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SW-0214G16ポートギガビット Webスマートスイッチ
USER'S MANUAL16ポートギガビットWebスマートスイッチ
SW-0214G
2 SW-0214G
■本書の目的本製品をお買い上げいただき誠にありがとうございます。本書は、本製品を正しくお使いいただくための手引きです。必要なときにいつでもご覧いただくために、大切に保管していただきますようお願いいたします。
■ご注意・ 本製品の故障・誤作動・不具合・通信不良、停電・落雷などの外的要因、第3者による妨害行為などの要因によって、通信機会を逃したために生じた損害などの純粋経済損失につきましては、当社は一切その責任を負いかねます。
・ 通信内容や保持情報の漏洩、改竄、破壊などによる経済的・精神的損害につきましては、当社は一切その責任を負いかねます。
・ ハードウェア、ソフトウェア、外観に関しては、将来予告なく変更されることがあります。
・輸送費、設定、調整、設置工事などは、お客様負担となります。・ 本製品は日本国内仕様であるため、別途定める保証規定は日本国内でのみ有効です。
■著作権等・ 本書に関する著作権は、プラネックスコミュニケーションズ株式会社へ独占的に帰属します。プラネックスコミュニケーションズ株式会社が事前に承諾している場合を除き、形態及び手段を問わず、本書の記載内容の一部、または全部を転載または複製することを禁じます。
・ 本書の作成にあたっては細心の注意を払っておりますが、本書の記述に誤りや欠落があった場合もプラネックスコミュニケーションズ株式会社はいかなる責任も負わないものとします。
・ 本書の記述に関する、不明な点や誤りなどお気づきの点がございましたら、弊社までご連絡ください。
・本書および記載内容は、将来予告なく変更されることがあります。
使用前に必ずお読みください
User’s Manual Version 1.1 No.PMN-04-12-TS-SW-0214G
●マニュアル内の表記について本マニュアル内では製品の名称を本製品と表記します。区別が必要な場合は製品型番で表記します。
●記載の会社名および製品名は各社の商標または登録商標です。
3
4 SW-0214G
5
本製品を安全にご利用いただくために・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
第1章 はじめに1.概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・72.特長・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・83.梱包内容の確認 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・94.各部の名称・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・105.スイッチング・テクノロジーについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・136.VLAN機能について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・167.Trunk機能について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19
第2章 本製品の設置1.設置場所 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・212.設置・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・223.電源ケーブルの接続・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・254.RJ-45ポートを使用したコンピュータの接続・・・・・・・・・・・・・265.他のハブとのカスケード接続・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28
第3章 機能の設定1.設定ページの開き方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・29・Windows XP編 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30・Windows 2000編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・36・Windows Me/98 SE/98編 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43・Mac OS X編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・48・Mac OS 8.x/9.x編 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・51
2.機能設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・54・Port ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・57・VLAN ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・59・Trunking ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・62・Mirror・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・63・Status ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・64・Statistics ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・65・System ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・66・Trap ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・67
目次
6 SW-0214G
・Password・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・68・Backup Setting ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・69・Reset Setting ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・71・Logout ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・71
第4章 ユーティリティについて1.Web Switch Utilityについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・73・Web Switch Utilityプログラムのインストール・・・・・・・・・・・73・Web Switch Utilityプログラムの機能・・・・・・・・・・・・・・・・・・79
付録A トラブルシューティング ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・87
付録B Autonegotiation機能について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・89
