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18 調調調調発行 伊勢原市議会 編集 議会広報委員会 NO.172 平成27年2月1日 いせはら 〒259-1188 伊勢原市田中348番地 (0463)94-4711 (代) FAX(0463)94-4738 http://www.city.isehara.kanagawa.jp/gikai/ 市議会の日程 市議会の日程 市議会の日程 2月24日(火)本会議(提案説明) 3月3日(火)本会議(議案審議) 5日(木)常任委員会(付託審査) 6日(金)常任委員会(付託審査) 9 日(月)本会議(予算総括質疑) 11日(水)常任委員会(予算審査) 12日(木)常任委員会(予算審査) 16日(月)常任委員会(予算審査) 18日(水)本会議(一般質問) 19日(木)本会議(一般質問) 23日(月)本会議(一般質問) 25日(水)本会議 3月定例会(予算議会)の開催予定 *本会議は、午前9時30分から いま 12月定例会 11/28 12/17 12月定例会 11/28 12/17 18 本会議インターネット 中継のご利用を ご家庭でも、インターネットで 市議会の本会議がご覧になれます。 ライブ中継のほか、編集版も3日 ~7日後に配 信しています。 なお、編集版 は、スマート フォンにも対 応しています。 伊勢原市議会 QRコード 平成30年度開通をめざし工事が進む新東名高速道路 (伊勢原ジャンクション予定地) (上)粟窪地区の工事状況 (左)夜間架橋工事

172 1p4p PDF用.ai - Isehara · は、スマート フォンにも対 応しています。 伊勢原市議会 検 索 QRコード 平成30年度開通をめざし工事が進む新東名高速道路

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平成二十六年度一般会計

補正予算(第四号・第五

号)

 

第四号の補正予算は、

衆議院解散に伴い、十二

月十四日執行の第四十七

回衆議院議員総選挙にお

いて、所要の経費を計上

する必要が生じたため地

方自治法に基づく専決処

分を行い、予算総額に三

千七百九十三万五千円を

追加しました。

 

第五号の補正予算では、

平成二十五年度分の国県

支出金の精算返納、利用

者増等に伴う障害者自立

支援給付費および障害児

通所支援事業費の追加、

四月に実施される県知事

・県議会議員選挙および

市議会議員選挙執行経費、

職員給与費等の補正など

に対応するため、三億三

千七百四十二万円を追加

し、予算総額を二百九十

一億五千七百四十一万四

千円としました。

市長提出議

市長提出議案18 件を可決

件を可決・承認承認

 

放課後児童健全育成事業

の設備及び運営に関する

基準を定める条例の制定

 

児童福祉法の改正、ま

た、児童コミュニティク

ラブ事業が、四月施行予

定の子ども・子育て支援

新制度の地域子ども・子

育て支援事業の一つに位

置づけられることから、

児童が心身ともに健やか

に育成されることを保障

するため、施設の設備及

び運営に関する基準を条

例で定めました。

教育・保育給付に係る利

用者負担額に関する条例

の制定

 

子どものための教育・

保育給付として施設型給

付及び地域型保育給付制

度の創設に伴う、子ども

・子育て支援法の規定に

より、特定教育・保育施

設等の利用者負担限度額

を条例で定めることとし

ました。

 

なお、負担額は、保護

者世帯の所得の状況等を

勘案して決定します。

附属機関に関する条例の

一部を改正する条例

 

いじめ防止対策推進法

の施行に伴い、市全体で

児童生徒の健全育成を図

り、いじめのない社会の

実現を目的に作成した、

いじめ防止基本方針に基

づき、いじめ発生の事実

関係を明確にする附属機

関として、教育委員会は、

いじめ問題専門調査会を

設置することとしました。

 

また、調査報告を受け

た市長が、重大事態への

対処、同種の事態の発生

防止のために必要がある

と認める場合は、再調査

を行う市長の附属機関と

して、いじめ問題再調査

会を設置するものです。

児童コミュニティクラブ

に関する条例の一部を改

正する条例

 

児童福祉法改正に伴い、

入所対象学年を小学四年

生から小学六年生までに

引き上げるとともに、保

護者の要請に応え、開設

時間を、午後七時までに

延長しました。

心身障害者医療費の助成

に関する条例の一部を改

正する条例 

 

