-1- 平素はPTA活動にご理解ご協力をして頂き本当にありがとうございます。 また、今年度は6年に1度の日本PTA中国ブロック研究大会島根県出雲大会が11月8日(日)に出雲市のカミア リーナで開催されました。この大会を開催するにあたり出雲市P連の会員の皆様には3年前より実行委員会を立ち上 げていただきました。何度も何度も役員会等をしていただき当日まで細部にわたり準備をしていただきました。当日 も多くのスタッフの皆様のおかげで県内外より約2200名の会員の皆様が気持ちよく大会に参加されたのではない かと思っています。県内からも多くの皆様に参加していただき実りある大会になったと思っております。残念ながら参 加できなかった会員の皆様もぜひ参加された方々に話を聞いていただければと思います。 今回研究大会において準備協力をしていただいた出雲市P連の皆様、講演をしていただきました奥村幸治様、実 践発表をしていただきました3校の皆様、そしてアトラクションをしていただいた4団体すべての皆様に感謝したいと 思います。本当にありがとうございました。 また、今年度は全国的にも島根県のPTA活動はすばらしいと認められています。 文科省表彰、日本PTA表彰を各2校受けられております。広報誌においても2校が全国表彰を受けております。個人と しては、三行詩において益田地区の中学3年生が中学生の部で最高の文部科学大臣賞を受けられます。表彰がすべ てではありませんが各学校のPTA活動が認められ全国に発信される事は本当に嬉しく思います。 島根県PTA 連合会の活動では各委員会が研修会等開催しました。松江での広報誌研修、大田でのメディア研修、 益田市P連と合同で行われたキャリア教育研修など多くの方に参加していただきました。これらの研修で得られた事 を各PTAで活用していただければうれしく思います。 私自身今年度はじめて県P連の会長をさせていただきました。不慣れでご迷惑をおかけしたこともあるとは思いま すが皆様の協力の下1年を終えることが出来ます。ありがとうございました。また、県会長以外にも中国ブロック協議 会会長、日本PTA協議会理事、日Pの厚生委員会副委員長となかなか経験できないことを数多くさせていただきまし た。本当にありがとうございました。 今後もPTA活動にご理解ご協力をお願い申し上げます No.36 2016.3 県Pでの活動を振り返って 県Pでの活動を振り返って 島根県PTA連合会 会 長 佐々木 功

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No.362016.3

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 平素はPTA活動にご理解ご協力をして頂き本当にありがとうございます。

 また、今年度は6年に1度の日本PTA中国ブロック研究大会島根県出雲大会が11月8日(日)に出雲市のカミア

リーナで開催されました。この大会を開催するにあたり出雲市P連の会員の皆様には3年前より実行委員会を立ち上

げていただきました。何度も何度も役員会等をしていただき当日まで細部にわたり準備をしていただきました。当日

も多くのスタッフの皆様のおかげで県内外より約2200名の会員の皆様が気持ちよく大会に参加されたのではない

かと思っています。県内からも多くの皆様に参加していただき実りある大会になったと思っております。残念ながら参

加できなかった会員の皆様もぜひ参加された方々に話を聞いていただければと思います。

 今回研究大会において準備協力をしていただいた出雲市P連の皆様、講演をしていただきました奥村幸治様、実

践発表をしていただきました3校の皆様、そしてアトラクションをしていただいた4団体すべての皆様に感謝したいと

思います。本当にありがとうございました。

 また、今年度は全国的にも島根県のPTA活動はすばらしいと認められています。

文科省表彰、日本PTA表彰を各2校受けられております。広報誌においても2校が全国表彰を受けております。個人と

しては、三行詩において益田地区の中学3年生が中学生の部で最高の文部科学大臣賞を受けられます。表彰がすべ

てではありませんが各学校のPTA活動が認められ全国に発信される事は本当に嬉しく思います。

 島根県PTA 連合会の活動では各委員会が研修会等開催しました。松江での広報誌研修、大田でのメディア研修、

益田市P連と合同で行われたキャリア教育研修など多くの方に参加していただきました。これらの研修で得られた事

を各PTAで活用していただければうれしく思います。

 私自身今年度はじめて県P連の会長をさせていただきました。不慣れでご迷惑をおかけしたこともあるとは思いま

すが皆様の協力の下1年を終えることが出来ます。ありがとうございました。また、県会長以外にも中国ブロック協議

会会長、日本PTA協議会理事、日Pの厚生委員会副委員長となかなか経験できないことを数多くさせていただきまし

た。本当にありがとうございました。

 今後もPTA活動にご理解ご協力をお願い申し上げます編集/発行 島根県PTA連合会 事務局/松江市黒田町538 TEL0852-27-5803 FAX0852-26-7710E-mail:[email protected] http://www.shimane-pta.jp          検索島根県PTA連合会

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No.362016.3

県Pでの活動を振り返って県Pでの活動を振り返って島根県PTA連合会

会 長 佐々木 功

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全国表彰全国表彰

総務委員会委員長 影山 博志広報紙作成研修会を終えて

何よりも子どもたちのためのPTA活動を

 平成27年度の総務委員会は、松江・隠岐地区が担当しました。例年開催されている広報紙作成研修会を、より多くの方に参加してもらい、今後の広報紙作成に生かしてほしいとの考えから、9月26日に「東出雲ふれあい会館」で開催しました。 講師には、松江市役所政策部広報専門監の松本英史氏をお迎えし、「逆三角形の発想」という演題で講演いただきました。 松本氏のお話の中で「広報紙作成で一番大切なのは、作り手が思いっ切り楽しむことだ。」という言葉が一番心に残りました。作り手の気持ちが紙面を通して伝わる、それが広報(人に伝える)の基本であると感じました。 また、総務委員会の所管事項として「組織に関すること」という項目があり、これは県P連の組織・運営に関する事項や諸問題改

善策について協議検討する業務を担っています。 今年度前半、色々な役員や保護者の方と話すなかで、県P連の活動について色々な声をお聞きしました。その声をまとめるため、11月7日の役員会に併せて「情報交換会」を開催させていただきました。 その会で集約した意見を基に、役員会で協議し、今後の県P連活動に生かして行きます。 今回、この意見集約により、県P連としての取組み、各市郡P連との連携について、改めてきちんと考える貴重な体験をさせていただきました。 最後になりましたが、総務委員会の活動につきまして、ご協力いただき厚くお礼申し上げます。

事業報告事業報告

母親委員会

委員長 池淵 明美一年間の活動を終えて

 母親委員会は、県内各市郡から母親委員の代表が一同に集まり活動している委員会です。今年度は下記の活動を行いました。

 また、例年研修会を開催しておりますが、今年度は中国ブロックのPTA研究大会が出雲市で開催されたため、この大会で受付と接待をさせていただきました。 意見交換では、思春期のわが子との付き合い方や家庭での役割など母親ならではの悩みや苦労を共有したり、各地域での取り組みについて話し合いました。 そして2回目の研修会では、栄養士さんをお迎えし「食」について勉強しました。栄養についての話は、これまで何度も聞かれたことがあると思いますが、この研修では、「食べること」自体が子どもの成長にどのような影響を与えるのかといった大原則の話を伺いました。子どもの成長に、栄養バランスの摂れた食事はもちろん必要ですが、現実的にはかなりの大仕事ですよね。私ごとですが、この研修を受け「1日3食」、これだけは続けようと思いました。そんなことくらいと言われそうですが、1日3回は子どものことを考えることとセットだと考えると貴重な時間だと思えてきます。 今後も、母親視点での活動展開がしていけたらよいと思っております。 一年間母親委員の活動にご協力いただきありがとうございました。