付録C AutoMDI/MDI-X機能について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・91
付録D カスケード接続の制限について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・93
付録E 仕様 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・97
ユーザー登録・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・102
弊社へのお問い合わせについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・103
質問表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・104
はじめに
第1章
7
本製品はIEEE802.3 10BASE-T、IEEE802.3u 100BASE-TXおよびIEEE802.3ab 1000BASE-T規格に準拠したギガビット対応イーサネット・スイッチング・ハブです。1000BASE-T接続用RJ-45STPポートを16ポートと1000BASE-SX/LX接続用SFPポートを2ポート標準で装備しています。各ポートはAutonegotiation機能に対応しており、転送速度1000/100/10Mbpsおよび転送モード(全二重/半二重)を自動認識します。各ポートともステータスLEDを装備しており、容易にハブのステータスを確認することが可能です。本製品はVLAN、Trunk及びミラーリングに対応しています。
VLANはポート単位で16グループまでのVLANを構成することが可能です。Trunkは4ポートを束ねて接続することにより、本製品間で最大8Gbpsでの通信が可能になります。
ミラーリングは特定のポートで送信または受信したパケットを他のポートにコピー(ミラーリング)することができます。これによりSnifferなどの監視機器をポートに接続し、設定した別のポートを通過するパケットを参照することができます。
また、各ポートの設定をWEBブラウザによって簡単に行うことができます。
はじめに
1
1 概要
8 SW-0214G
はじめに
●IEEE802.3、IEEE802.3u、IEEE802.3ab規格に準拠●1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T接続用のRJ-45 STPポートを16ポート装備●miniGBICを2ポート装備(15番、16番とコンボポート)●転送速度(1000/100/10Mbps)および転送モード(全二重/半二重)を自動的に認識異するAutonegotiationに対応●クロスケーブル/ストレートケーブルの違いを自動認識するAutoMDI/MDI-Xに対応●スイッチング方式にはストア/フォワード方式を採用●16グループまでのVLANテーブルを設定可能●Trunk機能をサポート、2台の本製品間を最大4ポート、2グループ、8Gbpsで通信可能●ポートミラーリング機能対応(TX、RX、Both)●フローコントロール対応(全二重時IEEE802.3X)●LEDにより各ポート及びネットワークのステータス確認が可能●標準19インチラックにマウント可能●各ポート機能をWEBブラウザによって簡単に設定可能※1
※1 本製品ユーティリティはWindows XP/2000/Me/98SE/98に対応しております。
Windows NT4.0/95 MAC OSは対応しておりません。ファームウェアのアップグレードはWeb Switch Utilityのみ対応しております。
対応する上記OSのインストールされたコンピュータより更新してください。
1 2 特長
9
パッケージには以下の付属品が含まれます。
●SW-0214G本体●電源ケーブル●19インチラックマウント金具(ネジ付属)●ゴム足●SW-0214G CD-ROM(ユーティリティ&マニュアル)●安全に関する説明書●保証書
同梱物に破損または欠品があるときは、お手数ですが販売店または弊社テクニカルサポートまでご連絡ください。
はじめに
13 梱包内容の確認
10 SW-0214G
はじめに
■前面パネル
「ポート1~16」1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tツイストペアケーブル接続用のRJ-45ポートです。
「Power LED」SW-0214Gに電源を入れると点灯します。
「Status LED」CPU起動時に点滅、非動作時に点灯または消灯します。
「Link/Act LED」ポートのリンクが確立すると点灯します。ポートがデータの送受信中に点滅します。
「1000M LED」このLEDが点灯及び点滅しているときはポートが1000Mbpsでリンクしてます。このLEDが消灯しているときは100Mbpsもしくは10Mbpsでリンクしてます。
「100M LED」このLEDが点滅しているときはポートが100Mbpsでリンクしています。Link/ACT LEDが点灯しているときに、このLEDと1000M LEDが消灯しているときはポートが10Mbpsでリンクしています。
1 4 各部の名称
図1-1 前面パネル
11
■背面パネル
「電源コネクタ」電源ケーブルを接続します。
「Factory Default スイッチ」Factory Defaultスイッチを押すと、設定内容が工場出荷状態に戻ります。
はじめに
1
図1-2 背面パネル
12 SW-0214G
はじめに
■裏面ステッカー
「品番」本製品の製品番号です。
「シリアル番号」本製品のシリアルナンバーです。製品外箱に記載されているものと同じ番号です。ユーザー登録時に必要となります。また、製品故障時などにサポートを受けるときにも必要になります。
「MACアドレス」(Node ID)本製品のMACアドレスです。
1
図1-3 裏面ステッカー
13
通常のリピータハブではすべてのパケットが常にすべてのポートに送信されます。
また、すべてのポートで帯域幅を共有するため、同時に複数のパケットが送信されると衝突(コリジョン)が発生します。
はじめに
15 スイッチング・テクノロジーについて
図1-4
図1-5
14 SW-0214G
はじめに
スイッチングハブでは入ってきたパケットのMACアドレスを調べて、宛先となっているポートのみにパケットを送信します。
これにより不要なパケットが他のポートに送られるのを防ぎ、ネットワークの効率を向上することが可能となります。
スイッチングハブはアドレステーブルと呼ばれる領域に各ポートに接続されている機器のMACアドレスを記憶します。あるポートがパケットを受信するとそのパケットの宛先アドレスをアドレステーブルから探して該当するポートにのみパケットを送信します。
1
図1-6
図1-7
15
■スイッチング方式
スイッチングハブにはカットスルー方式、ストア&フォワード方式等があります。
●カットスルー方式
パケットを受信すると即座に宛先アドレスを調べて該当するポートにパケットを送信します。この方式ではパケットのチェックは行われないのでエラーパケットも送信されてしまいます。
●ストア&フォワード方式
受信したパケットを一旦ハブ内部のパケットバッファに格納し、パケット長やCRCに異常がないか確認します。そして正常なパケットのみを宛先ポートに対して送信し、エラーパケットが送信されるのを防ぎます。
本製品ではスイッチング方式にストア&フォワード方式を採用しています。
■フローコントロール