医療保険の自己負担分

を助成する心身障害者医

療費助成制度に、精神障

害者保健福祉手帳の交付

を受けた一級に該当する

方を助成対象に加えまし

た(ただし、入院に係る

医療費を除く)。

 

また、事業の安定的な

運営のため、助成対象者

に年齢制限および所得制

限を設けることとしまし

た。

自転車等の放置防止に関

する条例の一部を改正す

る条例

 

歩行者等の安全と円滑

な通行、非常時における

緊急活動場所の確保を主

目的として、自転車等の

放置禁止区域の指定、指

導を行い、市が移動保管

した自転車は五百円、原

動機付自転車と自動二輪

車は千円を返還時の所有

者負担費用としていまし

たが、市民負担公平性の

観点から見直し、それぞ

れ千円、二千円に改正し

ました。

 

十二月定例会では、「放課後児童健全育成

事業の設備及び運営に関する基準を定める条

例」や「教育・保育給付に係る利用者負担額

に関する条例」など、市長から提出された議

案十七件、専決処分一件を審議し、いずれも

原案どおり可決・承認しました。

 

個人・団体から提出された陳情四件につい

ては、三件を採択、一件を不採択としました。

 

一般質問は、三日間行われ、十五人の議員

が市政に対する考え方などについて執行機関

に説明を求めました。(2面・3面に一般質

問)

発行 伊勢原市議会 編集 議会広報委員会

NO.172 平成27年2月1日

いせはら 〒259-1188 伊勢原市田中348番地

 (0463)94-4711(代) FAX(0463)94-4738http://www.city.isehara.kanagawa.jp/gikai/

市 議 会 の 日 程市 議 会 の 日 程市 議 会 の 日 程

2月24日(火)本会議(提案説明)

3月3日(火)本会議(議案審議)

  5日(木)常任委員会(付託審査)

  6日(金)常任委員会(付託審査)

  9日(月)本会議(予算総括質疑)

  11日(水)常任委員会(予算審査)

  12日(木)常任委員会(予算審査)

  16日(月)常任委員会(予算審査)

  18日(水)本会議(一般質問)

  19日(木)本会議(一般質問)

  23日(月)本会議(一般質問)

  25日(水)本会議

3月定例会(予算議会)の開催予定

*本会議は、午前9時30分から

聴をお待ちしていま

す!

主な可決議案

12月 定 例 会

11/28~12/17

12月 定 例 会

11/28~12/17

放課後児童健全育成事業の設備及び運営に

関する基準を定める条例を制定

市長提出議案18 件を可決・承認

本会議インターネット中継のご利用を

 ご家庭でも、インターネットで

市議会の本会議がご覧になれます。

ライブ中継のほか、編集版も3日

~7日後に配

信しています。

なお、編集版

は、スマート

フォンにも対

応しています。

伊勢原市議会 検 索

QRコード

平成30年度開通をめざし工事が進む新東名高速道路(伊勢原ジャンクション予定地)

(上)粟窪地区の工事状況

(左)夜間架橋工事

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第三次行財政改革推進

計画で進められている照

明のLEDへの転換、自

動販売機設置場所の貸し

付け事業について、取り

組み効果を聞きたい。

●行財政改革担当部長 

防犯灯については、順次

LED化を進めており、

電気代の削減効果もある

ことから、第三次および

第四次行財政改革推進計

画、第五次総合計画中期

戦略事業プランの取り組

みに位置づけている。ま

た、小中学校の屋内運動

場においても国庫補助金

を活用したLED化を進

めている。

 

貸し付け事業について

は、一般競争入札を行い、

市の施設に設置する飲料

用自動販売機の設置場所

を貸し付けることで、現

在までで、年間約九百八

十二万円の収入を得る契

約を締結した。

第172号  2平成27年(2015年)2月1日 い せ は ら 議 会 だ よ り

その他の質問

・平成二十七年度予算編

成について

 

改定都市マスタープラ

ンの全体構想骨子(案)

では、めざす都市の姿と

して、快適に暮らせる都

市、活力ある都市、輝き

を放つ都市の三つを掲げ

ているが、比々多地区の

位置づけを聞きたい。

●都市部長 

めざす都市

の基本は、地域特性に応

じた拠点形成と、それら

の相互連携による都市機

能の強化により、まちづ

くりを展開していくこと

である。

 