 本校は松江市の南に位置し、古代ロマンあふれる地区内には国宝神魂神社、八重垣神社等パワースポットがあり、480名の子供たちは豊かな歴史に固まれながら日々の生活を楽しんでいます。 PTA活動につきましては、PTA執行部を中心として各種活動に取り組んでいます。専門部は4部あり、各部長を筆頭に部員と日々協力し合いながら活動しています。広報部については広報紙「かんなびプレス」を年2回発行、研修部は学校保健委員会等の研修活動、厚生部はべルマーク収集、リサイクル品回収等収益に関すること、環境部は校内清掃等環境美化活動を実施しています。その他各学年部での活動、地区会、図書館ボランティア、読み聞かせ活動、地元主催の催しへの出店等様々な活動に取り組んでいます。

 中でも、今年で七年目となりましたPTAが主催する「大庭っ子まつり」は、学校を会場に、執行部、地区会、各専門部等が何ヶ月も前から計画・準備し、スポーツコーナーやカレー、フランクフルトや綿菓子、さらにはお化け屋敷やプラ板、ブレスレットの作成等それぞれの出店を担当し、子どもたちにとても喜んでもらえる催しとなっています。 今回このような活動が評価され、平成二十七年度優良PTA文部科学大臣表彰を受賞できましたのも、役員だけでなくPTA会員の皆様、お忙しい中でご協力いただきました教職員の皆様や、いろいろな形でご尽力いただきました地域の皆様、大庭小PTAの礎を築いてこられました諸先輩方のおかげであり、心より感謝を申し上げます。 私たちは今後も愛する「大庭っ子」楽しく和気あいあいと、この活動を進めてまいりたいと思います。

松江市立大庭小学校PTA会長 佐々木 元

環境対策委員会

委員長 松浦 英篤

研修テーマ『今こそ親のふんばりどころ!       ~ネット社会やいじめなど…    子どもを取り巻く問題に親はどう向き合うのか~』

 本年度、環境対策委員会では、1月30日に大田一中にて研修会を開催し、県内各地から55名の参加をいただきました。

 前半は、親学プログラム『ネットいじめから子どもを守る』をテーマとしてワークショップを行いました。グループごとに和気藹々とした雰囲気の中で、ネットの危険性や、それに対して私たちはどう向き合い、何が必要なのかを、参加者それぞれが考えを出し、語り合いました。後半は、浜田教育事務所の竹下和宏先生より『教育現場における子どもを取り巻く諸問題』と題して、学校現場でのいじめ等の具体的事例を紹介しながら、親が子どもに

接する際にどのようなことが大切かをお話いただきました。 参加者からは、「いつもは関わることのない他校のPTAの方と、いろいろな考えを語ることができてよかった。」「いじめに関する現状を通して、防止対策など親としてやっていかなければいけないことを考えさせられた。」「大切なのは『親子・家庭・保護者同士での会話やコミュニケーション』であることを学ばせていただいた。もっと子どもと向き合って愛していきたい。」などの感想をいただきました。 この研修での学びを各市郡P連や単位PTAに持ち帰り、「親子や家庭でのコミュニケーション」や「子どもが自己肯定感を持つための環境を作ること」などをさらに深く考える機会につなげていただきたいと思います。

厚生委員会委員長 持田 耕平三行詩の募集と審査

 厚生委員会は出雲地区が担当となり、飯石郡PTA連合会が主管となって三行詩の募集と審査を実施しました。 応募点数は、小学校の部407点、中学校の部204点、一般の部332点でした。 一次審査、二次審査を経て、部門ごとに五点を日本PTA全国協議会に推薦しましたところ、益田市立匹見中学校3年 青木嶺斗さんの作品が文部科学大臣賞を受賞されました。 この度の選出には、親子のきずなが感じられる素晴らしい作品ばかりで、審査員も選出には大変苦慮しました。

 本年度も、一次審査入賞者と参加校にクリアファイルを贈呈しました。 今後も多くの児童、生徒、保護者の皆さまに参加していただきたいと思います。

教育問題委員会

委員長 中野  純

「学習意欲の向上と    キャリア教育」について

 今年度は、益田地区が担当となり鹿足郡PTA連合会長、益田市PTA連合会長で年間の活動について協議をしました。益田市PTA連合会が「学習意欲の向上とキャリア教育」をテーマに筑波大学人間系学域教授 藤田晃之氏(前文部科学省 国立教育政策研究所 生徒指導・進路指導研究センター総括研究官)をお迎えして行う研修大会を教育問題委員会との共催とし、研修大会参加者に意識調査を実施することとしました。 今、島根県でもキャリア教育の必要性が叫ばれており、主な質問は以下のとおりとしました。①今回の研修会のテーマである

「キャリア教育」について保護者としてその必要性をどのように感

じられたのか。②PTA会員が目の前の子どもたちに対してどのように感じておられ、各ご家庭でどんなことに取り組んでいるのか。③今後PTA活動に求めておられることは何なのか。についてです。 124名のPTA会員からアンケートの回答いただき、キャリア教育について約9割が必要であると感じておられ、改めてキャリア教育についての重要性を感じました。 現在の子どもたちに不足していると感じておられることの一番多くの回答が「学習意欲」でありました。身に着けさせたい能力については「自ら考える力」「コミュニケーション能力」「自ら課題を発見し解決する力」「他人を思いやる力」という回答が多く寄せられました。こうした課題の解決に向けて家庭、学校それぞれの役割の中で取り組んで行くことが必要だと感じました。 PTAに求めるものの多くには「子どもたちの健全育成の支援」、

「教育環境の整美充実」「子育ての悩みや不安について相談できるような支援」「教育に関する情報提供や学校行事の支援」などがあげられ、PTA会員が求めるこれからの活動を考えていく上で、改めて見つめなおす必要を感じました。