パケットバッファがいっぱいになったとき、データがバッファからあふれないように制御します。半二重通信時にはバックプレッシャー機能によりバッファがいっぱいになるとコリジョン信号を送信し、データの送信を停止させます。全二重通信時はIEEE802.3xの機能により、接続先にpauseコマンドを送信することでデータの送信を停止させます。通常のリピーターハブでは、ハブ同士のカスケード接続の段数に10BASE-Tでは4段、100BASE-TXでは2段という制限があります。スイッチングハブでは各ポートが別々のコリジョンドメインに分割されるため、カスケード接続の段数の制限がなくなります。これによりルーターやブリッジを使用することなく、ネットワークの拡張を容易に行うことが可能となります。
はじめに
1
16 SW-0214G
はじめに
1VLAN(Virtual LAN)機能とは、複数ポートをグループにしブロードキャストドメインを分割することによりネットワーク上のトラフィックの軽減やセキュリティの強化を行うための機能です。VLAN機能により分割されたグループでは、同じグループ内に接続された機器とのみ通信が可能となります。ブロードキャストパケットを含めた全てのパケットは他のグループに送信されません。これによりVLAN機能は以下のような長所を持つことができます。
◎ネットワーク効率の改善トラフィックの多いワークグループをグループ化しブロードキャストドメインを分割する事により、ネットワーク上の他のワークグループへパケットが流れるのを防ぎます。これによりネットワーク効率を改善することが可能です。
◎セキュリティの強化グループ間では、理論的にネットワークは切断されており通信ができません。これにより、セキュリティが重要なワークグループからのデータの漏洩を防ぐことができます。
◎コスト削減ブロードキャストドメインを分割するために、高価でまた設定の面倒なルータを導入する必要がありません。
6 VLAN機能について
17
はじめに
1本製品ではポートごとにグループの設定を行います。最大24のVLANグループを構成することが可能です。設定方法については「第3章 機能の設定」の第2項「機能設定 ◎VLAN」の項目を参照してください。
上記のようにVLANを設定したとき、ルータを使用しなくてもグループ1・2ともサーバとの通信が可能です。それに加えてグループ1・2間でパケットは通信されないので、効率良く、セキュリティの高いネットワークが構築できます。
図1-8 VLAN構成例
◎ブロードキャストパケットネットワーク上を流れるパケットのうち、ネットワーク上のすべての機器が受信しなければならないパケット。(VLANやルータにより制限できます。)
◎コリジョンドメインリピータを介して接続されたネットワーク上で複数の機器が同時にパケットを送信するとコリジョン(衝突)が発生します。このようにコリジョン信号を共有するネットワークの範囲をコリジョンドメインと言います。スイッチングハブでは各ポートごとに異なるコリジョンドメインに分割されます。また、同じコリジョンドメインでは、ノード間距離やカスケード台数の制限があります。
◎ブロードキャストドメインスイッチングハブではコリジョンドメインは各ポートごとに分割されますが、ブロードキャストパケットは全ポートに送信されます。このようにブロードキャストパケットが送信されるネットワークの範囲をブロードキャストドメインと言います。一般的にはブロードキャストドメインを分割するためにはルータを使用します。
18 SW-0214G
はじめに
1
図1-9 コリジョンドメインとブロードキャストドメイン
19
Trunk機能とは、2ポートまたは4ポートを束ねてグループ化することにより2台の本製品間を最大8Gbpsの通信速度で接続する機能です。複数のハブをカスケード接続したときにボトルネックとなるハブ間の通信速度を高速化することが可能です。
はじめに
1
図1-10 Trunk接続
7 Trunk機能について
Trunk接続には必ずエンハンストカテゴリ5のUTPまたはカテゴリ6のUTPケーブルを使用してください。ケーブルの最大長は100mです。
注意
20 SW-0214G
はじめに
1
21
本製品の設置
第2章
本製品を設置するときには必ず以下の点をお守りください。
●湿気の多い場所に設置しない。●チリやほこりの多い場所には設置しない。●直射日光のあたる場所や温度の高い場所には設置しない。●内部に熱がこもる原因となりますので、周囲にはなるべく空間を空ける。
本製品の設置
2
1 設置場所について
本体側面の通風口にほこりなどがたまると内部に熱がこもる原因となります。定期的に点検を行い、掃除機などでほこりを取り除くようにしてください。
注意
22 SW-0214G
本製品の設置
本製品は、必ず机の上などの平らな場所で使用してください。他のハブとカスケード接続するときは、19インチラックへの収納を推奨します。
*本マニュアルの製品仕様で定められている温度、湿度内で近くに熱源が無い場所に本製品を設置してください。又、本製品のファン取りつけ口に埃などが堆積しない様に注意してください。十分な冷却ができないときは、誤動作または故障などの原因になります。
■机の上などへの設置
製品底面の4隅に、付属のゴム足を貼り付けます。
本製品を平らな場所に設置します。
2
2 本製品の設置
図2-1 ゴム足の取りつけ
1.
2.
23
■19インチラックへの取りつけ以下の手順で本製品を19インチラックに取り付けます。
本製品の底面に既にゴム足がつけてあるときは、すべてゴム足を取り外します。
製品側面にある、ラックマウント用のネジ穴を確認します。
付属のネジを使って、ラックマウント用金具を製品側面にとりつけます。プラスのドライバをお使いください。
本製品をラック内に配置し、ラックマウント用金具上の穴と、19インチラックのシャーシ上の穴とを合わせます。
19インチラックマウントに付属しているマウント用ネジを用意し、ラックマウント用金具に差し込んで固定します。
本製品の設置
21.
2.
3.
4.
5.
図2-2 ラックマウント用金具で取り付け
24 SW-0214G
本製品の設置
2
図2-3 ラックマウント用金具でラックに固定
25
電源ケーブルの接続は以下の方法で行ってください。
本製品背面の電源ケーブル接続部に、電源ケーブルを接続します。
電源ケーブルをコンセントに接続します。
Power LEDが点灯、Status LEDが点滅していれば正常です。
本製品の設置
2
3 電源ケーブルの接続
1.
2.
3.
図2-4 電源ケーブル接続方法
26 SW-0214G
本製品の設置
LANケーブルの一端を本製品の1~16のいずれかのRJ-45ポートに接続します。
LANケーブルのもう一端をコンピュータの10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T RJ-45ポートに接続します。
接続先のポートがAutonegotiationに対応しているときはポートの転送モードが自動的に設定されます。
21.
2.
4 RJ-45ポートを使用したコンピュータの接続
3.
27
本製品の設置
2
図2-5 RJ-45ポートを使用した接続
接続後、通信がうまく行かないときは、付録を参照してください。10BASE-Tでの接続にはカテゴリ3以上、100BASE-TXの接続にはカテゴリ5以上のUTPまたはSTP、1000BASE-Tでの接続はエンハンストカテゴリ5のUTPまたはカテゴリ6のUTPケーブルを使用してください。ケーブルの最大長は100mです。
注意・・
28 SW-0214G
本製品の設置
LANケーブルの一端を本製品のRJ-45ポートに接続します。
LANケーブルのもう一端を本製品のRJ-45ポートに接続します。
2
接続後、通信がうまく行かないときは、付録を参照してください。10BASE-Tでの接続にはカテゴリ3以上、100BASE-TXの接続にはカテゴリ5以上のUTPまたはSTP、1000BASE-Tでの接続はエンハンストカテゴリ5のUTPまたはカテゴリ6のUTPケーブルを使用してください。ケーブルの最大長は100mです。
注意
5 他のハブとのカスケード接続
1.
