修で、

4名の親と、3名の当事者が初めて発表、

1名の会場係が初めてのアルバイトとい

う成果があり、さらに県内4支部(佐渡、

村上、南魚沼など)の発足も内定。長野

支部の発足の可能性も出てきた。フォ

ローアップ研修は12月14日に行われる。

 

9月13日と14日の両日、新潟県で北陸地区

ピアサポ研修会が開催された。研修参加は

57名(うち当事者13名、親19名、協働者(支

援者)25名、県外は富山、石川、福井、栃木、

東京、福山と8名)でした。

 

会には、厚生労働省社会援護局課

長補佐の日野さん、新潟県の障害福

祉課長、新潟市の福祉部長が並び、

来賓の挨拶を頂きました。県と市か

らの来賓は初め

てで、歴史的な

大転換の日とな

りました。

 

1日目の、日

野さんの講演で、

ひきこもり支援

では、H21年度からの「ひきこもり

地域支援センター」の活動、H23年

度から「ひきこもりサポーター養成

研修・派遣事業」に加えて、来年度は「生活

困難者自立支援法」が4月からの施行に伴い、

市町村など「住み慣れた地域における包括

的な支援」を強化したい。市町村単位で「自

立相談支援機関」を設置し、その受諾団体に

まずは親の会を想定、親の会のカフェやシェ

厚労省「全国ひきこもり担当者会議」続き2

荒川課長補佐の閉会挨拶

「なぜ役所が変わったか」 

憲法25条、13条、29条を合わせて考える時代が来た

まるで今までのうっぷんを

吐き出す如く、私は〈いける〉

と直感し説得。「あなたは悪

くない。あなたはそのままで

いい。あなたはいまピンチに

立っていると思っているが、

逆にチャンスです。あなた

の人生をリセットしましょ

う。もう私は腹が減ったので、

あなたも下に降りてきませ

んか」と呼びかけた。彼は大

きくうなずき、手にしてい

た灯油を手離し、自らの意

志で階段を降りてきました。

 

それから彼は地元の精神

病院に1ヶ月入院し体重も

10㎏減量して元気に。現在

は、水野医師の自立支援のア

パートに入り、不登校の子供

たちに得意の英語を教えて

います。私のピアサポ認定

が役立ったと喜んでいます。

「三つのお願い」伊藤 

 

 

私から三つのお願いです。

 

①ひきこもりの9割以上

は居場所などの支援施設に

出られません。「ひきこもり

サポーター養成・派遣事業」

を各自治体で実施し、②是

非、これを継続・発展して

下さい。③各県でKHJの支

部を含めた地域連携が進み

ますようにお力添えを、心

からお願いします。最後に、

KHJの傍聴者全員を紹介。

  (会場から大きな拍手)

 「家族会、地域連携、社会

 

資源の重要性」

松本太郎

 

私達ひきこもりの家族は大

変な心の重荷をもって毎日

いきています。

 

家族会の役割は家族の大

変さを少しでも軽減させる

事です。息子27歳、私は65歳、

息子は小5の頃より不登校、

その後自室でのひきこもり

が続いた。10年目に宮崎市

で往診家族療法を実践。精

神科医水野昭夫氏に訪問し

て貰い、そこの支援アパー

トに入り初めて家から出た。

 

そこでは看護婦さんが

ピッタリ寄り添ってくれて

少しずつ元気に、自転車で

宮崎市内を回るなど体力も

付いてきた。今は、家の仕

事とシイタケ事業を手伝っ

ています。まだ社会参加に

は時間がかかると思います。

 

私は家族会を立ち上げ12

年間活動しています。昨年

のピアサポ研修には私も含

め4人が参加、親たちは会

のリーダーとして活躍し、

とても強くなりました。

 

研修後に取り組んだ事例

で10年間ひきこもっていた

男性です。彼は小学校高学

年より不登校があり、良き

家庭教師につき、通信制高

校から大学へ、無事大学を

卒業、就職してまもなくパ

ワハラにあい、ひきこもる

ようになった。親は地元の

保健所や県の相談機関に相

談「もう少し様子を見ましょ

う」とで、あっという間に

10年が経過しご両親は「大

分ステップの会」へ。彼に

は自殺願望があり、親に睡

眠薬と練炭を買ってこいと

要求。ついに彼は部屋に灯

油と刃物を持ち込み、「階段

を上がれば灯油をまく」と

泣きながら訴える。そして

1時間ばかり押し問答が続

く。彼はよくしゃべった。

新潟、57 人参加で「ピアサポ研修」開催

  会報「旅立ち」広告募集会報「旅立ち」の広告を随時募集しております。

【お取扱い可能な広告の種類】ひきこもり・不登校・就労支援に関わる団体、イベントのご案内。例)セミナー・シンポジウムの案内、通信制・定時制高校の案内、発行月:1、4、7、10 月(4P の冊子)発行先:当会の家族会支部、関係者、当会 HP※ 発行部数 3,000 部程度(さらに、HP に掲載) お申込み方法⑴ お電話かメールにて発行月をご連絡の上、チラシの現物見  本または原稿を事前にご送付ください。お送り頂いた広告の採否に関しましては、理事会で検  討のうえ、お取り扱いの可否をご連絡いたします。(政治・宗教関連、マルチ商法関連、危険物  内容・料金が不明なもの、公序良俗に反するもの等についてはお取り扱いできません)  また、お断りの詳細な理由等についてのお問い合わせには応じかねますので、予めご了承下さい。