(第1回) 6月 7日(日) ホテル白鳥(松江市) 意見交換(第2回) 7月 5日(日) あすてらす(大田市) 研修会・意見交換

研修テーマ 「食について」講師 学校法人松江栄養調理製菓専門学校 矢壁 幸志 氏

(第4回) 2月28日(日) あすてらす(大田市) 研修テーマ 「家族の課題と解決のコツ」

講師 島根県健康福祉部青少年家庭課 竹崎  尋 氏

(第3回) 10月24日(土) 木花工房(雲南市)      さくら染め体験・中国ブロック研究大会打ち合わせ

文部科学大臣賞中学生の部

泥棒ですか? 母のツッコミただいまというまでやりなおし

益田 匹見中3年 青木 嶺斗

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全国表彰全国表彰

総務委員会委員長 影山 博志広報紙作成研修会を終えて

何よりも子どもたちのためのPTA活動を

 平成27年度の総務委員会は、松江・隠岐地区が担当しました。例年開催されている広報紙作成研修会を、より多くの方に参加してもらい、今後の広報紙作成に生かしてほしいとの考えから、9月26日に「東出雲ふれあい会館」で開催しました。 講師には、松江市役所政策部広報専門監の松本英史氏をお迎えし、「逆三角形の発想」という演題で講演いただきました。 松本氏のお話の中で「広報紙作成で一番大切なのは、作り手が思いっ切り楽しむことだ。」という言葉が一番心に残りました。作り手の気持ちが紙面を通して伝わる、それが広報(人に伝える)の基本であると感じました。 また、総務委員会の所管事項として「組織に関すること」という項目があり、これは県P連の組織・運営に関する事項や諸問題改

善策について協議検討する業務を担っています。 今年度前半、色々な役員や保護者の方と話すなかで、県P連の活動について色々な声をお聞きしました。その声をまとめるため、11月7日の役員会に併せて「情報交換会」を開催させていただきました。 その会で集約した意見を基に、役員会で協議し、今後の県P連活動に生かして行きます。 今回、この意見集約により、県P連としての取組み、各市郡P連との連携について、改めてきちんと考える貴重な体験をさせていただきました。 最後になりましたが、総務委員会の活動につきまして、ご協力いただき厚くお礼申し上げます。

事業報告事業報告

母親委員会

委員長 池淵 明美一年間の活動を終えて

 母親委員会は、県内各市郡から母親委員の代表が一同に集まり活動している委員会です。今年度は下記の活動を行いました。

 また、例年研修会を開催しておりますが、今年度は中国ブロックのPTA研究大会が出雲市で開催されたため、この大会で受付と接待をさせていただきました。 意見交換では、思春期のわが子との付き合い方や家庭での役割など母親ならではの悩みや苦労を共有したり、各地域での取り組みについて話し合いました。 そして2回目の研修会では、栄養士さんをお迎えし「食」について勉強しました。栄養についての話は、これまで何度も聞かれたことがあると思いますが、この研修では、「食べること」自体が子どもの成長にどのような影響を与えるのかといった大原則の話を伺いました。子どもの成長に、栄養バランスの摂れた食事はもちろん必要ですが、現実的にはかなりの大仕事ですよね。私ごとですが、この研修を受け「1日3食」、これだけは続けようと思いました。そんなことくらいと言われそうですが、1日3回は子どものことを考えることとセットだと考えると貴重な時間だと思えてきます。 今後も、母親視点での活動展開がしていけたらよいと思っております。 一年間母親委員の活動にご協力いただきありがとうございました。

 本校は松江市の南に位置し、古代ロマンあふれる地区内には国宝神魂神社、八重垣神社等パワースポットがあり、480名の子供たちは豊かな歴史に固まれながら日々の生活を楽しんでいます。 PTA活動につきましては、PTA執行部を中心として各種活動に取り組んでいます。専門部は4部あり、各部長を筆頭に部員と日々協力し合いながら活動しています。広報部については広報紙「かんなびプレス」を年2回発行、研修部は学校保健委員会等の研修活動、厚生部はべルマーク収集、リサイクル品回収等収益に関すること、環境部は校内清掃等環境美化活動を実施しています。その他各学年部での活動、地区会、図書館ボランティア、読み聞かせ活動、地元主催の催しへの出店等様々な活動に取り組んでいます。

 中でも、今年で七年目となりましたPTAが主催する「大庭っ子まつり」は、学校を会場に、執行部、地区会、各専門部等が何ヶ月も前から計画・準備し、スポーツコーナーやカレー、フランクフルトや綿菓子、さらにはお化け屋敷やプラ板、ブレスレットの作成等それぞれの出店を担当し、子どもたちにとても喜んでもらえる催しとなっています。 今回このような活動が評価され、平成二十七年度優良PTA文部科学大臣表彰を受賞できましたのも、役員だけでなくPTA会員の皆様、お忙しい中でご協力いただきました教職員の皆様や、いろいろな形でご尽力いただきました地域の皆様、大庭小PTAの礎を築いてこられました諸先輩方のおかげであり、心より感謝を申し上げます。 私たちは今後も愛する「大庭っ子」楽しく和気あいあいと、この活動を進めてまいりたいと思います。

松江市立大庭小学校PTA会長 佐々木 元

環境対策委員会

委員長 松浦 英篤

研修テーマ『今こそ親のふんばりどころ!       ~ネット社会やいじめなど…    子どもを取り巻く問題に親はどう向き合うのか~』

 本年度、環境対策委員会では、1月30日に大田一中にて研修会を開催し、県内各地から55名の参加をいただきました。

 前半は、親学プログラム『ネットいじめから子どもを守る』をテーマとしてワークショップを行いました。グループごとに和気藹々とした雰囲気の中で、ネットの危険性や、それに対して私たちはどう向き合い、何が必要なのかを、参加者それぞれが考えを出し、語り合いました。後半は、浜田教育事務所の竹下和宏先生より『教育現場における子どもを取り巻く諸問題』と題して、学校現場でのいじめ等の具体的事例を紹介しながら、親が子どもに

接する際にどのようなことが大切かをお話いただきました。 参加者からは、「いつもは関わることのない他校のPTAの方と、いろいろな考えを語ることができてよかった。」「いじめに関する現状を通して、防止対策など親としてやっていかなければいけないことを考えさせられた。」「大切なのは『親子・家庭・保護者同士での会話やコミュニケーション』であることを学ばせていただいた。もっと子どもと向き合って愛していきたい。」などの感想をいただきました。 この研修での学びを各市郡P連や単位PTAに持ち帰り、「親子や家庭でのコミュニケーション」や「子どもが自己肯定感を持つための環境を作ること」などをさらに深く考える機会につなげていただきたいと思います。

厚生委員会委員長 持田 耕平三行詩の募集と審査

 厚生委員会は出雲地区が担当となり、飯石郡PTA連合会が主管となって三行詩の募集と審査を実施しました。 応募点数は、小学校の部407点、中学校の部204点、一般の部332点でした。 一次審査、二次審査を経て、部門ごとに五点を日本PTA全国協議会に推薦しましたところ、益田市立匹見中学校3年 青木嶺斗さんの作品が文部科学大臣賞を受賞されました。 この度の選出には、親子のきずなが感じられる素晴らしい作品ばかりで、審査員も選出には大変苦慮しました。

 本年度も、一次審査入賞者と参加校にクリアファイルを贈呈しました。 今後も多くの児童、生徒、保護者の皆さまに参加していただきたいと思います。

教育問題委員会

委員長 中野  純

「学習意欲の向上と    キャリア教育」について

 今年度は、益田地区が担当となり鹿足郡PTA連合会長、益田市PTA連合会長で年間の活動について協議をしました。益田市PTA連合会が「学習意欲の向上とキャリア教育」をテーマに筑波大学人間系学域教授 藤田晃之氏(前文部科学省 国立教育政策研究所 生徒指導・進路指導研究センター総括研究官)をお迎えして行う研修大会を教育問題委員会との共催とし、研修大会参加者に意識調査を実施することとしました。 今、島根県でもキャリア教育の必要性が叫ばれており、主な質問は以下のとおりとしました。①今回の研修会のテーマである