2.
図2-6 他のハブとのカスケード接続
・・
29
■設定ページのアクセス方法
本製品は、Microsoft Internet Explorer 5.0以上、またはNetscapeNavigator 6.0以上のWEBブラウザを使用して各種設定を行います。
◎起動の方法
コンピュータを起動します。
本製品とコンピュータがLANケーブルで接続されていることを確認します。
コンピュータのIPアドレスの設定をします。※お使いのOSに合わせて設定をしてください。Windows XP 30ページWindows 2000 37ページWindows ME/98SE/98 43ページMac OS X 48ページMac OS 8.x/9.x 51ページ
機能の設定
機能の設定
第3章
製品のVLAN等の設定は、本製品前面パネルのRJ-45ポートにLANケーブルを接続したコンピュータ上で行います。
◎本製品の工場出荷時のIPアドレスは192.168.0.1です。
本3
1 設定ページの開き方
1.
2.
3.
30 SW-0214G
●Windows XP編
・「コンピュータの管理者」または同等の権限持つユーザでログオンしてください。・以下の操作手順および画面表示は、WindowsXPの初期状態です。Windows XPの設定によっては異なることがあります。
(1)「スタート」→「コントロールパネル」をクリックします。「コントロールパネル」が表示されます。
機能の設定
3
注意
31
(2)「ネットワーク接続」をクリックします。
「ネットワーク接続」が表示されます。機能の設定
3
32 SW-0214G
(3)「ローカルエリア接続」アイコンを右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
機能の設定
31
2
33
「ローカルエリア接続のプロパティ」が表示されます。
(4)「インターネットプロトコル(TCP/IP)」を選択し、[プロパティ]をクリックします。
機能の設定
3
1
2
34 SW-0214G
「インターネットプロトコル(TCP/IP)のプロパティ」が表示されます。
(5)「全般」の項目で「次のIPアドレスを使う」にチェックを入れます。
既に「次のIPアドレスを使う」にチェックが入っており、IPアドレスなどが記入されているとき、次の設定を行う前に、現在の設定をメモしてください。本製品の設定後にIPアドレスなどを元に戻すときに便利です。
機能の設定
3 注意
1
35
(6)「IPアドレス」に「192.168.0.x」(xは2~254の任意の数)、「サブネットマスク」に「255.255.255.0」を入力します。[OK]をクリックします。
機能の設定
3
1
2
36 SW-0214G
「ローカルエリア接続のプロパティ」に戻ります。
(7)[OK]をクリックします。
以上で設定は終了です。「4.WEBブラウザを起動します」<53ページ>へ進んで
下さい。
機能の設定
3
37
機能の設定
3
●Windows 2000編
「Administrator」または同等の権限持つユーザでログオンしてください。
(1)「スタート」→「設定」→「コントロールパネル」を選択します。「コントロールパネル」が表示されます。
(2)「ネットワークとダイヤルアップ接続」をダブルクリックします。
注意
「ネットワークとダイヤルアップ接続」が表示されます。
(3)「ローカルエリア接続」アイコンを右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
38 SW-0214G
機能の設定
3
1
2
39
機能の設定
3
「ローカルエリア接続のプロパティ」が表示されます。
(4)「インターネットプロトコル(TCP/IP)」を選択し、[プロパティ]をクリックします。
1
2
40 SW-0214G
機能の設定
3
「インターネットプロトコル(TCP/IP)のプロパティ」が表示されます。
(5)「全般」の項目で「次のIPアドレスを使う」にチェックを入れます。
既に「次のIPアドレスを使う」にチェックが入っており、IPアドレスなどが記入されているときは、次の設定を行う前に、現在の設定をメモしてください。本製品の設定後にIPアドレスなどを元に戻すときに便利です。
注意
41
機能の設定
3
(6)「IPアドレス」に「192.168.0.x」(xは2~254の任意の数)を入力します。「サブネットマスク」に「255.255.255.0」を入力します。[OK]をクリックします。
1
2
42 SW-0214G
機能の設定
3
「ローカルエリア接続のプロパティ」に戻ります。
(7)[OK]をクリックします。
以上で設定は終了です。「4.WEBブラウザを起動します」<53ページ>へ進んで下さい。
43
●Windows Me/98SE/98編
(1)「スタート」→「設定」→「コントロールパネル」を選択します。「コントロールパネル」が表示されます。
(2)「ネットワーク」アイコンをダブルクリックします。
機能の設定
3
44 SW-0214G
「ネットワーク」が表示されます。
(4)「TCP/IPーお使いのLANカード(またはLANボード)」を選択し、[プロパティ]をクリックします。
機能の設定
3
1
2
45
「TCP/IPのプロパティ」が表示されます。
(4)「IPアドレス」タブをクリックし、「IPアドレスを指定」にチェックを入れます。
既に「IPアドレスを指定」にチェックが入っており、IPアドレスなどが記入されているときは、次の設定を行う前に、現在の設定をメモしてください。本製品の設定後にIPアドレスなどを元に戻すときに便利です。
機能の設定
3
注意
2
1
46 SW-0214G
(5)「IPアドレス」に「192.168.0.x」(xは2~254の任意の数)、「サブネットマスク」に「255.255.255.0」を入力します。[OK]をクリックします。
機能の設定
3
1
2
47
「ネットワーク」に戻ります。
(6)[OK]をクリックします。
以上で設定は終了です。「4.WEBブラウザを起動します」<53ページ>へ進んで下さい。
機能の設定
3
48 SW-0214G
●Mac OS X編
(1)アップルメニューから「システム環境設定」をクリックします。「システム環境設定」が表示されます。
(2)「ネットワーク」アイコンをクリックします。*「システム環境設定」に「ネットワーク」アイコンがないときは、「すべてを表示」をクリックします。
機能の設定
3
49
「ネットワーク」ウインドウが表示されます。