比々多地区は、(仮称)

伊勢原西インターチェン

ジや県立いせはら塔の山

緑地公園の整備が図られ

るとともに、自然や歴史、

文化など、地域固有の資

源も豊富である。こうし

た中で、地域の特性を生

かしながら、地域資源が

相互に連携し、相乗効果

を発揮できる魅力ある地

域づくりをめざしていき

たいと考えている。

その他の質問

・比々多地区の行政課題

について

・財政健全化計画の取り

組みについて

 

今後必要な救命救急の

課題について、また、小

中学校での学習状況につ

いて聞きたい。

●消防長 

救命救急の必

要性、また重要性を子ど

もから大人まで共通認識

できる意識づけを課題と

捉えており、命の大切さ、

いざというときに役立つ

応急手当を身につける場

が必要と考えている。

 

現在、おおむね一〇歳

以上を対象とした応急手

当、心肺蘇生法とAED

の使用法の救命入門コー

スを実施していることか

ら、より実効性のある取

り組みとして、教育機関

等とも連携を図っていき

たいと考えている。

その他の質問

・本市の防災教育につい

て・本市の防犯教育につい

 

神奈川県の新たな観光

の核づくり認定事業が平

成二十五年度から進めら

れ、観光客数の増加に一

定の効果が出ているが、

日向地域の状況について

聞きたい。

●経済環境部長 

日向地

域の観光客数については、

ここ十数年、十一万人か

ら十五万人で推移してい

る。また、本事業では、

六万人の観光客が増加し

ているが、その多くは大

山地域への観光客であり、

日向地域は五千人の増加

にとどまっている。

 

今後の日向地域の誘客

については、日向薬師の

平成大修理が完成する二

十八年度に向けてさまざ

まな取り組みを実施し、

観光客の獲得につなげて

いきたいと考えている。

 

気密性が高い現在の校

舎環境において、化学物

質製品使用への対応を聞

きたい。

●学校教育担当部長 

成二十三年六月に学校運

営上の化学物質製品使用

に当たっての配慮に関す

るマニュアルを策定して

以来、化学物質過敏症対

策の必要性をこれまで以

上に認識し、学校で配慮

すべき事項について、教

育委員会と学校が共通認

識を持って対応している。

 

各校ではマニュアルに

基づき、児童生徒の健康

に配慮した取り組みを行

うとともに、学校環境衛

生検査として、ホルムア

ルデヒド、トルエン等の

化学物質検査を薬剤師会

に委託し、継続した健康

維持に努めている。

その他の質問

・伊勢原市にとっての子

ども・子育て支援新制

度の意義とは何か

 

自治会や市民からの要

望案件をどのように管理

しているのか聞きたい。

●企画部長 

開かれた市

政の実現と市民協働によ

るまちづくりの推進をめ

ざし、寄せられた陳情・

要望、わたしの提案は広

聴事務担当課において内

容を確認後、市長等へ送

付し、所管部署には現況

の確認、実現の可否や効

果などについて、精査、

検討を依頼している。そ

の後、回答文案に市長が

全て目を通してから提案

者へ回答している。

 

春季市政現況説明会で

自治会長から提出される

要望事項は、所管課との

間で個別調整が図られて

いることから、市長へ対

応状況を報告している。

その他の質問

・医療費削減のためのレ

セプトデータ活用につ

いて

・路面下空洞調査の実施

について

 

本市総合計画において

定められた高部屋や比々

多地区を中心とした「お

かの地域」の、専業農家

の減少に伴う荒廃農地へ

の対策について、見解を

聞きたい。

●農地利用担当部長 

後さらに農地の荒廃化が

進む懸念があり、喫緊の

課題だと認識している。

 

今後の農地活用につい

ては、農地銀行等との連

携、地域座談会を契機と

し、農地中間管理事業を

活用することで、農地の

保全と再活用、流動化を

推進していく。

 

荒廃農地の要因となる

鳥獣被害については、状

況調査を踏まえて、昨年

度から、農地等への侵入

防止柵の設置など、地域

と行政が一丸となって取

り組んでいる。

 

また、農村集落の耕作

放棄地や空き家の問題に

ついては、必要に応じて、

地域農業を取り巻く環境

も含め、総合的に検討し

ていきたいと考えている。

その他の質問

・公共施設白書作成によ

る「(仮称)公共施設

 