「キャリア教育」について保護者としてその必要性をどのように感

じられたのか。②PTA会員が目の前の子どもたちに対してどのように感じておられ、各ご家庭でどんなことに取り組んでいるのか。③今後PTA活動に求めておられることは何なのか。についてです。 124名のPTA会員からアンケートの回答いただき、キャリア教育について約9割が必要であると感じておられ、改めてキャリア教育についての重要性を感じました。 現在の子どもたちに不足していると感じておられることの一番多くの回答が「学習意欲」でありました。身に着けさせたい能力については「自ら考える力」「コミュニケーション能力」「自ら課題を発見し解決する力」「他人を思いやる力」という回答が多く寄せられました。こうした課題の解決に向けて家庭、学校それぞれの役割の中で取り組んで行くことが必要だと感じました。 PTAに求めるものの多くには「子どもたちの健全育成の支援」、

「教育環境の整美充実」「子育ての悩みや不安について相談できるような支援」「教育に関する情報提供や学校行事の支援」などがあげられ、PTA会員が求めるこれからの活動を考えていく上で、改めて見つめなおす必要を感じました。

(第1回) 6月 7日(日) ホテル白鳥(松江市) 意見交換(第2回) 7月 5日(日) あすてらす(大田市) 研修会・意見交換

研修テーマ 「食について」講師 学校法人松江栄養調理製菓専門学校 矢壁 幸志 氏

(第4回) 2月28日(日) あすてらす(大田市) 研修テーマ 「家族の課題と解決のコツ」

講師 島根県健康福祉部青少年家庭課 竹崎  尋 氏

(第3回) 10月24日(土) 木花工房(雲南市)      さくら染め体験・中国ブロック研究大会打ち合わせ

文部科学大臣賞中学生の部

泥棒ですか? 母のツッコミただいまというまでやりなおし

益田 匹見中3年 青木 嶺斗

Page 4: ]1pwÆ ü &lo · 2016-03-13 · D q`h >w ¤pÉ¿zÄw)e Q zf t 0`o²h jxrO²VùM?U Az swT C z f g UßQ Z` zùM `h R{ x ¿ >Ä ¿ tz w < èº \ °q Ô tSZ r èX ~ ð J±q J`o¶Íz

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活動紹介PTAPTA【隠岐地区】

知夫村立知夫小中学校PTA知夫小中学校PTAの活動

会長 能海 千文 行事部は、事業として八月末にPTA奉仕活動を行いました。これは、毎年親子で校庭や法面等の外回りの環境整備をしている事業ですが、今年初めて地域の方にも参加を呼びかけました。子ども達のためにと暑い中快く参加してくださる方が多く、地域の皆様に支えられていることを実感しました。 研修部は、ゲームやスマホ・ケータイなどのメディアについて子ども達の実態や保護者の方のお考えをアンケート調査し、3回にわたって研修部だよりを発行しました。子どもと保護者の考えのずれやネット環境の危うい状況が明らかになり、有意義な事業

となりました。来年度は実態を元に情報モラルについて研修ができたらと思います。 正副会長を含んだ6名の理事が理事の他に専門部員として活動することはたいへんでしたが、取り組んだ事業はどれも子ども達のより良い育ちにつながり、保護者同士や学校との連携を強めました。これからも知夫村の子どものために活動していきたいと思います。

【雲南地区】

雲南市立三刀屋中学校PTA親力の実践活動

会長 板垣 貴敏 三刀屋中学校は三刀屋川の近くに位置し、周囲を豊かな緑に囲まれた全校生徒204名の学校です。 保護者会員184名によりPTA活動を行っており、総務部、研修部、生活指導部、保健体育部による事業に加え、学年部を設けて学年ごとにキャリア教育に沿った活動を実施しています。子どもたちの生き抜く力を養うため、雲南市はキャリア教育推進に注力しており、PTAでも市や学校と連携を図り、子どもたちに職業観や積極性、地域との関わりの大切さなどを伝える活動を行っております。具体的には「三中ドリームプラン」として、保護者が講師にな

価値観に触れ、それぞれ新たな気付きに繋がったと感じられました。 子どもたちが健やかに成長していくためには、支える側の私

たち大人の成長も欠かせないことから、今後も多くの保護者に研鑚の機会を提供できるようなPTA活動に取り組みたいと思っています。

り自身の仕事について語ったり、子どもの職場訪問に合わせて保護者が面接官となり面接練習を行ったりしています。 また、来年度開催予定の第60回島根県PTA連合会研修大会雲南大会に向け、市内全ての単位PTAでは親学プログラムに取り組んでいますが、本校でも平成27年11月15日(日)の授業公開日に合わせて「こんな子どもに育ってほしい」をテーマに、保護者、教員約80名が参加し、グループワークを行いました。他者の意見を聞き、また自らの考えを述べるなかで、様々な

【益田地区】

鹿足郡吉賀町立柿木中学校PTAアルミ缶回収活動

会長 永安  誠 校区内の環境美化を生徒と保護者が一緒になって取り組もうするところから元々がスタートであった。約10年前、開始当初、本地域には行政による分別回収があった。そこで、PTAからその回収も生徒と保護者が一緒になってやってみてはという提案が出された。最初は、回収した缶を足で踏み潰しては袋に入れるという気の遠くなるような活動で、収益もわずかであった。「田舎の生徒にも、スキーに行かせてやりたい。」という保護者の思いが、活動をより本格的、効率的に行ってみてはどうかということになっ

た。そこで、生徒会執行部が役場に出向き、アルミ缶を潰す機械の購入を働きかけたところ、生徒と保護者の熱い思いに行政が揺り動かされ、2台の潰し機の購入が叶った。また、回収袋もそれまでレジ袋等バラバラであったが、学校名を入れた専用の網袋を収益金の中から作成した。地域で出されるアルミ缶については、行政に回収されることはほとんどなくなり、地域住民の方々も、「どうせ出すなら、中学校の方に協力しよう。」という思いに変わっていった。また、地域で出されるアルミ缶の量もかつての頃より確実に増えていった。一人当たり6000円のスキー実習費のほとんど賄える程の金額の収益をあげられるようになった。全校生徒による地域内の全戸への回収袋の配布(年5回)、指定された休日の各地区のPTA地区委員と生徒の協力による回収缶の学校への搬入、そして毎日15分の空き缶潰し作業。こうした地道で真摯な活動は、地域・保護者の学校への惜しみない協力姿勢へと繋がっている。

【浜田地区】

江津市立渡津小学校PTA“弁当の日”を通じたPTA活動

会長 森脇  亘 渡津小学校は、校舎から外を見ると日本海と江の川河口の景色、山を見ると星高山が正面に見え四季折々の自然が一望できる環境の中に、児童数102名が明るく・楽しく学校生活を送っています。 渡津小学校PTA活動に『弁当の日』があります。 “弁当の日”とは、竹下 和男先生が香川県の小学校校長在職中に子どもひとりで作らせる“弁当の日”を始め、評判となり全国に広まった活動です。 昨年1月に江津市PTA研修大会に竹下 和男先生をお招きし、