(3)「表示」の「(内蔵)Ethernet」を選択します。
機能の設定
3
50 SW-0214G
(4)「TCP/IP」タブをクリックし、「設定」で「手入力」を選択します。「手入力」が表示されます。
既に「手入力」が選択されており、IPアドレスなどが記入されているときは、次の設定を行う前に、現在の設定をメモしてください。本製品の設定後にIPアドレスなどを元に戻すときに便利です。
(5)「IPアドレス」に「192.168.0.x」(xは2~254の任意の数)、「サブネットマスク」に「255.255.255.0」を入力します。[保存]または[今すぐ適用]をクリックします。
以上で設定は終了です。「4.WEBブラウザを起動します」<53ページ>へ進んで
下さい。
機能の設定
3
注意
51
●Mac OS 8.x/9.x編
表示される項目名は、Mac OSのバージョンによって異なります。
(1)アップルメニューから「コントロールパネル」の「TCP/IP」を選択します。「TCP/IP」が表示されます。 機
能の設定
3
52 SW-0214G
(2)「経由先」の「Ethernet」を選択し、「設定方法」で「手入力」を選択します。「手入力」が表示されます。
既に「手入力」が選択されており、IPアドレスなどが記入されているときは、次の設定を行う前に、現在の設定をメモしてください。本製品の設定後にIPアドレスなどを元に戻すときに便利です。
(3)「IPアドレス」に「192.168.0.x」(xは2~254の任意の数)を入力します。「サブネットマスク」に「255.255.255.0」を入力します。
(4)クローズボタンをクリックし、ウインドウを閉じます。確認のウインドウが表示されたら[保存]をクリックします。
以上で設定は終了です。「4.WEBブラウザを起動します」<53ページ>へ進んで下さい。
機能の設定
3注意
3
1
2
4
53
WEBブラウザを起動します。
本製品の設定ページを開きます。アドレス欄に「http://192.168.0.1」と入力します。
キーボードの<Enter>キーを押します。
4.
5.
6.
機能の設定
3
54 SW-0214G
◎◎ログインパスワードの設定方法本製品の設定ページを始めて開いたときは、下記の画面が表示されます。
本製品は、第三者が不正にアクセスしたり設定内容を改ざんできないようにするため、ユーザーベースのセキュリティを採用しています。
「password」欄に「admin」と入力します。[Login]をクリックします。
1.
機能の設定
3
本製品のパスワード初期値は[admin]です。
2 機能設定
1
2
55
ログイン後は「Status」が表示されます。この画面は「System Status」、「Port Status」、「VLANStatus」を表示します。また、左側にメインメニューを表示します。
2.
機能の設定
3
56 SW-0214G
メインメニューについて
■Port各ポートを設定します。
■VLANVLANのグループを設定します。
■TrunkingTrunk機能の設定をします。
■Mirrorミラーリングの設定をします。
■Status「System Status」、「Port Status」、「Port-based」、「VLAN Status」、「Trunk Status」、「Mirror Status」を表示します。
■Statistics各ポートのパケット送受信状況を表示します。
■System「Web Server Port」、「System Name」、「Location Name」、「Login Timeout」、「デバイスのIPアドレス」を設定します。
■Trapトラップを指定します。
■Passwordパスワードを設定します。
■Backup Setting本製品の設定をバックアップします。
■Reset Setting本製品の設定を工場出荷状態に戻します。
■Logout設定画面からログアウトします。
機能の設定
3
57
◎Portポートの設定メニューから、任意のポートの「Speed」、「Flow-Control」、「QOS」を設定できます。「Link Status」は接続状態を表示します。設定したいポートIDをクリックします。
機能の設定
3
58 SW-0214G
「Speed」
この設定は5つのモードがあります。
上記のモードの中から選択します。初期値は全てのポートが「Auto」です。
「Flow Control」
スイッチのフロー制御をオン/オフさせます。Enable/Disableから選択します。
初期値は全てのポートが「Enable」です。Speed設定がAuto以外のときは、強制的に「Disable」になります。
「QOS」
データ転送の優先度を設定します。High/Normalから選択してください。
機能の設定
3
59
初期値は全てのポートが「Normal」です。
設定を保存するときは[Apply]を、保存しないときはブラウザの「戻る」をクリックします。
◎VLANVLAN設定メニューでは、本製品上のすべてのポートをVLANグループに割り当てることができます。本製品では最大16のVLANグループの設定可能です。
機能の設定
3
60 SW-0214G
①VLANグループを編集するときは、「ID No」をクリックします。②追加するポートにチェックを入れます。③追加しないポートはチェックを外します。④全てのポートを追加するときは「Set all」、を追加しないときは「Clear all」をクリックします。⑤設定を保存するときは[Apply]を、保存しないときはブラウザの「戻る」をクリックします。
※VLANグループID No.1は「Default(初期値)」です。このグループ所属しているポートの追加を外すときは、外したいポートを他のVLANグループに所属させる必要があります。VLANグループID No.1を編集するときは、VLANグループを作成し、この処理を行ってください。
機能の設定
3
61
VLANグループを追加するときは
①「Add Group」をクリックします。②追加するポートにチェックを入れます。追加しないポートはチェックを外します。③全てのポートを追加するときは「Set all」を、追加しないときは「Clear all」をクリックします。④設定を保存するときは[Apply]を、保存しないときはブラウザの「戻る」をクリックします。
VLANグループを削除するときは