適正配置計画」への取

り組みについて

 

(仮称)伊勢原北イン

ターチェンジ周辺の土地

利用について、農産物直

売所や第六次産業を取り

入れた道の駅を考えるべ

きだが、見解を聞きたい。

●都市部長 

広域幹線道

路のインターチェンジを

中心として、産業系の新

しい市街地整備をめざし

ている。

 

一方、その周辺エリア

での土地利用方法の一つ

として道の駅が考えられ

るが、新たな公共施設と

して建設・運営するもの

であり、将来の財政負担

にならぬよう、事業経営

として成立するか検討し

ていきたい。

その他の質問

・災害や火災から市民の

 

生命・財産を守る

※第六次産業とは、農水

産物(第一次産業)の生

産だけでなく、食品加工

(第二次産業)、流通、

販売(第三次産業)にも

農業者が関わることによ

り、加工や流通費などの

付加価値を得ることで、

農業の活性化を促す経営

形態をいいます。   

  

 

一般質問とは、本会議

で議員が市政全般にわた

って、市長(執行機関)

に対して疑問点を質問し

たり、政治姿勢を明らか

にしたりするものです。

12月定例会では、15人の議員が一般質問を行いました。(順不同)

  

十一月

5日・新潟県村上市議会

   

行政視察来庁

  

・会派代表者会議

6日~7日

  

・茅野市議会交流

   

事業

11日・議会改革・活性化

   

委員会 

14日・会派代表者会議

20日・全員協議会

25日・議会運営委員会

28日・議会運営委員会

28日~12月17日 

  

・十二月定例会

 

十二月

3日・会派代表者会議

5日・総務委員会

8日・教育福祉委員会

12日・議会運営委員会

17日・会派代表者会議

  

・議会広報委員会

22日・秦野市伊勢原市

   

環境衛生組合議会

  

・議会改革・活性化

   

委員会 

 

一 

16日・議員研修会

20日・全員協議会

  

・議会改革・活性化

   

委員会 

22日・議会広報委員会

28日・県央八市議員合同

   

研修会

議会日誌

都市マスタープラン

について

創政会 

石川 

節治

日向地域の活性化

について

創政会 

舘  

大樹

行財政改革

について

公明党 

前澤 

良二

救命救急の現状

について

新政いせはら 

安藤 

玄一

神奈川ネット 

土山 

由美子

学校での化学物質

製品使用について

公明党 

横田 

典之

市民要望の対応

について

「おかの地域」の今後

の土地利用について

創政会 

国島 

正富

新産業の取り組み

について

新政いせはら 

相馬 

欣行

市議会この1年

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所得制限における、対

象年齢、対象者数および

影響額について聞きたい。

●子ども部長 

一歳以上

の児童に対して、県補助

対象基準額と同様に考え

ており、いわゆる児童手

当制度の特例給付におけ

る旧法の所得制限を適用

することとしている。

 

所得制限の導入により

助成対象外となる児童数

は、一歳児から小学校三

年生までで六百六十八人

を見込み、助成額は直近

の実績から試算すると、

二億千七百二十九万円で、

このうち所得制限による

影響額は年間で二千四百

三十五万円の減を見込ん

でいる。

 

一方、拡大対象となる

小学校四年生の人数は、

七百二十五人を見込み、

拡大分にかかる試算助成

額は、年間で二千四十万

円を見込んでいる。

その他の質問

・行政文化センター駐車

 

場の有料化計画見送り

の経緯と課題の解決策

について

・平成二十七年度予算編

成と財政見通しについ

 

インターネットの普及

に伴い、子どもたちを取

り巻く社会環境は急激に

変化し、性に関する情報

を気軽に入手することが

可能となっている。

 

教育現場では、どのよ

うな点に留意して性教育

を行っているか聞きたい。

●学校教育担当部長 

中学校における性に関す

る指導は、発達の段階に

即し、①身体的側面とし

て体の発育、②精神的側

面として思春期における

心の変化、③社会的側面

として異性の良さを認め

合い協力して生活するこ

となどについて、学習指

導要領に基づき、さまざ

まな教科等の中で行って

いる。

 