『自立・生きる力・感謝の心・絆・実践力』などをテーマに講演が開催されました。 渡津小学校PTAでは講演の開催約7ヵ月前より“弁当の日”を立ち上げ、実施に向けて保護者・学校に理解して頂き一昨年11月に最初の“弁当の日”を開催することが出来ました。 児童全員で取組む事を目的とし

て、計画カードに各学年のテーマを基にどんな弁当を作るか考えてもらいました。今年度は11月・1月と2回開催しました。保護者の方々の計画カードに書いていただく感想も1年生は『おにぎりのにぎり方、むずかしかったけどがんばりましたね。おかずを入れるのもまえよりじょうずにできたね』6年生は『計画を立て買い物も自分でして、朝早く起きて手際よく作る事が出来たね』とそれぞれの学年で回を重ねる毎に子供たちの成長が感じ取られています。今後も子供たちに『自立・生きる力・感謝の心・絆・実践力』を“弁当の日”を通じて学んで頂けるように活動を盛り上げていきたいと思います。

【安来地区】

安来市立島田学校PTA新たな気づき

副会長 安本 清美

ただき、月曜日から金曜日までの4泊5日間を交流センターで生活をします。 島田小学校五年生は男子13名、女子13名の26名ですが、全員の参加となり賑やかにスタートいたしました。事前の説明会では、予め決められた班で、役割、食事メニューを子供達で決め期間中は、保護者の皆様には、朝食、夕食、もらい湯のどれかに一度は関わっていただき、また、地域の方々には、足りない部分のご協力を得ながら実施する内容でした。     平日の事業であることから保護者の皆様のご協力に苦慮したことは否めませんが、そのような状況でも保護者の皆様を始め当地区の関係団体の皆様には、早朝、仕事帰りの夕食のお手伝い、もらい湯の送り迎い等でご協力いただき感謝するばかりです。 非日常生活に戸惑いを感じていた子供達も各班長を中心に通学合宿が終わる頃には、行動に自主性を持ち、さらには、周りに気遣いができ協調性を兼ねて生活する姿に芽生えを感じる事ができたことは目的として成果だったと考えます。家庭、学校、地域の方々との関わりに感謝をし、また、今後、子供達が歩んでいく人生に必要な備えとなり、大人になってから語り合える想い出になるよう願っています。

 今年度開催で、13年目となる五年生を対象とした通学合宿も島田小学校の伝統事業の一つになっています。 本事業は、小学校に隣接する島田交流センターに共催してい

「親学プログラム」を使った研修

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活動紹介PTAPTA【隠岐地区】

知夫村立知夫小中学校PTA知夫小中学校PTAの活動

会長 能海 千文 行事部は、事業として八月末にPTA奉仕活動を行いました。これは、毎年親子で校庭や法面等の外回りの環境整備をしている事業ですが、今年初めて地域の方にも参加を呼びかけました。子ども達のためにと暑い中快く参加してくださる方が多く、地域の皆様に支えられていることを実感しました。 研修部は、ゲームやスマホ・ケータイなどのメディアについて子ども達の実態や保護者の方のお考えをアンケート調査し、3回にわたって研修部だよりを発行しました。子どもと保護者の考えのずれやネット環境の危うい状況が明らかになり、有意義な事業

となりました。来年度は実態を元に情報モラルについて研修ができたらと思います。 正副会長を含んだ6名の理事が理事の他に専門部員として活動することはたいへんでしたが、取り組んだ事業はどれも子ども達のより良い育ちにつながり、保護者同士や学校との連携を強めました。これからも知夫村の子どものために活動していきたいと思います。

【雲南地区】

雲南市立三刀屋中学校PTA親力の実践活動

会長 板垣 貴敏 三刀屋中学校は三刀屋川の近くに位置し、周囲を豊かな緑に囲まれた全校生徒204名の学校です。 保護者会員184名によりPTA活動を行っており、総務部、研修部、生活指導部、保健体育部による事業に加え、学年部を設けて学年ごとにキャリア教育に沿った活動を実施しています。子どもたちの生き抜く力を養うため、雲南市はキャリア教育推進に注力しており、PTAでも市や学校と連携を図り、子どもたちに職業観や積極性、地域との関わりの大切さなどを伝える活動を行っております。具体的には「三中ドリームプラン」として、保護者が講師にな

価値観に触れ、それぞれ新たな気付きに繋がったと感じられました。 子どもたちが健やかに成長していくためには、支える側の私

たち大人の成長も欠かせないことから、今後も多くの保護者に研鑚の機会を提供できるようなPTA活動に取り組みたいと思っています。

り自身の仕事について語ったり、子どもの職場訪問に合わせて保護者が面接官となり面接練習を行ったりしています。 また、来年度開催予定の第60回島根県PTA連合会研修大会雲南大会に向け、市内全ての単位PTAでは親学プログラムに取り組んでいますが、本校でも平成27年11月15日(日)の授業公開日に合わせて「こんな子どもに育ってほしい」をテーマに、保護者、教員約80名が参加し、グループワークを行いました。他者の意見を聞き、また自らの考えを述べるなかで、様々な

【益田地区】

鹿足郡吉賀町立柿木中学校PTAアルミ缶回収活動

会長 永安  誠 校区内の環境美化を生徒と保護者が一緒になって取り組もうするところから元々がスタートであった。約10年前、開始当初、本地域には行政による分別回収があった。そこで、PTAからその回収も生徒と保護者が一緒になってやってみてはという提案が出された。最初は、回収した缶を足で踏み潰しては袋に入れるという気の遠くなるような活動で、収益もわずかであった。「田舎の生徒にも、スキーに行かせてやりたい。」という保護者の思いが、活動をより本格的、効率的に行ってみてはどうかということになっ

た。そこで、生徒会執行部が役場に出向き、アルミ缶を潰す機械の購入を働きかけたところ、生徒と保護者の熱い思いに行政が揺り動かされ、2台の潰し機の購入が叶った。また、回収袋もそれまでレジ袋等バラバラであったが、学校名を入れた専用の網袋を収益金の中から作成した。地域で出されるアルミ缶については、行政に回収されることはほとんどなくなり、地域住民の方々も、「どうせ出すなら、中学校の方に協力しよう。」という思いに変わっていった。また、地域で出されるアルミ缶の量もかつての頃より確実に増えていった。一人当たり6000円のスキー実習費のほとんど賄える程の金額の収益をあげられるようになった。全校生徒による地域内の全戸への回収袋の配布(年5回)、指定された休日の各地区のPTA地区委員と生徒の協力による回収缶の学校への搬入、そして毎日15分の空き缶潰し作業。こうした地道で真摯な活動は、地域・保護者の学校への惜しみない協力姿勢へと繋がっている。