(2)審査のご連絡を差し上げた後、こちらの指定期日までにチラシをご納品ください。お申込み・問合せ先 NPO法人全国ひきこもり家族会連合会 事務局        〒 170-0002 東京都豊島区巣鴨 3-4-4      ☎ 03-5944-5250 FAX:03-5944-5290

 

ひきこもりは、自殺、虐待、

いじめ、孤独死と共に、戦後

のコミュニティーが崩壊し

てきたことを示しています。

ひきこもりサポートへの取

り組みは、共同社会を新しく

作りなおす役割があります。

タブロイド版 ご依頼主 サイズ(縦 × 横)

料金

中面(カラー) 賛助会員 5,000 円中面(カラー) 非会員 6,000 円中面(カラー) 賛助会員 10,000 円中面(カラー) 非会員 12,000 円

Page 4: 11月2日 第9回KHJ全国大会のご案内 · 11月2日㈰ 12時~17時(開場11時半) 第9回khj全国大会のご案内 ウインクあいち小ホール 名古屋市中村区名駅4-4-38(052-571-6131)

(4)平成26年10月 15日㈬ 75号 山梨、鳥取に新支部誕生

 山梨「桃の会」

鳥取「らくだの会」

8月16日、山

梨「桃の会」誕

生。山梨日日新

聞社の全面的応

援(会場手配、記事掲載)

で、当日は、親、当事者な

ど約100名が集まり、長

い間、たらいまわしの相談

で困っていた家族が立ち上

がり、9月23日の2回目の

 

NPO法人楽の会リーラ

(東東京)の長年の地道な活

動が評価され、平成26年7

月4日、東京キワニスクラ

ブからキワニス社会公益賞

を受賞致しました。キワニ

ス社会公益賞とは「社会公

 

中垣内先生の論文「ひき

こもり外来の実践」が「医

学の歩み」(7月26日号)に

掲載されました。全文A4

版7頁(255・

261)です。そ

の序文を紹介し

ます。

○不登校,いじ

め,虐待,自殺,

孤独死とならん

で,ひきこもり

は戦後共同体の

崩壊を示す社会病理であり,

早期発見・早期対応,長期

化防止,長期化・高年齢化

への支援,事件化の防止な

どが求められている.8年

間にわたって,ひきこもり

外来,居場所,親の会を組

み合わせた社会参加プログ

ラムを実施し,受診した当

事者220名をコホートと

 

旅立ち74号でもお知らせ

しましたが、今年5月より

KHJ本部で毎月、「兄弟姉

妹の居場所」を開催してい

ます。

 