妊娠などに関しては、

各中学校に保健福祉事務

所等から講師を招き、異

性の尊重や性情報への適

切な対処と責任ある行動

等について指導している。

また、必要に応じ生徒の

発達の段階に合わせた個

別の指導を関係機関、保

護者と連携して取り組ん

でいる。

 

公共施設適正配置計画

を策定していく中で、子

ども科学館の運営見直し

についての考えを聞きた

い。

●教育長 

子ども科学館

は、学校教育の支援機能、

博物館的な社会教育機能

の二つの役割がある。

 

施設の運営に関しては、

すぐれた方式であれば、

市が直接運営する必要は

ないとの考えから、指定

管理等の検討も行ってい

る。

 

施設の方向性としては、

①現状維持、②社会教育

機能の運用を工夫、③学

校教育支援のみの機能に

限定、④すべてを廃止、

という選択肢が考えられ

るが、開館以来二十六年、

存在自体が子どもたちに

夢を与え続けてきたとい

う実態を踏まえ、市民意

見、議論を取り入れ、今

後の方向性を見出してい

きたい。

その他の質問

・本市の商業振興施策に

ついて

 

高齢者ボランティアポ

イント制度の検討、推進

が必要と考えるが、見解

を聞きたい。

●保健福祉部長 

ボラン

ティアポイント制度は、

超高齢社会が進む中、高

齢者自身がボランティア

活動を積極的に行うこと

で、実績に応じた換金可

能なポイントを付与する

制度である。

 

この制度は、自身の介

護予防だけでなく、生き

がいづくり、健康づくり

にも役立つものであり、

活動を通じて、高齢者の

互助、共助意識の醸成や

地域の活性化が期待でき

ることから、高齢者福祉

だけでなく、さらに範囲

を広げ、実施に向けて研

究していきたい。

その他の質問

・認知症対策について

・男性の育児参加を推進

する取り組みについて

 

解体工事に関して、近

隣住民から不安と疑問の

声が出ているが、市民の

安全、健康を守るために、

市はどう捉え、対応して

いるのか、見解を聞きた

い。

●保健福祉部長 

市では、

工事作業の安全面や環境

面の観点から、十分な事

前調査を行うとともに、

近隣住民への丁寧な説明

と合意形成に努めるよう

母体である神奈川県厚生

農業協同組合連合会に対

応を求めた。これを受け

て、既に、三回に及ぶ地

元説明会を実施して、工

事のスケジュール、安全

対策等について理解を得

るよう努めている。さら

に、平成二十七年に予定

されている本格的な解体

工事の開始前には、再度

近隣住民への説明会を開

催する予定であることを

確認している。

その他の質問

・道路整備事業について

 

自治体間では、さまざ

まなジャンルの広域連携

が模索されているが、本

市のオープンデータに対

する取り組みを聞きたい。

●総務部長 

国や自治体

など、行政が持つ情報を

デジタルデータとして公

開し二次利用ができるオ

ープンデータは、行政の

透明性と効率化を向上さ

せ、市が保有する人口統

計情報、地図情報等の公

開は、新たな産業の創出

を期待できる。

3 第172号 平成27年(2015年)2月1日い せ は ら 議 会 だ よ り

子ども科学館運営

事業について

創政会 

山田 

昌紀

 

しかし、自治体の保有

する情報は紙ベースのも

のが多数存在することか

ら、具体的な取り組みに

は至っていないが、必要

性や有効性は理解してお

り、県央各市とオープン

データのセミナーに参加

するなど、公開へ向けて

の取り組みを始めている。

その他の質問

・健康づくりについて

 

公用車の利用は業務の

遂行に欠かすことができ

ないものであるが、事故

報告が続いている。公用

車による交通事故を防ぐ

ための取り組みについて

聞きたい。

●総務部長 

平成二十五

年度の事故件数は二十四

件、二十六年度は十一月

末現在で二十一件であり、

大きな人身事故はないも

のの、物損や自損事故が

多くなっている。

 

交通事故の防止対策と

しては、自動車学校を借

用した実地訓練や講習会

を開催している。また、

事故状況を図式化し検証

を行うなど、全職員で交

通事故に対する意識啓発

等を図っている。

 