【浜田地区】

江津市立渡津小学校PTA“弁当の日”を通じたPTA活動

会長 森脇  亘 渡津小学校は、校舎から外を見ると日本海と江の川河口の景色、山を見ると星高山が正面に見え四季折々の自然が一望できる環境の中に、児童数102名が明るく・楽しく学校生活を送っています。 渡津小学校PTA活動に『弁当の日』があります。 “弁当の日”とは、竹下 和男先生が香川県の小学校校長在職中に子どもひとりで作らせる“弁当の日”を始め、評判となり全国に広まった活動です。 昨年1月に江津市PTA研修大会に竹下 和男先生をお招きし、

『自立・生きる力・感謝の心・絆・実践力』などをテーマに講演が開催されました。 渡津小学校PTAでは講演の開催約7ヵ月前より“弁当の日”を立ち上げ、実施に向けて保護者・学校に理解して頂き一昨年11月に最初の“弁当の日”を開催することが出来ました。 児童全員で取組む事を目的とし

て、計画カードに各学年のテーマを基にどんな弁当を作るか考えてもらいました。今年度は11月・1月と2回開催しました。保護者の方々の計画カードに書いていただく感想も1年生は『おにぎりのにぎり方、むずかしかったけどがんばりましたね。おかずを入れるのもまえよりじょうずにできたね』6年生は『計画を立て買い物も自分でして、朝早く起きて手際よく作る事が出来たね』とそれぞれの学年で回を重ねる毎に子供たちの成長が感じ取られています。今後も子供たちに『自立・生きる力・感謝の心・絆・実践力』を“弁当の日”を通じて学んで頂けるように活動を盛り上げていきたいと思います。

【安来地区】

安来市立島田学校PTA新たな気づき

副会長 安本 清美

ただき、月曜日から金曜日までの4泊5日間を交流センターで生活をします。 島田小学校五年生は男子13名、女子13名の26名ですが、全員の参加となり賑やかにスタートいたしました。事前の説明会では、予め決められた班で、役割、食事メニューを子供達で決め期間中は、保護者の皆様には、朝食、夕食、もらい湯のどれかに一度は関わっていただき、また、地域の方々には、足りない部分のご協力を得ながら実施する内容でした。     平日の事業であることから保護者の皆様のご協力に苦慮したことは否めませんが、そのような状況でも保護者の皆様を始め当地区の関係団体の皆様には、早朝、仕事帰りの夕食のお手伝い、もらい湯の送り迎い等でご協力いただき感謝するばかりです。 非日常生活に戸惑いを感じていた子供達も各班長を中心に通学合宿が終わる頃には、行動に自主性を持ち、さらには、周りに気遣いができ協調性を兼ねて生活する姿に芽生えを感じる事ができたことは目的として成果だったと考えます。家庭、学校、地域の方々との関わりに感謝をし、また、今後、子供達が歩んでいく人生に必要な備えとなり、大人になってから語り合える想い出になるよう願っています。

 今年度開催で、13年目となる五年生を対象とした通学合宿も島田小学校の伝統事業の一つになっています。 本事業は、小学校に隣接する島田交流センターに共催してい

「親学プログラム」を使った研修

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 平成27年11月8日(日)、島根県立浜山公園体育館 カミアリーナにおいて大会スローガン:「育まこい! 家庭・学校・地域の縁」のもと、盛会に大会を終えることができました。参加者の皆様、ご協力いただきました関係者の皆様の厚くお礼申し上げます。 ここでは、記念講演の内容及び概要と感想を述べさせていただきます。 「子どもの能力を伸ばす体づくり」と題し、野球選手のイチロー選手の専属打撃投手を務めていた、氏を講師に迎えご講演頂きました。 奥村氏が好きで止まない野球を、プロテストを2度受けるも不合格。しかし奥村氏の野球に対する熱意が認められ、打撃投手としてプロ野球界に残り、イチロー、田中将大などの大物選手を発掘、メジャーリーガーで活躍させ、一躍有名になった人物です。 会場の参加者がみんな講演者をみて感心している姿は、ここ何年も見たことがない気がしました。会場の雰囲気が気になり舞台袖からこっそりと見渡すと、講演者に正に“釘づけ”。 奥村さんの講演内容が保護者の皆さんの心を掴んでいるのだと感じました。野球を通じた子どもの人間形成や子育ちへの関わり方など、有名野球選手を次々に例に挙げ、分かりやすく具体的に、しかもユーモラスにお話し下さいました。 私も手元に気になったフレーズをメモしました。 「誰にも負けないと思える努力」「結果ではなくプロセスで達成感を得る」など。

 しかし、私もわが子や客観的に見た近頃の子どもたちへの言動はこれだと痛感したのが「日本は過保護なコーチング、向こう

(米国)は放任主義のコーチング」というものでした。  結局教える側がいろいろなことを言いすぎ、子どももそれが当たり前になってしまい、言われないと事が出来なくなってしまいます。我々が子どものころと家庭環境や教育環境は違えど、人間形成においてはそうではなく自分で成長しなければなりません。奥村さんがイチロー選手のエピソードで「自分のことは自分でしか分からない。どこがいけない(修正して欲しい)とこなのかを言わなければ教えることができない」とコーチから言われたそうです。そう言われた時“うんうん”と我ながら頷きました。私がそうできなかったから、今の自分があるんだと痛感したからです。 私たちPTAの役目は、地域・学校・家庭のかけ橋としてあらゆる面からサポートしコーチングしていくことが更に重要になると考えます。各単Pでの益々の活発な事業に期待したいと思います。

◇「ふるさと島根」のほとんどの自治体が消滅可能性のある都市と言われ不安もあるのではないか

◇踏ん張りどころは今、しんどいことだから成長できる

第45回日本PTA中国ブロック島根県出雲大会を終え大会実行委員長 土江  優

4P合同研修会4P合同研修会4P合同研修会4P合同研修会平成27年度島根県幼・小中・高・特別支援PTA合同研修会平成27年度島根県幼・小中・高・特別支援PTA合同研修会平成27年11月28日(土)13:00~ サン・レイク 多目的ホール

事務局だより事務局だより

お詫びとお知らせ

平成28年度事業について1. 広報紙コンクール

⑴ 応募締切日 4月末日⑵ 応募条件 ・年2回以上発行していること ・2作品につき3部ずつ送付(コピー不可)

2. 県P会長表彰⑴ 団体締切日 3月28日(月)⑵ 個人締切日 4月28日(木)

3. 大会等の予定⑴ 新旧会長会  6月4日(土) 午後~⑵ 委員総会   6月5日(日) 午前~⑶ 全国PTA研究大会  徳島県うずしお大会         8月20日(土)~8月21日(日)⑷ 中国ブロックPTA研究大会鳥取大会        11月12日(土)⑸ 島根県PTA連合会研修大会雲南大会         8月7日(日)⑹ 幼・小中・高・特別支援学校PTA合同研修会        12月3日(土)江津市