居場所の前半は、参加者

と本部カウンセラーによる

会合から自主的な運営が始

まった。本部から事務局4

名と池田が参加、役員には

2名の当事者が副会長に

なった。今後の月例会では、

毎月学習会を開催し、適宜

講師を招く事が決まった。

次回は10月12日、山梨県福

祉プラザにて開催する。

問合せNPO法人 全国引きこもりKHJ親の会(家族会連合会) ☎ 03-5944-5250

楽の会リーラ

キワニス社会公益賞を受賞

中垣内先生「ひきこもり外来の実践」

「医学の歩み」に掲載

東北・北海道KHJ北海道「はまなす」(北郷恵美子) 〒064-0824 札幌市中央区北四条西26丁目3-2   ☎090-3890-7048 ☎&FAX 011-631-0981NPO法人岩手県青少年自立支援センター「ポランの広場」家族会  (泉 勝夫)〒020-0873 岩手県盛岡市松尾町19-8  ☎019-605-8632 FAX 019-605-8633 KHJ青森県「アップルの会」(川村克彦) 〒039-1212 青森県三戸郡階上町蒼前西5-9-1634   サンハウス内 ☎& FAX 0178-88-5297 秋田県「かだれ会」(長信田の森心療クリニック)  〒 018-2303 秋田県山本郡山本町森丘字石倉沢1-2  ☎0185-72-4133  FAX 0185-72-4134NPO法人KHJ宮城県「タオ」(武田和浩)  〒987-2183 栗原市高清水袖山62-18 ☎0228-58-4755  FAX 0228-58-4756  ☎ 080-3193-6715NPO法人山形県「から・ころセンター」(伊藤正俊)     〒992-0026 米沢市東2-8-116 ☎&FAX 0238-21-6436関東ブロックNPO法人楽の会リーラ(市川乙允)   〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3-16-12 第二塚本ビル202  ☎&FAX 03-5944-5730KHJ西東京「萌の会」(井手 宏)  〒167-0051 杉並区荻窪1-19-4   ☎090-8452-8810 ☎&FAX 03-5397-5372NPO法人KHJ埼玉けやきの会家族会(田口ゆりえ) 〒331-0805さいたま市北区盆栽町190-3    ☎&FAX 048-651-7353 ☎080-3176-6674NPO法人KHJ千葉県なの花会(藤江幹子)  〒260-0042 千葉市中央区椿森1-2-2 志村荘201  ☎090-8491-0971 FAX 043-294-7629 KHJ神奈川県「虹の会」(安田賢二)   〒221-0835 横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2 12階  ボランティアセンター気付No. ② ☎080-2107-1171NPO法人KHJ栃木県「ベリー会」(齋藤三枝子)  〒321-0954 宇都宮市元今泉5-9-7        宇都宮市まちづくりセンターまちぴあ内2F  ☎090-1846-4004 FAX 028-663-5022グループコスモス(瓜生 武)    〒145-0066 東京都大田区南雪谷2-11-5   ☎080-3255-4161  ☎&FAX 03-3728-4488 KHJ静岡県「いっぷく会」(上杉博美)      ☎090-5036-2552 ☎& FAX 054-245-0766  〒420-0884 静岡市葵区大岩本町25-2

【本部事務局】 全国引きこもりKHJ親の会 (家族会連合会 )☎ 03-5944-5250 FAX 03-5944-5290 [email protected]  〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3-4-4【ご寄付お振込口座】  ゆうちょ銀行 口座記号:00110-6                口座記号:708246特定非営利活動法人 全国引きこもりKHJ親の会(家族会連合会)

NPO法人てくてく(山本洋見)   〒432-8054 静岡県浜松市南区田尻町208-2      ☎053-442-6365 ☎090-1416-6224       茨城ひばりの会 (荒井俊) 〒 271-0064 松戸市上本郷857北松戸成川ビル3階フレンドスペース内 ☎ 047-364-7332 FAX 047-362-4065       山梨桃の会 (篠原博子)〒409-0126 上野原市コモアしおつ1-4-3 ☎ 0554-66-4073東海ブロック  NPO法人東海なでしこの会(大脇正徳)  〒456-0032 名古屋市熱田区三本松町15-13 神宮東セブン A1階  ☎&FAX 052-882-1119 ☎090-4195-2674NPO法人名古屋オレンジの会(山田孝介)   〒453-0015 名古屋市中村区椿町19-7 チサンマンション椿町 304    ☎& FAX 052-459-5116                豊田大地の会 (土田 芳次) 〒 466-0812 名古屋市昭和区八事富士見1611 サンハイツ八事ふじみ A‐406 ☎ 090-4794-5918北陸ブロック  NPO法人KHJにいがた「秋桜の会」(三膳克弥)   〒950-0167 新潟県新潟市江南区五月町1-2-9   ☎090-4017-2889 ☎&FAX 025-382-6912KHJ北陸会(所田澄子) 〒920-0813 石川県金沢市御所町丑57 ☎ &FAX 076-252-4856とやま大地の会(米谷貞吉)    〒930-0325 富山県中新川郡上市町三日市2-18(山岡方)  ☎090-3768-1733近畿ブロックNPO法人京都オレンジの会(稲垣 緑)  〒605-0028 京都市東山区三条通大橋東分木町74-3  東山三条ライフステーション ☎&FAX 075-752-0289NPO法人大阪虹の会(前川 実)  〒592-0011 高石市加茂1-13-26  ☎&FAX 072-265-2021NPO法人KHJ「つばさの会大阪」(大塚 洋)  〒573-0027 枚方市大垣内町1-3-1 マインドビル4F  ☎090-4308-4259 ☎072-844-2423KHJ情報センターふきのとう姫路(櫛橋行雄)  〒670-0896 兵庫県姫路市上大野1-11-6  ☎&FAX 079-224-5259 ☎090-5046-7134中国ブロックKHJ岡山きびの会(槌谷富子)〒702-8022 岡山市南区福成1-128-4  ☎&FAX 086-262-9335