①「Delete Group」をクリックします。②削除したいVLANグループの「ID No」横のチェックボックスをクリックします。③設定を保存するときは[Apply]を、保存しないときはブラウザの「戻る」をクリックします。
※特定のポートをVLANグループから外すときは、外す前にそのポートを他のVLANグループに追加させる必要があります。
機能の設定
3
62 SW-0214G
機能の設定
◎TrunkTrunk設定をします。本製品は4ポートまたは2ポート、2グループの設定が可能です。
初期値はDisableです。Trunk設定を有効にするには、ID番号右側のポート選択によりグループ化するポートを選択します。本製品では最大4ポート、2グループの設定が可能です。
「Member」この設定は3つのモードがあります。グループ化したいポートを選択します。
設定を保存するときは[Apply]を、保存しないときはブラウザの「戻る」をクリックします。
※ID01はポート1-4、ID02はポート9-12の設定です。任意のポートを設定することはできません。
※Trunk機能で同じグループに属するポートはVLAN設定で同じVLANグループに属する必要があります。
3
63
◎Mirrorポートのミラーリングを行います。本製品では特定のポートを受信または送信したパケットを他のポートにコピー(ミラーリング)できます。本製品ではRX(受信)、TX(送信)、Both(送受信)モードに対応しています。
機能の設定
3
64 SW-0214G
◎Status
機能の設定
3
65
◎Statistics
「Static」の「ID No」をクリックすると、そのポートの詳細なパケット統計量を確認できます。
機能の設定
3
66 SW-0214G
◎System本製品の「System Name」、「Location Name」、「Login Timeout」、「デバイスIPアドレス」を設定します。初期値
設定を保存するときは[Apply]を、保存しないときはブラウザの「戻る」をクリックします。
※「System Name」、「Location Name」は必要に応じ入力できますが、空欄のままでも問題ありません。
機能の設定
3
67
◎Trap
送受信エラーなど以上が発生した時、管理者に通達する機能です。(この機能は一般的なTrapと異なり、弊社の独自仕様になります。)
①通達したい機能のチェックボックスにチェックを入れます。②設定を保存するときは[Apply]を、保存しないときはブラウザの「戻る」をクリックします。
機能の設定
3
68 SW-0214G
◎Password
新しいパスワードを設定できます。①「Old Password」に現在使用しているパスワードを入力します。②「New Password」に新しいパスワードを入力します。③「Re-type New Password」に確認のため、再度新しいパスワードを入力します。
④設定を保存するときは[Apply]を、保存しないときはブラウザの「戻る」をクリックします。機
能の設定
3
69
◎Backup Setting
本製品の設定をバックアップします。
●バックアップ
①[Backup]をクリックします。
②「ファイルのダウンロード」が表示されます。「このファイルをディスクに保存する」にチェックを入れ、[OK]をクリックします。
③「名前を付けて保存」が表示されます。保存する場所を選択しファイルに任意の名前をつけて[保存]をクリックします。
機能の設定
3
70 SW-0214G
●Restore
①「Restore」は現在の設定をあらかじめ「Backup Setting」で保存した設定に置き換えます。[参照]をクリックすると「ファイルの選択」が表示されます。ファイルの場所(保存先)を選択し、設定するファイルを選択して、[開く]をクリックします。
機能の設定
3
1
2
71
②[Restore]をクリックします。
③「The Browser connection will discconect,Please usenew IP address to reconnect to device」が表示されます。リストアするときは[OK]を、キャンセルするときは[キャンセル]をクリックします。
機能の設定
3
・Restoreにより、本製品のIPアドレスが変更することもあります。WEBブラウザ設定画面に再度接続するときに、PC側のIPアドレスに変更が必要なこともあります。
・パスワード情報はリストアされません。初期化後は工場出荷時のadminに戻ります。改めてパスワードを変更してください。
注意
72 SW-0214G
◎Reset Setting
[Factory Reset]をクリックすると、本製品の設定を工場出荷状態に戻します。「The browser connection will disconnect,Please use default IPaddress(192.168.0.1)to reconnect to device,」と表示されます。工場出荷時の状態にするときは[OK]、工場出荷時の状態にしないときは[キャンセル]をクリックします。
※リセットの後は本製品のIPアドレスは工場出荷時の(192.168.0.1)になります。
◎Logout
「Logout」をクリックすると、設定画面からログアウトします。
機能の設定
3
73
ユーティリティプログラムは本製品の状態をモニター、及びファームウェアのバージョンアップする時に役立ちます。
◎Web Switch Utilityプログラムのインストール
ユーティリティCD-ROMをCDドライブにセットします。
スタートメニューから「ファイル名を指定して実行」を選択します。
名前にD:¥setup.exe(CDドライブがDドライブのとき)と入力し、[OK]をクリックします。
ユーティリティについて
第4章
1.
2.
1 Web Switch Utilityについて
ユーティリティについて
4
本製品のユーティリティはWindows XP/2000/Me/98SE/98に対応します。Windows95、MacOSはサポートされません。ファームウェアのアップグレードはWeb Switch Utilityのみ対応しています。対応するOSのインストールされたコンピュータより実行してください。
注意
3.
・
・
1
2
74 SW-0214G
インストーラーが起動します。画面の手順に従ってインストールしてください。
「Web Switch Utility setup」が表示されます。
①インストールを続けるときは[Next]を、中止するときは[Cancel]をクリックします。
4.