【基調講演】「ふるさと島根の持続発展に向けたPTAの心持ち」

清國 祐二 氏(香川大学生涯学習教育研究センター長・教授)「ふるさと」をめぐって…

◇「ふるさと納税」をめぐっては、自治体のお礼合戦になっており、首をかしげる

◇税金を払うのは義務、お礼があるのおかしい◇居住している自治体に納税すると何もなく、ふるさと納税をするとお礼

がもらえるのはおかしい

ふるさと納税をめぐって

◇「ふるさと教育」は地域の教育資源を生かした教育活動で、全国に先駆け全学校で取り組んでいた

◇目標は「住民のふるさとへの理解促進」自信をもって地域を伝えられることと「地域を支える次世代の育成」

◇学力調査の順位を上げることばかりを気にしていていいのか◇「むらをすてる学力」という本も出ていた

島根の「ふるさと教育」について

◇天国と地獄はどうちがうのか 天国も地獄もあるものは一緒、「分け与える」「助け合う」などの思いがあるかないか

◇隠岐の海士町のスローガン「ないものはない」…ないものはない、でもいいものはいいと腹をくくっている

海堂尊「極北クレーマー」より

◇私たちの行動原理…役割があるから動く 理想は「正義」「信念」◇変わりつつある意識…当事者意識→消費者意識へ ・教育社会の担い手へ、みんなで  → みんなで責任を分かち合いましょう!  → 役員でない人は、どうやったら手助けになるか考えよう!  → クレーマーにならないように◇意思決定の方法 市民型社会(参加型)へ…ワークショップで責任を分

かち合う◇コミュニケーションのあり方 ふたつの「聞く力」 ・「聴く」…引き出す雰囲気をつくる ・「訊く」…引き出す技術を持つ      気持ち良く参加できる大事な姿勢◇成功体験の重要性 “最初が肝心” ・「感謝の気持ち」はどうやって?  気持ちのゆとりがないと感謝の気持ちがないとできない ・「大変さ」と「成功」のバランス ・「皆さんのお陰で」という言葉…PTAはとてもよい場所では?  お世話をする立場の人になると…             「何かお手伝いすることはありませんか?」

PTA活動の未来◇PTAは母親中心の組織のイメージがある…女性はどこでも上手にコ

ミュニケーションをとれる◇ビデオカメラが登場して、父親の役割ができた…どういう役割を果たし

ていくのか◇学級懇談…近況報告だけでは先に進まない、親同士の「気づき合い」

に、仲良くなるきっかけがほしい◇違う価値にぶつかることで親だって成長する…正直者が馬鹿を見ない

ように◇「懇談会を変えることで

家庭教育が変わる」…香川県では「家庭教育推進専門員」がいる

◇イクメンとおやじ おやじは自分の子どもの面倒を見るとは限らない おやじの会、おやじサミット

◇我が子あっての父親、PTA 子どもは「社会や地域の子ども」…原点は

どっち?◇PTAは小さな損を引き受ける活動 「親になって分かる親の有難さ」◇多くの人が役割を持って、多くの得を得てほしい…今はわずかな人で、

大きな役割を担っている◇役割によって真の社会が見える…役割を持つことでPTAが見えてくる◇「変な人」と言われる人は、子どもの頃を忘れていない人◇子どもの気持ちになっては、大人の心を捨てる◇何でも与えるではなく、何もないから子どもが考える こんな気概こそ

大切ではないか◇仲間や地域の人も「ふるさと」ではないか

PTA活動の現状

○「島Pだより」 №35 2015.9 における訂正とお詫び1 島根県PTA広報紙コンクール結果

優秀賞 松江市立大庭小学校PTA 「かんなびエクスプレス」

訂 正 「かんなびプレス」 ↓

2 平成27年度 島根県PTA連合会役員の皆様副会長  能 美 千 文  島前PTA連合会 会長

訂 正 能 海 千 文 ↓

以上、訂正をお願いしますと共に、関係者・関係PTAの皆様に深くお詫び申し上げます。

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 平成27年11月8日(日)、島根県立浜山公園体育館 カミアリーナにおいて大会スローガン:「育まこい! 家庭・学校・地域の縁」のもと、盛会に大会を終えることができました。参加者の皆様、ご協力いただきました関係者の皆様の厚くお礼申し上げます。 ここでは、記念講演の内容及び概要と感想を述べさせていただきます。 「子どもの能力を伸ばす体づくり」と題し、野球選手のイチロー選手の専属打撃投手を務めていた、氏を講師に迎えご講演頂きました。 奥村氏が好きで止まない野球を、プロテストを2度受けるも不合格。しかし奥村氏の野球に対する熱意が認められ、打撃投手としてプロ野球界に残り、イチロー、田中将大などの大物選手を発掘、メジャーリーガーで活躍させ、一躍有名になった人物です。 会場の参加者がみんな講演者をみて感心している姿は、ここ何年も見たことがない気がしました。会場の雰囲気が気になり舞台袖からこっそりと見渡すと、講演者に正に“釘づけ”。 奥村さんの講演内容が保護者の皆さんの心を掴んでいるのだと感じました。野球を通じた子どもの人間形成や子育ちへの関わり方など、有名野球選手を次々に例に挙げ、分かりやすく具体的に、しかもユーモラスにお話し下さいました。 私も手元に気になったフレーズをメモしました。 「誰にも負けないと思える努力」「結果ではなくプロセスで達成感を得る」など。

 しかし、私もわが子や客観的に見た近頃の子どもたちへの言動はこれだと痛感したのが「日本は過保護なコーチング、向こう

(米国)は放任主義のコーチング」というものでした。  結局教える側がいろいろなことを言いすぎ、子どももそれが当たり前になってしまい、言われないと事が出来なくなってしまいます。我々が子どものころと家庭環境や教育環境は違えど、人間形成においてはそうではなく自分で成長しなければなりません。奥村さんがイチロー選手のエピソードで「自分のことは自分でしか分からない。どこがいけない(修正して欲しい)とこなのかを言わなければ教えることができない」とコーチから言われたそうです。そう言われた時“うんうん”と我ながら頷きました。私がそうできなかったから、今の自分があるんだと痛感したからです。 私たちPTAの役目は、地域・学校・家庭のかけ橋としてあらゆる面からサポートしコーチングしていくことが更に重要になると考えます。各単Pでの益々の活発な事業に期待したいと思います。

◇「ふるさと島根」のほとんどの自治体が消滅可能性のある都市と言われ不安もあるのではないか

◇踏ん張りどころは今、しんどいことだから成長できる

第45回日本PTA中国ブロック島根県出雲大会を終え大会実行委員長 土江  優

4P合同研修会4P合同研修会4P合同研修会4P合同研修会平成27年度島根県幼・小中・高・特別支援PTA合同研修会平成27年度島根県幼・小中・高・特別支援PTA合同研修会平成27年11月28日(土)13:00~ サン・レイク 多目的ホール

事務局だより事務局だより

お詫びとお知らせ

平成28年度事業について1. 広報紙コンクール

⑴ 応募締切日 4月末日⑵ 応募条件 ・年2回以上発行していること ・2作品につき3部ずつ送付(コピー不可)

2. 県P会長表彰⑴ 団体締切日 3月28日(月)⑵ 個人締切日 4月28日(木)

3. 大会等の予定⑴ 新旧会長会  6月4日(土) 午後~⑵ 委員総会   6月5日(日) 午前~⑶ 全国PTA研究大会  徳島県うずしお大会         8月20日(土)~8月21日(日)⑷ 中国ブロックPTA研究大会鳥取大会        11月12日(土)⑸ 島根県PTA連合会研修大会雲南大会         8月7日(日)⑹ 幼・小中・高・特別支援学校PTA合同研修会        12月3日(土)江津市