今後も、引き続き職員

へ注意喚起を行っていく。

その他の質問

・スポーツ振興施策につ

いて

・危険ドラッグ対策につ

いて

小中学校での性教育

の見直しについて

新政いせはら 

橋田 

夏枝

会議録をご覧ください

 議会だよりでは、各議員の質問・

答弁の一部を要約し、掲載していま

す。

 詳しい内容は、市議会ホームペー

ジの会議録検索システムか、来月上

旬に発行する会

議録をご覧くだ

さい。会議録は、

図書館、市役所

1階市政情報コ

ーナーなどに配

置します。

日本共産党 

小林 

京子

小児医療費助成の

所得制限について

高齢者の地域活動

参画について

公明党 

山本 

一恵

伊勢原協同病院解体

工事について

日本共産党 

笠原 

国昭

ICTを活用した

まちづくりについて

創政会 

萩原 

鉄也

公用車の交通事故

防止対策について

創政会 

越水  

●本会議 定例会は年に4回、また、必要に応じて臨時会が開かれます。

●委員会 議案は最終的に本会議で議決しますが、部門別の常任委員会でより詳しく審査します。 議会運営委員会は、議会運営について協議します。 また、特定の案件を審査する必要がある場合には、特別委員会を設置します。

●請願・陳情の処理 国や地方公共団体等に意見や要望があるときに、請願、陳情を出すことができます。 議員の紹介があるものが請願で、ないものが陳情です。 常任委員会で審査し、本会議で議決します。

3月定例会(2/25~3/25)

6月定例会(6/3~6/24)

9月定例会(9/2~10/3)

12月定例会(11/28~12/17)

合    計

29日

22日

32日

20日

103日

21件

10件

11件

18件

60件

1件

2件

3件

3件

9件

68人

92人

95人

39人

294人

6人

5人

11人

17人

17人

17人

15人

66人

会    期 傍聴者会期日数 市長

提出議員提出

総括質疑

一般質問

議決議案

受   理

採   択

不 採 択

請願 陳情

0件

9件

7件

2件

総務常任委員会産業建設常任委員会教育福祉常任委員会議会運営委員会

3日 2日 5日

13日

市議会議会このこの1年市議会この1年

▲ ▲ ▲

平成26年の議会状況 ▲ ▲ ▲

※その他に委員会では、議案審議のため協議会、勉強会、所管事項調査等を随時行っています。

Page 4: 172 1p4p PDF用.ai - Isehara · は、スマート フォンにも対 応しています。 伊勢原市議会 検 索 QRコード 平成30年度開通をめざし工事が進む新東名高速道路

市長提出議案18 件を可決・承認

第172号  4平成27年(2015年)2月1日 い せ は ら 議 会 だ よ り

  

 

 

平成二十六年を振り返

ると、ソチオリンピック

やサッカーワールドカッ

プブラジル大会など平和

を象徴するスポーツイベ

ントが開催され大いに盛

り上がった反面、世界各

地では未だ多くの反政府

デモやクーデター、地域

紛争が繰り返されている

のに加え、西アフリカ諸

国ではエボラ出血熱の感

染が拡大するなど、まさ

に人類の英知が試される

出来事が多い一年でした。

 

また昨年は、フランス

の経済学者トマ・ピケテ

ィ氏の『二十一世紀の資

本論』が欧米で大きな話

題となりました。ピケテ

ィ氏はこの著書の中で、

現代社会において拡大し

続ける経済格差の実態と

ともに、その是正の必要

性について述べています。

 

私は「経済格差と地域

格差の是正」こそが、本

市を含む国内外における

平成二十七年のキーワー

ドになるのでは、と感じ

ています。  

(小山)

長  

山田 

昌紀

副委員長  

土山由美子

委  

員  

橋田 

夏枝

      

瀬戸洋四郎

      

横田 

典之

      

笠原 

国昭

      

舘  

大樹

      

萩原 

鉄也

      

小山 

博正

議会広報委員会

市民の意見を国政に反映させるため

意見書を提出しました

●国会における憲法論議の推進と国民的議論の喚起を

 

求める意見書

 

憲法は、国家の基本規定であり、主権者である国民が幅広

く議論できるよう、次のとおり強く求める。

1 

国会及び政府は、日本国憲法について、国会において活

 

発かつ広範な議論を推進するとともに、国民的議論を喚起

 

すること。

 

提出先 

衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣

●介護従事者の処遇改善を求める意見書

 