KHJ広島もみじの会(藤岡 清人)〒731-5137 広島市佐伯区美の里2-1-39-801 (岡本方)  ☎090-7375-6659 ☎&FAX 082-924-2922KHJ山口県「きらら会」(上田十太)〒759-4102 長門市西深川2850-3  ☎&FAX 0837-22-5495               鳥取らくだ会(田中隆雄) 〒 680-0074 鳥取市卯垣5-60-F-4 ☎ 090-4653-2554四国ブロックNPO法人KHJ香川県オリーブの会(川井富枝)  〒761-0104 高松市高松町2574-9  ☎&FAX 087-843-9877 ☎ 090-4332-3288KHJ徳島県「つばめの会」(高橋浩爾)  〒776-0014 吉野川市鴨島町知恵島372-6    ☎090-1325-2740 ☎&FAX 0883-24-0507KHJ高知県親の会「やいろ鳥」の会(坂本勲)  〒781-5205  高知県高知市一宮しなね1丁目14-10-1  ☎090-3184-8109 ☎&FAX 088-862-0740KHJ愛媛県こまどりの会(武田邦寛)」  〒791-8012 愛媛県松山市姫原2丁目7-33 サントノーレ姫原 505   ☎090-7578-4214 FAX 089-923-3367九州・沖縄KHJ福岡県「楠の会」(吉村文恵)  〒810-0003 福岡市中央区春吉1-7-18 竹内ビル 2F  ☎090-8222-7403 ☎& FAX 092-731-3091NPO法人熊本ブランチ(武井敬蔵)     〒860-0072 熊本市花園7-2435-12  ☎096-322-3548 FAX 096-322-3787KHJみやざき「楠の会」(植田美紀子)      〒880-0944 宮崎市江南4-9-9 植田方  ☎090-9603-8780 ☎&FAX 0985-53-2666KHJ鹿児島県「楠の会」(福留順一)  〒891-0704 南九州市頴娃町別府1243  ☎090-7156-6241 ☎&FAX 0993-38-1421KHJ大分県「大分ステップの会」(松本太郎)  〒879-5102 由布市湯布院町川上3604-14   ☎ 090-1163-8582 KHJ沖縄「てぃんさぐぬ花の会」(棚原 初枝)〒904-2171 沖縄県沖縄市高原7-34-29 NPO法人サポート   センターゆめさき内 ☎&FAX 098-930-1066

☆親の会(月例会)問い合わせ先(2014年 6月30日現在)月例会に参加して気を楽にしたり情報交換しませんか

兄弟姉妹ゆえの様々な悩み

ごとの分かちあいをします。

後半は、ソーシャルワーカー

を交えて質疑応答、意見交

換を行うプログラムで実施

しています。

 

8月3日の「兄弟姉妹の

居場所」には、境泉

洋理事も参加し、参

加者6人と交流を持

ちました。

 

11月2日の愛知全

国大会でも「兄弟姉

妹の居場所」の時間

を設けて、より多く

の兄弟姉妹の参加を

呼び掛ける予定で

す。(神田映子)

 

9月14日、

鳥取「らくだ

会」誕生。日

本海新聞と山

陰中央新報社に記事が掲載

され、当日は、親、当事者、

支援者が45名集まった。

 

前日の島根県の家族会で

は、当事者の支部長と親で

会をうまく運営されてお

り感心した。翌日鳥取に着

き、池上正樹さんが「ひき

こもりの現状」、池田が「ひ

きこもりを元気にする親の

対応」を講演し、鳥取家族

会が発足した。次回は10月

12日、鳥取福祉文化会館に

て開催。10時30分から当事

者も入って会の運営を相談

し、13時から、京都オレン

ジの会代表、稲垣緑氏によ

る「ひきこもりの子への接

し方」の講演があります。

参加費は一人1000円。

       (池田)

益のために、長い間献身的

な労苦を続けている人を広

く探し求め、毎年一件(賞

にふさわしい候補が多数あ

る場合は数件)選んで賞を

送りその功績に敬意を表す

るとともに、その尊い存在

を世間に紹介しようとする

ものです。(東京キワニスク

ラブ)

 

安齋理事長は「名誉ある

社会公益賞の受賞を機に、

これからも不登校・ひきこ

もりの家族支援や、本人達

の回復を目指してあらゆる

資源を総動員してより有効

な支援を続けます。」と抱負

を述べています。

して統計的解析を行ったと

ころ,開始年齢21・1歳,

ひきこもり期間6・2年,

初回受診時年齢26・8歳と

他の統計と比べて

低い平均値を得た.

また,リーマン

ショックを境に外

来を前期と後期に

区分して比較検討

したところ,後期

にはひきこもり期

間の短縮,初回受

診年齢の低下,外来比率の

増加を認め,社会参加率は

就労において上昇しつづけ

た.これらの所見は,早期

発見・早期対応,長期化防

止,社会参加にひきこもり

外来が有効であり,地域と

医療の連携による共生社会

づくりの可能性を示したと

いえる。

KHJ本部「兄弟姉妹の居場所」