【基調講演】「ふるさと島根の持続発展に向けたPTAの心持ち」

清國 祐二 氏(香川大学生涯学習教育研究センター長・教授)「ふるさと」をめぐって…

◇「ふるさと納税」をめぐっては、自治体のお礼合戦になっており、首をかしげる

◇税金を払うのは義務、お礼があるのおかしい◇居住している自治体に納税すると何もなく、ふるさと納税をするとお礼

がもらえるのはおかしい

ふるさと納税をめぐって

◇「ふるさと教育」は地域の教育資源を生かした教育活動で、全国に先駆け全学校で取り組んでいた

◇目標は「住民のふるさとへの理解促進」自信をもって地域を伝えられることと「地域を支える次世代の育成」

◇学力調査の順位を上げることばかりを気にしていていいのか◇「むらをすてる学力」という本も出ていた

島根の「ふるさと教育」について

◇天国と地獄はどうちがうのか 天国も地獄もあるものは一緒、「分け与える」「助け合う」などの思いがあるかないか

◇隠岐の海士町のスローガン「ないものはない」…ないものはない、でもいいものはいいと腹をくくっている

海堂尊「極北クレーマー」より

◇私たちの行動原理…役割があるから動く 理想は「正義」「信念」◇変わりつつある意識…当事者意識→消費者意識へ ・教育社会の担い手へ、みんなで  → みんなで責任を分かち合いましょう!  → 役員でない人は、どうやったら手助けになるか考えよう!  → クレーマーにならないように◇意思決定の方法 市民型社会(参加型)へ…ワークショップで責任を分

かち合う◇コミュニケーションのあり方 ふたつの「聞く力」 ・「聴く」…引き出す雰囲気をつくる ・「訊く」…引き出す技術を持つ      気持ち良く参加できる大事な姿勢◇成功体験の重要性 “最初が肝心” ・「感謝の気持ち」はどうやって?  気持ちのゆとりがないと感謝の気持ちがないとできない ・「大変さ」と「成功」のバランス ・「皆さんのお陰で」という言葉…PTAはとてもよい場所では?  お世話をする立場の人になると…             「何かお手伝いすることはありませんか?」

PTA活動の未来◇PTAは母親中心の組織のイメージがある…女性はどこでも上手にコ

ミュニケーションをとれる◇ビデオカメラが登場して、父親の役割ができた…どういう役割を果たし

ていくのか◇学級懇談…近況報告だけでは先に進まない、親同士の「気づき合い」

に、仲良くなるきっかけがほしい◇違う価値にぶつかることで親だって成長する…正直者が馬鹿を見ない

ように◇「懇談会を変えることで

家庭教育が変わる」…香川県では「家庭教育推進専門員」がいる

◇イクメンとおやじ おやじは自分の子どもの面倒を見るとは限らない おやじの会、おやじサミット

◇我が子あっての父親、PTA 子どもは「社会や地域の子ども」…原点は

どっち?◇PTAは小さな損を引き受ける活動 「親になって分かる親の有難さ」◇多くの人が役割を持って、多くの得を得てほしい…今はわずかな人で、

大きな役割を担っている◇役割によって真の社会が見える…役割を持つことでPTAが見えてくる◇「変な人」と言われる人は、子どもの頃を忘れていない人◇子どもの気持ちになっては、大人の心を捨てる◇何でも与えるではなく、何もないから子どもが考える こんな気概こそ

大切ではないか◇仲間や地域の人も「ふるさと」ではないか

PTA活動の現状

○「島Pだより」 №35 2015.9 における訂正とお詫び1 島根県PTA広報紙コンクール結果

優秀賞 松江市立大庭小学校PTA 「かんなびエクスプレス」

訂 正 「かんなびプレス」 ↓

2 平成27年度 島根県PTA連合会役員の皆様副会長  能 美 千 文  島前PTA連合会 会長

訂 正 能 海 千 文 ↓

以上、訂正をお願いしますと共に、関係者・関係PTAの皆様に深くお詫び申し上げます。

Page 8: ]1pwÆ ü &lo · 2016-03-13 · D q`h >w ¤pÉ¿zÄw)e Q zf t 0`o²h jxrO²VùM?U Az swT C z f g UßQ Z` zùM `h R{ x ¿ >Ä ¿ tz w < èº \ °q Ô tSZ r èX ~ ð J±q J`o¶Íz

No.362016.3

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 平素はPTA活動にご理解ご協力をして頂き本当にありがとうございます。

 また、今年度は6年に1度の日本PTA中国ブロック研究大会島根県出雲大会が11月8日(日)に出雲市のカミア

リーナで開催されました。この大会を開催するにあたり出雲市P連の会員の皆様には3年前より実行委員会を立ち上

げていただきました。何度も何度も役員会等をしていただき当日まで細部にわたり準備をしていただきました。当日

も多くのスタッフの皆様のおかげで県内外より約2200名の会員の皆様が気持ちよく大会に参加されたのではない

かと思っています。県内からも多くの皆様に参加していただき実りある大会になったと思っております。残念ながら参

加できなかった会員の皆様もぜひ参加された方々に話を聞いていただければと思います。

 今回研究大会において準備協力をしていただいた出雲市P連の皆様、講演をしていただきました奥村幸治様、実

践発表をしていただきました3校の皆様、そしてアトラクションをしていただいた4団体すべての皆様に感謝したいと

思います。本当にありがとうございました。

 また、今年度は全国的にも島根県のPTA活動はすばらしいと認められています。

文科省表彰、日本PTA表彰を各2校受けられております。広報誌においても2校が全国表彰を受けております。個人と

しては、三行詩において益田地区の中学3年生が中学生の部で最高の文部科学大臣賞を受けられます。表彰がすべ

てではありませんが各学校のPTA活動が認められ全国に発信される事は本当に嬉しく思います。

 島根県PTA 連合会の活動では各委員会が研修会等開催しました。松江での広報誌研修、大田でのメディア研修、

益田市P連と合同で行われたキャリア教育研修など多くの方に参加していただきました。これらの研修で得られた事

を各PTAで活用していただければうれしく思います。

 私自身今年度はじめて県P連の会長をさせていただきました。不慣れでご迷惑をおかけしたこともあるとは思いま

すが皆様の協力の下1年を終えることが出来ます。ありがとうございました。また、県会長以外にも中国ブロック協議

会会長、日本PTA協議会理事、日Pの厚生委員会副委員長となかなか経験できないことを数多くさせていただきまし

た。本当にありがとうございました。

 今後もPTA活動にご理解ご協力をお願い申し上げます編集/発行 島根県PTA連合会 事務局/松江市黒田町538 TEL0852-27-5803 FAX0852-26-7710E-mail:[email protected] http://www.shimane-pta.jp          検索島根県PTA連合会

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No.362016.3

県Pでの活動を振り返って県Pでの活動を振り返って島根県PTA連合会

会 長 佐々木 功