ユーティリティについて
4
75
インストール先のディレクトリを入力する画面が表示されます。
②[Next]をクリックします。
※初期値はC:¥Program File¥Web Switch Utilityです。※インストール先を変更したいときは[Browse]でインストール先のディレクトリを指定します。
ユーティリティについて
4
76 SW-0214G
「Select program group」が表示されます。
③[Next]をクリックします。
「Ready to Install the Program」が表示されます。
④[Next]をクリックします。インストールが開始されます。
ユーティリティについて
4
77
「installation Complete」が表示されます。
⑤[OK]をクリックします。インストールプログラムが終了します。
*「Web Manager」のチェックボックスにチェックを入れるとインストールプログラム終了後にユーティリティプログラムを開始します。
※アンイストールするときは、「スタート」→「プログラム」→「Web Switch Utility」→「Uninstall Web Switch Utility」を実行してください。
ユーティリティについて
4
78 SW-0214G
「スタート」→「プログラム」→「Web Manager」→「WebManager」をクリックしますユーティリティが起動します。
5.
ユーティリティについて
4
◎Web Switch Utilityプログラムの機能
Web Switch Utilityモニター機能
・「File」タブには以下の機能があります。
<Monitor Save>
C:¥ドライブにユーティリティプログラムをインストールしたときは、C:¥Program file¥Web Switch Utility¥cfg¥monitor.cfgに設定が保存されます。
<Monitor Save As>
任意の場所に設定をセーブします。
<Monitor Load>
セーブした設定ファイルを読み込みます。
・「View」タブには以下の機能があります。
<View log>
本製品のトラップログを確認できます。
<Clear log>
本製品のトラップログをクリアします。
・「Option」タブは本製品のリフレッシュ時間を設定できます。15秒、30秒、1分、2分、5分の間隔に設定できます。
・「Help」タブはWeb Switch Utilityプログラムのバージョンを確認できます。
79
1.
ユーティリティについて
4
80 SW-0214G
Web Switch Utility表示画面について
「Discovery List」(デバイスリスト)
「Monitor List」(モニターリスト)
ユーティリティについて
4
2.
81
Web Switch Utility構成
「Discovery」
ボタンをクリックすると内部LANの全てのスイッチをスキャンします。
「Add to monitor list」
スキャンされたアイテムを選択し、このボタンをクリックするか、またはスキャンされたアイテムをダブルクリックすると、選択されたアイテム「Discovery List」から「Monitor List」へ移行します。
「View trap」
このボタンをクリックするとトラップ情報を見ることができます。このボタンの横の○が青色の時はトラップされた内容はありません。赤色の時はトラップされた内容があります。「View trap」を押すと「Trap infomation」が表示されます。トラップ情報には「S」欄に「!」が表示されます。「Description」にトラップ内容が表示されます。「Clear all」で情報はすべて消去できます。「OK」で「Trap infomation」を終了します。
3.
ユーティリティについて
4
82 SW-0214G
「Add Item」
このボタンをクリックするとアイテムを追加できます。外部LANの本製品を「Monitor List」に加える事ができます。本製品のIPアドレスを入力します。実行するときは[Apply]を、実行しないときは[Cancel]をクリックします。
「Delete item」
アイテムを選択し、このボタンをクリックすると選択したアイテムを消去できます。
ユーティリティについて
4
83
「Configuration setting」
「Discovery List」、「Monitor List」上のアイテムを選択し、[Configuration setting]をクリックすると、本製品の「Productname」と「MAC Address」を確認でき、「IP Address」、「Gateway」、「Subnet mask」、「Set trap to」、「System name」、「Location」を設定できます。
この設定はアイテムが「Discovery List」、「Monitor List」に有り、それを選択しなければ実行できません。また「Password」を入力する必要があります。実行するときは[Set]を、実行しないときは[Cancel]をクリックします。
「Password change」
「Discovery List」、「Monitor List」上のアイテムを選択し、[Password change]をクリックするとパスワードを変更できます。最初に「Original password」入力し、次に新しいパスワードを「Newpassword」を入力、確認の為再度新しいパスワードを「ConfirmPassword」に入力します。実行するときは[Set]を、実行しないときは[Cancel]をクリックします。
ユーティリティについて
4
84 SW-0214G
「firmware upgrade」
この機能は新しいファームウェアにアップグレードするときに使用します。「Discovery List」、「Monitor List」上のアイテムを選択し、[firmware upgrade]をクリックします。
1)「Firmware Path」にアップグレードするファイルの場所を入力します。[Browse]をクリックし、ファイルを選択します。
2)「Password」を入力します。(初期のPasswordは「admin」です。)
3)[Start]をクリックしてアップグレードを行います。アップグレードを行わないときは[Cancel]をクリックします。
ユーティリティについて
4
・アップグレード中は、コンピュータ及び本製品の電源を切らないでください。・アップグレード前に弊社ホームページ(http://www.planex.co.jp)より、本製品用アップグレードファイルをダウンロードする必要があります。
注意
85
「Web access」
「Monitor List」上のアイテムを選択し、このボタンをクリックするか、「Monitor List」上のアイテムをダブルクリックする事によってWeb設定画面にアクセスする事ができます。
「EXIT」
Web Switch Utilityプログラムを終了させます。
ユーティリティについて
4
86 SW-0214G
87