介護労働者の確保を図り、安全・安心の介護保険制度を実

現していくために介護従事者の処遇改善を図る対策を講じら

れるよう、次のとおり要望する。

1 

介護従事者の処遇を抜本的に改善すること。処遇改善の

 

費用については、保険料や利用料に転嫁せず、国費で行う

 

こと。

2 

処遇改善の対象職員を介護職以外の職種にも拡大すること。

 

提出先 

衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、

     

厚生労働大臣

●福祉労働者の処遇改善・

人材確保を求める意見書

 

福祉労働者の人材確保施策を図るためには国の責任による

賃金・処遇の引き上げ対策が急務であり、次の事項を実現す

るよう強く要望する。

1 

雇用形態・職種を問わず、全ての介護・障害福祉・保育

 

労働者を対象に、利用料負担増を伴わずに全額国庫負担で、

 

抜本的・恒久的な賃金・処遇の引き上げを実施すること。

 

提出先 

衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、

     

財務大臣、厚生労働大臣

 

意見書とは

  

市や市民の公益になることに関して、地方自治法の規

 

定に基づき、議会の意思をまとめた文書のことです。

  

議員が発案して本会議に諮り、可決された場合は、国

 

会または関係行政庁に提出します。

市 議 会 の 日 程

※要旨のみ掲載しています。全文はホームページ

 

または議会事務局でご覧ください。

番  号 件           名議 決

結 果

●は賛成 ■は反対12月定例会の審議状況

● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 承 認

● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ■ ■ ● ● ● ● 可 決

● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ■ ■ ● ● ● ● 可 決

● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 可 決

● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 可 決

● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 可 決

● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 可 決

● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 可 決

● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ■ ■ ● ● ● ■ 可 決

● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 可 決

● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ■ ■ ● ● ● ● 可 決

● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 可 決

● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 可 決

● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ■ ■ ● ● ● ● 可 決

● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 可 決

● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 可 決

● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 可 決

● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 可 決

 

● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ■ ■ ● ● ● ● 可 決

● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 可 決

● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 可 決

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ● ● ■ ■ ■ ● 不採択

 

● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 採 択

● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ■ ■ ● ● ● ● 採 択

 

● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 採 択

土山由美子

前田秀資

瀬戸洋四郎

大山 

笠原国昭

小林京子

山本一恵

横田典之

前澤良二

橋田夏枝

相馬欣行

安藤玄一

小山博正

越水 

国島正富

山田昌紀

萩原鉄也

舘 

大樹

中台和子

石川節治

創 政 会 新政いせはら 公明党 共産党新 星クラブ

市 政同志会

神奈川ネット

承認第3号 専決処分の承認について(平成26年度一般会計補正予算(第4号))

議案第41号 放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定

議案第42号 教育・保育給付に係る利用者負担額に関する条例の制定

議案第43号 職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例

議案第44号 手数料条例の一部を改正する条例

議案第45号 自転車等の放置防止に関する条例の一部を改正する条例

議案第46号 伊勢原シティプラザの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例

議案第47号 障害者福祉手当支給条例の一部を改正する条例

議案第48号 心身障害者医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例

議案第49号 児童コミュニティクラブに関する条例の一部を改正する条例 

議案第50号 保育所条例の一部を改正する条例 

議案第51号 火災予防条例の一部を改正する条例

議案第52号 附属機関に関する条例の一部を改正する条例 

議案第53号 平成26年度一般会計補正予算(第5号)

議案第54号 平成26年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)

議案第55号 平成26年度下水道事業特別会計補正予算(第2号)

議案第56号 平成26年度介護保険事業特別会計補正予算(第1号)

議案第57号 平成26年度後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)

議 員 提 出

議案第7号 国会における憲法論議の推進と国民的議論の喚起を求める意見書

議案第8号 介護従事者の処遇改善を求める意見書

議案第9号 福祉労働者の処遇改善・人材確保を求める意見書

陳情第6号 安全・安心の医療・介護の実現と夜勤改善・大幅増員のため国に意見

書提出を求める陳情 

陳情第7号 介護従事者の処遇改善のために国に意見書提出を求める陳情

陳情第8号 国会における憲法論議の推進と国民的議論の喚起を求める意見書提出

についての陳情 

陳情第9号 福祉労働者の処遇改善・人材確保について国へ意見書の提出を求める陳情