●機器を接続しているポートのLink/Act LEDが点灯または点滅しているか確認してください。Link/Act LEDが消灯しているときは、本製品と接続した機器との間でリンクが確立していません。この状態では通信はできません。
●特定のポートと通信できないときはVLANが設定されている可能性があります。本製品のWEBブラウザ設定画面を参照し、VLANの設定を確認してください。
●Web Switch Utilityを起動し、本製品のIPアドレスが表示されないときは、ファイアウォールソフトなどの外部からの侵入を防止するソフトウェアが起動している可能性があります。このようなソフトウェアが起動しているときは、ソフトウェアを一時的に停止してください。
●接続しているポートを他のポートに替えてください。その状態で通信が行えるようであれば本製品のポート不良です。弊社サポートセンターまでご連絡ください。
●ケーブル不良の可能性があります。他の正常に通信ができているケーブルと交換してください。
トラブルシューティング
トラブルシューティング
付録A
製品に接続した機器間の通信ができないときは以下の点を確認してください。本
A
88 SW-0214G
89
Aotonegotiatio
n
機能について
B
ットワーク機器の通信速度の自動認識の方法としてはAutonegotiationとAutoSensingの2種類があります。
これらの方式には以下のような特徴があります。
ネ
Autonegotiation機能について
付録B
◎Autonegotiation(オートネゴシエーション)IEEEにより規定された規格。Autonegotiation機能に対応した機器同士を接続すると、機器間でネゴシエーション(交渉)を行い、通信速度(10Mbps/100Mbps)および通信モード(全二重/半二重)を自動的に選択します。
◎AutoSensing(オートセンシング)通信速度(10Mbps/100Mbps)を自動識別します。規格化はされておらず、AutoSensing対応機器同士またはAutoSensing対応機器とAutonegotiation対応機器とを接続したときに自動認識が正常に動作せず接続できないこともあります。本製品はAutonegotiation機能に対応しています。本製品にAutonegotiation対応機器を接続したときは通信速度(10Mbps/100Mbps)および通信モード(全二重/半二重)を自動的認識します。しかし、本製品にAutoSensing機能に対応した機器を接続したとき、通信速度(10Mbps/100Mbps)の認識が正常に行われないことがあります。このときは接続する機器のAutoSensing機能を無効に設定できるときは無効にし、通信速度は100Mbps、通信モードは半二重にそれぞれ固定して下さい。
90 SW-0214G
91
AutoMDI/MDI-X機能について
付録C
RJ-45(モジュラージャックタイプ)の配線には2種類の接続タイプがありMDI、MDI-Xと呼ばれています。
◎MDIコンピュータのネットワークカードに使われている標準的なタイプで、端子の1-2番に送信、3-6番に受信が接続されます。
◎MDI-XハブのEthernetポートに使われている相手の送信が自分の受信に、自分の送信が相手の受信につながるよう、送受の関係を交差したタイプです。一般的なMDIとMDI-X間の接続には、同じピン番号どうしを接続したストレートケーブルを使用しますが、MDIとMDI(ネットワークカード間)やMDI-XとMDI-X(ハブ間)の接続には、ケーブル内で送受を交差させたクロスケーブルを使用します。
Auto MDI/MDI-XはEthernetポートの送受信チャンネルを検知して、MDIとMDI-Xを自動的に切り替える機能です。これによりインターフェースとケーブルの組み合わせを意識する必要がなく容易にネットワークの構成が行えます。
AutoMDI/MDI-X
機能について
CJ-45(モジュラージャックタイプ)の配線には2種類の接続タイプがありMDI、MDI-Xと呼ばれています。
R
92 SW-0214G
カスケード接続の制限
付録D
93
カスケード接続とは、2台のハブのポート同士をLANケーブルで接続しハブのポート数を増やす方法です。100Mbpsでは、IEEE802.3u100BASE-TXに準拠したハブ同士であれば他社製のハブでもカスケード接続が可能です。10Mbpsも同様にIEEE802.3 10BASE-T規格に準拠していれば、カスケード接続が可能です。但し、100BASE-TXまたは10BASE-Tでカスケード接続するときは、ネットワーク上の2台ノード間(例えば任意のコンピュータ間)のハブの接続台数およびノード間距離に以下の制限あります(図D-1、図D-2)。特に、100BASE-TXにおいては、制限が厳しくなっていますので注意が必要です。この制限を越えて、ネットワークを拡張したいときには、スイッチングハブを使用します。スイッチングハブを間に入れることにより、ハブ接続台数およびノード間距離の制限がリセットされるため、スイッチングポートから再びハブ接続台数並びにノード間距離をカウントすることができます(図D-3)。また、スイッチングハブ同士のカスケードのときは理論的にはハブの接続台数は無制限になります。
カスケード接続の制限
D
ハブ接続台数 最大ノード間距離100BASE-TX 2台 205m10BASE-T 4台 500m
スイッチ接続台数 最大ノード間距離100BASE-TX 無制限 無制限10BASE-T 無制限 無制限
表D-1 非スイッチの接続制限
表D-2 スイッチの接続制限
94 SW-0214G
カスケード接続の制限
D
図D-1 100BASE-TXでのカスケード接続の制限
図D-2 10BASE-Tでのカスケード接続の制限
95
カスケード接続の制限
D
図D-3 スイッチングハブを使用したカスケード接続の制限
96 SW-0214G
仕様
付録E
97
仕様
E
DA041214-FW20007B
98 SW-0214G
99
MEMO
MEMO
100 SW-0214G
101
MEMO
102 SW-0214G
この度は弊社製品をお買い上げいただき誠にありがとうございます。弊社では製品をお買い上げいただいたお客様にユーザー登録をお願いしております。ユーザー登録を行っていただいたお客様には新製品情報、バージョンアップ情報、キャンペーン情報等さまざまな情報を提供させていただきます。また、製品の故障等でユーザーサポートをお受けになるにはお客様のユーザー登録が必要となります。ぜひユーザー登録を行ってくださいますようお願いいたします。
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ユーザー登録について
103
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16ポートギガビットWebスマートスイッチ製品名
製造番号Serial No.
メーカー
型番
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質 問 表
ネットワーク OS
OS
② ソフトウェア
バージョン
バージョン
105
③ 質問内容